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2025年5月5日月曜日

5月5日月/リキッドルームまで

◇ あんぱん・ラジオ

 ほとんど眠れずに目が覚めてしまい、早朝、NHKプラスで、土曜の朝に放送された「まだ間に合う!あんぱん」という20分番組を観た。ここまで5週間のダイジェストが20分にまとめられているのだが、最後のこれからの放送の予告はちょっとネタバレがすぎやしないか。そんなに知りたくなかったというところまで知らせてくれた。

 早朝から眠りなおそうとするが、また数時間で目覚めてしまう。NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。ナレーション「たかしが東京へ旅立つ日がやってきました。」 時代は昭和12年になった。御免与駅、たかし・北村匠海が柳井家のみんなに見送られる。たかしはメガネをかけるようになった。叔父・竹野内豊「おもいっきり好きな絵を描いて、学んでき。」 たかし「叔父さん、いろいろとご負担をかけて、すみません。」「気にすな。出世払いじゃ。あとでたんまりふんだくっちゃお。」といって、叔父はたかしのあたまをつかむ。叔母・戸田菜穂「ちゃんとご飯食べるがで。」 ちひろ・中沢元紀「兄貴、落ち着いたら手紙くれ。」 そこに自転車のベルの音が聞こえ、ヤムさん・阿部サダヲがやってきた。たかし「ヤムさん。わざわざ見送りにきてくれたんですか?」 ヤムさんはたかしに「これ、俺の気持ち。」といって、封書を渡す。「汽車で、読んでな。」「気持ち悪ぃ…」と小さくつぶやくたかし。列車が到着し、たかし「では、みなさん、ありがとうございます。行ってきます。」 汽車のなか、「ヤムさんの気持ちって…」とつぶやきながら封を開くと、中身はのぶ・今田美桜からの手紙だった。「嵩、東京行っても頑張りよ! うちも頑張るき! のぶ」 いっぽう、朝田家では、のぶはひとり、黒田先生・瀧内公美の言葉を思い返していた。「あなたはおのれに負けたのです。愛する祖国のために、全身全霊で尽くすこころがないから、負けたのです。」 うさ子・志田彩良に負けたなぎなたの試合が思い出される。のぶは竹の棒を手にして、威勢よくふりまわし、稽古をする。ナレーション「のぶたちに後輩ができました。」 女子師範学校の寮、のぶとうさ子に後輩ふたりがおじぎをする。うさ子「し、室長の小川です。」 のぶ「2年の朝田です。」 互いに目を見合わせ、うさ子はたどたどしく説明を始める。「ま、まず、廊下は私語禁止。先輩に会うたら、一礼し、道をゆずること。先輩は、後輩の1時間前に起床し、後輩の、洗濯や、靴磨きはすべて先輩…」 のぶ「うさ子ちゃん、逆、逆。」 うさ子「ああ、逆です、逆!」 こういうところはまだ、昔のうさ子ちゃんのままなのだ。教室、黒田先生が話している。「卒業まで、あと1年しかありません。1年後には、あなたたちが指導する側になるのです。小川さん!」「はい。」「どんな教師になりたいですか?」「私は裁縫を教えて、銃後を支える立派なおなごを育てたいがです。」 先生は小さくうなずく。「朝田さんは?」「私は、子どもらあに体操の楽しさを教えたいと思うちょります。」「では、あなたが思う、立派な教師とは?」「それは…」とくちごもると、「返事が遅い!」と一喝。「立派な教師とは!」 生徒みんなが「大和魂をもつ、教師です。」と答える。「ニッポンが誇る、先哲の教えを自らの血肉とし、それをもって、子らを教え、導かなければなりません。」「はい!」とちから強く返事する生徒たち。一拍遅れて、のぶも「はい」と返事する。場面はたかしの学校の教室に替わる。所在なさげにうろうろしているたかし。スケッチブックに馬の絵を描いている生徒を後ろから覗き込み、「上手い…」とつぶやくと、その生徒は黙ったまま、スケッチブックを抱えて逃げていってしまう。たかしもその場を移動しようとすると、別の生徒にぶつかり、じっと見られる。「あっ、すいません。」と謝るが、相手は無言。そこに「あれっ、柳井くん?」という声。声の主はケンちゃん・高橋文哉だった。「柳井くんやなかとねえ?」といって、駆け寄ってくる。「ケンちゃん?」「柳井くん、受かっとったとね? すごかあ。」「あれっ? 落ちたんじゃなかった?」「補欠合格で拾われたとよお。」「はああ、そうかあ。よかったあ。ほんとによかったあ。」と、ケンちゃんの肩をたたく。「ここの制服、すごかねえ。殺し屋みたいっちゃも。」「うん、ネクタイとか、すごい…」「怖かあ。ばってん、俺が着たら、大道芸人みたいに見えん?」「うん」というたかしに「なんでえ!」といって、じゃれあうふたり。そこに「おーはーよ!」という声。先生、山寺宏一がついに登場。「おーはー」かと思ったら「おーはーよ」だった。「はい、着席ィー。」 着席する生徒たち。「担任の座間です。」 