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2024年6月4日火曜日

6月4日火曜日/帰りに稲光がした

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、日曜に放送された「だれか to なかい」を観る。ゲストは高橋英樹と劇団ひとり。まずは劇団ひとりが登場する。ムロツヨシと劇団ひとりの関係は意外と古く、ムロツヨシが矢口真里と知り合いだったことから誘われたのが最初で、それが17年ほど前だという。ムロツヨシは終電がなくなり、ひとりの代々木八幡の家に行ったことがある。それからムロツヨシは劇団ひとりを意識し続けているという。番組開始20分が経ち、高橋英樹が登場。なんと、80歳とは驚く。バラエティに対する姿勢のなんと溌剌としたことだろうか。今に至るまで、ノースキャンダル、大きい病気もしたことがないという高橋英樹のひとことひとことに、中居、ムロ、ひとりの3人がいちいち驚きまくるのが可笑しかった。

 日曜早朝の「演芸図鑑」は、文枝が司会の回だが、この回は新趣向、「日本の話芸」で放送された五代目文枝の「天神山」の映像を少し流した。文枝の担当回の最終回だから、文枝の高座もあり、「相部屋」という新作をやった。文枝も80歳、高橋英樹と同い年か。番組表に加藤茶の名前がまた載っていたので、なにかと思えば、あまった時間に対談の未公開シーンが放送された。

 4月から新シリーズが始まっていた「NHK短歌」を、録画したままで、まるで手をつけていなかった。毎月第1週は昨年と同じメンバー、川野里子先生、深尾あむ、内藤秀一郎が出演する。4月のテーマは「固有名詞を生かそう」。番組最後の「ことばのバトン」のコーナーはいつも早送りして観ていなかったが、この回には枡野浩一さんが登場していた。第1週だけ、5月、6月と連続して観ていく。なんだかヒコロヒーがすごく疲れた顔をしている。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。まずはいきなり、東MAXが初日を迎えた熱海五郎一座の話をする。チケット代の高さにひるんでしまったが、今の伊東四朗を観逃すことをのちのち後悔することになるかもしれないな。しかし、これが最後でなければ、なにも後悔することはない。そのあとには、安めぐみが出ていた昨日の「徹子の部屋」の話。東MAXは観てないんだ。12時台ゲストは土田晃之。「ビバリー」の初期のころに草野球に参加していたというのは知らなかったな。相方の対馬は野球経験者で喜んで参加していたが、土田は断るようになったって。土田が出演した東八郎十三回忌追悼公演「86の13」の話もあった。くりぃむしちゅー有田の転機となった舞台。

 続けて、聴きそびれていた昨日の「ビバリー昼ズ」も聴く。12時台ゲストは中山秀征。この番組でも今田耕司との確執について語る。高田先生「あのころの若手ってさ、ダウンタウンのあとのさ、若いひとって、みィんなぴりぴりしてんだよ。そうすればウケると思ってるから。それはダウンタウンだから通るんであってさ、若手でそれはさ、あとから出てきて、そんなもん通らないじゃない。あのころ、オーディションやるとさ、若手やるとさ、みんなあのスタイルなんだよな。くちもきかないしさ、ネタ観終わってさ、「ハイ」「ウィッス」って、突っぱらかっちゃって。面白くもなんともないんだよ、全員。」 そのあとには、おなじみの沢尻エリカ事件、やしきたかじん味の素事件などを話す。最後に、若い時代をふり返りながら、高田「でもね、松野(大介)くんも元気でやってるから、沖縄でもの書いてる。」 中山「ぜんぜんご無沙汰しちゃってるけども。」「やっぱり、そっちの道にね、進みたいってのがあったから。うん、がんばってほしいと思いますね。」

 楽天マガジンをチェックすると、「FLASH」に、ぱーてぃーちゃん信子の父親が伝説のヤクザだったとの記事があり、読んでみると、信貴組組長の信貴久治という人物だという。信子の40歳以上離れた長男と、事務所がきちんと取材に応えている。事務所によると、信子が生まれる30年以上前に父が暴力団組長だったとは認識していた。父は「徳川家の末裔だ」と周囲に話していたようだが、長男は聞いたことがないという。しかし、事務所の回答では「家系図や家紋なども見たことがあります」

 午後もまた、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は近藤芳正がゲスト。徹子さんとは朗読劇で共演している、その印象について。近藤「いやいや、ほんとにね、徹子さんがすらすらすらあっ~と、そのセリフをおっしゃるのを見て、なんていうんですかね、ちからがどこにも入っていなくって、その日その日の出来っていうこともあんまりお気になさらずに、卓抜としてらっしゃるのがすごく印象的で、すごく、共演させていただいたことで、いろんなことを学ばさせてもらいました。ほんとになんかちからが入らず、なんか、なんていうんですかね、生きてることが大事なんだよって、命を伝えることを、なんか、台本通じてやってるんだよみたいな、大きなメッセージをいただいたような感じがして。僕はすごく楽になりました、一緒に共演させていただいて。」 徹子「なんか、わたしは、その日その日違いがあって当たり前とかって言ってたんですって?」 近藤「なんかそうおっしゃっていましたよね。違いますからって。そのとおりだとは僕も思ってはいるんですが、ほんとにあのう、昨日よかったところはどうしても翌日追っちゃったりとか、しがちなんですけど、徹子さん、いっさい気にせずに、(笑)ほんとにもうご自由にやってらっしゃって。あのう、大事なセリフとか、たとえばちょっとここは大事に言いたいなあとかいうのはあったりすると思うんですけども、徹子さんはいっさいそういうのなく、大事なところも大事じゃないところも一緒なのよみたいな。それがすごく生き方みたいなのに感じまして、僕は。すごく感銘を受けた覚えがあります。」 褒められた徹子さん「あら嬉しい、そんなの。そうですか。そういうことってなかなか、ご一緒に出るかたからそういうふうに言っていただくことないので。わたし、初めてぐらいですよ。」 近藤「えええ? いやほんとにもう、尊敬する女優さんです。」 徹子「みなさん、お聞きになりました?」

 3月に放送された「SONGS」、東京スカパラダイスオーケストラの回を観そびれていた。平均年齢、57歳か。番組ではメキシコでのライブに密着する。スカパラにはゲストボーカルとして参加していたチバユウスケについて話す時間もあった。これは過去に知ったことがあったかどうか、茂木欣一はチバユウスケとは学生時代からの友だちで、明治学院大学の同じサークルだったんだ。もちろん、そこには佐藤伸治もいたわけで、なんというとんでもないサークルだろうか。

 これも観そびれていた5月に放送された「鶴瓶の家族に乾杯」を、一之輔さんがゲストだったから録画しておいたのだが、2週にまたぐとは知らずに、後編は録りそこねてしまった。富山県滑川市を旅する。

 「秋山ロケの地図」も今まで何度か録画はしているのだが、ずっと観そびれていて、まだ一度も観たことのない番組だった。先週の放送では「横浜市・磯子区」でロケをしていて、生まれ育ったなじみのある街なので、この回を先に観てしまいたくなった。三山ひろし、高木菜那と一緒に、岡村公園からロケを始める。街に設置されたボードに地元のひとが書き込んでくれた情報をもとにロケをする番組なのだが、そのボードは新杉田に設置されていた。秋山たちはまず、浜マーケットを訪ねる。浜マーケットは子どものころに行ったことがあると思うけど、あんまりはっきりした記憶がないんだよな。一行は向かいのデイサービスを訪ね、そのあとはプララ杉田の美容室を訪ねる。それから、サーファー風の神主がいるという杉田の幼稚園を訪ねる。そのつぎは、洋光台にある「チャイニーズレストラン由」というお店を訪ねた。あの駅前の団地の下にそんな店があるとは知らなかった。しかし、この番組は「モヤさま」となにが違うんだろう。この番組もひとつの場所のロケが2週にまたぎ、その続きが今夜放送されたが、録画したばかりのその放送を観ようとすると、なぜか録画がされていなかった。録画のランプがついていたのも確認していたのに、なにか変な設定になっていたのかな。しかし、観逃すのも悔しいから、後編は TVer で観てしまう。洋光台の団地からこども宇宙科学館に移動するのだが、クルマ移動のシーンが挟まるんだけど、すぐ近くだからそんなに時間がかかるわけがない。別の移動場面をここに差し込んでるんだろう。そのあとにはラッパーの息子がいるという大浦家を訪ねる。このうちは磯子区のだいぶ北端のようだ。そのあとに訪ねた、名物女将がいる「いしだ園」というお店は場所が紹介されなかった。最後はカラオケ酒場を訪ねたが、電柱に「中原」という住所表示がちらっと見えた。

 今日は夜にスーパーに買いものに行った以外の外出はなし。小雨が降っていたが、帰りに稲光がして、ざあっと降られるかなと不安になるが、帰りつくまではなんとかもちこたえてくれた。録画残量を空けるため、今日は一日中テレビばかり観ていて、いい加減、いやになる。夜遅くなってから、だるけがひどく、寒い気もして、もう着ないと思っていた暖かいかっこうをする。ラジオを聴きながら布団にくるまっていたが、眠ってしまうかと思ったら、眠気はなくなり、寒気もなくなった。半袖のかっこうに戻すと、むしろ暑いくらいになった。いったいどういう加減なんだろう。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。今夜は恒例の、太田のサラリーマン川柳が発表される回。ラジオを聴きながら眠る。

2024年5月20日月曜日

5月20日月曜日/週末のテレビその後

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に起きあがると、外は大雨。ブログを更新するが、眠気をこらえながら書いていると、文章がぜんぜんうまく書けないものだ。ラジオを聴きながら眠りなおし、昼は「ビバリー昼ズ」。まずは「THE SECOND」の話から始まる。そういえば、ずいぶん昔にザ・パンチは高田先生のイベントに出たことがあったんだった。検索して、がんばって探してみたら、木村万里さんのホームページに公演情報を見つけた。2009年7月の「文夫の部屋」。青山CAYで行われたんだったかなあと、自分の過去のブログを確認してみると、この公演、4日間開催されていながら4日間とも行ってないんだな。なぜ行けなかったのか、まったく記憶にない。オープニングではそのあと、高田先生の新刊のことも話していた。「Hanada」の連載をまとめた本だと思うのだけど、高田先生が31歳のころの「スタジオ・ボイス」のインタビューが再録されるらしい。当時の「スタジオ・ボイス」編集長、佐山一郎によるインタビューだ。12時台ゲストは立川晴の輔。「笑点」の新レギュラーになることは半年前に知らされていたんだそうで、それからずっと黙っていたのだ。志の輔に知らせたのは発表1週間前だという。妻には3日前、子どもには前日に知らせた。コロナ禍で仕事がなくなり、48歳にして、落語家になって初めてバイトをしたという話をしていた。

 続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングも聴くと、こちらでも「THE SECOND」を話題にするが、そのあとには「お笑い向上委員会」の話になった。中津川さん、トレンド入りしてたのか。「爆乳問題」だけでなく、放送ではカットされていたネタもあったのだ。「桂子師匠の手を握ったとき、半勃ちしてました。」といったらスタジオでバカウケだったようだ。

 聴きそこねていた先週水曜の「ラジオショー」もタイムフリーでようやく聴いた。この週は「THE SECOND」の決勝を前に、ファイナリストたちが順番に出演していた。水曜の14時台ゲストはタイムマシーン3号。タイムマシーン3号はここでネタを披露することを断っていた。もうひとつ、先週木曜のゲスト、ガクテンソクのところはオンタイムで聴いていたのだが、この日の13時台にはタモンズが出ていた。しかし、聴いてみると、タモンズのボケのひとは声が出なくなったそうで、ツッコミのひとだけの出演だった。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」と「徹子の部屋」(ゲスト・由美かおる)を観て、それから、観そびれていた「だれか to なかい」を観た。4月28日放送は、舘ひろしと柳沢慎吾がゲスト。まずは舘ひろしが登場。実家が医者で、舘ひろしも医学部を受けたが、試験に落ちて、そのあとに建築の勉強をしていたというのは知らなかったな。石原裕次郎、渡哲也は芝居の話をまったくしなかったんだそうで、渡哲也は「芝居はうまくなるな」「俳優のもつ存在感で魅せろ」と言っていたという。しかし、これはスーパースターだけに許される俳優観だろう。カンペを見るためにサングラスをかけているといううわさをムロツヨシが確かめたが、これは「しゃべくり007」でも話していた。番組開始20分を過ぎてから柳沢慎吾が登場。MC以外では二度目の登場をしたゲストは初めてか。目黒のとんかつ屋で遭遇した舘ひろしを再現する柳沢慎吾が抱腹絶倒もの。番組後半はずっと柳沢慎吾の独壇場だった。

