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2022年7月4日月曜日

7月4日月曜日/アマゾンが悪い

◇ ラジオ

 早朝、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴きながら、雑務をあれこれと。録画していたテレビ番組を少し観てから、眠りなおす。こまぎれに睡眠をとっていて、何時間眠れているのかわからない。昼もまたラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。オープニングでは、先日の「問わず語りの神田伯山」でしゃべっていた「PLAN75」の話題に反応していた。伯山、高田先生、爆笑問題で、それぞれの番組でしゃべっていたことを再現し合っている。12時台のゲストは、先々週はナイツ土屋さんが登場したが、今週は塙さんだ。高田先生、BSフジの「出動!ラーメン刑事」も観ていたようで、ここでは、出演していた笑組に反応していた。高田先生から笑組の名が出ることもなかなかなく、ゆたかさんからも高田先生の名は聴かないが、しかし、高田先生は好江師匠とは親しかったのだ。エンディングまで聴くと、来週のゲストはなんと、大川総裁だというので驚いた。投票日翌日に大川総裁が登場とは楽しみじゃないか。

 アマゾンセラーセントラルのカスタマーレビューをチェックすると、評価1をつけられていてぎょっとする。いったいなんだろうと思い、内容を確認すると、在庫がないためにキャンセルにさせてもらった注文への評価で、注文者に「注文そっちから勝手に取り消して何がレビューだよ!」と怒られてしまっていた。いや、レビューの依頼はアマゾンがしているのに、それをこちらに怒られてはかなわない。もちろん、キャンセルにさせてもらったことはこちらの落ち度でしかなく、お詫びのメールも送っているのに、お詫びしながら評価をお願いしているとしたらあたまおかしいだろう。これは、出品者が評価を求めているかのような誤解を与えるアマゾンが悪い。アマゾンが悪いのだから削除を依頼したが、アマゾンは認めてくれなかった。腹立たしい。今まで、肯定的な評価100パーセントをずっと維持してきたのに、レビュー数が少ないものだから、これひとつで評価をがくんと落としてしまった。

◇ 読書

 夕方、駅前まで外出。銀行に用があり、ダイソーにも寄る必要があり、買いものをする。それから、マクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べてから、しばらく読書をした。高橋源一郎「「読む」って、どんなこと?」を一気に読んでしまう。2020年刊、NHK出版。「学びのきほん」シリーズの一冊。120ページ弱の薄い本だが、半分以上は引用なんじゃないかと思うくらいに引用が多い本だ。しかし、高橋源一郎ってひとは、若いころにウケた芸風を七十になってもやり続けているようで、どうも感覚が古臭い。永沢光雄「AV女優」を載せてみたり、こういうので驚かせようと思っているようなセンスが本当にピントがズレている。しかも、高橋源一郎の場合は、天然ではなく作為だから余計に恥ずかしい。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。先週は「徹子の部屋」をずっと観そびれていて、一週間分をまとめて観た。月曜・加藤和也、火曜・沢田亜矢子、水曜・傑作選(母娘特集)、木曜・マギー司郎&審司、金曜・日野美歌。そんなに律儀に毎日観る義務もないのだけれども。

 関西地区では5月に放送された「上方漫才コンテスト」が、関東でも昨日放送された。このコンテストが関東で放送されたことは過去にあるんだろうか。司会は千原兄弟。審査員は、トミーズ雅、ハイヒールリンゴ、ますだおかだ増田、内藤剛志、ブラックマヨネーズ吉田、ヒャダイン、大林素子という7名。出場者は8組。まず、AブロックとBブロック、4組ずつに分かれて対戦し、勝ちあがった2組が決勝を争う。Aブロックは出演順に、隣人、滝音、オーサカクレオパトラ、ファンファーレと熱狂。前2組はコント、後2組は漫才だった。Aブロックは滝音が勝ちあがる。Bブロックは出演順に、もも、天才ピアニスト、カベポスター、ハイツ友の会。こちらは4組とも漫才。Bブロックは天才ピアニストが勝ちあがる。決勝は、滝音、天才ピアニストの順で、2組ともコントだった。結果は、天才ピアニストが満票で優勝する。天才ピアニストが優勝したという結果だけはすでに知っていて、いい結果だとは思っていたのだが、Bブロックの戦いでは意外と僅差だったんだな。滝音は2本ともコントだったが、「キングオブコント」では決勝にも残ったことがあるし、コントのほうに自信があるのかもしれないが、このコンビは漫才のほうが面白いという気がしている。

