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2023年9月28日木曜日

9月28日木曜日/千鳥ヶ淵を眺めて

◇ テレビ・雑誌

 早朝から3時間ぐらい眠り、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。先週土曜の「ニュース7」を今ごろ観ていたら、「あまちゃん」10周年コンサートの模様を伝えていた。コンサートにはのんさんも出演し、このニュースではコメントも流された。のんさんを地上波に出せというような声が未だにあるんだけど、しかし、まったく出てないわけではないんだよね。テレビを観ながら楽天マガジンで雑誌のチェックもしていたら、「週刊新潮」に驚きの記事があった。たけしのバイク事故に関して、その日、たけしが向かっていたのは細川ふみえのところではなく、AV女優の村上麗奈のところだったという記事だ。村上麗奈本人がそのように証言しているのだが、なぜ今ごろと思うではないか。本当かな。






◇ 半蔵門・竹橋・新木場

 午後から都内に。半蔵門まで出て、まず、昼食。小諸そばに入り、肩ロースかつ丼セットを食べた。730円。千鳥ヶ淵を眺めながら、代官町通りを竹橋のほうに歩いていく。夜は新木場のほうに移動し、駅前のデイリーヤマザキにて、ソイラテとコロッケパンを買って食べた。スマホを充電したく、新木場駅改札内のBECKSに入るが、閉店時刻まで 30分しかいられず、確認せずに入ってしまい失敗した。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは奈緒。知らない女優さんだったが、新人というわけでもないのか、舞台で活躍しているようで、前田知大からもらったという言葉が紹介されていた。最後に告知があり、ケラのケムリ研究室にも出演するんだな。

 Spotify のポッドキャストで、「霜降り明星のオールナイトニッポン」を初めて聴いてみた。せいやの結婚発表をする回なのだけど、たしかに、水道橋博士が言っていたことがよくわかる。冒頭15分、えんえんと漫才的なことをしている。音楽は、ポッドキャストでも流せているということはオリジナル曲なんだろうか。博士が「植竹公和のアカシック・ラジオ」でこの放送のことをしゃべっていなければ、聴こうとはしなかっただろう。ほかの回も聴けるかぎり聴いてみようか。深夜0時過ぎに眠る。

2023年9月8日金曜日

9月8日金曜日/改札から出るのも自由



◇ 新木場

 昨夜は涼しく、寒いくらいで、開けていた窓を閉めた。外は大雨。朝から都内に。服装に迷い、だいぶもたついてしまった。Tシャツでは寒いかと思い、パーカーを着ていく。午前中、ちょっとした事故に遭い、これは初めての経験だった。最終的には新木場まで行くことになり、夕方、遅めの昼食。ニコミトスミビという店に初めて入り、夜定食のとりから定食を食べた。770円。ここもQRコードで注文させる邪魔くさい店だ。京葉線、東京駅経由で帰ってくるのも邪魔くさい。

 ひさしぶりに定期券を買ってしまい、どこに通勤するわけでもないのだが、機動力をアップしたくなった。とにかく、こまめに移動をする。さっそく、星川で下車し、マクドナルドに入りたかったが、やけに混雑していたから、やっぱりやめる。定期券で降りたのでなければ、混雑しているのをがまんして店に入ったろう。定期券を手にした今は、改札から出るのも改札のなかに入るのも自由だ。改札内に戻り、ホームのベンチで読書をした。

◇ 読書

 図書館で借りた、東浩紀「動物化するポストモダン」を読み終えた。2001年刊、講談社現代新書。22年前、東浩紀が30歳のときの著書か。今のところ、東浩紀の著書のなかでは、これがいちばんの代表作であり、出世作ということになるだろうが、今まで読む機会がなかった。長らく、東浩紀にはあまりいい印象がなく、興味の対象となったのはわりと最近のことだからだが、その当時に手にとっていても読みこなせなかったかもしれない。この本のなかで重要な作品として紹介されているものがかなりわからなかった。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P19「オタク系の作品は、日本を主題とすることが多く、日本的な表現を多用し、いかにも日本的に消費されている。したがって従来の議論では、肯定的にであれ否定的にであれ、オタク系文化が日本独自のサブカルチャーであることが繰り返し強調されてきた。しかし実際には、オタク系文化の影響はいまや広く国外に及んでいる。(略)オタク系文化の展開を、日本国内での通史としてだけではなく、むしろ世界的なポストモダン化の流れのなかで理解してみよう、という本書の企図は、そのような状況認識のもとで抱かれている。筆者は、決して、オタク系文化の出現が日本独自の現象だと考えていない。それはむしろ、二〇世紀半ばに始まった文化のポストモダン化という大きな流れの、日本における支流のひとつだと捉えるべきだと考えている。だからこそ、オタクたちの作品は国境を越えて支持されているのだ。」 P21-23「七〇年代のアニメ作家たちは、大きく表現主義と物語主義の二つに分けられると言われている。(略)そしてまさにこの後者の流れこそが、八〇年代、日本アニメをオタク系文化の中核に押し上げ、また同時に、アメリカで作られる「アニメーション」から遠く離れた、独自の美学をもつジャンルへと成長させていく。つまり、八〇年代以降のアニメを「オタク的なもの」「日本的なもの」としている多くの特徴は、じつは、アメリカから輸入された技法を変形し、その結果を肯定的に捉え返すことで作り出されたものなのだ。オタク的な日本のイメージは、このように、戦後のアメリカに対する圧倒的な劣位を反転させ、その劣位こそが優位だと言い募る欲望に支えられて登場している。それは明らかに、(略)高度経済成長期の国家的な欲望を反映している。そしてこのような欲望は、現在でも、岡田にしろ大塚にしろ村上にしろ、オタク系文化を高く評価する論者たちの文章に共通して見られるものである。(略)オタク系文化の「日本的」な特徴は、近代以前の日本と素朴に連続するのではなく、むしろ、そのような連続性を壊滅させた戦後のアメリカニズム(消費社会の論理)から誕生したと考えたほうがよい。」 P35-36「そして本章の文脈でここで注目すべきなのが、そのオタクたちの幻想が営まれる場所が、江戸時代の町人文化に擬した一種のテーマパークのように描かれていたことである。前掲のコジェーヴをはじめとして、日本の江戸時代はしばしば、歴史の歩みが止まり、自閉的なスノビズムを発達させた時代として表象されてきた。そして高度経済成長以降の日本は、「昭和元禄」という表現があるように、自分たちの社会を好んで江戸時代になぞらえていた。」

