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2023年10月2日月曜日

10月2日月曜日/散髪1350円

◇ テレビ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。今日はまた涼しくなった。助かる。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝から始まった「ブギウギ」を、笠置シヅ子の物語だからこれは観ようと思っていた。しかし、第1話だけではまだなんともわからない。いつまで観続けられるかな。

 昨夜の「まつも to なかい」は、中島健人と東方神起がゲスト。中島健人が「僕らの会社」という言いかたをしていて、「ジャニーズ」という言葉は言わないようにしていたのかな。中居正広が話していたアイドル論が面白かった。中居「僕が思っているアイドルって、なにが魅力ですかって、「未完成」「半人前」が、僕はアイドルだと思ってるわけですね。(略)一人前になるまでの過程を、若い女の子が、誰々くんがんばってっていう、それが魅力のひとつで。」「でもどっかで、自分は、一人前ではないアイドルを応援してくれてるのに、三十ぐらいになると、「僕、そんなに半人前じゃないんだけど」っていうところに、ちょうどぶち当たる年齢で、ちょっと、あのう、もがきもがこうとしているというか。」

 今日の「徹子の部屋」は中田喜子がゲスト。かつて紅組キャプテンを務めていた「連想ゲーム」の話が少しあったのだが、徹子さん「あたしはね、「連想ゲーム」出たんですけど、しりとりと間違えてね、あれ、しりとりと間違えてやってたら、「あなた違いますよ、しりとりじゃないですから」って言われたことある。なんでしょうね。それ以来、出てないと思います。」 連想ゲームをしりとりと間違えたエピソード、これ、ガッツ石松の話として広まってるけど、本当は徹子さんだったのか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」では、安齋肇が半生を語る新連載が始まった。初回はタモリとの出会いについて語っている。ほかのページには、政治の YouTube を始めたという西川のりおのインタビューもあり、これもとても面白い話をしている。漫画トリオ再結成時に、西川のりおが加入する話があったそうなのだが、しかし、つぎの選挙に出るまでの場もたせではと警戒した上岡龍太郎が、横山ノックに詰め寄り、再結成の話自体がなしになったのだ。インタビューの最後には賞レースについて語っている。「僕は、漫才は競技じゃないと思います。だけど、吉本もホリプロもサンミュージックも芸人の学校をやってるでしょ? そしたら、落としどころがいるわけですよ。」「そもそも漫才を一発勝負で決めることがおかしい。」「そもそも、漫才なんて採点したらダメですよ。」「あと、なんぼ出場者より先輩だとしても、芸人自身が同じ芸人を審査してるのもボクとしてはおかしい話なんです。自分自身も舞台に出てウケたりウケなかったりしてる人間なんですよ?」「正直言うとね、今の漫才師は受験で合格する漫才を目指してるような印象です。もちろん練習してもいいんですけど、やっぱり漫才って〝味〟なんですよね。」

 午後、文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」をつけると、祝日ではないのに大竹まことは不在で、阿佐ヶ谷姉妹がしゃべっている。大竹まことは夏休みのようだ。「大竹紳士交遊録」は古谷経衡。

◇ 散髪

 夕方から外出。二俣川に出て、まず、遅めの昼食。松屋に入り、キムチ牛めしを食べるつもりでいたのだが、食券機から見つけられず、しかたなく、ネギ塩豚カルビ焼肉丼を食べた。590円。ドトールに入り、読書をする。しかし、眠くなり、本の内容があまりあたまに入らない。それから、先日につい見送ってしまった散髪を今度こそ果たそうと決心し、ジョイナステラスのQBハウスに。1350円。いつもこんなに高かったっけと驚くので、忘れないように、きちんとここに記しておく。今回もいつもと同じおじさんに切ってもらっていると思ったのだが、以前よりも無愛想な調子で、本当にこのひとだったかなと顔の記憶に自信がなくなっていった。同じようなおじさんが、2、3人いたとしても不思議ではない。散髪の仕上がりには不満はない。さっぱりして、くまざわ書店を覗いてから帰る。

