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2022年6月6日月曜日

6月6日月曜日/反戦歌


◇ 中野坂上・新宿・代々木

 短い睡眠時間ながら、昨夜は涼しく、まるで汗をかかなかった。朝から都内に。雨降り。パーカーを着ていく。まず、中野坂上まで出て、それから、丸ノ内線で新宿に移動する。午前中に時間が空き、南口のベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。しばらく読書をしてから、ブックオフに寄っていく。まず、コミック売り場から110円のワイドコミックを1冊、下の階に降りて、110円の文庫本を5冊買う。


 午後になり、雨のなか、西口を歩きまわり、ぶたぼーるという店に入り、生姜焼き定食を食べた。720円。もう1店、代々木のブックオフに寄ろうとするが、新宿から代々木までの短い距離を歩くだけでも、風が強く、傘が壊れてしまわないか怖かった。ブックオフでは、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。代々木から山手線に乗り、渋谷からは東横線の各停に乗り、横浜まで眠っていく。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 電車内で、大塚英志「更新期の文学」を読み終えた。今朝に読み始め、帰りの電車内で読み終えてしまいたく、終点まで乗り、折り返しながらなんとか読み終えられた。2005年刊、春秋社。初出は「早稲田文学」。うねうねと続いていくエッセイのような評論で、要約しようとするとなかなか難しいのだが、それがかえって気楽に読んでしまえた。2005年というとブログが盛んになったころで、SNSなどはまだ現れてもいないが、今の時代から俯瞰で見ると、じつに慧眼だと思うことが書いてある。文芸誌批判の部分もとても面白かった。

 夕方には帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・小倉智昭)を観る。テレビ番組をほかにもいくつか、土曜放送の「ワルイコあつまれ」は「昭和歌謡合唱団」の2回目があり、湯川れい子が登場し、子どもたちに「恋に落ちて」を合唱させた。「子ども記者会見」には、NHKアナウンサーの和久田麻由子が登場した。記憶していなかったが、去年の「紅白」の司会のひとりだったアナウンサーだ。

 同じく土曜に放送された「太田光のつぶやき英語」には、フワちゃんが何度目かのゲスト出演をし、外国料理店を訪ねるロケをした。スタジオでは、鳥飼先生とフワちゃんが大学の構内で初めて出会った設定の英会話をするが、鳥飼先生に言葉使いを訂正されると、フワちゃん「今まで怒られたひといますかって言われたときに、今まで伊集院光って言ってたけど、鳥飼先生って言おう。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、NHKの「今度生まれたら」というドラマについて、高田先生が楽しそうに語っていた。このドラマはぜんぜん知らなかったが、内館牧子原作なんだ。12時台は、ますだおかだの増田英彦がゲスト。岡田の司会を初めてほめたのは高田先生だったそうで、ますだおかだの単独ライブで司会をする岡田を観てほめたのが最初だったのだと。「関東高田組」に対し、「関西高田組」を自称する増田だが、増田が浅草キッドの名を出すと、高田先生「今ね、浅草キッドとか言っちゃいけないんだよ。放送禁止なんだよ。」 リスナーからはヒコロヒーについての質問があり、高田先生がヒコロヒーに触れるのも初めてではないだろうか。「あの子はすごいね。出てきたね。あれ、どういうかたちで出てきた子なの?」「あれ、ひとりの芝居上手いよね、作んのがね。アイデアがね。」 増田は、先月、「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲスト出演した際に、「ビバリー」のゲストだった竹丸師匠と初対面だったそうで、その縁で、寄席に出演するかもという流れにもなっているようだ。最後は、もうひと組の「関西高田組」、シンデレラエキスプレス渡辺が歌う「松竹の芸人(おとこ)」という曲がオンエアされた。

 土曜の「田村淳のNewsCLUB」も聴いた。ニュースのコーナーのゲストが山本太郎で、つまり、池袋のあの決起集会の前に、ここに出演していたというわけだ。水道橋博士にも触れている。さらに、そのあとのコーナーは小川淳也がゲストだった。リスナーからはゲストの偏りを指摘されたりもしているようだが、番組からは自民にもオファーはしているのだという。放送の裏側では、小川淳也と山本太郎は名刺交換をしたようだ。このコーナーではゲストのリクエスト曲をかけるのだが、小川淳也は、爆風スランプの「東の島にブタがいた Vol.3」をリクエストした。意外な選曲だと思ったが、総選挙のときにお世話になったという小泉今日子のコンサートに行ったそうで、アンコールでこの曲を歌い、この曲だけは録画を許可し、SNSでの拡散を促したという。この曲、知らなかったのだが、反戦歌なのだ。

2022年4月24日日曜日

4月24日日曜日/コメディアンたち

◇ テレビ

 朝に目覚め、ラジオを聴こうとすると、地域判定がまた狂っていて、北海道になっている。ラジオは聴けず、録画していた昨夜の「ものまね紅白歌合戦」をざっと早まわしで観ていく。JPはフジテレビのものまね番組には初登場。ほかの出演者とともに「すべらない話」のパロディをやったほか、JPひとりでは「ラヴィット!」をベースに、麒麟川島を始め、松本以外のレパートリーもたくさんやってみせた。みかんもフジテレビは初登場。Mr.シャチホコも日本テレビのイメージが強いが、出演者の住み分けはなくなったものの、布施辰徳とシャチホコで、五木ひろしと和田アキ子のものまねで「うっせぇわ」を歌うような、このスタイルは老舗の味だ。そもそもが、かつての「ものまね王座決定戦」は番組専属のバンドがいて、歌番組の形式が基礎にあり、それを崩すから笑いになる。栗田貫一が、二階俊博、田村憲久、麻生太郎、河野太郎といった政治家のものまねを、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」にのせてメドレーでやってみせるのも、その形式を踏まえているからだ。ずいぶん前に、栗田貫一がスターのものまねしかしないと発言している記事を読んだことがあるが、芸能人が小粒になった時代に、栗田貫一が政治家のものまねに向かうことはとても理解できる。ご本人登場もこの番組の名物だったが、今回登場したご本人は、錦鯉と、オセロの中島知子で、(ミラクルひかるとみかんがオセロのものまねをした。)そもそもの趣旨とはまるっきり違う。