 そして、昨夜の「だれか to なかい」は市村正親と神田伯山がゲスト。まずは市村正親が登場。舘ひろしとは1歳違いなのだな。中居正広と共演したドラマの裏話をする。注目している俳優を訊かれると、市村正親は草彅剛の名をあげた。番組開始12分に伯山が登場。市村正親が会ってみたかったという。中居は若いころに、あるひとから落語と講談は日本のエンターテインメントの基本だから観ておきなさいと言われ、それを理解するためにカセットを聴き、浅草、池袋、下北沢に観に行ったことがあるそうだ。市村正親が「まだね、若いんですよ。講談はうまいけどねえ、まだ内容が若いんだと思うんだよ、きっと。」 伯山が四十歳だと聞くと「まだ四十だろう。」「憧れて呼んだのに、つまんねえとこでさあ、客にキレるんだなあと思ったらさ、まだ若いよきみは。」 伯山のラジオも聴いている市村正親。「ラジオもねえ、YouTube で聴けるんで聴いたんですよ。そしたらねえ、今みたいなこういう話口調でずっと話すのね。それは俺は好きじゃない。」「それを言えてよかった。またラジオ聴くからさ。」

 今日の「しゃべくり007」は杏がゲスト。「笑う犬」のファンだったそうだが、ということは、渡辺謙も観てたんだろうか。番組後半には杏がハマっているというラランドが登場した。杏は「あんころもちもち」というラジオネームで、ラランドのラジオに投稿もしていた。

 昨夜の「おかべろ」(ゲスト・銀シャリ)の録画を観ていたら、早送りしていたCMにたけしが出ているのに気がつき、戻してみたら、たけしと劇団ひとりが共演するキャンバというグラフィックデザインツールのCMだった。これが見事に北野映画のパロディになっている。演出家が気になり、検索してみると、どうやら、アンドレス・アギラーというクリエイティブディレクターによるもの。YouTube にあったロングバージョンも確認してしまった。

2024年3月19日火曜日

3月19日火曜日/寝っ転がったら快適

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。ゴミを出しに行ってから、もう少し眠りなおした。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」では、劇団ひとり考案の「ネオ卓球」が行われた。ボールの色によって得点が変わるというルール。今回は第3回のようだが、過去2回は観ていない。前回は、水谷隼が決勝で敗れるという番狂わせがあったようだ。予選には、パックン、鬼越トマホーク金ちゃん、ザ・マミィ酒井、バイク川崎バイクが参加し、バイク川崎バイクが決勝に進出した。たいして面白くはなかったが、最終回の1週前だからついついつきあってしまった。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は高畑淳子と渡辺えりがゲスト。今日の「徹子の部屋」は小柳ルミ子。

◇ 横浜・星川

 午後、ダイソーまで買いものに行き、いったん帰宅してからまたすぐに出なおす。横浜に出て、有隣堂を覗いてから、天理ビルの味奈登庵に入り、牛せいろそばを食べた。900円。そして、今日のミッション。金の問題を片づける。それから、ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊買う。地下のGUにも寄り、靴下とパンツを買っておくが、表示された価格よりも高くなり、この値段はアプリ会員の特典なのだと会計するときになって気がついた。アプリ会員になってしまったほうが得なのだろうが、しかし、今のスマホではもうアプリを増やしたくないんだよな。

 横浜から星川に移動し、イオン天王町に。フードコートのマクドナルドで、アイスコーヒーとわらびもちパイを食べた。しばらく読書をして、閉店間際にコーナンに飛び込み、ここでも買いものをしてから帰った。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観る。今回はアスリート特集。タレントがいない回で、さんまがひとりでトークを捌いている。このほうがうるさくなくていい。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・マキタスポーツ)を聴きながら、部屋の掃除をしようと思っていたが、コーナンで買ってきた新しいマットを敷き、寝っ転がったらとても快適で、もうなにもしたくなくなった。ようやくまともな就寝環境を得られた。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴き、そのまま眠る。

2024年2月16日金曜日

2月16日金曜日/子どもが氷をいじる

◇ 音楽・テレビ・ラジオ

 Spotify のニューリリースから聴いてみた 1999 write the future の新アルバムが面白かった。どういうグループなんだろうと思ったら、88rising のアート集団なんだ。

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していた今朝の「ブギウギ」を観ると、「ジャングル・ブギー」がついに出た。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。今日は本当は間寛平が出演する予定だったが、体調不良のためになしになったようだ。ラジオを聴きながら、ブログをもうひとつ更新。午後、録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、ゲストは川上麻衣子。両親の生前整理の話をしていた。この番組を毎日観ていると、こういう話題がとても多い。

 夕方、駅前まで出て、遅めの昼食。日高屋に入り、中華そばとメンチカツを食べた。660円。この組み合わせは初めて試してみたんだけど、メンチカツには小皿でソースがつくのだね。それから、三ツ境まで遠征し、OKまで買いものに行ってくる。会計を終えて、品物をカバンに詰めていると、すぐ横で、保冷用の氷を子どもがいじっているのが目につく。すぐ横にいるもんだから放っておけず、子どもの肩を叩き、優しく注意したけど、優しく注意してもぜんぜん言うことをきかない。親はどこにいるんだ。と思ったが、ここにいると俺が悪ガキの親だと思われてしまうのではと思い、急に焦ってしまい、さっさと立ち去った。それにしたって、店員のおばさんたちには見えていないのか、注意しないのが不思議だった。それとも、あれはいじってもいいものなのか。常識が揺らぐ。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。観そびれていた「水曜日のダウンタウン」をようやく。「楽屋の弁当持って帰り王決定戦」の第2弾。みなみかわ、あぁ~しらき、蛙亭中野、牧野ステテコ、オキシジェン三好、AMEMIYA が仕掛けられる。後半は、インタレスティングたけしがこの番組に再登場。前回、吃音協会からの抗議があった経緯を説明し、「インタレスティングたけし芸人引退ドッキリ」を仕掛けた。ナイツの塙さんが協力し、チャンス大城がだまされる。スタジオの出演者に伊集院光がいたことがよかった。伊集院は、5歳上の兄が強い吃音だった話をする。

 月曜に放送された「しゃべくり007」も観そびれていた。ゲストは劇団ひとり。芸能生活30周年になるのだ。鈴木保奈美がサプライズゲストなのだけど、放送上はもう冒頭に明かしちゃうんだな。「元気が出るテレビ!!」の「お笑い甲子園」の映像が流れる。劇団ひとりは当時16歳、「バーテックス」というコンビを組んでいた。決勝大会に進出し、兵藤ゆきが自宅を訪問していた映像も流れたが、この当時は観た記憶がないんだよなあ。チュートリアル徳井も「赤とんぼ」というコンビで出場し、2回戦で敗退しているということはここで初めて知った。劇団ひとりとは太田プロの同期にあたる有吉の話にもなる。「電波少年」では、猿岩石のあとに、じつはスープレックスがヒッチハイクに行くことが決まっていたのだが、松村邦洋が番組を降板することから番組と太田プロが揉めたために、ドロンズに代わったという経緯があった。日本テレビの初レギュラー番組「ジャムパラ」の映像も流れる。劇団ひとりは一緒にレギュラーだったプリオの大島勝美の思い出を語り、ピグモン勝田と組んでいた前のコンビ「トーキング」の写真まで出された。打ち合わせで、劇団ひとりはこの30年をふり返り、いちばん気になっている芸人が大島勝美だと答えたという。当時の事務所や同時期の芸人に調査したところ、誰も連絡先を知らなかったが、SNSでリサーチし、番組は大島勝美の所在をつきとめる。なんと、大島勝美はスタジオに登場した。ひとりとは27年ぶりの再会。大島はひとりのことを「川島くん」と呼ぶ。くりぃむしちゅーのふたり、原田泰造とも大島は親しかったようだ。アニマル梯団のふたりと泰造と一緒に、コアラのバイト先で撮った写真も出された。大島の奥さんが芸人の出待ちをやっていて、上田、有田と写真を撮っている。奥さんは奥さんで、有田にレッド・ウォリアーズのビデオを貸したままだというほど親しかったんだ。ホリケンとの思い出はまったくないといい、大島「申し訳ないけど、当時、ちょっとすかしてる感じやったからね。話しかけづらい感じでしたよ。」 同期で仲がよかったのはウド鈴木。げんしじんと3人で写っている写真が出される。ところが、地元に帰ってからは、職場でも近所にも、過去に芸人をやっていたことは誰にも言っていないのだという。最後に大島から手紙が読まれた。「今日は川島君の粋な計らいで二度と会うことのないはずだった有田くんや上田くんや原田くんたちにも会えました。」という一文が読まれたときの、カメラに抜かれたその3人の表情には感動させられるものがあった。サプライズゲストの鈴木保奈美は番組後半に登場したが、引っぱったわりには出演時間は短かった。

 放送中の「ミュージックステーション」2時間スペシャルは追っかけ再生で観てしまう。今回は「ザワつく金曜日」とのコラボ企画になっていて、オープニングから、高嶋ちさ子、長嶋一茂、石原良純、サバンナ高橋が「Mステ」のスタジオにやってくる。番組1曲目はまず、高嶋ちさ子らの演奏による「愛は勝つ」から始まった。「ザワつく」メンバーがカラオケの鉄板曲をあげる企画コーナーがあり、特に観る気はなかったのだけど、タモリのこのバラエティ的な感じを最近はめっきり観ていなかったから、なんだかやけに楽しかった。高嶋ちさ子があげた「ラヴ・イズ・オーヴァー」について、タモリ「これ、ラブソングにしては、ラブソングってほら、ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃああだこうだあって、終わったのよっていくんだけど、冒頭から終わってるわけでしょ。ラヴ・イズ・オーヴァーでしょ? こっちが訊きたくなる、「終わったの?」って訊きたくなるでしょ。「ほかのひとに抱かれてもあなたのことは忘れはしない」って、ああ、抱かれはするんだっていうね。」 一茂があげた「何も言えなくて…夏」については、タモリ「J-WALK はいいですね。これはシブい声で、ずっと同じような音符続いて、たたみかけるっていうね。」 石原良純があげた「マル・マル・モリ・モリ」について、タモリ「これいいですね。やっぱ、歌詞に意味がないっつうのはいいね。(笑)」「考えなくていいでしょ、考えなくて。特に最近の曲は意味がありすぎて」 村上信五「みんなこのあと歌いにくいと思うけど、がんばりましょう。(笑)」 SUPER EIGHT は改名後の初テレビ。キョコロヒーは叡明高校ダンス部&チア部とのコラボによる「After you!」を、新しい学校のリーダーズは「Toryanse」を披露。Awich は、唾奇、CHICO CARLITO、OZworld とともに「RASEN in OKINAWA」を披露した。

 タイムフリーで、今日放送された「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、ヒコロヒーは「R-1」で敗退したことをここで初めてしゃべっていた。

2023年8月16日水曜日

8月16日水曜日/お盆休みの終わりか


◇ 市ヶ谷・東京・品川

 朝から都内に。市ヶ谷まで出る用があり、昼食はカレーの王様に入り、ゴロゴロチキンカレーを食べた。650円。それから、ドトールに入り、ひと休み。少し読書をしていく。午後は市ヶ谷を離れ、総武線、中央線を乗り継ぎ、東京駅に着いてみると、構内には疲れ果てたようなひとびとがそこらじゅうにしゃがみこんでいた。みんな、それぞれキャリーカートを携え、お盆休みの終わりか。京浜東北線に乗り、品川に移動してみると、品川も東京駅と同様、しゃがみこんでいる連中がたくさんいた。新幹線が停まる駅はそうか。駅構内ではトイレに入ることもできず、改札を飛び出し、インターシティのトイレを利用する。お盆休みの客を避けるには、ここまでこなければならなかった。スマホの充電をしたく、港南口のマクドナルドに入ろうかと行ってみると、やはりここにも、お盆休みの客が詰めかけていた。

◇ 日ノ出町・黄金町

 品川から京浜急行に乗り、上大岡まで寝過ごし、日ノ出町まで戻ってくる。日ノ出町駅で下車すると、ぽつぽつと雨降りになった。イセザキモールまで歩き、ここのマクドナルドでは充電はできなかったかと席をまわってみるが、2階を見ても、3階を見ても、コンセントはない。雲雀洞の前を通ってみると、今日はシャッターが降りていた。イセザキモールを黄金町方面に進んでいくと、そのあいだに雨が何度か強くなる。黄金町駅の先には縁日が出ていた。ここは一六地蔵通りというようだ。しかし、この天候では商売にならないだろう。屋台をたたみ始めている店もある。



