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2023年10月9日月曜日

10月9日月曜日/ガイドが必要だ

◇ ニュース・ラジオ・テレビ

 朝、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、録画していたテレビ番組を観る。今朝の「ブギウギ」を観て、録画を止めると、ハマスのイスラエル攻撃のニュースをやっていた。民間人が連れ去られる動画がじつにショッキングだ。今朝は津波警報もあり、昼に「ビバリー昼ズ」を聴いていると、そのニュースが差し込まれる。「ブギウギ」でも、画面の端、L字型に注意報を出していた。「ビバリー」の12時台ゲストは船越英一郎。14年ぶりの出演。高田先生とは日芸の先輩後輩なんだ。今日は「徹子の部屋」も船越英一郎がゲスト。明治座の舞台があり、そのプロモーションであちこちに出ているのか。このキャリアにして、舞台は初挑戦だそうである。「徹子の部屋」には、34年前、28歳のころに初登場。2時間ドラマが激減するようになったそうだが、今は2時間ドラマのセルフパロディのような役をもらうようになっているという話をしていた。2時間ドラマの記憶がみなさんのなかから消えないようにする役目を担わせていただいているのかもしれないと船越は考える。

◇ 二俣川

 夕方から外出。雨降り。急に寒くなり、ジャンパーを着ていく。まず、かつやに入り、フェアメニューの牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼を食べた。869円。それから、二俣川に出て、ジョイナステラスで買いものをする。無印良品とユニクロ。ついでに、くまざわ書店を覗いていく。ドトールに入り、ひと休み。今季初のホットコーヒーを飲んだ。

 ドトールで、図書館で借りている「ミュージック・マガジン」2冊を順に読んでいく。1冊は今年3月号の高橋幸宏追悼特集。北中正和による追悼文、スティーヴ・ジャンセンのインタビュー。「高橋幸宏・想い出の1曲」というページのなかでは、ナイツ塙さんが「随自意の生き方を体現された偉大な方でした。」と、創価学会用語で追悼していた。全アルバムガイドも読み応えがあり、これは古本で見つけたら買いなおしておきたいな。もう1冊は、今年6月号の坂本龍一追悼特集。高橋健太郎による追悼文がとてもよかった。後藤正文、テイ・トウワ、大友良英のインタビュー。高橋幸宏特集と同じく、「坂本龍一・想い出の1曲」とディスクガイドが載っている。高橋幸宏、坂本龍一とそれぞれ、アルバム解説を読むことで、ようやく流れをざっとつかめたという感覚が得られた。膨大な作品を闇雲に聴いていくだけでは理解できないことも多い。あとの時代から追いかけるにはガイドが必要だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組のなかから、土曜に放送された「ものまね紅白」を観る。レッツゴーよしまさがドリフ5人を真似分ける「ズンドコ節」が素晴らしかった。これぞ「ものまね王座」の王道スタイル。栗田貫一が河野太郎のものまねで、郷ひろみの「マイレディー」を「マイナンバーカード」に替え歌したのもよかった。途中から麻生太郎のものまねも入り、オールドものまねファンとしては、やっぱり「ものまね王座」はこうでないとという感触がある。すなわち、歌にのせて芸を見せるという形式。「勝手に予想紅白歌合戦」という企画では、ラパルフェ都留が大泉洋になって司会をするのだが、橋本環奈役のひとがなんにも似てなくてひどかった。この企画のなかでは、最近の話題曲を網羅していく。よよよちゃんの YOASOBI、キンタロー軍団の LE SSERAFIM、ミラクルひかるの宇多田ヒカル、松浦航大の米津玄師、エハラマサヒロの三山ひろしなど。新しい学校のリーダーズをフジテレビの女性アナウンサーたちにやらせていたのは、会社の宴会を見せられているような恥ずかしさがあった。歌マネ以外では、「VIVANT」のパロディを、松村邦洋、ラパルフェ都留、レイザーラモンRGというメンバーでやったのだが、これはドラマを観ていないとなにをやっているのかわからない。山本高広と Rocky石井が「イット!」のパロディをやっていたのもそうだが、当たり前のようにパロディをやられても知らないよという話だ。つまり、元ネタを知らない視聴者を惹きつけるほどのレベルには至っていない。そのほか、本人とものまねの声を聴きわけられるかを試す「ご本人はどっち?」のコーナーや、「倖田來未だらけのものまね王座決定戦」などの企画は面白かったのだが、最後の「霜降り明星の秒殺ものまね」のコーナーは、これは日本テレビでやってる企画そのままじゃないか。ハリウリサが「リトル・マーメイド」のアリエルのものまねをするのに顔をうっすらと塗っていて、これは大丈夫なのかなという気にさせられる。浜田がエディ・マーフィーになって炎上したことがあったが、そんなところまで真似しなくてもいい。

 タイムフリーで、ラジオ番組も。昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」は、14時台ゲストにプチ鹿島が登場。先週の予告から楽しみにしていた。鹿島さんの「俺のバカ」というコンビを、爆笑問題のふたりは覚えていた。「タイタンライブ」の若手コーナーに出ていたんだな。太田は「センキョナンデス」も「シン・ちむどんどん」も観ていて、鹿島さんが新聞を擬人化していることまで把握していた。「東京ポッド許可局」を始めたそもそもの話から、話題はジャニーズ問題、沖縄の基地問題と移っていく。太田はダースレイダーにも興味を示していた。最後に、鹿島さんは立川藤志楼の会で爆笑問題を観ていることを本人たちに伝えた。

 深夜にブログの更新をようやく。確認する必要があったことを書き起こしていたら、そんなことで深夜2時までかかってしまった。いや、今日はたいした用事もなかったのだから、なんにも更新しないのはさすがにまずいだろうってなもんで、けっこうがんばった。

2023年7月27日木曜日

7月27日木曜日/温泉玉子もつける

◇ テレビ・読書

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、前半には「扮装状態でスタッフに撒かれたら一巻の終わり説」という企画。ひょうろく、はっしーはっぴー、あぁ~しらきが仕掛けられる。後半には「相撲負ける方の決まり手なら自在にコントロール出来る説」という企画があったが、これはざっと早送りで観てしまう。月曜の「午前0時の森」は暗号の特集。超難解暗号を解読できる視聴者を生放送中に求めていた。観そびれていた「おかべろ」を2週分、7月16日の放送は吉本新喜劇の4人がゲスト。オールバックに髭を生やした男、ぱっと見て誰だかわからなかったが、水玉れっぷう隊のアキだ。今は新喜劇で活躍しているのか。そのほか、酒井藍、浅香あき恵、今別府直之というメンバー。7月23日の放送はスピードワゴンがゲスト。


 午後は外出。星川に出て、まず、昼食。ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。730円。無料券を使い、温泉玉子もつける。本の返却をするため、保土ヶ谷図書館に。返却したぶんをまた借りるのだが、借りる本をすんなりとは決められず、1時間以上かかった。

 ドトールに入り、ひと休み。借りたばかりの「つげ義春 名作原画とフランス紀行」をすぐに読んでしまう。2022年刊、新潮社のとんぼの本。初出は「芸術新潮」のつげ義春特集か。2019年にアングレーム国際漫画祭のためにフランスを訪れた、その記録を中心としている。つげ義春、82歳で、これが初めての海外なのだ。息子の正助さんというひとが同行していて、初めて知ったが、1975年生まれ、自分と同い年なんだな。同じく、同行者としてこの滞在記をまとめている浅川満寛というひとは編集者だ。現地では、浅野いにおや江口寿史にも出会っている。コロナについてはこの本のなかでは触れられていないが、ちょうどコロナ前の幸運なタイミングだったはずだ。インタビューでは、出生届が伊豆大島になっているということなどは初めて知る話だった。そのあとのページには、短篇7本の原画が掲載されている。「沼」「ほんやら洞のべんさん」「長八の宿」「もっきり屋の少女」「李さん一家」「やなぎ屋主人」「海辺の叙景」という7作。つげ作品を読み返すこともしばらくなかったから、これも新鮮な感覚で読んだ。なぜこの7作なんだろうとも思ったが、とんぼの本では、先に「つげ義春 夢と旅の世界」という本が出ていて、「ねじ式」などの原画はこちらの本に載っているようだ。



 コーナンに寄り、買いものをしてから、夜に帰宅する。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は武田鉄矢がゲスト。合気道を習い始めたという武田鉄矢は、「金八」をずっとやっていたから生徒に憧れがあったんだそうで、生徒の側にまわってみようかと思い、習いごとをいろいろと始めているのだという。その合気道の道場が偶然にも高倉健が通っていた道場だったということから、話は「幸福の黄色いハンカチ」の試写会のエピソードになっていった。なぜ自分がこの映画に起用されたのか、生涯を通じて考え続けているというと、それについて、この番組に山田洋次から手紙での回答が届いた。武田鉄矢は撮影時に山田洋次から指導された喜劇論を語る。喜劇的な場面を笑いながらやっていたら怒られ、喜劇というのは泣きながら演じるんだという山田洋次は、さらに「渥美清さんはねえ」と続けたのだ。そして、今日の「徹子の部屋」は追悼特集。上岡龍太郎、あき竹城、吉田喜重、坂本龍一、松本零士、団時朗の過去に出演した回の映像が流された。

 放送直後の「ダウンタウンDX」も観てしまうと、こちらは「夏のモノマネ祭り」。みかんの黒柳徹子による「徹子の部屋」に、レッツゴーよしまさの志村けん、ホリの今田耕司と原口あきまさの東野幸治がやってくる。ジョニー志村のタモリが司会をする「ミュージックステーション」には、みかんのあのちゃんや、レッツゴーよしまさの小林幸子が登場。番組開始から20分以上が経過して、ようやくトークになった。元木敦士、広燈、ホリという3名による木村拓哉のものまねがあり、そこから、松本が浜田にキムタクのカツラとサングラスをつけさせる流れには笑う。トークではレッツゴーよしまさの意外な毒が聴けたりなど。ホリからは河口こうへいとキンタローが元恋人だったことが明かされ、ふたりは 10年前に別れて以来、この収録で初めてくちをきいたそうだ。

