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2024年11月4日月曜日

11月4日月曜日/神保町のシンポジウム

◇ 神保町

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観て、午前中から外出。横浜から東横線、渋谷から半蔵門線に乗り換え、神保町まで。神保町にはつい先週にもきたばかりなのだが、「神田古本まつり」は今日が最終日だ。時間に余裕があり、せっかくだから少しぶらぶらしてみたが、ひとが多く、普段のほうがよっぽどのんびり古本を探せる。通りすがりの大学生ぐらいの兄ちゃんが、一度も本読んだことないんだよねと力強く言っていたのが聞こえた。

 裏通りにまわると真新しい店があり、店名に記憶があったからなんだったかなと思い出そうとしていたが、店内で今村翔吾が撮影をしていて、今村翔吾の本屋というのはこれかとわかった。店内にも入ってみたのだが、今村翔吾がいるから落ち着いて棚を眺められず、すぐに出てしまう。

 共立講堂にて、「鴎外・漱石・一葉の神保町」というイベントを観る。14時開演、15分ほど前にのんびりと入場してしまったが、自由席だということをうっかりしていて、すでに満席に近くなっていた。客席後方になんとか空席を見つけて座る。このイベントはどこで知ったんだったか、日本ペンクラブが企画する「ふるさとと文学」という活動のひとつという位置付けになるのだと思うが、今まで知らなかったが、いつも神保町で開催しているわけではなく、毎年、全国各地をまわっているのだ。まずは開会のセレモニーから始まる。茶木環という女性が登場し、司会をする。最初に登場したのは「神保町を元気にする会」会長、三省堂の亀井忠雄だったが、このひとのあいさつがいきなり話が長くて閉口する。それから、千代田区長の樋口高顕、共立女子大学長の堀啓二のあいさつが続いた。

 イベントは3部構成になっていて、第1部は映像ライブステージ。「時代は走る、私は止まる 〜鴎外・漱石・一葉が生きた夢と悪夢〜」と題し、四位雅文という映像作家の作品だが、脚本・演出を吉岡忍が手掛けている。無声映画のように、片岡一郎さんが弁士を務め、佐藤久成というバイオリニストが音楽をつけた。10分休憩を挟み、第2部は朗読。神田松鯉が森鴎外「護持院原の敵討」、中村敦夫が夏目漱石「夢十夜」、中井貴恵が樋口一葉「十三夜」を朗読するという豪華メンバーなのだが、ひとりずつ朗読をするのかと思ったら、シャッフルされた順番で代わる代わる読んでいくという変わった構成になっていた。また休憩を挟み、第3部はシンポジウム。京極夏彦、中島京子、今村翔吾が登壇し、ドリアン助川が司会を務めた。始まった時点で、予定終了時刻の17時まではあと30分ほどしかなく、最初にドリアンから、1時間はしゃべりたいから延長すると予告された。まずは登壇者それぞれの、鴎外、漱石、一葉との出会いが順番に語られていった。今村翔吾が、スマホが現れた現代以上の変化があったのは明治維新だろうと分析すると、京極夏彦からは漱石の女性嫌悪について、明治の急激な変化のなかで、女性嫌悪する古臭い価値観の自身への嫌悪が厭世につながるという解釈があった。この部分は現在にも置き換えられる話で、大きなヒントをもらえた気がする。シンポジウム後半は話題が変わり、神保町がテーマになり、出発不況の話になっていった。最後は出演者全員がステージに登場。3時間を超えるイベントだが、全員が最後まで残っていた。日本ペンクラブ会長の桐野夏生が閉会のあいさつをして、桐野夏生が岩波ホールで働いていたということも知らなかったのだが、短いあいさつにするはずが、思い出話がずいぶん長くなる。

 17時半頃にイベントが終わり、遅い昼食にしようと、すずらん通りから靖国通りに歩いていくが、祝日だから閉まっている店も多い。ぐるっとまわって、結局、すずらん通りに戻ってきた。から好しに入り、甘とろ合盛り定食を食べた。胡麻にんにくダレ&レモンを付け、780円。マクドナルドに入り、インスタの投稿だけしていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は和田秀樹がゲスト。前に出たのは2年前だったか。「後悔しない老後」として、お金、医者、人間関係という3点について語っていた。この話は切実に勉強になる。幸福度のアンケートをとると世界的にあまり変わらず、いちばん不幸せなのが48歳ぐらい、いちばん幸せなのが82歳以上なのだという。