 録画がずいぶん溜まっていて、「お笑い向上委員会」も2週分まとめて観た。ランジャタイが暴れまわった週の続きに、「令和の新BIG3」として、永野、JP、あしべが登場した。JPは松本人志、あしべは木梨憲武のものまねをするのだが、陣内智則がなぜか自信をもって、あしべが誰だかわからないといういじりをするのが奇妙だった。ものまね番組ではかなり活躍しているという印象だが、ものまね界とお笑い界は近いようで遠い世界だ。アウェイでの戦いを強いられるあしべを応援したくなったが、納言のみゆきが養成所の同期だというので、あしべに救いの手を差し出していたのにはほっとした。一昨日の放送は、土曜プレミアムの枠で放送される「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に合わせた「バック・トゥ・ザ・芸人」という企画。おぼん・こぼんが登場するというので楽しみにしていたが、おぼん・こぼんの登場前に、Wモアモアの東城けんがいきなり雛壇に座っていたのには驚かされた。

 「笑点」も2週分。先週の放送から観ると、演芸コーナーが始まる前に「松本人志さんも絶賛した」という紹介があり、JPが登場するのかなと思ったら、ぴろきが登場したのでずっこけそうになった。大喜利の助っ人には桂三度が登場した。それこそ、松本人志式の大喜利に強いプレイヤーが、本家「笑点」の大喜利に登場するという初めてのケースではないか。昨日の放送は、演芸コーナーには江戸家小猫が、大喜利の助っ人には月亭方正が登場した。方正と宮治のやりとりが少しあったが、宮治は方正にタメ口、方正は宮治に敬語を使っていたことにどうも違和感がある。落語家になったのが遅いとはいえ、芸歴に倍以上の差がある方正にそれはさすがに変だろう。TEAM0の結成が1988年だとすると、じつはたい平と同期なのだ。

 ラジオを聴こうと思うが、お笑いにもやや食傷気味になり、Spotify で、なにか選挙に関するポッドキャストをはないかと探してみたら、神奈川選挙区から出馬している深作ヘスス候補の番組を見つけた。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」に参院選の特集があり、東京選挙区の全候補者を畠山理仁が取材している記事を興味をもって読んだ。中島岳志とプチ鹿島の対談もあり、中島岳志の「自民党」を読んだから、この対談も理解しやすかった。

 夜になったら、ずいぶん涼しくなった。冷風扇を買った途端に涼しくなるというのも面白くない。眠る前にブログの更新をひとつ片づけ、ようやく眠ったときには、深夜2時を過ぎていた。

2022年6月20日月曜日

6月20日月曜日/北野武「首」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。録画していた昨日の「笑点」を観ると、まず、演芸コーナーには宮田陽・昇が出演。大喜利の助っ人は、先週の若手大喜利で座布団を多く獲得した馬るこが登場した。若手メンバーが順番に出演するようなことを言っていたが、これは勘弁してもらいたい。宮治よりも若手が出るのならばいいけれども、新鮮さもなにもない若手たちよりも、ベテランのほうが観たいよ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、ナイツ土屋さんがゲスト。ほかの曜日のレギュラーなのにゲストで呼ばれるという番組も珍しい。高田先生と話していると、漫才ブームの知識が驚くほどないのだが、世代的な体験がないとはいえ、普段、Yahoo!で検索したりすることはないのだろうか。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、バイきんぐ西村がゲスト。塙さんとはコールセンターのバイト仲間だったというのはこの番組でもよく語られているが、その職場では、かなり上の立場にまでなっていたんだそうで、そのような真っ当な社会性があるようにはなかなか見えない(見せない)ひとである。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊プレイボーイ」には、参院選の「注目候補」として、水道橋博士、乙武洋匡のインタビューが載っていた。インタビュアーは畠山理仁。玉袋の反応を訊かれた博士は「5月17日にメールを送りましたが、返事は今のところありません。」 別のページのゲッターズ飯田の連載コラムでは、参院選に出馬予定の有名人候補を占っている。博士については「運気は今年絶好調。夏はいまひとつですが、年末にかけてよく、来年、再来年はさらにいいでしょう。段取り、計算、理屈の星があり、政治家の星も持っていますから、将来はすごい政治家になる可能性も。」

