ラベル ナイツのちゃきちゃき大放送 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ナイツのちゃきちゃき大放送 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年10月14日土曜日

10月14日土曜日/井伏鱒二展

◇ ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観て、そのあとはラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」のコーナーはやくみつるの担当。外山さんの中継は、今日は鉄道の日なんだそうで、横浜東口の「原鉄道模型博物館」からレポートする。それにしても、ナイツのふたりの知識のなさは本当にひどいもんだな。

◇ 石川町

 朝から鼻水が止まらず、また風邪薬を飲んでおく。秋になってからずっとだめだ。午前中から外出し、根岸線に乗り、石川町まで。北口のまいばすけっとに寄り、パンをふたつ買って、歩きながら食べた。元町の川沿いを歩き、元町・中華街駅からエスカレーターに乗り、アメリカ山公園に出る。公園に出ると、結婚式の集合写真を撮影していた。天気がよく、ひとが多い。





 港の見える丘公園を抜け、神奈川近代文学館の「井伏鱒二展」を観に行く。一般、700円。14時からの講演を予約していて、その前に展示を観てしまおうと、12時半頃に到着した。まず、ロビーのスライドを観て、これが10分ほどあったのだが、ゆうゆう時間があると思っていたのに、展示をのんびりと眺めていたら、たちまち時間がなくなった。眠気もひどく、朦朧として、時間の感覚もわからなくなっていた。あらかじめ時間がないとわかっていれば、全体をざっとまわってから、ポイントをしぼってまわりなおしたのだが、なまじ時間があると思っていただけに、あたまからじっくりと観ていたら、後半の展示室はろくに眺めることができず、そうこうしているうちに講演が始まる15分前になってしまったから出るしかない。失敗した。

 講演は上階のホールで行われる。展示とは別に、千円の料金がいる。講師は絲山秋子。絲山秋子の熱心な読者というわけではないのだが、何作かは読んだことがあり、それもずいぶん前なのだが好きな作家だとは思っている作家だ。顔は写真ではもちろん知っているが、実物を観るのは初めてどころか、映像でもない気がする。声を聴くのもおそらく初めてではないだろうか。講演は「リズムと余韻 ―私が井伏を推す理由」と題し、手帳にメモをとりながら聴いた。絲山秋子は井伏鱒二の作品を「山菜みたいな感じ」と表す。すなわち、魅力を言語化しづらく、苦み、香りを味わうものだと。自分自身だと思える人物がいない、すっきりしないというようなことも話していた。手帳のメモには「文体そのもの=うつわ」と書いてある。絲山秋子は文体について多く話していたはずだ。五七調はエイトビートだといって、メトロノームを取り出し、小説と詩のBPMの違いを朗読で実演してみせた。手帳にはびっしりとメモが残されているのだが、しかし、講演の最中も眠気がずっと続いていて、今日はまったくだめだ。渡り廊下に井伏鱒二の肉声が聴ける展示があったというのだが、それにも気がつかずに通りすぎてしまっていたようだ。最後に質疑応答の時間があり、講演は 90分ほどで終わる。





 中華街まで歩き、遅めの昼食にする。店をなかなか決められずにぐるぐる歩きまわってしまったが、長城飯店という店に入り、ランチメニューの回鍋肉定食を食べた。660円。さらに横浜スタジアムの先まで歩き、開港記念会館の向かいのベローチェに入る。スマホの充電をし、ラジオを聴きながら少し眠る。読書はできなかった。そのあとは横浜駅まで歩き、疲れてしまい、帰りの電車内でもやっぱり読書はできない。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「ニュース7」を観ると、ガザ地区のニュースが気になるが、わからないことが多い。これは勉強しなければだめだな。そのあとにはウクライナ情勢のニュースが続く。明日は朝早くから用があり、タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴きながら、22時頃には眠ってしまったが、深夜に目が覚めた。しょうがないから、ラジオを聴いたり、テレビを観て、朝まで過ごした。

2022年11月19日土曜日

11月19日土曜日/目がまわる

◇ テレビ・ラジオ・読書

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は7年ぶりの手帳特集。石井亮次、大島由香里が出演。「太田上田」は、モグライダーがゲストの後編。ウエストランド井口も加わる。「ネタパレ」はものまね特集。モリタク&河口こうへい、ガリベンズ矢野、今井らいぱち、レッツゴーよしまさ、小出真保&むらせ&高田千尋、ハリウッドザコシショウが出演。ニュースターパレードのコーナーもものまね特集で、シロクマズ、ソマオ・ミートボールが出演した。「A-Studio+」はニューヨークがゲスト。

 午前中にブログの更新をしようとしていたが、書きあげられず、シャワーを浴びるが、鼻のかみすぎのせいか三半規管がおかしくなったようで、風呂場で気持ち悪くなってしまった。目がまわるので、風呂場を出るなり、水を飲み、部屋に戻って横になった。

 耳の調子がおかしいままだが、起きあがり、朝食をとりながら、また録画していたテレビ番組を観る。今朝の「ワルイコあつまれ」は「ワルイコテレビショッピング」から始まった。ジャパネットたかた風の香取慎吾と、アシスタントの関根麻里が、ビッグフットの足型を販売し、並木伸一郎が解説をした。草彅剛が刑事を演じる「好きの取調室」には、味覚を研究する宮下芳明という明治大学教授が出演した。稲垣吾郎は「げいのうかいむかしばなし」のコーナーに登場。石原軍団の「昔話」を朗読した。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を追いかけて聴くと、土屋さんがドラマの撮影で会った高嶋政伸が伯山のファンなんだそうで、先日の「ナカハチ・オン・タイム」で伯山に会ったときにそれを伝えたら、昨夜の「問わず語りの神田伯山」で、高嶋政宏と間違えてしゃべっていたようだ。続く、ニュースのコーナーの「常連さん」は能町みね子。そのあとは、「田村淳のNewsCLUB」を追っかけ再生する。こちらのニュース解説には小川淳也が登場。

 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、ひと休みしていたら少し眠ってしまった。15時過ぎ、発送品を投函するついでに、買いものに行ってくる。