 今日の「NHKニュース7」はアメリカ大統領選の話題から。トランプがよく使う「内なる敵」という言葉。トランプは民主党左派のことをこう呼んでいる。そして、今日も闇バイトの事件があり、捕まる若者たちがみんな犯罪者らしい顔をしていない。電車で現地まで行って、必要なものを駅の近くで買っていくとか、犯行までの手順が本当にバイトっぽいのだ。

 観そびれていた「それぞれの孤独のグルメ」第3話は、マキタスポーツが病院に運ばれ、その病院の看護師の板谷由夏がこの回の主人公になる。最後は相撲中継の場面から行司のユースケ・サンタマリアが登場し、次週に続いた。

 深夜、掃除をしながらラジオを聴く。今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴くと、ベイスターズ優勝の話題から始まり、三浦大輔、岩井ジョニ男、タブレット純が50歳なことに高田先生が気がついていた。12時台ゲストはつぶやきシロー。

2024年4月26日金曜日

4月26日金曜日/無声映画に浸る

◇ ラジオ・ニュース

 早朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。金曜のメンバーで飲み会をやろうと東貴博の店に行ってみると、はなわや乾貴美子ら、メンバーがたくさん増えていた話。パジャマ党の詩村博史が天才だったという話をしていたが、なじみのない名前だ。ウィキペディアを見ると、まだご存命。

 SNSから、市井紗耶香が繰り上げ当選になり、1日で辞職したというニュースを目にした。東京15区の補欠選挙で、無所属議員が自動失職したための繰り上げ当選ということだが、その無所属議員が誰だかその記事には書いていなかったが、別の記事を探すと、須藤元気のことだ。須藤元気が東京15区の補欠選挙に立候補したことはわかっていたが、今まで参議院議員だったんだということを忘れていた。だから、参院選に出ていた市井紗耶香の名が出てきたのか。辞退を表明していたのだが、旧立憲民主党が解散したため、名簿から削除できなくなっていたという事情があったのだ。旧立憲民主党というのもややこしい。そして、市井紗耶香の代わりに、今度は RAG FAIR の奥村政佳が繰り上げ当選した。

◇ 早稲田

 午後から都内に。横浜から東横線、副都心線直通に乗り、西早稲田まで。諏訪町の交差点から早稲田に向かい、まず、昼食。早稲田にくると、だいたいいつもキッチンオトボケに入ってしまう。ジャンジャン焼き定食を食べた。780円。

 早稲田大学の大隈記念講堂で行われる「The Art of the Benshi」という無声映画の公演があり、なにで知ったのかは忘れてしまったが、無料なので申し込んでいた。開催が近づいてから関連イベントの案内のメールが届き、その関連イベントは出演する活動弁士たち3人によるトークショーなのだが、せっかくだから、それも観覧したくなる。それはメインの公演の前の時間に行われ、事前に想定していたよりも早くやってくることになった。会場は大隈記念講堂小講堂というのだが、それがどこなのか、検索してみてもよくわからず、余裕をもって向かうほうがいいと思い、着くのがだいぶ早くなった。時間つなぎにキャンパス内をぶらつき、村上春樹ライブラリーに初めて入った。

 大隈記念講堂小講堂は大隈記念講堂の隣りと案内されていたのだが、隣りとはどこなのか。講堂の一部は工事をしていて、フェンスに囲われているからもとのかたちがわからないのだが、工事のフェンスを通り抜けたその先にその小講堂はあった。小講堂といっても意外と大きい。客席は空いていて、前のほうに座った。16時15分から始まる。上手に先生が2名、下手に弁士の片岡一郎さん、山城秀之さんが着いた。出演するはずだったもうひとりの弁士、大森くみこさんは腰痛になったそうで、欠席になった。片岡さんは白い着流し姿。このトークではアメリカツアーの報告をする。片岡さんたちは3週間に渡り、全米4都市をまわる公演を行い、日本に帰ってきたのだ。どこの都市でも、最初は怪訝そうだったスタッフたちの反応が公演後では変わるというのは面白い話だった。トークは1時間ほどで終わる。

