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2022年11月11日金曜日

11月11日金曜日/吉野家で食べてくる

◇ ニュース・テレビ

 早朝から、ポッドキャストを聴きながら、2時間ぐらい眠る。森本毅郎のラジオをつけたら、なんと、村田兆治宅で火災とのニュース。意識不明の男性が運ばれ、村田兆治の可能性があるとのこと。その後、ツイッターから、村田兆治死亡のニュースを知り、思わず声が出た。なんということだろうか。

 午前中、本の整理をしながら、録画していたテレビ番組をいくつか。水曜深夜に放送されていた「霜降り明星のゴールデン80's」。BSフジの番組だが、地上波でも何度か放送されている。この回では、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、歴代「スケバン刑事」の3人が登場した。この3人がそろってトークするのは、意外や、初めてなんだそうで、この3人が 1985年デビューの同期だというのも知らなかった。昨夜放送された「SONGS」は、藤井フミヤの特集。もちろん、NHKの映像がたくさん流されたのだが、解散時の映像を観ると、チェッカーズ、かっこいいんだよなあ。「涙のリクエスト」「NANA」「I Love you, SAYONARA」というチェッカーズのメドレーを歌うフミヤは、還暦とは思えない動きのキレだ。美空ひばりとの関係は知らないものだったが、美空ひばりと一緒に渋谷で映画を観たり、ベスパの後ろに美空ひばりを乗せて六本木を走ったとかいう話をしていた。VTRには、仲のいい、木梨憲武、ヒロミが出演。

 昼前にいったん外出。今日もまた、午後に叔父がやってくるため、その前にしっかりと食べておきたく、吉野家まで行って、牛すき丼を食べてすぐに帰ってきた。624円。


 午後にやってきた叔父は、夕方に帰っていった。ラジオを聴きながら、また2時間ぐらい眠ったあと、夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松岡昌宏がゲスト。21歳、31歳のときに出演した回の映像が流れ、それを観た松岡は、爪痕を残そうとしていたとふり返る。昨日のEXITがまさにそうだったが、若いころの松岡はじつにはしたない。しかし、ジャニーズでは最多出演なんだそうで、そういえば、大竹まこと、梅沢富美男と3人で、それぞれの名前から1字とり、「松竹梅」というトリオで出ていた時期がしばらくあったが、そうか、この時間に大竹まことがラジオをやっているからやらなくなったのか。すると、大竹まことはラジオを始めてからは「徹子の部屋」には出てないんだったかな。

 昨夜の「アメトーーク!」は「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」。おなじみの企画だが、今回は、サンタモニカ、ガクヅケ、COWCOW、ぺこぱ、品川庄司、永野が出演した。この企画、永野だけはいつも面白いのだけど、ほかはどうも新鮮さがない。番組が加齢していく過渡期というような感じがするのだが、ここを乗り越えていくのかどうか。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」は12時台にゲストあり、「お笑い有楽城」で優勝したさんぽというコンビが登場した。まったく知らないコンビだったが、トークが快活で、堂々としている。ビクターミュージックアーツ所属。元太田プロだそうで、片方は納言安部の元相方。

 金曜は聴くラジオがずいぶん増えてしまい、昼には「ビバリー」と「中川家 ザ・ラジオショー」のほか、ヒコロヒーの「トーキョー・エフエムロヒー」と、友近の「シン・ラジオ」があり、夜には「問わず語りの神田伯山」もある。これらをタイムフリーで、聴けるときに聴くという聴きかただが、このうち、いちばん気軽に聴いていられるのは友近の「シン・ラジオ」で、3時間もあるから、いろんなことをしながらだらだらと聴いていられる。ブログを更新したいときには友近を聴き、疲れてきたら、ヒコロヒーを聴きながら眠ってしまう。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊新潮」の「なぜ「喜納昌吉」は沖縄から嫌われるのか」という記事を興味深く読んだ。執筆者は篠原章。音楽評論家でもある篠原だが、ここでは喜納昌吉が「結果を残してきた政治家」であることを指摘し、「この点はほとんど評価されていない」と書く。「調べてみると、昌吉は利権や党派益・組織益を優先した政治家の行動に対して「否」を突きつけてきたことがわかる。(略)昌吉のこうしたラディカルな姿勢は、政党や労働組合には脅威となり、沖縄の政治から昌吉が排除される最大の要因となった。」「また、喜納昌吉は普天間基地の辺野古移設に反対する運動の核となっている「オール沖縄」を批判してきた。オール沖縄は、自民党沖縄県連幹部だった翁長雄志前沖縄県知事が、自民党の一部と社会民主党や共産党などを糾合して組織した運動体だ。翁長は政治家たちをオール沖縄に誘うに当たって、「基地に反対すればカネになる」と説得したという。昌吉はこれに憤慨し、オール沖縄への参加を拒むと同時に、オール沖縄に参加して党派益や組織益を守ろうとする政党や労働組合とも訣別した。」「権威や権力と闘うヒッピー的、革新的な主張の持ち主という印象が強い昌吉だから、保守層から敵視されるならわかるが、排除しているのは、おもに「オール沖縄」を始めとする革新勢力や彼らを支援するメディア関係者だ。」