 1時間弱で帰宅し、ブログを仕上げてから、またテレビを観た。「拾われた男」というドラマ、もともとはNHKのBSで放送されていたものだが、先月から地上波でも放送が始まった。録りためていたこれを、ようやく観始める。松尾諭のエッセイのドラマ化、という点には別に惹かれはしないのだが、とても評判のいいドラマで、ギャラクシー賞も受賞している。脚本は足立紳、演出は井上剛。しかし、松尾諭という俳優にそこまで強い関心はなく、なんでこのひとの半生をたどらなければならないんだとすら思うのだが、ウィキペディアにあたると、1975年生まれ、同い年なのである。観始めてみると、同世代感は端々にあり、まずはそれを頼りに観ていくしかない。第2話で、要潤がぴあの映画事典をもっていたのにはちょっと嬉しくなった。その時代、自分も同じものを所有していたからで、ネットのない時代に、映画について調べようとすると、やっぱり、ぴあの映画事典だったのか。映画好きの仲間はいなかったから、他人がどうしていたかはわからない。

 夜は部屋で読書。小林秀雄対話集「直観を磨くもの」を読み終えた。2014年刊、新潮文庫。これは文庫オリジナルなのだろうか。ブックオフで、気がつかずに買ってしまったが、書き込みがたくさんあり、がっくりしてしまった。対談相手は、三木清、横光利一、湯川秀樹、三好達治、折口信夫、福田恆存、梅原龍三郎、大岡昇平、永井龍男、五味康祐、今日出海、河上徹太郎。一応、年代順に並んではいるのだが、いちばん古い三木清との対談は昭和16年、いちばん後年の河上徹太郎との対談は昭和54年という開きがある。しかも、発表媒体、ページ数もばらばら。かなりわからない内容もありながら、かまわずに読んでしまったが、こんなばらばらな対談をまとめて読んで理解するというのは、じつはけっこう上級者向けの本ではないだろうか。

 夜もめまいが続き、腹も痛くなる。調子が悪いときは、横になり、ラジオを聴くしかない。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、深夜0時前には眠った。

2022年7月23日土曜日

7月23日土曜日/知らないうちにアマゾンに金を盗られ続けるほど馬鹿な損害はない

◇ ラジオ・テレビ

 今日はなにも予定なし。午前中にまず、ブログの更新をひとつ。9時からはラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴き始めると、冒頭、いつもどおりに漫才からスタートした。コロナで休んでいた土屋さん、もう復帰なんだ。今日は生放送ではなく、昨日金曜に収録したものだった。「常連さん」は談笑師匠が昨年10月以来の出演。ティモンディ高岸が独立リーグ入団の話題から、志ら門さんの話をする。トミー・ジョン手術を受けているというのはやはり驚かせるエピソードだ。しかし、やっぱり、この番組では統一教会のニュースは扱わないか。11時台は、ふかわりょうがゲスト。

 録画していたテレビ番組も片っぱしから観ていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「TCTコレクション」という企画。トライアングル(T)、カスタネット(C)、タンバリン(T)の奏者が出演し、これら小物楽器の特集をする。シソンヌ長谷川が進行役を務め、ほか、ギタリストの Rei というひとが出演した。「ネタパレ」を観ると、メトロンズが出演し、「テアトロコント」で観た、あたまがよくなる水のコントをやっていた。ゆりやんのマグロ解体ショーのコントにも笑う。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーにさかなクンが登場した。子どもたちの質問に対するさかなクンの答えがいちいち明解で、見事だった。丁寧、詳細、具体的で、とても勉強になる。子どもに合わせた子ども相手の答えではまったくないのだ。素晴らしい先生だなと思い、ちょっと感動してしまった。

 そのほか、「キョコロヒー」、「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・二階堂ふみ)、「アンタウォッチマン」(ランジャタイ特集、ザ・マミィ特集)を、それぞれ2週分ずつまとめて観た。仕事でもないのに、ここまで熱心にテレビをチェックしている中年男がほかにどれだけいるだろうか。

◇ マネー

 しばらく使っていなかった楽天銀行の口座に、数ヶ月前に、決済のために入金する必要があったのだが、その残額がまだあるはずだから、ついでに別の支払いのために使おうとしたら、なぜか残額が足りなくなっていた。変だなと思い、銀行口座を確認しようとすると、パスワードを忘れてしまっていて、ログインができなかった。それで、パスワードを再設定するためのハガキを送ってもらっていたのだが、もともと使っていない口座だから、緊急の用もなく、それからまたしばらく放ったらかしにしていた。その数ヶ月前に送ってもらったハガキを今になって確認したのだが、なかなかめんどうな手順を経て、パスワードをようやく再設定し、ログインしてみると、入出金の確認をして驚いた。なんと、アマゾンミュージックから3ヶ月連続で引き落としの履歴がある。アマゾンミュージックなんかまったく利用していないのに、いったいどういう登録状況になっていたらこんなことになるのか。たしかに、過去に利用したことはあるが、登録は解除されていると思っていた。とにかく、利用していないのになぜか登録されているということだから、まず、アマゾンミュージックを確認し、登録を解除する。それから、それだけでは不安だから、使わないクレジットカードの情報も削除した。この削除の方法もたいへんわかりにくく、検索して、そのやりかたをガイドしてくれているサイトを参照しないことには自分ではたどりつけなかった。なんという不親切さだろうか。それにしても、それまでその口座には残額がなかったのに、残額が足りた途端に引き落としが生きるってどういうことなのか。調べている過程で新たにわかったが、支払い情報に問題がある場合は、自動的にほかの支払い情報に切り換わると書いてある。ということは、登録しているクレジットカードは複数あったから、毎月毎月、どれかしらからずっと引き落とされ続けていたというわけか。なんだかもう、知らないうちに引き落とされているものがまだまだあるのではと恐怖に震える。やつらは正式な手続きを経て、ひとの金をどんどん踏んだくっていくのだから、詐欺に遭うほうがまだあきらめがつくじゃないか。まったくろくでもない。しかし、ハガキは4月に届いていたから、ちゃんと確認していれば4月には対処できていたはずなのに、その後、無駄に3ヶ月分の料金を盗られてしまった。こんな馬鹿な損害があるだろうか。