P41「ボードリヤールはポストモダンの社会では、作品や商品のオリジナルとコピーの区別が弱くなり、そのどちらでもない「シミュラークル」という中間形態が支配的になると予測していた。」 P90-91「たとえば、シミュラークルの氾濫というオタク系文化の現実は、見方によればとても過激で無政府主義的なものにも見える。しかし実際には、二次創作の作家にはそのような攻撃的意識は見られない。彼らはむしろ、一方で原作を躊躇なくパロディ化し、切り刻み、リミックスしつつも、他方でその作業をまったく原作の侵害と考えておらず、原作者のクレームが入ったらすぐ二次創作をやめてしまうような保守性をもっている。」

P98-99「他方で「スノビズム」とは、与えられた環境を否定する実質的理由が何もないにもかかわらず、「形式化された価値に基づいて」それを否定する行動様式である。スノッブは環境と調和しない。たとえそこに否定の契機が何もなかったとしても、スノッブはそれをあえて否定し、形式的な対立を作り出し、その対立を楽しみ愛でる。コジェーヴがその例に挙げているのは切腹である。(略)コジェーヴのこの議論は短い日本滞在と直観だけに基づいており、多分に幻想が入っている。しかし、日本社会の中核にはスノビズムがあり、今後はその精神が文化的な世界を支配していくだろうというその直観は、いまから振り返るとおそろしく的確だったとも言える。」

P126「動物化とは何か。コジェーヴの『ヘーゲル読解入門』は、人間と動物の差異を独特な方法で定義している。その鍵となるのは、欲望と欲求の差異である。コジェーヴによれば人間は欲望をもつ。対して動物は欲求しかもたない。」 P135-137「ポストモダンの時代には人々は動物化する。そして実際に、この一〇年間のオタクたちは急速に動物化している。その根拠としては、彼らの文化消費が、大きな物語による意味づけではなく、データベースから抽出された要素の組み合わせを中心として動いていることが挙げられる。彼らはもはや、他者の欲望を欲望する、というような厄介な人間関係に煩わされず、自分の好む萌え要素を、自分の好む物語で演出してくれる作品を単純に求めているのだ。とはいえ、このような主張には反論があるかもしれない。なるほど、オタクたちが作品に向ける態度は動物化しているだろう。(略)しかし彼らは同時に、それなりに社交的な人々としても知られているのではないか。(略)ところがそうではないのだ。なるほど確かに、ポストモダンのオタクたちも「人間」であり、欲望と社交性を備えている。しかしその欲望と社交性のありかたは、やはり、かつての近代的な人間からずいぶんと離れているのである。」

P153「たとえば、本や雑誌は今後も出版され続けるだろうが、その構成や文体はますますウェブページに近づいていくだろうし、映画は今後も上映され続けるだろうが、その演出や編集はますますゲームやビデオクリップに近づいていくだろう。」

◇ ラジオ

 夜に帰宅するが、疲れてしまい、テレビを観る気力もない。寝っ転がって、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは水森かおり。あとの番組の中川家礼二もこちらのスタジオに顔を出しにきたようだ。演芸人とのつき合いが多く、ナイツやサンドウィッチマンだけでなく、ロケット団やあぁ~しらき、あるいは、パーマ大佐とアイドル鳥越ともコラボをしているんだって。友近の名前も出て、高田先生が友近をとても褒めていたのが珍しかった。高田先生のツッコミもだんだん遠慮がなくなっていく。

 Spotify のポッドキャストで、少し前に配信された「笑い飯哲夫のサタデー★ナイト仏教」を聴いた。FM大阪で放送されている番組だが、ゲストに横山剣さんが出ていて、この出演はインスタから知った。珍しい顔合わせ。聴きながら、22時頃には眠る。

2023年4月1日土曜日

4月1日土曜日/面白くならない映画



◇ 新木場・大森・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は東雲のゆで太郎。限定メニューの肉とじ丼セットを食べた。700円。写真を撮りそこねてしまい、しかたがないから、食べ終わってから撮った。そのあとは新木場のほうまで行くことになり、予定として考えていなかったから調子が狂う。新木場はだめだ。