見るからに明るく面白そうな先生は黒田雪子とは対照的だ。たかしを指差し、「きみ。名前は?」「あっ」といって立ちあがり、「えっと…、柳井たかしと申します。」「柳井くん、きみは将来、なにになりたい?」「絵描きではメシが食えないといわれて、図案科に…。将来は…、まだ…」「なにごにょごにょ言ってんのお?」とおどけた口調で訊くと、生徒たちから少し笑いが起こる。たかし「すみません…」「まあ、いいんだそれで。きみらの将来は真っ白だ。何色に染まるかは、きみら次第だ。デザインの学校に入ったからって、デザイナーになる必要なんてない。小説家でも、タップダンサーでもいいんだ。」 少しざわつく生徒たち。ケンちゃんが手をあげ、「先生、タップダンサーってなんね?」と訊くと、先生は教壇の上で、少しタップを踏んでみせる。「どげんしたと? 足がかゆかとですか?」 また少し笑いが起こる生徒たち。「まあまあ。机で学ぶことはなにもない。お前ら、銀座に行け。世の中を、こころとからだで感じてこい。話はそれからだ。」 場面は路面電車が走る銀座に替わり、制服姿のたかしとケンちゃんが歩いている。ショーウィンドウを見たケンちゃんが「かっこよかあ。すごかねえ。」と驚く。映画館の客席に座るふたりは「フランケンシュタイン」を観ていた。劇場を出ながら、ケンちゃんが「こげん話思いついたやつ、あたまとっちらかっとるばい。ねえ?」というと、たかしは看板を見上げ、「いや、この映画を作った監督は天才だよ。怪物役のボリス・カーロフもすごい。衝撃的だったあ。」と興奮気味に語る。ケンちゃんは道行く女性を見て「衝撃ばい…」とつぶやく。つぎつぎに通る女性たちに「柳井くん、銀座に美女がうじゃうじゃおるげな。」 ケンちゃんが女性の顔を見ていたら会釈をされる。「どげんしよう、みんな美人に見えるっちゃけど。柳井くん、俺、ちょっと、美人がどんぐらいおるか、数えてきてもよか?」「うん、どうぞ。」と受け流すたかし。ひとりになったたかしは、銀座の風景を眺め、スケッチブックを取り出し絵を描き始める。下宿先に帰ってきたたかしは銀座で描いた絵を脇に置き、手紙を書いていた。すると、戸をたたく音がする。「はい、どちらさまですか…?」 たかしがそろそろとふすまを開けると、そこに立っていたのはケンちゃんだった。「えっ!? ケンちゃん?」「138人。」といって、チェックした痕が書かれている手帳を渡す。「今日見つけた美人の数たい。」「なに、これを報告しにきたの?」 笑いながら部屋に入ってくるケンちゃん。「狭か部屋やねえ、おんぼろやし。まあ、男ふたりなら、ちょうどよかよね。」「うん。うん、ん? え?」「親戚んちに世話になっとったっちゃけど、学校から遠かとよ。やけん、ここでよかあ。」といって、部屋に寝そべる。「ごめん、なに言ってるかわかんないんだけど。」「家賃も食費も、ふたりで折半のほうが安かろうもん。よかろ?」「はああ、ケンちゃん…。」 場面は女子師範学校の寮に替わる。のぶが歩いていると「朝田さん」と呼び止められ、事務員さんに「お手紙ですよ。」といって、手紙を渡された。封書の裏には「柳井嵩子」と書かれていた。のぶは部屋で手紙を読み始める。「前略のぶちゃん、お元気ですか? 東京はたいそう面白いところです。学校も街もひとも、すべてが刺激的です。下宿先の部屋は狭いです。そのうえ、新しくできた友人が転がり込んできて、さらに狭くなりました。」 のぶは「たかし、もう友だちできたがかい…」とつぶやく。「その友人と毎日、銀座の街をぶらぶら散策しています。のぶちゃん、子どものころ、銀座の話をしたのを覚えてますか?」 子どもの頃に会話した場面が挿入される。のぶ「銀座って、どこにあるが? あの山の向こうかい?」 たかし「あの山越えて、海越えて、ずっとずっと遠く。」 思い返しているのぶの表情。「のぶちゃん、いつか東京においで。ここには自由があるんだ。」「自由…」とつぶやくのぶ。「のぶちゃんと、銀座の景色を見たい。驚いたことに、銀座を歩いている女のひとは美女ばっかりです。友人も驚いています。銀座には美女しかいないけど、どうなってるのかと。」「はあ?」と声を出すのぶ。しみじみしたBGMも止まる。「そんなわけで、とにかく僕は楽しくやってます。」 手紙の最後には、銀座の街でたかしとケンちゃんが美女たちとフランケンシュタインに囲まれた絵が描かれていた。のぶは憎たらしい口調で「そんりゃあよかったですね。たっせえがあのたかしのくせに、生意気じゃ…。」 場面は道場に替わり、なぎなたの稽古をする生徒たち。「のぶちゃん、いつか東京においで。ここには自由があるんだ。」というたかしの声がリフレインされる。なぎなたを「やあ!」と突くのぶ。「自由とはほど遠く、もがくのぶでした。」というナレーションで今日は終わり。涙と笑いのバランスが素晴らしい。たかしもだんだんユーモアのある青年になっていってる感じがする。