◇ ラジオ・配信ドラマ

 夜はラジオ。ラジオはただだから大好き。FMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴こうと、その前のイクラさんの番組の終わりごろからつけると、イクラさんが横浜銀蝿の嵐さんの話をしていた。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の配信が始まった。観なおしたくなり、深夜に、さっそく第1話を観てしまう。放送時に、VHSで全話録画保存もしてあるのだが、その後、シネマジャック&ベティを中心に開催された映画祭があり、そのときに、映画版も含め、ドラマ版全話一挙上映を観ている。ツイッターを検索してみると、2013年のことだった。あの映画祭を経験したことで、このドラマへの思い入れはよりいっそう強くなった。放送は 2002年だから、ちょうど20年前にあたる。つまり、うまい具合に、およそ10年間隔で観なおすということになるのか。第1話は緒方明監督。菅野美穂、富田靖子、香川照之らがゲスト出演している。四十代の樋口可南子がきれいだと改めて思った。このときの樋口可南子の年齢を今は追い越してしまった。映画祭上映時には、EGO-WRAPPIN' の主題歌、YOUの次回予告はカットされていたが、この配信にはあるのが嬉しい。アマゾンミュージックなんかとは違い、動画配信のほうはたくさん利用するから、これはじつに安いものだ。余計に金を払ったのだから、有料の動画もなにか観せてもらいたいくらいだ。

 深夜、注文の品がまた見つからず、絶対にあるはずの本なのに見つからない。のんびりドラマなんか観ている場合じゃなかった。こんな馬鹿なことで時間を食ってしまい、本当にいやになる。わが生活には馬鹿なことしか起きない。

2022年3月19日土曜日

3月19日土曜日/東京・睡眠不足


◇ 東京

 夜に眠れず、早朝からようやく3時間ぐらい眠る。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴き、午前中から外出。横浜駅で乗り換える際に正午を過ぎ、そういえば、チケットを買わねばならないことを思い出し、スマホから購入する。あっさりと獲れてしまい、売り切れを心配していたが、その必要はまったくなかったか。東京駅まで出て、午後、遅めの昼食を。八重洲地下街のアルプスで、タイムサービスのチキンカレーを食べた。300円。トッピングに、80円のから揚げもつけてもらう。睡眠不足がひどく、ココカラファインに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。東海道線で横浜に戻ってくるが、混んでいて座れなかった。

 横浜東口のドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーを注文するだけのやりとりでも、のどが弱っているようで、声がすっと出ない。読書はできず、音楽を聴きながら、しばらく眠る。ドトールを出ると、雨が降っていた。タイミングが悪い。駆け足で横浜駅に飛び込み、クリエイトで買いものをしてから、夜に帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「朝まで生テレビ」を録画しておいたが、冒頭だけ観て、顔ぶれに興味がもてず、これは消去する。続けて、これも昨夜に放送された「タモリステーション」を、とりあえず、半分まで観た。1月に放送された第1回の放送は、録画したままでまだ観ていないのだが、この番組はほぼ「報道ステーション」なのではないだろうか。番組はウクライナ侵攻を扱い、ポーランドからの生中継で始まる。タモリは真ん中に座っているだけで、ほぼしゃべらない。

 タイムフリーで、今日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングでは、水曜の地震のこと、それから、東北の状況をたっぷりとしゃべっていた。今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の続きも聴くが、聴きながら眠ってしまう。2時間ぐらい眠り、深夜に目覚め、「田村淳のNewsCLUB」を聴きながら眠りなおした。今日は疲れがひどくてだめ。

2022年2月19日土曜日

2月19日土曜日/泉岳寺にて




◇ 泉岳寺

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、「木梨の会」にしずるが出演していた。この番組は聴いたり聴かなかったりで、どういう流れでそうなったのか、しずる村上の姉がとんねるずのファンだそうで、姉と一緒にしずるも生出演ということになったようだ。とんねるずとは今まで共演はなく、村上もかなりのとんねるずファンだったようだが、吉本だからあまり語られることはなかったのかもしれない。そういえば、しずるにはダウンタウンの影響があまり見えない。

 今日は朝から都内に。京浜急行に乗り、泉岳寺まで出て、コンビニでコロッケパンを買い、歩きながら食べた。今月は珍しいところを訪問する機会がやけに多く、今日も身分証の提示が必要な場所だ。そのあとは大手町に移動するが、屋外にいると寒くてしかたがなく、午後には、雨がぱらつき始める。不要なビニール傘をもらうことができたので助かった。昼食は遅くなり、八重洲地下街のアルプスで、タイムサービスのチキンカレーを食べた。300円に加え、トッピングで、80円のから揚げも乗せてもらった。それから、地上に出て、ベローチェに入り、ブレンドと、あんぱんを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。


◇ 読書・雑誌・ラジオ

 東京駅から東海道線に乗り、電車内で、東浩紀「ゲンロン戦記」を読み終えた。2020年刊、中公新書ラクレ。東浩紀がゲンロンという会社を経営してきた10年を語った本で、聞き手・構成を石戸諭が務めている。東浩紀というひとは、ツイッターでのふるまいから、好きでなかった時期もあったが、この本を読んでみたら、共感する部分がとても多かった。「観光」というテーマには、特に、はっとさせられた。ここ数年、観光客(観客)の視点に立つということは自分にとってもテーマだと考えていたからだが、それを肯定してもらえたような気にはなるものの、しかし、自分が考え始めるよりも、とっくの前に東浩紀は語っていたのかと思うと愕然とさせられもする。「ゲンロンカフェ」に関する葛藤は、「ひとつき十冊」について考えていたこととも重なった。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、土屋さんが復帰し、オープニングの漫才もひさしぶりに復活した。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「DVD&動画配信でーた」を読んで、配信映画、配信ドラマをチェックするのがお決まりになってきた。今、いちばん楽しみにしている月刊誌かもしれない。ブログの更新をして、それから、聴きそびれていた先週土曜放送の「ランジャタイのオールナイトニッポン0」も聴いた。タイムフリー切れぎりぎりに聴くのはまずいと思いながらも、やっぱり、聴きながら眠ってしまった。

2022年2月12日土曜日

2月12日土曜日/すでに読んでいる

◇ 生活

 早朝に目覚め、ブログの更新しようとするが、書きあげるまでの気力が足りない。ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおし、それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、「収録弁当脇役おかずドラフト」という企画。宮下草薙はこの番組にやけによく出ている。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、土屋さんはお休みだが、塙さんと出水アナの漫才で始まった。「常連さん」はやくみつる。

 昼間にまた少し眠り、目覚めて、読書をする。三宅恵介「ひょうきんディレクター、三宅デタガリ恵介です」を読んでいたのだが、読み終えて、読書メーターに登録しようとすると、なんと、すでに登録されていた。2017年8月、4年半前。Gメールを検索してみると、「ひとつき十冊」のリストを送っているのが発見され、間違いなく読んでいる。たしかに、あんまり新たに知ることはないなと思いながら読んでいたが、まさかすでに読んでいたとは。いったい、なにやってるんだ。読み終わるまで、すでに読んでいたことに気がつかなかった本はこれが2冊目で、手塚治虫とトキワ荘に関するある本を読んだときにも、やはり、同じように、読書メーターにすでに登録されていてびっくりしたのだ。関心をもって、同じようなテーマの本をいくつか読んだり、本以外にもテレビやラジオからでも情報を得るようなことがあると、いつどこから知った情報なのか、見事に記憶から消えてしまう。重要な本を再読することは必要だが、読んだことを忘れてしまうような本の再読にはどの程度の意味があるのだろうか。