2023年5月15日月曜日

5月15日月曜日/テレビを消化するだけ

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログを更新しようとするが、書きあげられなかった。これだけで午前中が終わる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の終わりのほうから聴き始め、「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングまでをオンタイムで聴いた。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は牧村三枝子がゲスト。昨夜の「まつも to なかい」は、安藤サクラとトータス松本という顔合わせ。後半の音楽のコーナーはちゃんみながゲスト。高嶋政宏も登場した。昨夜の「ガキの使い」は、浜田雅功還暦祝い「みんなで WOW WOW TONIGHT を歌い切ろう~!!」という企画。だらだらした番組だな。浜田が現れないまま、次週に続く。土曜の「ゴッドタン」は「気づいちゃった発表会」という企画。鬼越トマホーク、真空ジェシカ、吉住、相席スタート山添というメンバー。吉住「世の中のライターさんて、情緒不安定なかたが多い。」

 ブログの更新をひとつ書きあげ、たいしたこともしないうちに、夕方になってしまった。Spotify のポッドキャストもいくつか。今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」は渡辺えりがゲスト。阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんと「ワタナベエリコ」同士のトークになった。昨日の「日曜サンデー」は浅井健一がゲスト。爆笑問題との顔合わせは珍しいと思い、楽しみにしていた。ブランキ―・ジェット・シティは「ポップジャム」に出たことがあったんだな。「イカ天」の話から始まり、浅井健一は出演する前は「イカ天」を観たことがなかったのだが、中村達也のすすめで出ることになったという。太田の記憶では、萩原健太が絶賛し、別格だったといい、爆笑問題が「GAHAHAキング」に出ていたころの心境と重ね合わせていた。浅井健一が、若いころとは違って、社会的なことに関心が移っているというと、そこからの太田との会話がスリリングで面白かった。しかし、ブランキ―・ジェット・シティをひさしぶりに聴きたくなり、Spotify で検索してみたらないんだな。今まで気がつかなかった。代わりに、放送内でも話題にしていた SHERBETS の新譜を聴いた。



 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載では野球を話題にしていた。「だけど、やっぱりスポーツの世界ってのは悲しいくらい「運」の要素が大きいんだよな。これはオイラがいた芸能の世界とも似てるところでさ。」「芸人も一緒だけど、いくら実力があっても「客前の勝負事」はメンタルに大きく左右されちまうからね。」「何が言いたいかって、人前に出る仕事に共通するのは「チャンスは何度ももらえない」ってことでさ。やっぱり、出だしで活躍できるかどうかの運は大事なんだよな。」

 夜もまた、テレビを少し。録画していた「しゃべくり007」を放送直後に観る。ゲストはレッツゴーよしまさとJP。JPは前回出演時も面白かったのだが、ヤンキーにいじめられてものまねをやっていたというエピソードには松村邦洋と重なる部分がある。JPが初恋の女性と20年ぶりに再会する場面がハイライトで、中学生のころのJPの不器用さがいじらしくてたまらなかった。後半には、みかん、むらせ、ラパルフェ都留、モリタク、河口こうへいが登場。JPが川島明になり、ものまねで大喜利をする企画があった。モリタクと河口こうへいの若手芸人ものまねがあんまり好きじゃないんだけど、河口こうへいの渡辺正行のものまねだけは必ず面白い。志らく師匠のものまねも進化していた。

 しかし、今日はテレビを消化しているだけで終わってしまった。夜にもブログをもうひとつ更新して、部屋で読書を少し。図書館で借りた本もどんどん読まなければならない。Spotify のニューリリースをチェックし、それからまたポッドキャストのチェック。RKBラジオの松尾潔のポッドキャストを聴くと、昨日公開された藤島ジュリーの謝罪動画について語っていた。深夜0時前に眠る。

2023年5月3日水曜日

5月3日水曜日/ものまね番組を観たり

◇ テレビ・ラジオ

 朝から、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」はVHSの特集があり、VHSマニアの坪井篤史というひとが登場した。シネマスコーレという映画館の支配人をしているというひと。実写版「スーパーマリオ」が紹介されたが、これ、映像を観るのは初めてかもしれないな。公開時に話題になっていたことはよく覚えている。2本目に紹介された「アタック・オブ・ザ・キラートマト」は、それこそ、90年代のこの手のカルト映画の特集ではよく紹介されていた作品で、テレビ放映時に観たことがある。もう1本、「ありふれた事件」という映画はまったく知らなかった。これもやはり、90年代のカルト映画。さながら、90年代の深夜番組で目にしたことがある映画特集のようだった。

 昨夜の「ものまねグランプリ」では「もう一度見たいものまねBEST15」という企画があり、視聴者投票による順位なのだが、1位に選ばれたのはチョコレートプラネット松尾のIKKOという意外な結果。本職のものまね芸人たちの順位は、こんなにふるわないもんか。2位に選ばれていたのは青木隆治の美空ひばりのものまねだったが、15位中、この映像だけがなぜか流されなかった。流せないものが2位になるというが、投票の信憑性を余計に感じさせる。3位に選ばれていたのは河合郁人の松本潤のものまねだった。新作ネタのほうにもお笑い芸人たちが登場するのはいつもどおりなのだが、MVPにはレイザーラモンRGが選ばれ、しかし、これが突出して盛りあがったというわけでもない。RGは大江裕を中心にしたものまねを披露し、「ロード」のイントロのものまねのところでは高橋ジョージ本人が登場した。旬の顔ぶれとしては、さや香、紅しょうが、天才ピアニストが初登場。初登場組では天才ピアニストがいちばん面白かった。ますみは十八番の上沼恵美子から、熊元プロレス、ゆりやんレトリィバァを、竹内はハナコ秋山と「魔女の宅急便」のキキのものまねをした。本職勢では、ここ最近のビューティーこくぶの充実ぶりには目を見張るものがあり、今回は2回登場し、2回ともメドレーの一員だったが、草野マサムネのものまねで歌う「木綿のハンカチーフ」も、よよよちゃんとコラボする山下達郎と竹内まりやのものまねも見事だった。コラボやメドレーの企画になると、うまいひとに下手なひとを混ぜるのが余計なのだが、この夫婦メドレーでは、西尾夕紀&キャンディの森高千里&江口洋介、まーな&元木敦士の工藤静香&木村拓哉、坂本彩&Nori の今井美樹&布袋寅泰と続き、どれも面白かった。今が旬のレッツゴーよしまさは終盤に登場し、素の志村けんを披露したのだが、志村の楽屋を、本物の川上麻衣子、磯山さやかが訪問し、相談をするという設定。感動を誘う演出に、審査員のコロッケまでが志村を思い出し、涙ぐんで絶賛する。そのほか、面白かったものは、小出真保&とくこの高橋尚子&増田明美のものまね。審査員たちがスタジオ入りする映像を観ながら、実況と解説をする。河口こうへいたちのお笑い芸人のものまねを番組では推しているようなのだが、対象の面白さに依存しているようなものまねはだめだ。審査員たちも苦笑いしているように見える。この手のものまねでは、ホリが今回はクロちゃんのものまねを披露し、これも面白くなかった。「泰造が見せたいぞう」というショートネタのコーナーでは、ベテランの古賀シュウがなぜかここに登場し、清水アキラのものまねを披露した。このコーナーでは、ジョニー志村というひとのタモリのものまねが、今の年齢のタモリを真似るという新しいアプローチ。初めて観たが、検索してみると「細かすぎて」に出ていたようで、この番組は録画はしてあるがまだ観ていなかった。

 昨日の「徹子の部屋」は小倉一郎がゲスト。ステージ4の癌から回復した話と、複雑な家庭環境について語っていた。そのあとは趣味について。じつは多趣味で、ギターの趣味では、寺内タケシのライブに出演し、演奏した映像が流れる。作詞作曲した曲が「みんなのうた」にも使われているというのは知らなかったな。番組内では改名も発表し、俳号を芸名にした「小倉蒼蛙」になるという。

 評判の「まつも to なかい」も、日曜に放送されたレギュラー放送1回目をようやく観た。香取慎吾がゲスト。松本人志、中居正広と3人だけでトークをする。この番組、今までに特番として二度放送されていて、ギャラクシー賞も受賞しているのだが、この番組も録画したままで観ていなかった。だから、どういう形式の番組かもよく知らなかったのだが、じっくりとトークを聴かせる番組なんだ。中居正広と香取慎吾、6年ぶりの共演。なんともいえない緊張感がある始まりだったが、中居の休養中、ある日をきっかけに、それから2ヶ月間は毎日メールを送っていたという。年明けには、ふたりきりで会ってもいたのだ。松本は「SMAPは脅威だったからね」と語る。「俺、お笑いだから、お笑いのひとたちと戦って勝っていかないといけないと思ってたからね。そんなときに、SMAPっていうのが出てきたときに、あっ、エンターテイナーのホンモンきたなっていう」「この子ら笑いもやんねんなと思ったら、敵はお笑い芸人じゃもうないぜって、ほんとに焦ったよね。」 番組後半にはスタジオを移動し、香取慎吾の歌のセットに。アンタッチャブル山崎が司会の架空の歌番組に香取慎吾が出演するといって集められたファンクラブの客の前に、松本と中居がいきなり登場し、客が泣き始めてしまう。中居は、じつは香取慎吾のライブも観に行っていたという。最後には香取慎吾のステージをきっちりと見せる。シンプルな構成、格調あるいい番組だった。おまけだが、木村拓哉の番宣CMがあいだに入っていたのもよかった。