 SNSから知った YouTube の動画で、「あんぱん」のキャストでNHKプラスをPRする1分のミニドラマをやっているのも観た。阿部サダヲと江口のりこがパンを作っていると、三姉妹が順番にやってくる。蘭子がこの時代になぜかスマホをもってくるのだが、阿部サダヲと江口のりこが面白いのはもちろん、河合優実のコメディセンスが冴えている。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。ナベプロヒストリーを語り出したら止まらなくなる高田先生。12時台ゲストは泉麻人。「冗談画報」の本を作っているというからこれは楽しみだ。松本明子も「冗談画報」にはビッグサースデーの一員として出たことがあり、高田先生は「ぐちっこダンサーズ」の推薦人として出演したそうだが、「ぐちっこダンサーズ」なんて名前はまったく初めて聴いた。高田先生が春やすこ・けいこの座付き作家をやっていたというのも知らなかった。滝大作が亡くなっていたというのも知らなかったが、検索すると、去年の10月に亡くなっていたのか。恒例の「ベスト3」は「忘れられない昭和の名曲」、泉麻人は、太田裕美、三田明、クレージーキャッツを選んだ。泉麻人は石破茂の同級生でもあった。

 昨日から慢性鼻炎のクスリを飲み始めたが、ぜんぜん効いている感じがしない。飲み続けると効果があるのかどうか。今日は腹も減らないし、眠くもない。しかし、どうも腹にガスが溜まっているようで、呼吸に問題があるからのような気がする。

◇ 新横浜・恵比寿・自由が丘

 午後から外出。天気がよく、パーカーではやや暑くなりそうだが、夜は気温が下がるだろう。東横線直通、まずは新横浜に出る。図書館の本が予約が入っていたために延長できず、返却しなければならなくなったが、二俣川の行政サービスコーナーは祝日は休み。どこか寄れる図書館はないかと考え、新横浜から歩いて行ける港北図書館で返却することにした。横浜アリーナの横をひさしぶりに歩いていく。グーグルマップを見ると、それほど時間はかからないだろうと思ったが、歩いていくつもりの道がじつは地下を通っていることがわかり、歩行者が通れる道ではなかったから少し遠まわりになった。港北図書館は初めて利用する。2冊返却し、新たになにか借りていこうと、閉館時刻まで40分ぐらい棚を眺めてまわったが、これというものが見つからず、無理して借りることもないかと思い、借りずに出ていく。

