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2023年9月22日金曜日

9月22日金曜日/1円玉ばかりになった

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。先週金曜に放送された「イワクラと吉住の番組」の1時間特番をようやく観る。前半は「女の数々の疑問」という企画。YOU、門脇麦、Aマッソ加納がゲスト。後半は「ちいかわ特集」。せいや、ミルクボーイ内海とともに、談笑師匠が出演していた。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。12時台にはゲストあり、岩井ジョニ男が登場。ジョニ男がこの番組を見学したいと言ったことから、だったらゲストでということになったようだ。タモリに弟子入り志願するエピソード、以前に聴いたことはあっただろうか。彼女を紹介し、タモリが酔っぱらってフラメンコを踊り出した話など。ジョニ男の経歴をじっくりと聴くことも今まであまりなかったが、さすが、面白い話がたくさんあるんだ。

◇ 東中野

 午後から都内に。雨の予報なので、傘をもっていく。冷えた飲みものを買いそこね、駅に着いてしまったが、駅の自販機でコークオンのチケットが使えることを思い出した。電車が着くまで、時間ぎりぎり、無事に購入し、電車にも間に合った。コークオンに助けられる。ここで買いそこねていたら、時間がないときは横浜駅の乗り換え時にも買えない。はるばる東中野まで出かけ、まず、昼食。松屋に入り、キムチ牛めしを食べた。500円。ブックオフに寄り、220円の単行本を2冊買ったら、財布の中身は1円玉ばかりになった。


 やはり、雨降りになり、夕方には気がつくと天王洲のほうにいて、新馬場まで歩こうとすると、途中の歩道橋が工事中だ。横断歩道のない交差点で、やたらと長い距離を戻るはめになった。もっと手前に案内を出しとけってえの。新馬場のベローチェに入り、ひと休み。SNS徘徊。インスタを見ると、昨日は蛭子能収展に井上咲楽がきていたようで、ギャラリー主の投稿だが、夜にきていたのか。ツイッターでは、井上咲良本人が根本敬とのツーショット写真を投稿していた。根本敬のこともちゃんと知っているわけだ。その場にはとり・みきもいたようで、その時間に行ってればよかったな。

 新馬場から京浜急行の各停に乗り、読書をしながら帰る。深夜0時前に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は西岡徳馬がゲスト。NHKの「ニュース7」も録画していて、観ないまま、一週間もたまってしまった。ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、深夜2時頃から眠るが、1時間ぐらいで目が覚めてしまう。

◇ ポッドキャスト

 眠りそこねてしまい、Spotify のポッドキャストで、いとうせいこうと九龍ジョーの「だいじなケモノ道」を聴く。2週前の回ではタモリについて、1週前の回では景山民夫について語られていた。令和のタモリとして、いとうせいこうはまず、バカリズムの名をあげる。向田邦子賞の授賞式に、バカリズムもマセキ芸能もこういった授賞式のことはわからないからというので、いとうせいこうがついていって、いとうせいこうがまずスピーチをしたというのはここで聴かなければ知らない話だった。「いいとも」のように、毎日、芸能人から文化人、さまざまなひとに会っているのがじつは宇多丸だという話もしていたのだが、しかし、それならば、現在のテレビの帯番組について、タモリの系譜ではないかもしれないが、「ラヴィット!」や「ぽかぽか」にも触れてもらいたかったが、いとうせいこうも九龍ジョーも、このあたりの番組はおそらくノーチェックだろう。


2022年11月21日月曜日

11月21日月曜日/「談志まつり」

◇ 岩本町・日比谷

 早朝、カンフェティで「ザ・東京漫才」のチケットの確認をしてみたら、戻りがあり、無事にチケットを予約する。してやったりだ。金曜に発売し、すぐに完売してしまったのだが、引き換え期限がすぎるのを狙っていた。忘れずにいてよかった。朝から高笑いが止まらない。