 土曜に放送された「ワルイコあつまれ」を観ると、「昭和歌謡合唱団」のコーナーに森雪之丞が登場。「悲しみよこんにちは」の歌詞を解説する。「国宝だって人間だ!」のコーナーには、藤舎名生という横笛の奏者が登場した。友だちに笛を吹いているときの筋肉を見たいと言われ、上半身裸で笛を吹いたら破門になったという話をしていた。そのときにジャズのひとと友だちになったといって、それが誰かといえば、山下洋輔なのだ。NHKの番組で山下洋輔とセッションしている映像も流された。

 今日は外出せず、テレビを観てばかり。その合間にブログを3本更新した。眠る前には、Spotify のポッドキャストで、「金曜たまむすび」の後継番組「えんがわ」を聴いた。Spotify を検索していたら、「爆笑問題の日曜サンデー」のポッドキャストが4月から始まっていることに気がついた。ゲストのコーナーも配信されているのが嬉しい。又吉直樹、なぎら健壱、沢木耕太郎と、4月は面白い回が続いていた。これ、配信期限はあるのだろうか。できることならば、永遠に配信してもらいたい。深夜0時半頃に眠る。




2023年4月27日木曜日

4月27日木曜日/筒美京平の本など

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか。しかし、眠気がひどくなり、横になってラジオを聴く。ところが、横になっていると眠くなくなるので、なんだかわからない。腹も痛い。

 観そびれていた先週の「アンタウォッチマン!」は、レッツゴーよしまさの特集。そもそもは志村けんの大ファンだったというのだが、志村けんのCMをどうしても録画したくて、そのCMの保険会社に問い合わせ、放送する番組を教わって録画していたというのだからすごい。その際に、たまたま録画していたものまね番組がきっかけで、ものまねに開眼する。その番組に出演していたのが、のちに師匠となるなかじままりなのだ。まねだ聖子による証言では、高校生のころにはまねだ聖子のイベントに行き、ショーを撮影したDVDをプレゼントしていたというエピソードが明かされていた。高校の文化祭でものまねショーを披露する映像が番組では流されたが、レパートリーは、城みちる、あいざき進也、野口五郎、小柳ルミ子、森本英世、沢田研二、井上陽水といったもの。この時代にはもう「細かすぎて伝わらないモノマネ」が始まっているはずだから、レパートリーが古いだけでなく、そのスタイルもこの時代には前世代のものとなっている。これがいかに特異な高校生を表しているか。大学生のころにはもうキサラに出演を始め、ギャラはもらわずに営業をやっていたのだという。二足のわらじ生活を始めたのは 2012年なんだ。そして、志村けんの死をきっかけにして、志村のものまねを始める。番組では、YouTube に公開した初めてのドリフのものまねの音声も流された。今週の「アンタウォッチマン!」は未公開集だったが、こちらにもレッツゴーよしまさの回がかなり使われていて、早着替えの実演の披露や、小学生のときに「バカ殿様」の収録を観覧に行ったときのエピソードが語られていた。いや、こんな半端に放送するのならば、2週まるまるレッツゴーよしまさ特集にしてくれたほうがよかったのに。

 夕方から外出。まず、遅めの昼食。吉野家で食べようかというつもりでいたが、行ってみると臨時休業だった。いきなり調子を狂わされる。あまり金を使いたくなかったのに、しょうがないから餃子の王将に行き、ソース焼きそばと餃子を食べる。席に着くと、餃子のタレや酢など、調味料を店員が運んできた。迷惑行為防止か、よく見ると、どこの席も、席には調味料を置きっぱなしにしてないんだ。ダイソーで買いものをして、それから、マクドナルドに入り、しばらく読書をしていく。アイスコーヒーと、新商品の「喫茶店のプリンパイ」というのを食べた。


◇ 読書・ラジオ

 夜に帰宅し、部屋でも読書の続きを。図書館で借りた、近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」を読み終えた。2021年刊、文春新書。前半は、下井草秀のインタビューによる語りおろし筒美京平論。後半には対談が3本、筒美京平の実弟である渡辺忠孝、橋本淳、平山みきと、筒美京平について語り合っている。文中に登場する楽曲は、Spotify にあるものはそのたびに聴きながら読んでいった。楽しい読書だった。以下、興味をもった箇所の引用をいくつか。P30「単純に、東京人ならではの含羞。さらに言えば、本来の自分が好きな音楽と自分の作っている音楽が異なる、そのことに対する含羞もあったんじゃないかと。」 P37-38「京平さんはソウルミュージックが好きだったと指摘する人がいるけれど、俺、やっぱりそれはないと思うのよ。ヨーロッパのクラシック音楽の和声が持ってる、あの透明な響きこそが好きだったはずだから。」 P51-52「京平さんが歌っている姿って、まったく想像できないのよ。京平さんとよく会っていた当時、俺は、自分の住んでたところに楽器を置いてなかったから、作曲も編曲も全部頭の中で行って、それを採譜してたわけ。その話をしたら、京平さんが「えっ、そうなんだ?」と言ってニヤニヤしてる。その表情からふと、京平さんはピアノを弾きながら声を出して作曲してるんだってことが伝わってきたんだよ。」「考えてみれば、京平さんの楽曲の魅力は、実際に声を出して歌った時のフィジカルな快感に頼るところが大きい。」「それを試行するために、京平さんは自分で歌うという実験を繰り返しながら曲を作っていたんじゃないかという結論に至った。」 P54-55「新しいもの、若い人たちが興味を持つものに対する貪欲な好奇心が、京平さんは際立って強かった。80年代になると、京平さんと同世代の作曲家は、流行から脱落していく。例えば、平尾昌晃さんとか、中村泰士さんとか、うんと若い頃にはビートの強い楽曲を書いていた作曲家も、齢を重ねるに従って、抒情に満ちあふれた渋いバラードに走ってしまう。「日本の心」みたいなものを掲げたりしてさ。」「若い頃こそ洋楽的なアプローチを行っていたけど、齢を取ると新しいインプットが少なくなるから、元来心の中に潜んでいたしみじみとした日本的な要素が沁み出してくる。そもそも、皮膚感覚的に洋風の音がカッコいいと感じてこの世界に入ってきたわけで、アカデミックな意味で洋楽の構造に興味を抱いていたんじゃないわけ。そうすると、自分の内面においてカッコいいと思う対象が、いつの間にか和風のものに置き換えられていく。それが、この国におけるある程度大成したヒットメーカーの常道的な歩み方だったんだよね。」「だけど京平さんは、すでに血肉化したものよりも、構造的に新しいものに対する興味の方が勝っていた。この点に関しては、本当に稀有な存在だよ。」 P82「当時、京平さんに「最近の若い音楽家だと誰が気になりますか?」と聞く機会があったんだ。そしたら、「スピッツには、自分とすごく似たものを感じるんだ」という答えが返ってきた。意外でしょ。その意味は、今もよく分からないんだけど。」

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「うどうのらじお」を聴いた。この番組、今まで一度も聴いたことがなかったが、高田文夫先生がゲストというので初めて聴いてみた。高田先生と有働由美子に接点もなさそうなのだが、そういう場に高田先生が登場するのが珍しくて新鮮だ。「スナック由美子」というのはいつもやってるコーナーなのかな。序盤からいきなりノーパンしゃぶしゃぶの話。その当時、高田先生も接待で行ったことがあるんだ。

2023年3月23日木曜日

3月23日木曜日/新橋は雨




◇ 新橋・日比谷・霞が関

 朝から都内に。雨降りの予報なので、傘をもっていく。新橋に出て、日比谷公園を抜け、霞が関のほうに。昼食は霞が関某所、中華食堂の龍幸の限定ランチを食べた。870円。雨降りになっていた時間帯もあったが、午後には止む。夕方、新橋のほうに戻ると、古本まつりに寄れるかと思っていたが、雨降りだったから中止になっていた。残念。止んでいた雨がまた少し降り始める。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をして、東海道線で帰ってくる。


◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は蛍原徹がゲスト。これを観てから、放送中の「アメトーーク!」3時間特番を追っかけ再生で観る。「徹子の部屋芸人」だけを観たかった。ここで流された映像は、おおむね、「徹子の部屋」放送時に観ているのだが、くり返して観てもやっぱり笑う。番組最初に、徹子さんを悪者にするのではなく、われわれの実力不足だと断っていたが、しかし、さんまや上沼恵美子でもやっぱり噛み合わないと感じたから、原因は違うところにあるんじゃないのか。インタビューされる側なのに、挑むような姿勢で出演しているのがたぶんよくない。うまくいっている例もこの番組では紹介してもらいたいのだけど。清水ミチコとか。

 観そびれていた「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」、2月22日の放送は高学歴芸人特集。京大法学部卒のピン芸人「わっきゃい」と、コンビのひとりが東工大卒の「よだれどり」が出演。どちらもサンミュージック所属。よだれどりのほうは並の秀才という感じだけど、わっきゃいというひとのずば抜けた秀才ぶりがすごい。

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台ゲストはマキタスポーツ。ミスチルの「さざんかの宿」、長渕の「ライディーン」など、よく知るネタだが、スタジオでもとても笑いが起きていた。ネタをもっと聴きたいと思いながらも、話ももっと掘り下げてもらいたいとも思った。安藤なつとの関係も古いのだ。聴きそびれていた先週木曜の放送は、レッツゴーよしまさがゲスト。志村けんのものまね、いかりや長介、加藤茶のほか、激推しネタは田谷力三。レパートリーに合田道人があるのにも笑う。中島マリ(なかじままり)の弟子ということも初めて知った。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、いつもはきたろうが出演している「大竹紳士交遊録」のコーナーに斉木しげるも登場し、シティボーイズの3人がそろった。この日のパートナーは水谷加奈。先にツイッターで情報を知ってしまったが、「SAYONARAシティボーイズ」のレギュラー化がここで発表されていた。深夜1時頃に眠る。