 録画残量がすぐにいっぱいになってしまい、観そびれていた番組をチェックして、どうでもいいものはばんばん消去していく。これもどの程度の意味があるのかわからない。「鎌倉殿の13人」も、第5話を録画しそこね、再放送で録画しなおしておいたが、どうも観る気がしない。これから先、一年間もこのドラマに費やす時間はない。昨年11月に放送された「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」という番組をようやく観たが、第1回の放送を録りそこねてしまい、第2回は録画したものの、観る気が萎えていた。企業に取材したドキュメンタリー番組で、伯山は語り手だけでなく、レポーターも務めている。しかし、なにが黒歴史なのかはよくわからなかった。ウルトラ怪獣の人形劇で見せる演出も、面白そうにやってはいるが、なんだこりゃという気にさせられる。そんなことをしているうちに、あっという間に夜になり、「お笑い向上委員会」を観た。気がつかずに録画していたが、今日はなぜか、10分拡大スペシャルだった。芸人パトローラー、コロチキ西野がやたら面白かった。

 ツイッターを見ていたら、「井上鐵二」というアイコンのないアカウントを見つけ、落語についてのツイートが多いが、その内容やアカウント名から察するに、このアカウントの正体はどうやら石井徹也氏のようだ。フォローしているアカウントを見ると、そのなかには石井徹也氏の旧アカウントがあり、ほかには、生志師匠のオフィスぷくぷくと、吉原のソープ嬢やAV女優をフォローしている。ツイートをさかのぼってみると、超セクハラのリプライを送りまくっていて、石井徹也氏ってこういう人間なのかとたいへん勉強になった。



 ブログをようやくひとつ更新し、しかし、2ヶ月近く経ってから思い出すようにして書いているのでは、日記の意味を成しているのだろうか。Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜1時過ぎに眠る。

2022年1月15日土曜日

1月15日土曜日/受験の季節



◇ 赤坂見附

 今日も朝から外出。外は寒い。電車を待ちながらラジオを聴き始めていたら、電車がきたのに気がつかず、慌てて乗り込んだ。東横線、渋谷から半蔵門線に乗り換え、永田町に用があり、すぐに終わり、とりあえず、赤坂見附でのんびりする。ランチの時間にはまだ早く、マクドナルドに入り、ひと休み。コーヒーが全サイズ100円だというので、ホットコーヒーのMと、昼食前だから迷ったが、カスタードパイも食べてしまう。ツイッターからニュースを見ると、試験会場で受験生が刺されるという事件があったようだ。読書をするつもりだったが、眠くなり、音楽を聴きながら少し眠る。ほどよい時間で昼食に行くつもりでいたが、カスタードパイを食べたのがやっぱり効いたか、ちっとも腹が減らず、読書を続けて、3時間も長居した。昼になると、さすがに店内は混雑し、騒がしくなった。

 13時前に、中国茶房8に。腹が減らないが、ランチタイムにせっかく赤坂見附にいるのだから、この店に入りたいのだ。ランチメニューBセットの、豚肉白菜漬と春雨の炒めを食べる。580円。満腹。食い過ぎで苦しくなる心配もしたが、とりあえずは大丈夫。



 赤坂見附から、銀座線で渋谷に移動し、まず、古書サンエーに寄るが、なにも買わない。道玄坂を横切り、まんだらけにも寄り、階段の百均の棚を覗くと、「週刊プレイボーイ」のバックナンバーが4段を埋め尽くしていた。これだけ大量にあると、かえってチェックをしたくもなくなるもので、ほかの棚から「SPA!」の新創刊号を見つけ、これだけ買っていく。スマホの充電をしておきたく、新南口のベローチェに入る。読書の続きをするが、しかし、眠くて進まない。試験会場の事件が気になるが、続報によると、東大の門の前で起きた事件だったようだ。試験会場の外での事件ならば、70代の男性が切られたというのもわかる。そして、第一報では加害者も受験生なのかと思ったが、受験生ではなく、高校2年生のようだ。

 コーヒーを飲み過ぎたか、腹の具合が悪くなった。渋谷から東横線に乗り、横浜に戻ってくる。ビブレのブックオフにも寄り、4冊買っていく。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4561人に。沖縄は 1829人、広島は1212人、愛知は 1480人、大阪は 3692人、兵庫は 1191人、京都は 725人、北海道は 695人、千葉は 945人、埼玉は 1173人、神奈川は 1538人という具合に、いちいちメモっていてはきりがないが、最多を更新しているところも多く、感染は各地に及んでいる。

◇ 読書

 帰りの電車内でも読書を続け、小林信彦「東京少年」を読み終えた。2008年刊、新潮文庫。親本は2005年刊。小林信彦の自伝的三部作の、これが一作目にあたる。いずれ読もうと思って手元にそろえてあったが、やっぱり、「週刊文春」の連載が終わったせいで小林信彦ロスなのか、なかなかとりかかれずにいた本が、なぜかすいすいと読めてしまった。具体的な内容を確認せずに読み始めたが、疎開体験を描いた自伝的小説であり、小説といっても、かなりエッセイ的に書かれている。文庫の解説を坪内祐三が書いているが、小林信彦には「冬の神話」という疎開体験を描いた小説があり、今作はその40年後に書かれた、つまり、セルフリメイクともいえるもので、普通の小説のかたちをとらずに別のことを描こうとしている。疎開小説の傑作として、柏原兵三「長い道」が並べられているが、この「東京少年」の第一部で描かれていた疎開先での子どもたちの人間関係は、まさに、「長い道」を原作とした、藤子不二雄A「少年時代」で読んだ世界とも共通していた。ウィキペディアにあたると、藤子不二雄Aは小林信彦の2歳下にあたる。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」と、それから、「ネタパレ」を観た。オジンオズボーン篠宮の「大林ひょと子」のキレのよさに笑う。「週刊フジテレビ批評」では番組審議会があり、岡室美奈子のドラマ評が面白い。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、「常連さん」のコーナーの前に、受験生刺傷事件のニュースが飛び込んでくる。早めに眠るが、深夜に目覚め、Netflix で「全裸監督」第4話を観た。