 そのほか、「週刊新潮」は中山秀征の連載もいつも面白いのだが、今週は、16歳のときに「欽ちゃんの週刊欽曜日」のオーディションを受けたという話が語られていた。風見しんごが多忙のために番組を卒業することになり、新メンバーのオーディションがあったのだという。ところが、風見しんごの出演継続が決まり、オーディションはなかったことにされたのだと。こんな話はぜんぜん知らなかった。

2022年9月23日金曜日

9月23日金曜日/バースデー

◇ 誕生日

 本日、47歳の誕生日。なにも変わらず、早朝から少し眠り、午前中にブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビを観る。「ダウンタウンDX」を2週分、先週は「大御所芸能人大集合SP」と題し、ゲストは芸歴50年以上、かつ、70歳以上ばかり。堺正章、加賀まりこ、中尾彬、八代亜紀、前川清、梅沢富美男という顔ぶれがそろい、ダウンタウンがいちばん歳下になるが、しかし、「ダウンタウンDX」って、そもそもこういう番組だったんじゃないか。過去のVTRもたくさん流れたが、まだ若手だったダウンタウンが、デラックスなゲストを招くというようなコンセプトではなかったっけ。番組初期は緊張感があり、本格的なバラエティショウを目指していたような気がするが、いつしか、クイズやゲームの要素が入り、だらだらした番組になっていった。堺正章と井上順が登場した回はよく覚えているが、まさに番組初期のころで、堺正章は最初は怖かったと浜田は語る。大御所だらけのこのメンバーがさらに大御所たちの話をするのはさすがに面白く、加賀まりこからは川端康成の話、そして、前川清が勝新太郎の話をすれば、中尾彬、加賀まりこからもさらに勝新の話が出る。堺正章が司会を務めたという内田裕也の誕生会で、アントニオ猪木が内田裕也にビンタをした話など、登場人物がみな強烈だ。

 それから、もう1週、昨夜の放送は「バラドル大集合SP」。松本明子と磯山さやかが出演しているから、これは「ビバリー昼ズ」を聴く前に観ておかなければならないと思った。ほかは、森口博子、鈴木紗理奈、峯岸みなみ、藤田ニコル、山之内すずというメンバー。新旧のバラドルをそろえたかたちだが、だけど、藤田ニコルや山之内すずは「バラドル」とは呼ばれないだろう。実際に「バラドル」と呼ばれていたのは松本明子と森口博子の時代だけではと思うが、やはり、このふたりのエピソードが圧倒的に面白く、これはひとつのテレビ史だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、さっそく、昨夜の「ダウンタウンDX」を話題にする。そのあとには、秋分の日は 1948年に制定されたという話をしていたが、子どものころからずっと秋分の日が誕生日なのに、いつから制定されたかなんてことはぜんぜん気にしたことがなかった。つまり、高田先生に言わせると、ピーマン、ジュリー、秋分の日は、高田先生と同期だということである。