2023年1月20日金曜日

1月20日金曜日/メルカリを見張る

◇ 新宿

 早朝に目覚めるわりには、なかなか起きあがれない。今日も朝から都内に。電車内で、メルカリを覗いてみるとコメントがあり、まとめ買いの値下げ交渉だったのだが、間が悪いことにサーバが混み合っているようで、商品の編集の画面に入れない。しつこくアクセスするがまるでだめ。こんなことは初めてだ。改めてご連絡しますと返信だけはできたが、とはいえ、アクセスできないあいだに別のひとに買われるようなことがあると厄介だから、時間を置くのも心配だ。読書をしたかったのに、メルカリを見張っているだけで時間がつぶれてしまった。

 昼食は西新宿、さすらい屋という店に入り、とり丼を食べた。500円。ベローチェに入り、ひと休み。そういえば、江戸まちたいとう芸楽祭の「たけし杯」のチケットが今日正午から発売だったのに、すっかり忘れていて、それだけでも失敗なのだが、カンフェティのサイトを覗いてみると、IDがわからず、ログインができなかった。てっきり、スマホには保存されていると思っていた。問い合わせをして、その返事がくるまで時間がかかり、それから確認したらもう売り切れていた。売り切れるとも思っていなかったから、これも計算違いだ。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いてみると、オープニングのあとに「たけし杯」の告知をしていた。売り切れたのはそのせいか。「金曜たまむすび」も聴いてみると、玉さんは東洋館でしゃべっていた話をそのままこちらでもしゃべっていた。ツイッターを覗くと、コウテイが解散とのニュース。芥川賞と直木賞の発表も今になって知り、昨日のニュースなのに、不思議と今まで視界に入っていなかった。



 ベローチェでのんびりしたあとはブックオフに。110円の文庫本を2冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊買っていく。代々木のブックオフにも寄り、こちらでは、110円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。代々木から山手線に乗り、渋谷駅に。渋谷の山手線のホームは内回りと外回りのホームがひとつになったのか。工事してから初めて利用した。渋谷からは東横線の各停に乗り、読書をしながらのんびり帰ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は田中律子がゲスト。昨夜の「トンツカタン森本とフワちゃんの Thursday Night Show」では、渋谷の TOKYO COMEDY BAR を訪れ、森本とフワちゃんがスタンダップコメディに挑戦した。この番組、やっぱり面白いんだよな。

 タイムフリーで、ラジオ番組もあれこれと。今日の「ビバリー昼ズ」はベローチェでオープニングだけ聴き、帰ってきてから続きを聴いた。12時台はレッツゴーよしまさがゲスト。古い芸能をやたらとよく知っているレッツゴーよしまさだが、ほかの番組では聞き手のほうがなかなかそれについていけないが、ここでは高田先生に大ハマリだ。どの番組よりもたくさん、ものまねのレパートリーが披露された。松本明子のB面の曲まで知っているのが可笑しい。ここでもやはり、タブレット純と共通するものを松村がしきりに感じとっていた。

 今日の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いたら、ヒコロヒーの「夢」のカバーがオンエアされていた。ブルーハーツのカバーアルバムが配信されていることは知ってはいたのだけど、「クイズ☆正解は一年後」は一応録画してあって、それを観るまでは聴けないと思っていたのだが、この番組で先に聴くことになってしまった。

2023年1月12日木曜日

1月12日木曜日/鴨長明やばい

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、まず、ブログをひとつ更新してから、もう少し眠りなおした。ツイッターを覗いてみたら、「たまむすび」が3月で終了とのニュースが目に入り、しかし、記事を読んでみると、これは番組内で発表されたことではないんだ。午前中、駅前まで出る用があり、帰宅して、午後からラジオをつける。普段は聴いていない「たまむすび」を今日はオンタイムで聴いた。木曜は土屋礼央がパートナー。番組終了は本当で、土屋礼央も12月に知らされていたことのようだ。番組のトーンは軽かったのだが、赤江さんからは理由がきちんと説明され、子どもとの時間を増やしたいということが語られた。それには年齢的な問題もあり、ママ友との会話で「カックラキン大放送」が伝わらなかったというギャップを話していた。「たまむすび」はオープニングだけ聴いて、そのあとは、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。

 Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、「たまむすび」の終了をこちらでも話題にしていた。パートナーはヒコロヒー。大竹「俺が気に入ってる番組がねえ、なんか終わるんだよなあ。」と、久米宏、荒川強啓、伊集院光の名を挙げていく。もちろん、裏番組で語られている理由は知らずにしゃべってはいるのだが。そして、ゲストのコーナーも続けて聴くと、こちらにはレッツゴーよしまさが登場。平成元年生まれ、ヒコロヒーと同い年なのだ。じつは、現在もアミューズメント企業の社員なのだという。今のイチオシのネタは田谷力三。新ネタでは、佐良直美をやろうかと研究中。好きな女性芸能人にも志村けんの影響があり、可愛かずみの名を挙げた。今日、この番組では、タブレット純とも初めて会ったようだ。続けて、聴きそびれていた先週木曜の「紳士交遊録」を聴くと、こちらでは天久聖一が、奇しくも、ものまねについてしゃべっていた。今年は空前のものまねブームがやってくると予言し、ご本人登場の逆で、ものまねがあとから登場するようになると予測していた。

 これも聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴いた。14時台は、鬼越トマホークがゲスト。川田恋という思いがけない名前が出て驚いたが、鬼越トマホークは売れない時代にマセキに移籍しようかと揺れ動いたことがあったそうで、そのマセキを紹介してくれるというひとが川田恋であり、金ちゃんの父は演歌歌手なのだが、灘康次と仲がよく、川田恋は居酒屋金ちゃんに毎日のように飲みにきているんだそうである。なんという意外なつながりだろうか。

◇ テレビ

 テレビを観ようとしていたら、またお茶をこぼしてしまった。一昨日にやってしまったばかりなのに、早くも今年二度目。斜めになっているところにカップを置くとまたやってしまうと思い、注意深く、平らなところに置いたのだが、ストーブのコードに足を引っかけて、ストーブごと倒してしまった。油断をすると、思ったように足があがらない。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は橋爪功がゲスト。「東京家族」は、「本当は出るはずのひとが出れなくなっちゃって」というのは知らない話だった。仲本工事と高校の同級生だったというのも初めて知った。

 新番組の「ぽかぽか」は最初の週だけは毎日録画することにして、昨日は観るひまがなかった水曜の放送から。水曜レギュラーはゴリエと桂二葉。コントのキャラクターがレギュラーというのも変なのだが、二葉さんは大抜擢だ。水曜はそこに男性アナが加わる。この日はゲストが登場する前に「知っているひとは知っている今週のざわざわさん」というコーナーがあり、ウエストランドが登場した。続いて、「ぽいぽいトーク」には岸谷五朗が登場。岸谷がコントをやっていたことを神田愛花がちゃんと知っていた。ゲストのコーナーは時間がちょっと短くなっていた。そのあとには、ゴリエがMCのコーナー「月収ハウマッチング」。ウエストランドはここにも参加する。「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」は今日もあり、この日は磯山さやかが登場した。つぎもゴリエのコーナー、「ゴリエの心ぽかぽかちょっとウケた話教えて!」というロケ企画。そのつぎには「まめきちまめこニートの日常」というアニメが入った。最後は「どぶろっくの一物」。

 そして、今日木曜の「ぽかぽか」は、レギュラーには島崎和歌子、女性アナは渡邊渚という「ワイドナショー」でときどき観るひとが出ていた。「ぽいぽいトーク」には、菜々緒、鈴木伸之が登場。そのあとには「3児の澤部!ベストファーザーへの道」というコーナーがあり、はなわがリモート出演した。つぎは「カツカツ飯」というコーナー。下積み時代を救ってくれた激安の店を、岡野陽一、クロちゃんが紹介する。続いて、この日も磯山さやかの「肉食さんぽ」があり、そのつぎもVTRで、「新家電プロレス」というコーナー。プロレスラーが最新家電を説明書なしで使いこなせるかに挑戦する。実況は清野茂樹、解説は勝俣州和。最後は「どぶろっくの一物」だが、この日はスタジオにどぶろっくが登場した。

