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2024年10月20日日曜日

10月20日日曜日/「上方漫才協会十周年興行」

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くに起きあがると、昨日とは打って変わって寒い。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」を観る。高校野球の再放送を深夜に観ているというさんま、「スポーツは流れ観なあかんねん。」という言葉が出た。「ゲスト向上芸人」はマユリカ。コロコロチキチキペッパーズ、カカロニ栗谷が登場し、陣内智則が巻き込まれる。フースーヤの田中ショータイムはプラス・マイナス岩橋と同じクセもち。

 眠気がひどく、タイムフリーで、今朝の「石橋貴明のGATE7」を聴きながら少し眠る。起きあがり、今度は木曜の「伊集院光のタネ」を聴いた。この日は生放送。パートナーは前島花音、テーマは「昭和あるある令和ないない」。冒頭で、西田敏行について少し語っていた。伊集院は種田山頭火賞を受賞したようだ。種田山頭火賞というのを検索してみると、春陽堂書店が創設した賞で、まだ7回目なんだ。選考委員は山田五郎と中江有里だった。オンタイムのラジオに切り換え、「安住紳一郎の日曜天国」をつけると、竹内まりやがゲスト。

 正午前から外出。昨日は真夏日だったのに、急に寒い。パーカーで出てきたが、ジャンパーでもいいくらいだった。横浜から東海道線、新橋から山手線に乗り換え、有楽町まで。駅のホームのベンチでパンを食べていく。

◇ お笑いライブ

 よみうりホールにて、「上方漫才協会十周年興行」を観る。抽選に応募して、見事当選したチケット。13時半開演、15分ほど前に入場する。席は2階後方。よみうりホールにやってくるのはいつも立川流の会ばかりだが、客席の様子はよくわかっている会場だ。開演すると、エンタツアチャコがスクリーンに映し出され、上方漫才協会の沿革を伝えるオープニング映像が始まった。10年前というのは、「M-1」の第2期が始まる前年という時期なんだよな。まずは会長の中田カウスが登場、センターマイクまで向かう足取りが軽快だった。会長の挨拶とともに、カウスのちょっとした漫談が聴けたのもよかった。カウスは元気そうだ。そして、カウスが紹介し、一番手の天才ピアニストが登場。二番手は見取り図、三番手はもりやすバンバンビガロの曲芸。四番手はミキ。ミキの漫才はこの大きさの劇場だととてもよく映える。2階席後方から観ていると、テレビや配信ではわかりにくいことがいろいろと感じられた。ミキは漫才のあとに、カウスとのトークもあった。あいさつしないのは亜生と粗品とカウスが言い始め、それをきっかけに粗品が乱入する。このサービス精神。ついでにせいやも舞台を横切ってみせた。カウスは、ジャンポケ斉藤、松本人志の名を率先してネタにする。後半、五番手に霜降り明星が登場。霜降り明星の漫才の上手さと面白さ、スター性に改めてほれぼれしてしまった。六番手、コットンはコント。七番手はタカアンドトシ。てっきり、タカトシがトリかと思っていたら、ここで登場した。北方領土のネタなんて、テレビで観ることはできないだろうな。タカトシの漫才のあとにはカウスが登場し、カウスの紹介で、トリのアインシュタインが登場。なるほど、上方漫才協会大賞第1回大賞のアインシュタインがトリというわけか。上方ではないタカトシはゲストみたいなものかな。最後にはカウスとアインシュタインのトークがあった。終演後、時計を見ると 15時15分。2時間もない公演だったが、発見することは多かった。

 有楽町から新橋に歩く。パーカーでは肌寒いくらいだが、まだ半袖で歩いているひともちらほらいる。みんな感覚がおかしくなってるんじゃないか。遅めの昼食。ニュー新橋ビルの岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。それにしても、有楽町から新橋まで歩いていて、不思議なくらいに選挙活動にはまったく出くわさない。選挙戦のやりかたもすっかり変わったのか。