 菊名駅まで歩き、東横線の各停に乗り、代官山に移動する。代官山からさらに恵比寿に歩いていく。どういうわけか腹が減らず、しかし、さすがになにも食べないわけにはいかないから店を探すと、富士そばがあった記憶があったが、あったはずの店が見つけられず、グーグルマップで検索してみると、その店は閉業していた。もう1店、駅の近くにも富士そばがあり、そちらで食べていく。かつ丼、600円。

 恵比寿にわざわざやってきたのは、リキッドルームにて開催されている「石野卓球の地獄温泉EXPON」を観るため。「石野卓球の地獄温泉」15周年を記念し、これまでの歴史をたどる展示がされていて、入場無料でもあるからこれはぜひ足を運んでおきたいと思った。しかし、入り口では大々的に宣伝されているわけでもなく、案内が非常に小さい。念のため、入場無料をよく確認してから入っていく。お客さんがぞろぞろと詰めかけているわけでもなく、恐る恐る階段をあがっていくが、リキッドルームは何度もきているのだが、ライブでしか入ったことがないからどこで展示をしているのかわからなかった。奥がカフェになっていて、案内の矢印がそこに向かって出てはいるのだが、入っていいものかと少し様子を見ていると、ほかのお客が入っていったので、ついていくように一緒に入った。カフェのさらに奥にはギャラリーみたいなスペースがあった。会場には過去のDJ音源が流されていて、若い女の子のスタッフが2名いた。ごく小さいギャラリーだが、ひとまわりして、過去のグッズ、Tシャツ、ポケットティッシュ、手ぬぐい、入場者に配られたドングリなどを眺めていく。「地獄温泉」は初期には通ったが、何回ぐらい行ったかな。記憶がはっきりしないが、行かなくなってしまったのは自分の経済的な事情だ。今回の展示の図録があり、見本をぱらぱらと見てから買おうと思い、スタッフの女の子に訊くと、なんと、すでに売り切れていた。図録だけでなく、今回のためのグッズはすべて売り切れ。残念だが、高額だったので少しほっとする。場内の写真を撮っていいか、確認してから、ひととおり写真を撮っていく。会場にいたのは15分ぐらいだったろうか。

 再び、代官山まで歩き、東横線に乗る。せっかく都内まで出てきたのだからブックオフに寄っていこうと思い、まずは自由が丘に移動する。駅前の書店が閉店するというニュースを見たのはいつだったか、駅前の風景はこれから変貌しそうだ。わざわざ寄ったブックオフだが、これといっていいものなし。110円文庫本をなんとか1冊見つけ出していく。ゴールデンウィークの20パーセントオフセール中だが、この店は価格設定が単行本は550円以下、文庫本は330円以下となっていて、そもそもが高い。

◇ テレビ・ラジオ

 自由が丘から綱島に移動し、西口のブックオフにも寄ってから、夜遅くに帰宅する。帰りの電車内から少し苦しくなっていたが、こらえていた咳をし始めたら止まらない。げえげえ吐き気もする。夕方にかつ丼を食べただけなのに、腹がぱんぱんに張っているのが変だ。

 テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は万博の会場から公開収録、ゲストは桂文枝。5年ぶりの出演。前回は山瀬まみと一緒の出演だった。公開収録では文枝は客席に向かって語りかけ、ここでは文枝のほうがホームグラウンドのようだ。文枝は前の万博のときには27歳、渥美清、仁鶴、淀川長治らと一緒に司会をした番組があったという。そのあとには、妻を亡くし、アレクサとの暮らしを語るのだが、この前の「演芸図鑑」に出ていた弟子よりも、文枝のほうがよっぽど感覚が若々しい。ウクレレも演奏し、歌声を褒められた文枝が「ハニーボイスと言われてるんですよ。」というと、徹子さんが「犯人ぽい?」と聴き間違えていた。

 深夜には、土曜の「木梨の会」をタイムフリーで聴いた。いつもの所ジョージに加え、清水ミチコが生出演していた。憲武とミチコさんの接近が嬉しい。このふたりは漠然と同世代かと思っていたが、ミチコさんのほうが3歳上だとはちょっと驚いた。所ジョージの古希祝いのパーティーのことはこの番組でも話していたが、この放送でもミチコさんに芸をやらせる。憲武でなければ、こんな展開はないだろう。