◇ ラジオ

 パソコンのラジコの地域判定が神奈川県に戻り、ラジオが聴きやすくなった。今日の「ビバリー昼ズ」を。オープニングでは、松本明子ら83年組アイドルの「お神セブン」のライブに行ってきた高田先生が大沢逸美にいじられた話に笑う。12時台ゲストは大西ユカリ。先週金曜の放送も聴きそびれていたが、その日の12時台ゲストは横山剣さんだった。剣さんがまさか金曜の「ビバリー」にやってくるとは。金曜のメンバーには明治座のイベントのときには会ってるんだろうかな。剣さんのハワイの話を、磯山さやかがアシストしていたのがとてもよかった。グラビアの仕事で行っているから、海外の情報をよく知ってるんだ。

 紙ゴミの処理をしようと思い、ダイソーで、300円のシュレッダーハサミを買ってきた。人力の作業だが、これならば、うるさくないからラジオを聴きながら作業ができる。電動のシュレッダーもあるのだが、これは音がうるさく、ほかのことがなんにもできなくなるので、結局、なんにもはかどらないのだ。買ってきたばかりの嬉しさもあり、ひたすら紙を切り刻み続け、手首がくたくたになったところで深夜2時頃に眠る。

2022年12月28日水曜日

12月28日水曜日/作家としての大鶴義丹

◇ テレビ

 朝、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、録画していたテレビ番組をあれこれと。「明石家サンタ」は今年はクリスマスイブではなく、25日深夜の放送だった。「お笑い向上委員会」で選ばれたネルソンズ岸も電話出演。しかし、ここで改めてしゃべるのではなく、「向上委員会」でしゃべった映像を流し、ここでは商品を選ぶだけだった。いや、しかし、この番組が求めている不幸な話は内容よりも話術が肝なのに、同じ話だからって映像を流すだけなのはちょっと違うんじゃないか。

 「徹子の部屋」も3日分。月曜は松原智恵子がゲスト。今年2月に亡くなったという夫は黒木純一郎というジャーナリストで、有名なひとなのかわからないが、瀬戸内寂聴の本などを手がけていたそうだ。昨日火曜は山村紅葉がゲスト。西村京太郎追悼の回だった。そして、今日はタモリがゲスト。昨年末はひさしぶりの出演だったが、これで年末恒例のタモリの出演は本格的に復活か。最後に「来年はどんな年になりますかね?」と訊かれたタモリ、「誰も予測できないですよね、これはねえ。でもなんていうかな…、新しい戦前になるんじゃないですかね。」

 そのほか、観そびれていた「太田上田」(ゲスト・古舘伊知郎)を2週分、それから、「A-Studio+」も2週分(ゲスト・かまいたち、神田伯山)まとめて観たりなど。

 ブログをなんとか更新して、夕方、やや暗くなってから外出する。かつやに入り、遅めの昼食。味噌たまカツ丼を食べた。割引券を利用し、715円から100円引き。それから、ドトールに入り、読書をしていく。ブレンドは250円になったのか。一部の店舗だけかと思っていたら、みんな、この値段になっちゃったんだな。


◇ 読書

 夜に帰宅してからも読書を続け、大鶴義丹「女優」を読み終えた。2022年刊、集英社。今年読んだ本のなかで、今年に発売された本はこの1冊だけかもしれない。何年か前に、大鶴義丹の「昭和ギタン」という自伝的な小説を読んだら、これがべらぼうに面白く、なにしろ、唐十郎と李麗仙の息子であるから、その育った環境はすさまじく特殊なものなのだが、それを描く筆致にも惹かれ、大鶴義丹はやっぱり優れた作家なんだと認識するようになった。今作については大鶴義丹が「徹子の部屋」に出演した際にも語られていたが、母・李麗仙をモデルにした小説だというので、「昭和ギタン」を面白く読んだものとしては、これもぜひ読みたいと思っていた。初出は「すばる」の連載だが、奇しくも、この連載中に李麗仙は亡くなっている。しかし、読んでみると、思いのほか、フィクションの度合いが強く、主人公の母はたしかに李麗仙を思わせる経歴の老女優なのだが、主人公は小劇場の主宰者であり、五十代になってもバイトをしながら演劇を続けているような人物だ。「女優」というタイトルが指しているのは、母だけではおそらくない。母の物語でもあるのだが、むしろ、この小説は小劇場内幕モノのような面が強くないだろうか。大鶴義丹本人は若くしてテレビドラマで活躍したが、ここに描かれているような小劇場の世界を横目で見ていたということか。いや、現在の大鶴義丹は、新宿梁山泊に出演し、幼少期を過ごしたアングラ演劇の環境に回帰している。小説のなかには演劇論もかなり含まれていて、これは大鶴義丹の演劇への熱の表れではないだろうか。