 今朝の「桂文枝の演芸図鑑」にもJPが出演。この番組では演芸形式で、「すべらない話」をベースに、松本、千原ジュニア、ケンドーコバヤシ、ブラマヨ吉田、くりぃむ有田、かまいたち濱家、オズワルド伊藤、バナナマン設楽、南海キャンディーズ山里、しずちゃん、和牛川西のものまねをやってみせた。そのほか、瀧川鯉斗の「強情灸」も。対談ゲストは卓球の水谷隼。

 今朝の「ワイドナショー」は松本不在。松本がいない週はコメンテーターの人数が増えるようで、安藤優子、田村淳、石原良純、菊地亜美、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が出演した。「サンジャポ」も観ると、こちらにはアンジェリーナ1/3が初登場。「TVタックル」に出演したボグダンさんが、この番組にもキーウから中継で出演する。成田悠輔という経済学者がまた出演し、どういうつもりなのか、左右非対称のメガネをまたかけている。ほかのメガネはもっていないのだろうか。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけっぱなしにしておく。今週は恒例の「全日本ラジオ新番組選手権」。プレゼンターとして、タイムマシーン3号が出演した。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「散歩の達人」は都電荒川線の特集だが、「街には笑いが必要だ!」というサブ特集もあった。高田文夫先生のインタビューがあり、取材・文は高野ひろし。そのほか、桂宮治、金属バット、ヨネダ2000という独特な人選のインタビューが並ぶ。

 今日は雨降り。梱包をして、近所の郵便ポストまで投函に行ってくるが、アマゾンから注文が増えたと思ったら、メルカリですでに販売済みのもので、キャンセルをせざるをえないものが1点。今週木曜からキャンセルがいくつか続いてしまい、ちょっと多すぎると思い、猛省したくなった。あまりにも管理が杜撰だ。眠くなり、昼寝する。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。「週刊さんまとマツコ」は、先週に引き続き、忘れ去られた芸能ニュースの特集。ゆうたろうが占い師になっていたというのは知らなかった。スタジオに登場するが、占い師になっていたことよりも、弦哲也の運転手をやっていたという経歴に、さんまとマツコもびっくりする。ものまねの芸人さんって、けっこう不思議な経歴のひとが多いのだ。今日の「笑点」は、演芸コーナーは母心、大喜利の助っ人は今週も南光。昨夜の「お笑い向上委員会」は「伝説の一日」直後の収録だったようだ。ニューヨーク屋敷が、「さんまの駐在さん」を「老人版向上委員会」と。

 昨夜の「太田光のつぶやき英語」では、ウィル・スミスのビンタ事件を改めて扱っていた。太田が「他人事じゃないなと思いました。」と言うと、鳥飼玖美子先生が「私ね、(太田が)日本のクリス・ロックってのは違和感があるんですよ。なぜかっていうと、太田さんて、言いたい放題おっしゃってるようでいて、叩く相手って権力者だったりね、偉いひとだったりするんですよ。弱者を叩くっていうこと、それを笑いにネタにするってことは、私はなさってないと思うので。」 太田「いや、意外としてるんですよ。(笑)」 そのあとには、こがけんが出演し、こがけん流英語学習法を伝授する。こがけんのハリウッドネタに、鳥飼先生も大ウケ。ミア・ファローがクリス・ロックのジョークを擁護するツイートをしていたそうで、知らなかったが、さすがはミア・ファローで、コメディアンをよくわかっている。

 金曜放送の「アナザーストーリーズ」は「笑いの革命者たち よしもとNSCの挑戦」という特集。番組はダウンタウンの昔のラジオの音源から始まった。1985年放送、ラジオ大阪「心斎橋わしらはお笑い探検隊」という番組。同じく1985年放送、関西テレビ「ダウンタウン劇場」の映像も流れ、大崎洋とダウンタウンを中心にした吉本史をたどる。2丁目劇場のオープニング公演のチラシが映され、「心斎橋筋2丁目物語」というその公演には、ダウンタウン、ピンクダック、非常階段、けん太・ゆう太、未知やすえ、内場勝則らの名前があった。その演出家、湊裕美子の証言も興味深いものだ。しかし、「4時ですよーだ」最終回の映像からすぐに、ダウンタウンがキー局のゴールデンの番組を席捲とつなぐところなどは、だいぶ端折りすぎではないか。そして、吉本は全国各地に劇場を作ったといい、それから急に、「あなたの街に住みますプロジェクト」に話は飛んでしまう。震災直後に「福島県住みます芸人」になったぺんぎんナッツというコンビを追いかけ、後半は、ぜんぜん別のドキュメンタリーになってしまった。最後はNSCの講師に注目し、大工富明という構成作家や、本多正識も登場するが、なんだか期待はずれな番組だった。

 アマゾンプライムでドキュメンタリーをひとつ。「ファット・チューズデー」という番組、全3回の1回目を観た。ブラック・コメディの歴史をたどるドキュメンタリーなのだが、ウィル・スミスとクリス・ロックの件にしても、あれを深く理解するためには歴史を知る必要があるはずだ。しかし、登場するのは知らないコメディアンばかりで、テンポも速いからなかなか覚えきれないことも多い。深夜1時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...