2021年9月25日土曜日

9月25日土曜日/北野武「浅草迄」

◇ 貧乏暇なし

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、おなじみの鉄道企画で、ニッチな趣味を紹介する。古今亭駒治が「前鉄」として出演していた。駒治の鉄道落語は知っていたが、この趣味は知らなかった。「〇〇前」という名前の駅が、実際には、それのどのくらい前にあるのか、改札からの距離を測ってみるというもので、これは面白かった。

 朝から都内に。ワテラスの近くに用があり、新御茶ノ水駅を利用したが、改札を出ると、すぐにソラシティにつながっている。ソラシティでは、何年か前に「東京野球ブックフェア」が開催されたことがあり、そのときは御茶ノ水駅を利用したのだが、この改札を使えば荷物の運搬が楽だったのかと今さら気がついた。ソラシティとワテラスは、連絡通路でつながっている。



 今日はあっちこっちに移動する日で、昼食は田町のほうになり、適当に歩いて見つけた鉄火という店に入った。ランチメニューのレバーレア焼きビビンバ丼。サラダ、味噌汁、ウーロン茶がつき、780円。夕方頃、横浜駅まで戻り、後ろ寄りの車両にたまたま乗っていたため、北口から出ることにして、そのまま、ベイクォーターに向かった。読書をしていきたく、マクドナルドに入る。月見パイを食べたかったが、もう終わってしまっていた。残念。アイスコーヒーのみで、2時間ほど。

◇ 読書

 北野武「浅草迄」を読んだ。2020年刊、河出書房新社。小説が2本収録され、最後に書き下ろしの随想がつく。「足立区島根町」と「浅草迄」は、どちらも「文藝」に掲載されたもので、どちらも「文藝」掲載時に読んだと勘違いしていたが、表題作のほうは読んでいなかった。なるほど、「浅草迄」のタイトルのとおり、たけしが浅草に向かう以前の時代がこの小説では綴られている。足立区、浅草については、かたちを変えて、何度も何度もくり返し語られているが、そのあいだの時代がじつはいちばんの謎だ。ここで描かれている高校時代も興味深いが、そのあとの大学時代、さらには、大学に行かなくなり、新宿の文化に浸っていく時代のたけしにはとても関心がある。60年代の新宿の文化に浸り、それから、そこを抜け出し、浅草に向かってしまったという経緯に、ビートたけしの最大の特異性があると感じているからだ。改めてそういうわけかと納得したのは、明治大学の生田校舎に通っていたから、手前の新宿に入り浸るようになったという地理的な問題だ。「あのひと」に収録されている短編小説にも、その時代を描いたものがあるが、ここにはまた新事実(小説とはいえ、たぶん事実)が書かれている。ジャズ喫茶で知り合った友だちに、黒テントや花園神社に連れて行ってもらったという話が出てきて、たけしがその時代の演劇を観ていたことは、少なくとも自分は驚いたが、今まであまり語られていないことなのではないだろうか。そしてまた、すぱっとした結末の後味にも驚かされ、だから「浅草迄」なのかと、ちょっと興奮するくらいのたまらない小説だった。

 夜になると涼しくなった。夜に帰宅し、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」 を聴いた。「常連さん」は田中康夫。市長選のあと、初めての出演だ。ラジオを聴きながら、23時過ぎには眠っていた。

2021年8月7日土曜日

8月7日土曜日/話したことがある

◇ ラジオ

 早朝に目覚めると、外はどしゃぶり。「木梨の会」を途中からつけた。ラジオを聴きながらオンライン将棋を指し、楽天マガジンで雑誌のチェックをするのがだいたい日課になっていて、ブログの更新もするし、どういうわけかやたらと日課が多い。それから、梱包をして、どしゃぶりのなか、近所の郵便ポストまで行ってきた。9時からはまたラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。土屋さんの「消しサカ」の YouTube に、ついに編集のひとを雇うことになったそうで、ナカバさんというのはもしかしてと聴きながら思っていたが、どうやら、道楽亭のねづっちさんの会の打ち上げでお話ししたことのあるナカバさんだ。白髪頭だけれども若いひとで、「仮装大賞」のマニアというので、間違いないと思った。たしか、名刺もいただいたんじゃなかったっけ。チャップリンのマニアでもあり、スマホにチャップリンの動画がたくさん入っているという、外見はにこにこした普通のおじさんのようだったが(若いのだけど)、かなり突き抜けたひとだった。今週の「常連さん」はえのきどいちろう。河村たかしが金メダルをかじった件について、河村はそのほかにも、その場で女性蔑視的な質問もしていて、そのほうが問題だとの指摘。謝罪はしたが、トヨタにひれ伏したというかたちでは、問題の解決にはならないという話をしていた。

 昼は録画していたテレビなどを観て、寝っ転がって読書をしていたら、そのまま昼寝をしてしまい、汗だくになって目覚めた。日が暮れてから駅前まで買いものに行くが、家にいる時間が多い日はいろいろ片づくかと思いきや、かえってだらしがない。そして、あっという間に夜になる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4566人に。神奈川県は 1893人。埼玉は 1449人。千葉は 1075人。大阪は 1123人。

 Spotify で、柴田聡子の「GT」が配信されていた。少し前に「HONMOKU RED HOT STREET」で聴いて、アナログのみかと思っていたので、これは嬉しい。23時からは、その「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴く。クレイジーケンバンドの今度のカバーアルバムには「サマーヌード」も入れようとしていたが、うまくいかなくてやめたそうだ。CKBの「サマーヌード」、たまらなく聴きたいじゃないか。

◇ 読書・映画

 深夜にまた読書をして、津村記久子「この世にたやすい仕事はない」を読み終えた。2019年刊、新潮文庫。親本は2015年刊。古本で買ったものなので帯がついていないが、書店で見かけた帯に、誰のコメントか忘れてしまったが、「ガリバー旅行記」になぞらえたことが書いてあり、そこに興味をもったのだが、想像していたものとはちょっと違った。旅行記のように、この主人公にはそこまで旅行者の視点はあるだろうか。読書メーターを見ると、この小説は人気のようで、驚くほど読まれている。仕事というテーマは大きな関心事なのだ。

