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2023年6月16日金曜日

6月16日金曜日/「怪物」ティーチイン

◇ ラジオ

 朝に目覚め、ダビングのセットをしようとテレビをつけたら、永山絢斗が大麻所持容疑で逮捕とのニュースが流れる。少し眠りなおし、それから、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は、12時台ゲストに柄本明が登場。磯山さやかが主演している「愛のこむらがえり」に出演している。高田先生との顔合わせが珍しいと思ったが、同い年のふたり、初期の東京乾電池とその時代の空気の話を興味をもって聴いた。自由劇場では串田和美のやっていることは高尚に感じられ、それよりも、佐藤B作の東京ボードビルショーに憧れてというので始めたのが東京乾電池なんだな。後半には勘三郎や志村けんの思い出も語られた。

 カバンを昨日買ったことを忘れていて、家を出る直前に気がつき、中身の入れ替えをする。今まで使っていたカバンと同じくらいのサイズのつもりで買ったが、新しいカバンのほうがでかかった。ブックオフをまわるときに便利になるか。

◇ 病院

 午後から外出。いよいよ夏らしい気候になってきた。横浜に出て、まず、昼食。ひさしぶりに岡野の八起に入り、日替わりメニューのAセット、豚肉と舞茸の炒め定食を食べた。830円。八起のすぐ近く、交差点の角のラーメン屋がなくなってしまっていた。向かいのラーメン屋も同じ家系なのに、なぜかいつも行列ができているのが不思議なのだが、角の店のほうは空いていて、空いているこちらの店しか入ったことがなかった。

 市民病院まで歩き、3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。今回は珍しく予約時刻に間に合い、たいして待たされず、すぐに診察が終わる。酸素の数値は「95」。これがやや低めなのだということもいつの間にかわかるようになった。薬局のほうは混んでいて、けっこう待たされた。シムビコートの価格がまた安くなったようで、とても助かる。



 また歩いて、横浜駅のほうまで戻る。Tシャツをもう1枚買っておきたく、ビブレのユニクロ、GUに寄るが、決められず、結局、地下街の無印良品で買った。有隣堂も覗いていく。地下のドトールに入りたかったが、満席で入れず、再び地上に出て、めったに利用しない南幸のドトールに入り、ひと休み。ダイソーで買うものがあったことを思い出し、ドトールを出たあとにまた地下街に戻った。それから、東急ストアにも寄り、エクレアを買って食べた。

◇ 映画

 エクレアを食べてから、エレベーターに乗り、T・ジョイ横浜に。是枝裕和監督の「怪物」の上映後に監督のティーチインがあることを知り、通常料金で映画を観ることもまずないのだが、横浜の劇場で是枝監督の話が聴けるのならば、この機会を逃しては惜しい。19時ちょうどの回だったが、エクレアをのん気に食べていたら、10分前になってしまった。忙しなく入場する。ほぼ満席、予約時には両隣りも埋まっているはずだったが、上映が始まっても右側の席が空いている。さらにその奥も空いていたようで、映画が始まってから男女4人組がぞろぞろとやってきて、前を横切っていくのには舌打ちしてやりたくなった。おまけにこいつら、階段をあがるのにスマホで足元を照らしてやがるんだ。階段ぐらい、暗闇でも昇れるだろう。右隣りの席もあとからこられてはたまらないなと思っていたが、こちらは最後まで現れず、空席のままだった。

 是枝監督の作品に関しては、欠かさず観ているというわけではなかったが、おおむね、初期の作品からリアルタイムでその動向は追いかけてきている。しかし、坂元裕二作品についてはあまり知らず、いくつかのテレビドラマを、それも途中まで観たことがある程度だ。いや、テレビドラマを全話観るのは大変なんだよ。映画の序盤にあった、校長室のシーンのコメディぎりぎりの会話劇などは、坂元裕二らしい味わいではないだろうか。映画は直線的には進まず、視点が変わり、複雑になっていく。子どもの世界が描かれている映画だった。そうだった、おとなからの視点とはズレがあった小学生時代の感覚がよみがえってくる。単純にエンターテインメントには進まない映画だとも思った。是枝監督自身の脚本のほうが作品が素直ではないかという気がした。

 ティーチインは上映後に45分ほど行われた。最前列の席が空けてあったが、ここには関係者や取材陣がぞろぞろとやってきた。監督が現れ、監督自身が客席から質問をとるかたちで進行する。自分みたいにせっかくだからっていうんでふらっとやってきたような客は少なかったのか、ティーチインのあいだはつぎからつぎへと手があがり、しっかりと勉強してきているお客さんがとても多いようだった。カテゴライズされることの悩みを描いている作品がカンヌでクィアに関する賞を受賞したことへの懸念はあったかという質問があり、監督からはLGBTQに対する配慮の話があったが、しかし、観ている最中にはそんなことはあまり意識させられなかったとも思った。子どもの友情と考えては鈍いのだろうか。脚本に関する質問も是枝監督が答えることになるのだが、制作期間にコロナが挟まったが、脚本はまったく変更なしだったそうで、コロナ禍に見られたような誤解の連鎖はどこにでも起こり得ることだと、坂元裕二の脚本は予見していたのではというような話が是枝監督から語られた。最前列にいたプロデューサーが答える場面もあり、坂元裕二には連続ドラマの坂本調を2時間に凝縮したようなというお願いをしたという。終盤はじつは脚本をカットしている部分もあるという演出の話が面白かった。すると、映画の後半は是枝調というところか。そのほか、田中裕子の演技のすごさについて、最後は坂本龍一の音楽について語られた。ティーチインが終わり、監督のあいさつの時間が撮影タイムになった。このあとにはパンフ購入者にはサイン会があったが、お金がないのでパンフは買わなかった。





◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は熊谷真美がゲスト。静岡に移住した話は、この番組で以前に話してなかったかなと思ったが、離婚前に夫婦でもこの番組に出演し、そのときにはもう移住してたんだっけ。今回が14回目の出演だそうだが、徹子さん「それでそのあいだにあなた、離婚しただの、結婚しただの、なんとかだのっていうのが必ずあるってすごくない?」「いちばん最初のさ、ダンナさんってつかこうへいさんよね?」って、最後はつかこうへいとの離婚の原因にまで話題が及んだ。

 「ミュージックステーション」の2時間スペシャルも早送りしながらざっと観る。米米CLUBは視聴者生投票の企画があり、5曲のなかから投票上位3曲のメドレーを披露する。選ばれたのは「浪漫飛行」「FUNK FUJIYAMA」「TIME STOP」という3曲で、「アブラ・カダ・ブラ」と「愛はふしぎさ」が漏れた。いや、そもそものその5曲の選曲がやや不満だけども。米米CLUBは番組終盤にもう1曲、「いきなりサビソングTOP20」という企画も同時にあり、この2位に選ばれた「君がいるだけで」も披露したのだが、これ、ランキングの取材をしたあとに出演オファーしてるんだろうか。ざっと観て早く寝るつもりが、「いきなりサビソング」のランキングに興味が湧き、けっこうしっかりと観てしまった。BiSHの解散前最後の出演もあったのだが、アイナ・ジ・エンドと長屋晴子が共演した「ジャニス」というミュージカルをタモリが観に行ったとか言っていたのにはちょっと驚いた。タモリがミュージカル嫌いを公言していたことももはや記憶の彼方だ。

2022年5月20日金曜日

5月20日金曜日/ジョージア映画祭など

◇ 伊勢佐木町

 ラジオを聴きながら、深夜から眠ったり起きたりをくり返し、朝6時過ぎに起きあがる。録画していた昨夜の「アメトーーク!」は「売れてないのに子供いる芸人」。この特集はともかく、最後に流れた上島竜兵の名場面集がたまらなかった。素晴らしい追悼。

 午前中から外出。はっきりと暖かくなり、Tシャツで出る。京浜急行に乗り、日ノ出町からイセザキモールに。今日もまた横浜シネマリンで映画を観るのだが、少し早く着いてしまい、関内方面にぶらぶらと歩き、活刻堂を覗き、なにも買わずに戻ってきた。





◇ 映画

 横浜シネマリンで開催中の「ジョージア映画祭」から、AからGまであるプログラムのうち、Dプログラムのミヘイル・コバヒゼ監督特集を観ておきたくなった。ホームページによると、その作風はジャック・タチに例えられることもあるというので、どれか観るならばこれだろうと思った。13時5分の回。さすがに、一昨日の濱口竜介特集よりはだいぶ空いていた。上映作は「結婚式」「傘」「音楽家たち」「井戸」という短編4本。上映時間はそれぞれ、20分、19分、13分、21分。4本目の「井戸」だけはコバヒゼ監督ではなく、エルダル・シェンゲラヤという監督が、盟友であるコバヒゼに捧げた作品だそうで、作中に携帯電話が登場し、いつの映画なのだろうかと思ったが、この作品だけは 2020年と新しい。コバヒゼは 2019年に亡くなっている(1939年生)。前3本のコバヒゼ監督作品はいずれも60年代の作品で、無声映画だった。「音楽家たち」にはコバヒゼも出演していて、音楽と振付も担当している。どれがコバヒゼなのかはわからなかったが、コメディアンというわけではないのだろうか。しかし、いちばん面白かったのは「傘」という作品だった。1本目の「結婚式」は弁士付きで観てみたい気がしたが、「傘」はこれだけで充分。

 

 映画のあと、雲雀洞に行ってみると、珍しいことに今日は開いていた。どのくらい珍しいかというと、雲雀さんに会うのは今年に入ってから初めてだ。外の百均ワゴンから1冊買い、ちょっと立ち話していく。しかし、面白い話があるときに寄ろうとして、閉まっていたから話しそびれた話がいくつかあったのだが、改めて、思い出しながら話そうとしてもどうも面白くならない。こんな話をしたかったんだっけと、すっきりしない気持ちで店をあとにした。

 関内方面に歩き、ブックオフにも寄る。一昨日にも寄ったばかりだから、さすがにいいものはなく、220円の単行本を1冊だけ買う。また、とんかつはまやに入り、タレカツ丼を食べた。850円。ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら、しばらく眠った。どういうわけかやたらと眠くなり、ぐったりしている。読書は少ししかできなかった。ベローチェを出て、横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄った。ここでもまるでいい本が見つけられず、通常は見向きもしない 220円の文庫本の棚から1冊買っていく。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、石原良純がゲスト。亡くなった石原慎太郎のこと、そして、その1ヶ月後に亡くなった母についても語る。「ミュージックステーション」も追っかけ再生で観ると、「神イントロBEST10」という企画があり、小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」が1位に選ばれていた。もちろん、タモリと小田和正の関係に触れる出演者はここには誰もいない。米米CLUBが25年ぶりの出演というのも今日の目玉のひとつだったが、少しだけ流れた25年前の映像がふざけていて面白かった。米米の代表曲は「浪漫飛行」ということになるのだろうが、それだけではあまりにも漏れるものが多い。

 今日はツイッターから、乙武洋匡も参院選出馬表明とのニュースを知った。ブログを更新してから、深夜0時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...