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2023年4月7日金曜日

4月7日金曜日/ずぶ濡れ・くたびれる

◇ 麹町・永田町・渋谷

 朝から都内に。雨の予報なので、傘をもって出る。家を出るなり、風が強くてたまらない。昼食は麹町、銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。748円。この店は何度か入っている。永田町駅のほうに歩いていくと、都道府県会館の地下、改造社書店というのが気になり、ちょっと覗いてみたくなった。こじんまりとした店内、右側の棚にはやっぱり政治関連が多く、上向きに立てて並べてある新書の背表紙の上に重ね、数冊ずつ平積み、あるいは、面陳してあるような工夫がいい。左側の棚には旅行ガイドが多かった。都道府県会館だからか。文芸書や趣味の本はほとんど置いてないようだった。なにも買わないのにじっくりと棚を眺めていたら、「なにかお探しですか?」と店のおじさんに声をかけられ、ちょっと気まずかった。ここは老夫婦でやっているお店のようだ。


 外に出ると、風が強くなり、うなるような音をたてる。麹町のベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。三浦瑠麗と談春師匠が「FRIDAY」に撮られたことをここで初めて知った。明治座の「立川流三人の会」のロビーで三浦瑠麗を見かけ、落語が好きなことも知らなかったから、なんでこんなところにいるんだろうと思ったくらいなのだが、あのあとに談春師匠と会っていたとは驚いたな。さっそく、楽天マガジンでその記事を確認する。「FRIDAY」には坂本龍一の追悼記事もあり、ついでに、今日配信されていた「週刊ポスト」も読むと、たけしの連載でもやっぱり坂本龍一を追悼していた。「戦場のメリークリスマス」撮影時の思い出を語っている。「これで、生き残ったのはオイラだけになっちゃったよ。」

 ベローチェを出ると、雨が降った形跡があり、あれっと思ったが、ここで初めて、傘をあるところに置き忘れてきたことに気がついた。馬鹿だな。つまらない損害ばかりする。麹町から渋谷経由で帰ることにし、渋谷に寄ることもしばらくなかったから寄りたかったのだが、地下からセンター街に出ると雨が降っている。雨に濡れながら、まんだらけにわざわざ寄ったが、なにも買うものがなく、いよいよ面白くない。ビニール傘を買いなおしてしまおうかと、ツルハドラッグに飛び込むが、800円もするので阿呆らしくて買えなかった。雨に濡れながらセンター街を抜け、渋谷駅に戻ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 雨は止まず、ずぶ濡れになりながら夜に帰宅する。録画していたテレビをいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・樋口恵子)を観て、それから、火曜の「さんま御殿」を観る。この日は3時間スペシャル、2ブロック目には爆笑問題が登場した。ウエストランドも共演、野間口徹が初登場のほか、芳根京子、松本若菜、後藤真希、みちょぱ、岩井勇気、陣内智則、エルフ、もう中学生といういいメンバーだった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」もようやく聴くと、オープニングではまず、「SAYONARAシティボーイズ」について語っていた。太田が文化放送の西川あやのの番組に出演したときに会ったシティボーイズの話。そのあとには「ビバリー昼ズ」に出演した大崎洋を話題にする。大崎の本について、「俺は一気に9回読んだけどね。」と太田。大崎と坪田信貴が「ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演した際、太田の小説に嫌味を言っていたようで、そういえば、これも聴きそこねていた。Spotify のポッドキャストで、先週の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を確認すると、大崎洋と坪田信貴が出演したそのトークもポッドキャストになっていて、聴くことができた。この日は、11時台のゲストには戸田恵子が登場し、これも聴く。

 今日の「トーキョー・エフエムロヒー」もタイムフリーで聴いたのだが、ヒコロヒーが「NHK短歌」に出ることは知っていたが、初回はもう放送されてしまっていたのか。観たかったのに録画しそこねてしまった。再放送も今日の昼に終わってしまったようで、ならば、NHKプラスで観てみようかと、ログインしようとしたら、それができなくて困った。一度、登録はしているはずなのに、パスワードを確認するための入力をしても、メールが送られてこない。しかたがないから、登録をしなおすが、これはすんなりとメールが届く。登録しなおしてわかったが、これは仮登録で、本登録せずに放っておくと、解除されてしまうようだ。以前はなんの番組を観るためにどうやって使ったのかも覚えていないのだが、ファイヤーフォックスでは観ることができないようで、そんな馬鹿なと思ったが、しかたがないから、スマホにアプリを入れてスマホで観ようと思うが、ここまでの作業でくたびれて、もう観る気力が失せてしまった。

 寝っ転がって、スマホからインスタを見てみたら、新しい学校のリーダーズが「THE FIRST TAKE」に登場したというので、これは YouTube でさっそく確認した。23時頃には眠る。

2022年9月27日火曜日

9月27日火曜日/国葬の日〈後〉

◇ 国葬

 14時を過ぎ、ここでようやく、墓苑入り口の交差点にたどりつくが、しかし、行列はここからまた逆方向に進まされる。墓苑入り口のところで、警官が最後尾を案内していたが、「最後尾は左です」ぐらいのことしか案内していないので心配になった。たしかに、最後尾は左の方角に間違いないのだが、そこからいったん四ツ谷まで行くことになると教えなければまずいんじゃないのか。案内していた警官にそう言ってみると、向こうでもまた案内しているということを苦笑しながら言う。このひとも、もしかしたら、地方から動員されている警官で、このあたりの距離感がわかってないんじゃないだろうか。

 さっきの「顕正新聞」をこっちでも配っているひとがいたが、献花に並んでいるひとに渡そうとするのはさすがに無理だろう。配っているのはおばさんかお婆さんかというひとばかりだったが、並んでいるほうもお婆さんで、「人間じゃないね」とつぶやいていた。