 今夜は映画を観てしまおうと思い、映画のスケジュールを調べながら、予定の立てなおし。まず、新木場から京葉線、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。220円の単行本を1冊だけ買う。店内、暖房が暑かった。今度は大森から川崎に移動し、東口に出ると、スタチューの大道芸が目に入る。市議会選の選挙演説もちらほら。地下には潜らず、地上からダイスの前を通り、銀柳街に入っていく。モアーズのブックオフにも寄るが、こちらも買うものなし。いつもは見ないCDの棚のほうまで初めてまわってみたが、目ぼしいものはなんにもない。220円のコミックを1冊だけ買う。川崎はだめだ。



◇ 映画・テレビ

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ツイッターを徘徊。そのあとはしばらく読書をする。図書館で借りた本を読み始めるが、読む本がたくさんあり、どれから読んでいこうかしぼれずに困る。

 夜になり、ダイスのTOHOシネマズ川崎に。評判の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をようやく、21時ちょうどの回で観た。アカデミー賞作品賞受賞作でもあり、かなり期待していたのだが、なんだかなあ、これがアカデミー賞なのか。面白くなりそうな感じはずっとあるのだけど、しかし、どうも面白くならないんだな。笑いに決着をつけず、するっと逃げる感じがある。いや、主題はそこではないのだろうが、だけど、面白くないものをわざわざ親切に読み解こうとすることにどれほどの意味があるだろうか。だったら、娯楽作品ではなく、専門書のひとつも読んだほうがマシではないか。指がソーセージになるあたりから、松本人志の映画のようだと思い始めたのだが、実際に影響はないのだろうか。後半はだいぶ眠くなってしまった。そもそも、寝不足で映画を観るからよくないのだ。


 深夜に帰宅。雨降りになり、帰宅前にずぶ濡れになった。ことごとく、間が悪い。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は最終回。「タモリ流レシピを訂正しよう」という企画、田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰が出演し、これはいいメンバーだと思った。スタッフの笑い声がいちだんと大きい感じがして、さすが、最終回は現場の盛りあがりがすごいのだろう。ああ、しかし、これで終わりか。あっさりとした最終回。深夜3時頃に眠る。

2023年1月19日木曜日

1月19日木曜日/過去に意味はない


◇ 新木場・東陽町

 早朝に目覚めるが、寒くて、なかなか起きあがれない。朝から都内に。まず、東京駅に出て、昼は新木場のほうまで行くことになり、昼食はタッツァという店に入り、スタミナポーク定食を食べた。790円。夕方は東陽町に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ 読書

 図書館で借りた「別役実の風景」を読み進めている。2022年刊、論創社。別役実の関係者による追悼文集のような本だが、寄稿者には知らない名前も多く、平田オリザ、岩松了といった知る名前が出てくると安心する。編者は野田映史。以下、気になった箇所の引用を。東日本大震災のときに話題になった「雨ニモマケズ」について、別役実の発言を平田オリザが書いていた。(孫引きになりますが、)P56「私もあの詩は好きだし、あの詩が三月十一日以降、多くの人に読み継がれているのはいいことだと思う。ただ、あの詩で本当に大事なところは、『雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ』頑張っていこうというところではないのではないか。本当に大事なのは、『日照リノ時ハ涙ヲ流シ、寒サノ夏ハオロオロ歩キ』の方なのではないか」「頑張ろうと励ますことも、たしかに大事かもしれないが、本当に大事なのは、きちんと嘆き悲しむことだ。そこからしか真の復興はあり得ない」 そして、岩松了が語っていることにも衝撃を受ける。P59「(略)別役さんが台本を書き始められた一九六〇年代ぐらいまでに流れていた戯曲の流れに対して、別役さんといえどもアンチな気持ちはあったと思うんです。それは何かと言うと、人のおこないを歴史的に考えて、過去が結実したものとして現在があるという考えかた――それに対して決然と異を唱えたのが、ぼくは別役さんだと思っているんです。」「あるとき、そういうことをふと感じたときに、そういえば、ぼくもそういうつもりで書いている。要するに、人の過去には、それが過去である限りにおいて、意味はないということ。それ以前の戯曲は、過去に意味があって現在があるという考えかたがあり、それがいろんな意味で演劇を文学とは別のものとして考えられない根拠になったと思うんですね。それを近代劇と言えばいいのか、自然主義と呼べばいいのか、わからないんですけど。」「つまり、人を見るときに、その人の歴史を踏まえた現在を見るのではなく、現在だけを見る姿勢――それは別役さんひとりが考えたわけではなくて、やっぱり歴史上そういうことがあったんだとぼくは思い始めたんですね。それは小説の世界でもあったんじゃないかと思うし。要するに、過去に意味があって、その上に現在が乗っかっているという考えかたにおさらばした。」 P66-67「ただ、想像ですけれども、別役さんはとりあえず意味をなくしたかったというか。結局、不条理ということとつながってくるのかもしれないですけど。結局、世の中のことをわかった人は、未だかつてひとりもいないわけですよね。つまり、このことがありながら、わかったように書くことに対する敵意が、別役さんにはあるわけですよね。で、それをずっと敷衍させていくと、意味のないコントとか、そういうかたちになっていくんじゃないのかなと思うわけです。」「それはぼくがまさに初期において、最初に書くときの発想なんですね。そこに強さを感じるというのかな。結局、意味を追っかけたときに弱くなっていくものがあって、ただ、初期の頃はぎりぎりその意味を追いかけている印象があって、しかも、ちょっと暴力的で……ということを考えたときに、別役さんの軽妙な喜劇みたいなものが最初からそうだったのかというと、そうではなくて、つまり、こういうものがあって、結局、世の中のことをわかった人間がいるのかという怒りの感情があって、そこに辿り着いてるような気が、ぼくはするんですね。」「だから、「ん? うん」とか「ちょっと、それ取って」といった本当に意味のない日常会話のなかで進んでいくことが、わからなさに対峙できる方法なんだと思った節がある。追いかけていく手法では、結局、現実に負けていくんじゃないかとぼくは思ったんです。それはさっき言った前近代的なものに近い。なぜなら、結局、意味を求めていることになるから。それをやっていくと、絶対に現実に遅れていくし、さっきの理屈で言うと、世の中のことをわかったやつがいるはずがないということを信じてないわけでしょう。わかるはずだという前提で書いているから。そうすると、こっちとしては遅れてるような気がしちゃうわけですよ。そして、意味のない日常会話と言いましたけど、これが実は、演劇において「肉体」を見ることに直結している。言葉と人物との関係ですよね。不条理劇というのは、実は「肉体」を描こうとした運動でもあったわけです。演劇において「頭脳」から発したものに信を置くという悪癖を排除しようとしたわけです。」


