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2022年4月28日木曜日

4月28日木曜日/千鳥ヶ淵公園

◇ チケット

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「あちこちオードリー」は「どんよりポエム発表会」の第2弾。アンミカ、田村亮、峯岸みなみ、とにかく明るい安村が出演。昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後から外出する。

 セブンイレブンでチケットを買おうと思い、早めに出てきたが、この時間はコピー機の利用者が多いのか、おばさんがコピーをとっているので、少し待ち、ようやくチケットを買おうとするが、検索してみても買おうとしているチケットが出てこない。いったん外れ、ぴあのサイトをスマホで確認しようとしていると、また別のおばさんが現れ、コピーを始めた。サイトから公演名を確認し、また待つことになり、順番がまわってきて、再び買おうとするが、ところが、公演名でも劇団名でも検索に引っかからない。いったいなんなんだこれは。じゃあ、Pコードを入力したほうが早いかと思うと、サイトにはPコードがなぜか載っていない。セブンイレブンで時間を食ってもいらいらさせられるだけで、とりあえずあきらめることにするが、電車に乗ってもしつこく調べ続け、しかし、やっぱりPコードはわからない。直接購入はさせないつもりか。どうしてもシステム利用料をとる気か。


◇ 半蔵門

 横浜から東横線に乗り、渋谷から半蔵門線に乗り換え、半蔵門に出る。東京チカラめしで食べようかと思っていたが、チカラめしはいつの間にかなくなってしまっていた。今、都内には何店残っているんだろう。適当に歩きまわり、天かめという立ちそば屋に入り、カツ丼を食べた。510円。店内には「ナイツ ザ・ラジオショー」が流れていた。

 少し時間があり、千鳥ヶ淵公園をぶらぶら歩いてみた。







◇ 新宿

 夜は新宿に移動する。疲れてしまい、ドラッグストアに寄り、栄養ドリンクを買い、コンビニでシュークリームも買って食べた。西口のブックオフに寄るが、しかし、買うものなく、110円の文庫本をなんとか1冊見つけ、クーポンを使い、10円で買っていく。代々木まで歩き、代々木のブックオフにも寄るが、やっぱり買うものがない。110円の新書をここでも10円で買う。

◇ 読書

 渋谷から東横線の各停に乗り、読書しながら帰ってくる。與那覇潤「日本人はなぜ存在するか」を読み終えた。2018年刊、集英社文庫。親本は2013年刊。この著者のことは、斎藤環「ヤンキー化する日本」(角川oneテーマ21)の対談で初めて知った。1979年生まれの歴史学者。ウルトラマンや手塚マンガなど、サブカルチャーの話題も出しつつ、この本のなかでは、歴史認識のさまざまな場面に表れる〈再帰性〉について、くり返し語られている。P29「私たちは「先に存在している現実を、後から認識して判断している」のではなく、時としてステレオタイプや偏見も含めた「認識の方がむしろ先にあって、それに合わせて現実を作り上げて生きている」」 P198「大事なのは、内実はまったくグローバルではないショーンK氏でも、「みんなが『いかにもグローバル人材が言いそうだ』と思うこと」をコメントしていれば、実際に「グローバル人材」として通用したということです。」

 ツイッターから、うしろシティの解散を知った。夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・EXILE ATSUSHI)を観て、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニング(大竹まこと・小島慶子・ヒコロヒー)を聴いた。Kyoto Jazz Sextet と森山威男の新アルバムを聴きながら、深夜1時過ぎに眠る。

2021年6月18日金曜日

6月18日金曜日/霞が関



◇ 貧乏暇なし

 まるで熟睡できず、早朝に目覚めるが、どうもからだが緊張した状態で眠っている。それ以前にまず、なかなか寝つけない。若いころにはまったくなかったことだ。朝から都内に。銀座で昼食になるが、やよい軒というつまらない選択になった。しょうが焼き定食を食べる。午後は霞が関に移動し、虎ノ門に向かって歩くことになるが、総務省、外務省、国税庁と、入り口には警備員が何人も立っているが、文化庁になると警備員がいないのが不思議だ。道路の向かいには報道の車両がいくつも停まっていた。あっちは裁判所か。夕方、ベローチェに入り、アイスコーヒーとあんぱんを食べる。虎ノ門から銀座線で渋谷に出て、まんだらけに寄っていく。階段の百均のスペースに、入荷がごっそりあったようで、カゴのまま、いくつも床に並べてあった。落語関係が多かったが、これは買うものなし。雑誌を丹念に見ていったらいろいろと面白いものがあり、13冊買った。大荷物になるが、まんだらけは袋をくれるので助かる。この量なので、紙袋を二枚重ねにして入れてくれた。東横線の各停で、のんびり帰ってくる。

