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2023年11月20日月曜日

11月20日月曜日/ふらふら歩き映画館

◇ ラジオ・テレビ

 どうも胃腸の調子が悪く、早朝に目覚め、横になったまま、TBSラジオの生島ヒロシの番組を聴いていた。タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いたら、オープニングに辻仁成が登場していた。太田は「笑って人類!」を書いているときに、辻仁成にアドバイスをもらっていたんだ。ラジオを聴きながら少し眠りなおし、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「情熱大陸」は経済思想家の斎藤幸平に密着する。番組は「サンデージャポン」の楽屋での様子から始まった。番組の終わりのほうでは、大洪水の直後のスロベニアを訪れるのだが、気候危機の部分がこの番組のなかではあまり扱われない。読みかけの斎藤幸平の本にまず驚いたのは、資本主義の加速により気候変動が起きているという部分だったのだけれども。

 昨日の「サンデージャポン」には、那須川天心が初登場のほか、ホリエモン、秋元真夏、鈴木紗理奈らが出演。まずは宝塚の問題から扱うのだが、「ホリエモンと考える宝塚歌劇団〝閉ざされた世界〟」とかいって、なんでホリエモンと考えなきゃならないんだ。スタジオでは、日本芸能従事者協会の森崎めぐみというひとが解説をする。池田大作の訃報を扱い、そのあとは増税問題。ホリエモンと杉村太蔵が言うには、岸田首相はなかなかやることはやっているというのだが、どうなんだろうな。最後には、那須川天心と若林有子のサツマイモ食レポロケがあり、これは早送りした。

 昼にはまたラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は三遊亭好楽がゲスト。高田先生との会話がずっと可笑しかった。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」にたけしのインタビューがあり、「首」の公開に合わせたインタビューだが、最後には次回作の構想も語られている。



◇ 映画

 午後から外出。京浜急行の日ノ出町に出て、今週も横浜シネマリンに。どういうわけだか忙しなく、先週観た映画は眠ってしまい、なにもそんなにがんばって映画を観なくたっていいのだけども。16時25分の回で、今週は「ヒッチコックの映画術」を観た。タイトルのとおり、ヒッチコックの映画術を解き明かすドキュメンタリーなのだが、ヒッチコックの映画についてはろくに知らないにも関わらず、どこかで予告編を観たんだったか、とても面白そうで観たくなってしまった。事前に情報も入れず、映画が始まると、ヒッチコック本人が語るスタイルにあれっと思って混乱したが、もちろん、ヒッチコックはとっくの昔に死んでいる。死んでいることもあやふやになるくらいに、ヒッチコックという存在があたまのなかにないのだが、この映画はとても面白かった。この映画をヒッチコックの入り口にしよう。


 映画を観たあとに遅めの昼食。イセザキモールの和記食坊に入り、パイコー麺を食べた。680円。ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。関内駅の海側に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をして、それから、横浜駅までは歩いて帰る。ラジオを聴きながら歩いていたら、今日もふらふらっとして、歩道の端に寄っていってしまった。昨日と同じだ。怖いな。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車内で、図書館で借りていた「週刊文春「シネマチャート」全記録」を読み終えた。2018年刊、文春新書。40年間の星取表を独自の集計方法により計算し、洋画のベスト200作品、邦画のベスト50作品をランキング化している。しかし、中野翠と芝山幹郎の対談でも語られているのだが、とても偏りのあるランキングだ。「全記録」とかいいつつ、低い評価は載せてないんだよなあ。映画の紹介文は飛ばし読み。そんなものはいいから、評者たちのコメントを読みたいんだ。歴代評者一覧も載せてあるが、この本にひとつもコメントを再掲してない評者もいるじゃないか。許可が出なかったのだろうか。掲載されている評者のなかでは木久扇師匠がいちばん可笑しい。「ストリート・オブ・ファイヤー」についてのコメント、「桂べかこがこの映画はメチャおもしろいといっていたがその通りだった。」

 深夜に帰宅し、録画もしている「キョコロヒー」をオンタイムで観てしまう。齋藤京子の主演ドラマで、ヒコロヒーが共演したモト冬樹の話が可笑しい。「バカリヅカ」もオンタイムで観る。放送2回目は、北千住の商店街でハワイっぽいものを探すというハワイロケ。

 Spotify のポッドキャストでは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴く。今日の「大竹紳士交遊録」は古谷経衡の担当。創価学会の歴史をくわしく話していた。裏の「ナイツ ザ・ラジオショー」はそういう話をする番組じゃないからしなくてもいいんだけど、「ナイツのちゃきちゃき大放送」はニュースのコーナーがあるからどうするかな。統一教会のニュースが初めて出たときでさえ、そのときの担当だったえのきどいちろうが、ラインナップに入ってなかったのを入れてもらったと放送中に言っていた。ナイツがとやかく言われてしまうんだけど、これ、放送局の問題だよな。