 黄金町駅のほうまで戻ると、角のローソンにイートインがあった。ここでスマホが充電できる。助かった。飲みものとパンをひとつ買って食べた。なぜここで時間をつなぐ必要があったかというと、映画を観る予定があったからだ。シネマジャック&ベティのスタンプカードが、あとひとつで満点になるというところで、有効期限切れが間近に迫ってしまった。なにか観なければと、劇場のホームページから吟味し、「アフターサン」という映画を観ることにした。17時45分の回。作品のホームページも事前にチェックし、評価が高いことも確認はしたのだが、しかし、興味の薄い映画を無理に観てもやっぱりだめだ。まったく乗れなかった。


◇ テレビ

 わりと涼しいかと思い、西横浜駅まで歩き始めてしまうが、歩いているうちにやはり汗をかく。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は藤田朋子がゲスト。「水曜日のダウンタウン」も追っかけ再生で観る。予告されていたとおり、前半はザ・マミィ酒井が仕掛けられる「プロポーズした彼女の実家がどんなにヤバくてももう引き返せない説」。後半は「ロケ中ミスをしたスタッフが次々とボウズになって戻ってくるとんでもないパワハラ現場テンションの作り方難しい説」。

 「あちこちオードリー」は、おぎやはぎ、劇団ひとり、松丸友紀アナがゲスト。「ゴッドタン」のメンバーがそろって登場。そういえば、おぎやはぎが売れたきっかけは「めちゃイケ」の「笑わず嫌い王」だったんだっけ。月亭可朝が待たされすぎたためにキレてしまい、登場しても横になったまま、10分間なにもしゃべらなかったという。その放送は観ているはずだが、これはよく覚えていないな。そのとき、ほかの出演者には、さまぁ~ず、くりぃむしちゅーもいたんだ。そうだった、芸歴の差はあるが、そのあたりは同時期に売れていった。劇団ひとりがテレビに出るようになったきっかけは「新しい波8」。そこから「本能のハイキック!」につながり、泣き芸が生まれた。「本能のハイキック!」では、オープニングの、20秒、30秒ぐらいのあいさつのために、6時間考えさせられたという、その当時の「めちゃイケ」チームの番組作りについても語られた。

2023年7月22日土曜日

7月22日土曜日/「27時間テレビ」

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。文化放送の「ラジオのあさこ」から、TBSラジオの「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけていた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、三宅恵介と川端健嗣の対談があり、「27時間テレビ」の歴史をふり返る。さんまの車庫入れが始まったのは三枝が司会の年だったというのは忘れていたな。今朝の「ワルイコあつまれ」は「昭和歌謡合唱団」のコーナーに松井五郎が登場。テレビを観ていると目が痛くなってくる。午後はまたラジオをつける。文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけていた。ニュース解説には田崎基が、そのあとのゲストには呂布カルマが登場した。

 午後になり、少し外出。かつやに入り、フェアメニューのとんこつチキンカツ丼というのを食べた。869円から100円引き。かつやの珍メニューにまたつきあってしまった。駅前のドトールに入り、しばらく読書をする。スーパーに寄り、買いものをして、夜になってから帰ってくる。

 録画中の「FNS27時間テレビ」を、追っかけ再生で観始めた。関心は薄いが、もったが病で、確認せずにはいられない。総合司会は、千鳥、かまいたち、ダイアンの3組だが、グランドオープニングは、総合プロデューサーになりきるロバート秋山からスタートした。それからようやく司会の3組が登場するが、誰かが中心になるわけでもなく、3組で司会を担当するという時点でだいぶ散漫な感じがする。スタジオには、観覧客の先頭に港浩一のすがたもあった。番組は地方各局からの中継になり、27局連続でなんらかの挑戦をしていくのだが、最初の局の中継で、軟体少女がアーチェリーで風船を割るという挑戦がいきなり失敗する。しかし、このハプニングのおかげで番組がほぐれた感じがする。地方各局の中継のリレーは、生放送ならではの緊張感が面白く、ついつい目が離せなくなった。そのあとには通し企画のマラソンがスタートし、それから「千鳥の鬼レンチャン」となるが、この部分はわかりきっているから、観ないで早送りする。放送に追いついてしまい、このコーナーが放送されているあいだは再生を中断し、ブログの更新や、読書をしていた。深夜になり、追っかけ再生を再開する。「鬼レンチャン」のあとは「チームDEファイト」という企画。つまり、「ごっつええ感じ」でやっていた企画の焼きなおしだが、ここでは「ほぼごっつチーム」と「鬼レンチャンチーム」とで対決をする。「ほぼごっつチーム」は、松本人志、今田耕司、東野幸治、板尾創路、ほんこん、木村祐一というメンバー。しかし、「ごっつええ感じ」が放送されていた当時も、コントを観たいものからすると、この企画は好きではなかった。録画の都合もあり、「チームDEファイト」は中断し、深夜に放送中の「さんまのラブメイト10」を先に観る。深夜0時台に「火薬田ドン」が登場。これがどこで放送されるかわからなかったから、「ラブメイト10」までは、とりあえず、あたまからずっと録画せざるを得なかったのだ。この場面は生放送ではなく、事前に収録されたものだった。弟子と一緒に登場と予告されていたので、単純に、〆さばアタルとアル北郷だろうかと思っていたけど、名を伏せられていて、なおかつ強調されているから、誰かゲストが登場するのかと気がついた。「火薬田小ドン」として登場したのは劇団ひとりだった。たけしと劇団ひとりのコントというわけだが、ひとりはたけしのものまねで「火薬田小ドン」を演じる。最後には場面が変わり、ひとりは水車に括りつけられ、ぐるぐるまわされた。ちゃんとコメディアンをやっている劇団ひとりはつくづく素晴らしい。「ラブメイト10」のスタジオでは、さんまが、40年前は自分が劇団ひとりの役をやっていたと回想した。しかし、それにしてもこのコーナー、さんま、今田、岡村だけでなく、司会の3組も加わるとちょっと人数が多すぎるな。この人数に合わせてセットも大きくしたようだが、そもそもは、もっとこっそりとした会話をする企画ではなかったか。

2023年6月21日水曜日

6月21日水曜日/返却があるため

◇ 渋谷

 Spotify のニューリリースから、ライムスターの新アルバムを朝から聴いていた。スチャダラパーとのコラボ曲は、なんと、ザキヤマリミックス。どのザキヤマかと思って聴いてみたら、あのザキヤマなんだ。出かける前にブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。時間がない。もっと早く出るつもりだったのに、食べる時間もなければ、トイレに入るひまもない。てきぱきと動けない。

 昼から都内に。井の頭線の新代田駅の近くまで出たが、せっかくめったにこない土地にきたのに、図書館の本の返却があるため、のんびりしていられない。空腹にもなるが、新代田駅の近くには手頃な飲食店が見当たらず、すぐに井の頭線に乗り、渋谷に移動する。ひさしぶりに後楽に入り、レバニラ炒め定食を食べた。800円。それから、まんだらけに寄り、階段の百均から1冊だけ買う。時間の計算をすると、1時間半ぐらいは大丈夫かと思い、松濤のベローチェに入り、ひと休み。読書をしたかったのだが、隣りの席の若者連中の会話が耳障りで、Spotify で雨音を聴きながら読んでいた。

◇ ラジオ・テレビ

 帰りの電車内では、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。月曜の「午前0時の森」で劇団ひとりがしゃべっていたことがネットニュースになっていたようで、その「いいとも」の忘年会の話がより詳しく太田から語られた。そして、キャンドル・ジュンの会見の発言から、自殺について、さらには、石原慎太郎と対話した「たけしの日本教育白書」の記憶が思い起こされていく。

 横浜に戻り、西口の県民センターの返却ポストに県立図書館の本を返却する。結局、なんにも読めなかった本が2冊。地下に降り、有隣堂を覗いてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「FLASH」に載っていた「テレビマンがふだんチェックしている番組」のランキング1位、NHKの「ニュース7」を今日から試しに毎日録画して観てみることにする。今日の「徹子の部屋」は傑作選、小津安二郎生誕120年特集「小津映画を彩るスターたち」。有馬稲子、山本富士子、岩下志麻、笠智衆の過去の出演回の映像が流れた。

2023年6月20日火曜日

6月20日火曜日/餃子・醤油がない

◇ 田町

 疲れがひどく、買い置きの栄養ドリンクがあったので、家を出る前に飲んでおく。朝から都内に。品川に用があったのだが、横浜駅から東海道線に乗ると、横浜川崎間で信号故障だとかで、電車が動かない。発車するのを少し待っていたが、またアナウンスがあり、これは京浜急行に乗り換えたほうがいいかと思い、ホームに出て、階段を降り始めると、数秒前まで乗っていた電車が動き始めたからひどく間が悪い。ホームに戻り、反対側に停まっていたつぎの電車に乗ったが、しかし、動き出すのをここでまた待つのも悔しいじゃないか。動いたとしてもさらに遅延する可能性があるのではと思い、やっぱり、京急に乗り換えることにした。京急はなにごともなく運行している。快速に乗ると、すぐに品川に着いた。

 田町に移動し、昼食にする。適当にうろうろ歩き、大餃子酒場という店に入り、大餃子定食というのを食べた。700円。ちょうど混んでいる時間帯だったのだが、あとから入ってきた客も大餃子定食を注文し、そちらのほうが先に出てきたから、あれっと思ったが、自分のも同時に作られてはいたようで、続けざまにもってきた。それはまあいいのだが、食べようとすると、自分のテーブルに醤油がない。餃子屋なのに、まさか、醤油がない席があるとは思わなかった。隣りの席のふたり組のひとりが、ちょうど、トイレかなにかでいなくなっていたから、このタイミングに手を伸ばして隣りの醤油をとらせてもらうが、容器には醤油ともなんとも書いてないから不安だった。しかし、それをとらせてもらえるチャンスは今しかない。一か八か、餃子にかけてみると、(小皿もなく、じかにかける。)結果、醤油だったからよかったが、醤油の確認に気をとられていたら、写真を撮るのを忘れていた。食べ始めてから気がつき、一応、食いかけの写真を撮っておいた。

 午後は想定外に厄介なスケジュールになってしまい、もともとの予定では時間が空くつもりで考えていたから、とても損をした気分になった。電車内、眠りながら横浜まで戻ってくる。万騎が原のほうまでお届けものがあり、そのため、まっすぐに戻ってくる必要があった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夕方に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平浩二)を観て、それから、先週土曜に放送された「大キョコロヒー」をようやく観る。黒柳徹子、天海祐希がゲストという豪華版で、冒頭から「徹子の部屋」のテーマ曲が流れる。先にまず、天海祐希だけが登場し、これが30分あり、それから徹子さんが登場し、4人のトークになった。貴重な映像をいろいろと出してくれて、「徹子の部屋」の前身番組である「13時ショー」の映像、おなじみの森繫久彌がゲストの「徹子の部屋」初回の映像、なぜかもうひとつは聖飢魔Ⅱがゲストの回、そして、ユニセフの親善大使のときに身柄を拘束された際の会見の映像まで流された。昨夜の通常回もゴールデンの延長戦。天海祐希が残ったまま、錦鯉渡辺隆の「ちょうどいい銭湯」という通常回の企画が放送され、友近の西尾一男がピザを届けに登場もした。ゴールデン特番は、技術スタッフも「徹子の部屋」のスタッフだったことが最後に判明する。

 先週木曜に放送された「ダウンタウンDX」は、一之輔さんが初登場だというので録画しておいた。ほかは、INI、山本彩、アンガールズ、アインシュタイン、田津原理音、富田望生、森香澄というメンバー。一之輔さんの活躍は少なく、もっとやりやすいメンバーのときだったらよかったのにな。アンガールズは「笑点」に出演したときの話をしていたが、地方収録では前日に出演者やスタッフたちと飲み会があるんだそうで、これは知らなかった。

 先週金曜の「A-Studio+」はハライチがゲスト。爆笑問題に取材をしていた。「ぽかぽか」が決まったときに、岩井が唯一報告した先輩が太田だったそうだ。昨夜の「午前0時の森」では、冒頭、劇団ひとりがキャンドル・ジュンの思い出を語っていた。「いいとも」の忘年会のビンゴ大会の景品にキャンドル・ジュンのキャンドルを出したら、太田とネタがかぶってしまい、太田の太鼓持ちみたいなスタッフのせいで順番があとになり、ぜんぜん盛りあがらなかったと愚痴っていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もあれこれと。先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、産休のケイさんの代打パートナーにやす子が登場した。14時台のゲストは GLAY の TAKURO。音楽には「M-1」のようなコンテストがないという話をしていて、その流れから、塙さんからは寄席に覆面審査員を入れたらいいんじゃないかという案も出る。賞レースのようなかたちよりも、普段の芸を審査したほうがいいという意味で、塙さんもそこには疑問を感じているんだな。

 楽天マガジンで読んだ「FLASH」に載っていた「テレビマンがふだんチェックしている番組」のランキングが面白かった。上位から、1位「NHKニュース7」、2位「まつも to なかい」、3位「ニュースウォッチ9」、4位「クレイジージャーニー」と並ぶ。NHKと松本人志が強いのだ。

