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2024年11月8日金曜日

11月8日金曜日/田名網敬一からとんねるず

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。上白根病院の相談室から電話があり、施設の面談の準備ができたということで、そちらにも電話して、日時を決める。ろくに確認もしていなかったのだが、とんとんと進んでしまいそうだ。

 録画していた昨夜の「私のバカせまい史」は、バカリズムがプレゼンターの「野呂佳代の女優風史」。事務所に承諾をとろうとすると、事務所は本人の出演を希望し、いったん保留になるが、バカリズムが野呂佳代本人にじかに許可をとり、本人不在で企画が進められていくと、過去のインタビューを検証してもボロを出していないことがわかり、「野呂佳代の女優風いじり警戒史」に企画が変更された。悪いようにしないとか言いつつ、しかし、これははっきりと足を引っ張ってるんじゃないのか。

 Spotify のポッドキャストで聴いている「大竹まこと ゴールデンラジオ!」だが、今週は月曜に「浜祭」があったが、そのあとは大竹まことは休みにしたのかな。木曜の「大竹紳士交遊録」は関口靖彦の担当。「BUN-1グランプリ」というのをここで初めて知った。

 昼はオンタイムのラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」はオープニングのあとにゲストがあり、「お笑い有楽城」で優勝したちぇく田が登場した。まったく知らないひとだったが、漫談を聴くと面白い。ウィキペディアにあたってみると、38歳だからけっこういい歳で、なかなかのキャリアだ。現在はSMAに所属している。12時台ゲストにはヒコロヒーが金曜日にも登場。高田先生もつるちゃんを認識していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載は西田敏行追悼。「FRIDAY」にはMC芸人極秘ギャラリストという記事があり、1位、2位はウッチャンナンチャン、3位、4位はくりぃむしちゅーなのだ。SNSからは、松本人志が訴えを取り下げたというニュースが流れてきた。なぜ取り下げたのか。もしかすると、松本復活のシナリオを誰かが考えているのか。

 午後から外出。部屋にいても薄ら寒く、寒暖差のせいか鼻水が止まらない。横浜から東横線、明治神宮前から千代田線に乗り換え、乃木坂に出る。旧ジャニーズのビルから社名の看板がなくなっていることを確認しつつ、コンビニに寄り、パンをひとつ買って食べておく。

◇ 乃木坂

 国立新美術館で開催中の「田名網敬一 記憶の冒険」に。国立新美術館に入るのも初めてだ。一般、2000円。撮影自由、写真を撮りまくりながらまわる。田名網敬一という名前を知ったのはいつだったか、スーパーカーのジャケットを手掛けたときには知っていたはずだから、90年代の終わり頃に認識したような気がする。展示は、オブジェ、映像作品もたくさん、赤塚不二夫とのコラボ作品や、田名網敬一がアートワークを手掛けたタモリとマイルスが対談した雑誌なんかもあった。コロナ禍には大量のピカソの模写をしていたというその展示にいちばん驚かされる。奇しくも、田名網敬一はこの会期中に亡くなってしまい、そのことを知らせるパネルが最後に置かれていた。約1時間強でまわり終える。解説らしき紙をもって歩いているひとがいたが、どこに置いてあったのか、その紙はもらいそこねてしまった。

◇ 九段下

 美術館を出て、すぐに乃木坂駅に向かい、今度は九段下に移動する。田名網敬一展を観ていた45分後には武道館に着いていた。19時から始まるとんねるずのライブを、チケットは抽選に外れてしまったが、この歴史的ライブの会場周辺の様子を記憶しておきたいと思った。武道館に着いてみると、音漏れを聴こうという集団が正面入り口前にできていて、そのなかに加わる。前方にはマッコイ斎藤がいて、どうやら YouTube の撮影をしている。そうか、うっかりしていたが、「貴ちゃんねるず」を観て集まってきたひとが多かったのか。かすかに音漏れしてきた1曲目は「情けねえ」。それから少し間が空き、聴こえてきた曲がなにかわかった誰かが「みのもんたの逆襲」だと声をあげた。異常な連帯感で楽しかったのだが、向こうのほうが音漏れが聴こえるという情報が伝わってきて、40分ぐらいしたところでそちらに移動してみる。チェッカーズの「ONE NIGHT GIGOLO」が聴こえるのがはっきりとわかった瞬間があった。