◇ 読書

 部屋で読書も。中野孝次「すらすら読める方丈記」を読み終えた。2012年刊、講談社文庫。親本は2003年刊。漠然としか知らなかった「方丈記」になぜ興味をもったのかもよく覚えていないのだが、こういう勘は不思議とよく当たる。読むべきときに、読むべき本を読めるということである。「ゆく河の流れは絶えずして」という冒頭はあまりにも有名だが、しかし、「方丈記」について知っていたのはこの冒頭だけで、あとはまるで知らなかった。「方丈記」にはこのあとには災害の体験がえんえんと書かれているのだ。鴨長明にシンパシーを感じるのは、たとえば、つぎのような部分。P31「(略)鴨長明という人は京の大災害一つにしても、大方の貴族たちのように人の報告の聞き書ではなく、自分の足で出かけ自分の目で見て確かめ、実地に体験していることがわかるのである。おどろくべき好奇心だが、これはたんに好奇心が強いというより、物事をわが目でしかと見て知るのでなければ知ったことにならぬという生来の実証精神のなせるわざであろう。賀茂川の水の流れを見つめつづけた結果、「ゆく河の流れは絶えずして」という句に凝縮させたと同じで、観念で無常を説いたり、人の話で猛火を知ったふりなどは気質が許さなかったのだ。」 P37「長明さんはすべておのが目で確かめなければ気がすまず、自分でしっかり確かめたことしか記さないのである。」「(略)長明の筆は、実地に身をもって体験したことしか記さないからリアリティがある。これが文学の力である。この力がなければ『方丈記』が八百年ものあいだ人々に読みつがれてきたわけがないのだ。」 そして、後半には住居哲学が語られる。わずか一丈四方、つまり「方丈」の広さの家を住処にしたから「方丈記」なのだが、問題はそこに至るまでだ。鴨長明は和歌や音楽に熱中し、専門家並に打ち込んでいたそうなのだが、そのため、仕事はまるでおろそかにし、早い話が家を追い出されたというわけだ。あるいは、鴨長明の歌を認めていた後鳥羽院からは、長明のために新たな職を与える格別なはからいもあったが、長明はそれも断ってしまう。P112「つまり、その遁世は、この世の無常を感じて仏道専念のためという積極的なものでなく、このいやな世をこれ以上我慢して、苦しい思いを重ねるのはイヤだという、消極的な出家遁世であった。」 P180「『方丈記』が今も魅力があるのは、こういう中途半端な生き方、俗と聖とのあわい、脱俗出離しているが仏道専一ではない、音楽も文学も捨てきれず、しかし仏道にもひかれる、そういう生き方を、全面的に肯定する思想がここにあるからだ、とわたしは思う。」 P191「『方丈記』は無常をうたった文学でなく、数寄の文学なのだ。数寄心という、いままではなかったふしぎな心の動きに目をとめて、信仰とはまたちがうその魅力を描いたのである。」 「方丈記」は最後は謎めいた言葉によって終わる。終わりに近くなり、自己批判が始まるのだが、中野孝次はそれを、長明の演技だと解釈している。

2022年12月13日火曜日

12月13日火曜日/「ものまねグランプリ」

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観て、それから、ブログの更新に手をつけるが、書きあげられず、少し眠りなおした。「ビバリー昼ズ」を途中からつけると、12時台は、光丘翔太という佐藤企画の演歌歌手がゲストだった。水谷千重子がプロデュースしているというのは知らなかったな。

 今日は外出せず、午後も録画していたテレビ番組をあれこれと。「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまうと、今日は追悼特集だった。三遊亭円楽、佐野浅夫、仲本工事、野村昭子の過去の出演回の映像が流れる。

 昨夜の「キョコロヒー」は、「言ってみたいセリフ劇場」という企画に豊川孝弘というプロ棋士が登場した。羽生善治の同期というひとだが、対局中にダジャレを言ってみたいというこの棋士、ダジャレを連発するVTRを観て、ヒコロヒー「おじさんのダジャレめっちゃ好き」と。そういえば、井上順もそういうタイプだ。宇宙飛行士の山崎直子も登場し、宇宙のエピソードトークがスケールが違ってすごい。そして、来週はなんと、研ナオコが出演だって。

 土曜に放送された「太田光のつぶやき英語」は北欧クリスマス特集。BGMにうっすらと「チキンライス」を流していたが、いったいどういうつもりなんだか。ゲストは、スウェーデン出身の LiLiCo。XXCLUB のコーナーは「エンドロールのつづき」というインド映画を紹介し、パン・ナリン監督にリモートインタビューをする。LiLiCo からのアドバイスがあり、それを踏まえてのインタビューだった。

 夜は放送中の「ものまねグランプリ」を追っかけ再生で観てしまう。年末恒例の「ザ・トーナメント」だが、フジテレビ同様、こちらも形式が把握しづらく、満足な説明もなしに、当たり前のようにやっている。10月の放送で出場者を卒業したコロッケが、今回からさっそく審査員になった。フジテレビで優勝したビューティーこくぶがこちらにも出場し、優勝したことにも触れられていたのだが、もちろん、つい先週金曜に放送されたばかりのその放送前に収録したんだと思うが、オンエア順は決まっているから言ってしまってもいいということなのか。トーナメントはAブロックからEブロックに分かれ、各ブロック、5組ずつがまず対戦する。とはいえ、各組、即席のチームにされているものもあれば、ひとりの出場でもほかの演者とのコラボ企画にされていたり、バランスが悪く、あまりにもルールがいい加減だから対戦としては面白くない。ものまね四天王がブレイクしたかつての「ものまね王座」のように、ルールはシンプルなほうがいいのに。◆Aブロックは、河口こうへい、アニメものまね軍団(奇跡・喉押さえマン・はたのあいか・uiui先輩)、ビューティーこくぶ、ジャニーズ歌まね三銃士、歌まね三姉妹(まねものがかり・針谷紀久子・中垣みな)という5組。河口こうへいは漫才師8組のものまねをするのだが、相方役がそのつど入れ替わり、あまり上手くないひとが出てくる。ビューティーこくぶがここでさっそく登場するが、日本テレビは初登場なのか。クリスマスソングメドレーを披露し、ビューティーこくぶがAブロックを制した。審査は7名の審査員が、1票ずつ投票する方式。ビューティーこくぶが5票、河口こうへいが2票を集める。コロッケは、河口こうへいと迷ったが、ビューティーこくぶだけがひとりで戦ったからとビューティーを評価した。この番組の根底をひっくり返すような評価なのだが、さんざん出場してきたコロッケがそれを言うのはなんなんだろう。コラボ企画は出場者の意向ではなく、番組側の意向でそうしているものだと思っていたが、出場者はそれを拒絶することもできるということなのか。◆Bブロックは、nanami &鎮目政宏、いぬ、ななみなな&砂月凛々香&坂本彩、KINZ&K-ing、松浦航大という5組。KINZ&K-ing はチャゲアスひとつしかないのだが、松浦航大は、審査員に黒沢薫がいる前で、ゴスペラーズのものまねを披露した。審査は、松浦航大、KINZ&K-ing が3票ずつで同点、関根勤だけがいぬに投票したが、決選投票となり、関根勤が松浦航大に投票し、松浦航大が勝ちあがる。◆Cブロックは、JP、ガリベンズ矢野、ホリ、ラパルフェ、神奈月という5組。お笑い度の高いブロックになったが、JPは松本人志が動画配信を観ているという設定で、いろんな効果音ものまねをする。効果音のものまねはケント・フリック以来だ。ガリベンズ矢野は、ひろゆき、伊集院光、西野亮廣の討論をやるというので面白そうだと思ったが、ガリベンズ矢野がものまねするのはひろゆきだけで、伊集院と西野は別の演者がものまねする。これもコラボでつまらなくしているケース。ホリは木村拓哉を中心に、17名のものまねで織田信長の生涯をたどる。神奈月も、きつねダンスに乗せて、複数のものまね。信長まつりのファンのものまねとか、いい加減なネタも入ってるのがくだらない。審査は、神奈月が4票、ホリが2票、JPが1票を集め、神奈月が勝ちあがる。◆「泰造が見せたいぞう」というショートネタのコーナーもあり、素人みたいなひとも出てくるが、古賀シュウのような常連出演者も登場する。小出真保&とくこの高橋尚子と増田明美のものまねが絶品。いぬが本戦に出場しているのに、同じく「KOC」ファイナリスト、や団の本間キッドはサンシャイン池崎のものまねでここに登場した。◆Dブロックは、青山しゅん、レッツゴーよしまさ、Mr.シャチホコ、よよよちゃん、みっちゃん&シンディーという5組。みっちゃんというひとは桑田佳祐のものまねで有名な素人のようだが、即席ユニットとはいえ、出場枠をもらえているのが不思議だ。よよよちゃんはシティポップメドレーだったが、よよよちゃんが歌うのは竹内まりやのみ、そのあとには、松原みき、大瀧詠一のものまねをするひとが登場したが、大瀧詠一を歌ったサミーコイワというひとは下手くそで、ただのおじさんのカラオケみたいな感じだった。よよよちゃんを無駄使いしている。期待のレッツゴーよしまさは「ドリフ大爆笑」のいかりや長介のものまねを軸に、美川憲一、志村けん、加藤茶のしゃべりのものまねから、小林幸子の歌まねにつなげてみせた。審査は、レッツゴーよしまさが4票、シャチホコが3票を集め、レッツゴーよしまさが勝ちあがる。◆Eブロックは、ハリウッドザコシショウ、武内駿輔、やしろ優&キンタロー、山寺宏一、ホリプロものまね軍団(イジリー岡田・ハリウリサ・たむたむ)という5組。このブロックも変なバランスなのだが、やしろ優&キンタローという謎のタッグは、今回の即席チームのなかでは唯一の成功。いわゆる化学反応というやつで、それぞれの面白さがタッグを組むことで増幅する。むしろ、こうでなければ、即席チームにする意味はない。やしろ優は、古田新太、加藤一二三、関根勤を、キンタローは、北大路欣也、市川右團治、コロッケを披露する、この人選だけでも絶妙。すごく面白かった。ここまででいちばん爆笑した。審査は、やしろ優&キンタローが3票、ホリプロ軍団が2票、武内駿輔、ハリウッドザコシショウが各1票を集め、やしろ優&キンタローが勝ちあがる。◆「トルネードそっくりSHOW!」のコーナーを挟み、いよいよ決勝戦。敗者復活枠がひとつあり、1回戦敗退者による投票で、ハリウッドザコシショウが勝ち残った。出場者たちに愛されている。決勝戦は登場順に、松浦航大、ビューテーこくぶ、ハリウッドザコシショウ、神奈月、レッツゴーよしまさ、やしろ優&キンタロー。松浦航大は平井堅のものまね。ビューティーこくぶは氷川きよし「限界突破×サバイバー」を歌い、これには審査員のコロッケも感心した表情をする。1回戦でレトロゲームものまねを披露したハリウッドザコシショウは、今度はなにをやるのかと思えば、スタジオにいるものまね芸人の誇張ものまねをやってみせ、これも大盛りあがり。神奈月は1回戦と同じく、またきつねダンスをやってみせたのにも笑った。レッツゴーよしまさは志村けんから細川たかし、そして、尾崎豊を挟み、また志村けん、加藤茶と続けたが、ネタの選択、演出は、まだ素人っぽいのかもしれない。ラスト、やしろ優&キンタローは得意ネタを連発。やしろ優は、倖田來未、芦田愛菜を、キンタローは、前田敦子、北京五輪の子どもトランぺッターを披露し、これにもまた爆笑。3時間特番の最後は、キンタローの子どもトランぺッターで終わった。結果的にかもしれないが、フジテレビとは違い、番組終盤に向かい、笑いにふりきれていったのがとてもよかった。ハリウリサによる「結果発表」の発声から、結果は、松浦航大が4票を集め、松浦航大が優勝した。しかし、関根勤、松村邦洋はやしろ優&キンタローに、コロッケはビューティーこくぶに投票し、ものまねのプロ3人が松浦航大には入れていなかった。コロッケは、審査員になっても感極まって泣きそうになっていた。

