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2022年12月7日水曜日

12月7日水曜日/「THE MANZAI」など

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。寒い。午前中は、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」では、年間テレビ出演本数ランキングの発表があり、春日も出演した。エム・データ調べでは、春日が1位に。エム・データでは再放送もカウントされるため、生放送が多いと不利になるようだ。ニホンモニター調べでは、春日は3位。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・大川栄策)を聴きながら少し眠る。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。今朝は漫才協会の理事会があったそうで、球児好児師匠が漫才で使う一斗缶のフタが多すぎるので捨てたほうがいいんじゃないかという会議があったという。14時台は、AMEMIYA がゲスト。AMEMIYA の口調がもうずっと面白い。ラジオを聴きながら楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の「熱闘スタジアム」は「「オレたちひょうきん族」を語ろう」というテーマ。三宅恵介、渡辺正行、山田邦子という3人の座談会。

 ブログをもうひとつ更新して、午後も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松本明子がゲスト。実家じまいの話を中心に、父のエッチな本はみうらじゅんさんに引き取ってもらったという話をここでもしていたが、徹子さん、みうらじゅんを認識してるんだろうか。

 今日は外出せず、部屋で読書。土屋惠一郎「世阿弥 風姿花伝」を読み終えた。2015年刊。NHK「100分de名著ブックス」の1冊。2014年に放送された番組のテキストを底本としている。この番組、何度か録画したことはあるのだが、録画したままで、一度も観たことがない。この「風姿花伝」の回も録画すらしていないのだが、それはそれとして、単に「風姿花伝」をわかりやすく解説している本として読んだ。芸能に興味を持ち続けてきたわりには、「風姿花伝」のことはつい最近までまるであたまになかったのだが、どういうわけか、ごく最近になって、「風姿花伝」が話題にされている場面に立て続けに出くわし、にわかに、知らなければまずいのではと思い始めるようになった。今が学ぶべきときなのだろう。

 夜もまた、録画していたテレビ番組を。日曜に放送された「THE MANZAI」を観た。トップのタカアンドトシの漫才のあと、最高顧問の開会宣言、たけしのコントをきっちりやってくれるのが嬉しい。以降、途中まで観ようかと思っていたが、3時間すべて、一気に観てしまった。出演順に、アンタッチャブル、フットボールアワー、霜降り明星、ナイツ、ミルクボーイ、千鳥、華丸大吉、サンドウィッチマン、パンクブーブー、銀シャリ、マヂカルラブリー、錦鯉、からし蓮根(プレマスターズ枠)、テンダラー、かまいたち、海原やすよ・ともこ、おぎやはぎ、笑い飯、NON STYLE、ミキ、中川家、爆笑問題。いつもこの番組だけは出演しているウーマンラッシュアワーがいないことが気になったが、Spotify で、村本大輔のポッドキャストをチェックしてみると、その反響を受け、こちらでたっぷりと語っていた。今回の「THE MANZAI」は、村本のほうからお断りしたとのこと。爆笑問題、ナイツ、ウーマンラッシュアワーは、情報の正確さを確認するため、事前に時事ネタのチェックが入るというのは知らない話だった。少し眠り、深夜、朝までにブログの更新をもうひとつ。

2022年6月22日水曜日

6月22日水曜日/「ザ・東京漫才」再び


◇ 赤坂見附・秋葉原・浅草

 早朝に目覚め、外出前に、録画していた昨夜の「刺さルール」だけ観ていく。バイク川崎バイクに密着し、小説家としての面を紹介していた。朝から都内に。横浜駅で降りる際に、パスモが反応せずに自動改札に引っかかってしまった。劣化していて、交換してしまわないと煩わしいことが続く。横浜から東横線に乗り換え、ホームには行列ができていたが、うまい具合に座れた。渋谷から銀座線に乗り換え、まず、赤坂見附まで。それから、岩本町のほうに移動し、まだ時間が早かったが、腹が減り、小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。660円。食べている最中に店員のおばさんがそば湯をもってきてくれたのだが、まだ早いと思い、断りそうになってしまったが、置いといてもらえばいいだけのことだった。どうも、そば湯の作法がわからない。そういえば、サンドウィッチマンのラジオで、中尾彬はそば湯のときにネギを入れるという話をしていて、ちょっと試してみたが、しかし、中尾彬は小諸そばでは食べないだろう。

 ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒー。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。夕方、秋葉原のブックオフに寄ると、なかなかいいものがあり、110円の文庫本を3冊、220円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買う。今度は稲荷町に移動し、もう1店、ブックオフに寄るつもりでやってきたが、腹が減ってしまい、その前にマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べた。スマホの充電もしながら、また少し読書をする。稲荷町のブックオフでは、110円の文庫本を4冊、110円の新書を1冊、220円の単行本を2冊買った。浅草まで歩き、途中、まいばすけっとを見つけ、栄養ドリンクを買って飲んだ。今日は参院選の公示日で、歩いていると、選挙の掲示板にポスターが貼られているのを目にする。ツイッターを見ると、今日の昼には水道橋博士が浅草東洋館の前で街頭演説をやったようで、時間が合えば見物したかった。ダンカンも応援に駆けつけたようだ。