 武道館のまわりにいたのは1時間強ほど、九段下駅まで戻り、渋谷に移動する。明治通りの富士そばに入り、ようやくまともな食事をとった。肉富士そばを食べる。710円。帰りの電車内では、Spotify のポッドキャストで、飯塚悟志の「こねくと」に憲武が出た回をようやく聴いた。放送されたのは先月だが、ポッドキャストがある安心感でずっと聴きそこねていた。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は神野美伽がゲスト。スタジオで「ラッパと娘」を歌う。「NHKニュース7」を観ると、松本が訴えを取り下げたニュースも扱っている。

 ヤーレンズが担当の「#ふらっと」にゲストで出た山田邦子がしゃべっていたことが気になり、これは YouTube で探して聴いた。10月24日の放送だが、オンタイムでも少し聴いていたのだが、ポッドキャストで聴きなおせると思っていたら、ポッドキャストは期間限定だったようでいつの間にか配信がなくなっていた。山田邦子が今年の「M-1」審査員について訊かれたときにしゃべっていたことが気になっていた。「今年はないかもわかんない。どうだろう? やりかた変えるんじゃないかしら。」「あれがあれだからさ」「あれ、出るみたいなのよ」 このときには本気の話とは思わずに聴いていたが「あれ」とはなんだろうか。ちょうど1年、誰かがそれを企んでいたとしてもおかしくはあるまい。

2024年10月8日火曜日

10月8日火曜日/真打昇進披露・初日

◇ ラジオ・テレビ

 今朝はゴミ出しをさぼってしまったが、雨降りだから出さなくてもよかったか。母は朝からどこかに出かけていたようだ。ブログの更新をひとつ。Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、ゲストが室井滋だった。賭け麻雀をやっている話をしていたけど、大丈夫なんだろうか。阿佐ヶ谷姉妹の江里子さんはもたいまさこに似ていると言われていたそうだ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。日曜の「ガキの使いやあらへんで!」は、彦摩呂からグルメリポートを学ぶという企画。「バカせまい史」と「しくじり先生」を合わせたような、なんのオリジナリティもないひどく退屈な内容だったが、次週に続くようだ。

 昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画の「まさのりは知りたいよ」第4弾。今回ももちろん、崎陽軒の山本さんも出演する。第1の疑問は、縄文人は髪や爪をどう切ったか。山田康弘という考古学の先生が登場し、年配のかただったが、この先生がまさのりさんの大ファンなんだそうでDVDも買っているという。第2の疑問は、セーターは乾燥機でどこまで縮むのか。第3の疑問は、犬から電話がかかってきたのだがこれはなんなのか。ドッグトレーナーのひとが登場し、まじめに答える。第4の疑問は、食べられるシャボン玉の仕組みについて。スタジオでは、ヒコロヒーがシャボン玉に無心になる。

 今日の「徹子の部屋」は有森也実がゲスト。23年ぶりの出演。1987年放送、19歳のときの初出演の回の映像が流れた。「放浪記」で共演していた森光子の思い出を語る。「放浪記」のオファーを受けたときに、こまつ座の「頭痛肩こり樋口一葉」の舞台の本番と稽古が重なっていて、稽古に5日ほどしか出られないから断ったのだが、森光子の楽屋にあいさつに行った際にその事情をじかに話したら「本番と稽古をぬうなんて当たり前よ。私たちは本番と本番をぬったわよ。大丈夫だからおやりなさい。」と言われ、それで受けることにしたのだという。有森「あれで森さんが本当に、「ああ、わかったわ」って言ったらもう、このご縁はきっとなかっただろうし、私も女優としてここまでがんばれるかどうかっていうのも疑問ですし、ほんとに、運命の分岐点です。」 森光子の「徹子の部屋」の初出演は、1976年放送、56歳のときで、ちょうど今の有森也実と同い年なのだ。この回は写真だけが残されていて、1983年放送、2回目の出演のときの映像が流された。番組最後に、有森也実から徹子さんに質問があった。徹子さんも森さんも正直でストレートに話をするのだが、「私が正直な気持ちを伝えたりすると、也実はきついねえとか、そんな言いかたしなくてもいいのにねえとかって言われちゃうんですよね。そういうときはどうしたらいいのか…。」 徹子さんは「言う相手が違ったんじゃない? その相手のひとに言わなきゃよかったんじゃない?」「このひとなら言ってもいいと思うひとに言えばいい、わたくしはそれがいいと思います。」 有森「たくさんのひとにわかってほしいなんて思っちゃいけないんですね?(笑)」 徹子「それはそうじゃない? きっと。」 