 東陽町から東西線になり、大手町から半蔵門線に乗り換えようとしたら、だいぶ歩かされてなかなかめんどうだった。乗り換えるなら九段下のほうがよかったか。渋谷からは東横線の各停に乗り、ラジオを聴きながらのんびり帰る。昨夜の「ザ・東京漫才」の話が聴きたくて、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングと「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを続けて聴いた。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は田中健がゲスト。妻の誕生日に温水洗浄便座をプレゼントをしたら「わたしはこういうの使わないの」と言われたという、プレゼントに失敗した話をしていたのだが、妻は誰だっけと思い、ウィキペディアにあたってみたら、古手川祐子とはとっくに離婚していて、現在は加賀千景という女優と結婚していた。この加賀千景というひとは加賀まりこの姪のようだ。しかし、温水洗浄便座が出たばかりのころだと言っていたから、じゃあ、ウォシュレットを使わないのは古手川祐子というわけか。どうでもいいことを突き止めてしまったが、そして、田中健といえばもちろんケーナの話にもなり、この番組のテーマ曲を演奏もしたのだが、田中健のケーナを作っているのが平泉成だというのでさらに驚いた。

 火曜深夜の「ランジャタイのがんばれ地上波!」は「年始ブチギレ王決定戦」という企画。きしたかの高野、口笛なるお、赤もみじ村田大樹、ネコニスズヤマゲンが出演した。先週土曜の「白黒アンジャッシュ」は、人力舎の若手が競う「白黒-1グランプリ」。しかし、この番組も「がんばれ地上波」も、アイドルに審査員をやらせているのが余計だ。誰かスタッフに、アイドルと仕事をしたい人間がいるだけじゃないのか。

 楽天マガジンで読んだ「週刊文春」、宮藤官九郎の連載では、清水ミチコの武道館ライブで会った松本明子のことが書かれていた。松本明子に、クヒオ大佐の本名が「スズキマツオ」だと教わるが、あとで調べたら違っていたという話。深夜、ツイッターを覗いてみたら、「週刊朝日」が休刊とのニュースを目にした。早朝に出ていたニュースだが、深夜0時を過ぎてから知った。歴史ある週刊誌がついに休刊するような状況か。

2022年9月13日火曜日

9月13日火曜日/永田町のつけ汁せいろ

◇ 永田町・新木場

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、なんと、先週の放送を観ていた Cocco から、ヒットソングを出したがっていた劇団ひとりのために曲が送られてきた。それから、今週は指揮者を体験する企画があり、スタジオにオーケストラを入れて実演するが、劇団ひとりはどうも音楽ネタが得意ではない。しかし、この番組はやっぱり面白いから、引き続き観てみよう。

 今日も朝から都内に。昼食は永田町の某所、敷地内のそば屋に入り、鶏つけ汁せいろを食べた。500円。丼ものもなんにもない店で、まるで食い足りない。同じ並びにはみやげもの屋があり、外のショウウインドウを見ていたら、店のひとが顔を出し、「なかも見てってくださいー」というので、なにも買う気はないが、店内もざっと眺めていく。歴代総理の似顔絵が描かれた湯呑は有名だが、岸田総理の最新版だけでなく、安倍総理までしか描かれていない湯呑もまだ置いてある。みやげもの屋の心配をしたことも今までなかったが、在庫が余っているのなら、かわいそうだから国葬で売ればいいのにと思った。