 朝から都内に。外に出ると、雨降り。予報ではすぐに止みそうなのだが、今、家を出るときには降っているから、しかたなく、傘を差して出るが、駅に着くまでにはほぼ止んでしまった。ちょっとの時間差で、余計な荷物が増えた。イヤホンの故障につき、電車内ではラジオを聴けず、読書をする。昼食は岩本町、随苑という店に入り、豚角煮チャーハンセットを食べた。850円。早々に食べ終わってしまい、もう出ようとしていたら、杏仁豆腐が出てきた。知らずに、危うく食いそびれるところだった。


 夕方、金を降ろす必要があり、どこの銀行に寄るのがいちばん都合がいいかと探し、内幸町に見つけた。そのあとには、日比谷公園を抜け、東京ミッドタウンに向かう。地下のセブンイレブンにイートインがあるとわかり、ここで時間をつなぐことにした。コンセントもあり、スマホの充電もする。イートインの利用は30分までと貼り紙がしてあったが、1時間近く居座り、読書をしていた。




◇ 落語会

 16時半過ぎ、よみうりホールに。今日11月21日は談志師匠の命日につき、恒例の「談志まつり」。ずいぶんご無沙汰のような感覚になるが、自分のツイッターを検索してみると、2019年以来。その翌年はコロナに突入する。没後十年の昨年はどうしてたんだっけと思っていたが、開催自体が3年ぶりなのだ。金もあったりなかったりだが、チケット発売時にたまたま金があったからよかった。しかし、以前ならば、こういう場には誰かしら知っているひとを見かけたものなのに、ロビーには知っているひとが誰もいない。働いているのは前座さんだとは思うが、前座さんが出るような会に足を運んでいないから誰もわからない。2階席だが、U字型になっている左列の先のほうの席だから、1階席の後方よりもステージに近いくらいだ。ステージには高座があり、いい表情をした談志師匠の写真パネルがぶらさがっている。場内には談志師匠の落語が流れていた。「反対俥」をやっているのはわかったが、そのあとの噺はなんだったろうか。

 17時開演。前座なし、まずはいきなり、平林が家元の扮装で登場した。さすが、直弟子はみんな家元の真似が上手い。噺は「味噌豆」。それから、小談志「大安売り」、談笑「堀の内」と続く。こはるさんの真打ち昇進が決まったんだそうで、それを談笑師匠のマクラで初めて知った。続く、キウイさん。キウイさんもよくウケていて、いいことなのだが、ここにもかつての立川流の会との空気の違いを感じる。キウイさんは昇太師匠の「ストレスの海」をやった。続く、談春は「百川」。仲入りになり、時計を見ると、18時20分。後半は雲水から。上方落語で、これは演目名がわからなかったが、あとで調べたら「秘伝書」という噺のようだ。そして、志らく師匠。マクラで、「笑点」の司会を引き受けるとしたら条件があり、座布団運びは談春、と言ったところで、スーツ姿の談春師匠がソデから飛び出してきた。高座にもたれかかり、ひとこと、ふたりで「M-1」出ようかって。談春、志らくがそろう会というのも珍しく、それも、今回の「談志まつり」は観なければと思った大きな理由だった。噺は「幇間腹」。志らく師匠が終わると、席を立つ客がけっこういたのはいやなもんだった。ワタナベの関係者ではとも思ったが。談之助は漫談。立川流の歴史を語る。見える席に野末陳平先生がいらっしゃるのがわかったが、陳平先生も里う馬師匠の前に退席してしまった。トリは里う馬「蒟蒻問答」で終わった。里う馬師匠の落語もじつは家元にそっくりなのだなということも、家元が亡くなる前には気がつけなかった。時計を見ると、20時過ぎ。退場は時間差になり、ロビーに出たら演目の写真を撮ろうと思っていたが、演目の貼り出しは、密を避けるためになしだって。まあ、われわれが落語会に通い始めたころは演目を貼り出す習慣なんてものはなかったのだが、習慣になれば、すっかりあてにするようになる。ロビーには、サンボマスターからの花があり、しかたがないからこの写真を撮った。


 有楽町ビルヂング地下のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べた。読書の続き。ムトー清次「談志写真帖」を読んだ。2012年刊、彩流社。談志ファンにはおなじみの写真家の写真集だが、文章も多く添えられている。一緒に写っている顔ぶれも面白く、高座50周年記念パーティーの場には、川内康範、山城新伍、澤田隆治、玉置宏、西部邁、和田アキ子らのすがたが。別の場にはたけしが、若き爆笑問題が。談志師匠を囲む、アンジャッシュ、おぎやはぎ、テツandトモのすがたもある。いや、この本は今日でしか読めなかったな。