 午後から外出。雨降り。昨日とは打って変わって寒くなる。母が家にいたくないといって、一緒に出てこようとするから、急いで、駅に向かわずに折れ曲がり、コンビニでチケットを引き換えていくことにした。ローソンの Loppi という機械に予約番号を打ち込むのだが、なぜかそんな番号など存在しないかのような表示が出る。メールを見なおし、リンクに飛んでみたらQRコードが出てきたから、これを読ませてみると発券の画面に進めた。予約番号はなんのためにあるんだ。

◇ 渋谷

 横浜から東横線に乗り、渋谷まで。新南口に出て、富士そばに入り、かつ丼を食べる。580円。新南口のマクドナルドはなくなってしまったのか。ベローチェに入り、ひと休み。新南口から山手線の西側に移動し、新しくできたサクラステージを通り抜けていく。

 さくらホールにて、2夜連続の「立川らく兵真打昇進披露落語会」。明日も観るのだが、今日は初日。18時半開演、10分前に入場する。いちばん端っこの席だから座りやすいかと思っていたのだが、端っこは壁になっていて、通路側から座っているみなさんの前を通してもらわなければならなかった。前座なし、いきなり談笑師匠が登場し、「金明竹」をやる。続く、志の輔師匠は「親の顔」。志らく師匠は「洒落小町」。いずれも得意ネタ。仲入りのあいだは、出入りが大変なので、客席から動かずにいた。仲入り後は口上。らく次さんが司会を務める。談笑師は情がこもったあいさつだった。志らく師匠がらく兵さんの破門の詳細を説明し、志の輔師匠はここで初めて把握する。志らく師匠は、立川流の顔がいないから自分が死ぬまでには売れてほしいという。志の輔兄のところには晴の輔が、談春兄のところには小春志がいるけど、うちには誰もいないと話した。トリはもちろん、らく兵さん。「火焔太鼓」をたっぷり40分。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「さんま御殿」は「コンプレックスに負けるなSP」。田口浩正と芋洗坂係長のテンションがふたりそろって出演。光浦が帰国中のオアシズもふたりそろった。テンションを知ってるのはオアシズだけか。そのほか、柔道のウルフアロン選手、鷲見玲奈、辻希美、尼神インターの渚らが出演。テンションのネタの映像が流されたが、「笑売繫盛」のものだ。丸くて四角いものが大好きだという田口浩正。がんばってしゃべるんだけど、空まわり気味でそこから話が広がらない。芋洗坂はぜんぜんしゃべらず、トークに入っていくタイミングがわからないというのが芋洗坂のコンプレックスだった。番組の最後の最後にさんまからネタをふられ、テンションの昔のネタを披露したが、観ていてちょっと恥ずかしくなる感じがある。復活ライブも気になっていたが、やっぱり、行くほどのものではないかな。

 深夜はラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、太田が出演した「それぞれの孤独のグルメ」の話から始まる。録画はしたのだが、このラジオを聴くよりも前に観ておくのを忘れてしまった。撮影中にエキストラの老夫婦をえんえんとからかっていた話をする。高田先生が「ビバリー」でしゃべっていた感想にも応えていた。ラジオを聴きながら、深夜3時前に眠る。