2025年1月8日水曜日

1月8日水/表参道の立川流寄席 ほか

◇ ラジオ・テレビ

 朝、なにか変な夢を見ていたようだが、忘れてしまった。布団から動かぬまま、スマホのNHKプラスで、昨夜の「NHKニュース7」を倍速で観る。ブログを手入れしてから、ラジオをつける。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴いた。今週は、那須恵理子、箱崎みどりをパートナーに自由律俳句をやっている。続けて、「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、昇太師匠が太福さんの会に出て浪曲をやったようだ。太福さんは昇太一門なんだな。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「紙とさまぁ~ず」は松重豊がゲストの後編。前回だけかと思ったら、後編があった。昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」も、先週に引き続き、鬼龍院翔がゲスト。鬼龍院が選ぶ「パフォーマンスがはみ出しているアーティスト5選」として、0.1gの誤算、SEX-ANDROID、四星球、流血ブリザード、漁港という5組が紹介された。

◇ 渋谷・原宿・表参道

 午後から外出。渋谷に出て、まずは昼食。ヒカリエから地上に出て、明治通りの富士そばに入り、カレーかつ丼を食べる。680円。原宿に向かって歩いていると母から着信があり、老健にスマホを置いてきてから初めて通話した。ほかにも誰かに電話してるかな。明治神宮に寄ってみたいと思っていたが、行ってみると、すでに門が閉められていて入れなかった。16時半に閉門するとは知らなかった。計算よりも時間をもてあますことになり、竹下通りの脇を通り、東郷神社に行ってみると、こちらは境内には入れたが、本堂の扉は閉まっていた。お賽銭は入れず、手を合わせただけで通りすぎる。

 東郷神社から原宿の交差点に歩いていく。東急プラザが完成してからは初めて通った。グーグルマップを見ていて、表参道ヒルズの手前に小学校があることを初めて知り、裏通りにまわってみたが、まわりの建物に比べるとひときわ素朴だ。表参道までやってきて、裏道を適当にぶらぶら歩いていくと公園に出た。表参道の交差点のすぐ近くに、こんなに広い公園があることも知らなかった。まだまだ時間があり、少しだけでもどこかで時間がつなげればと検索してみると、少し遠くなるが、ドトールを見つけた。この公園を通り抜けると、そのドトールの前に出る。パソナのビルの1階にそのドトールはあった。小洒落た雰囲気のドトールだったが、コーヒーの値段は一緒だった。SNSの巡回と読書を少し。

 表参道に戻り、表参道GROUND にて、今日も立川流の落語会。今年から新たにこの会場でも始めていくようだ。今日は昼に志らく師、夜に談春師がトリを務め、豪華だと思ったが、来月からは孫弟子世代がトリを務めるようだ。この劇場はワタナベの劇場だと思うのだが、ここではずいぶん前に、そのころは会場の名前も違ったかもしれないが、ブラザー・トムのコントライブを観たことがある。この劇場を立川流で使うのは吉田正樹とのつながりだろう。劇場というよりもライブハウスなのだが、カウンターで受付をする。予約三千円、ドリンク代込みで、ジンジャーエールを選んだ。客席は空いていて、熱気がない。立川流の会の客席でよく見かけるオヤジがいた。ステージ脇には立派なスピーカーが設置されている。19時開演、まずは前座ののの一さんが「狸の鯉」をやった。続いて、志ら門さんの「堀の内」。志ら門さんもワタナベの所属だ。ワタナベの若手、ジグロポッカの漫才があり、らく人さんの「転宅」。続く、志ら乃さんは昨日と同じ献血のお婆さんのマクラを始めた。高座から客席が見えていたんじゃないかと思うが、昨日と同じ「星野屋」には入らず、これもマクラでよくする話だが、幼稚園で「つる」をやったエピソードを話したら、これだけで時間になってしまった。もうひとり、ワタナベ若手枠として、こたけ正義感が登場。この会の予約をした時点ではさほど期待はしていなかったが、ここ最近、ライブの動画の評判をSNSでいくつも目にするようになった。今回は小道具いっさいなし、純粋にしゃべりのみの漫談にまず好感をもつ。裁判所のネタだったが、ここまでのいちばんの笑いがあり、立川流の客が少なく、ワタナベの客が多いのかとここで気がついた。トリの談春師匠は「妾馬」。こんな小さい劇場で談春師匠を味わうことは今やなかなかない。最後に三本締め。終演後、貼り出されていた演目を見ると、志ら乃さんは「つる」になっていた。前座さん、ちゃんと聴いてたかな。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 渋谷駅まで歩いて戻り、東横線で帰る。渋谷始発の急行がちょうどやってきて、座って帰れた。帰りの電車内で、高峰秀子「まいまいつぶろ」を読み終える。去年が生誕百年にあたり、それに合わせて読もうと買ってあったのに、年をまたいでしまった。2015年刊、河出文庫。初版は1955年刊、映画世界社。高峰秀子、30歳のときの自伝。高峰秀子の文章を読むのは初めてで、読み心地のよさを楽しんだが、巻末の斎藤明美の解説を読むと、「わたしの渡世日記」が森鷗外の「山椒大夫」だとすると、「まいまいつぶろ」は絵本の「安寿と厨子王」のようだという。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、中村橋之助、中村鷹之資、市川染五郎という3人がゲスト。橋之助がいちばん歳上で、それぞれの子どものころに出演した回の映像が流れる。9歳の鷹之資は父・富十郎と出演。7歳の染五郎は祖父・白鸚と出演し、徹子さんに飴をねだっていた。14歳の橋之助はふたりの弟とともに出演していた。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は新年1回目の放送、サバンナ高橋がプレゼンターを務める「新春クロちゃんリアル人生すごろく」という企画。昨年9月から3ヶ月にわたって隠し撮りされていた大作だ。ぼったくりの居酒屋に笑う。この企画は次週に続く。