 東海道線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していた「しゃべくり007」は「群馬県人会」の特集。これは面白くないから、ざっと早送りして消去する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、ふかわりょうがゲスト。木曽さんちゅうとコンビを組みそうになっていたというのは知らない話だった。深夜1時頃に眠る。

2022年10月30日日曜日

10月30日日曜日/「NHK新人お笑い大賞」

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 ずいぶん前からネズミの被害がひどく、がさごそと物音がするので、早朝に目が覚めてしまう。もうどうしようもない。録画していた昨夜の「Nキャス」の続きを観て、野田佳彦の安倍晋三追悼演説を確認した。ダビングのセットをしてからもう少し眠りなおし、昼前に起きあがる。録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、まずは、昨夜に起きた梨泰院の事故の速報から始まった。現時点で、151人の死者が出ている大変な事故だ。「ワイドナショー」も観ると、松本が1ヶ月ぶりに出演のほか、石原良純、河合ゆずる、マキシマムザホルモン・ナヲというメンバー。仲本工事の訃報は先週の放送で報じられていたが、加藤茶、高木ブーのコメントが出たことで、今週も改めて扱われていた。「TVタックル」には、田嶋陽子が出演していたが、かなりひさしぶりの登場ではないだろうか。そのほか、田崎史郎、堀潤、優木まおみ、宮崎謙介らが出演。

 録画をざっと片づけてから、やっとラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中から聴いた。14時台は、大久保佳代子がゲスト。そのあとには、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」には談笑師匠が登場。用意されていたニュースのなかには、談笑師匠に合わせたのだろうが、日本テレビが定例会見で「笑点」の後継者について触れたこと、それから、「全国若手落語家選手権」の話題も含まれていた。吉笑さんが優勝したからこの小さいニュースをわざわざ入れたのだろうが、審査員の「江戸の風」発言が炎上していることは談笑師匠も把握してないんじゃないか。(その審査員はどうやら和田尚久なのだが、和田尚久が無名なので、和田尚久は炎上していないという不思議な炎上になっている。)そして、用意されたニュースには入っていなかったが、落語協会のパワハラ問題についても談笑師匠は触れ、円歌、天歌の名前もきちんと出していた。

 ラジオを聴きながら少し眠り、のんきなもんだが、起きあがり、録画していたテレビをまた観る。今日夕方に放送された「NHK新人お笑い大賞」を、結果を知る前に観てしまいたかった。生放送。会場はイイノホール。司会はフットボールアワーと浅田春奈アナ。審査員は、西川きよし、渡辺正行、久本雅美、よゐこ濱口、中川家剛、2丁拳銃小堀、ふかわりょうという7名。出場者は8組、AブロックとBブロック、4組ずつに分かれ、勝ちあがった2組の最終決戦により、優勝者が決まるというのは例年どおり。まず、Aブロック。出演順に、フースーヤ、パーティーパーティー、スパイシーガーリック、紅しょうがという4組。4組ともあんまり面白くなかったのだが、強いて選ぶならば、スパイシーガーリックかなとは思った。パントマイムを利用したコントなのだが、エスカレーターの動きしかやらず、たいしたアイデアではない。漫才の力量では紅しょうがでもいいような気もしたが、ちょっと恥ずかしくなるような古臭いセンスをしている。審査員7名は、きよし、久本、濱口、ふかわがスパイシーガーリック、渡辺、剛がパーティーパーティー、小堀が紅しょうがを選び、4票獲得したスパイシーガーリックが勝ちあがった。続いて、Bブロック。出演順に、10億円、トンツカタン、隣人、オダウエダという4組。この顔ぶれを見ただけでもBブロックのほうが激戦になるだろうとは思った。10億円というコンビは「ツギクル芸人グランプリ」で初めて知り、初見ですぐに好きになったが、いや、ここで観てもやっぱりすごく面白いと確信する。オダウエダも好きなのだが、「THE W」のときと比べると、小道具のチープな可笑しみが失われていないだろうか。10億円に勝ってもらいたかったが、審査員7名は、きよし、久本、剛、ふかわが隣人、渡辺、濱口がトンツカタン、小堀が10億円を選び、こちらも4票獲得した隣人が勝ちあがる。この時点でもう、今年は興味の薄い結果になってしまった。決勝が始まる前にコメントをふられた小堀が「僕、10億円、ほんと好きやったんですけどね。残念やなと思ってます。」と、総評以外のことをここでわざわざ発言した。決勝は、スパイシーガーリック、隣人の順にネタを披露し、意外や、最後は審査員満票でスパイシーガーリックが優勝という結果になった。

