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2021年2月6日土曜日

2月6日土曜日/渋谷を歩く

◇ 渋谷

 朝から都内に。昼は恵比寿の富士そばで、かき揚げそばとミニカレーのセットを食べた。恵比寿から渋谷まで歩く。山手線の西側、つまり、外側を、南口に着くだろうというつもりで線路沿いに歩いていくが、山手線の外側からは南口にはたどりつけないというのが歩いてみないとわからなかった。山手線の内側にはいつまでも入れない。やがて、工事中のフェンスに囲まれた歩行者用の通路に進むことになり、これが延々と続く。遊園地によくある巨大迷路のなかにいるようで、空しか見えない。ようやく抜け出せたと思ったら、もうそこは渋谷駅の西口で、歩道橋の上から眺めると、再開発の一帯のなかを歩いてきたのだということがわかった。オリンピックに向けた工事なのかと漠然と思っていたが、まだやっている。




 

 井の頭線の改札のすぐわきにカルビ丼の店があったが、少し前につぶれてしまっていた。コロナの影響だったのだろうか。この店のあった場所が〈新型コロナPCR検査センター〉というものになっていた。

 まんだらけに寄り、百均の棚から文庫本を1冊だけ買った。渋谷を離れ、東横線で横浜まで戻ってきて、東口のドトールで読書をしてから帰る。

◇ 今日の読書

 大竹まこと「俺たちはどう生きるか」を読んだ。2019年刊。集英社新書。PR誌の「青春と読書」に連載されていたエッセイをまとめたもので、連載初回が載った号をたまたま読み、自伝的なことを書いていくのかと思い、本になるのを楽しみにしていたのだが、できあがってみるとそういう内容の本でもなかった。本の仕上がりには不満はあるが、しかし、大竹まことの訥々とした文章はとても好ましい。ラジオのしゃべりと同じく、流暢な話術というわけではなく、言葉を探しながらゆっくりと語っていく。語り下ろしではない、大竹まこと本人が実際に原稿用紙を埋めた文章であることも今どき珍しい。その直筆原稿も載せてあるのだが、文豪じゃあるまいし、そんなにたっぷりページを割く必要があるのかというくらいに載せている。編集者にやる気がないのではと思う。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。大竹まことの本にクストリッツァの名前が出てきたので、なにか観ようと探したら「マラドーナ」のドキュメンタリーが見つかった。しかし、マラドーナに特別な興味があるわけでもないのに観てしまい、あまり理解はできなかった。サッカーのとてつもないスーパースターだとは思っていたが、それだけでは捉えきれない。国際政治や文化の状況を勉強する必要がある。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...