 夜が明ける前に、アマゾンプライムで映画を1本。大林宣彦監督の「HOUSE」を、見放題がもうすぐ終わってしまうので、ついに観た。1977年公開。大林監督初の商業映画で、この映画の革新性は知識としては知っていた。この映画がテレビで紹介されるときなど、家に人間が食われる場面なんかがよく使われ、ジャパニーズホラーの元祖のような印象が大きかったが、それよりも、18歳の池上季実子が脱いでいたりとか、そっちのほうのインパクトが公開当時は強烈だったんじゃないだろうか。改めてそんなことを思うのも阿呆らしいが、そこはテレビでの紹介には使われないから、観てみないとわからなかった。

2021年6月12日土曜日

6月12日土曜日/「キングオブコントの会」

◇ ラジオ・テレビ

 昨夜から眠れず、朝から2時間ほど眠り、9時からラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。出水アナがいじられていて、わからずに検索したが、カトパンの結婚相手が出水アナの元彼だったとは、カトパンの結婚にまったく興味がなく、ぜんぜん知らなかった。「常連さん」は、やくみつる。11時台ゲストには、鈴木保奈美が登場した。13時からは、「田村淳のNewsCLUB」を途中まで聴いた。

 今日は外出せず、ラジオとテレビばかり。録画していた「週刊フジテレビ批評」を観ると、遠藤龍之介社長が今月末から副会長になるというので驚いた。もう変わってしまうのか。新社長は金光修という人物。番組審議会では、「新しいカギ」が俎上に載せられていた。

 夜には「キングオブコントの会」があり、録画して、深夜に観た。昼間に放送されていた「直前スペシャル」がまず90分、それから本編が3時間。注目の番組だったが、いくらなんでもこれは長い。なんでやたらとメイキングを見せるのだろう。裏話もいいけど、ぱっぱと放送してくれればいいのにと思いながら、かなり退屈する部分もあったが、最後の松本作の「管理人」はばつぐんに面白く、さすが、松本人志の面目躍如だと思った。「キングオブコント」の今までの成果を、コント番組というかたちに実らせたこと自体は歓迎すべき展開だが、しかし、結局は、「キングオブコント」は松本人志のものであるということを露わにさせたような番組でもあった。松本のコントだけが異質であり、松本の影がなければ、ほかのコントもそれぞれ別の色になったのではとも思えた。本人の意向はどうなのかがわからないが、これだけの顔ぶれをそろえておきながら、なぜ、松本をいつまでも頂点に置き続けているのか。たとえば、「ボキャブラ天国」ではタモリはフェイドアウトしたのだ。最後の「管理人」のコントを観るまでは、否定的なことがかなり浮かぶ番組ではあった。松本のコントは民放では20年ぶりだそうで、「ごっつ」の特番以来という勘定だと思うが、NHKのコントからしても10年は経っている。10代の視聴者にとっては、初めて触れる松本のコントだろう。自分が10代のころには、コント55号が当時の若手だったウンナンとコントをする番組を観たことがあるが、それと同じようなものかというとおそらくそんなことはなく、コント55号とウンナンほどの断絶は、ダウンタウンと今の若手たちのあいだにはない。笑いの質は共有されているが、だからこそ、ぶつかり合うという効果もなく、松本らしいコントであるかぎりは「ごっつ」の座組を超えることはないだろうと思いながら観ていたが、小峠とがっぷり四つのようなかたちであれば、漫才師の間合いが遺憾なく発揮される。松本は作家と演者を兼ねたかたちだが、作家と演者はなにも分離してはいない。しゃべり、動くことで考えているのであり、それを小峠にも求める。このコントは終盤にトーンが変わるが、その終盤にしても、どうも同様な気がする。TBSは、かつてならばこういうコント番組は得意ではなかったはずだが、今はどの局も技術面では優秀になっているのか、ノウハウは見事に伝播されているが、放送局ごとの特色も見つけにくい。エンドクレジットには、小松純也の名があった。深夜3時過ぎに眠る。

2021年5月8日土曜日

5月8日土曜日/芸能とは

◇ つきみ野

 早朝5時前、ウンコを洩らす夢で目が覚めた。実際は漏らしておらず、ほっとした。どういう心理状態でこういう夢を見るのか。睡眠時間は4時間程度。朝早く出かける用があり、寝坊する心配があると、緊張でよく眠れない。ラジオをつけ、もうしばらく寝転がっていた。くしゃみと鼻水がひどく、これも睡眠不足のせいか。今日は朝から、大和、中央林間と乗り換え、つきみ野まで。初めて会ったひとに古本屋の説明をする機会があり、芸能関係を扱っているというと、「ブンシュウとかですか?」と訊かれた。「文春」と言いたかったのかとはすぐには気がつけなかった。以前も、別のところで芸能関係の本を扱っているというと、「じゃあ、週刊誌とかを扱ってるんですね?」と言われたことがある。世間一般の「芸能」のイメージとはそんなもんだ。だから、しかたなく、映画とか音楽とか、古典芸能とかも含めてと、補足することになるが、それでもしかし、わからないひとにはわからない。そのひとの上司にも古本屋の話が伝わり、同じやりとりをすることになったが、その上司には「ヌードとか?」と訊かれた。


 昼食は彼らと一緒に、港北パーキングエリアでとることになり、豚そばを食べた。帰りは夜になるが、つきみ野のブックオフにも寄り、110円の本ばかり、5冊買う。昨日はコーナンに行きそこねてしまったが、コーナンが中央林間にもあることがわかり、今日の帰りに寄ってしまえば、わざわざ星川に行く手間が省ける。地図を見ると、中央林間駅からはやや遠く、つきみ野にやや寄っているため、むしろ好都合だ。つきみ野から歩くことにした。20時前に到着し、プチプチと封筒を買っていく。ここまでくると、むしろ、南林間が近くなるという半端な位置になり、さらに南林間まで歩き、南林間から電車に乗り、大和経由で帰ってきた。

 疲れてしまい、横になり、タイムフリーで今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」はやくみつる、11時台ゲストは宮下草薙。続けて、「田村淳のNewsCLUB」も聴く。ニュース解説は堀潤。録画していた昨夜の「タモリ倶楽部」は、偶然日常音楽祭というのをやっていて、これは面白かった。「Nキャス」も観る。戸塚でニシキヘビが逃げた事件が気になる。あるいは、厚木では公園の蛇口の盗難が相次いでいるという。またラジオに戻り、「HONMOKU RED HOT STREET」を放送直後にタイムフリーで聴いた。Spotify で、小泉今日子のポッドキャストも聴いた。ほかにもなにか面白いポッドキャストはないかと探し、ギターウルフセイジ、藤井青銅、幹てつやの番組を見つけるが、いずれもじっくり聴くには至らず。ピーター・バラカンが映画について語る番組を見つけ、「あの夜、マイアミで」についてしゃべっているのを聴きながら眠った。深夜2時頃だったか。