2023年11月13日月曜日

11月13日月曜日/来年の手帳を買う

◇ テレビ・ラジオ

 朝、遅めに起きあがり、録画していた今朝の「ブギウギ」を観る。趣里と伊原六花は人気者に。出演者に夙川アトムの名があり、どこに出てくるのかと思えば、趣里が訪ねるレコード会社の人間だ。そこには草彅剛の服部良一と、宮本亞門が演じる作詞家がいる。この作詞家のモデルは誰だろうと、検索してみると、野川香文説と藤浦洸説があるようだ。そこに菊地凛子の淡谷のり子が現れ、笠置シヅ子と淡谷のり子の初対面の場面。このふたりが同時代のひとだとは、子どものころにはわからなかったもんだ。ますます面白くなってきた。もう金曜の「ビバリー昼ズ」で再現されるところまでが目に浮かぶ。

 「紅白歌合戦」の出場者が発表になり、これはツイッターから確認した。注目されていた旧ジャニーズは出場なし。それよりも気になっていた、新しい学校のリーダーズは無事に出場決定だ。紅組には伊藤蘭もソロでは初出場となる。これも嬉しい。「ブギウギ」のコーナーが絶対にあるだろう。

 午後になってからラジオをつける。「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台はラブレターズがゲスト。今回も斉木しげる伝説で盛りあがる。しかし、学園祭なんかで訊いてみると、今の学生たちはシティボーイズを知らないんだな。

◇ 横浜・日ノ出町・関内

 午後から外出。できないことがいろいろとたまっていて、本当に外出する必要があるのかと逡巡したが、今は定期券を買ってあるからそのあいだは動きまわることにしようか。横浜まで出て、まず、昼食。地下を抜け、天理ビルのカレーの市民アルバに入り、スタミナひき肉カレーを食べた。720円。スタンプカードを出そうと、店に入る直前まで思っていたのに出し忘れてしまった。食券の店はカードを出すタイミングがないからついつい忘れる。それから、ヨドバシカメラに寄り、買わなければと思っていた来年の手帳をようやく買った。





 京浜急行に乗り、日ノ出町に移動する。映画を観ようと思うが、時間に余裕があり、古本屋に寄ろうとすると、ナインブリックスは閉まっていた。イセザキモールに出て、横浜シネマリンに。「熊は、いない」というイランの映画を観る。17時半の回。イランでは上映禁止になるが、ベネチアでは審査員特別賞を獲得した映画。しかし、かなり眠ってしまった。昨日からだらしがなくてだめだ。この映画はまたいつか改めて観なおす。


 カトレヤプラザのダイソー、ユニクロ、GUを覗き、それから、関内駅の海側まで移動し、マクドナルドに入る。どうも腸の調子が悪く、安いコーヒーでいいやということにした。ホットコーヒーと一緒に三角チョコパイいちごカスタードを食べる。新しい手帳を開き、さっそく、書き込み始める。ツイッターを覗いてみると、ハライチ岩井が結婚したようで、なんと、相手は19歳。18歳の歳の差だ。関内から横浜駅まで歩き、歩きながら、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。国際フォーラムのイベントのゲストが発表され、それも先にツイッターから知ってしまったのだけど、しかし、一万円のチケットは気軽に買える値段ではないな。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内で、図書館で借りている伊東順子「続・韓国カルチャー 描かれた「歴史」と社会の変化」を読み終えた。今年の7月刊、集英社新書。前著を読み、その続編のこの本も読んでおきたくなった。なにせ、刊行されたばかり。情報も話題も新しく、旧作も多く扱われてはいるものの知らない作品ばかりなのは自分の勉強不足なのだが、しかし、この本を入り口にしたいじゃないか。前著以降の大きな話題としては、なんといっても戦争がある。戦争を扱っている映画作品に興味をもつものが多かった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた昨日の「サンデージャポン」を観た。三木雄信という人物が初登場のほか、わかしん、武藤十夢、ゆいちゃみらが出演。ホストクラブの売り掛け問題を土曜の「Nキャス」で扱っていたが、この番組でも扱い、スタジオでは佐々木チワワが解説する。佐々木チワワは慶応出身、わかしんの授業もとっていた教え子なんだね。

2023年11月6日月曜日

11月6日月曜日/ガザの日常

◇ 六会日大前・湘南台

 朝から外出。夜は雨が降っていたのか、地面が濡れている。大和経由、小田急線に乗り、六会日大前まで。昼食は日大のキャンパス内のローソンで、学生たちに混じってレジに並び、パンをふたつ買って食べた。今日も汗をかく。午後は六会日大前駅の反対側に出て、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊、コンビニコミックを1冊買う。それから、湘南台まで歩き、夕方に改めてまともな食事にする。福てんかつという店に入り、福天丼というのを食べた。690円。チェーン店かなと思って検索してみると、湘南台と戸塚の2店舗だけあるようだ。こちらがなにも言う前からお茶と冷たい水と両方出してくれた。今日のような陽気の日はありがたい配慮だ。