 その後、いったん、新木場のほうに出て、地下鉄を乗り継ぎ、夜には渋谷に着く。新南口のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーとコーヒーデニッシュを食べた。スマホの充電をしながら、読書を少し。ツイッターを開くと、ゴダールの訃報を目にした。91歳。もはや、まだ生きているという感覚もないひとだった。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・鶴見辰吾)と、それから、「さんま御殿」もすぐに観る。「新婚さん vs おひとり様」というテーマで、ゆってぃがこの番組には初登場。磯山さやかも活躍していた。てぃ先生が「おひとり様」側で出演していて、前回出演時にSNSの反応によっぽどいら立ったのかなんなのか、反応に対し、今回は毒を吐く面も見せていて、いや、てぃ先生に毒は誰も求めてないのではと心配になった。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」に「「明石家さんま」の橋渡しで「SMAP」の再結成が浮上!?」とのコラムがあり、書き手は本多圭だが、「さんまのお節介に注目したい。」という一文で締められている。この欄は、今まで読むかぎりでは、けっこう信用できそうだがどうだろうか。武田砂鉄の連載コラムは、香川照之について書いていた。砂鉄さんの文章は意外な結論にたどりつくことがまったくなく、必ず正しい結論を導き出す。なんだかAIでも書けそうなコラムだ。

 「FLASH」に掲載されていた、東出昌大の現在の写真、髭面の日焼けした風貌には驚いた。森達也の新作映画に出演していて、その撮影現場だそうだが、記事によると、なんと、水道橋博士も出演しているようだ。

 Spotify のニューリリースから、METAFIVE の新アルバムを聴き始め、聴きながら眠ろうとしていたが、なぜか眠れず、深夜1時からラジオをつける。今夜の「爆笑問題カーボーイ」は「太田光をテレビに出すな」の話題から始まるが、いちいち反論せず、4分程度できりあげ、話題は「ラフ&ミュージック」に移った。ラジオを聴きながら眠る。

2022年7月19日火曜日

7月19日火曜日/電車賃を安くするには

◇ 交通

 朝から都内に。まず、飯田橋まで出るのに、南北線で向かうのがいちばん楽だと思い、横浜から東横線に乗り、日吉から目黒線に乗り換えるつもりが、うっかり寝過ごしてしまった。自由が丘であわてて降りて、大井町線で大岡山に移動し、目黒線に乗り換えたが、しかし、考えてみれば、渋谷まで乗ってから、JRで向かってもよかったのだ。乗り換えが楽なルートを選んだつもりが、かえって無駄な乗り換えを増やすことになった。その後は市ヶ谷のほうまで移動し、なか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。680円。

 夕方、新木場のほうまで行くことになり、JR改札内の BECK'Sに入り、ひと休み。スマホの充電をしたかったからだが、しかし、BECK'S のアイスコーヒーは値段も高いし、あんまり好きではない。このあたりにコンセントがある店はほかにないのかと検索してみると、サンマルクカフェがあるようだが、探しまわっても見つけられず、しばらく不思議がっていたが、どうやら、りんかい線の改札内にあるようだ。りんかい線は電車賃が高いから乗りたくないのだが、コーヒーとの組み合わせを考えると悩ましい。BECK'S で充電してから、京葉線に乗り、東京駅に出る。本当は、品川から京浜急行に乗り換えるといちばん安くなるのだが、そうするつもりでいたのに、うっかり、東京駅から東海道線に乗ってしまい、横浜駅に着くまでその失敗に気がつかなかった。東海道線では無事に座れたから、座り賃だと思うよりしかたがない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「アメトーーク!」の「ダチョウ俱楽部を考えようSP」をすぐに観た。いつもこんな時期に2時間特番をやってたんだっけか。この放送を知ったときから、ちょっとまだ早すぎるんじゃないかという気がずっとしていたが、実際に観てみると、肥後、ジモンが悲愴に感じないという意味では、この早いタイミングであるべきだったのかもしれない。上島の追悼番組というだけではなく、肥後とジモンのための、まさに、これからのダチョウ俱楽部を考えている特集だったのだとわかった。テレビ朝日に残るアーカイブから名場面がたくさん流れ、リアクション芸を確立して以降の映像が多いとは思ったが、「テレビ演芸」の映像を観られたのはよかった。10週勝ち抜き、10週目の対戦相手はやはり京丸京平なのだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を順に聴く。先週火曜の放送は、中津川弦さんがゲスト。早く聴かなきゃと思いつつ、タイムフリー切れぎりぎりになってしまった。中津川さんが出れば、もちろん、漫協ニュースと熟女ランキングが語られる。中津川さんによると、石田ゆり子は熟女界の立川志の輔なんだそうで、志の輔師匠が落語初心者の入り口となるように、石田ゆり子は熟女の入り口になっているのだと。続けて、先週水曜のオープニングを聴くと、こちらでは、劇団スティックのユニットで「キングオブコント」に出場し、1回戦で落ちた話をしていた。

 クリックポストの価格が20日から値下げ(198円→185円)するので、深夜0時を過ぎてから梱包しようと待っていたら、朝6時までメンテナンスになってしまった。時間どおりにメンテナンスは終わるのだろうか。深夜0時半頃に眠る。

