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2021年11月28日日曜日

11月28日日曜日/寂寞とした一日

◇ テレビ・ラジオ・読書

 朝、メールの返信をしてから、ブログの更新をひとつ。部屋がだいぶ寒くなってきた。録画していた昨夜の「Nキャス」と、続けて、今朝の「サンジャポ」も観る。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、加藤シゲアキがゲスト。小説の話ばかりになり、とても面白かった。加藤シゲアキの学生時代は、小説のベストセラーが多かったというのは言われてみればそうか。加藤シゲアキは1987年生まれ。「世界の中心で、愛を叫ぶ」(2001年)や「ハリー・ポッター」(1999年~2008年)、あるいは、綿矢りさと金原ひとみの芥川賞受賞(2004年)もその時代に重なるというわけだ。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行く以外には、今日は外出せず、部屋で読書をしていた。色川武大「離婚」を読み終える。2011年新装版、文春文庫。短編が4本収録されているが、読んでいくと、連作だとわかる。どれも初出は1978年。尾崎秀樹の解説を読むと、純文学的資質をもつ作家が直木賞を受賞することが多くなったという、その例に、色川武大、田中小実昌、山口瞳、向田邦子、村松友視の名をあげている。「離婚」が直木賞に選ばれた際の、選考委員のコメントもいくつか紹介されていた。

 夕方に放送されていた「THE MANZAI 2021 プレマスターズ」を録画で観た。出演順に、アインシュタイン、からし蓮根、蛙亭、ミキ、インディアンス、Aマッソ、祇園、ラランド、コウテイ、キュウ、トム・ブラウン、わらふぢなるお、ビスケットブラザーズ、ダイヤモンド。そのうち、からし蓮根、キュウ、わらふぢなるおが面白かった。祇園はネタは面白いのに、金色のスーツを着ているのがいやだ。奇抜なネタをやるわけではないのに、衣装を奇抜にするのが余計だ。続けて、「笑点」も観ると、演芸コーナーはいとし・こいしの 1998年放送の映像を流していた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「ラジオ寄席」をようやく聴いた。談志没後十年特集を命日に放送していたのだ。一席目は「狸賽」。談志師匠だと「権兵衛狸」の印象が強いけど、「狸賽」を聴いたことはあっただろうか。動物の噺のマクラに松島トモ子の話をしている。二席目、「五貫裁き」は、これぞ立川談志という一席。

 Spotify のポッドキャストでは、「せんだみつおのナハナハラジオ」という番組を見つけた。娘のせんだるかとふたりでしゃべっている番組で、今年の4月から、月2回のペースで配信されている。FMハイホーという奈良の放送局で放送されているようだ。「ナハナハラジオ」を聴きながら、深夜2時頃に眠る。どうも寂寞とした一日だった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...