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2023年8月10日木曜日

8月10日木曜日/言葉とコンピューター


◇ 虎ノ門・渋谷

 朝から都内に。昼は神谷町から虎ノ門のほうに向かい、珉珉という店に入り、ランチメニューの餃子一人前定食を食べた。600円。そのあとには渋谷のほうに移動し、宮益坂のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。夏休みのナイツの代打に伊集院光が登場するというので楽しみにしていた。パートナーは箕輪はるか。伊集院から高田先生の話が出るのが珍しい。「俺ねえ、高田文夫さん、ラジオの師匠としてっていうか、勝手に…。高田文夫さんは、自分の育ててるひとがいっぱいいるから、僕はそこに入ってないから、高田文夫さんからしたら、お前のこと知らないって思うかもしんないけど、高田文夫先生のひとことですごい開眼したことがあって。ニッポン放送で、そうやって出てきましたっていうときに、高田文夫さんがゲストに僕を呼んでくれたことがあるんですよ。で、僕は緊張してるわけですよ。僕はその、高田さんの集まりにも、高田文夫先生じゃないひとから誘われて、浅草キッドとかから誘われて、あいさつ行こうかっていうのもちょっと遠ざけてたから。どう思われてんだろうなとか、あと、あれがたけしさんの前でたけしさんをいちばん盛りあげてた高田文夫なんだって思うと緊張すんじゃん。入ってきたら、今日のゲストこのかたですって、ガチャって入ってくるみたいな展開で、生放送で。そのとき、高田先生が言ったギャグが、「どうしたんだ、新巻鮭を2本ももって」って言ったの。普通にきたの。「シルクハットが似合ってるなあ」「だけど、裸はだめだぞ」って立て続けに言うのよ。それが超面白くて。だからそんときに、ラジオってそういうことなんだと思って。」 そして、14時台は志らく師匠がゲスト。これまたわくわくさせられる顔合わせだ。落語家としては伊集院のほうが入門は早いが、志らく師匠のほうが歳上、しかも、伊集院は落語家を辞めているというねじれた関係にある。伊集院が「呼び捨てでいいんだよな、呼び捨てで。立川志らくです。」と紹介すると、志らく「どうも、伊集院師匠、ご無沙汰してます。」 話はまず、若手時代に共演した際に伊集院が抱いていた誤解から始まり、それから、師弟関係について語られていった。伊集院「それこそ、それがわかるひとと話をしたいなってずっと飢えてたんですけどね、今、どんどんコンピューターがあたまよくなってるじゃないですか。ええと、それを使ってるひとたちも似たような感覚になってくと思うんですけどね。コンピューターってビッグデータだから、たとえば、いい言葉、褒め言葉をいっぱい知ってるから、褒め言葉をいっぱい言ってるっていうことは、これは誹謗中傷ではない。で、あと、貶し言葉も、あまた貶し言葉をぜんぶビッグデータで入れてるから、こういうことを言ってることは悪口であるってことをやるから、これは誹謗中傷だから表示できませんみたいなことをやってくれる世の中にもうほぼなってるけど、僕、談志師匠に唯一褒められたことがあって、前座のときに大勢ひとがいるなかで、俺を急に指差して「馬鹿のなかではましな馬鹿」って言ったんですよ。すっごい嬉しくて。ほんとに、大袈裟じゃなくて、帰り、ずーっと笑ってるぐらい。「こいつはそういう意味で言やあ馬鹿んなかではましな馬鹿だよ。太ってるぶんだけましだ。」って言って。その要するに、目につくからってことなんだけど。この褒め言葉をたぶんコンピューターは理解しないと思う。」「これを言うと、コンピューターはもっとあたまよくなってくから、それすらも理解するようになりますよって言うんですね。みんな言うんだけど、僕が思うのは、その手前に、たとえば、家でアレクサに話しかけるときに、一回聞きとれないと、こっち側が合わせて、「アレクサ、今日の、天気は、」って訊くじゃないですか。あれをやるってことは、こっち側が合わせていくことだから、おそらく、この褒め言葉は通じづらくなってるってところで、言葉なんてのは通じる言葉、通じなければ意味ないから、減らしていくじゃないですか。そうすっと、コンピューターがうわまわりしてあたまよくなるより先に、言葉の理解と言葉の使いかたのほうが、俺は死滅していくと思うんですよ。」 