◇ 雑誌・ラジオ

 楽天マガジンで読んだ「週刊ポスト」、たけしの連載では、勝村政信がカタールまで、大杉漣の写真をもってワールドカップの観戦に行っていたという話題に触れていた。ネットニュースにもなっていたようだが、これを読んで初めて知った。「漣さんが亡くなってからもう4年以上も経つんだけど、こういう形で久しぶりに思い出してさ。勝村はなかなか粋なことをするじゃないかって嬉しくなったよ。」

 「週刊プレイボーイ」には「M-1」の特集記事があり、ユウキロックが決勝進出者を分析、記事中には爆笑問題によるタイタン所属2組への激励も挟まれる。つぎのページは「「賞レースコンプレックス芸人」座談会」と題し、なすなかにしとみなみかわが登場する。取材者はインタビューマン山下。みなみかわ「吉本芸人もムカつくときがあって。吉本芸人て、めっちゃ面白いんですけど、たまにおもんないやつもちゃんといるんですよ。」 それは誰なんですかと訊かれると、みなみかわ「インディアンスのきむとかです。」

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、今日のゲストはなんと、てれびのスキマさんだった。「アメリカ横断ウルトラクイズ」の本を出したタイミングでの出演。スキマさん、ダウンタウン直撃世代だと言っていたが、「ひょうきん族」の時代は「加トケン」派だったというのは初めて知ったかもしれない。副業のライターから専業になったきっかけは、「タモリ学」を準備中に、樋口毅宏の「タモリ論」が先に出てしまったため、完成を急ぐ必要があったからと語っていた。大竹まことが「東大だよね?」と訊いていたけど、ラリー遠田と混同してるんじゃないだろうか。

2022年12月10日土曜日

12月10日土曜日/「THE W 2022」



◇ 九段下・神保町

 今日も朝から都内に。まず、九段下のほうに出て、それから、神保町のほうに歩いていく。昼食は座135酒場に入り、ランチメニューの豚角煮チャーハンを食べた。770円。メニューの写真には餃子があるのに、やってきた定食には餃子がついていないから、あれっと思ったが、店員さんに確認しそこねてしまい、まあ、写真が間違ってるってこともあるのかなと、いったんは納得しそうになったものの、いや、メニューの写真が間違っているとしたらやっぱり変だろうと、もう食べ終わりそうになったころにようやく店員さんをつかまえ、訊いてみると、餃子はこれから出てくるとの返答。まさか、これからだったとは。本当にそれからすぐに出てきた餃子はやけに大きく、もう食べ終わるつもりでいたところにそれを食べたらとても満腹になった。




 間がいいことに、このすぐ近所にお届けものがあり、それを済ませたらさっさと帰ることにする。神保町から半蔵門線、渋谷から東横線の各停に乗り、眠りながら帰った。昼のうちに帰宅し、夕方に改めて外出。一昨日、間違って倍の数をもらってきた母のクスリを返しに、二俣川の薬局まで行かなければならなかった。用が済んだら、またすぐに帰ってくる。

◇ テレビ

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は「ポリ袋開けにくい問題」を解決するため、静電気を摩擦の面から、そぞれの専門家が解説をする。マギー、Licaxxx が出演。昨夜の「ネタパレ」は、ジェラードンの歌舞伎お披露目会のコントに笑った。アタック西本が子どもに見えるのがすごい。気になっていたかもめんたるの漫才も、ここで観ることができた。

 昨夜の「ものまね王座決定戦」は、観たいところだけ、ざっと早送りで観ていく。よく把握していないのだが、今回は年に一度の歌まね対決の大会なのか。レッツゴーよしまさがついに初登場。「ドリフのズンドコ節」が期待どおりにとても面白かったが、歌まねの対決では、レッツゴーよしまさみたいな芸では点が高くならないようで惜しい。審査員がまたつまらない顔ぶれなんだ。JPなんかも出演していたのだが、GACKT を歌い、やっぱり勝てない。決勝には8名が進出し、Tarkiee、SHINOBU、荒牧陽子、nanami、Mr.シャチホコ、松浦航大、よよよちゃん、ビューティーこくぶというメンバー。なにかもの足りないと思ったら、今回、ミラクルひかるが出てないんだな。8名とも、決勝のほうがどうも出来が落ちると思ったが、結果はビューティーこくぶが優勝。ビューティーこくぶも見事なのだけど、よよよちゃんが優勝しそうだなと思いながら観ていた。

 そして、今夜は「THE W」の放送があり、その前に、夕方に放送された事前特番を観る。さらば青春の光・森田、水卜麻美が司会、過去の優勝者、オダウエダ、阿佐ヶ谷姉妹も出演。あとからニューヨーク、終盤には鬼越トマホークが加わると、まるで「マッドマックスTV」のような顔ぶれだ。歴代チャンピオンのネタを放送し、そして、今夜のファイナリストを紹介する。オダウエダ、阿佐ヶ谷姉妹は新ネタも披露した。阿佐ヶ谷姉妹は漫才。オダウエダは、先日の「NHK新人お笑い大賞」でやっていたネタだった。

 いったん眠り、深夜に目覚めてから、情報をまったく入れないようにした状態で「THE W」を観始める。司会は後藤輝基、水卜麻美。審査員は、塚地武雅、川島明、田中卓志、笑い飯哲夫、友近、野田クリスタルという6名。まずはAブロックの対戦だが、番組開始6分でもう対戦が始まってしまうのが忙しない。「M-1」みたいにたっぷりと時間をかけて暖めていかない。冒頭には「勝ち残りノックアウト方式」の説明もあり、去年までと同じルールなのだが、今までは10組だった決勝進出者が、今年は12組に増えた。ブロックも、A、B、Cと、3ブロックに分かれるようになった。◆Aブロックのトップは決勝常連の TEAM BANANA。対戦相手はヨネダ2000。ヨネダ2000 は優勝候補だと思っていたが、コントをもってくるとは思わなかった。「M-1」と差別化を図ったのだろうか。その内容は、愛が茶色い全身タイツを着てウンコを演じるもので、2番手でこれはちょっとだめじゃないかと思った。TEAM BANANA はいかにも古めかしい毒舌漫才だが、これは TEAM BANANA の勝ちかなと思ったが、審査員は3対3で割れ、視聴者投票がヨネダ2000 に入り、ヨネダ2000 が勝ち抜いた。続く、さとなかほがらかというひとはまったく初めて観る。カスタマーセンターの保留音が独特なひとりコント。これはヨネダ2000 が7票獲得し、ストレート勝ち。ヨネダ2000 は、暫定席のネタをきちんと用意しているのが素晴らしい。そして、Aブロックの最後は、ここも常連のAマッソ。どうなるかというところだが、披露したのは会社の面接のコント。面接を受ける村上は、体型を隠す箱から首だけ出している。ルッキズムへの皮肉だが、リアリティの部分がだめだ。こんな面接官はいるだろうか。結果は、4対3でヨネダ2000 の勝ち。審査員票は4票がヨネダに入った。Aブロックは、面白いメンバーのわりにはどうもぱっとしない戦いになった。ヨネダ2000 が最終決戦に進む。◆Bブロックのトップは天才ピアニスト。実力的には大本命だろう。カップルのケンカの場に居合わせたおばさんのコント。ますみがおばさんのかっこうで登場しただけで面白く、演者としての可笑しさがそなわっている。対するは爛々。ネタを観たことがなかったが、これも古めかしい漫才。天才ピアニストの圧勝だろうと思ったが、そのとおり、7票獲得し、ストレート勝ち。天才ピアニストも暫定席のネタを用意していて面白い。続いて、スパイクは居酒屋のバイトのコント。新人バイトがプリンセスのようなキャラクターというコントだが、やっぱり、演技がだめで面白くないんだな。ここもまた天才ピアニストが7票獲得。最後はフタリシズカかりこる。このひとのピンネタも未知数だった。加工された音声で電話する女のひとりコント。音声に頼りきったネタで、音声を担当しているのは誰なのか。Aマッソのプロジェクションマッピングを使った漫才もいやなのだが、いったい、なにを競っているのかと思わされる。芸に秀でているものを評価すべきじゃないか。結果、Bブロックは天才ピアニストがすべてストレートで勝ちあがった。◆Cブロックのトップは河邑ミク。カンニングする女子高生のひとりコント。演技が面白いひとだと思うのだが、BGMの多用が余計な気もした。それとは別に、顔のアップをやたらと映すカメラワークをしているのが気になったが、視聴者投票があるのだからそこはもっと引いた視点でなければまずいのではないか。対するはエルフ。バラエティ番組ではよく観るコンビだが、コントは初めて観た。機種変をするギャルがタメ口を使われるコント。荒川ちゃんの可笑しさがきちんと発揮されたシンプルなコントだった。エルフが7票獲得、ストレート勝ちという結果になったが、河邑ミクは結果を見ながらボケる余裕もあった。続いて、ここも決勝常連の紅しょうが。今回はなんとコントをぶつけてきた。ゴミ捨て場で酔いつぶれる女のコント。紅しょうがも、毎回毎回、古めかしい漫才だと思って観ていたが、その古めかしさがコントになると不思議と薄まる。熊元プロレスがなんだかだんだん可笑しくなってきた。これは紅しょうがが勝つのではと思ったが、紅しょうがが7票獲得、ストレート勝ちする。最後はにぼしいわし。事務所はフリー、大阪の地下芸人という謎の経歴。まるで記憶していなかったが、過去にも決勝進出しているんだ。この「THE W」以外ではまったく観ていないのだろう。真っ向勝負の漫才は、これはいずれ「M-1」でも期待できそうな面白さだった。しかし、結果はまたもや紅しょうがのストレート勝ちとなった。◆最終決戦は、ヨネダ2000、天才ピアニスト、紅しょうがの3組で争う。まず、順番を決めるくじ引きがあり、紅しょうが、天才ピアニスト、ヨネダ2000 の順になった。紅しょうがは最終決戦には漫才をもってきた。天才ピアニストは母娘の食卓のコント。ヨネダ2000 は動物と話せる女性のコントを演じ、最後にはでかいモヒカンをつけた衣装になるのだが、音響、小道具に頼っているのがやっぱり好きではなく、どうも漫才のときのような鮮やかさに欠ける。最終結果は、票が割れて最後までわからなかったが、天才ピアニストが優勝という結末になった。各票は、視聴者、友近、川島、塚地は天才ピアニスト、野田、田中はヨネダ2000、哲夫は紅しょうが。優勝者には日本テレビの各番組の出場権が与えられるのだが、しかし、Aマッソなんかはもう自力で出られるだろう。だから、その意味でも、天才ピアニストの優勝には意義がある。この優勝特典がある以上は、タレントとして活躍する前のひとたちのための大会であったほうがいい。