 湘南台から相鉄線、横浜行きの各停に乗り、ずっと眠っていく。横浜から根岸線に乗り換え、関内まで。有隣堂を覗き、それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をして、金の計算をする。眠ろうとしていたが眠れず、ひたすら気を休める時間にしたくて、読書はあまりしなかった。

◇ 映画

 横浜シネマリンにて、「ガザ 素顔の日常」を観る。19時50分の回。2019年のドキュメンタリー映画だが、緊急再上映だというので、これは観ておきたかった。ガザ地区に暮らしている普通のひとびとの日常生活がここには記録されている。われわれと変わらない文化的で豊かな生活があるというごく当たり前のこと。というと、単純に言いすぎているかもしれないが、しかし、その普通の生活があって、そこに戦争が起きているという当たり前のことをきちんと想像できるようにならなければならない。説明した途端に漏れ落ちるようなことも映像にはきちんと表されている。


 深夜に帰宅し、どうも腹の調子が悪く、テレビを観るのもやめて、横になることにする。部屋が暑くて、冷風機をひさしぶりにつけた。11月にまさか使うとは思わない。楽天マガジンで雑誌のチェックをしてから、深夜2時頃に眠る。

2023年5月1日月曜日

5月1日月曜日/映画館と本屋と横浜と




◇ 映画

 午前中から外出。服装に迷うが、Tシャツにパーカーで出る。京浜急行に乗り、日ノ出町まで。まいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。イセザキモールまで歩き、横浜シネマリンに。「愛国者に気をつけろ! 鈴木邦男」を、11時45分の回で観る。タイトルのとおり、鈴木邦男を追いかけたドキュメンタリー映画。鈴木邦男というひとはやっぱりとても好きだな。見事に、ドキュメンタリー映画の主役になり得る人物だ。今年の1月に鈴木邦男が亡くなってからいくつかの本を読んだが、なかでも、川本三郎との対談の本を読んでいたのが、期せずして、この映画のいい予習になったと思う。「邦男ガールズ」というのがどういうひとたちかというのも初めてわかった。「ザ・コーヴ」の上映に抗議する右翼たちに応戦する場面もあり、そういえば、あの騒動は横浜ニューテアトルの前だったんだ。上映後に客席を見渡してみると、若い客はまるで見当たらなかった。


◇ 伊勢佐木町

 映画のあとは古本屋をまわろうと、イセザキモールを黄金町方面に進む。雲雀洞は今日は閉まっていた。だいたい、閉まっている確率のほうが高い。馬燈書房に寄り、外の百均棚から2冊、会計はセルフで、外に出してある貯金箱にお金を入れていく。それから、川崎書店、バイアップにも寄るが、なにも買わなかった。シネマジャック&ベティの前を通り、引き返してくると、新刊書店のイセザキ書房の前に出る。そういえば、イセザキ書房にはしばらく寄っていなかったし、この店の存在もすっかり忘れていた。以前はこの店の前をよく通っていたと思うのだけど、雲雀洞ができたせいか、行動パターンが変わってしまったんだな。なにを買うわけでもないけど、ひさしぶりに店内を覗いていく。大岡川を渡り、ナインブリックスにも寄りたかったが、こちらも閉まっていた。無駄に遠まわりをして、日ノ出町の駅前を通り、またイセザキモールに戻ってきた。ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買う。有隣堂も覗き、それからようやく、昼食にする。店を探すのもめんどうになり、ゆで太郎に入り、海老舞茸天丼セットを食べた。700円。




 ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。野毛風太郎「横浜・野毛大道芝居の日々」を読み終えた。2018年刊、山中企画。野毛風太郎という著者はこの本だけのペンネームだろうと思うが、ペンネームで書かなければならない理由がなにかあったんだろうか。「野毛大道芸」の大道芝居を知ったのはいつだったろうか、おそらく、平岡正明の著書かなにかで知ったのではと思うが、この本を読んでみると、最後の2年は確実に観ていて、当時の横浜市長、中田宏が出ていたことをよく覚えている。そのほか、平岡正明や荻野アンナ、山崎洋子、秋山祐徳太子、もしかすると、玉川奈々福さんも出ていたのかもしれない。紙切りの三遊亭絵馬が大道芝居に出ていたというのにも驚いた。大道芝居の時代はシロウトだったのが、のちに紙切り芸人になったということか、顔写真を見ると、なんとなく観たことがあるような気もするのだけど。初回が1994年、最後が2005年だと改めて知り、意外と近年だなという感じもするが、この時代、昭和歌謡のブームがあったり、小劇場ではネオアングラなんてことも言われていた、その空気とも、観る側の気分としてはリンクしていたような気はする。この本には当時の関係者の証言が多数収録されている。そのうちのひとり、五月小一朗(目白バタイユ)をふと検索してみると、2021年に亡くなっていたことを知った。絶句。ぜんぜん知らなかった。五月小一朗の浪曲を両国楽園部屋で観たのは2019年のこと、あれが最初で最後になった。大道芝居でも観ているはずなんだ。