◇ 読書

 電車内で、斎藤環「ヤンキー化する日本」を読み終えた。2014年刊、角川oneテーマ21。前著の「世界が土曜の夜の夢なら」が面白かったので、続けてこの対談集を読んだ。ヤンキー論でありながら、これは日本人論だ、と思いながら読んでいたが、あとがきにはまさにそれについて、「ヤンキーを論ずると、どうしても「日本人論」になってしまう。僕にはそれが不本意だった。」「しかし本書では、あえて日本人論として読まれることも辞さない、という姿勢をとっている。」と書いてあった。あらゆる日本人論はナルシシズムに通じてしまうが、この本ではわかりやすさを重視したという。巻頭で挙げられているヤンキーの特性は前著よりも整理されている。とはいえ、単純なヤンキー批判ではなく、フェアな分析をしているから面白く読んだのだ。與那覇潤との対談がとりわけボリュームがあり、1979年生まれの学者だが、ここでは政治について語られ、特に重要だと思い、難しくもあった。隈研吾との対談もあり、これは先に隈研吾の本を読んでいたから理解できることも多くなる。デーブ・スペクターとの対談では、デーブに向かって、斎藤環が「亡くなったナンシー関さんという人がいて……。」と切り出しているところには笑ってしまったが。(ナンシー関とデーブ・スペクターとで、論戦というほどでもないが、やり合っていたことがあったのをリアルタイムで読んで知っている。)

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。佐久間宣行がゲスト。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。「さんまのまんま」の初夏スペシャルは、NEWS、花澤香菜&日高里菜、吉岡里帆、かまいたち、北村拓海&今田美桜が出演。最後に、グッズデザインをしたZAZYも登場。「ミュージックステーション」もざっと早まわしで観る。昨夜の「つぶやき英語」も観る。イーロン・マスクという人物を知らなかったが、ドージコインというものがあるというなら気にならないはずがない。日本でもっと流行ってくれないだろうか。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に「漫才ブーム時代のツービートを語ろう」という鼎談企画があり、島田洋七、高信太郎、永峰明という顔合わせが珍しくて面白い。

 もう眠ろうとしていたところにメルカリから注文があり、梱包の準備だけしておくが、脳が緊張している状態になり、胃も痛くなる。タイムフリーで、今日の「問わず語りの神田伯山」を聴きながら、深夜2時頃にようやく眠った。ラジオでも聴いて、意識をそちらに奪われるようにしなければ、リラックスしないのかもしれない。

2021年2月21日日曜日

2月21日日曜日/ヤンキー論


◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。天王洲アイルから移動し、御成門で昼食となったが、まわりに飲食店があまりない。ほかに選択肢がなく、ココイチでチキンにこみカレーを食べた。今日は暖かい。ブックオフのアプリのクーポンがあるため、帰りに大森に寄る。大森には先週もきていたのに、そのときにクーポンを使えば手間がなかった。ベローチェでひと休みしてから西友のブックオフに寄るが、先週に寄ったばかりのわりには、今日はけっこう買うものがあった。500円のクーポンを使うのに、最初の画面に利用条件が書かれていなかったのでいくらの買いものでも使えるのかと思っていたが、使えるのは千円以上からだと会計時に初めてわかった。画面を進めるとたしかにそう表示されていた。会計は千円弱になり、わずかに足りない。レジに商品を預け、もう1冊探しに売り場に戻るが、この1冊がなかなか決められず、やたらと時間を食った。大森海岸駅から京浜急行の各停で、のんびりと読書をしながら帰ってきた。

◇ 今日の読書

 斎藤環「世界が土曜の夜の夢なら」を読み終えた。角川文庫。2015年刊。親本は2012年刊。精神科医によるヤンキー論だが、インテリによるヤンキー分析にはいやらしさも感じていて、警戒しながら読んだが、それについてはまさに文庫版のあとがきにも書かれていた。大衆蔑視ではないかという批判があったが、それは誤解であると強調している。軽蔑的な表現をしていても、そこにはつねに「我が裡なるヤンキー性」が射程に入っているのだと。たしかに、読んでいくと、ヤンキー性について肯定的に語られている部分もあり、最後には綾小路翔との対談も収録されている。この対談がなければもっと単純な本かと思い、読まなかったかもしれない。ヤンキーの美学はヤンキーでない人間にも広く共有されていて、そこに本質的な差異はなく、じつは「おたく」とも地続きのものであるということが最初のほうには書かれている。さまざまなサンプルが挙げられ、最後には古事記や天皇にもたどりつく。ヤンキーの根底にあるバッドセンスから、日本論にもなっていく。日本文化は保守的な「深層」と流動的な「表層」の二重構造であり、それが自由主義と集団主義の奇妙な折衷になっている。ヤンキー文化のなかではメタレベルが欠如していて、シャレとマジの境界があいまいになっていくという指摘はとても重要だと思った。また、ある部分ではダイノジのトークが引用されていて、初出は2010年でそういう時代かと思ったが、このトークの引用元がなんと、のていさんのブログである。よっぽど知らせようかと思ったが、ツイッターで検索してみると、刊行時にすでに知らせているひとがいた。版元からは本人には知らされないものなのだ。

 夜に帰宅。録画していた「サンジャポ」を観る。田中がついに復帰という放送だが、意外とあっさりと通常モードになった。「日曜サンデー」もタイムフリーで聴く。ここで語られていた救急搬送された際の症状の記憶はとてもリアルなものだった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...