2022年6月28日火曜日

6月28日火曜日/明暗

◇ 溜池山王・新木場

 早朝、ブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。少し眠りなおしてから、今日も朝から都内に。昨日と同じく、溜池山王のすき家に入り、2日連続のダブルニンニク牛丼。600円。ドドールに入り、ひと休み。水道橋博士の情報を追いかけてばかりいて、読書ができないところまで昨日と同じ。ツイッターを見ると、玉さんが昨夜の政見放送に反応したツイートをしている。ついにはっきりとした感情を示したかたちだ。「週刊新潮」の直撃取材には批判的なことはいっさい言わず、素晴らしいなと思っていたのだが、実際の感情は違ったというわけだ。じんわりとショックを受ける。たけしもホームページで、一昨日、参院選についてコメントを出していたことを知った。「今度の参院選、知り合いや弟子も出馬してるんだけど、俺は一切関係ないし、ましてや応援もしてない。マスコミも誤解しないでほしいし、立候補者にも誤解を招く言動は避けてほしい。」

 そのいっぽう、先週土曜には、どうやら、こしらさんが水道橋博士の応援演説に行っていたようだ。一緒にイベントをやった縁があるからだろうと思うが、義理堅くていいのだけども、談四楼師匠みたいに政治的な信念があるわけではないのに、こしらさんにとってマイナスイメージにならないかを心配する。たとえば、有名人であるダンカンが応援演説をするのとは同じ意味にはならないだろう。義理堅さは芸人らしさでもあるのだが、しかし、応援されている博士のふるまいがいちばん芸人らしくないではないか。

 夕方には新木場のほうまで移動し、京葉線で帰ってきた。新木場は店がなんにもないので困ってしまうが、東京駅での乗り換えの際に、改札内にあるドラッグストアで飲みものを買うのがおそらくいちばん安く済む。品川から京浜急行に乗り換えると電車賃が少し安くなるのだが、品川駅はひどい混みようで、ひとがあふれかえっていた。詳しくはわからなかったが、JRで事故があったようだ。

 今日はスマホを地面に落っことしてしまい、画面は無傷だったが、外枠にヒビが入ってしまった。腕時計が壊れてしまったから、時間を見るために、スマホを頻繁に出し入れしているのがよくない。おまけに、汗でべたついた手をポケットに突っ込むから、ズボンの布が手の甲に貼りついてしまう。帰宅は夜遅くなり、すぐにシャワーを浴びた。

◇ テレビ・雑誌

 録画していた昨夜の「アンタウォッチマン!」を観た。放送時間拡大、爆笑問題特集のゴールデン特番。太田光代、松村邦洋、土田晃之、古坂大魔王、小池栄子がVTR出演した。おおむね知る話が多かったが、漫才で単独ライブをするスタイルは、エディ・マーフィのスタンダップコメディのビデオがヒントになったというのは初めて知ったかもしれない。その当時、レギュラー番組を獲得するための戦略として、単独ライブを年2回、改変期を狙って開催したという話にも驚かされる。爆笑問題の快進撃の裏にはきちんと戦略があり、ただ実力があったから売れたという単純なことでもないのだということに今さら気がつかされた。続けて、通常放送ではこの爆笑問題特集の延長戦があり、そちらでは、学生時代に高田文夫賞を受賞した過去のある田中に、高田先生から手紙が送られていた。それにしても、昨夜は、この爆笑問題特集があったあとに、NHKでは博士の政見放送があったというわけで、浅草キッドとの明暗を感じずにはいられない。玉さんが爆笑問題特集の放送を知っていたとしたら、荒れるのも無理はないと思った。

 昨日、ネットにも出ていた「週刊女性」の記事を、楽天マガジンでも確認した。太田がまた選挙特番のキャスターを務めることにからめて、自宅がある自治体の選挙(杉並区長選)の投票に向かう太田を直撃取材している。水道橋博士が出馬することについても訊かれると、太田「彼とは芸人仲間ですからね。政治信条関係なく、頑張ってほしいですよ」と答えている。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。西川きよしの全国ツアーに出演した話をしていて、テンダラーの漫才がよっぽどすごかったようだ。高田先生のブログから、「ザ・東京漫才」のことも話題にしていた。ラジオを聴きながら、深夜2時前には眠る。

2022年5月30日月曜日

5月30日月曜日/門前仲町にて


◇ 門前仲町・五反田

 早朝に起きあがるが、どうも寝ぼけていて、今が何曜日かわからない。のどにかゆみがあり、風邪薬を飲んでおく。朝から都内に向かうが、なにも食べずにいたら、胃がきゅうっとするほど腹が減る。おまけに寝不足で、ふらふらになった。午後、門前仲町まで行くことになり、ブックオフに寄るが、買える本がなにも見つけられなかった。ブックオフの手前の天かめという立ちそば屋に入り、カツ丼を食べる。550円。