◇ ラジオ・雑誌・ポッドキャスト

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。先週はずっと、ラジオで「M-1」の話題がよく出るので、そのチェックに忙しかった。この日はまず、14時台にはトレンディエンジェルがゲスト。今年は「キングオブコント」にも出場したそうで、準々決勝まで残っていたというのはぜんぜん知らなかった。そして、15時台には山田邦子が電話出演した。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」には年末恒例の「顔面相似形」が載っていた。ご時世的に、いつまで続けるのだろうかと心配になる企画だが、しかし、あいかわらずの馬鹿馬鹿しさで、ギリヤーク尼ヶ崎と工藤静香を並べた写真には笑ってしまった。そのほか、能町みね子の連載では「M-1」の山田邦子の評価について。ますだおかだ増田のラジオ番組のなかで、西川のりおが山田邦子について発言していたことは知らなかった。「新・家の履歴書」にはマキタスポーツさんが登場。「マキタ学級大文化祭」による借金を返済するため、ラブホテルでバイトしていた時期のことも語られていたが、そのバイトがBBゴローの紹介だったというのは知らなかった。その時期は、サンドウィッチマンが優勝したころだったか。マキタさんの経歴をたどるなかで、「東京ポッド許可局」についてはなぜか触れられていなかった。後半のページにはラジオ特集がたっぷりとあり、しかし、これはいっぺんには読みきれない。

 Spotify のポッドキャストで、ツイッターから見つけた「エッセンシャルラジオ」という番組を聴いた。「ブックオフ大学」についてしゃべっているというので、しっかりと聴いてしまったが、好意的に読んでくれているようでとてもありがたい。


2022年12月4日日曜日

12月4日日曜日/渡辺徹の漫才



◇ 桜木町・関内

 朝早くから外出。寒い。今季初めて、トレーナーを着ていく。日曜の朝は電車が空いていて、のんびり読書をしていく。まず、桜木町に用があり、それから、馬車道から日本大通りのほうに歩いていく。開港記念会館の向かいのベローチェに入り、ひと休み。モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。ツイッターからニュースをチェックしてみると、静岡の逆さ吊り保育士がついに逮捕され、実名も出た。どうやら、3人とも女性のようだ。しばらく読書をして、少し仮眠もする。矢作俊彦「東京カウボーイ」を読み終えた。1992年刊、新潮社。文庫化はされていないんだろうか。大友克洋の表紙に惹かれて読み始めてみたものの、どうも調子がつかめないまま、だらだらと読み進めていた。



 ベローチェを出て、隣りのスギ薬局に寄り、あんぱんをひとつ買い、歩きながら食べておく。日本大通りの交差点までくると、交通規制の看板が出ていた。ここより海側にはクルマを通しておらず、「マグカル解放区」というのを開催しているのだとわかったが、その場でホームページを確認してみると、パフォーマーに路上を解放するという催しを定期的にやっていたんだそうで、3年ぶりの開催ということも知らなかった。今日のタイムテーブルを見ると、ストリートミュージシャンみたいなのばかりで、今日は観なくてもいいかと思ったが、大道芸なんかが出ることもあるようだ。

◇ 放送ライブラリー

 今日は放送ライブラリーを利用するつもりで、その前に1階のトイレに入っていたら、ガキどもの集団が入ってきたようで、いったい何人詰めかけてきたのか、騒々しく、扉にばたばたぶつかりもするからたまったもんじゃない。へらへらしながら「入ってんの?」などと言いながら騒いでいるから、こちらも不愉快になり、扉を一発、ばんっと思いっきり叩いてやった。さすがに静かになり、いなくなってくれたが、おもてで出くわすといやだから、必要以上に個室にこもるはめになった。