 録画残量を空ける必要があるため、もう少しテレビを観る。今朝の「ボクらの時代」は、豊川悦司、寺島しのぶ、広末涼子という顔合わせ。どういう3人なのかというと、「あちらにいる鬼」という映画で共演しているというだけの間柄で、豊川悦司が演劇出身だということも広末涼子は知らないくらいだった。豊川「これはひとによって違うと思うけど、演劇と映像の芝居の質っていうものが自分のなかではまったく違うようで、とにかくこう、伝える伝えるって舞台のうえではそういうふうに教わってきたものが、映像だと、とにかく伝えるな伝えるなみたいなタイプの監督さんと一緒に仕事をしたから。もうそんな自分を出さないでとか、過剰にやらないでとかっていうことをいきなりリクエストされたから、すごく自分のなかでそこがね、カルチャーショックみたいにあって。」 寺島しのぶからその監督の名を訊かれると、豊川悦司からは「北野武さんとか」という答えがすぐに出る。

 アマゾンプライムで、配信が始まったばかりの「仮面ライダー BLACK SUN」を観始める。仮面ライダーに特別な興味はないのだが、西島秀俊が出ているからちょっと観てみたくなった。監督は白石和彌。仮面ライダーをあまり知らないからどうだろうかと思ったが、いや、観始めたらそんなことは問題なく、これはすこぶる挑戦的な作品だ。いきなり、ヘイトスピーチとデモが戦う場面があり、怪人を使って差別問題を描いていることに驚かされるが、ヘイトスピーチの先頭に立つ差別主義者を演じるのは今野浩喜で、ちょっとしたカリスマのように描かれている。この題材を、エンターテインメントのなかでここまで正面切って扱う作品は今まであっただろうか。しかし、特定の国のひとたちを怪人と重ね合わせることには危なっかしさを感じもし、となると、怪人を倒すであろう、仮面ライダーとはいったいどういう存在なのかということになるが、惜しいところで2話に続いた。ネタバレが怖いが、これは1話ずつ、じっくりと観ていきたい。とても迫力のあるドラマ。総理大臣をルー大柴に演じさせる配役にも唸る。

2022年7月23日土曜日

7月23日土曜日/知らないうちにアマゾンに金を盗られ続けるほど馬鹿な損害はない

◇ ラジオ・テレビ

 今日はなにも予定なし。午前中にまず、ブログの更新をひとつ。9時からはラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴き始めると、冒頭、いつもどおりに漫才からスタートした。コロナで休んでいた土屋さん、もう復帰なんだ。今日は生放送ではなく、昨日金曜に収録したものだった。「常連さん」は談笑師匠が昨年10月以来の出演。ティモンディ高岸が独立リーグ入団の話題から、志ら門さんの話をする。トミー・ジョン手術を受けているというのはやはり驚かせるエピソードだ。しかし、やっぱり、この番組では統一教会のニュースは扱わないか。11時台は、ふかわりょうがゲスト。

 録画していたテレビ番組も片っぱしから観ていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「TCTコレクション」という企画。トライアングル(T)、カスタネット(C)、タンバリン(T)の奏者が出演し、これら小物楽器の特集をする。シソンヌ長谷川が進行役を務め、ほか、ギタリストの Rei というひとが出演した。「ネタパレ」を観ると、メトロンズが出演し、「テアトロコント」で観た、あたまがよくなる水のコントをやっていた。ゆりやんのマグロ解体ショーのコントにも笑う。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーにさかなクンが登場した。子どもたちの質問に対するさかなクンの答えがいちいち明解で、見事だった。丁寧、詳細、具体的で、とても勉強になる。子どもに合わせた子ども相手の答えではまったくないのだ。素晴らしい先生だなと思い、ちょっと感動してしまった。