2023年4月6日木曜日

4月6日木曜日/新番組をあれこれと

◇ 生活

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか観て、ラジオを聴いたりなどしていたら午後になった。ツイッターから、畑正憲の訃報を知る。

 午後、ダイソーまで買いものに。ジャンパーを着て出たら、ジャンパーではもう暑いくらいだ。天気はいいが、風が強い。かつやにも寄り、タレカツとうま煮の合い盛り丼を食べた。759円。1時間ぐらいで帰ってくる。


◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していたテレビ番組をあれこれと。テレビ朝日の「バラバラ大作戦」の新番組がいくつか始まり、とりあえず、気になる番組はひととおり観てみようと録画しておいた。まず、火曜深夜放送、「140×875」というハナコの新番組から。ツイッターの文字数制限である140字でできることを表現していく番組ということだが、初回は、大御所ゲストの要望をもとに140字以内でコントを作るという企画。この大御所とは誰かと思えば、大和田伸也が登場し、これはまったく予想できない人選だった。大和田伸也がマジシャンを演じ、秋山と菊田がその助手、そして、ステージにあげられる客を岡部が演じるというコントだったが、なるほど、140字に収めないといけないので、必然的にセリフが少なくなるというわけだ。初回は面白かったが、最後に次回の予告が少し流れ、コットンきょん、和田まんじゅう、ジェラードンといった顔ぶれが登場し、一気に凡庸なお笑い番組の空気になってしまっているようだ。

 続いて、これも火曜深夜の新番組、「ジェシカ美術部」は、真空ジェシカがアートを学ぶという番組。初回はチョーヒカルというボディペイントアートのアーティストが登場した。企画構成には夢屋まさるの名があった。月曜深夜の「週刊ダウ通信」は、ダウ90000 のメンバーがそれぞれロケ企画に挑戦し、そのVTRをメンバー全員がスタジオで観るという形式の番組。

 観そびれていた「ランジャタイのがんばれ地上波!」を3週分、3月21日、3月28日放送は2週にわたり、「R-1さん、もういいでしょう?」と題し、芸歴10年以上、出場資格を失った4人が、情熱と思いを伝え、来年こそは出場させてもらおうとする企画。登場したのは、街裏ぴんく、ギフト☆矢野、三福エンターテイメント、浜村凡平太という4人。審査員はマツモトクラブが務める。前編はまず、「ここが変だよR-1」として、「R-1」について討論をする。翌週、後編にはそれぞれがネタを披露した。考えてみれば、現実的に、芸歴10年以上のピン芸人のネタをテレビで観る機会はなかなかないわけで、この番組にしては意義のある企画だと思った。ランジャタイ国崎のピンネタ、「ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん」も観ることができた。4月4日放送は「もう中学生のおグッズ!」が復活し、「ランジャタイのがんばれ地上波!」のタイトルがぜんぜん出ないという放送だった。シソンヌ長谷川も出演し、9年前のシソンヌのネタをランジャタイが真似る。

 3月21日に放送された「劇団90001」というNHKの特番もようやく観る。劇団ひとりとダウ90000 が出演し、身近な出来事やニュースをコントにする番組。これはいいコンセプト。劇団ひとりとダウ90000の共演は今までなかったのか。トークの部分で、蓮見翔は「コントのスカパラみたいになりたくて」と語っていたが、メインボーカルを毎回替えるように、次回があるとすれば、今度は劇団ひとりではなく、別の芸人(俳優?)を迎えた番組になるのだろうか。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツは春休みで、清水ミチコと鈴木拓のコンビ。同日、先週木曜の「ラジオショー」は、藤森慎吾と箕輪はるかのコンビ。14時台のゲストには、中田敦彦がシンガポールからリモート出演した。

 Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。パートナーはヒコロヒー。古い音楽も好きなヒコロヒーが、坂本龍一をよく知らなかったというのは少々意外だ。CMの印象が強いというのは、ウィキペディアにあたってみると、1999年のリゲインのCMのことだろう。1989年生まれのヒコロヒーからすると、GEISHA GIRLS にしたって幼少期になるわけだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の巻頭グラビアには坂本龍一の追悼記事があり、能町みね子の連載コラムでは「タモリ俱楽部」の終了について書いているのだけど、ここで邪推していることと、あとのページにある記事の内容とがちぐはぐだ。「週刊新潮」にも「タモリ俱楽部」終了の記事があり、こちらでは安齋肇に取材している。そういえば、「文春」には黒岩の記事が載っているはずだが、電子版ではカットか。夜にブログの更新をもうひとつ。深夜2時頃に眠る。

2023年4月1日土曜日

4月1日土曜日/面白くならない映画



◇ 新木場・大森・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は東雲のゆで太郎。限定メニューの肉とじ丼セットを食べた。700円。写真を撮りそこねてしまい、しかたがないから、食べ終わってから撮った。そのあとは新木場のほうまで行くことになり、予定として考えていなかったから調子が狂う。新木場はだめだ。

 今夜は映画を観てしまおうと思い、映画のスケジュールを調べながら、予定の立てなおし。まず、新木場から京葉線、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。220円の単行本を1冊だけ買う。店内、暖房が暑かった。今度は大森から川崎に移動し、東口に出ると、スタチューの大道芸が目に入る。市議会選の選挙演説もちらほら。地下には潜らず、地上からダイスの前を通り、銀柳街に入っていく。モアーズのブックオフにも寄るが、こちらも買うものなし。いつもは見ないCDの棚のほうまで初めてまわってみたが、目ぼしいものはなんにもない。220円のコミックを1冊だけ買う。川崎はだめだ。



◇ 映画・テレビ

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ツイッターを徘徊。そのあとはしばらく読書をする。図書館で借りた本を読み始めるが、読む本がたくさんあり、どれから読んでいこうかしぼれずに困る。

 夜になり、ダイスのTOHOシネマズ川崎に。評判の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をようやく、21時ちょうどの回で観た。アカデミー賞作品賞受賞作でもあり、かなり期待していたのだが、なんだかなあ、これがアカデミー賞なのか。面白くなりそうな感じはずっとあるのだけど、しかし、どうも面白くならないんだな。笑いに決着をつけず、するっと逃げる感じがある。いや、主題はそこではないのだろうが、だけど、面白くないものをわざわざ親切に読み解こうとすることにどれほどの意味があるだろうか。だったら、娯楽作品ではなく、専門書のひとつも読んだほうがマシではないか。指がソーセージになるあたりから、松本人志の映画のようだと思い始めたのだが、実際に影響はないのだろうか。後半はだいぶ眠くなってしまった。そもそも、寝不足で映画を観るからよくないのだ。


 深夜に帰宅。雨降りになり、帰宅前にずぶ濡れになった。ことごとく、間が悪い。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は最終回。「タモリ流レシピを訂正しよう」という企画、田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰が出演し、これはいいメンバーだと思った。スタッフの笑い声がいちだんと大きい感じがして、さすが、最終回は現場の盛りあがりがすごいのだろう。ああ、しかし、これで終わりか。あっさりとした最終回。深夜3時頃に眠る。

2023年2月28日火曜日

2月28日火曜日/洗濯もするブックの日

◇ 生活

 コインランドリーを使う必要が生じ、人生で初めて利用する。早朝5時過ぎ、洗濯物をカバンに詰め、近所のコインランドリーまで。誰もいなければいいと思ったが、よかった、誰もいなくてほっとする。24時間営業で便利なのだが、不良の溜まり場みたいにならないのだろうか。当然、監視カメラはついているのだが、トラブルがあれば、すぐに誰かが飛んでくるのか。初めてのコインランドリー、まごつくのではと心配していたが、使いかたがわかりやすく掲示してある。洗濯機が3台並んでいて、いちばん右のものはサイズが大きい。左のふたつは同じサイズで、いちばん左のものに洗濯物を入れる。一度に洗濯できる量がまずわからなかったが、カバンいっぱいの洗濯物は問題なく洗濯機に収まった。もう少し多くてもいいくらいだ。つぎにコインを投入するのだが、いちばん左と真ん中の洗濯機では値段が違う。左は300円、真ん中は400円。よく見ると、左は洗剤を持参しなければならないタイプだった。洗剤が自動投入される真ん中を利用することにして、洗濯物を移した。値段もわからなかったのだが、たまたま小銭が足りたからよかった。あとはスタートボタンを押すだけ。時間をきちんと確認し忘れてしまったが、気がつくと、所要時間がカウントされていた。30分から始まったような気がする。所要時間すらもまったくわからず、次回からはなにか時間つぶしを考えよう。この時間に店内を観察してまわると、当然のことながら、両替機もあるから小銭を心配する必要もなかった。あと、わからないのはカゴだ。キャスター付きの大きなカゴがたくさん置いてあるが、これはどういうときに使うのか。洗濯が終了し、つぎは乾燥機を利用するが、使っていいのかなと思いながらも、ここでカゴを使って運んでみた。ほかの客がいないから、躊躇なく試せるのは助かる。乾燥機は10分100円。すると、一回の洗濯の費用は500円か。所要時間は40分。往復の時間を含めて、1時間弱と考えておこう。乾燥が終わり、カバンに仕舞うが、10分ではちょっと乾きが弱いか。外に出たら、ちょうど入れ違いにほかの客がやってきた。セブンイレブンに寄り、パンを買って帰る。そのちょっとの時間に、みるみる夜が明けてきた。

◇ ブックの日

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼前には外出する。毎月29日のブックの日が、2月は28日がブックの日になる。ブックの日には、ブックオフをまわらなければならない。まず、駅前の銀行に寄り、金を用意するが、キャッシュカードが劣化しているようで、ずいぶん反応しにくくなっていた。今日は混んでいる時間帯だったからあきらめたが、交換してもらわないとまずいな。窓口が閉まっている時間に、ATMで金が降ろせないようなことがあると死活問題だ。

 今月も、まずは鶴ヶ峰から。しかし、いきなり買うものがまるで見つけられず、調子が出ない。110円のコミック文庫を1冊見つけたところで、ぴたっと止まってしまった。雑誌の棚で、いったんはスルーした320円の雑誌を2冊買うことにするが、鶴ヶ峰店は2割引きになり、さらに300円引き、計300円ぴったりだから、買っておいても損はない。


 今日は暖かいけど、風が強いのがいやだ。鶴ヶ峰駅のほうまで戻り、昼食にする。華香楼という店に入り、ランチメニューの玉ねぎと豚肉炒めを食べた。ご飯、スープ、ザーサイ、杏仁豆腐がつき、850円。店の前をよく通るのに、今まで入ったことがなかったが、なかなかいいお店。

 鶴ヶ峰から鶴間に移動し、2店目。ここも買いたいものが見つけられず、眠気もひどくなり、立ったまま、気を失いそうになった。110円の文庫本を5冊、なんとか選び出す。鶴間から相模大野に移動し、3店目。相模大野はひさしぶりに寄った。ここはさほど苦労はしなかったが、単行本を2冊選んだらどちらも110円で、220円ではないんだ。レジで気がつき、500円に足りないから、また本を探しに棚に戻った。110円の文庫本を3冊と合わせて、550円。クーポンで300円引き。腹が減り、コンビニでパンを買うが、風が強く、道端では食べられず、相模大野駅は改札内にベンチがたくさんあり、そこで座って食べていく。



 最後は町田に移動。眠気でふらふらになり、まず、ベローチェに入り、ひと休み。スマホのバッテリーもピンチになり、充電をする。目がやたらとかゆくなるが、花粉症だろうか。ラジオを聴きながら、しばらく眠る。そのあとは読書。「100万回死んだねこ」という本を、朝に読み始めて、あっさり読み終えた。2021年刊、講談社。福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」というサイトをもとにした本。ツイッターでいくつか目にしたときに笑った記憶があったのだが、まとめて読むと意外と笑えなかった。図書館の性質上、軸足がまじめな本になっている。このようなタイトルの覚え違いの問い合わせは、自分も書店員だったからそのときに経験しているのだが、そこまで面白い間違いは記憶にないんだよな。この本にも、たいして面白くもない間違いがいくつも載っていた。

 ベローチェを出て、ブックオフに。今日は4店目で最後。110円の文庫本を2冊、コミックを1冊、220円の単行本を6冊買う。町田店はいつも1割引きだったのだが、会計時、それがなかったので店員に訊いてしまった。廃止になったのか。だったらもう、来月以降は町田を優先しなくてもいいかな。町田から藤沢行きの急行に乗れて、スムーズに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、ダチョウ俱楽部がゲスト。ふたりになって初めての出演。日曜深夜の「おかべろ」を観ると、こちらもダチョウ俱楽部がゲスト。昨夜の「午前0時の森」のオープニングは、ChatGPT による台本で始まった。今回は通常の構成作家も外し、AIによる構成の生放送になる、というはずだったが、本番ではログインできなくなるというハプニングが発生する。場つなぎに、劇団ひとりがこの日の昼にあった笑瓶の葬儀のエピソードを語った。