◇ 演芸会

 18時半過ぎ、浅草東洋館に。漫才協会の主催公演「ザ・東京漫才」の2回目。前回は昨年末に行われ、これが異常な面白さだったから第2回の開催を心待ちにしていた。エレベーターを上がり、入り口のところで、空さんにひさしぶりに会った。いつぶりだか覚えていないくらいだが、空さんが事務員になっていなかったら漫才協会の状況もかなり違っていたはずで、影の大功労者だ。今回もなかなかいい席を買うことができ、4列目の通路脇の席に着く。19時開演。まず、ナイツが登場し、企画説明など。それから漫才が5本。出演順に、おせつときょうた、カミナリ、ハマカーン、球児好児、ナイツ。今回は漫才協会のなかでは新しいメンバーが多く、カミナリ、ハマカーンと続くと、なかなか豪華だ。球児好児は逆さ言葉のネタだったが、カミナリも「てぶくろ」を逆さに言わせたりするネタで、まなぶが通風で動けなかったりするところなども、球児師匠と似てしまっていた。ナイツの漫才は、塙さんがやたらとカタカナ語を使いたがるところから、英語のヤホー漫才という展開になる。休憩を挟み、後半は前回と同じく、トークコーナー「漫才師の漫才史」。高田先生、球児好児、ナイツという顔ぶれも前回と一緒だが、今回は球児好児が登場する前に、前回のまとめを土屋さんが読みあげるところから始まった。そもそもは東京の漫才の歴史をふり返るという趣旨だったのだが、すっかり、球児好児の歴史をたどる会になってしまった。いや、球児好児というよりも、おもに球児師匠の歴史なのだが、それを詳細に記憶しているのが好児師匠なのが可笑しい。石原プロにいた時代の話になると、石原プロの入っていたビルのフロアマップから語られる。この石原プロからホリプロにいた時代の話は「ラジオショー」にゲストで出た際にもしゃべっていたような気がするが、ナイツがまるで記憶していないし、知識もないから細部を拾えないのが惜しい。球児好児がいかに華々しい時代の芸能界を経験してきたかということに改めて驚くし、迫力も感じる。そのころのホリプロには井上陽水や浜田省吾も所属していたことが新たに語られたりもしたが、なぜか話はいきなり飛び、相原勇の「ピーターパン」に出演した際に借金を返せたというところで今回は終わってしまった。

 21時過ぎに終演し、明日の予定もあるため、のんびりするわけにはいかず、すぐに帰る。浅草駅から浅草線、京浜急行直通で横浜まで。電車内で、井上麻矢「夜中の電話」を読み終えた。2021年刊、集英社文庫。親本は2015年刊。著者は井上ひさしの娘で、現在はこまつ座の代表。つい先日、赤塚りえ子と一緒に「徹子の部屋」に出ていたのを観て、それをきっかけに読んでみたのだが、そもそも、家族構成もよく知らなかったし、「徹子の部屋」を観ていなかったら、イメージをうまくつかめなかったかもしれない。今日は浅草つながりということでもあって読んでいたのだが、井上麻矢は自身の原風景として、幼いころに連れていかれた浅草の街を挙げ、乞食のキヨシと井上ひさしが立ち話をしていたすがたの記憶などが書かれている。

 横浜駅まで戻ってくると、いつ雨が降ったのか、地面が濡れていた。ドン・キホーテに寄り、買いものしてから、夜遅くに帰宅し、ポッドキャストを聴きながら深夜0時過ぎには眠る。

2021年12月7日火曜日

12月7日火曜日/品川駅港南口


◇ 品川・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は品川の港南口、包丁やという店に入り、ランチメニューの若鶏から揚げのセットを食べた。ご飯大盛り、味噌汁、生卵、漬け物がつき、650円。品川からすぐに帰らず、どこかに寄っていこうと思い、東海道線で川崎に移動する。近代書房の向かいのベローチェに入り、まずはひと休み。疲れがひどく、読書はまるでできない。雨の予報が出ていて、傘をもって出てきたが、16時過ぎでもまだ降らない。ベローチェを出て、近代書房に寄るが、なにも買わず、ひさしぶりに朋翔堂にも足を延ばすが、こちらも買うものがない。モアーズのブックオフにも寄り、こちらでは5冊買った。220円の単行本を2冊、220円の新書を1冊、220円の文庫本を1冊、110円の文庫本を1冊。川崎駅の反対側、ラゾーナの丸善にも寄ってから帰った。帰宅直前に、ようやく小雨が降る。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜に帰宅し、土曜に放送された「IPPONグランプリ」を観た。この番組を観るのはひさしぶりで、いつも録画はしておくが、観ないうちに録画残量が足りなくなり、消去してしまうことが続いていた。大喜利にはどうも興味が薄い。放送中の「セブンルール」も追っかけ再生で観てしまう。この番組もめったに観ないが、今週からは3週連続のお笑いスペシャルになるようで、興味をもって録画しておいた。まず1週目は、蛙亭イワクラに密着。劇場のバックヤードの場面で、ネルソンズが映り、しゃべっていた言葉がテロップにもなっていたのに、発言者は「芸人」と表記され、名前を出してもらえないのはあんまりだと思った。「セブンルール」のスタッフ、ネルソンズも知らずにお笑いスペシャルかよ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「ニューズウィーク日本版」は櫻井翔が表紙で、「櫻井翔と「戦争」 埋没した家族の記憶」と題したノンフィクションを掲載していた。2週連続企画だそうで、今週前編に目を通すと、12ページにわたり、櫻井翔自ら文章を書いている。そういえば、櫻井翔はあるテレビ番組で、辺見庸「もの食う人々」を愛読書に挙げていた。

 タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、漫才協会の理事会の話から、またまた球児好児の話題に。先週の東洋館では語りきれなかった話がまだまだたくさんあるようだ。それから、ケイさんから談笑一門の話になり、ナイツが佐賀の旅館の落語会で一緒になった先代円歌の話など、面白い話が多かった。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を。聴きながら眠ろうとするが、なかなか眠れず、うとうとしていたが、深夜3時過ぎに目が覚め、改めて眠りなおす。

 

2021年12月1日水曜日

12月1日水曜日/「ザ・東京漫才」

◇ 上野・浅草

 朝、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、大槻ケンヂがゲスト。昇太師匠、昨日、ナイロンを観てきたといって、ケラの話から始めるこのサブカルチャー教養度の確かさ。高田先生がよく「芸能IQ」ということをいうが、乾貴美子とともに、水曜日は「サブカルチャーIQ」が高いのだ。午後はそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。

 14時前から外出。外に出ると風が強く、髪がすぐにぼさぼさになった。まず、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、横浜に移動し、御徒町に向かった。上野広小路のブックオフに寄るが、まるでいいものがなく、110円の文庫本を1冊だけ買った。アプリの100円引きクーポンを利用すると、10円で買えるのだからただみたいなものだ。店内には中年男のビームせどりがいて、品のよさそうなおじさんだったが、片手には白手袋をはめてバーコードを読んでいた。ブックオフを出て、アメ横を通り抜け、稲荷町方面に歩いていく。もう1店、稲荷町のブックオフではいいものが買えた。110円の文庫本を5冊と、220円の単行本を1冊買っていく。さらに、浅草まで歩き、てんやに入り、天丼を食べた。この店、記憶もあやふやだが、たしか、以前はセルフサービスになっていて、めんどうな店だと思ってしばらく敬遠していたが、ひさしぶりに入ってみたら普通のてんやに戻っていた。




 あとの予定まで1時間ぐらいあり、ROXのドトールに入り、読書をする。Netflix の映画にそなえ、「浅草キッド」を再読しておきたくなった。いったい何年ぶりに読むだろう。まず、第一章を読みなおしただけで興奮してしまったが、新宿で青春時代を過ごしていたたけしが、なぜ浅草に向かったのかという最大の謎を、長年、「浅草キッド」の冒頭を読みなおさずに考えていたのは迂闊としか言いようがない。ざっと再読しようというつもりだったが、ていねいに読めば時間がかかるだろう。新潮文庫のカバーデザインが南伸坊であることにも改めて気がついた。


◇ 演芸会

 18時半過ぎ、浅草東洋館に。「ザ・東京漫才」という漫才協会の公演を観るためで、高田文夫先生が外部理事に就任し、それを記念した初めての企画とあれば、観逃すわけにはいかない。会場に着いてから、外の看板にある貼り紙で、昭和こいるの休演を知った。先月の漫才協会の席に続き、今回も休演か。入り口が少し混み合い、階段を昇っていくひともいたが、東洋館はやはり、エレベーターで上階にあがるほうが気分が出る。今日は指定席で、早くチケットを買ったから、前のほうの席になった。3列目だが、最前列は客を入れていなかったから、実質、2列目だ。

 19時開演。まず、ナイツとU字工事が登場し、企画説明などを。しかし、前説の必要がないくらいに、今日の客席は最初から熱気があった。そのあとは、漫才が5本続く。出演順に、ロケット団、ビックボーイズ、U字工事、球児好児、ナイツ。ここにビックボーイズが混じるのが珍しいが、なべかずおがフランス座で修行経験があるためだ。漫才はあいかわらずだが、パントマイムも披露した。球児好児は先月に観た際に驚かされたが、またも国定忠治のネタで、やっぱり、現在の球児好児はすさまじく面白い。ナイツは、漫才のスタイルがなぜかミルクボーイや鬼越トマホークみたいになってしまい、時事ネタ漫才をやろうとすると、今度は、球児好児の「ゲロゲーロ」のネタのスタイルになってしまう。ラジオでしゃべっていた独演会でやったネタというのはこれかとわかり、観ることができて嬉しかった。仲入りを挟み、後半はトークコーナー「漫才師の漫才史」となり、高田文夫先生が登場する。球児好児のふたり、ナイツのふたりも椅子につく。しかし、東京の漫才の歴史をふり返るはずの企画が、その前に、球児好児の歴史をふり返っていたら、これが異常に盛りあがってしまった。球児師匠の名古屋時代の話は、数年前の「お笑いセメントマッチ」にコント青年団(服部健治は球児好児の弟子)がゲストで出た際に触れられ、それで少しは知っていたが、その経緯の詳細が抱腹絶倒の面白さ。もう涙を流しながら、笑いどおしだった。しかも、球児好児ヒストリーでさえも、下積み時代までしか語りきれず、まだまだ全貌がわからない。もともとの企画内容とはまったく違ってしまったが、これはちょっと、なかなかないくらいの異常な面白さの会になった。トークに途中から加わるはずだったなべかずおも、最後に呼ばれ、宴会芸を見せるだけという変な出番になる。なべかずおと一緒にフランス座で修行をしていたのが浅草キッドで、浅草キッドの名が出て、それから映画「浅草キッド」の告知が最後にあった。2時間弱で終演。幕が閉まり出すと、閉まりかけの幕のあいだから球児師匠が顔を出し、「ゲロゲーロ」のひとことに沸いた。帰り際、客席に泉麻人を発見する。入場時はエレベーターを使ったので気がつかなかったが、塙さんの新刊に合わせ、今日の出演者を野球カード風(?)にしたものが階段の壁に展示されてあったが、じっくりと見ることもできず、下に降りてしまう。