 中央図書館に行こうかと思っていたが、借りられる冊数が残り3冊だから、わざわざ寄ることもないかと思いなおし、横浜駅まで歩く。平沼のブックオフは、一昨日寄ったばかりだから今日は寄らずに通りすぎる。星川のコーナンにも寄りたいと考えていたが、星川ならば、保土ヶ谷図書館にもついでに寄りたいから、これもやめる。図書館はもう閉まっている時間だった。どこにも寄らないのだったら、関内でもう少しのんびりしていてもよかった。どうもうまく動けない。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、寺島しのぶの息子、尾上眞秀くんがひとりだけで出演した。10歳になったんだ。徹子さんとあっち向いてホイ対決をする。先週木曜に放送された「SONGS」は、鈴木雅之のコラボに焦点をしぼった特集。大瀧詠一、山下達郎の証言、そして、小田和正、YOASOBI の Ayase からもコメントのVTRがあった。在日ファンクとのコラボもあり、番組最後には大泉洋とふたりで「ロンリー・チャップリン」を歌った。しかし、明日も朝から外出する必要があり、落ち着いてテレビを観ていられない。鈴木雅之が4月に新アルバムを出していると知り、Spotify でそれを聴きながら、深夜0時半過ぎには眠る。


2023年2月11日土曜日

2月11日土曜日/ビートきよしの戦メリ

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、冒頭から一之輔さんが登場していた。それから、もちろん「たけし杯」の話もする。どうやら、たけしは世田谷から引っ越したということか。高田先生はどことは言っていなかったが、木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」では逗子に住んでいるとちらっと言っていて、一応、「逗子 ロールスロイス」で検索もしてみたが、目撃情報は得られなかった。それにしても、たけしがわが神奈川県にやってきたとは興奮させられる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ネタパレ」は、TCクラクション、や団、センチネルと、先日の「たけし杯」の出場者が3組も登場していた。や団は「たけし杯」と同じ灰皿がまわるコント。「タモリ俱楽部」は「インダストリアルサウンドオブミュージック」と題し、電動工具の音を使って楽曲作りをする。小峠、Rei が出演。「A-Studio+」はシム・ウンギョンがゲスト。日本のバラエティ番組は初登場。シム・ウンギョンというひとは「新聞記者」で認識したが、(この映画は観てないのだけど、)そうか、「怪しい彼女」の主演がこのひとだったんだ。今までつながっていなかったが、「怪しい彼女」のコメディエンヌっぷりを知っているとまた印象が変わる。夏目漱石が好きなんだそうで、藤ヶ谷太輔が漱石山房記念館を訪れる。鶴瓶は韓国にまで取材に行っていた。今朝の「フジテレビ批評」は「冬ドラマ辛口放談」の後編。「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に新海誠が登場。「稲垣淳二の解談算数 トイレのハナコ算」には、今までは「ハナコさん」役のイワクラだけが声の出演をしていたが、中野も「ホネ太郎」というキャラクターで登場した。声の出演だけでなく、蛙亭のふたりは稲垣吾郎と一緒に「ワルイコソーラン」も踊った。

◇ 伊勢佐木町

 午後から外出。日ノ出町からイセザキモールに向かい、遅めの昼食。和記食坊に入り、豚肉と野菜炒めを食べた。720円。それから、ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊買った。ドトールに入り、ひと休み。少し仮眠をしてから読書。少しラジオを聴いてからまた読書。小林信彦「映画を夢みて」を読み終えた。1998年刊、ちくま文庫。親本は1991年刊。ずいぶん前からちびちび読んでいたのだが、去年の「文藝春秋」に掲載された小林信彦の映画ベスト100 を今年に入ってから順番に観るようになり、映画について書かれたこの本を読むペースが加速された。もうこの本の終わりのほうだったが、作品を知ると理解できることが、当たり前だが、面白いように増えていった。読み終えたばかりなのに、この本はまた数年経ったら読みなおしたい。