2021年4月3日土曜日

4月3日土曜日/眠りながら聴くラジオ

◇ ラジオ・テレビ

 土曜日の朝は「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。聴きながら、少しうとうとしていた。ゲストは小倉智昭。そのあと、リスナーと電話をつなぐコーナーには、あのしまねこ製菓が登場した。13時からは文化放送に切り換え、「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。今週のニュース解説は石戸諭。聴きながらオンライン将棋を指すが、凡ミス2連発でいやになって投了した。

 午後、外出し、マクドナルドで2時間ほど読書をして、夕方に帰ってきた。昨日観た「サイドカーに犬」の子役、松本花奈の監督作「脱脱脱脱17」がアマゾンプライムにあるのを見つけ、観始めてみたが、これは観る必要はないかと思い、30分ぐらいでやめた。しかし、17歳のときの監督作というのには驚く。録画していたテレビをいくつか。新番組「NHK MUSIC SPECIAL」の1回目、ゲストは矢沢永吉。「矢沢塾」として、若手ミュージシャンたちを相手に矢沢に語らせるが、まるで矢沢の独演会だ。しかし、並んでいる若手のメンツがどうも面白くなかった。この番組は毎回この形式でやっていくのだろうか。そのほか、「ダウンタウンなう」からリニューアルした「人志松本の酒のツマミになる話」は、ナイナイ矢部の出演に期待して録画しておいたが、面白い話はまるでなかった。昨夜の「A-Studio+」も観るが、こちらはムロツヨシがゲストで、シティボーイズ、柄本明からの教えが語られていた。

 Spotify で「Operation Sound Recovery」というポッドキャストが始まった。砂原良徳、國崎晋、竹中直純という3人による、音楽との向き合いかたについて話す番組ということだが、まりん以外のふたりは誰だか知らなかった。「サブスクは社会主義」というまりんの言葉は記憶に残る。聴きながら眠ってしまい、深夜2時過ぎに目覚め、ラジオをつけると、「東京ポッド許可局」がやっている。「エレ片」が短縮になり、「許可局」がここに引っ越してきた。しかし、聴きながらまた眠ってしまった。


2021年3月28日日曜日

3月28日日曜日/将棋を指す

◇ ラジオと将棋

 昨日聴けなかった「ナイツのちゃきちゃき大放送」と「田村淳のNewsCLUB」をタイムフリーで、早起きして、朝から聴いていた。「ちゃきちゃき」のほうはバービーがゲストで、ナイツへのダメ出しが面白かった。ラジオを聴きながら、オンライン将棋のサイトでコンピューターと対局をする。昨夜から、ふと思い立ったように将棋を始めた。将棋はいずれはやりたいとは思っていたのだが、ラジオを聴いている時間をうまく活用すればいいじゃないかと気がつき、そうとわかれば、ちょっと検索してみると、無料のオンライン将棋サイトが簡単に見つけられる。「ぴよ将棋」というサイトを試しに使ってみると、これといって不満がない。ラジオを聴いている時間は、ツイッターでもチェックしていればすぐにつぶれたのだが、それもしなくなったので、時間があまるようになった。午後もラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで途中まで聴いていた。

◇ 読書

 午後、ヤマトの営業所まで。だいぶ暖かくなってきて、ジャンパーの下はTシャツを着る。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、読書をしていく。綿矢りさ「夢を与える」を読み終えた。河出文庫。初出は2006年。芥川賞受賞後の一作目がこれなのだ。読むのをしばらく中断していた期間があったが、この物語は一気に読むには体力がいる。今まで読んだ綿矢りさ作品のなかでもいちばんの迫力があった。思いもよらぬバッドエンディング。この長さの物語である必要がある。


◇ 映画

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を1本。三浦大輔監督の「何者」を観た。「文藝春秋」に載っていた遠野遥と朝井リョウの対談を読んだのをきっかけに観てみようという気になったが、そういえば、「花束みたいな恋をした」と同じ、菅田将暉と有村架純のカップルが出てくるのだ。三浦大輔の監督作では「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と「愛の渦」を観ているが、この作品がひときわ底意地が悪い。そもそも、こういう底意地の悪い作家だったということを思い出した。演劇のシーンはさすがに面白かった。

 深夜に録画していたテレビを観る。夜に、2番組を同時録画していた都合で、その時間は再生ができなかった。録画残量がぎりぎりのときは残量を作ることが優先事項で、そうなると、ひたすら時間の計算をしながらテレビを観ることになるから疲弊する。観たい番組をぜんぜん観ている気がしない。録画残量を確保できたあとは、タイムフリーで「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴きながら、また将棋を指していた。

2021年2月20日土曜日

2月20日土曜日/ラジオを聴いてばかり

◇ ラジオ

 朝、「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いていたら、ゲストがマヂカルラブリーだった。旬のお笑い芸人が登場すると、ニッポン放送のほうの番組かと錯覚しそうになる。これを聴くまで記憶になかったが、塙の著書「言い訳」のなかで、マヂカルラブリーのネタは漫才かという話をすでにしているのだ。吉本所属でありながら、むしろ、東京の地下ライブに通じている経歴は知らないものだった。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ゲストに、山本太郎、ひろゆきが順に登場した。今朝は、ニッポン放送にはダウンタウンが出演していて、これももちろん、タイムフリーで聴く。和田アキ子の番組のゲストだが、ダウンタウンがふたりそろってゲスト出演するというのがテレビも含めてとても珍しく、出演することが大きなニュースになっていた。30年以上続く番組だが、この番組をまともに聴くのは初めてだった。2時間の番組中、ダウンタウンは1時間半近くは出ていたんじゃないか。 

 聴きそびれていた金曜の「ビバリー昼ズ」もタイムフリーで聴いた。おいでやすこががゲストで出るので楽しみにしていた。こがけんは売れない時代に弁当の配送をしながらこの番組を聴いていたという。なのに、「高田さん」とよそよそしい呼びかたをしていた。高田先生は去年の「R-1」を観て、おいでやす小田の巻き舌のネタをじつはとても気に入っていたのだが、そのことにも触れてくれた。それを覚えていたので余計にこの共演が楽しみだったのだが、おいでやす本人もさすがにそのことを知っていた。知っていたのに、言われるまでは自分からは切り出さなかった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川のサイゼリヤで、シナモンプチフォッカを食べた。読書を1時間半ほど。くまざわ書店に寄り、西友で買いものしてから帰る。