 浅草駅に向かうのに、新仲見世を通ってみると、「浅草キッド」の宣伝の垂れ幕がずっと並んでいた。仲見世に出て、雷門をくぐり、浅草駅に着く。時間がまだ早いので、銀座線に乗り、渋谷経由で帰った。





 帰宅は夜遅くなり、録画していた「あちこちオードリー」をすぐに観た。ゲストは、ビビる大木とAマッソ。大木の「笑う犬」の苦労話が面白く、この番組では「はねトび」や「めちゃイケ」の裏話もよく語られるが、当時のフジテレビのコント番組のスケールの大きさを感じはするものの、80年代のフジテレビが築いた遺産の、そのあとに入社してきた社員たちがいかに調子に乗っていたかという話にも感じられる。だからフジテレビはだめになったという話だ。

 タイムフリーで、「ロケット団の定例ラジオ」の今日の放送を聴き、それから、Spotify でニューリリースのチェックをしたりなど。そういえば、球児好児が「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲストで出た際にしゃべっていたことを思い出し、Spotify で「百恵ちゃんまつり」を聴いてみた。球児好児はどうやら「百恵ちゃんまつり」という山口百恵のコンサートに出演しているらしいのだが、これはライブ盤のレコードになっていて、Spotify でも聴けるのだ。ところが、「百恵ちゃんまつり」は第4回まであり、ミュージカル仕立てになっていて、芝居の部分に出ているのだと思うが、クレジットもなく、どこに出ているのかもわからない。順番に聴いていく以外に確認のしようがなく、声だけの判断では確証もないが、しかし、第4回を少し聴いてみると、「私は神の子?」という曲のあとの芝居に出てくる「うるせえなバカヤロウ!」のセリフは間違いないだろう。真相はいずれ突き止めるとして、深夜2時頃に眠る。

2021年11月6日土曜日

11月6日土曜日/おぼん・こぼん現象

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、「木梨の会」を少し聴いていたら、ジミー入枝の歌が流れる。この番組はときどきしか聴いていないからわからないが、ジミー入枝は憲武ともどうやら交流があるようだ。録画していたテレビ番組をいくつか観て、9時からは「ナイツはちゃきちゃき大放送」をつけていた。オープニングでは、塙さんが観てきた、昨夜に武道館で開催された「風街オデッセイ」の話をする。「常連さん」はえのきどいちろう。このコーナーは、新庄新監督の話題だけで終わってしまった。

 午前中から外出。レターパックを出すため、横浜東口の郵便局に寄り、それから、京浜急行に乗る。電車はそれなりに混んでいて、コロナの時代はいよいよ過去のようだ。都営線直通、大門でようやく座れて、少し眠ることができた。

◇ 浅草

 浅草にやってきたのはずいぶんひさしぶりで、昨年末以来ではないだろうか。浅草駅から雷門方面の出口に出ると、目の前に、いわもとQができていた。六区のアーケードに入ると、ダウンタウンのくら寿司の広告がぶらさがっている。浅草なのに、ダウンタウンにお出迎えされるというのも妙な感じだ。





 やっぱり、現在のおぼん・こぼん現象を目撃しておかなければまずいだろうと思い、いてもたってもいられず、なんとか都合をつけて、昼間から浅草東洋館にやってきた。今日は漫才協会のお客様感謝デーだとかで、通常は2500円のところが、2000円で入れる。タイムテーブルを見ると出演者もよく、観るなら今日がいいだろうと思った。11時40分頃に到着し、チケットを買い、エレベーターで上階にあがる。この時間はまだ、さすがに空いていた。なんとなく、いつも下手側前方に座ることが多く、今日もそのあたりに座った。

 12時開演。まず、第一部は、出演順に、新宿カウボーイ、ぽ〜くちょっぷ、なにわプラッチック、らくや・てんや、たぬきごはん、春風ふくた、仲入りを挟み、BOOMER、ふじいあきら、京太・ゆめ子、ねづっち、山口君と竹田君。仲入り時に、ロビーからきゃあきゃあ声が聞こえると思ったら、どうやら、誰かが楽屋入りするところだったようだ。もしかすると、おぼん師匠かこぼん師匠だったのか、客席からロビーに客が詰めかけ、ちょっとした撮影会になっていた。前半は、10分間観るのもちょっときついと思うコンビもいたが、後半はぐんと華やかな顔ぶれになった。BOOMER なんかは「タイタンシネマライブ」でさんざん観ている紙芝居のネタで、またかと思ったが、ここで観ると不思議と面白かった。ふじいあきらのマジックは鮮やかで楽しい。京太・ゆめ子師匠はかわいらしく可笑しかった。ねづっちさんはおなじみのなぞかけを最後にやったが、客席からお題をとると、「コロナのコロッケを食べたい」というやばいお題が出て、変な雰囲気になった。第一部の終わりごろから、気がつくと、客席後ろには立ち見がいた。まだ増えるだろうから、隣りの空席に置いていた荷物を床に置き、詰めて座りなおしておく。