 歩きすぎのせいか、どうも足がむかむかする。横になり、Spotify のポッドキャストで、「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」を聴く。笑瓶の話を聴きたかった。

2023年1月6日金曜日

1月6日金曜日/ドリフと正月・希望

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、ラジオをつけたまま、眠っていた。昨日、無駄な一日を過ごして調子が狂っている。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。1月2日深夜に放送された「大バラバラ生放送」を観始める。テレビ朝日「バラバラ大作戦」の枠の番組がコラボした3時間の特番。オープニングはクールポコの餅つきでスタート。いつの間にか、傘まわしの芸もできるようになっている。司会は「キョコロヒー」のコンビ。スタジオには、見取り図、阿佐ヶ谷姉妹、シソンヌ長谷川が並ぶ。しかし、だらだらした番組だから、これはあとまわし。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴いて、午後はテレビ。「徹子の部屋」(ゲスト・前田美波里)をオンタイムで観てしまう。それから、たいしたこともしてないのに、あっという間に夕方になってしまった。ブログの更新をひとつ。

 夜もまた、録画していたテレビ番組を。元日に放送された「ドリフに大挑戦SP」を観る。この特番も今回で第3弾。ついに元日の夜に放送されるまでになったのだが、前回から今回までのあいだに、仲本工事が欠けてしまったのが大きな違いだ。(前回の放送直後には上島竜兵が亡くなっている。)喪に服さなくていいのかとも思うのだが、番組は正月らしく、飾りつけをされたお茶の間のセットから始まり、加藤茶、高木ブーを中心に、劇団ひとり、百田夏菜子、サンドウィッチマン、飯尾和樹、近藤春菜、みちょぱがこたつを囲む。高木ブーはみちょぱの大ファンなんだそうだ。VTRはまず、劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のコントから始まった。この特番では毎回、このコンビのコントがだんとつで面白い。受験勉強をする女子高生ふたり、なぜか女子高生なのがまずくだらないのだが、勉強をしようとするとどうしても眠ってしまい、お互いがそれをどうやって起こすかが笑いのポイントになってるのだけど、その前に寝る演技に笑わされる。このコンビのコントは後半にももう1本あり、おなじみのCMコントだが、俳優を演じる劇団ひとりの相手役には岡田結実、監督を柴田が演じ、そのスタッフをハライチ澤部と近藤春菜が演じる。柴田のツッコミの激しさは現在のCMの撮影現場ではありえないもので、まわりが時代に合わせたアドリブを自在に入れていくのも見事だった。柴田がここまでドリフのコントにハマるとは、この特番が始まるまではわからなかったが、ズボラな奥さんを佐藤栞里が演じる夫婦のコントも面白かった。コンビのコントでは、バイきんぐ小峠と錦鯉まさのりの泥棒コントも息が合っている。意外なところでは、ハライチ澤部とみちょぱのわんこそばのコントも面白かった。初登場の出演者では、シソンヌがいくつかのコントで活躍を見せる。ドリフとシソンヌというのは遠いような気もするのだが、じつはこれがそんなこともない。むしろ、サンドウィッチマンやカンニング竹山が意外とハマらない(あるいは、別の面白さになってしまう。)ように感じられ、スタイリッシュなセンスが下地にあったほうがどうやらドリフらしくなるのではという気がする。珍しい企画では「忠臣蔵」のコントに神田伯山が登場するというものがあり、伯山の語り(ここだけ末廣亭での収録)から、加藤と志村の忠臣蔵コントのVTRに入っていく。なるほど、かつては説明不要だったが、今では忠臣蔵の説明がいるというわけだ。伯山の語りと過去のコントを交互に見せるという構成が続き、この流れから忠臣蔵の新作コントに入っていった。シソンヌじろうが演じる吉良が可笑しい。現役世代だけでなく、加藤茶、高木ブーの新作コントもいくつもあったのだが、それだけでなく、今回嬉しかったのは、なんといってもすわ親治の登場だ。志村けんとすわ親治が親分子分を演じる過去のコントの映像を流してから、「雷様」のコントにすわ親治が登場した。もちろん、雷様は高木ブーを中心に、加藤茶、すわ親治が加わり、いかりやの役は肥後克広が担当する。すわ親治はギターを弾くピンネタも披露した。続く、勝地涼と加藤茶が神主と巫女を演じるコントでも、すわ親治はブルース・リーネタで登場する。番組終盤になり、すわ親治が活躍する場面が急に増えた。4時間の特番、最後は「少年少女合唱隊」だったが、ここには桑野信義も登場する。桑野はコントにも1本登場し、トランペットを吹くだけの役割だったが、ここでも桑野は演奏のみ、ひとこともしゃべらなかった。体調はどんなものだろうかと思うが、知らなければ気がつかせない。かっこよく登場してみせたのがよかった。このコーナー、最後は音楽のアドリブを勉強するという趣向。高木ブーがカズーを演奏してみせ、それに続き、佐々木彩夏、近藤春菜、錦鯉まさのりもやってみせると、高木ブーはさすがにプロの演奏だとわかる。そして、最後は加藤茶がびしっと決めてみせた。そのまま、「いい湯だな」の大合唱となり、4時間の放送が終わった。

◇ 雑誌・映画

 楽天マガジンで読んだ「ダ・ヴィンチ」2月号、星野源が表紙を飾り、巻末インタビューでは養老孟司について語っている。表紙の星野源は、養老孟司「〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁」という本を手にしていて、この本は毎日新聞の書評をまとめた本なのだが、養老孟司はそのなかで、タイトルとは逆のような、本当の自分なんてものはないということを書いているのだという。四十過ぎから本を書き始め、六十五歳で初めて本が売れた養老孟司は、「六十歳で自分はなにものかを尋ねられたら、著述家とはいわなかったであろう。著述はそれまで間違いなく私の余技だった。いまでもそうだが、それでも作家といわれて、いまでは否定しない。「本当の自分」など、わかりはしない。それを昔から希望と呼んだのである。」と語っているそうで、この箇所を引き、星野源は「僕も『いのちの車窓から』の文庫版あとがきで、〝わからない、ということは希望である〟というようなことを書きました。」と語る。なるほど、星野源のこの本は読んでいないが、日記を毎日書いていると、わからないことや知らないことをやたらと自分が書いていると気がつかされるのだが、もしかすると、それは「希望」なのだろうか。星野源に倣って、養老孟司の本を読みなおしてみようか。

 アマゾンプライムで映画を1本。ルネ・クレール監督「自由を我等に」を観た。以前、観ようとして中断してしまったが、中断したあとからがよかった。ラスト10分ほどの場面には惹きつけられた。これはまた、いずれ観なおしたい映画だ。

 深夜、ブログの更新をもうひとつ。思い出したようにたけしの公式サイトを覗いてみると、昨日5日付けで、新年のコメントが出ていた。「今年は映画の編集作業を再開。ご期待ください。家族が一匹増えました。ゴンちゃんの妹でフクちゃんです。」

 Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜3時過ぎに眠る。

2022年9月24日土曜日

9月24日土曜日/雨降りはテレビばかり

◇ ラジオ・テレビ

 早朝にいったん目覚め、「木梨の会」を聴きながら、もう少し眠りなおす。9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」は尾崎世界観。川本真琴がサブスク批判のツイートをして、ネットニュースになっていたというのは知らなかった。午後は文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は「文春WOMAN」編集長の井崎彩。ラジオを聴きながら梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。今日は雨降り。野毛大道芸に行くつもりでいたが、屋外の催しは中止だろうと思い、やめることにした。この土日の開催だが、明日は別の予定が入るかもしれず、はっきりしなかったのだが、その予定は無事になしになってくれた。明日は野毛大道芸に行ける。

 今日は外出せず、録画していたテレビ番組を片っぱしから観ていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「冷蔵庫の余りがち食材でダシとってみた」という企画。大久保佳代子、井上和香が出演。タモリの家は冷蔵庫が4台あり、2台は車庫にあるのだという。もらいものがやっぱり多いんだそうで、だから冷蔵庫が多いというのは談志師匠と同じだ。

 観そびれていた先週の「A-Studio+」は、岡田准一がゲストだった。一時期、ずいぶん中年らしい顔つきになったと思っていたが、こうして観ると若々しい。あれは役作りだったのだろうか。原田眞人の新作映画では、アクションの振り付けもしているという。そして、昨夜の「A-Studio+」は、劇団ひとりがゲスト。16歳ぐらいのときに、脚本家をやってみたいと思っていたというのは初耳だった。ひとり「芸人やりつつ、もうやってたんですけど。だから、学校とか通ってたから、その書きかたはわかってたんで。」 と言うから、脚本の学校に通っていたということか。コントが書けるから小説も書け、脚本も書けるのだと理解していたが、じつはしっかりと脚本の勉強をしていたというわけだ。鶴瓶はたけしに取材し、番組の最後には、たけしの言葉を鶴瓶が語るのだが、しかし、これはどうせならば、たけしの声で直接聴きたいと思った。

 月曜放送の「アンタウォッチマン!」も2週分まとめて観ると、2週にわたり、芸人ソングを特集していた。80年代からふり返り、まず、「ツービート・オール・ライブ・ニッポン」のレコードを流してくれるのが素晴らしい。そして、とんねるずにもたっぷりと時間を割く。VTRには今田耕司が登場し、「SO.YA.NA.」について証言した。東北版「DA.YO.NE.」を歌っていたのは、なんと、当時はアナウンサーだった伊達の妻なんだそうだ。今田耕司が「ナウ・ロマンティック」で「ミュージックステーション」に出演したときの映像も観ることができた。後編は 90年代後半から始まり、千秋、天野ひろゆきがVTRに登場し、ポケビ、ブラビについて証言した。最後は藤井隆。「ナンダカンダ」で歌手デビューの話を最初にもらったときには、戸惑いがあり、いやだったというのは意外なエピソードだ。MVの撮影現場で、照れるなんてのはプロ失格だと叱責されたのがきっかけでプロ意識が芽生えたのだという。

 観そびれていた先週の「ぺこぱポジティブNEWS」を観ると、「1mmも知らない!」という新企画で、インティマシー・コーディネーターの特集をしていた。この肩書きをたしかに知らなかったが、ヌードや性的描写のシーンに立ち会うコーディネーターのことなんだそうで、西山ももこというひとが出演し、シュウペイがインタビューをする。ある劇団の稽古場に立ち会っている様子も映されていた。スタジオのコメンテーターには伊集院光とヒコロヒーが出演し、たとえば、バラエティで、ノリでキスをするケースなどについて、そこでまじめに語られていたこともとても面白かった。

 テレビばかり観ていたら夜になり、「Nキャス」も追っかけ再生で観始めると、冒頭、まずは台風の被害の状況から伝えている。静岡は観測史上1位の大雨になったんだそうで、新幹線で一夜を過ごしたという池谷裕二に電話をつないでいた。

 テレビ疲れで、いよいよ目を休めたくなった。ツイッターから知った、YouTube にアップされているラジオ番組を聴きたいと思っていた。昨年末の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に、オークラがゲストの回があった。聴こう聴こうと思っていたはずだが、年末年始は忙しかったのか、なぜか聴き逃していたのだ。ダウンタウンとシティボーイズの関係について、どうやらここで語られているらしいと知り、これは聴かねばならないと思った。ダウンタウン(松本人志)はラジカルの影響を受けているという説は真実ではないだろうか。だとすると、日本の笑いの歴史において、やはり、宮沢章夫は最重要人物だということだ。

 23時からはFMヨコハマをつけ、「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら眠った。47歳になったばかりの一日は、おおむね、テレビを観ているだけで終わった。

2022年9月13日火曜日

9月13日火曜日/永田町のつけ汁せいろ

◇ 永田町・新木場

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、なんと、先週の放送を観ていた Cocco から、ヒットソングを出したがっていた劇団ひとりのために曲が送られてきた。それから、今週は指揮者を体験する企画があり、スタジオにオーケストラを入れて実演するが、劇団ひとりはどうも音楽ネタが得意ではない。しかし、この番組はやっぱり面白いから、引き続き観てみよう。

 今日も朝から都内に。昼食は永田町の某所、敷地内のそば屋に入り、鶏つけ汁せいろを食べた。500円。丼ものもなんにもない店で、まるで食い足りない。同じ並びにはみやげもの屋があり、外のショウウインドウを見ていたら、店のひとが顔を出し、「なかも見てってくださいー」というので、なにも買う気はないが、店内もざっと眺めていく。歴代総理の似顔絵が描かれた湯呑は有名だが、岸田総理の最新版だけでなく、安倍総理までしか描かれていない湯呑もまだ置いてある。みやげもの屋の心配をしたことも今までなかったが、在庫が余っているのなら、かわいそうだから国葬で売ればいいのにと思った。