2021年1月30日土曜日

1月30日土曜日/五十円

◇ ラジオ

 土曜はたいがい、朝9時から「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。9時台のニュースのコーナーには〈常連さん〉と呼ばれるコメンテーターが登場するのだが、それが今週はたかまつななだった。「クラブハウス」という文字をツイッターで目にしたことはあったが、たかまつななの解説でそれがなんなのかを初めて知った。10時台は、今週は月末なので毒蝮三太夫が登場する。しかし、未だにロケはできず、事務所からのリモート出演でトークというかたち。この番組に移籍してきてからは、まだ通常のかたちでは行われていないはずだ。13時まで、4時間ぜんぶ聴くということはまずなく、ほかのことをしながらところどころ聴いているか、途中でやめる。今日は外出する用があり、途中でやめた。

◇ クーポン券

 今日は昼から都内に。渋谷から両国のほうまで行くことになり、帰りには秋葉原に寄った。岡むら屋でハンバーグ肉めしを食べる。財布にあった百円引きのクーポン券を出したら、予想した金額と違う。あれっと思ったが、確信がもてずに店の外に出てしまった。レシートを見ると五十円しか引かれていない。店員の間違いだとしても、戻って文句を言うほどのことでもないかとは思うが、なにか化かされたような気分になった。なんだか、そんなことばかりこの日記に書いているような気がする。ベローチェでひと休みするが、疲れてしまい、読書はぜんぜんできなかった。ブックオフに寄ってから帰る。

 秋葉原にいるときに、ツイッターから西野亮廣の吉本退社を知る。夜、カジサックの動画を初めて観た。

2021年1月23日土曜日

1月23日土曜日/愛情

◇ 雨降り

 午前中に聴いていた「ナイツのちゃきちゃき大放送」は、ウエストランドがゲスト。河本が会社員を始めているというのは知らなかった。ラランドサーヤであるとか、あるいは、ハチミツ二郎のように、積極的に兼業するケースがいよいよ増えていくのか。マシンガンズ滝沢のケースもある。「アメトーーク!」ではバイトをやっている芸人の特集をやっていたが、これはまだ録画したまま観ていない。

 ひさしぶりの雨降り。夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川のドン・キホーテにあるダイソーで買いものして、ドトールで読書していく。帰りは風が強くなり、ビニール傘がひっくり返ってしまって大変だった。傘の骨の一本を指でつまんで内側に少し折り曲げながら歩いていれば、それだけでひっくり返らなくはなるが、指が雨に濡れてすっかり冷えきってしまった。こんな日にわざわざ歩くもんじゃない。

◇ ドラマ

 夜、昨日放送された「俺の家の話」第1話を観た。宮藤官九郎の新ドラマ。冒頭からテンポよく、ギャグも散りばめ、目を離させない。さすがの手際だ。番宣では、レスラーの出で立ちの長瀬智也ばかりが印象に残っていたが、プロレス界のドラマでもあり、能の世界のドラマでもある。しかし、基本となるのは家族のドラマか。そこに老人介護の問題も入ってくるし、詐欺の問題もある。複数のテーマのどこに比重は傾いていくのだろう。ロバート秋山や、本人役の長州力といったキャストにも笑わされるが、長瀬智也をボケ役にした、江口のりこのツッコミ台詞がいちいち面白い。クドカンだから小ネタもいろいろあるのだが、「Google」を「GoodLuck」にしていたところには日芸の先輩への愛情を感じた。

2021年1月8日金曜日

1月8日金曜日/豚めし

◇ 混んでいる店で

 今日も愛甲石田で仕事があり、帰りに海老名に寄る。あったかいラーメンが食べたくなり、らあめん花月にひさしぶりに入った。入り口にある券売機で、720円の嵐げんこつらあめんの食券を買い、店内のほうを向くとすごく混んでいる。混んでいるとは気がつかずに食券を買ってしまった。空いてる席のテーブルには食べ終わった食器が片づけられずに残っている。どこにも座れずにまごついていると、カウンター席にいたウーバーイーツの兄ちゃんがどいてくれた。店内の注文だけでなく、ウーバーイーツもあるというわけだ。席に着いても、店員はぜんぜん食券を確認にこない。忙しいのは明らかなのでおとなしく待っていたが、らあめん花月に入るのがひさしぶりでもあり、待ってればいいシステムだったっけと不安にもなった。調理場におじさんがいる以外は、若い男の店員がひとりいるだけか。少々お待ちくださいぐらいのことも言わない、覇気のない店員だ。まわりを見ると、自分よりも先に入った客の食券の確認もまだだったようで、その確認をしているのを見て、あきらめて待つことにした。食券の確認と、水をもってきてくれるだけのことに何分待ったろうか。これは時間がかかるぞと覚悟したが、スマホを見始めてしまえばさほど気にはならなくなった。ようやくラーメンがやってきて食べ始めるが、それから間もなくして、豚めしがやってきた。この豚めしはなんだろうか。覇気のない店員はなんの説明もなく置いていった。これはたぶん、長く待たせたからそのお詫びだろうと解釈し、さほど疑問はもたずに食べてしまった。そろそろラーメンもぜんぶ食べ終わろうかというころ、後ろの客が、「豚めしがまだなんですけど」と店員に訊いた。これはまずいと思い、逃げるように店を出た。

◇ ツイッター・テレビ・ラジオ

 ツイッターを見ると、過去のツイートがリツイートされていて、なにかと思えば、南正人が「寿町フリーコンサート」に出たときのことを書いたものだった。もしやと思い、検索してみると、南正人が亡くなっていた。横浜のサムズアップで、ライブ中に亡くなったという記事を読む。

 夜は、録画してあった年末の番組を観たりなど。「アメトーーク!」の年末5時間特番は、「さんまVS売れっ子若手芸人」と「アメトーーク大賞」だけを観る。ラジオもなかなか聴けず、先週土曜の「ナイツのちゃきちゃき大放送」をようやく聴いたら、ゲストが春風亭小朝でとても面白かった。「M‐1」のことから「爆笑ヒットパレード」や「検索ちゃん」のことまで。ナイツが出る番組をよく観ている。正月の寄席の話にもなり、浅草の初席で客が30人というのには驚いた。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...