◇ 映画

 いったん、マルエツまで行って、栄養ドリンクとパンを買って食べておいてから、横浜シネマリンに向かった。20時から上映される「戦場のメリークリスマス」4K修復版。上映前にビートきよしのトークイベントがあり、横浜でこんなイベントがあるとなれば、観逃すわけにはいかない。しかも、今週は水曜にはたけしを観たばかりだ。一週間のあいだにツービートをコンプリートできるチャンスもなかなかないのである。チケットは、発売日にオンラインから購入済み。ロビーに降りていくと、この前の回の上映でもイベントがあるとかで、いったん階段に出るように誘導される。まあ、指定席だから並ぶ必要もなく、外に出て待っていた。外国人のお客さんがいたが、ビートきよしが誰だかわかってるんだろうかとちょっと心配になった。時間になり、スマホからQRコードを読んでもらって入場するが、うっかりしていて、スタンプカードを出し忘れてしまった。

 トークはまず、シネマリンの支配人が登場し、このひとが聞き手を務める。支配人はどういうひとか知らなかったが、おっとりした雰囲気の中年女性だった。きよし師匠を呼び込み、この近所でよく見かけるという会話から始まる。住まいはこちらのほうなのかわからないが、だいぶ前に、きよし師匠のブログを見ていたら、横浜のほうにやけによく出没していることに気がついた。たしか、親戚が経営するラーメン屋が南太田のほうにあったんじゃなかったっけ。きよし師匠自身も、この日ノ出町周辺で、何度か店を開いたりたたんだりしている。このトークイベントは、同じようなイベントが先に新宿武蔵野館であり、その情報を見た支配人が、それに乗っかって、ツイッターで交渉して決まったようだ。よく知られることだが、ビートきよしは「戦場のメリークリスマス」に出演はしていないのだが、撮影現場のラロトンガ島には行っている。そのきよし師匠をトークのゲストに招こうと考えた新宿武蔵野館が偉いのだが、シネマリンの支配人は、きよし師匠についてはあんまり詳しく知らないようで、きよし師匠もトーンダウンし、どうも盛りあがらないトークだった。出演シーンがワンカットしかなく、出ないで帰ったほうがネタになると大島渚に言われたことや、撮影現場ではデヴィッド・ボウイがギターをもってきて歌っていたことなど。あとはギャラの話が多かった。30分程度でトークは終わり、最後に撮影タイムが設けられたのは嬉しかった。そして、上映。「戦場のメリークリスマス」は過去に二度は観ていると思うが、劇場で観るのは初めてだ。けして大好きな作品というわけではないのだが、観るたびに惹かれる部分が増えていく感じはする。きよし師匠が一回では理解できなかったというようなことを言っていたが、わかりやすい映画ではないのに、ポップな出演者たちが登場するたびに、歌舞伎のようで楽しくなる。





◇ テレビ

 上映中、鼻つまりがひどかったが、立ち上がったらあっさりとなおった。どういうからだの仕組みだろうか。横浜駅まで、ラジオを聴きながら歩いて帰る。帰宅は深夜近くなった。録画していた「Nキャス」を観ると、タラちゃんの声優、貴家堂子さんの訃報から始まる。ラジオ東京劇団の出身ということで、TBSにその当時の資料が残っているのだ。そして、トルコの地震のニュース。ラジオなどでは聴いていたが、映像では初めて観る。そのあとの一夫多妻男のニュースもツイッターでしか目にしていなかったが、なかなか強烈であった。この男、知らなかったが、17年前にも報道され、その映像が残されていた。もうひとつ、「太田光のつぶやき英語」も観てしまうと、こちらはコムアイをゲストに迎え、インドカルチャーの特集。インド映画といえば「ボリウッド」だと思っていたけど、映画の拠点がインドにはいくつもあり、話題の「RRR」は「トリウッド」というんだな。勉強になる。インド英語独特の表現があるというのも知らなかった。深夜3時頃に眠る。


2022年10月24日月曜日

10月24日月曜日/発明家によるコメディ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から3時間ぐらい眠り、起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。先月9月8日放送、観そびれていた「SONGS」の石井竜也の回を観た。Char がVTR出演したのだが、石井竜也とは米米CLUBデビュー前に出会っている関係なのだな。Char「一個間違えるとコミックバンドみたいなんだけども、まあ、その要素もあって、僕的には、クレージーキャッツ、ドリフターズ、ビジーフォー以来だなっていうふうに思ってて。」「自分のミュージシャン友だちとはやっぱりちょっと違う存在」と語る。Char が「浪漫飛行」の制作にも関わっていたとは知らなかった。番組では、石井竜也が故郷の茨城を訪れ、半生をふり返るのだが、監督した映画「ACRI」の制作で10憶の借金を背負いこむことになり、それが米米の解散につながっていくというのも知らない話だった。映画公開の翌年、1997年に米米は解散している。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴いたことのある話をしているので、この放送はもう聴いたんだっけと自分の日記を確認してしまったが、ラジコの視聴履歴にもなく、聴いていないはずだ。ほかの番組でしゃべっていたんだろうか。ラジオを聴きながら眠ってしまうことも多く、それでうろ覚えにもなるのだが、この番組ではちょうど、ヒコロヒーの声は赤ちゃんが眠りやすい周波数の声だという話もしていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」をつけておく。平井の本棚の高野ひろし展のことをしゃべっていて、高田先生も松本明子さんも訪れたようで、うちからは遠いから、ぱっと行く気にはならなかったが、ああ、行っておけばよかったな。そのあとには、ゆにおん食堂の「ゆにおん本」の話もしていた。

◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 午後から外出。昨日から、だいぶ気温が下がり、空気がひんやりしている。帰りに買いものをしたいのに、雨の予報が気になったが、夜に降らなければ大丈夫だろうと思い、傘はもたずに出た。まず、京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。さっさと食べてしまおうと思い、駅前の富士そばに入り、カツ丼を食べた。500円。今だけのセール価格で、ちょっとだけ安かった。



◇ 映画

 イセザキモールまで歩き、横浜シネマリンに。「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ 発明中毒篇」という上映を観る。14時5分の回。月曜サービスデー、1100円。スタンプカードを出したら、もう期限切れだった。あとふたつでいっぱいだったのに惜しい。4列目の右端の席に座る。この上映は、シネマリンのスケジュールをチェックしていて知り、面白そうだと思い、観たくなったのだが、チャーリー・バワーズという名前は今まで知らなかった。紹介文を読むと、無声映画時代のコメディアンであり、発明家でもあるという人物なのだが、なぜか歴史のなかでは埋もれてしまっていたという。こんな人物、喜劇に興味があれば、惹かれるに決まっている。上映作品は短編6本、「たまご割れすぎ問題」「全自動レストラン」「ほらふき倶楽部」「怪人現る」「とても短い昼食」「オトボケ脱走兵」。少しうとうとしてしまい、上映順もおぼろげになり、映画の前にカツ丼なんか食わなければよかったと後悔したが、たしか、1本目はアニメーション作品だったはずで、事前にきちんと確認していなかったから、アニメーション作品が含まれることをよくわかっていなくて、なにが始まったのかと思った。バワーズというひとは漫画家でもあったのだ。ほかの作品を観ても、コメディアンとしての芸よりも、作中に出てくる発明品が面白い。となると、コメディアンとしても、映画作家としても捉えにくい。なまじ、チャップリンやキートンの喜劇映画を知っているから、そのような心構えで観ては間違いだったかもしれない。発明家によるコメディというべきか。考えてみれば、そう思わせるものは今のお笑いでもある。チョコレートプラネットやななまがり、かつてのフォークダンスDE成子坂など。

 映画を観たあとはブックオフに寄り、110円の文庫コミックを2冊、コミックを1冊、220円の文庫本を2冊、単行本を5冊買った。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄る。こちらでは、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。それから、横浜から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしてから、コーナンで買いものをして、夜遅くに帰宅した。雨には降られずに助かった。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 星川のマクドナルドで、市来広一郎「熱海の奇跡 いかにして活気を取り戻したのか」を読み終えた。2018年刊、東洋経済新報社。めったに読まないビジネス書だが、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」を観ていたせいで「熱海」が気になり、ブックオフで見かけて、つい読みたくなってしまった。しかし、熱海を訪れた記憶はなく、もしかすると、子どものころに連れていかれたことはあったかもしれないが、現在の熱海のことはまるでわからない。活気を取り戻したことも知らなければ、活気を失っていたことも知らなかった。観光地として衰退していた熱海の再生に取り組んだのがこの著者なのだが、2018年の本だから、その後、コロナにより、状況はまたまるっきり変わってしまっているだろう。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。朝に引き続き、観そびれていた「SONGS」、10月6日に放送された松任谷由実の回を観た。過去の「SONGS」出演回の総集編のような内容でもあり、ユーミンが宇宙に興味があるというのもよく知らなかったのだが、それは小松左京に影響を受けたのだという。「さよならジュピター」の主題歌をユーミンが手がけた縁があり、その曲が「シン・エヴァンゲリオン」に使われたというのも観ていないから知らなかった。スタジオでは、SKYEの演奏で「あの日にかえりたい」を、最後はAI荒井由実と「Call Me Back」を歌った。AIにされて、これほど違和感のないひともなかなかいないだろう。「SONGS」をもう1本、先週放送された原由子の回も観ると、サザンの楽曲のなかで、原由子がどういう仕事をしているのかがわかる面白い特集だった。

 今日の「徹子の部屋」は、新沼謙治がゲスト。骨折した話と、転んで流血した話、それから、亡き妻のママチャリを愛用していたら職務質問された話など。昨日の「笑点」は、木久扇の生誕85歳特集があり、大喜利でもお祝い企画があった。これは円楽が亡くなる前の収録だったんだろう。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の連載で、伊集院静が桑田佳祐から送られたという手紙について書いていた。伊集院静は桑田佳祐とは会ったことも話したこともないそうだが、一度だけ、遠くからすがたを見たことはあるという。四十数年前、ビクターの本社で、その年のヒット曲の表彰式があり、作詞家、作曲家の先生に混じり、サザンは「勝手にシンドバッド」、伊集院静はピンク・レディーの作詞で出席していたのだ。