 放送ライブラリーにやってきたのは、1988年放送の「シェイクハンド」というドラマを観るため。渡辺徹の番組がなにかないかと探してみたら、このドラマを見つけた。渡辺徹が漫才師を演じているドラマ。関西テレビ制作、原作は難波利三。ギャラクシー賞の奨励賞を受賞している。渡辺徹と古尾谷雅人が漫才コンビなのだが、放送時、渡辺徹は27歳、古尾谷雅人は31歳。関西弁の渡辺徹と、東京からやってきた古尾谷雅人が「横断歩道」というコンビを組む。渡辺徹のインチキ関西弁のルーツは、もしかすると、このドラマにあるのではないだろうか。漫才学校出身という設定も時代を表している。(このドラマの前年には「4時ですよーだ」が始まっていて、当時、関西ではダウンタウンらの人気が爆発していたはず。)うまくいかない渡辺と古尾谷のコンビは、ある師匠コンビに弟子志願をするのだが、たとえば、NSC出身者がそのあとに誰かに弟子志願をするというケースも当時はあったのだろうか。師匠コンビとともに訪れた地方営業では、もうひと組、女性コンビ(ハイヒール風)も一緒で、やがて、渡辺徹は古尾谷を裏切り、そのコンビのひとりだった高橋ひとみとコンビを組み、夫婦漫才を始めることになる。古尾谷はアパートに呼び出され、渡辺徹と高橋ひとみからそれを聞かされるのだが、会話ではなく、そのわけは漫才によって語られ、古尾谷は沈黙する。ひとりバイトを始める古尾谷。そのいっぽう、渡辺徹と高橋ひとみのコンビはコンテストで優勝する。東京に帰ろうとする古尾谷を、新幹線のホームまで追いかける渡辺。ホームに残るふたりを映したまま、時間が経過していく。

 放送ライブラリーを出て、イセザキモールまで歩いた。有隣堂に寄ると、ウディ・アレンの自伝が出ているのを見つけて、ちょっと立ち読みする。夕方になり、遅めの昼食。和記食坊に入り、パイコー麺を食べた。680円。ブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を4冊買った。横浜駅までは、ラジオを聴きながら歩いて帰る。平沼のブックオフにも寄り、220円の単行本を1冊だけ買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」はサッカーの話題から始まり、そのつぎは渡辺徹の訃報を扱うが、スタジオには戻らず、すぐにつぎのVTRに移ってしまった。旧統一教会問題は今週は番組後半に扱い、鈴木エイトも登場。そのあとには宮台真司の襲撃事件を扱った。「ワイドナショー」は松本が不在の週。田村淳、シソンヌ長谷川、武田鉄矢、柴田亜美というメンバー。こちらは渡辺徹の訃報から始まるが、松本が不在の今日は、渡辺徹とは縁が薄いひとばかり。そのあとは、サッカーの話題、流行語大賞など。

 疲れてしまい、横になり、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台は、西川のりおがゲスト。楽しみにしていたのだが、聴きながら眠ってしまい、目覚めては聴きなおすというのを何度かくり返した。これはまた改めて聴きなおそう。

2022年1月11日火曜日

1月11日火曜日/「らじおと」が終わる

◇ テレビ

 早朝から、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「深イイ話」は、オダウエダの密着があるかと思って録画しておいたが、どうやらまだ先の放送のようだ。加藤茶夫妻独占密着の部分だけを観るが、よく知らなかったが、この番組では続けて密着しているそうで、これが第5弾になるようだ。今回の放送では、ドリフとももクロの武道館ライブの様子を追いかけていた。綾菜夫人は、結婚してから10年、日記をつけているという。