◇ 二俣川

 シャワーを浴びて、垢を落としたら、汗が吹き出てしかたがない。ほんの少し前までは肌寒かったのに、あっという間に暑くなる。毎度思うことだが、ちょうどいい気候の時期はとても短い。15時過ぎから外出し、二俣川まで歩いた。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ミートソースボロニア風を食べた。眠気がひどくなるが、しばらく読書をして、夜になってからまた歩いて帰ってくる。

◇ ラジオ・テレビ・読書

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、ヒロミがゲスト。ナイツとはほぼ共演がないというのはちょっと意外だった。言われてみればそうかという感じだが、兄のはなわとヒロミの関係が強いからどうも錯覚していた。漫才協会に誘われると、入ると即答していたヒロミだが、冗談で終わらせずにこれはなんとか実現させてもらいたい。ヒロミはともかく、デビット伊東、ミスターちんを眠らせておくことがもったいないのだ。セントルイスからホンキートンク、そして、お笑い第三世代の話にもなるが、お笑い第三世代には笑組さんもいるよと誰か気がついてもらいたかった。笑組とB21スペシャルには「テレビ演芸」の時代の因縁がある。この日はオンタイムで聴いて、メールを出せばよかったと思った。

 土曜にオンタイムで聴きながら眠ってしまった「HONMOKU RED HOT STREET」も聴きなおすと、番組後半に、横山剣さんが所ジョージからの影響を語っていた。この番組ではたびたび紹介されている「ホング・コングの逆襲」というLPだが、その収録曲、「スブタ」「女嫌い」という数秒の曲と、「中国民話・白蟹傳」を続けてかけた。所ジョージに影響を受けたとはっきりと発言したのを今まで聴いたことがなかったから、さすが、やっぱりそうかという気にさせられる。

 昨夜に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」が気になって録画しておいた。「まぜこぜちづる」と題した、現在の東ちづるを追いかけたドキュメンタリー。マイノリティを支援し、イベントを仕掛ける東ちづるのこのボランティア団体の活動には興味があったのだ。番組内で取材されていたイベントには、清野茂樹やダンプ松本も出演していた。知っていたら行きたかった。東ちづる「そう、私、ほんと今思ったらおかしいよね。自殺マニュアル、事故死に関するもの、死体写真集とか、ものすごいもってたんですよ。精神世界の本とか。でも、病んでるっていうか、それがね、安定剤だったんですよ。病まないように、それを見て落ち着かせてたんですね。」

 夜にブログの更新をもうひとつ。少し眠ってから、深夜に目覚めて、読書の続きをした。眠気をこらえながら、北野武「首」を読み終えた。2019年刊、KADOKAWA。昼にサイゼリヤで読み始め、今日のうちになんとか読み終えたいと思い、がんばったのだが、今まで読んだたけしの小説のなかで、これがいちばん読みにくかった。書き慣れていない時代小説であるということと、登場人物がぎこちない関西弁であるせいか。それと、映画化を前提にした小説であるために、映画のプロットにしかすぎないのではないか。公開が危ぶまれているという話も目にするが、時代劇とはいえ、「アウトレイジ」系統の映画なのではと想像しながら読んだ。本能寺の変を描いているのだが、天下取りの物語を、芸能界で実際に天下をとった人物が書いている、という構図の小説は、並の小説家にはどうしてもできないことだ。たとえば、秀吉のつぎのようなセリフ。「仲間もいっぱい死んだが、俺は生き抜いた。そうなると組頭にも認められて、中間、小者に取り立てられた。出世して思ったのはつまらんということさ。」「雑兵の時は自由だった。位が上がった途端に忠義やら何やらに縛られる。気ままに生きるには下っ端か一番上かだ」といったあたりには、たけし本人の心情を重ねたくなる。木村拓哉とのCMでは秀吉を演じていたが、たけしは、自身を秀吉に重ねているのだろうか。もうひとり、曾呂利新左衛門にも自身を重ねている部分もあるのではと思え、この小説は、曾呂利新左衛門が語る噺という構造にもなっている。小説としては面白くなかったが、誰が誰を演じるのだろうかと、映画のことを想像すると楽しくはある。巻頭には、岸川真に対する感謝の言葉があり、実質、岸川真は現在の共同執筆者のような立場といっていいんじゃないか。