 その後はまた新木場にまわることになるが、朦朧としながら、ブックオフの 11パーセント引きクーポンを使いきらなければならないと思い、東京駅から山手線に乗り、五反田に向かった。2階の売り場からまわり、220円の単行本を3冊、110円の新書を3冊、文庫を1冊選び、千円を超えさせた。トモズに寄り、栄養ドリンクとスフレを買って食べる。大崎広小路から東急線を乗り継いで帰る。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 電車内で、市川真人「芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか」を読み終えた。2010年刊、幻冬舎新書。著者は 1971年生まれ。村上春樹論の部分は面白かったのに、中盤の「走れメロス」論のあたりからは、つまらない比喩をひとりで面白がって使っているようで、読んでいてじつに恥ずかしい本だった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ガキの使い」を2週分、もう中学生24時間インタビューをまとめて観たが、期待したほど面白くならなかった。土曜に放送された「太田光のつぶやき英語」は、XXCLUB のコーナーがついにリモートではなくなった。「トップガン」新作のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーにインタビュー。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生、昨日の「日曜サンデー」を聴いていたようで、外山アナのセリフを面白がって再現する。12時台は、野末陳平先生がゲスト。志ららさんも付き添いで出演していた。90歳の陳平先生、信じがたいようなバイタリティ。「ドライブ・マイ・カー」を映画だけでなく、村上春樹の原作も読んでいる。Netflix、アマゾンプライムも観ているそうで、きっかけは「全裸監督」で、「全裸監督」は2回観たという。「浅草キッド」も観ていて、当時を知っている陳平先生からすると、当時の情景がないのが物足りないと。先生のストリップ好きはよく知られているが、それだけでなく、今はチアダンスを観るために大学野球にも足を運んでいるそうだ。

 ラジオを聴きながらオンライン将棋を指し、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊現代」の伊集院静の連載エッセイを読むと、たけしと2年半ぶりにゴルフをした話を書いていた。

2022年5月25日水曜日

5月25日水曜日/シンオチャノミズ


◇ 新御茶ノ水・新木場

 早朝、聴きながら眠ってしまっていた昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおすと、桑田佳祐や佐野元春らが共演した「時代遅れのRock'nRoll Band」を話題にしていた。この楽曲のことはネットニュースでちらっと見ていたが、内容をよく知らなかった。もう配信も始まっているのだ。そのあとには、「ツギクル芸人グランプリ」の話もしていた。

 今日も朝から都内に。東横線に乗り、無事に座れる。明治神宮前から千代田線に乗り換え、まず、新御茶ノ水に。午前中にベローチェに入り、ひと休み。モーニングセットのカイザーサンド・ベーコンスクランブルエッグを食べた。480円。どういうわけか、夕方には2日連続で新木場にたどりつき、新木場駅改札内のめとろ庵に入り、鶏天丼セットを食べた。690円。


 新木場から有楽町線に乗り、永田町から半蔵門線に乗り換え、渋谷に出る。まんだらけに寄るが、なにも買うものなし。道玄坂を横切り、古書サンエーにも寄るが、ここでも外の均一棚には買うものがなく、しかし、わざわざ渋谷を経由して帰るのに、なにも買わないのではつまらないと思い、店内に入り、勝新太郎特集の「エスクァイア」を見つけ、この1冊だけ買っていく。東横線の各停で眠りながら横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄ると、ここでは買うものがあった。220円の単行本を4冊、110円の文庫本を2冊買い、11パーセント引きクーポンを利用した。

 レイトショーで映画を観ようと思うが、時間が半端で、地下の東急ストアに寄り、飲みものとシュークリームを買い、ジョイナスのベンチで座って食べた。このまま、ここで時間をつぶそうかと思っていたが、しかし、眠気に不安があり、外に出て、ココカラファインまで栄養ドリンクを買いに行った。その前に地下のマツモトキヨシで栄養ドリンクを買おうと思っていたが、レジに大行列ができていたのでやめてしまった。この時間はこんなに混むのか。鶴屋町側から戻ろうとすると、背中をちょんちょんとつつかれ、ふり向くと、ガイジンのグループだ。「Beautiful?」と訊かれ、意味がわからず、黙っているしかなかったが、並んで歩きながら何度も訊いてくる。酔っているわけでもなさそうだし、からかわれているのかもちょっとわからなかった。なにも答えられずにいると、「English?」と訊かれ、わからないということにして、さっさと逃げた。鶴屋町側からJR横浜タワーに入り、上階のT・ジョイ横浜に昇りたかったが、ルートがわからない。店が閉まったあとの時間は、エレベーターにも入れないのか。建物の裏側を歩くと、横浜駅が見え、その向こうには東口のそごうが見える。結局、中央まで戻り、1階に降りてからエレベーターで昇った。


◇ 映画

 T・ジョイ横浜で、「シン・ウルトラマン」を観る。21時5分の回。水曜サービスデイ、1200円。早めに着き、チケットを買い、トイレに入っていたらちょうどいい時間になった。C列の真ん中の席に座る。1975年生まれの自分にとって、ウルトラマンにはさっぱり思い入れはなく、子どものころに再放送で観てはいたとは思うが、おもな知識は、児童向けの怪獣大百科のような本が当時はたくさん出ていたから、それを通じて得てはいたものの、放送の記憶はまるではっきりしない。樋口真嗣監督は10歳上、庵野秀明は15歳上にあたり、ウルトラマンはひとつ上の世代のひとたちのものという感覚なのだが、平成になるとウルトラマンは復活し、ひとつ下の世代もどうやら子どものころにウルトラマンを観ているようで、ウルトラマンに関しては、われわれは狭間の世代だ。だから、「シン・ゴジラ」もそうだったが、「シン・ウルトラマン」もフラットに観るしかないのだが、どちらかというと俳優の演技のほうに興味が向くので、その意味では「シン・ゴジラ」よりも面白かった。西島秀俊は、ここ数年で本当に大好きな俳優になった。