 そのほか、「キョコロヒー」、「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・二階堂ふみ)、「アンタウォッチマン」(ランジャタイ特集、ザ・マミィ特集)を、それぞれ2週分ずつまとめて観た。仕事でもないのに、ここまで熱心にテレビをチェックしている中年男がほかにどれだけいるだろうか。

◇ マネー

 しばらく使っていなかった楽天銀行の口座に、数ヶ月前に、決済のために入金する必要があったのだが、その残額がまだあるはずだから、ついでに別の支払いのために使おうとしたら、なぜか残額が足りなくなっていた。変だなと思い、銀行口座を確認しようとすると、パスワードを忘れてしまっていて、ログインができなかった。それで、パスワードを再設定するためのハガキを送ってもらっていたのだが、もともと使っていない口座だから、緊急の用もなく、それからまたしばらく放ったらかしにしていた。その数ヶ月前に送ってもらったハガキを今になって確認したのだが、なかなかめんどうな手順を経て、パスワードをようやく再設定し、ログインしてみると、入出金の確認をして驚いた。なんと、アマゾンミュージックから3ヶ月連続で引き落としの履歴がある。アマゾンミュージックなんかまったく利用していないのに、いったいどういう登録状況になっていたらこんなことになるのか。たしかに、過去に利用したことはあるが、登録は解除されていると思っていた。とにかく、利用していないのになぜか登録されているということだから、まず、アマゾンミュージックを確認し、登録を解除する。それから、それだけでは不安だから、使わないクレジットカードの情報も削除した。この削除の方法もたいへんわかりにくく、検索して、そのやりかたをガイドしてくれているサイトを参照しないことには自分ではたどりつけなかった。なんという不親切さだろうか。それにしても、それまでその口座には残額がなかったのに、残額が足りた途端に引き落としが生きるってどういうことなのか。調べている過程で新たにわかったが、支払い情報に問題がある場合は、自動的にほかの支払い情報に切り換わると書いてある。ということは、登録しているクレジットカードは複数あったから、毎月毎月、どれかしらからずっと引き落とされ続けていたというわけか。なんだかもう、知らないうちに引き落とされているものがまだまだあるのではと恐怖に震える。やつらは正式な手続きを経て、ひとの金をどんどん踏んだくっていくのだから、詐欺に遭うほうがまだあきらめがつくじゃないか。まったくろくでもない。しかし、ハガキは4月に届いていたから、ちゃんと確認していれば4月には対処できていたはずなのに、その後、無駄に3ヶ月分の料金を盗られてしまった。こんな馬鹿な損害があるだろうか。

◇ ラジオ・配信ドラマ

 夜はラジオ。ラジオはただだから大好き。FMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴こうと、その前のイクラさんの番組の終わりごろからつけると、イクラさんが横浜銀蝿の嵐さんの話をしていた。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の配信が始まった。観なおしたくなり、深夜に、さっそく第1話を観てしまう。放送時に、VHSで全話録画保存もしてあるのだが、その後、シネマジャック&ベティを中心に開催された映画祭があり、そのときに、映画版も含め、ドラマ版全話一挙上映を観ている。ツイッターを検索してみると、2013年のことだった。あの映画祭を経験したことで、このドラマへの思い入れはよりいっそう強くなった。放送は 2002年だから、ちょうど20年前にあたる。つまり、うまい具合に、およそ10年間隔で観なおすということになるのか。第1話は緒方明監督。菅野美穂、富田靖子、香川照之らがゲスト出演している。四十代の樋口可南子がきれいだと改めて思った。このときの樋口可南子の年齢を今は追い越してしまった。映画祭上映時には、EGO-WRAPPIN' の主題歌、YOUの次回予告はカットされていたが、この配信にはあるのが嬉しい。アマゾンミュージックなんかとは違い、動画配信のほうはたくさん利用するから、これはじつに安いものだ。余計に金を払ったのだから、有料の動画もなにか観せてもらいたいくらいだ。