 タイムフリー切れぎりぎりで、元日に放送された「落語DEデート」新春スペシャルを聴いた。ゲストなし、まずは談志師匠34歳のときの「羽団扇」を放送する。1969年、紀伊國屋ホールの「談志ひとり会」にて収録されたもの。後半は志の輔師匠の「御神酒徳利」を放送。1998年、県民ホール小ホールで収録されたものだというから「県民ホール寄席」かな。マクラでは、当時の流行語大賞についてしゃべっている。志の輔はこの時期はリアルタイムでも聴いていたが、こんなにしゃべるスピードが早かったかと思う。当時、44歳。しかし、聴きながら眠ってしまい、最後までは聴けなかった。

2024年11月30日土曜日

11月30日土曜日/島田さんの映画

◇ 渋谷

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。朝から軽く掃除機をかける。録画していた「勝手にテレ東批評」を放送直後に観ると、「アド街ック天国」の「東京 元祖のある街」という企画に佐久間が注目していた。「「アド街」のガワで新番組を試してるんですよ。」「今はトレンドとして、レギュラー番組のなかで新企画を試すんですよ。新番組にいきなりしちゃうと、継続視聴者が離れちゃうから。」 ゲストは山崎怜奈。出演する「あちこちオードリー」がとても面白そう。午後はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、水曜に放送された、ジュニア、有吉との3人の番組の話をしていた。

 午後から外出。東横線に乗り、渋谷まで。電車は混んでいた。センター街を抜け、まんだらけに寄り、階段の百均から雑誌を1冊買っていく。富士そばに入り、カツ丼を食べる。580円。

 ユーロライブにて開催される、島田さんのドキュメンタリー映画「ジュンについて」の上映会に。上映開始の20分前に到着し、客席に入っていこうとするとちょうど島田さんに出くわし、あいさつすることができた。お子さんふたりも島田さんと一緒だった。大盛況、客席はもうおおむね埋まっていて、真ん中には座れず、左端の前方の席に着いた。17時から上映が始まる。島田さんはいずれは「情熱大陸」に出てもおかしくないひとだとは思っていたが、こんな映画を撮ってるとはちっとも知らなかった。2021年、3年前から密着してたんだな。もう1年早く密着してくれていれば、「ブックオフ大学」も扱われただろうに。夏葉社の事務所、日常の業務をする島田さん、そして、関西の書店を営業してまわるすがた。島田さんのインタビューがあるわけではなく、代わりに、トークイベントなどで語る島田さんのすがたが映されている。ウィー東城の本を作る過程がこの映画のひとつの軸になっている。もうひとつの軸は、亡くなったいとこの家族のもとを訪れる高知のすがただ。島田さんの子どもたちもよく映っている。夫婦で田原俊彦について話す島田さん、読書する島田さん、文章教室を始める島田さん。最後にはもう本は作りたくないというような話をしている。