2024年5月14日火曜日

5月14日火曜日/増上寺で時間をつぶす

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に起きあがり、まず、ゴミを出してくる。ラジオをつけたまま、ブログの更新をしようとするが、つばさの党のニュースが気になり、ついつい聴いてしまった。ブログの更新ひとつにやたらと時間を食う。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「しゃべくり007」は、舘ひろしと柴田恭兵がゲスト。名倉潤が 19歳のときに「あぶない刑事」にエキストラで出ていたとは知らなかったな。まずは舘ひろしの歴史からたどられるが、クールスが原宿のレオンという喫茶店に集まっていた時代、柴田恭兵も原宿に住んでいて、その時期に舘ひろしを目撃しているんだな。クールスの水口晴幸もこのスタジオにきていて、観覧席に座っていた。柴田恭兵は小学校の同級生が東京キッドブラザースのマネージャーをやっていたのがきっかけで観劇し、入団する。当時の舞台の映像も流された。舘ひろしはセリフをぜんぜん覚えないそうで、俳優としての考えかたがまったく違うふたりだが、打ち解けるのに時間がかかったかと上田が訊くと、それはそれで魅力的だったと柴田恭兵が答える。舘ひろしが言うには、「あぶない刑事」は建物でいうと舘ひろしが土台みたいなもので、デザインをしたのは柴田恭兵と例えた。舘ひろしは、柴田恭兵に最初は「このひと、変な芝居するなあ」と思っていたそうで、柴田恭兵の芝居に対する嫉妬があったという。番組後半は「あの美女覚えてますか?」という恒例の企画。「あぶない刑事フォーエバー」で同僚役だった村田映里佳という女優が登場し、もうひとり、「あぶない刑事」の初回に出演していたという女優も登場したが、このひとはなんと、伊藤智恵理だった。現在のすがたからはそうとはわからないくらいだったが、有田は早くに気がついていたな。

 日曜に放送された「情熱大陸」は隈研吾に密着していたが、あんまり面白いドキュメンタリーにはなっていなかった。養老孟司の家を訪問し、別の場面では茂木健一郎のすがたもあったが、茂木健一郎はノークレジット。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、東MAXが昨日の伊東四朗と高田先生の会話を話題にしていた。12時台ゲストは真田ナオキという演歌歌手。吉幾三の弟子。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」に松平健が登場していた。インタビュアーは吉田豪。稲川淳二との交流や、勝新太郎の付き人時代を語っている。「SPA!」では、東出昌大の連載エッセイも始まった。

◇ 浜松町・増上寺

 午後から都内に。横浜から東海道線に乗ろうとして、走れば間に合いそうだったが、つぎのでいいやと見送り、ホームに並んでいたら、時間になってもつぎの電車がこない。そのまま、10分ほど待っていたらようやく遅延を知らせるアナウンスがあり、到着までさらに10分ほどかかるというのでさすがに列を離れた。横須賀線のホームに移ると、電車がすぐにやってきた。1本見送ったばかりに馬鹿な時間を過ごしてしまったと思ったが、ところが、品川から山手線に乗り換えるつもりでいたら、電車は大崎に着いてしまう。横須賀線に乗ったつもりが、湘南新宿ラインに乗っていたのだ。大崎から山手線に乗り、浜松町にたどりつくのに、計算していたよりも30分は余計にかかるはめになった。

 浜松町にて、遅めの昼食。富士そばに入り、かつ丼を食べる。580円。本当は読書の時間を作るつもりでいたのが、電車の遅延のせいで計画が崩れた。読書はあきらめ、増上寺に寄り、時間をつぶすことになった。

 帰りは品川から京浜急行に乗り換える。夜遅くに帰宅し、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、聴きながら深夜2時前には眠った。

2024年5月5日日曜日

5月5日日曜日/永野とギターウルフ

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に目覚めてしまい、朝から眠りなおそうとするその前にSNSを開くと、唐十郎の訃報が目に入り、大きな声が出てしまった。午前中に数時間眠り、ブログを更新しようとするが、下書きをきちんと残しておかなかったせいもあり、まるでまとまらない。こういうときは無駄に時間を食うことになるから中断する。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」を観る。鈴木紗理奈、やす子、丸山礼、石田健らが出演。まずは栃木県那須町の事件から、スタジオでは裏社会ジャーナリストの石原行雄と、リーゼント刑事の秋山博康が解説をする。そのあとには、東京15区の選挙妨害についてしっかりと扱っていた。つばさの党の黒川敦彦と根本良輔を、「News23」の宮本晴代記者が取材する。宮本晴代記者はスタジオにも登場、TBS報道部の後藤俊広デスクとともに解説をする。太田「彼らは言論の自由って言ってるけど、言ってるのを見れば、もう暴言、罵詈雑言、誹謗中傷ですよね。で、怒鳴りつけて、相手を怖がらせて恐怖心を抱かせて、恫喝するっていう。これがはたして言論の自由かどうかっつうのは、そのまあ、法律的にはね、さっき言ってたように、まあ、なんにも、その抜け道を、グレーゾーンを突いてるんだって言うけど、彼らが批判しているたとえば岸田政権、既存の政権は、言ってみりゃ今回の裏金問題なんかでも、まあおんなじですよね、法律的にはこれ別に許されるんだと、だったらなにをしてもいいのかってところに国民は不満があるわけで、彼らがやってることはまさに、岸田政権や、そのなんていうんですか、裏金問題をもらった大臣とおんなじことを主張してるだけであって、それを正義って言ってるみたいだけど、それはちゃんちゃらおかしくて、きれいごとって言ってるけど、お前らのやってることもきれいごとなんじゃないの、言ってることもっていうふうに…。」