 第二部は、出演順に、舎弟、笑組、うすくら屋、ドルフィンソング、芸人THEブラスト、はたけんじ、仲入りを挟み、カントリーズ、ホンキートンク、ぴろき、おぼん・こぼん、球児・好児。まず、舎弟、ドルフィンソングという若手2組が気になったが、意外といやな漫才ではなかった。舎弟はちょっと尖ったところがある。ドルフィンソングは旧北野のTAP所属のコンビで、イケメン風だが、ネタはきちんとしていた。漫才人生の終着駅のように漫才協会にたどりつくコンビも多いが、この2組はそうではないところが気になる。笑組さんはお互いに感謝をし合うという観たことのないネタで、すごく面白かった。新ネタだろうか。客席の笑いもここまでではいちばん大きかった。はたけんじを観るのはひさしぶりだったが、芸人臭さがたまらない。はたけんじが第一人者である、三波春夫、加藤茶のものまね、かつてレコードを出したという「演歌・ペッパー警部」も歌い、その合間の漫談も面白い。カントリーズも好きなコンビだが、短いネタをつなぐかたちで、がちゃがちゃな漫才になっていて、つい最近まで「M-1」で勝ち残っていたから、そのためにフォームをずいぶん改造したんじゃないだろうか。新生ホンキートンクを観るのも初めてだった。旧コンビと同じネタをやっているのかわからないが、金翁の孫は、トシがやっていた役割を見事にこなしている。ネタが少々古びている感じはしたが、きれいな漫才で、好きなところはたくさんある。そして、期待のおぼん・こぼんだが、どれだけ盛りあがるかと期待したが、さすがにオンエアから1ヶ月も経っているから、だいぶ落ち着いたのかもしれない。タップダンスから始まるステージは、オンエア直後だったら観客は熱狂しただろう。しかし、今回の件の前後で、芸にはどれだけの違いがあるだろうかという気もした。おぼん師匠がやけに大声で突っ込む場面があり、また仲が悪くならないかと、そこだけははらはらする。トリは球児・好児。球児師匠はからだがかなり動けなくなっているのか、大丈夫かなという感じだったが、好児師匠が陽気に突っ込みまくるのがじつに遠慮がない。それに対して、球児師匠がぼやくように応戦するのがやたら可笑しかった。意外や、今日いちばん笑わされたのは、おぼん・こぼんではなく、球児・好児だった。球児がパワフルに動きまわるかつての漫才をもちろん知っているから、好児のほうが強く見える今のスタイルが新鮮で、老いとともにこういうふうになっていくのかと、感慨があった。ネタはおなじみの国定忠治だが、球児師匠は、漫才の最中にめくりにつかまって休んでいる場面もあったほどで、立っているだけでも本当は疲れるのではないか。なのに、好児師匠は球児師匠のあたまを、缶のフタで思いっきりひっぱたく。おぼん・こぼん然り、球児・好児然り、漫才師の歴史をリアルタイムで追いかけられていることに興奮もした。今日は本当は昭和こいるも出演者だったのだが、休演になっていたのが惜しい。

 16時半過ぎに終演し、浅草から稲荷町方面に歩き、ブックオフに寄った。しかし、わざわざ寄ったのに、たいして買うものはない。110円文庫本を1冊だけ。これだけではつまらないので、そのまま、上野まで歩いてしまう。どこかで食べていこうと、店を探しながら歩き、外に看板が出ていたレモネードという店に入ってみた。エレベーターで3階にあがると、ミリタリーグッズの店があり、その店の一角にカウンターがあるだけの店だった。タコスの店のようだが、外の看板にあったニンニクカレーを食べる。600円。屋台のような店で、スプーンはプラスチックの使い捨てのものだ。水も出してもらえず、お願いしたら紙コップで出してくれた。注文してから辛口だと知ったが、食べられない辛さではなく、美味しかった。



 上野でもブックオフに寄り、こちらでは110円文庫本を5冊買う。御徒町のベローチェに入り、ひと休みする。食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。コンセントがあり、スマホの充電ができた。滞在時間、1時間ほど。御徒町から山手線、品川から京浜急行に乗り換え、横浜まで帰ってくる。横浜西口のドン・キホーテに寄り、安い靴を1足買ってから帰った。

 帰宅は夜遅くなり、眠るまで読書をする。松倉久幸「起きたことは笑うしかない!」を今日一日で読み終えた。読むなら、浅草に行くときがいいだろうと思っていた。2019年刊、朝日新書。東洋興業の松倉会長だが、この時点で83歳。「江戸まちたいとう芸楽祭」などですがたを見ると、とにかく笑い声が印象に残る会長だが、意外とロジックをもっているのだとこの本を読むとわかる。フランス座の芸人たち、それから、志ん生、馬生、志ん朝についても語られている。「タイガー&ドラゴン」撮影時に、雑談が面白かったという宮藤官九郎。踊り子たちと楽屋の風呂に入っていたという永井荷風の描写も面白い。フランス座の命名者は永井荷風なのだ。深夜0時前に眠る。

2021年9月4日土曜日

9月4日土曜日/巣鴨・駒込・本郷

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めて、録画していた昨夜の「ネタパレ」を観ると、後半はものまね特集で、ゆず姉&むらせが三浦瑠麗と古市憲寿を、ガリベンズ矢野がひろゆきのものまねをやっていた。いよいよ、このあたりがものまねの対象になってきた。「タモリ俱楽部」には、ハライチがふたりそろって出演し、「浦和総選挙」という企画。埼玉には「浦和」と名のつく駅が8個もあり、そのなかから「浦和神セブン」を決めるという、これはいい企画だった。

  聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」も、引き続き、順番に聴いていくが、水曜のオープニングでも、前日に話していた、球児好児の映像が見つからないという話の続きをしていた。火曜の話は、「ゲロゲーロ」のネタが YouTube にないところから始まり、商品化されているものがないかとアマゾンで探しても見つからない。そういえば、水道橋博士のライブで、ほたるゲンジが「ゲロゲーロ」のネタをコピーしていたことを思い出すが、ほたるゲンジはナイツが「ゲロゲーロ」のネタをやっている動画をもとにコピーしたのだという。ナイツがその漫才をやった番組を思い出し、その映像はマセキで保存されているはずだと調べたら、その時期は担当マネージャーが違い、それだけがなぜか保存されていなかったという話だった。最終的には、「漫才大行進ゲロゲーロ!」に球児好児が出演している回をチェックしていき、最終回に「ゲロゲーロ」をやっていたのを発見するのだが、水曜は、そのナイツのコピー版を録画していたというリスナーから、文字起こしが送られてきた。それから、話題はVHSの録画の思い出になっていき、塙の兄(長男)が深夜番組を録画していて、エロい番組かと思って再生してみたら、「カノッサの屈辱」という「すげえ真面目なやつだったからぜんぜん面白くなかった」という話をしていた。「カノッサの屈辱」をそういう番組と認識していることに驚いたが、もしかすると、教養番組のパロディだとわかったうえで面白くないと言っていたようにも感じられた。そのあとには、前日に開催された「芸人憲法学読本」というライブの話をしていて、とても面白そうだったが、しかし、2500円出して配信を観るほどのものだろうか。

 今日は朝から都内に。小雨が降り、肌寒く、パーカーを着ていく。横浜から東横線で渋谷に出て、渋谷から山手線に乗った途端、自分のそばに立っていた男に、タトゥーだらけの男が詰め寄ってきた。どうも、その男に写真を撮られたと思ったのか、それとも実際に撮ったのかわからないが、スマホのアプリを開かせる。すぐそばでそのやりとりをやられて、どうなることかと思ったが、写真はなかったようで、タトゥーだらけの男は別の車両に歩いていった。


◇ 巣鴨・駒込・本郷

 巣鴨に行く用があり、時間がかかる予定だったが、すぐに片づいてしまい、予期せぬ時間ができた。巣鴨は6月に一度、志學亭に寄るためにきているが(入れなかったが)、周辺にはもう寄るところはなく、グーグルマップを見て、駒込に行ってみようかと思う。福音館書店が巣鴨にあることを知らなかった。福音館書店の建物の手前を左に曲がり、まっすぐ進むと駒込駅に出る。六義園というのがあり、門は閉まっていたが、その目の前に地下鉄の出口があり、すくそばにドトールがあった。横断歩道を待っていたら、曲がろうとしているクルマの後ろのクルマが激しくクラクションを鳴らす。そんなにもたついていたようには見えなかったが、少し進むとすかさず追い抜き、横に並ぶと、停止線がどうのこうのと怒鳴りつけていた。そんなにコワモテ風の男にも見えなかったが、今日はいらいらしている人間が多いのか。あおり運転があれだけニュースになっても、それに近いことをやるという神経がわからない。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。ミルクとガムシロをとったつもりが、ミルクをふたつとっていて、席は2階にあり、1階に戻るのもめんどうなので、アイスコーヒーにミルクをふたつ入れて飲んだ。コンセントがあり、スマホの充電をする。


 寄れそうな古本屋をグーグルマップで検索してみると、そういえば、BOOKS青いカバが駒込だった。青いカバを初訪問。外の均一本から、一冊だけ買っていく。パソコンに向かって作業をしていた小国さんに、「こんにちは、ご無沙汰してます」と声をかけたが、誰だかわかってもらえなかった。駒込駅まで戻り、南北線で東大前に移動する。本郷の古本屋はまだまわったことがなく、この機に行ってみようと思った。ところが、行ってみると、ほとんど閉まっている。そもそも、今は大学が休みなんだろうか。しかたなく、ただ散歩ということになり、本郷三丁目まで歩いた。ようやく昼食ということにして、キッチンセブンという店で、サービスランチを食べた。ハンバーグとカニクリームコロッケ、ソーセージ、ナポリタンの盛り合わせに、スープ、ライスが付く。600円。






 これ以上、無闇に歩くのもいやになり、本郷三丁目から丸ノ内線に乗り、霞ヶ関から日比谷線に乗り換え、中目黒から東横線の各停に乗った。途中から座れ、眠っていくが、元町・中華街駅まで眠り、横浜駅まで戻ってきた。ビブレのブックオフに寄り、5冊買う。ジョイナスの地下に潜り、有隣堂にも寄っていく。

 夜に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨日の「A-Studio」(ゲスト・松田龍平)を観た。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴き、聴きながらオンライン将棋を指し、またテレビを観ることにして、「Nキャス」を追っかけ再生で観ながら、本の登録をした。テレビは途中で切りあげ、23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら眠った。

2021年9月3日金曜日

9月3日金曜日/辞任の意向

◇ ラジオ

 朝8時半頃に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今日も雨降り。午前中に、近所の郵便ポストに投函に行く。それから、録画していた昨夜の「つぶやき英語」を観た。ずいぶんひさしぶりの放送で、2か月ぶりの収録だったようだ。XXCLUB の映画コーナーで紹介していた「テーラー」というギリシャの映画は、ちょうど、「週刊文春」のシネマチャートでも扱われていて気になっていた。