 行列は皇居のお堀に沿い、半蔵門方面に戻り、これが三宅坂まで続く。三宅坂から折り返していくと、皇居のまわりの景色はきれいで、地方からやってきたようなひとはここは楽しいんじゃないか。そして、行列は千鳥ヶ淵公園に入っていくが、このあたりにくると、なんだかもう、行列が行列のかたちをなしておらず、離れ離れに歩いている。ひとも少なくなってしまったような気すらするのだけど、考えてみれば、途中で力尽きるひとがいてもおかしくはないし、コースを見失うひとだっていたのかもしれない。並んだからといって、誰もが献花できるとはかぎらない。









 竹橋に通じる代官町通りは通行止めになっていたが、しかし、通りがかったときに、ちょうど、パトカーとバスをここから入れる場面に遭遇した。関係者の車両をどうやらここから通している。墓苑入り口にたどりつくと、「一般献花会場」というプラカードをもった人間が立っていた。ここでようやく案内されてもという感じだが、四ツ谷の上智大学の前では「待機列最後尾」というプラカードをもった人間を目にしたが、もしかして、プラカードってその2種類しか用意してなかったんだろうか。











 自分は並ばず、ただ列をたどってきただけでも、ここまで、およそ2時間かかった。並んでいないのでこの先には進めず、靖国神社のほうに進む。靖国通り、武道館の前ももちろん通行止めになっていて、通常、武道館でライブなんかがあるときは、九段下駅からやってきて、こちら側から入っていくわけだが、九段坂公園というのはここにあるのだ。武道館側の歩道は歩行者も通れず、靖国神社側の歩道を歩いていくが、靖国神社側にはびっしりと車両が停められている。車両の隙間から、献花台がわずかに覗け、われわれみたいな野次馬連中の撮影スポットになっていた。







 靖国神社の前には、報道陣、海外のメディアのすがたもあり、警官、野次馬、それから、さっきの「顕正新聞」のひとたちもやっぱりいるし、そのほかの国葬反対派らしき団体などでごった返している。若者が妙なチラシを配っていて、(いや、配りたそうにしていて、配ってなかったのだが、)気になり、こっちから声をかけて一枚もらったのが、統一教会の信者だと言っていた。







 そして、さらなる狂乱が繰り広げられていたのはこの先の九段下の交差点で、南東の方角、りそな銀行の側(武道館から見て右側)には国葬反対のデモ隊が、北西の方角、北の丸スクエアの側(武道館から見て左側)には右翼団体が陣取り、どちらも大騒ぎをしている。報道陣はおもにデモ隊のほうを撮っていたようだが、デモとは関係のなさそうなひとりのおじいさんが、NHKの取材者をつかまえ、こっち(デモ隊)だけじゃなくて右翼も撮らないと不公平だよというようなことを軽い調子で言っていたが、NHKの取材者は苦笑いしていた。たしかにおじいさんの言うとおりだが、しかし、口汚いのは右翼のほうで、あれでは放送もしづらいだろう。デモ隊はニュースになるが、右翼は放送禁止扱いというのが実状ではないか。献花に並んだひとたちだって、あんな連中と一緒にされてはたまるまい。












 ひととおり、写真を撮り、ここらで昼食にしようと思い、神保町のほうに歩いていく。ボーイズで食べたいと思ったが、行ってみると開いていなかった。白山通りを水道橋方面に進み、候補の店がいくつかあったが、それらの店は、どういうわけだかことごとくお休みで、靖国通りに戻り、生姜キングに入った。16時前にやっと昼食。キング丼を食べる。630円。コーラのサービスがあり、腹がふくれた。ツイッターを開き、佐野眞一の訃報を目にする。

 まさか、行列をたどるだけでこんなに時間を食うとは思わず、想定していた時間配分とまるっきり違ってしまったが、今日は国会前でもデモがあり、そちらも気になっていた。事前に調べていた情報では、13時から日比谷公園、14時からは国会正門前でデモが行われていたはずだ。16時を過ぎてしまったが、神保町から半蔵門線に乗り、永田町に移動する。自民党本部の前を通ってみると、抗議をするひとのすがたはあったが、いたって穏やかではあった。国会議事堂のほうへと歩き、正門前にまわろうとするところで、バスが数台やってくるのに出くわした。バスの窓には「衆議院議員」と書かれた紙が貼られている。有名議員たちも乗っていたのだろうか。正門前にたどりつくと、やはり、こちらのデモは終わってしまったようで、残っているひともいたが、おとなしいものだった。警官たちも片づけを始めていた。













 国会正門前から霞が関のほうに降り、新橋まで歩いた。マクドナルドに入り、ひと休み。昼から5時間ぐらい歩きっぱなしで、さすがにくたびれた。スマホのバッテリーは残り2パーセントになっていた。充電するあいだ、テーブルに顔を伏せて仮眠する。眠くてしかたがない。

 マクドナルドを出て、新橋駅から帰ろうとすると、駅前では古本まつりをやっていた。もしやと思って探してみると、雲雀洞さんが出店していた。横浜では会わないのに、なぜか新橋でよく会う。せっかくだからなにか買おうと、じっくり眺め、藤子不二雄A「怪人わかとの」を選ぶ。そのほか、別の店では「東京人」の喜劇人特集を見つけた。

 新橋からは横須賀線に乗るが、座れなかった。電車内では、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら帰る。帰宅は夜遅くなり、録画していたNHKの国葬の中継を確認すると、放送時間が予定よりも延びていた。途中まで観て、深夜1時前に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...