 その後、いったん、新木場のほうに出て、地下鉄を乗り継ぎ、夜には渋谷に着く。新南口のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーとコーヒーデニッシュを食べた。スマホの充電をしながら、読書を少し。ツイッターを開くと、ゴダールの訃報を目にした。91歳。もはや、まだ生きているという感覚もないひとだった。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・鶴見辰吾)と、それから、「さんま御殿」もすぐに観る。「新婚さん vs おひとり様」というテーマで、ゆってぃがこの番組には初登場。磯山さやかも活躍していた。てぃ先生が「おひとり様」側で出演していて、前回出演時にSNSの反応によっぽどいら立ったのかなんなのか、反応に対し、今回は毒を吐く面も見せていて、いや、てぃ先生に毒は誰も求めてないのではと心配になった。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」に「「明石家さんま」の橋渡しで「SMAP」の再結成が浮上!?」とのコラムがあり、書き手は本多圭だが、「さんまのお節介に注目したい。」という一文で締められている。この欄は、今まで読むかぎりでは、けっこう信用できそうだがどうだろうか。武田砂鉄の連載コラムは、香川照之について書いていた。砂鉄さんの文章は意外な結論にたどりつくことがまったくなく、必ず正しい結論を導き出す。なんだかAIでも書けそうなコラムだ。

 「FLASH」に掲載されていた、東出昌大の現在の写真、髭面の日焼けした風貌には驚いた。森達也の新作映画に出演していて、その撮影現場だそうだが、記事によると、なんと、水道橋博士も出演しているようだ。

 Spotify のニューリリースから、METAFIVE の新アルバムを聴き始め、聴きながら眠ろうとしていたが、なぜか眠れず、深夜1時からラジオをつける。今夜の「爆笑問題カーボーイ」は「太田光をテレビに出すな」の話題から始まるが、いちいち反論せず、4分程度できりあげ、話題は「ラフ&ミュージック」に移った。ラジオを聴きながら眠る。

2022年9月6日火曜日

9月6日火曜日/鼻水がいつまでも

◇ ラジオ・テレビ・生活

 朝から鼻水が止まらず、気候のせいだろうか、なんだかまだ暑い。買おうか迷っていたチケットをついに買う決断をして、イープラスから購入する。今週末の公演なのに、まだ売れ残っているのが不思議だ。ラジオを聴きながら、少し眠りなおす。昼は「ビバリー昼ズ」をつける。12時台のゲストには、レ・ロマネスクのTOBIというひとが出演していた。聴きながらまた眠るが、休んでも休んでも体調が回復せず、鼻水がいつまでも止まらない。マスクのなかを鼻水でべちょべちょにしながら、なんとかブログの更新をひとつ。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」を2日分、昨日今日と、加山雄三が出演していた。コンサート活動を引退すると報じられていたが、客の前に立つコンサート活動を引退するというだけで、音楽活動は続けるようだ。最後のコンサートが今週金曜にあり、ライブビューイングもあるというので調べてみたが、4400円もするのでこれは手が出ない。今日の放送には松本めぐみが加わり、夫婦で出演した。1983年に出演した回の映像が流れ、45歳とテロップが出て、今の自分よりも歳下なことに仰天する。加山雄三は、音楽を作ることはやめないと、今日の放送でもくり返し語っていた。

 日本テレビの「午前0時の森」という番組を初めて観た。4月から始まった番組だが一度も観たことがなく、どういう番組かもよく知らなかったのだが、「週刊文春」のてれびのスキマさんのコラムを読んで把握した。月曜火曜に放送があり、月曜は、劇団ひとりと関ジャニ村上の疑似生放送番組。トーク中心だが、かつての「11PM」や「EXテレビ」の匂いも感じさせる。冒頭のトークで、新作小説を出したばかりの劇団ひとりが、あとはヒットソングをもってないと言い始め、「カノンの法則」についてしゃべっていた。禁断の果実だからプロは手をつけられないということまで言っていて、完全にネタ元はマキタスポーツだろうと思うが、だったらきちんと、マキタさんの名前も出してもらいたかった。

 夕方に外出し、栄養をとろうと思い、かつやに入る。フェアメニューのかつ煮冷やしそばというのを食べたが、これはひさびさのヒット。また食べたい。半ライスも付き、759円。

 風邪薬の買い置きがなくなり、買わなければと思ったが、所持金が足りず、銀行に寄ってからクリエイトに寄った。ついでに、栄養ドリンクと、食べものもいろいろと買っていく。ドトールで読書するつもりでいたが、やっぱり、鼻水がまだ止まらず、すぐに帰ることにした。風邪薬を飲み、音楽を聴きながら横になり、また眠ってしまおうかと思っていたが、風邪薬というのは見事なもので、きちんと効いてくれて、さっそく鼻水が止まり、楽になった。起きあがり、ブログの更新をもうひとつ。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「ガキの使い」は、松本の誕生日企画として、過去にこの番組で行われてきた、対決と罰ゲームの歴史をふり返る。最初の罰ゲームは、1990年1月放送、「夢で逢えたら」のガララニョロロのキャラクターで「ズームイン!!朝!」に出演したものだ。この時点ではおそらく、ダウンタウンも知名度があるわけではないから、福留功男もわかっていなかったのだ。初期のものは総集編のようなかたちで何度も観ているから記憶もあいまいになるが、たしか、早朝カラーバー(1992年放送)あたりからはリアルタイムで観ているはずだ。「罰ゲーム」という言葉がやたらと使われるようになったのも、この番組からではなかっただろうか。

 土曜にTVKで放送された「白黒アンジャッシュ」は、ラバーガール大水がゲスト。飛永が体調不良のため、大水ひとりの出演になった。「ゴッドタン」でも話題にされていた TikTok の話をしていて、そもそもは、ラバーガールのコントの映像を、誰かが切り取ってアップしていたのがバズっていたんだそうで、それがきっかけとなり、だったら自分たちでやろうということになったというわけだ。

 配信ドラマを観ようかと思っていたが、また鼻水が出始め、タイムフリーでラジオを聴きながら横になる。昨日聴きそびれた「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台は、笹山敬輔がゲスト。文春新書からドリフの本を出したばかりの笹山だが、高田先生からは、田村隆が志村けんを連れて、「ビートたけしのオールナイトニッポン」に見学にきていたという話もあった。

 「ナイツ ザ・ラジオショー」も、先週の放送もまだ聴きそびれているのだが、「キングオブコント」の話をするだろうと思い、今日のオープニングを優先して聴いた。今日は「キングオブコント」のファイナリストの発表があり、かつやにいるときにツイッターから知った。いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディという10組が勝ち残る。

 アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きを観て、それから、テレビも観たかったが、いよいよ眠気がひどい。ラジオを聴きながら少し眠り、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつけ、聴きながら本格的に眠る。

2022年7月17日日曜日

7月17日日曜日/ある松本人志論

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今日は「サンデージャポン」は世界陸上の放送があるために休止。大きいニュースが多いのに、なにやってるんだと言いたくなる。うちのレコーダーは2番組同時録画中のときは追っかけ再生はできないのだが、今日は「ワイドナショー」しか録画していないから、追っかけ再生で観てしまう。今週は松本人志は不在、ヒロミ、田村淳、神田愛花、ふぉ~ゆ~辰巳雄大、アインシュタイン河合ゆずるというメンバーだった。冒頭にはまず、この番組で以前に取材している国枝慎吾のニュースを扱い、つぎには、オズワルド伊藤とイワクラの熱愛報道を扱う。そして、CM明けにようやく、安倍晋三銃撃事件を扱った。神田愛花は事件現場を訪れてみたそうだが、それはともかく、神田愛花の統一教会の認識がどうも危なっかしい。続いて、参院選の話題を扱うが、生稲晃子とともに、水道橋博士の当選にも触れられる。この番組では乙武洋匡に密着していた。どうやら、赤坂で演説を聴いた日にちょうど密着していたようだ。

 「TVタックル」も追っかけ再生で観るが、参院選の話題をやらずに拍子抜けする。収録はいつなのだろう。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。ニュースコーナーでは参院選の話題もあり、水道橋博士の名前も出たが、特に掘り下げて扱いはしないものの、しかし、太田の声はちょっと嬉しそうだった。今週はゲストもなし。

 今日は外出せず、午後も、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた先週の「笑点」では、ハナコと宮治のコラボがあり、「キングオブコント」で優勝した犬のコントに宮治も参加し、岡部と一緒に犬の役をやった。大喜利は前週に引き続き、月亭方正が助っ人。今日の放送では、おいでやすこがとたい平のコラボがあり、大喜利の助っ人は晴の輔。昨夜の「お笑い向上委員会」は「バック・トゥ・ザ・芸人」特集の3週目。三浦マイルド、中川パラダイス、かもめんたる槙尾が登場し、この3人、みんな 2013年賞レースの覇者なのだ。中島知子も先週から残留し、雛壇側で活躍していた。昨夜の「ゴッドタン」は「熱い下ネタをやりたい選手権」という企画。「ネタギリッシュNight」のゾフィーのコントがこの企画に発展した。ゾフィー上田脚本の無人島コントを、劇団ひとりと矢作が演じる。東京03飯塚と角田には当て書きし、出張先のコント。最後は、上田と劇団ひとりのコンビがスパイのコントを演じた。劇団ひとりの芝居の面白さを堪能する回だった。

◇ 読書 

 夜、部屋で読書をし、杉田俊介「人志とたけし ―芸能にとって「笑い」とはなにか」を読み終えた。2020年刊、晶文社。著者の年齢を把握していなかったが、このひと、1975年生まれで同い年(早生まれの一学年上)なのだ。タイトルのとおり、前半に松本人志論とビートたけし論、それから後半には、対談、鼎談が、3本収録されている。先にネットで発表されていた松本人志論は面白く読んだ記憶があり、ずっと読みたかった本なのだが、まず、松本人志論から読み始めていくと、不思議な気もするが、あれっと思うくらいに、変だなと思う記述がかなりある。最初に読んだときには、そうは思わなかったのだろうか。note にこの評論が公開されたのは、2019年の夏だとまえがきには書かれている。それから加筆修正されているのかわからないが、その note の記事にリンクを貼ったツイートをリツイートした記憶もあるし、松本人志を批判的に分析しているこの評論にかなりうなずいたはずなのだが、改めて読んでみると、どういうわけか、うなずけない部分がかなり多い。はたして、同じものを読んでいるのだろうか。あるいは、3年のあいだに、こちらの松本人志観が変わったのか。いや、自分の松本人志観以前に、松本人志本人は確実に少し変化をした。ちょうど、この評論が公開された2019年夏には、吉本興業の闇営業問題があり、その後、おそらく、松本人志はこの騒動を通じて変化をしている。今、松本人志が炎上することはかなり少なくなった。この本のまえがきには、「私の方法は、人志とたけしの映画作品の中に、彼らの芸能と笑いの秘密を精神分析のように読み取る、というものであり、芸能者としての松本人志、北野武を総合的に論じるためには方法的に弱い、という批判は当然ありうると思う。ご批判をいただきたい。」と、著者もあらかじめ書いてはいるのだが、ここで読み解かれているのは、じつは、「ワイドナショー」の発言でのべつ炎上している松本人志のネットでのイメージにすぎないのではないだろうか。松本人志の「芸能と笑いの秘密」がそこまで読み解かれているのだろうか。そして、ここで参照されている芸能論というのは、山口昌男であったり、柳田国男であったり、こういっては身もフタもないとは思うが、あまりにも視点がインテリすぎる。松本のおもな仕事であるテレビについても、若いころに観た印象を語るだけで、現在の松本の仕事をどこまで点検しているのかはよくわからない。続く、たけし論はとても面白かったのだが、これはほぼ映画論に徹しているからだろう。「人志とたけし」と並べてはいるが、別に、このふたりは映画作家として並べられる存在なわけではない。たけしは映画史から読み解けても、松本は映画史からは読み解けまい。そもそも、この著者は、映画史からは外れるようなB級コメディ映画なんかはどのくらい観ているんだろうかという疑問も湧く。しかし、後半に収録された対談・鼎談を読んでいくと、杉田の松本人志論の不満はかなり補われていた。九龍ジョー、マキタスポーツ&矢野利裕、西森路代という3本で、けっこうなボリュームだったが、それぞれ夢中になって読んだ。対談・鼎談では、たけしよりも松本の話題が多くなり、九龍氏、マキタさんも杉田の松本論には異論を示していて、九龍氏の松本評にもっともうなずく。総体的には面白い松本人志論といってもいいだろうか。北野映画がその評価をすでに揺るぎないものにしているのとは異なり、松本人志という人物の評価はこの先もまだまだ揺らいでいくはずだ。