 上映後、監督と島田さんが登場し、30分ほどのトークがあった。田野隆太郎監督は京都のふたつの古本屋をきっかけに島田さんに興味をもってはいたのだが、コロナ禍に島田さんの本を読み、島田さんを撮ってみたいと考えたという経緯を話した。120分を超える映画だが、島田さんの感覚ではこの10倍の量を撮影していたという。しかし、島田さんという人物はこの映画に十二分に表されているだろう。いや、島田さんだったら30分でも表されるんじゃないか。田野監督は阪本順治監督のもとにいたそうで、テレビの仕事もしている。できあがった映画の印象と本人の印象には少しズレがあって、わりと業界人的なノリがあるひとという感じがした。客席にはこの映画に登場する関係者のかたも多かったのか、庄野潤三さんの息子さんもいらしていた。誰か知り合いに会うかもとも思っいてたが、誰にも会わなかったな。しかし、気がつかなかっただけで、誰かいたのかもしれないけれども。

 松濤のベローチェに入り、ひと休み。インスタとスレッズの投稿をしていく。腹が減り、ドン・キホーテでパンでも買おうかと入ってみると、レジに大行列ができていた。ツルハドラッグまで戻り、プロテインバーを買って食べる。

◇ ラジオ・テレビ

 帰りの電車内では、タイムフリーで、先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。剣さんは「ムー」の三上丈晴編集長の YouTube を観ているそうで、「マキタスポーツさんと一緒にね、やってたんだけど。マキタスポーツかっこいいよね! ゲーハーなのにねえ、なんかスタイリッシュなんですよ。俺、あのひとみたいになりたいと思った。目標、マキタスポーツ!」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「太田上田」は、10周年突入ご褒美企画「素敵な楽屋を作ろう!」。上田が話していたツービートが復活したライブというのは「高田笑学校」のことか。あのとき、くりぃむしちゅーも出てたんだっけ。ツービートが復活した回は2回あったはずで、1回は客席で観ているが、1回はチケットが買えなかったと記憶している。観た回のツービートのほかの出演者はまるで記憶にないな。

 今日の「Nキャス」は、斎藤元彦の公選法違反疑惑、それから、八村塁とコーチのトラブルについて、渡邉雄太が詳しく説明していた。秋篠宮がネット上のバッシング情報に言及するというのはまったく現代的だ。

 AVEというサイトに掲載された高野寛と砂原良徳の対談を読んだ。まりんが優勝した「カルトQ」には高野寛も出場し、じつは予選落ちしていたんだ。まりんと同じ札幌出身の THA BLUE HERB との関係も初めて知るものだった。

2024年11月8日金曜日

11月8日金曜日/田名網敬一からとんねるず

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。上白根病院の相談室から電話があり、施設の面談の準備ができたということで、そちらにも電話して、日時を決める。ろくに確認もしていなかったのだが、とんとんと進んでしまいそうだ。

 録画していた昨夜の「私のバカせまい史」は、バカリズムがプレゼンターの「野呂佳代の女優風史」。事務所に承諾をとろうとすると、事務所は本人の出演を希望し、いったん保留になるが、バカリズムが野呂佳代本人にじかに許可をとり、本人不在で企画が進められていくと、過去のインタビューを検証してもボロを出していないことがわかり、「野呂佳代の女優風いじり警戒史」に企画が変更された。悪いようにしないとか言いつつ、しかし、これははっきりと足を引っ張ってるんじゃないのか。

 Spotify のポッドキャストで聴いている「大竹まこと ゴールデンラジオ!」だが、今週は月曜に「浜祭」があったが、そのあとは大竹まことは休みにしたのかな。木曜の「大竹紳士交遊録」は関口靖彦の担当。「BUN-1グランプリ」というのをここで初めて知った。

 昼はオンタイムのラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」はオープニングのあとにゲストがあり、「お笑い有楽城」で優勝したちぇく田が登場した。まったく知らないひとだったが、漫談を聴くと面白い。ウィキペディアにあたってみると、38歳だからけっこういい歳で、なかなかのキャリアだ。現在はSMAに所属している。12時台ゲストにはヒコロヒーが金曜日にも登場。高田先生もつるちゃんを認識していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載は西田敏行追悼。「FRIDAY」にはMC芸人極秘ギャラリストという記事があり、1位、2位はウッチャンナンチャン、3位、4位はくりぃむしちゅーなのだ。SNSからは、松本人志が訴えを取り下げたというニュースが流れてきた。なぜ取り下げたのか。もしかすると、松本復活のシナリオを誰かが考えているのか。