 11時半からはラジオをつける。「ビバリー昼ズ」は伊藤克信がゲストで、森田芳光の話をしていた。森田芳光の全監督作のブルーレイボックスが発売されるというので、特設サイトを確認してみると、なんと、「そろばんずく」だけは収録されていないのだ。版権元許諾が得られずに収録ができなかったという注意書きがしてある。ニュースの時間には速報が入り、なにかと思えば、菅総理が辞任の意向だという。総裁選不出馬を表明したというので、録画していた「徹子の部屋」も中止になり、「ワイドスクランブル」が延長していた。代わりに録画されていたそれを、せっかくだから観てみると、総理の会見はわずか2分ほどしかなかった。

 夕方、駅前の郵便局まで、レターパックを出しに行く。小雨が降り、寒くて、パーカーを着ていく。二俣川まで歩き、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。金の計算をして、それから、読書をする。滞在時間、2時間ほど。帰りには雨は止み、ちょっと蒸し暑くなった。

◇ 再びラジオ

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を順番に聴いていくが、火曜のオープニングでしゃべっていた、球児好児の「ゲロゲーロ」のネタの動画が見つからない話は、謎めいていて面白かった。

 先週の「HONMOKU RED HOT STREET」も聴きそびれていた。1曲目にかけていた、Mighty Crown & SAMI-T「Internet Bad Boy」が強烈。この週も、スモーキーテツニは濃厚接触者のため、横山剣さんひとりの放送だった。2曲目は、グッチ裕三も大好きだというエル・チカーノ。3曲目は、所ジョージ「中国民話・白蟹傳」という、この曲は初めて聴いた。「ホング・コングの逆襲」というLPの収録曲。そのあとには川谷拓三の曲もかけるし、この番組の選曲はこれだから聴き逃せない。

 夜にまた、ブログの更新をしようとすると、やたらに時間を食う。深夜に映画を観たかったが、明日は朝から用事があり、あきらめて、深夜0時過ぎには眠った。

2021年6月16日水曜日

6月16日水曜日/平和の森公園






◇ 平和島・大森

 今日は朝から都内に。小雨。2ヶ月ぶりに平和島まで行くことになり、今度こそ、平和の森公園を歩いてみようと思い、グーグルマップを見ながら歩いていたら、「歩きスマホすんな!」というガキの声が頭上から聞こえた。俺に言ってるのかと思い、かっとなったが、相手にしないほうがいいと思い、そっちのほうは見向きもせずに歩き続ける。近所の家の二階の窓から言ってるような感じがしたが、まあ、ガキのほうが正しいから、かっとなるほうがおかしいが、ガキに馬鹿にされるようなおとなになっちまったかと思うと情けない。近くにデイリーヤマザキを見つけ、コロッケパンを買い、平和の森公園のベンチで食べた。もはや、平和もクソもあるかという気分である。ボートレース平和島が目と鼻の先で、2ヶ月前と同様、ここまできたら寄っていくのが成り行きかと思ったが、行ってみると、幸か不幸か、どうやら今日は開催していない。何曜日に開催しているのかもわからないくらいには素人だ。ビッグファン平和島のフードコートで食べていこうかとも思っていたが、まだ15時前だったが、半分くらいの店がもう閉まっていた。レースのない日はそんなものなのか。

 平和島から大森まで歩く。地図で見ると、京浜急行の平和島駅に行くのも、大森海岸駅に行くのも距離は違わない。途中、神社の御神木が目に入り、この木はなんの木だろう、気になる木だなと思い、気になる木を写真に撮りながら歩いた。大森海岸駅のところで曲がり、大森駅方面に進む。西友のブックオフに寄り、じっくりまわるが、いい本がぜんぜんない。1冊だけ買っていく。遅い昼食になり、ニイハオという店に入ってみた。ランチメニューの看板が出ていて、17時までランチをやってるというのでここに決めた。豚肉とキクラゲ・玉子炒め。ご飯、サラダ、スープ、杏仁豆腐がついて、たったの 600円。とても良心的な価格。帰り際、壁に有名人の写真が貼ってあることに気がつき、ぱっと見て、片桐はいりだけはすぐにわかった。どこかで読書していくつもりだったが、眠くてたまらない。京浜急行の各停なら座れるだろうと思い、大森海岸駅まで戻り、横浜まで眠っていく。有隣堂に寄り、それから、ビブレのブックオフに寄る。ここでは5冊買った。




◇ ラジオ

 夜に帰宅し、今日の「ビバリー昼ズ」と、続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。高田文夫先生が水曜日のゲストに初登場。疲れきって帰ってきたが、これを聴くまでは眠れないと思った。重大発表があるというのでなにかと思ったが、なんと、高田先生が漫才協会の外部理事に就任という発表だった。そういえば、先日の放送で、東洋館で、球児好児、昭和こいると会ったとしゃべっていたが、このことだったのだ。高田先生としゃべってると師匠がたが元気になり、蘇生されるというのだからすごい。ヒロシを連れてきて、順子ヒロシを復活させるだとか、「新のいるを探してる」など、アクロバティックなアイデアがさっそく止まらない。「OWARAIゴールドラッシュ」「高田笑学校」と、高田文夫プロデュースのライブを追いかけていたころの興奮がよみがえってきた。深夜0時過ぎに眠る。