 深夜、注文の品がまた見つからず、絶対にあるはずの本なのに見つからない。のんびりドラマなんか観ている場合じゃなかった。こんな馬鹿なことで時間を食ってしまい、本当にいやになる。わが生活には馬鹿なことしか起きない。

2021年10月26日火曜日

10月26日火曜日/志ゑんさんの真打昇進披露

◇ ラジオ

 朝、脳がまるで働かず、ラジオをつけっぱなしにしていたら、「伊集院光とらじおと」のオープニングで、竹内香苗の息子が学校で「お笑い係」になったという話をしていた。最近の小学校には「お笑い係」というのがあるらしいとはちょくちょく耳にするのだけど、「お笑い」が「係」になるというのが、どうもまだうまく理解できないが、テレビに出ている芸人でも、たしかに、「係」として「お笑い」をやっているように感じられる場合はある。

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中まで聴いていた。14時からはいつものゲストコーナーにはならず、眞子さまと小室圭さんの会見が入り、出かけるまで聴いていたが、「眞子さん」という呼びかたは新鮮な響きだった。小室さんの母の元婚約者の代理人を週刊誌の記者がやっているという、およそ今までの皇室関係の会見ではないような話も出てくる。

 ラジオは切りあげ、外出する。暖かいと思い、パーカーを着ていったん出るが、夜は寒くなるかと心配になり、引き返して、ジャンパーに着替えた。電車のなかで、ツイッターを見て、白土三平、岡本鉄二の訃報に驚いた。兄弟の訃報に、一瞬、意味がわからなかったが、4日違いで相次いで亡くなったのだ。

◇ 渋谷新南口

 東横線に乗り、渋谷にたどりつき、めったに出ることはない新南口に出てみると、渋谷でもこちらは落ち着いている。東横線の改札から出るにはなかなか便利だということにも、今さら気がついた。小諸そばに入り、鶏から丼セットを食べた。570円。それから、ベローチェに入るが、食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。渋谷で時間をつなごうとすると、どの店も混んでいて困るのだが、新南口は空いているうえに、ベローチェ、ドトール、マクドナルドが狭い範囲に集まっていて、選択肢が多い。なおかつ、騒々しい若者もいない。そもそも、新南口に用がないからめったにこないのだが、これならば、むしろ、新南口に用を作りたくなるほどだ。コンセントがあり、スマホの充電もする。

 バッテリーの心配がいらないから、安心して、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」では中野翠が、「週刊朝日」では下重暁子が、それぞれの連載コラムで小三治のことを書いていた。下重暁子は、やなぎ句会に参加したこともあり、それから、小三治だけでなく、談志師匠とも親しかったという。新幹線のなかで、談志師匠が「田辺茂一伝」を推敲している場面に偶然出会ったときのことも書かれていた。





◇ 落語会

 じっとしているのも退屈になり、ベローチェを早めに出て、コンビニでパンをひとつ買い、食べておいた。新南口から線路のすぐ反対側に移動したかったが、いったん、渋谷駅の中心まで戻らねばならないのがややめんどうだ。それとも、簡単に移動できるルートがどこかにあるのだろうか。

 大和田さくらホールに、志ゑんさんの真打昇進披露の会を観に行く。今年は、落語会にはめっきり行かなくなってしまっていて、手帳を確認してみると、今日の会がまだ二度目だ。年間百公演ぐらいは通っていた時期からすると、こうなるとはまったく思いもよらない。たった一回は5月に、これも志ゑんさんの会で、真打昇進を賭けた会だった。文化総合センターの裏の扉から建物に入ろうとすると、使用禁止になっていて、しかたなく、正面にまわる。やや早めにと思い、18時40分には着いたら、開場が遅れていた。開演15分前に入場でき、入っていこうとすると、入り口すぐのところにらく次さんがいて、少し会話ができて嬉しかった。ツイッターをやめたことを心配してくれていた。チケットの半券は自分でもぎり、プログラム、チラシも、テーブルに並べてあるものを自分でとっていくかたち。ロビーには、真打認定証が飾ってあった。客席はまだソーシャルディスタンス仕様で、両隣りは空いている。チケットを買うのが遅くなり、自分の席はやや後方、真ん中の席だった。