 メインの公演まではまだ時間があり、トイレに行きたくなり、いったん、また早稲田のキャンパス内に入り、講堂に戻ってきた。こちらは盛況で、トイレなんかに行っていたせいで、ずいぶん後ろの席になった。18時開演。マイケル・エメリック教授の開会の辞から始まり、まずは「生さぬ仲」が上映される。説明は3人の弁士の掛け合いによる。大森くみこさんの代役は、急遽、山内菜々子さんが務めた。つぎに片岡さんの説明による「刀の誓い」があり、続けて、大森さんがやるはずだった「Sweetie」も片岡さんが担当する。小さい女の子が主役のかわいい映画だった。休憩を挟み、後半は山城弁士によるおなじみの「血煙高田馬場」から。続いて、片岡さんの「突貫小僧」があり、最後はまた3人の掛け合いによる「豪傑児雷也」。今回は短い作品ばかり6本。無声映画はけっこう観ているもので、後半はいずれも知っている作品だった。この公演はツアー最後をしめくくる最終公演でもある。1200名収容の会場がいっぱいになった。客席には澤登翠先生もいらしたようだ。21時まで、3時間たっぷり。

 西早稲田駅まで歩き、副都心線から東横線直通の各停に乗り、のんびりと読書をしながら帰ってきた。帰宅は深夜になる。深夜だというのに、風呂場の掃除をしてから眠った。

2023年10月6日金曜日

10月6日金曜日/等々力渓谷


◇ 等々力

 朝から都内に。途中までは昨日と同じルート、自由が丘から大井町線に乗り換え、等々力まで。朝は寒いくらいだったが、駅を出ると日差しが強い。めったにくることがない等々力なので、以前から興味があった等々力渓谷を散策してみたくなった。しかし、タイミングが悪いもので、倒木の危険があるとかで封鎖しているエリアがとても多かった。等々力不動尊には入ることができ、そこから階段を下りていくと、公園の南端に出る。多摩川がすぐそばだろうと思っていたが、地図を改めて確認してみると意外と遠いことがわかった。南端から公園の西側にまわる。庭園などを覗き、それから、滝のあるところに出たかと思うと、そこから階段を登っていくと、もとの不動尊にまた戻ってきた。本当は、滝の向こうに進むと自然が豊かだったはずだが、そちらは封鎖されていて進めなかった。公園をいったん出て、北に進む。公園は環八により南北に分かれていて、その北側のエリアを、西側からまわりこんで入っていくと、ゴルフ橋というのがあった。橋の下には川が流れ、遊歩道のようになっているのが見えるのだが、下に降りる階段も封鎖されている。写真を撮っていると、通りがかった老夫婦がいつまで工事してるんだろうというような会話をしていた。長く封鎖されているのかな。ゴルフ橋を通り抜けると、そこはもう等々力駅のすぐ近くだった。

























 等々力からさらに、上野毛のブックオフまで歩く。等々力駅と上野毛駅の中間あたりにある店だが、以前、一度だけ行ったことがあるはずだ。着いてから思い出したが、ここは看板が青いブックオフだった。コミックが置いていないのも珍しい店舗。お気に入り登録なし。110円の文庫本を1冊、新書を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊買う。上野毛駅まで歩き、昼食にしたいと思っていたが、たいした店がなく、横浜に戻ってから食べることにする。

 横浜駅まで戻り、ムービルの金太郎に入り、鶏のロゼソース焼きスパというのを食べた。700円。ビブレのブックオフにも寄るが、しかし、たいしたものは見つからない。110円の文庫本を1冊だけ買う。ベローチェに入り、ひと休み。スマホを充電し、ラジオを聴きながら少し眠る。読書もするが、目が疲れてだめだ。いよいよ老眼がきつくなってきた。

◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観ると、なんと、片岡一郎さんが弁士の役で出演していた。ツイッターを見ていなかったから、出演していることを知らなかった。NHKの「ニュース7」では、「紅白」の司会が、有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波に決定したことが発表されていた。

 昨夜の「アメトーーク!」は「令和の好感度低い芸人」。お見送り芸人しんいち、とろサーモン久保田、東ブクロ、みなみかわ、インディアンスきむ、ナダル、ZAZYというメンバー。MC側にはバカリズムが座り、バカリズムによるそれぞれの分析がいちいち痛烈。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「紙の爆弾」に本多圭によるジャニーズの記事があり、この本多圭というひとは週刊誌を読んでいるとよく見る名前だが、いったい何者なんだろう。「週刊現代」の読書欄には中村文則のインタビューがあった。「いちばん会いたい人は?」との質問に「お笑いコンビのザ・たっちのお二人」と答えているが、いったいなぜ。

 今日は一日中、鼻水がひどかった。寝不足のせいだろうか。今日はスレッズを始めてちょうど3ヶ月。投稿して、23時前にはもう眠る。

ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...