2021年6月15日火曜日

6月15日火曜日/「日本の喜劇人」を読む(7)

◇ テレビ・ラジオ

 今朝は涼しく、気持ちよく眠れた。午前中に、録画していた昨夜の「さまぁ~ず論」を観た。ゲストは見取り図、今週は後編。三村に、MCのパンサー向井が、生き残っていかなきゃみたいな時期はあったのかと訊くと、三村は「本当のこというと、生き残っていかなきゃっていうギリの、底辺の話じゃなくて、天下獲ろうっていう上の話だからね。」と答えた。うっかりすると忘れてしまうが、バカルディの時代はたしかにそうで、ダウンタウン、ウンナンに続く存在として、ホンジャマカ、バカルディが期待されていた時代の空気があった。しかし、三村は「天下を獲れてないのよ。」と。「とんねるずさん、ダウンタウンさんとかとはちょっと違うなって、ひそかに思ってますよ。」 大竹「三村さん曰く、お笑いの歴史のね、いずれ年表みたいのが出たとしたら、俺らは載らないだろうっていうの。」  三村「そんな細かい年表なんかないから。」「こっから年表に載るにはって考えると、ピークはこの先にないと載れないのよ。」

 タイムフリーで聴いた昨日月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、劇団ひとりがゲスト。「元気が出るテレビ」の「お笑い甲子園」でのデビューから、「本能のハイキック」「リチャードホール」「ゴッドタン」と、こうして話を聴いていくと、目立ったブレイクがあったわけではなく、数珠つなぎに仕事が仕事を呼び寄せていったという感じがある。「陰日向に咲く」も、幻冬舎の編集者がライブを見て、流行りのネタ本を提案されたが、書いてみたら小説っぽかったからというので、小説の企画に切り換えたという。この切り換えも見事だ。小説が監督業につながっていくわけだが、後半は土屋も出演する「浅草キッド」の話になり、聴けば聴くほど、これは観たくなる。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、相州そばに寄り、特製肉つけ麺を食べた。780円。西友のイタリアントマトに入り、読書をしていく。小林信彦「決定版 日本の喜劇人」の続きを、暇ができた日に一章ずつ読み進めている。第七章はクレイジー・キャッツ(この本ではこの表記)。80年代以降の植木等、「スーダラ伝説」の再ブレイクについても書き足されていて、これは新潮文庫版と見比べなければならない。帰宅してから見比べてみると、なべおさみについての箇所が「決定版」ではごっそりカットされているのだ。「決定版」では、なべおさみは索引に名前すらない。

 録画していた今日の「徹子の部屋」は、小林亜星追悼になっていた。これを観るまで気がつかなかったが、「この木なんの木」は作詞が伊藤アキラなのだ。この曲は、作詞家、作曲家を、立て続けに亡くしてしまった。日曜の「笑点」を観ると、演芸コーナーに球児好児が出ていた。「ゲロゲーロ」のネタは、球児師匠がひっくり返る箇所があるが(もちろん、ひっくりカエルのシャレ)、球児師匠はもうひっくり返れない。代わりに、好児師匠がひっくり返るように変えられていて、好児師匠はお元気だ。

 タイムフリーで聴いた昨日月曜の「伊集院光とらじおと」は、林真理子がゲスト。「小説8050」という新刊が話題の中心になるが、伊集院にここまで熱っぽく語られると興味も湧く。それから、林真理子は雑誌の連載コラムなんかでも最近はずいぶん直されると言い、コンプライアンスの話にもなった。今朝の「らじおと」も、オープニングはあまり聴かないのだが、珍しく聴いてみたら、今朝は小林亜星追悼から始まっていた。今日のゲストは予告どおり、円楽が登場する。昨日の放送後に収録したもので、45分たっぷり放送した。二人会の話が中心だが、密度の濃い落語論が語られていた。伊集院が談志師匠のエピソードを話していたが、しかし、これは話が不正確だと思う。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「FLASH」の巻末の「寄港めし」というページに伯山が登場していた。浅草の蕎麦屋を紹介しながらインタビューに答え、こちらでも談志師匠の話をしている。

 続けて、昨夜の「深夜の馬鹿力」も聴く。当然、二人会の話を期待してだが、なんと、つい先週に、にぎわい座の円楽の会にまた出ていたと知り、これは悔しくてたまらない。ツイッターで検索してみても、伊集院ファンでもこれはさすがにノーチェックだろう。しかし、「タイタンシネマライブ」と同じ日だったから、一か八かで観に行くということはなかったとは思うが、それにしても、にぎわい座に毎月通っていた時期もあるのだから、そのモチベーションがあれば、二度の出演のどちらかは観ていておかしくない。思うように落語会に行けないというのはつまらないものだ。二人会の話はたっぷりと、1時間45分過ぎにようやくコーナーに入ったが、エンディングにまた二人会の話に戻った。円楽の二席について、「一文笛」という噺を初めて聴いた驚きを、筋を説明しながらえんえんと語っていたが、ほかの部分でも、落語ファンなら知っているようなことに対しても、素朴な驚きをもって語っているというところが多々あり、考えてみると、十代で落語家になり、その後に離れたという距離感は独特だ。落語ファンの段階がなく、いきなり落語家として落語とつきあい、しかし、落語家の感覚にも伊集院はなりきらなかった。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。ぼんやり聴いていたら、いつから二人会の話になったのかわからず、いい加減なもので、じきに眠ってしまった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...