 新橋から京浜東北線に乗り、大森に移動する。南側のベローチェに入り、ひと休み。少し眠ってから、インスタとスレッズに投稿する。日記の下書きをして、読書は少しだけ。西友のブックオフに寄り、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊、雑誌を1冊買っていく。駅前に戻ると、選挙演説の声にここでようやく遭遇した。参政党の候補だ。改札に向かうと西口からも声がして、こちらも覗いてみると維新の候補だった。

 京浜東北線が遅延して、少し待たされる。電車内でSNSを開き、ピーコの訃報を知った。夜遅くに帰宅し、一週間前に買ってあったセラミックヒーターをようやく開梱し、初めて使う。買ってから、ヒーターを使うような気候ではなくなってしまったのだ。

◇ テレビ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、安野貴博・黒岩里奈夫妻、みちょぱ、藤本美貴らが出演。まずは大谷翔平の話題をたっぷりと扱い、スタジオでは川崎宗則と井上貴博アナが解説する。それからようやく、西田敏行の訃報を扱う。1998年放送「はばたけ!!ペンギン」で、爆笑問題と共演した映像が流れる。コージー冨田がコメントしていて、西田敏行の飲み仲間だったとは知らなかった。スタジオでは、太田が「遺体」という映画の印象を語った。ウィキペディアにあたると、君塚良一が監督、石井光太のルポルタージュを原作にしている映画だ。ほかの出演者にはコメントはふられず、つぎはウクライナの話題に移る。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ウエンツ瑛士、ノンスタ井上、瀧波ユカリが出演。西田敏行の訃報から扱うが、このメンバーは西田敏行との関係は薄そうだ。武田鉄矢が出ている回ならばよかったのに。ウエンツは「ゲゲゲの鬼太郎」の映画で間接的に共演。田村淳は大河の打ち上げで、一緒に「セックス・マシーン」を歌ったそうだ。話題は替わり、町田ゼルビアの誹謗中傷の問題というのをよく知らなかった。SNSの誹謗中傷問題だと思って観ていたら、町田ゼルビアのプレイスタイルに問題があるという話なのか。そのあとは「チーム担任制」を導入する小学校が増えているという話題。番組後半にはラブレターズが出演し、「キングオブコント」の1本目、どんぐりのコントをここでも披露した。優勝するとは思わず、CM中に浜田になぐさめられていた。優勝直後に大竹まことに電話をしたら、「こんな歳になって、こんなに嬉しいことがあるのかよ」と言葉をかけてくれたという。ラブレターズのふたりは、この番組でももちろんシークレットシューズを着用。ノンスタ井上もじつはラブレターズと身長が同じだった。

 今日の「TVタックル」を観ると、この番組にも安野貴博が出演している。そのほか、古田貴之、前田裕二、菅野朋子、野口健らが出演。たけしの髪の色がちょっと紫っぽく見えたが、談志師匠みたいになっていこうとしているのか。

2023年11月21日火曜日

11月21日火曜日/「談志まつり」

◇ 落語会

 午前中から都内に。どうもまだ、あたまがすっきりしない。有楽町のよみうりホールまで、年に一度の「談志まつり」に。公演1週間前をきってから、チケット流通センターでチケットを安く買えた。しかし、12時開演は早いよ。例のごとく、ロビーには物販がいろいろとあるのだが、知る前座さんはもう誰もいなくなってしまった。談笑師匠が本にサインをしている。席は2階のJ列、最後方に近い席だ。昨年同様、高座には談志師匠の写真が飾られている。開演までまだ時間があったので、1階まで降りて、舞台の前まで行って写真を撮ってきた。さて、一番手は談吉さんだ。談志師匠が「スマスマ」に出演したときの話をしてから「ざるや」をやった。「スマスマ」のときに前座でついていたのが談吉さん。小談志「猫の皿」に続き、談笑もマクラでは前座時代の思い出話をした。通りがかった南光の会、小さんと米朝がいる楽屋に談志が入っていく。談笑は「山号寺号」をやり、志遊「田能久」、談四楼「一文笛」と続き、仲入りに。トイレに行くと混んでいて、ビックカメラの下の階に降りていくが、7階のよみうりホールから3階まで降りてようやくトイレに入れた。仲入り後はまず、雲水「お血脈」。最近亡くなったひとの名前がたくさん出てくる。続いて、志らく師匠は「短命」。マクラでは、ジャニーズ問題を立川流に重ねた。談之助は「寄席はるあき」と題し、ここで語られた談志の思い出はセンチメンタルではなく、研究者のような目線だ。人形町末広、目黒の寄席の話などがとても面白かった。トリは談春。ひとりだけ不機嫌に入り、客を挑発するのが談志的だった。「シン・談志が死んだ」を読み、孫弟子たちはみんなまともだと語る。なんだかんだで立川流全体のことをよく見ているのは談春師匠、いや、談之助師匠もそうかな。ネタは「粗忽の使者」。笑わせる噺をもってきた。3時間弱の公演、15時頃に終演する。