2022年5月20日金曜日

5月20日金曜日/ジョージア映画祭など

◇ 伊勢佐木町

 ラジオを聴きながら、深夜から眠ったり起きたりをくり返し、朝6時過ぎに起きあがる。録画していた昨夜の「アメトーーク!」は「売れてないのに子供いる芸人」。この特集はともかく、最後に流れた上島竜兵の名場面集がたまらなかった。素晴らしい追悼。

 午前中から外出。はっきりと暖かくなり、Tシャツで出る。京浜急行に乗り、日ノ出町からイセザキモールに。今日もまた横浜シネマリンで映画を観るのだが、少し早く着いてしまい、関内方面にぶらぶらと歩き、活刻堂を覗き、なにも買わずに戻ってきた。





◇ 映画

 横浜シネマリンで開催中の「ジョージア映画祭」から、AからGまであるプログラムのうち、Dプログラムのミヘイル・コバヒゼ監督特集を観ておきたくなった。ホームページによると、その作風はジャック・タチに例えられることもあるというので、どれか観るならばこれだろうと思った。13時5分の回。さすがに、一昨日の濱口竜介特集よりはだいぶ空いていた。上映作は「結婚式」「傘」「音楽家たち」「井戸」という短編4本。上映時間はそれぞれ、20分、19分、13分、21分。4本目の「井戸」だけはコバヒゼ監督ではなく、エルダル・シェンゲラヤという監督が、盟友であるコバヒゼに捧げた作品だそうで、作中に携帯電話が登場し、いつの映画なのだろうかと思ったが、この作品だけは 2020年と新しい。コバヒゼは 2019年に亡くなっている(1939年生)。前3本のコバヒゼ監督作品はいずれも60年代の作品で、無声映画だった。「音楽家たち」にはコバヒゼも出演していて、音楽と振付も担当している。どれがコバヒゼなのかはわからなかったが、コメディアンというわけではないのだろうか。しかし、いちばん面白かったのは「傘」という作品だった。1本目の「結婚式」は弁士付きで観てみたい気がしたが、「傘」はこれだけで充分。

 

 映画のあと、雲雀洞に行ってみると、珍しいことに今日は開いていた。どのくらい珍しいかというと、雲雀さんに会うのは今年に入ってから初めてだ。外の百均ワゴンから1冊買い、ちょっと立ち話していく。しかし、面白い話があるときに寄ろうとして、閉まっていたから話しそびれた話がいくつかあったのだが、改めて、思い出しながら話そうとしてもどうも面白くならない。こんな話をしたかったんだっけと、すっきりしない気持ちで店をあとにした。

 関内方面に歩き、ブックオフにも寄る。一昨日にも寄ったばかりだから、さすがにいいものはなく、220円の単行本を1冊だけ買う。また、とんかつはまやに入り、タレカツ丼を食べた。850円。ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら、しばらく眠った。どういうわけかやたらと眠くなり、ぐったりしている。読書は少ししかできなかった。ベローチェを出て、横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄った。ここでもまるでいい本が見つけられず、通常は見向きもしない 220円の文庫本の棚から1冊買っていく。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、石原良純がゲスト。亡くなった石原慎太郎のこと、そして、その1ヶ月後に亡くなった母についても語る。「ミュージックステーション」も追っかけ再生で観ると、「神イントロBEST10」という企画があり、小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」が1位に選ばれていた。もちろん、タモリと小田和正の関係に触れる出演者はここには誰もいない。米米CLUBが25年ぶりの出演というのも今日の目玉のひとつだったが、少しだけ流れた25年前の映像がふざけていて面白かった。米米の代表曲は「浪漫飛行」ということになるのだろうが、それだけではあまりにも漏れるものが多い。

 今日はツイッターから、乙武洋匡も参院選出馬表明とのニュースを知った。ブログを更新してから、深夜0時過ぎに眠る。

2022年5月18日水曜日

5月18日水曜日/古本屋と映画・その他

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の水曜は、今月は「落語演芸応援5ウィークス」と題し、12時台には、桂小すみがゲストに登場した。最近、やけに評判を目にするが、観たことあったかなと思って自分のツイートを検索してみると、伯山の真打昇進披露のときに一度観ていた。年齢を聴いてちょっと意外だったが、高座に出るようになってからはまだ浅いが、お囃子さんとしてはベテランなのだ。「日本文化のいっちばんいけないところは、間口狭くして、深く行かせようとするんですよ。」と昇太師匠。