 熱心に読んだついでに、大きなお世話だが、変だなと思った記述をいくつか。P10「ジョーカーを擬した小梅太夫(!)のちょっとした人気。」 P128「たとえば元俳優であり、舞台・映画・テレビ・ラジオなど様々なメディアで活躍し、芸能についての素晴らしい評論(それ自体が芸能的な語りの実践のような評論)を書き続けてきた小沢昭一は」 P250「芸能と暴力といえば、僕が中高生のころは、とんねるずの影響がすごく強い時代だった。これはラリー遠田さんも強調しているけれど、彼らの笑いって、基本的にパワハラ的な笑いです。」 P286「たとえばれいわ新選組の山本太郎さんは、もともと北野武の番組のダンス甲子園で、「メロリンQ」という一発芸で出てきて、その後の俳優としての仕事はいまいちで、その流れの延長上で政治家になった。」

◇ 配信番組

 アマゾンプライムでドキュメンタリー番組をひとつ。宗教に関するものをなにか観たいと思い、探してみると、「カルト集団と過激な信仰」という番組の第5回で、「世界平和統一聖殿」が扱われている。あまりよくわからずに観始めてしまったが、よくよく確認してみると、どうやら、「世界平和統一聖殿」というのは「世界平和統一家庭連合」とはまた別の、統一教会から派生した団体のようだ。こっちのほうこそ銃を所持しているじゃないかとびっくりする。

 続けて、Netflix で、「ザ・ロンリー・アイランド バッシュ・ブラザーズを歌ってみた!」という番組を観た。わずか30分のコメディ番組。「リコリス・ピザ」に主演していたアラナ・ハイムのほかの作品はないかと検索していて見つけた。この番組にはハイム3姉妹で出演している。ザ・ロンリー・アイランドというのは、検索してわかったが、3人組のコメディグループの名前なんだそうで、「サタデーナイトライブ」で人気になったようだ。ヒップホップのミュージシャンでもあり、ヒットも飛ばしている。バッシュ・ブラザーズというのもなんなのかわからなかったが、大リーガーのカンセコとマグワイアのコンビが実際にバッシュ・ブラザーズと呼ばれていたんだそうで、日本だったらKKコンビを今の時代にネタにするようなもんだろか。深夜2時過ぎに眠る。

 

2022年5月13日金曜日

5月13日金曜日/コントと映画2本

◇ テレビ・ラジオ・映画

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。大雨の予報だが、思いのほか、静かで明るい。これから大降りになるのだろうか。録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は、錦鯉がゲスト。さっそく漫才を披露するが、黒柳徹子はあたまを叩くのがあんまり好きではないからどうだろうかと思うと、愁いを感じるという感想だった。漫才の感想としてはともかく、そのあと、それぞれの家族の話になると、たしかに愁いたっぷりの内容になる。渡辺が藤十郎に似ているといきなり言い出す徹子さん。錦鯉は、さすが、ふたりとも言葉がていねいだ。通じにくい言葉はきちんとわかりいやすい言葉に言い換えてしゃべる。この番組を観ていると、これが意外とできないひとが多い。

 昨夜の「アメトーーク!」は「元々コンビ組んでた芸人」。錦鯉渡辺&だーりんず小田、おいでやす小田&モンスターエンジン西森、インディアンス田渕&ミキ昂生、アインシュタイン河井&アキナ山名という4組が登場したが、どうも興味のないメンバーが多い。録画を停めたときに「スッキリ」をちらっと観たら、ナレーションの声を聴いて、あれっと思う。小倉智昭の声だとわかり、あとで確認すると、これはネットニュースにもなっていた。この番組をあまりきちんと観たことはないが、金曜日は週替わりのゲストが「天の声」を務めるようだ。小倉智昭というひとはそもそも、僕らが子どもの時代にはナレーションで活躍していたひとだ。テレビの第一線から退いたからといって、この話芸を活用しない手はないだろう。

 昼はラジオ。金曜の「ビバリー昼ズ」を聴くまではどうも落ち着かないと思っていたが、訃報から2日経ち、思いのほか、いつもどおりの明るい放送になっていた。若いころの思い出をしゃべり始め、なぜか春一番を偲んでしまう流れに笑った。上島、肥後が1年前に出演したときの音声が少し流れ、松村とアクリル板越しのキスをする場面では大騒ぎしていて、肝心の上島の声はよく聴こえなかった。オープニングはさっぱりと終わり、8月にまた明治座でイベントがあるという発表がある。12時台は、瀧川鯉昇、桃月庵白酒がゲストで、これもまた明るくて面白かった。ふたりは「ツユクサ」という映画に出演しているようだ。エンディングには、ダチョウ俱楽部の「ダチョウダンス」が流れた。

 午後は「金曜たまむすび」を聴きたくなり、TBSラジオに合わせた。ひさしぶりに聴いてみたけど、玉さん、孫がいるのか。オープニングが終わり、ニッポン放送の「中川家 ザ・ラジオショー」に切り換える。

 今日は外出せず、大雨の予報が出ていたから予定をなにも入れなかったのだが、大雨にはならなかったようで、外の様子はいたって穏やかだ。録画していたテレビ番組をあれこれ観ながら、その合間にブログをふたつ更新した。

 今日の「徹子の部屋」は、三人娘、伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりがゲスト。中尾ミエのトレーニング風景を見せていたが、うちの母よりも歳上だと思うと驚異的だ。三人とも後期高齢者だが、「70代なんて、ずっと昔だわ。」と徹子さん。

 月曜の「しゃべくり007」は、出川哲朗がゲスト。以前、さんまがゲストのときに面白かった「クイズ私のこと覚えてる?」という企画が再び行われた。5人の女性と再会し、いつどこで会った誰かを当てる企画だが、1名はハズレで、出川ではなく、レギュラーメンバーの誰かと会ったことがあるひとが混じっている。そのひとりがなんと、くりぃむしちゅーと同じプライムワンに所属していた、みかずき組の白石美樹なのでびっくりした。

 日曜に放送された「ドリフに大挑戦スペシャル」の第2弾もようやく観た。本当は、水曜に時間があったから観ようと思っていたのに、その日はさすがに観る気になれなくなった。3時間の放送、すべてが面白いというわけにはいかないが、実験的な意味合いが強かった前回に比べ、今回はもうその域は超えていたと思う。前回同様、アンタッチャブル柴田と劇団ひとりのコンビが異常に面白く、今回のCM撮影コントにも涙が出るほど笑わされる。柴田とひとりは別々にほかのコントに出ても面白く、時代劇撮影のコントでは、ハライチ澤部に翻弄される役まわりの柴田が、ツッコミとコケで、全身を使って動きまわる。貧乏すぎる飲み屋のコントでは、劇団ひとりとガンバレルーヤまひるが共演していたが、まひるの活躍も前回の発見のひとつだった。そのほか、駕籠屋のコントではバイきんぐ小峠と錦鯉まさのりが共演し、さすがにこのコンビは呼吸が合うのだが、意外とベタではない錦鯉の漫才よりも、この台本のほうがまさのりの可笑しさが発揮されている気もする。バイきんぐ西村とまさのりが共演するコントもあったが、西村も動きの芝居が意外と面白い。逆に、東京03飯塚が出演するコントなんかは、飯塚はまるで目立たない。そして、なにもなければ気にしなかったようなコントだが、看守と囚人のコントでは、肥後克広、上島竜兵が、加藤茶、ハライチ澤部、ハリセンボン春菜と共演していた。この部分は公開収録形式だったが、意識的に観てみれば、ちょっと動作がのろいようにも感じられる。

 アマゾンプライムで映画を1本。上島竜兵が出演している「映画 怪物くん」を観てみたくなった。2011年公開。藤子マンガのファンとして、ドラマ版は放送時に気になり、1話だけ観てみたのだが、原作の面白さをまったく殺しているドラマだと思った。それでもおそらく、藤子A先生は大野くんが主演してくれるというので大喜びしてたんじゃないかと思うが、改めてこの映画を観ても、大野智の俳優としての力量はまるでわからない。ヘタとも判断がつかないのは、ほかの俳優も、この映画のなかではほぼ魅力的に見えないからだ。(唯一、鹿賀丈史はさすがの芝居を見せていると思った。) 中村義洋監督だから、それなりの映画にはなってるのではとも思ったが、30分で集中して観るのはいやになった。上島竜兵、八嶋智人、チェ・ホンマンが怪物三人組を演じるが、この配役で、まともなコメディシーンをぜんぜん作らないという信じがたい映画だ。キャラクターデザインも藤子A先生のタッチとはほど遠い。

 Netflix で映画をもう1本。吉田恵輔監督「銀の匙 Silver Spoon」を観た。2014年公開。こちらにも上島竜兵が出演しているのだが、公開時の記憶はなく、原作も読んでおらず、どんな映画かもほぼわからずに観たが、思いがけずとても面白く、これは快作だと思った。上島竜兵の出番は少ないが、校長先生の役を好演している。深夜3時半頃に眠る。

2022年1月1日土曜日

1月1日土曜日/元日

◇ 元日

 早朝にいったん目覚め、ラジオをつけると、「木梨の会」を放送している。聴きながら、もう少し眠りなおす。ラジオは通常どおりなのかと思うと、「ナイツのちゃきちゃき大放送」は休みで、駅伝を放送していた。元日はまず、ブログの更新から。日付順はまだあとまわしにして、新年のごあいさつを先にする。ツイッターに年賀のDMをわずかにいただき、その返信もしていた。

◇ テレビ

 録画していた「紅白歌合戦」を、今回は特に期待していた箇所もなく、ざっと早まわしで観た。ここ数年と比べると、極端なくらいに、ずいぶんバラエティ色が薄められている。お笑い芸人を排除しているのかと思うくらいだったが、裏では「笑う大晦日」をやっていた影響もあるのだろうか。司会は大泉洋と川口春奈。審査員では、三谷幸喜、小池栄子がお笑い要員のようになっていた。前半の最後には、五輪開会式の劇団ひとりのシーンの再現から「マツケンサンバ」につなぐ流れがあり、さらには、パラリンピックのパフォーマーたちも登場していた。この演出家は誰なのだろう。劇団ひとりの登場が、今回、ほぼ唯一のバラエティタレントで、これは大泉洋との関係もあるだろうか。後半は「ドラクエ」のテーマ曲から始まり、すぎやまこういち追悼の意味もあるからこれはいいとは思うが、今回の「紅白」は、なんだか五輪開会式のやりなおしのようなことをいちいちやっている。開会式の演出をさんざん模倣しながら、あとに登場した Perfume の振り付けには、MIKIKO の名がクレジットされていた。バラエティタレントはぜんぜん出ないのかと思っていると、三山ひろしのけん玉企画には、ぺこぱが参加していた。このけん玉も何年続いているのか知らないが、かつての小林幸子の衣装のように、「紅白」内だけで盛りあがる恒例企画になっている。中村佳穂とミレニアム・パレードの登場は、数少ない期待していた箇所だったが、このあたりから番組の流れもよくなってきたようで、そうなると単純なもので、どれもこれも面白く感じられていった。五輪の演出以外は、今がいつの時代かわからないような場面も多いが、藤井風、YOASOBI と続くあたりはさすがに今っぽい。とはいえ、鈴木雅之の「め組のひと」に、佐藤善雄と桑野信義が参加しているのなども前のめりに観てしまうのだが、薬師丸ひろ子の「Woman"Wの悲劇"より」に松任谷正隆がピアノで参加したりなど、新しい曲、新しいアーティストばかりが今の時代の反映ではない。石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」には、KREVA、MIYAVI が参加していて、これなんかは本当に浅はかな今っぽさの演出なのだが、氷川きよしは美空ひばりの「歌は我が命」を歌い、この歌は知らなかったが、ここには現在の氷川きよしが溢れている。しかし、さだまさしの出演などは、どう解釈していいのかよくわからない。終盤、布袋寅泰、MISIA のステージにも、もちろん、オリパラをからめた演出があり、いつの間にやら国民的歌手のような扱いの MISIA だが、最後は藤井風とのコラボになった。これが最新の「紅白」だ。今回は、紅組白組の組分けは関係なしに進行していたが、結局、最後には紅組の勝利を発表するのだから、なんのために組分けがないかのような進行をしていたのかも意味がわからなかった。舞台転換中のスタッフのすがたを、おかまいなしに映している場面が多いのも気になったが、これも今までの「紅白」ではなかったんじゃないか。

 午後にラジオをつけると、「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」は通常どおりに放送していた。14時台は、U字工事がゲスト。聴きながらオンライン将棋を指し、梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。そのあとは、部屋で読書をし、眠くなり、昼寝をした。こうしていると、元日という感じがなんだかまったくない。今年もまた、外出しない元日になるが、しかし、部屋でなにをしたらいいのか、どうも定まらない。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 79人に。