 昼食にしようと思い、店を探しながらあてもなく歩くが、有楽町の駅前を離れるともうだめで、安い店なんかひとつもない。ちょうどランチタイムも終わり、閉めている店も多い時間だ。ぐるぐると歩きまわるうちに、美弥の跡を見たくなり、グーグルマップで場所を確かめながら探す。以前にも見に行ったことはあったのだが、記憶があやふやだった。地下の店だが、上には中華料理屋があり、この中華料理屋にはもう10年以上前に連れていってもらったことがある。結局、有楽町駅まで戻り、宝龍という店に入り、レバニラ炒め定食を食べた。850円。隣りの席の薄汚いジジイに話しかけられ、レバーが硬くないかと訊かれたのはいいのだが、俳優の誰々に似てますねというので、めんどうだから知りませんと答えた。うるせえジジイだ。

 そういえば、有楽町ビルヂングももうすぐ建て替えられるのかな。店舗の案内は外され、地下に降りる階段はコーンでふさがれていた。銀座二丁目まで歩き、ベローチェに入る。コンセントの席が埋まっていて、とりあえず、別の席に座るが、少し眠っているあいだにコンセント席が空き、そちらに移った。スマホの充電をしながらラジオを聴く。「伊集院光のタネ」をオンタイムで聴いた。そのあとには読書。今日はカバンに何冊も入れてきていて、読む本が定まらず、あれこれとつまみ読みをする。

 夜遅くに帰宅し、ひどく疲れていたが、録画残量を空けるためにテレビを観なければならなかった。毎日録画している「ニュース7」を観て、消去していく。日曜に放送された「TVタックル」も観た。おそらく無意識に、たけしがVTRのことをフィルムと言っていて、そのくらいに今は映画のあたまになっているのだろう。深夜1時からはラジオをつける。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年11月21日月曜日

11月21日月曜日/「談志まつり」

◇ 岩本町・日比谷

 早朝、カンフェティで「ザ・東京漫才」のチケットの確認をしてみたら、戻りがあり、無事にチケットを予約する。してやったりだ。金曜に発売し、すぐに完売してしまったのだが、引き換え期限がすぎるのを狙っていた。忘れずにいてよかった。朝から高笑いが止まらない。

 朝から都内に。外に出ると、雨降り。予報ではすぐに止みそうなのだが、今、家を出るときには降っているから、しかたなく、傘を差して出るが、駅に着くまでにはほぼ止んでしまった。ちょっとの時間差で、余計な荷物が増えた。イヤホンの故障につき、電車内ではラジオを聴けず、読書をする。昼食は岩本町、随苑という店に入り、豚角煮チャーハンセットを食べた。850円。早々に食べ終わってしまい、もう出ようとしていたら、杏仁豆腐が出てきた。知らずに、危うく食いそびれるところだった。


 夕方、金を降ろす必要があり、どこの銀行に寄るのがいちばん都合がいいかと探し、内幸町に見つけた。そのあとには、日比谷公園を抜け、東京ミッドタウンに向かう。地下のセブンイレブンにイートインがあるとわかり、ここで時間をつなぐことにした。コンセントもあり、スマホの充電もする。イートインの利用は30分までと貼り紙がしてあったが、1時間近く居座り、読書をしていた。