 ネットニュースでは、末広亭が存続の危機という毎日新聞の記事が出ていた。「「昭和元禄落語心中」に登場する「雨竹亭」のモデルにもなった貴重な建物」と紹介されていて、そういうことじゃないだろうと思ったが、書き手は油井正和という演芸をわかっている記者だから、若い世代に関心をもってもらおうという狙いか。クラウドファンディングを始めたようだが、だったら、若者よりも、経済的に余裕がある中高年に訴えかけるべきだし、いや、それよりも文化庁がなんとかすべきではないのか。

◇ 関内・伊勢佐木町・黄金町

 午後から外出。今日は暖かくなるのかと思えば、そうでもなく、パーカーを着ていく。横浜駅、相鉄線の改札の近くに吉野家ができていた。いつオープンしたのだろう。横浜から根岸線に乗り、関内に移動する。関内駅北口の改札前も、しばらくずっと工事をしていたが、いつの間にか終わり、すっきりしていた。



 イセザキモールに進み、吉野家のあとにできたとんかつはまやを初めて利用し、ロースかつ定食を食べた。700円。黄金町方面に向かい、雲雀洞の前を通るが、例のごとく、シャッターが閉まっている。開いている確率がとても低い。時間があるから、周辺の古本屋をまわることにして、まずは馬燈書房に。外のワゴンから、3冊220円の文庫本を3冊選び、セルフ会計で、外に置いてある箱にお金を入れていく。セルフ会計の場合は消費税はサービスで、200円になる。川崎書店にも寄るがなにも買わず、続いて、バイアップでは、外の棚から110円の文庫本を2冊買う。交差点を渡り、博文堂書店にも行ってみるが、こちらもシャッターが閉まっていた。




 京浜急行を潜り、黄金町駅の向こう側に進む。グーグルマップで検索すると出てくる「楕円」という店があるのだが、以前、一度探してみたが見つけらず、再度探してみるも、やっぱりわからない。店舗ではないのかなと思うが、グーグルマップには店内のような写真が載っているのが不思議だ。線路沿いに日ノ出町方面に進み、黄金町アートブックバザールを目指すが、その手前のY字路にあった建物がなくなってしまっていた。スナックかなにかだったような気がするが、記憶はたちまちあやふやになるものだ。過去に写真に撮ってあるはずだから、探せば確認はできるのだが。そのあとはイセザキモールに戻り、ブックオフに寄り、110円の文庫新書を3冊、220円の単行本を3冊買った。多めの買いものになり、ゴールデンウイークにもらった11パーセントオフクーポン券を利用した。



◇ 映画

 からだがどうも重く、だるい気がする。ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら、少し眠り、読書もした。2時間ほどでベローチェを出て、横浜シネマリンに。濱口竜介の特集上映にもう一度、20時50分の回の「PASSION」を観る。予算もないから全作品を観るというわけにはいかないのだが、初期の代表作といわれている「PASSION」は観ておきたかった。東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作として作られた、2008年の作品だ。キャストがかなり「偶然と想像」と重なっているのだが、しかし、「偶然と想像」のようなわかりやすい面白さはなく、この当時にこれをいきなり観たとして、濱口竜介の才能を理解できたかというとちょっと自信がない。ときどき現れる才気走った監督のひとりぐらいには思うかもしれないが、初めて観た作品が「寝ても覚めても」だったのは自分にとってはいいタイミングだった。


◇ ニュース

 帰宅は深夜0時過ぎになった。ツイッターを見ていたら、山口県の 4630万円の誤給付問題のニュースで、ネットカジノで使ってしまったという報道があり、けっこう愉快なニュースぐらいに思っていたのだが、24歳の男が逮捕され、ニュース速報が流れたというのでなんだそりゃという気になった。録画していた「水曜日のダウンタウン」を観ると、たしかに速報が出ていた。しかし、実名報道までするのはちょっと異常なんじゃないか。振り込んだ役所がそもそも間抜けなのに、マスコミまで間抜けにつき合っている。

 もうひとつ、これもツイッターから知ったが、水道橋博士が阿佐ヶ谷ロフトのイベントで、れいわから参院選立候補を表明したようだ。TBSのニュースサイトが報じているが、テレビでは扱われたのだろうか。検索してみると、ラサール石井も現場にいたようで、客席にいたら登壇させられたようだが、集合写真を見ると、なんと、その場には長井秀和もいる。忘れていたが、そういえば、長井秀和は市議選に出るんだったか。その長井秀和がなぜこのイベントにいるのか。橋下徹と同じくタイタン所属であり、創価学会でもあるという立場でここにいるのだからめちゃくちゃだが、水道橋博士との共演は今まであったのかも記憶になく、考えてみると、それも不思議なくらいに芸風的には(むしろ、爆笑問題よりも)相性がいいはずだ。浅草キッドファンとしては、ここ数年は、失望、困惑させられることばかりだったが、これはどっちに転ぶだろうか。深夜2時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...