 

 映画は23時過ぎに終わり、帰宅は深夜0時過ぎになった。疲れてしまい、すぐに眠る。

2022年5月24日火曜日

5月24日火曜日/シンジュク・シンキバ




◇ 新宿・新木場

 今日も朝から都内に。昨日寒くなったから、今日はカバンにパーカーを入れていく。昼食は新宿三丁目のあたり、末広亭のある通りにあった「なんじゃこりゃ」という店に入り、とりかつカレーを食べた。920円。満腹。花園神社を少しぶらぶらする。夕方には新木場にたどりつき、デイリーヤマザキに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べた。JRの改札内、BECK’Sにコンセントを見つけ、ここでスマホを充電していく。アイスコーヒーを飲むが、注文はタッチパネル式、セルフレジ。京葉線に乗り、東京駅に出て、品川からは京浜急行に乗り換え、横浜まで戻ってくる。電車内で、角川新書の「ゲームの企画書」2巻を読み終えた。2巻になると、話がまるでわからなくなった。電ファミニコゲーマー編集部による、ゲームのクリエイターたちのインタビュー集。2019年刊。

 横浜の地下の有隣堂に寄り、それから、ヨドバシカメラにも寄り、録画用のDVDを買っていく。上階のユニクロにも寄り、Tシャツを2枚買った。今日は結局、パーカーは着ることなし。夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。ゲストは半藤末利子。黒柳徹子よりも2歳下か。前半に漱石の話をするが、それよりも、夫の半藤一利とのなれそめを語り始めると、口調が楽しそうになり、声のトーンも高くなったのがかわいらしかった。

 そのほか、「IPPONグランプリ」を観て、テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」の蛭子さんの連載コラムは上島竜兵の思い出。深夜0時頃には眠り、深夜3時過ぎに目覚め、タイムフリーで、放送直後の「爆笑問題カーボーイ」を聴きながらまた眠る。

2022年3月17日木曜日

3月17日木曜日/1時間早かった


◇ 新日本橋・八重洲・新木場

 昨夜は地震があり、ろくに眠れないまま、朝から都内に。また少し肌寒くなり、セーターを着ていく。横須賀線に乗り、新日本橋まで。着いてから気がついたが、予定を勘違いしていて、1時間早く着いてしまった。眠くてしかたがなかったのに、もう1時間眠れたのか。革財布を拾うようなこともなく、とりあえず、ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグベーコンを食べた。440円。ここで少し仮眠する。早起きは三文の得とはいうが、眠っていたほうがよっぽど得だ。昼は八重洲にたどりつき、CELTSという店に入り、チキン南蛮を食べた。700円。それからまた、ベローチェに入り、ひと休み。あたまがどんよりする。夜にはどういうわけか、新木場まで行くはめになり、デイリーヤマザキで、コロッケパンを買って食べた。




◇ 読書・テレビ・ラジオ

 ヤフーの乗り換え案内で、料金の安いルートを探し、新木場から有楽町線に乗り、新富町と築地は同じ駅の扱いになり、ここで日比谷線に乗り換えるが、いったん地上に出て、やたらと歩かされることになり、これは別の駅で乗り換えたほうがよかった。中目黒から東横線に乗り換え、横浜まで戻ってくる。電車内で、嵐山光三郎「口笛の歌が聴こえる」を読み終えた。2003年刊、新風舎文庫。親本は1985年。いずれ読まなければとずっと思っていて、だいぶ前から手元にあった本だが、この本、読むまでずっとエッセイだと思い込んでいた。嵐山光三郎の自伝的青春小説なのだ。おおっと思う人物の名が出てくるたびに付箋を貼りながら読み進めていたが、最後まで読むと、巻末にはご丁寧に人物索引が載っていた。唐十郎との関係は、これを読むまでぜんぜん知らなかった。唐十郎はこの文庫の解説も書いている。安西水丸とも古いつきあいで、最初は本名(?)で登場していて、途中でこれは安西水丸なのではと気がつく。嵐山本人だけが実名でなく、どれが嵐山なのかよくわからずに読んでいたが、あとがきを読むと、ふたりの登場人物が嵐山の分身ということだ。嵐山光三郎といえば、われわれの世代にとっては「いいとも増刊号」編集長であり、テレビに出ているひととして認識したのだが、今の時代からすると考えられないくらいに、あの時代は、なんだかわからないひとがたくさんテレビに出ていた。まさにその時代に最初の単行本は出ている。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、五木ひろしがゲスト。後半には村治佳織も登場する。昨夜の「あちこちオードリー」は、ニューヨークと井上咲楽がゲスト。番組30分過ぎたあたりで、緊急地震速報が入っていた。観そびれていた先週の「ゴッドタン」は「コンビ大喜利グランプリ」という企画。ラランド、真空ジェシカ、モグライダー、錦鯉が出演する。モグライダーは先日の「刺さルール」でも大喜利をやっていたが、ともしげの馬鹿な面白さは「刺さルール」ではまるで引き出されていなかった。タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」もようやく聴くと、海老蔵批判のツイートについて、名前は出さずにだが、喜利彦氏のことをしゃべっていたのにははらはらさせられる。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、深夜0時前に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...