2021年11月5日金曜日

11月5日金曜日/選挙のあと

◇ 訃報

 早朝、ツイッターから、前田五郎の訃報を知った。近年は、快楽亭ブラックの会や、吉田豪のイベントなどにも出演し、生で観る機会は会ったはずなのに、ついに一度も生で観ることをしなかったのが悔やまれる。




◇ 品川

 朝から都内に。品川で昼食になり、ウイング高輪の吾照里という店に入った。ランチメニューの、とろける牛すじ煮込み丼を食べた。500円。品川はすぐに離れ、京浜東北線に乗り、のんびりと横浜に戻ってくる。東口のドトールに入り、アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べた。ツイッターをしばらく巡回し、それから、読書を2時間半ほど。

◇ 雑誌

 少し前にブックオフで買った「フリースタイル」43号の、菅野完と畠山理仁の「ニッポンの選挙」と題した対談を読んでおきたかった。2019年刊。菅野は1974年生まれ、畠山は1973年生まれで、ふたりとも、自分とはほぼ同世代だ。畠山「公職選挙法って、ほんとに細かい規制があるんですよ。選挙期間中以外は政治家単独のポスターは貼れないとか。よく街にふたりの政治家が並んだポスターが貼ってありますよね。こういうのを「二連ポスター」っていうんですけど、そこには絶対開かれない日付で演説会の告知が書いてあったりする。これは演説会の告知をするという体裁をとって、自分の顔を売るために貼ってるんです。」  この二連ポスターというのは知らなかった。すると、夏に伊勢原で見た千葉真一のポスターもそれだったのか。選挙事務所はいろんなひとにきてもらいたいと思っているというのも知らなかった話で、まったく考えたこともなかったが、つぎの選挙のときにはふらりと訪ねてみようか。

 外出してから気がついたが、靴の片方のひもの先端がなくなっている。ネズミのしわざだとすぐにわかり、愕然としてしまった。ずいぶん前からわが家にネズミが発生しているのはわかっていたのだが、ついに実害が出てきた。もう1足の靴がなんだかずいぶん傷んでしまっていて、玄関に置いてあるだけなのに、こんなに急なペースで傷むはずがないと不思議に思っていたら、ネズミがかじっているのだと気がついたのはわりとつい最近のことだ。母親がずぼらで、散らかっているために馬鹿なことばかりが起こる。

 西口に移動し、有隣堂に寄ってから、夕方に帰宅した。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・笹野高史)を聴く。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「太田光のつぶやき英語」は、衆院選のあとの収録ではないのかもしれないが、スタジオでは触れていなかったが、VTR中では、18歳、19歳の投票率があがったと言っていた。投票率が下がったという報道は見ていたが、詳しいデータは見ていなかった。若者の投票率はあがったのか。昨夜の「アメトーーク!」は「SNS気にしすぎ芸人」。これは期待したほどは面白くなかった。

 夜も読書の続きを。木下古栗「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」を読んだ。2014年刊。木下古栗という作家の名をなにで知ったのかは忘れてしまったが、ツイッターなどで、評価をよく目にしていた。読んでみると、中原昌也に近いだろうか。読書メーターでも、登録数は千件以上で、とても人気がある。23時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...