 午後、家を出るまでラジオをつけておく。「爆笑問題の日曜サンデー」はゴールデンウィークの特別企画、リクエスト企画だったのだが、14時台に小室哲哉が登場したので驚いてしまった。

◇ 渋谷・下北沢

 午後から都内に。半袖で出るが、カバンにパーカーを入れていく。今日は夏のように暑くなるのかと思っていたが、外に出てみるとそこまで暑くはなかった。渋谷に出て、井の頭線に乗り換える前に、富士そばに入り、ミニトロたく丼セットを食べる。650円。食券機にある写真が小さくてわからなかったが、「トロたく」の「たく」とはなにかというと、たくあんのことだった。

 渋谷から井の頭線に乗り、下北沢に着いたころにはやっぱり寒くなり、パーカーをカバンから出して着ることになった。ほん吉、古書明日と、古本屋をまわるが、今日は荷物を重くしたくないからなにも買えない。下北沢駅のほうに戻り、ピーコックストアの上階にある三省堂書店を覗いていく。水道橋博士やプラス・マイナス岩橋の名が表紙にある松本人志論の本が平積みされてあり、宝島社の本だが、別冊宝島で出すならまだわかるが、見るからにどうもお粗末な本だ。博士もこんな本に参加するようではもう終わりだな。

 早めに着いてのんびりするつもりが、歩きまわっていたらかえって疲れてしまった。下北沢にやってきたのは、SHELTER にて、永野とギターウルフのツーマンライブを観るため。開場時刻になる前、SHELTER の向かいの歩道を歩いていくと、すでに整理番号順に客を並ばせていた。早く入ってもしょうがないから開場するまで待とうと思い、いったん離れ、北沢タウンホールの1階ロビーで休んでいく。パーカーはカバンにしまい、再びTシャツ姿になる。開演15分前になってから行ってみると、この時間でもまだ行列を入場させ終わっていなかった。下北沢では演劇はさんざん観ているのだが、SHELTER には今まで縁がなく、入ったことがない。どんな客層だろうと、並んでいるひとたちの服装を眺めると、おおむねギターウルフのファンかなという感じがする。列には並ばず、列がなくなるのを待ってから、開演5分前に入場した。狭いライブハウスにぎゅうぎゅう詰めのオールスタンディングの客。コロナ禍は過ぎたとはいえ、コロナ以降には体験したことのない密度だ。18時半に開演すると、まずは永野が登場。ライブはまず、永野が45分、後半にはギターウルフのライブが45分という構成。お笑いライブとは違う雰囲気の客を相手にするこれと同じような状況は、去年、「やついフェス」でも体験していて、そのときに突出した盛りあがりを巻き起こす永野を目の当たりにしていた。永野はネタを11本披露する。テレビでもなじみのあるネタもあれば、新ネタもあり、地下ライブで観られるような不穏当なネタが連発される。「警察が好き!」の掛け声では観客がいっせいに飛びあがり、あるいは、「ギターウルフ! 新沼謙治! 野口五郎!」という謎のコール&レスポンスで盛りあがる時間もあった。最後は最大のヒット作「ラッセンが好き」。クワバタオハラも発見され、駆け抜けるように永野のステージが終わった。後半はギターウルフ。ギターウルフのライブを観るのも初めてではなく、ずいぶん前に横浜で、外道のライブのゲストで出ていたギターウルフを観たが、そのときは屋外のステージで、このような狭いライブハウスでは初めてだ。ステージに現れたときの存在感に笑ってしまうくらいに圧倒される。目の錯覚だろうか、セイジが不思議と異様に大きな人間に見えた。ライブが始まると、ダイブががんがんくり返される。中盤に永野も呼ばれ、永野も客の上にダイブする。今日のライブは撮影自由で、ばんばん写真を撮った。

 ライブは2時間ほどで終わった。オオゼキに寄り、パンをひとつ買って食べてから帰る。井の頭線、渋谷経由で、東横線の各停に乗り、横浜に戻ってくる。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか観てから眠る。

ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...