2022年10月25日火曜日

10月25日火曜日/コロッケの卒業


◇ 神田・秋葉原

 朝から都内に。Tシャツにジャンパーで出るが、いよいよ寒さを感じるようになってきた。冬服の用意がまだできていない。昼食は神田駅の近くで、神田伊勢という店に入り、伊勢の親子丼というのを食べた。ランチタイム価格、800円。通常価格は1200円のようだ。店内、ニッポン放送が流れていて、「ビバリー昼ズ」のオープニングをここで聴けた。しかし、扉が開けっ放しで寒い店だった。

 その後、岩本町に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書する。それから、秋葉原のブックオフに寄っていくが、ここは大型店で、まわるのに時間がかかるわりには、いつも乏しい収穫しかない。110円の文庫本、新書を各1冊、220円の文庫本、新書を各1冊買う。秋葉原から京浜東北線に乗り、品川からは東海道線に乗り換え、横浜まで戻ってくる。

◇ ラジオ・テレビ

 行き帰りの電車内では、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」と、続けて、土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、サンドウィッチマンの単独ライブに、近い会場で吉本のライブがあった中川家が飛び入り出演したそうで、そのことが双方で語られていた。Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」のコーナーも聴くと、先週木曜は、みうらじゅんが出演。ピカソの解釈をヒコロヒーと交わす。さかのぼるように、水曜のきたろう、火曜の中島岳志も続けて聴いていく。

 夜に帰宅し、録画していた「ものまねグランプリ」を放送直後に観た。JPの松本人志を中心にした「すべらない話」のパロディで始まるが、メンバーのなかには似てないひとも混じっている。この番組では、ほかにもテレビ番組のパロディをよくやるのだが、お笑い芸人のものまねというのは、もとが面白いものを真似てつまらなくしている場合があり、本人も登場したりなどすると、本人までつまらなくなるという被害を生む。ポケットビスケッツの内村をジャッキーちゃんが演じているのはちょっと面白かった。ブラックビスケッツの南原は誰かと思えば、マリアのイーちゃんだった。「泰造が見せたいぞう」というショートネタのコーナーでは、美川憲一のものまねのひとが面白かったから巻き戻して名前を確認したら、なんと、レッツゴーよしまさではないか。この美川憲一は審査員の関根勤も絶賛する。オーディションはいつだったのか、このひとを本戦に残さなかったのは失敗だろう。しかし、なにより、今回の目玉はコロッケの番組卒業だ。番組最後はコロッケのラストパフォーマンス。岩崎宏美、美川憲一、松山千春といった得意ネタ、それから、常連出演者たちとのコラボもあり、Mr.シャチホコとは玉置浩二を、松浦航大とは平井堅を、ホリ、古賀シュウとは武田鉄矢を、西尾夕紀とは工藤静香を、神奈月とは大友康平を一緒にものまねした。そのあとには「2憶4千万の瞳」をいろんなひとのものまねで歌ったのだが、しかし、この大事な場面で、フジテレビでおなじみの企画をやってしまう神経はよくわからない。まあ、そもそも、とんねるずの番組以前に、このようなメドレーをコロッケは得意にしていたはずだとは思うが。「ものまねバトル」時代からの過去の傑作選のVTRも流されたが、こうして観ると、コロッケがものまねにダンスの要素を入れてからもう20年以上が経つのだ。このラストパフォーマンスの最後には、コロッケは五木ロボットを披露した。五木ひろし本人も登場し、番組はコロッケの涙で終わった。この五木ロボットが現在のコロッケの代表作ということになるだろうが、この代表作が、ものまね四天王のすさまじい大ブレイク後に、新たに産み出した芸であることはとても驚くべきことだ。

 録画残量の確保が必要だったが、それを確認したら、もうこれ以上はテレビを観ている余裕はない。明日も朝早くから外出するため、とりあえず、横になりたくなった。ポッドキャストを聴きながら、深夜1時前には眠る。

2022年10月7日金曜日

10月7日金曜日/ユーミンの特集

◇ 生活

 早朝から眠り、やや遅めも時間に起きあがる。まず、ブログの更新をしようとするが、どういうわけか画像がアップされず、いろいろと工夫してみてもどうにもならず、どうしたもんかと困っていると、急に普通にアップできるようになり、なぜなおったのかわからない。ずいぶん無駄な時間を過ごした。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、磯山さやかが「ラヴィット!」でレッツゴーよしまさと共演したそうで、普段の志村のものまねが似すぎていて泣いてしまったと興奮気味に語る。12時台は、ミッキー・カーチスがゲスト。ミッキーさん、タイに住んでいたが、今は北海道に移ったのか。ツイッターを見ていないから、近況がわからなかった。絵を描き始めるようになったそうで、その個展が代官山のギャラリーであるために東京にきている。高田先生のツッコミに、ときどき、むっとしてみせるのも、ぴりっとしていて面白かった。この番組に、高田先生よりも目上のひとが登場することもだいぶ少なくなっている。

 遅くなってしまったが、夕方に外出する。雨降り。ざんざん降りで、すぐに靴のなかまで濡れてしまった。かつやに寄り、ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼を食べた。100円引き券を使い、659円。1時間ぐらいですぐに帰ってくる。

 ブログをもうひとつ更新しようとするが、眠気がひどくなり、書きかけのまま、1時間ぐらい眠ってしまった。目覚めてから仕上げる。なにをしているわけでもないのに、どうもだるい。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」を2日分、昨日のゲストは笑福亭鶴瓶。今日の放送は、広瀬アリスが初登場。昨夜の「アメトーーク!」は恒例企画の「コンビ芸人ホームルーム」。キャイ~ン、ダイアン、マヂカルラブリー、さらば青春の光が出演。MC側には、タカアンドトシのトシが座った。

 タイムフリーで、今日から始まった新番組「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。ヒコロヒーの「CURIOCITY」がリニューアルした番組だが、こんなタイトルにするかなというようなタイトルだ。ゲストなしになり、曲数が増えた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では、林真理子と能町みね子が、それぞれの連載コラムで、国葬での菅義偉の弔辞について、両極端な感想を記している。「週刊新潮」は、中山秀征の連載が面白い。今週はついに、ABブラザーズについて語っている。コンビ活動のその後、「相方松野も自分のお笑いを求め、インクスティック芝浦で「ホンジャマカ」という一座を立ち上げました。」と書いてあり、それ以上の説明はないのだが、これは知らない話だったので驚いた。ホンジャマカはそもそも、松野大介が立ち上げた集団だったのか。「墓碑銘」の欄は円楽を扱い、広瀬和生、吉川潮がコメントを寄せている。「FRIDAY」には、中川パラダイスと鳥居みゆきがユニットを結成し、ライブを開催するという記事があったが、林灰二が演出するんだというところにちょっと驚いた。林灰二という名をひさしぶりに目にした。「週刊テレビのウラ側」というコラムでは、港浩一のフジテレビ社長就任により、とんねるず復権の可能性が噂されているとか。「週刊ポスト」のたけしの連載は猪木追悼。たけしプロレス軍団の思い出が語られている。

 「POPEYE」の最新号は、「僕にとっての、漫画のスタンダード。」というコミック特集。ダウ90000 の蓮見翔が、田島列島「水は海に向かって流れる」と九井諒子「ひきだしにテラリウム」を紹介している。ギャグマンガ特集には堀道広が登場し、ここで紹介されている「カッラフルなエッッブリデイ」という作品にも興味が湧いた。コンビニ本の「マイファーストビッグ」について書かれた記事も気になり、これはブックオフで見かけたら注意しておこう。しかし、今どきのコミック特集を読むと、自分のマンガ歴はつくづく90年代で止まっていると感じてしまうなあ。