 外出しないでいると、正月はテレビだけで感じるということになるが、今年は「笑点」の正月特番を観た。毎年、この正月特番は観ていないのだが、今年は新メンバーの発表があるというので、まんまと観るはめになった。毎年恒例の綾瀬はるかが司会をする大喜利を初めて観た。それから、「ヒルナンデス」とのコラボ大喜利、女性ゲストを迎えた振袖大喜利、上方落語家との東西大喜利と続く。演芸は、ナイツの漫才と、玉川太福と一緒に城島茂が浪曲に挑戦する特別企画があった。そして、最後に新メンバーが発表される。新メンバーは桂宮治。いざ発表となると、ずいぶんあっさりとした発表だと思うものだったが、引っぱるような知名度ではないから、そりゃそうだろう。大本命の抜擢で、落語ファンならば驚きはないだろうが、紹介VTRがしっかりとあり、それからなんと、顔を売るために日本テレビの各番組にこれから出演するという。

 年明けすぐに放送された「おもしろ荘」も観る。出演順に、ブラゴーリ、ハナイチゴ、三匹、ゆめちゃん、あっぱれ婦人会、ニュートンズ、マリーマリー、チカトプライド、スナフキンズ、ぱーてぃーちゃんという10組。うわさのあっぱれ婦人会を初めて観ることができた。男女コンビのハナイチゴ、半魚人と人魚のコントをやった三匹が面白かったが、結果は、3位はブラゴーリ、2位はニュートンズ、優勝はゆめちゃんになる。ゆめちゃんは「ネタパレ」でも観ていて、ブルゾンちえみに似ていると思っていたが、それは出川が指摘していた。この番組で不思議とハマってしまったパターンか。今年は歌謡祭という企画もあり、このコーナーには、ねこ屋敷、シマッシュレコード、衝撃デリバリー、片倉ブリザードが出演した。歌謡祭はシマッシュレコードが優勝する。

◇ 音楽

 昨日、爆笑問題の音楽番組を聴いてから、泰葉の「フライディ・チャイナタウン」が気になり、Spotify で、ふと、「Flyday Chinatown」で検索してみると、この曲をネタに海外のラッパーがラップしている曲なんかが配信されている。すごい現象になっているものだが、サンプリングネタでは、泰葉には印税は入らないだろう。泰葉のホンモノの「フライディ・チャイナタウン」はなぜか配信されていない。YouTube でも検索してみると、藤井風が「フライディ・チャイナタウン」をカバーしている動画があった。


 Spotify で、MELODY KOGA さんの新譜「Fruits」も聴いた。大晦日に聴こうと思っていて、聴きそびれてしまった。3年前までは、大晦日は 毎年、MELODY KOGA さんの年越しライブに行っていたのだ。なんと、去年は4枚もアルバムを作っていて、年の瀬にこのニューリリースを見つけ、なんて精力的なのかと驚かされた。

2021年12月26日日曜日

12月26日日曜日/たけし・太田・ひとり

◇ テレビ

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「お笑い向上委員会」を観ると、さんまひとりが出演し、年末恒例の「委員会的流行語大賞」を決めるという企画。さんまひとりの向上委員会というスタイルは、コロナ禍の苦肉の策から生まれたものだったと思うが、「流行語大賞」が本当に年末恒例だったかも記憶がはっきりしない。検索しても、よくわからなかった。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、トップはまず、太田の裏口入学裁判の判決を扱っていた。高校の同級生が太田は割り算ができないと証言していることについて、太田は、高校時代は友だちがいなかったから、そのような証言をする友だちが思い当たらないということがひとつ、そして、友だちがいない代わりに、それをどう乗り越えていたかというと、太田は読書をしていたという。「じゃあ、俺、どうやって乗り越えたかっていうと、本を読んでたんです。それしかなかったの、俺には。それは、太宰治だったり、島崎藤村だったり…。じつは、これはあんまり今まで言ってこなかったけど、ぜんぶ新潮文庫なんですよ。(笑)だから、俺の友だちは新潮社なんですよ。」

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴きながら、梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。ちょっと外に出ただけでも、指がかじかむような寒さだ。それから、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。さだまさし、中居正広、田村淳、渋谷凪咲というメンバーに加え、「ワイドナティーン」のところにはなぜか田村亮が立っている。オープニングのあとには、「M-1」優勝者の錦鯉が出演した。漫才以上に、そのあとのトークが面白かった。今朝の「TVタックル」も観ると、この番組でも錦鯉の優勝を話題にしていた。夕方は、「笑点」も録画していた。林家三平の最終回を確認する。

 早い時間に眠ってしまい、深夜に目覚め、録画していた「ビートたけしの公開!お笑いオーディション」を観た。年末恒例、TBSのたけしの深夜の特番は、毎年、少しづつかたちが変わり、今年はついにたけし軍団不在、サンド伊達とナイツ塙がたけしのサポートを務める。若手芸人のオーディションという形式は続いていて、コロナになってからは出演者は廊下に並ばされているが、廊下からのレポートは、〆さばアタル、アル北郷が担当する。今回は出演者は少なめで、BBゴロー、ハリウッドザコシショウ、古賀シュウ、アマレス兄弟といった顔ぶれが合格していた。3時のヒロインも追加で合格。番組最後には、たけしが出演者たちを前にあいさつする収録終了後の場面を見せ、これにはちょっと驚いた。もしかすると、今まで観てきた番組でも、その都度、たけしはいつもこういうあいさつをしていたのだろうか。BGMには「浅草キッド」が流れ、このようなたけしを見せるというのもまた、まぎれもなく「浅草キッド」効果だ。

 たけし「あ、みんな、どうも、今日も…、今日もっていうか、今年もありがとうございました。ええー、まあ、いろいろクソミソに言って、それで笑いをとるような番組なんで、本気にしないように。(笑)まあ、わかってると思うけど。あと、失敗したやつは内心わかってると思うけど、まあ、ここへ出ていきなり笑わしたっつったら、あのう、なんだろうな、狂気ワザでね。それが10分20分の時間を与えられたら保つかどうかっていうような話もあるから。ま、ひとつのやりかたとして、こういうとこでも、笑わすようなネタをつねに用意しておくっていうのは必要だと思う。で、たまたま今回、こいつら(合格者たち)、すごい面白かったんで。なかには上へ上げたいのもいっぱいいたけど。だけど、毎回言うように、芸人さんは、いくらひどい目に遭っても辞めないことで。あの、辞めてなんかやるくらいなら、ハナからこんな商売やるなってことだから。まあ、がんばってください。また来年、元気だったらお会いしましょう。ありがとうございました。」

◇ ラジオ・配信ドラマ

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」もようやく聴いた。オープニングは「M-1」と「検索ちゃんネタ祭り」、それから、国立演芸場に出た話をしていた。ノーチェックだったが、爆笑問題は「花形演芸会」に未だに出ているのだ。深夜2時前から、ゲストの劇団ひとりが登場。太田が「浅草キッド」を絶賛しながらも、たけしファンとしての不満もぜんぶ言っていて、すごく面白かった。しかし、ひとりには、たけしファンだけに歓迎されるものにはしないという明確な意図があり、さらには、「浅草キッド」でコケるわけにはいかないというプレッシャーがあったのだ。前回出演時と同様、太田とひとりのケンカはえんえんと続き、最終的には「大沢あかね物語を撮れ!」と怒鳴る展開に笑った。

 朝まで、アマゾンプライムで「No Activity/本日も異状なし」を第5話まで観た。第5話には、板尾創路が登場。これは木村佳乃とのコントだ。2、4、5話には、じろうとともに、脚本には土屋亮一の名もクレジットされている。どういう役割分担なのだろう。Netflix では、話題の「イカゲーム」もついに観始めた。とりあえず、第1話のみを観たが、なるほど、これは釘付けにさせられる面白さだ。

2021年12月17日金曜日

12月17日金曜日/電車は眠い

◇ 錦糸町

 雨降り。今日も朝から都内に。渋谷から井の頭線に乗り、まず、明大前まで。乗り換えでは使うことのある駅だが、降りるのは、もしかすると大学生のとき以来ではないだろうか。明治大学の学園祭に、よゐことキャイ~ンのライブを観に行ったことを思い出した。今日はやたらと移動する日になり、つぎは荻窪に行き、それから、昼には錦糸町にたどりつく。ロッテシティのブックオフに寄り、220円の単行本を2冊、110円の新書を1冊買った。昼食にしようと思い、適当に歩くが、なかなか決められない。ぐるぐると歩きまわるはめになり、アルカイーストの地下に入り、珉珉という店に決めた。ランチメニューのA定食、卵とベーコンの中華炒めを食べる。670円。


 今日はもう早く帰ってしまおうと思い、錦糸町から横浜まで、横須賀線に乗ろうとすると、のんびり座って帰るつもりでいたら、この時間の横須賀線は混んでいた。昼間に錦糸町にくることなんてないからわからなかった。品川からようやく座れ、眠っていたら、駅員に起こされ、気がつくと、大船に着いていた。思いっきり寝過ごしていた。あわてて降りて、ホームの向かいの電車に乗り、また眠っていると、今度はなぜか北鎌倉に着く。てっきり、上り電車だと思い、確認せずに乗ってしまっていた。鎌倉まで乗り、鎌倉から横浜まで戻ってくる。電車に乗る時間が増えたが、ひたすら眠いだけで、読書もろくにできない。

 買いものをするため、横浜から星川に移動すると、少しこないうちに、星川駅はまた改築されていた。改札がある2階から、すぐ隣りのビルの2階にあるマクドナルドまで、もともとはつながっていたものが、一度、階段の昇り降りをしなければならなくなり、そのことを嘆いていたが、それがまた以前のように、2階と2階を直接渡れるように戻してあった。星川駅は今もまだ工事の途中だ。コーナンに寄り、プチプチとダンボール板を買っていく。時間帯を考え、電車が混雑する時間は避けたつもりだったが、この時間でもたいして空いているわけではなかった。コロナ禍の感覚があるせいか、電車はもっと空いているような気がしてしまう。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅すると、帰宅直前にちょうど宅配便が届いたところで、友だちが不要な本を送ってくれていた。中身を確認すると、いい本がいくつか入っていてとてもありがたい。本の登録をしながら、録画していたテレビ番組を観る。観そびれていた「お笑い実力刃」を順に観ていくが、9月放送のバイきんぐの特集はいいとして、その翌週の新企画「投稿!ツッコメCLUB」はつまらなかった。この番組はすべての回を録画保存するつもりでいたが、こういう企画モノの回はさすがにもう消去することにしよう。

 今週はラジオも聴くものが多く、タイムフリーで、まずは昨日木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、高田文夫先生がゲスト。高田先生ひとりでしゃべりっぱなし、スピードも情報量もすさまじい。映画「浅草キッド」の話題から、たけしとの出会い、それから、ポール牧、石倉三郎、安岡力也と、登場人物は広がっていく。続けて、今朝の「春風亭一之輔 あなたとハッピー!」を聴くと、こちらも高田先生がゲスト。「ラジオショー」では、こちらでは落語界の話をすると予告していたが、結局は、こちらでも同じく、たけしとの出会いを語る。二日連続でこの話をしているから、こちらのほうが話がブラッシュアップされているようで、渋谷にたけしを呼んだ初対面というのは、どうやらNHKのインタビューなんだというのがここで初めてわかった。

 今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こちらは劇団ひとりがゲスト。高田先生が意外とここではきっちりとインタビューをしていて、どこよりも面白い撮影秘話を聴けた気がする。Netflix はハラスメントの講習があるとか、それから、松村邦洋の所作指導の様子も具体的に語られる。ものまねをスローにやってみせるという指導法が面白い。撮影現場では、劇団ひとりが厳しいぶん、松村には現場をほぐそうという意識がはっきりとあったようだ。関係ないのに、古舘伊知郎のものまねでセリフをやってみせていたというのには笑った。

 放送直後の「問わず語りの神田伯山」もすぐにタイムフリーで聴いた。Netflix がこの番組のスポンサーについたということもあり、映画「浅草キッド」の話題から始まるが、師弟の物語という点から、円丈の「御乱心」の話につながり、さまざまな例を挙げつつ、師弟関係とはどういうものかをたっぷりと語っていたのが面白かった。それから話題は、古舘伊知郎を師と仰ぐ清野茂樹の話になっていく。

 Spotify のポッドキャストでは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴く。昨日木曜のオープニングに、光浦靖子がひさしぶりに登場していた。光浦は今、帰国しているのだ。「紳士交遊録」のコーナーも、木曜のみうらじゅん、水曜のきたろうと、聴きながら梱包を片づけ、そのうちに眠る。深夜0時は過ぎていたか。

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...