◇ 落語会

 16時半過ぎ、よみうりホールに。今日11月21日は談志師匠の命日につき、恒例の「談志まつり」。ずいぶんご無沙汰のような感覚になるが、自分のツイッターを検索してみると、2019年以来。その翌年はコロナに突入する。没後十年の昨年はどうしてたんだっけと思っていたが、開催自体が3年ぶりなのだ。金もあったりなかったりだが、チケット発売時にたまたま金があったからよかった。しかし、以前ならば、こういう場には誰かしら知っているひとを見かけたものなのに、ロビーには知っているひとが誰もいない。働いているのは前座さんだとは思うが、前座さんが出るような会に足を運んでいないから誰もわからない。2階席だが、U字型になっている左列の先のほうの席だから、1階席の後方よりもステージに近いくらいだ。ステージには高座があり、いい表情をした談志師匠の写真パネルがぶらさがっている。場内には談志師匠の落語が流れていた。「反対俥」をやっているのはわかったが、そのあとの噺はなんだったろうか。

 17時開演。前座なし、まずはいきなり、平林が家元の扮装で登場した。さすが、直弟子はみんな家元の真似が上手い。噺は「味噌豆」。それから、小談志「大安売り」、談笑「堀の内」と続く。こはるさんの真打ち昇進が決まったんだそうで、それを談笑師匠のマクラで初めて知った。続く、キウイさん。キウイさんもよくウケていて、いいことなのだが、ここにもかつての立川流の会との空気の違いを感じる。キウイさんは昇太師匠の「ストレスの海」をやった。続く、談春は「百川」。仲入りになり、時計を見ると、18時20分。後半は雲水から。上方落語で、これは演目名がわからなかったが、あとで調べたら「秘伝書」という噺のようだ。そして、志らく師匠。マクラで、「笑点」の司会を引き受けるとしたら条件があり、座布団運びは談春、と言ったところで、スーツ姿の談春師匠がソデから飛び出してきた。高座にもたれかかり、ひとこと、ふたりで「M-1」出ようかって。談春、志らくがそろう会というのも珍しく、それも、今回の「談志まつり」は観なければと思った大きな理由だった。噺は「幇間腹」。志らく師匠が終わると、席を立つ客がけっこういたのはいやなもんだった。ワタナベの関係者ではとも思ったが。談之助は漫談。立川流の歴史を語る。見える席に野末陳平先生がいらっしゃるのがわかったが、陳平先生も里う馬師匠の前に退席してしまった。トリは里う馬「蒟蒻問答」で終わった。里う馬師匠の落語もじつは家元にそっくりなのだなということも、家元が亡くなる前には気がつけなかった。時計を見ると、20時過ぎ。退場は時間差になり、ロビーに出たら演目の写真を撮ろうと思っていたが、演目の貼り出しは、密を避けるためになしだって。まあ、われわれが落語会に通い始めたころは演目を貼り出す習慣なんてものはなかったのだが、習慣になれば、すっかりあてにするようになる。ロビーには、サンボマスターからの花があり、しかたがないからこの写真を撮った。


 有楽町ビルヂング地下のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べた。読書の続き。ムトー清次「談志写真帖」を読んだ。2012年刊、彩流社。談志ファンにはおなじみの写真家の写真集だが、文章も多く添えられている。一緒に写っている顔ぶれも面白く、高座50周年記念パーティーの場には、川内康範、山城新伍、澤田隆治、玉置宏、西部邁、和田アキ子らのすがたが。別の場にはたけしが、若き爆笑問題が。談志師匠を囲む、アンジャッシュ、おぎやはぎ、テツandトモのすがたもある。いや、この本は今日でしか読めなかったな。

 東海道線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していた「しゃべくり007」は「群馬県人会」の特集。これは面白くないから、ざっと早送りして消去する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、ふかわりょうがゲスト。木曽さんちゅうとコンビを組みそうになっていたというのは知らない話だった。深夜1時頃に眠る。

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6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...