 センター街を抜け、まんだらけに寄り、階段の百均から3冊買っていく。渋谷から移動し、学芸大学のブックオフにも寄った。110円の文庫を1冊、220円の単行本を3冊買う。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは板尾創路。10年ぶりの出演だそうだが、前回の出演は観逃しているかもしれない。父が川柳作家だったというのも初めて知るような気がする。長女が亡くなったことにも触れる。前回出演時に亡くなった話をしていて、そのときの映像も流された。次女はカナダに留学し、これも知らなかったが、今は家族でバンクーバーに住んでいるという。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に三遊亭白鳥が登場していた。取材は岸川真。タイムフリーで、月曜の「ラジオショー」も聴き始めるが、聴きながら眠ってしまう。ひどい疲れ。深夜0時前だったか。

2021年4月2日金曜日

4月2日金曜日/子役

◇ 読書

 夕方、ヤマトの営業所まで。昨日は夜になると少し肌寒くなり、今日はジャンパーを着ていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていく。いつもはシナモンプチフォッカだが、飽きてしまい、アイスケーキのカプチーノを食べた。

 月曜にブックオフで買った「文藝春秋」を読む。去年の9月号。ひとつ前の芥川賞の選評を読みたくて買った。受賞者の、高山羽根子、遠野遥のインタビューも載っている。遠野遥の受け答えはやっぱりかなり可笑しく、この可笑しさにはもちろん自覚的であろうと思う。コロナの自粛生活中に観た「グエムル 漢江の怪物」のギャグのような場面について話したあとに、「小説も笑えるやつがいいですよね」と言っている。「シリアスな小説でも、ずっとシリアスだと「これ、好きじゃない」となってしまう。ある程度まとまった分量があるなら、一~二箇所は笑えるところがあってほしいです。そうじゃないと読んでいて面白くない。」 インタビュアーが「破局」の主人公の周囲とのズレに笑ってしまったというと、「笑ってもらえるのは嬉しいです。笑わせようとして書くと、わざとらしくなり、全然笑えなくなってしまうので、非常に難しいと思います。笑わせようとしてないのに笑えるのが最高ですね。」と答えている。小説を書き始めたときに夏目漱石の文体を手本にしたというが、漱石の文体がまさに、文体そのものに笑いが備わっている。漱石のその文体は落語からやってきたものだ。

◇ ラジオ

 夜に帰宅する。ツイッターから、田中邦衛の訃報、有吉と夏目三久の結婚を知った。「問わず語りの神田伯山」を聴いたら、「オールスター感謝祭」のミニマラソンで、三遊亭遊子がずいぶん活躍したようだ。あの番組も、もう何年もまともに観ていない。タイムフリーでもいくつかラジオを聴いた。今週の「ナイツ ザ・ラジオショー」はナイツが春休みで、月曜を三四郎が務めたほかは、各曜日の女性パートナー3名の組み合わせを入れ替えた3日間になった。火曜は山崎ケイ&安藤なつ、水曜は安藤なつ&ハリセンボン、木曜は箕輪はるか&山崎ケイ。ケイさんとはるかがともに早稲田卒とは知らなかった。昼間にまったりとした女子トークが続く3日間で、ナイツに換わるわけにはいかないが、これはこれでポッドキャストとかでつねに聴けたらいいのにと思った。水曜の「伊集院光とらじおと」は、K-PRO代表の児島気奈がゲストだった。西新宿に劇場をオープンしたというのはすごい。若手芸人という存在を「ボキャブラ天国」で意識するようになったと、誰か別のひとも同じことを言っていたような気がするが誰だったか。

◇ 映画

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本、根岸吉太郎監督の「サイドカーに犬」を観た。2007年公開。長嶋有の原作はずいぶん昔に読んで、とてもよかった記憶があるが、映画もとてもよかった。子役の女の子の感情を抑えた演技がすごいと思い、現在はどうしているのかとウィキペディアにあたってみれば、なんと、映画監督になっているのでびっくりする。現在、23歳。これは予想できない。松本花奈というこのひとは「情熱大陸」にも出たことがあるようで、有名なんだろうか。深夜4時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...