◇ 関内・中華街

 午後から外出。曇り空。雨の予報なので、傘をもっていく。根岸線に乗り、関内まで。昨年の誕生日と同様、今年も放送ライブラリーに遊びにいくことにした。事前に検索し、観る番組は決めておいた。1989年1月15日放送の「笑っていいとも!増刊号」。昭和天皇崩御により、休止になった翌週の放送。つまり、平成最初の放送なのだが、当時の記憶もあるが、この週は平日の「いいとも」の時間には「友達の輪」の傑作選を放送していた。この日の増刊号は、その前週、新年は3日間は通常の放送があり、それと年末の特大号を合わせた総集編となっている。冒頭、山中秀樹がそのような説明をし、最初のVTRは年末特大号の「Mr.レディー」。山中秀樹が「きれいなオカマさんが登場致します。」と、今では絶対に発せられないようなセリフを言う。この特大号は、このコーナーに今まで出演した「Mr.レディー」たちが審査員になり、男性レギュラー陣が女装をして、つぎつぎに登場する。トップにさんまが登場し、関根勤、鶴瓶、所ジョージ、小西克哉(!)、渡辺正行、鶴太郎と続くから豪華だ。この特大号もリアルタイムの記憶があるが、みんな三十代だったんだな。さんまの女装を見たひとりのMr.レディが、うちの店にそっくりな子がいるといって、日出郎の名を出していた。「家族の肖像」というコーナーは、有名人の家族が登場し、誰の家族かを当てるクイズコーナー。回答者に、佐野量子、中井貴一、デーモン小暮が出演し、佐野量子だけがレギュラーだったはずだが、「動物に例えるとなんですか?」というお決まりの質問をしている。登場した家族は、逸見政孝の娘。回答者たちが逸見さんの娘に質問をするのだが、タモリがほとんど答えてしまっていて、こんなに下手な司会だったっけと思うが、それを突っ込むという文化もまだない。最後に現れた逸見さん、白髪混じりだが、このとき、43歳というのにも驚いた。フリーになったばかりのころだ。続いて、「サックスは最高」は、小倉久寛のおなじみのコーナー。回答者は、ウッチャンナンチャン、ゆうゆ、ピンクの電話。回答者の後ろにはチャイルズのすがたもある。続いて、「タモリ・さんまのんなあほな!」は、このタイトルはなにかと思うが、おなじみの雑談コーナーだ。おそらくまだ結婚したばかりのさんまが、正月に、子どもと駒沢公園で凧上げをした話をしている。「テレフォンショッキング」は3日だけ、少女隊の藍田美豊、松本伊代、村上弘明が出演。タモリの若い女性タレントへの接しかたが、やっぱりちょっと気持ち悪い感じがあり、この当時は嫌われていたのも納得がいく。昭和最後のゲストが村上弘明で、翌週は川上麻衣子につなげているのだが、放送は休止になり、あとで調べてみると、出演日がその翌週になっても問題なく出演したようだ。続いて、タモリと野沢直子が司会をする「その気で見ればウリふたつ」のコーナー。有名人に顔が似ているという素人がつぎつぎに登場するだけのコーナーなのだが、といっても、たいして似ているひとが出てくるわけではなく、じつに素朴なコーナーだ。未成年の出場者が多かったが、正月休みだからか。このあとは「いいともハイライト」として、各コーナーのダイジェストになる。「お染ブラザーズの考えると今夜も眠れない」のコーナーは、レギュラーだった染之助染太郎が正月は忙しかったということか、ウンナンが代役を務める。染之助染太郎は電話出演し、その電話を八木亜希子がもってきて、ウッチャンに渡した。そのつぎは、なんのコーナーなのか、清水ミチコのピアノ弾き語りのネタが少し放送されている。続く、「オグちゃんの家庭でできる体操講座」というコーナーは特別企画だったんだろうか、小倉久寛が家庭にある品物を使った体操をレギュラー陣に教える企画。このコーナーも、ウンナン、ゆうゆ、ピンクの電話、チャイルズが、それぞれ体操着姿で出演し、ゆうゆのブルマ姿にタモリが反応する。ウッチャンが鮮やかなバック宙をやってみせる。最後は「金言・格言色紙でどうじょ」のコーナー。所ジョージが正月旅行のために欠席し、佐野量子が代役を務めていた。そしてまた、山中秀樹がスタッフルームからあいさつをして、さんま、野沢直子の曜日(金曜日?)のエンディングが流れて番組が終わった。放送時間は 91分。

 放送ライブラリーを出て、外を歩きながらツイッターを開くと、村田兆治が暴行容疑で逮捕というニュースが目に入り、これにはびっくりした。記事を読むと、空港で金属探知機に何度も引っかかったことに怒り、女性検査官に暴行を働いたという。暴行という言葉の強さにぎょっとするが、具体的には、肩を強く押しただけのようで、怪我をさせたりとかはさすがにしていないのだろう。とはいえ、野球選手のような体格のいい男に肩を強く押されるのは恐怖だとは思う。今では野球はまったく観なくなってしまったが、十代までは野球ファンだったから、むしろ、あの名選手がという純粋な気持ちが自分には強くある気がした。

 中華街に行ってみると、祝日だから混んでいる。雨も降り始めた。ぐるぐると歩きまわり、保昌に決め、牛バラ肉カレーご飯を食べた。990円。食べ終えて、細い路地を歩いていくと、ある店の前にひとだかりがあり、団体客かと思ったら、担架が置いてあるのが見える。じきに、その店のなかから顔色の悪い若い女性が連れられて出てきた。


 混んでいる中華街からは脱出し、横浜スタジアムの脇のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら、まず、「いいとも」のメモをまとめておいた。そのあとは、しばらく読書をする。誕生日にはなにを読もうかと考え、そういえば、今日は藤子F先生の命日でもあるから、藤子F先生のSF短編を読みなおしてみようかとふと思った。本箱から、中央公論社の愛蔵版を引っぱり出してきたら、奥付は、昭和63年の5版になっている。おそらく、この本は中学生のころから手元にあるはずだ。当時、中央公論社といえば、「藤子不二雄ランド」を出していた出版社だった。この全3巻のぶ厚い愛蔵版を、少しずつ読みなおしていきたい。子どものころに藤子不二雄両先生から受けた影響は計り知れないものがあり、自分のルーツのひとつとして、とても大きい存在であることは間違いないのだが、しかし、その比重の高さはやはり十代のころのものか。

 横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。帰りの電車で、向かいの席に座っていたお婆さんたちのおしゃべりを聴くともなしに聴いていると、「マツジュンとか櫻井くんとか、みんなコロナになっちゃったのね」と、嵐の話になった。帰宅前に、スーパーで買いものをしていく。雨はざんざん降りになり、靴のなかまでぐしょぐしょに濡れた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。中村雅俊と渡辺徹がゲスト。文学座の先輩後輩という間柄。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・ハリウッドザコシショウ)を聴きながら、ブログをもうひとつ更新する。ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚め、またすぐに眠りなおした。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...