 19時に開演すると、前座さんの出番はなく、いきなり、志ららさんが登場する。駆け足で高座にあがり、持ち時間が短いことを説明し、10分弱で「鰻屋」をやった。高座返しもそのまま志ららさんがやり、二番手は談笑師匠。志ゑんさんのことはもちろん、眞子さま、小室圭さんの結婚の話題などをしゃべり、「初天神」をやった。悪趣味なサゲ。続いては、志らく師匠。「やかん」をやったが、ギャグはおそらく、20年以上は昔に作ったものをそのままやっている。ここで仲入り。すぐ後ろの席の客が、高座の写真を撮りまくっていて、ずっとシャッター音が聞こえていたが、まあ、こういう会だと思ってあきらめるしかないが、前方の席にも、写真を撮っている客がちらほら見えていた。特に、真ん中あたりにいた若い会社員風の連中は、写真は撮るが、噺はろくに聴いていないふうなだらしがない姿勢で座っていて、真ん中だからそれが目立ってしかたがない。落語会になんかきたことがない客がほとんどだったんじゃないだろうか。仲入り後は口上。志ららさんが司会で、下手から、談笑師、志ゑんさん、志らく師、市馬師が並ぶ。そういえば、なぜか後ろ幕もないし、市馬師匠がいるからなんとかかたちになっているが、どうもしまらない。立川流は、きれいな口上のかたちは、やがて誰もできなくなるのではないか。演芸に戻り、つぎは松元ヒロ。衆院選の真っ最中でも、変わらず、いつもと同じようなネタをやる。市馬師匠は「穴どろ」。特に乗り出して聴いていたわけではなかったが、それなのに、すっと惹き込まれていって、噺の魅力を自然に感じることができる落語だった。トリはもちろん、志ゑんさん。「粗忽長屋」をやった。真打昇進は一門のなかでは遅れたが、四十代も後半になり、志ゑんさんのキャラクターがいいほうに働いている感じがする。志ゑんさんの評価は歳をとっていくほどに良くなるのではと思っているが、口上で、師匠が誰よりもきびしいことを言うから、客のほうもそうかと思ってしまう。横並びで見てみると、けしてつまらなくはないし、下手でもないと思う。21時前には終演。会場の利用時間の都合のせいか、2時間以内のこじんまりした会に収めた。



 どこにも寄らず、すぐに東横線に乗り、各停で、のんびりと帰ってきた。23時前に帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。「わかり合えない男と女」というテーマで、エルフ荒川、ものまね番組にも出ていた奇跡が初登場。泉ピン子、原田龍二夫妻、蛍原徹、陣内智則、蛙亭など、いい布陣で面白かった。もう中学生に期待したが、意外と活躍しなかった。昨夜の「しゃべくり007」を観ると、前半は、後藤真希がゲストだった。江戸川区の出身ってのは知らなかったな。後半は、永野芽郁がゲストで、これはちょっと観ただけで消去した。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、聴きながら、深夜2時過ぎに眠った。

2021年10月16日土曜日

10月16日土曜日/コーヒーをこぼした

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝9時半過ぎまで眠っていた。ラジオをつけず、音楽をつけっぱなしにしていたら、だいぶ眠りすぎてしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。PUFFYが出演し、タコの特集という脈絡のなさがすごい。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を冒頭から聴いた。「常連さん」は談笑師匠。小三治の訃報を扱うときに、談笑師匠が担当なのはちょうどよかった。小三治と共演した際に、後ろすがたが談志に似ていると言われたエピソード。そして、小三治、談志、小さんも、みんな動物園が好きだったという共通点がある。13時からは、文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。淳は自身ではちょっと右寄りだと認識しているようだが、ツイッターでは、極右から左寄りだといって攻撃されるという。