 年末の「週刊フジテレビ批評」は、矢野了平、たむらようこ、伊藤正宏という3名が出演し、「人気放送作家が選ぶ2021年のベスト番組」という座談会をやっていた。「あたらしいテレビ」でも話題に出た「オモウマい店」がここでも挙がり、いよいよ気になる。矢野了平というひとは、てっきり、クイズ作家だと思っていたが、「水曜日のダウンタウン」の作家などもやっていることを今さら認識した。矢野了平によると、「水曜日のダウンタウン」は、会議の段階ではコンプライアンスはいったん無視していろんなアイデアを出し、そのあとに、会社のしかるべきひとに確認するという作業が必ずあるのだという。続けて、新年1回目の放送も観ると、フジテレビ社長の金光修と原田曜平が対談をしていた。

 1月3日放送、NHKの「東西笑いの殿堂」もようやく観始めた。この番組も、毎年録画はしているが、録画を貯めているだけで、観ていない年が続いていた。スタジオにはまず、爆笑問題が登場し、ハマカーン、ますだおかだ、アインシュタインが座っている。それから、西軍キャプテンの中川家が紹介される。恒例の中継は、NGKからは和牛が、浅草演芸ホールからは林家三平が担当する。あとで末広亭に出る予定の小痴楽はスタジオに登場した。心斎橋角座からはチキチキジョニーが担当するが、毎年、この松竹のブロックが、関東の人間からするとなかなか触れる機会のない部分で、今年は酒井くにお・とおるが最初から面白かった。1時間まで観たところで中断するが、NGKから出演した、西川のりお(のりお・よしおの漫才)の声がずいぶん老けこんだように感じられる。

◇ ラジオ

 ネットニュースで先に知ってしまったが、「伊集院光とらじおと」の終了が、今朝の放送で正式に発表されたというので、タイムフリーで、エンディングのその箇所をさっそく確認した。以下は、最後の4分間の発言。「さあ、ここで、ちょっとお知らせでございます。内容だけ、ぶっちゃけ言いますと、この「伊集院光とらじおと」という番組が、この春いっぱいで終了致します。ええっと、報告が遅れまして、気をもんでいたリスナーのかたも多いと思うんですけども、基本的には、僕はTBSラジオの方針に従って、言っていい時期というのを、ま、TBSラジオと僕の所属しているプロダクション等で、契約やいろんなことも考えた結果、ここまでは言ってはいけない、ということで、なんか僕からすると、やっとご報告することができた、っていう感じなんですけども。ま、久米さんがそうだったように、他局ですけど、僕は福山雅治くんがラジオ辞めるときもそうだったんですけど、しゃべりたいこと、しゃべろうとすれば、別に、3時間でも4時間でも、どうして終わるんですかっていう話はできるんですけども、その時間がさすがにとれないんならば、あんまりたくさんのことを言うと誤解のみを与えていくんじゃないかっていうことで、とりあえず、今日のところは、このご報告をしておこうかなっていう。TBSラジオの上層部のほうからは、「伊集院くん、今日、こういうふうなことを話したらどうですか?」っていうご提案をいただきましたけども、それに従っていると、もうさすがにもはや僕はラジオパーソナリティーではないっていうことになるので、そちらのほうはご遠慮させていただきますけれども、なんていうんですかね、えっと、いろんなことがあって、悩んできて、で、そのなかで、いろんなひとからも助言を受けたり、考え抜いてきましたけど、いちばんこう自分のなかで、ラジオやっててよかったな、そして、なるほど僕は、この6年間のラジオのなかでこういうことを学んだんだって思ったのは、「パラスポーツと」のコーナーで、パラアスリートのひとたちにたくさんお会いして、人生のなかで描いてた未来像が、事故とか病気によって絶たれてしまったときに、ふてくされるのでもなく、自暴自棄になるのでもなく、良い人生にするために、じゃあこっからどうするっていう切り替えの心強さみたいなものをすごく教わりまして。なんか自分は、面白い「伊集院光とらじおと」っていうものは止めますけども、じゃあ、伊集院光のラジオの人生とか、それがだめなら、伊集院光のおしゃべりの人生とか、さらには、伊集院光の人生みたいなものを、ここから前向きに、ちょっと立て直していこうかなっていう。とにかく、僕は伊集院光じゃなきゃいけないんだっていうひとたちに向けてしゃべって、伊集院光じゃないとだめなんだっていうひとたちと一緒にものを作っていくっていうことだけは、ぶらさずにやっていこうということと、今後、ま、ちょっとになりますけど、前向きに、一生懸命やることしかできないので、でいて、最終的にいい終わりかたをしていこうと、まあ思ってます。今日もこれで時間ぎりぎりで、話すことは以上なのかもっといっぱいあんのかよくわかりませんけども、とりあえず、遅くなりましたがご報告です。ええと、明日も、ぜひ、聴いてください。」