 月曜に配信されていた、ユーミン特集の「BRUTUS」もようやく読んだ。「民放ラジオ99局と作る松任谷由実特集」と題し、ラジオパーソナリティが多数登場し、ユーミンについて語る。清水ミチコと寺坂直毅の対談、横山剣、藤原ヒロシ、松任谷正隆、鈴木敏夫らのインタビュー、爆笑問題とユーミンの対談など、もちろん、ユーミンのインタビューもたっぷり。藤原ヒロシのインタビューでは、「ユーミンの個性って、ずっとモラトリアムな感じが残っているところかな。だからこそ世の中の大きな流れが見えてくる部分もあるし、その中に入らない、というのもあると思います。」「僕はユーミンのことを、大メジャーのアーティストだと思ったことって一度もない。ずっとオルタナティブなところにいる人、オルタナヒーローなんですよ。」 と語られている、このモラトリアムというキーワードが、爆笑問題との対談ではユーミン本人からも語られる。ユーミン「あの、爆笑問題さんも、私も、どこか学生感覚でいるところがないですか?」「そういうモラトリアムの視点で世の中を見ていると、なんかわかることってあるじゃないですか。逆に大人の世界とか、駆け引きとか。そこに入っていっちゃうんじゃなくて、ずっと、それこそ無責任に傍観していると、見えてくることってあると思うんですよね。」「端と端、エッジーなことは見えやすいんだけど、中庸というのが実は一番変化していて、見えづらい。でも、中庸に居続けることが、ポップだと思うので。一回ぽっきりだったら、ものすごく過激なこととか、すごく保守的なことができるんだけど。音楽的にもそうだし、世の中もそうなのかもしれないです。中庸というのが実はすごく、難しいことなのかもしれません。」 横山剣さんが語っていることも、ユーミンのポピュラリティについて。「ユーミンさんの歌には、多摩丘陵の神秘のような魅力がありますね。単なるソフィスティケートされたシティポップでなく、中に龍が入っているような、神がかったスピリチュアルなパワーを感じます。地霊ごと盤に刻んでいる気がして、それはフィラデルフィア・ソウルのようで合点がいくんです。細野晴臣さんが中沢新一さんと対談した『観光』という本でも、ユーミンさんをアメノウズメノミコトになぞらえていましたが、本の中で2人がしているフィールドワークのように、ユーミンさんも国道16号という経路のツボに鍼を打つような、しかもそうした一連をさらっとスタイリッシュに表現するから、ここまでポピュラリティを得られるんじゃないかと。」 特集外では、巻末連載ページ、やついいちろうと宮沢章夫の平常心ブラザーズの連載はこの号が最終回だった。

 Spotify のポッドキャストで、いつの間にか、「問わず語りの神田伯山」が配信されるようになっていた。いつからだろうと思ったが、今日の放送で、ちょうどそのことを知らせていた。検索してみると、TBSラジオの番組がほかにもいろいろと配信されるようになっている。「問わず語り」は、放送後にすぐに配信されているのがありがたい。ポッドキャストでは「人間の証明のテーマ」はなし。今日の放送では、歌舞伎座公演の件で、談春師匠から電話がかかってきた話をしていた。まだ眠れず、ポッドキャストをいろいろと聴きながら、深夜3時半頃に眠る。


2022年9月22日木曜日

9月22日木曜日/散髪 その他

◇ テレビ・雑誌

 昨夜は何時間眠れたかわからず、朝、ブログの更新をひとつ。早朝からもう少し眠りなおす。一気に涼しくなり、そのせいか、鼻水がひどい。風邪薬を飲んでおく。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」は、岡田圭右、雛形あきこがゲスト。火曜の「深夜0時の森」は、水卜アナが夏休みということで、代打に小籔千豊が登場した。若林と小籔千豊の関係をよく知らなかったが、このトークは通常回よりもずっと面白かった。ラジオも含め、雑談番組というのは当たり前のようにあるのだが、実際、雑談が面白いタレントというのはほんのひと握りで、小籔千豊はそのひとりだろう。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊新潮」に、角川歴彦逮捕によるたけしの映画への影響の記事があり、これに対し、たけしはなにか発言していないかと公式サイトを覗いてみると、19日の時点ですでにコメントが出ていた。「ところで、また馬鹿な週刊誌が、まぬけな質問をしてきた。KADOKAWA から頼まれたのかわからないが、事実と全く違う内容の記事を書こうとしている。まるで俺のわがままが原因で契約がまとまらないと言いたいようだけど、こちらは弁護士を入れて常識的に交渉しているだけだよ。それでも契約内容がまとまらないのだから、契約できるわけがない。文春ばかり売れて自分が売れないからって、嘘ばかり書くんじゃない。とにかく、新潮は買わないように。読みたければ、人に見せてもらうとかしてくれ。」 そして、今日22日付けのコメントでは、映画祭参加の報告に続けて、「今日発売の週刊新潮に「ビートたけし 最後の映画の行方」と書いてある。最後だなんてとんでもない。先月ここに書いたように、俺は新しい映画の準備を進めているところだ。おい、聞いてんのか茶坊主。」


◇ 二俣川

 午後から外出。肌寒く、パーカーを着ていく。家を出た途端に小雨がぱらつき出し、引き返し、傘をもっていった。まず、かつやに寄り、フェア丼のロースカツと豚焼肉の合い盛り丼を食べた。759円。カツ煮冷やしそばは定番メニューにしてほしいくらいだったのだが、すぐに終了してしまった。二俣川まで歩き、ジョイナステラスの無印良品に寄り、買いものをする。そのついでに、くまざわ書店も覗いていく。西友でも買うものがあり、それからまた、ジョイナステラスに戻ってきた。異様な眠気に襲われ、歩きながらでも眠ってしまいたくなった。ドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら読書をするが、しばらく眠気で朦朧とし、なかなか読み進められなかった。QBハウスで散髪してから帰宅する。

◇ 読書・テレビ・ラジオ・音楽

 ドトールで、綿矢りさ「私をくいとめて」を読み終えた。2020年刊、朝日文庫。親本は2017年刊。去年観た大九明子監督の映画がとても面白かったのだが、その原作をようやく読んだ。映画でとても印象的だった大瀧詠一の曲は原作でも流れていて、ほかにも、原作に忠実だったんだなとわかったところがいくつかあった。文庫解説は金原ひとみ。今までの綿矢りさの小説に秘められていた「小さな憎悪、小さな悪意、小さなストレス」のような「小さな嫌なもの」が今作にはないと指摘している。

 夜に帰宅し、月曜に放送された「お笑いオムニバスGP」を観た。川島明と白石麻衣が司会のほか、渋谷凪咲、ナイツ、チョコレートプラネット、ノブコブ吉村が出演。2時間の放送の前半は「オモウソい店GP」という企画で、まるまる「オモウマい店」のパロディ。それぞれの店の店員たちを、ジェラードン、チョコレートプラネット、友近、ロバート秋山、ロッチ、ネルソンズ、マヂカルラブリーが演じた。後半は「2憶4千万のものまねメドレー」。これを楽しみに録画していたのだが、本来ならば、とんねるず(あるいは、石橋貴明)の特番として放送してもらうのが理想であり、まるで別の番組と合わせたこの形式での放送は、どうもいやな事情を露骨に見せられているかのようだ。川島明ら、出演者たちはこちらのスタジオにも移動はするものの、しかし、このコーナーの司会は小木博明と柴田英嗣が務める。石橋貴明ももちろん、審査員長として登場する。この企画は「みなさんのおかげでした」のころからつねにすこぶる面白く、「細かすぎて」同様、確実に笑いが起こる仕組みが発明されている。今回も、トップの神奈月からさっそく爆笑させられた。登場順に、神奈月、モリタク&河口こうへい、ラパルフェ都留、霜降り明星せいや、山本高広、こにわ、レイザーラモンRG&椿鬼奴、ホリ、レッツゴーよしまさ、原口あきまさという10組。なんといっても、気になっていたのはレッツゴーよしまさというひとだ。10組中、このひとだけはまったく知らない名前だったのだが、ネタは、ひとりでドリフターズ全員を演じるというもの。どうやら、放送後からツイッターでも話題になっていたようで、今日の「ビバリー昼ズ」でも清水ミチコが話題にしていた。素の志村けんのものまねという大発明に驚かされるが、加藤茶のものまねも見事だった。ほかもみんな面白かったのだが、最後に、貴明から発表された優勝者はまさかのせいやだった。ウイニングランとして、もう一度、まったく同じネタをさせられる拷問のような時間にまた笑わされる。真剣に優劣を競うような野暮はなく、所詮はシャレで終わらせるのがこの番組の美点。とはいえ、そのあとに、ラパルフェ都留とレッツゴーよしまさのネタをもう一度放送する時間もあった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、14時台のゲストが、ダウ90000 の蓮見翔と吉原怜那だった。「白黒アンジャッシュ」を観たおかげで、メンバーそれぞれを認識できるようになった。塙さんが「マオ9000」というボケをするのだが、小林麻央の9000字のブログというのが、検索しても、なんのニュースのことなのかさっぱりわからない。

 先週金曜の「問わず語りの神田伯山」は、「刺さルール」の収録があったというので、太田の炎上についてしゃべるのかと思ったら、自身の「刺さルール」での発言についてしゃべる。そのあとは別の話にもなるが、最後の最後にようやく太田の炎上の話題にもっていった。爆笑問題をいじりながらも、炎上させているやつらをからかう。笑いにしているいい助け舟だと思った。

 Spotify で、KERA の新アルバム「逃亡者K」が配信されていた。電気グルーヴ「ママケーキ」以来のまりんの声で始まるアルバム。聴きながらブログの更新をしようとするが、眠くなりだめ。何時から眠っていたという記憶もないのだが、深夜に目覚め、誕生日に突入していた。眠っているうちに誕生日を迎えるなんて、いったい何年ぶりのことだろうか。去年に比べると、宮沢章夫は亡くなるし、来週には国葬があるし、気分はずいぶん重苦しい。朝までにブログを更新する。


ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...