◇ 二俣川

 14時過ぎ、ヤマトの営業所まで。天気雨のようで、傘をもたずに出るが、けっこう降られてしまった。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄っていく。「BRUTUS」の最新号は、前号に引き続き、村上春樹特集の下巻。楽天マガジンでも読めるのだが、実際の雑誌で読んだほうが読みやすいので、少し立ち読みしていく。前号は「読む。」編だったが、今号は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編。要するに、「読む。」以外のことがぜんぶまとめられている。この店は、文芸誌の売り場には先月号と今月号を並べて置いてあり、文芸に熱心な店員がいるのだろうか。

 ジョイナステラスを出て、相州蕎麦に入り、カレーライスセットを食べていく。650円。ドトールに入ろうかと思っていたが、混んでいるのでやめて、再び、ジョイナステラスを抜け、西友に行く。上階のコジマ×ビックカメラで、録画用のDVDを買っていく。ドトールがだめならイタリアントマトに入ろうかと思ったが、DVDを買ったら、金がずいぶん減ってしまった。来週の予定を考えると、この所持金でもう少しねばらなければならない。もう余計なことはするなということだ。食料だけ買って、おとなしく帰ることにする。

◇ ラジオ・テレビ

 ラジコで、なにげなく検索していて気がついたが、TOKYO FM では、今月はずっと、早朝に「村上RADIO」の再放送をやっていたようだ。10月1日から始まっていて、6回まではもう、タイムフリーでも聴けない。第6回のつぎはなぜか第9回まで飛んでいて、「歌詞を訳してみました」という特集。聴きながら、楽天マガジンで「BRUTUS」の村上春樹特集を読んだ。この特集に、「村上RADIO」の放送リストも載っている。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の気になる回をいくつか聴く。この番組は作家がわりとよく登場する。月曜のゲストは岸政彦。新刊の「東京の生活史」の話題が中心になる。大竹まことは岸政彦に好印象をもったのか、岸政彦も饒舌で、とても会話が弾んでいた。岸政彦は阿佐ヶ谷姉妹の大ファンだとも言っていた。水曜のゲストは大沢在昌。仕事は朝2時間するだけで、週に、2、3回はゴルフに行っているという。こういうスタイルの売れっ子作家って、これより下の世代にはもういないんじゃないか。

 録画していた昨日の「ミュージックステーション」の4時間特番を、ざっと早まわしで観た。「35年間の神曲ランキング」という企画で、過去の映像もずいぶん流れたが、ブルーハーツやドリカムでも、辞めたメンバーもモザイクをかけずにそのまま放送していた。小林武史も出演しているのに、マイ・リトル・ラバーの映像も流す。2000年代になると急に知らない曲が増えるが、90年代のミリオンヒットの時代から、2000年代はロングヒットの時代になるんだそうだ。しかし、この4時間特番のなかで、いちばん観たかったのは、MIKIKO プロデュースの10分間のパフォーマンスだ。こうなると、五輪開会式よりも、「Mステ」のほうがよっぽど質の高い日本のカルチャーを紹介しているということになる。終盤の神曲メドレーもしっかりと観てしまうが、B.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」から、米米CLUB「君がいるだけで」という流れがあり、カールスモーキー石井はどうやら衣装にハンガーをつけたままで出て、歌っている途中ではずし、いつの間にか手にもっていた。テレビでよくわからない小ネタをするカールスモーキー石井をひさしぶりに観た気がする。最後はV6が、この番組では最後のパフォーマンスを見せた。

 テレビを観ながら、コーヒーを思いっきりひっくり返してしまった。カップ一杯、ほとんどまるまるこぼしてしまい、ちょっとのんびりするつもりが、余計に仕事を増やすはめになった。そばに置いてあった、清水國明のサイン本がコーヒーの犠牲になった。外でコーヒー代を惜しみ、家でインスタントコーヒーなんか飲んでるからこんなことになる。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。1曲目は 1986オメガトライブの「COSMIC LOVE」。この曲がなんと、CKBの「スージー・ウォンの世界」と似ているとは気がつかなかった。そして2曲目、川西杏「投票所へ行こうよ」って、すごいなこの番組は。今週はエンディングで、ドリフの「盆回り」もかけていた。深夜0時まで聴き、深夜1時過ぎに眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...