 午後から外出。部屋にいても薄ら寒く、寒暖差のせいか鼻水が止まらない。横浜から東横線、明治神宮前から千代田線に乗り換え、乃木坂に出る。旧ジャニーズのビルから社名の看板がなくなっていることを確認しつつ、コンビニに寄り、パンをひとつ買って食べておく。

◇ 乃木坂

 国立新美術館で開催中の「田名網敬一 記憶の冒険」に。国立新美術館に入るのも初めてだ。一般、2000円。撮影自由、写真を撮りまくりながらまわる。田名網敬一という名前を知ったのはいつだったか、スーパーカーのジャケットを手掛けたときには知っていたはずだから、90年代の終わり頃に認識したような気がする。展示は、オブジェ、映像作品もたくさん、赤塚不二夫とのコラボ作品や、田名網敬一がアートワークを手掛けたタモリとマイルスが対談した雑誌なんかもあった。コロナ禍には大量のピカソの模写をしていたというその展示にいちばん驚かされる。奇しくも、田名網敬一はこの会期中に亡くなってしまい、そのことを知らせるパネルが最後に置かれていた。約1時間強でまわり終える。解説らしき紙をもって歩いているひとがいたが、どこに置いてあったのか、その紙はもらいそこねてしまった。

◇ 九段下

 美術館を出て、すぐに乃木坂駅に向かい、今度は九段下に移動する。田名網敬一展を観ていた45分後には武道館に着いていた。19時から始まるとんねるずのライブを、チケットは抽選に外れてしまったが、この歴史的ライブの会場周辺の様子を記憶しておきたいと思った。武道館に着いてみると、音漏れを聴こうという集団が正面入り口前にできていて、そのなかに加わる。前方にはマッコイ斎藤がいて、どうやら YouTube の撮影をしている。そうか、うっかりしていたが、「貴ちゃんねるず」を観て集まってきたひとが多かったのか。かすかに音漏れしてきた1曲目は「情けねえ」。それから少し間が空き、聴こえてきた曲がなにかわかった誰かが「みのもんたの逆襲」だと声をあげた。異常な連帯感で楽しかったのだが、向こうのほうが音漏れが聴こえるという情報が伝わってきて、40分ぐらいしたところでそちらに移動してみる。チェッカーズの「ONE NIGHT GIGOLO」が聴こえるのがはっきりとわかった瞬間があった。

 武道館のまわりにいたのは1時間強ほど、九段下駅まで戻り、渋谷に移動する。明治通りの富士そばに入り、ようやくまともな食事をとった。肉富士そばを食べる。710円。帰りの電車内では、Spotify のポッドキャストで、飯塚悟志の「こねくと」に憲武が出た回をようやく聴いた。放送されたのは先月だが、ポッドキャストがある安心感でずっと聴きそこねていた。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は神野美伽がゲスト。スタジオで「ラッパと娘」を歌う。「NHKニュース7」を観ると、松本が訴えを取り下げたニュースも扱っている。

 ヤーレンズが担当の「#ふらっと」にゲストで出た山田邦子がしゃべっていたことが気になり、これは YouTube で探して聴いた。10月24日の放送だが、オンタイムでも少し聴いていたのだが、ポッドキャストで聴きなおせると思っていたら、ポッドキャストは期間限定だったようでいつの間にか配信がなくなっていた。山田邦子が今年の「M-1」審査員について訊かれたときにしゃべっていたことが気になっていた。「今年はないかもわかんない。どうだろう? やりかた変えるんじゃないかしら。」「あれがあれだからさ」「あれ、出るみたいなのよ」 このときには本気の話とは思わずに聴いていたが「あれ」とはなんだろうか。ちょうど1年、誰かがそれを企んでいたとしてもおかしくはあるまい。

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6月12日土曜日/「キングオブコントの会」

◇ ラジオ・テレビ  昨夜から眠れず、朝から2時間ほど眠り、9時からラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。出水アナがいじられていて、わからずに検索したが、カトパンの結婚相手が出水アナの元彼だったとは、カトパンの結婚にまったく興味がなく、ぜんぜん知らなかった。「常連さん」は...