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。火曜はドラマの話題が多いが、オープニングは大河ドラマの話をしていた。それから、正月の寄席移動の話、文枝・小朝二人会の話と続くのが楽しい。14時台は、笑福亭羽光がゲスト。羽光の昔の仲間で、食えないベテラン漫才師はどうしたらいいかという話になった。

◇ 雑誌

 楽天マガジンで、「BRUTUS」のあんこの特集をざっと読んでいたが、お取り寄せ特集でおなじみの、秋元康、松任谷正隆、酒井順子、佐藤可士和という4人は、この雑誌では「四天王」と呼ばれているらしい。巻末ページには、スチャダラパーと川勝正幸の「超時間余談」という企画があった。これはもちろん、和田誠の「超時間対談」をなぞったもの。構成は辛島いづみ。川勝正幸は今月で没後十年になるのだ。宮沢章夫とやついいちろうの平常心ブラザーズの連載では、宮沢章夫が志ん朝を聴きながら寝ていると語っている。

◇ 再びテレビ

 15時前、集荷の時間に合わせて、近所の郵便ポストまで投函に行く。外は雨降り。こういう日は家にこもるにかぎる。録画していたテレビ番組をつぎつぎに観ていくことになるが、日曜の「ボクらの時代」は、鬼越トマホーク坂井、空気階段もぐら、ニューヨーク嶋佐という3名、「おかべろ」は、インディアンス、モグライダー、オズワルドという3組がゲストで、新年のテレビは若手のお笑い芸人の注目株が引っぱりだこになるのか。正月番組がお笑いだらけになるのは昔からだろうが、「M-1」が年末の風物詩になってからは、話題の中心は若手になった。日曜の「情熱大陸」には、錦鯉が登場した。「M-1」優勝の前から密着していたというから、運のいい番組になった。渡辺隆のあきらめの境地というのは、同世代としては理解するところが多く、四十代、父親とふたり暮らしをする実家の本箱には、新古書店の棚のようなマンガやベストセラーが並んでいた。

 評判の「オモウマい店」の放送もちょうど今日で、興味をもち、初めて観てみた。司会は、ヒロミと小峠、ゲストにオダウエダも出ていたが、タレントはワイプのみで出演する。「グルメンタリー」とはうまく名付けたもので、グルメ番組であり、密着ドキュメンタリーでもあるというのがよくわかった。兵庫のちゃんぽんの店の盛りつけの豪快さにまず驚き、続く、栃木のカフェジェラオカという店は、土日はすべてのメニューが100円だというから謎に満ちている。

◇ 映画

 Netflix で映画を1本。アダム・マッケイ監督の「ドント・ルック・アップ」を観た。アダム・マッケイの監督作は、まあ、どれもこれもべらぼうに面白い。描かれていることについて、まるで知識がないのに、笑わせる場面ではしっかりと笑わされてしまう。この語り口がよっぽど好みに合うのか。毒の加減と、風呂敷の広げかた、それから、結末もギャグの発想だ。エンドロールが終わったあとまで、しっかりとギャグが詰まっていた。しかし、どうでもいいけど、ディカプリオは沢田研二みたいな風貌になった。

 

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。ラジオを聴きながら梱包を片づけるつもりでいたが、肝心の本が見つからず、キャンセルにするという手もあったが、注文者がある研究家のかただったからあきらめられない。販売履歴も確認し、在庫はあるはずなのにと思いつつ、部屋中を引っ掻きまわし、やっとのことでついに発見した。こういうときは思わぬところに埋もれているものだ。古本市の値札が付けっぱなしで、いつぞやの不忍にもっていっていることを思い出した。くたびれてしまい、梱包は朝にすることにして、ラジオを聴きながら眠った。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...