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2024年8月31日土曜日

8月31日土曜日/末廣亭の余一会

◇ 寄席

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」を観て、それから、先月にETVで再放送された談志の「お化け長屋」を観る。1985年の「演芸指定席」という番組で、寄席若竹で収録されている。「あなたも落語家になれる」を出したころか。

 朝からくしゃみと鼻水が止まらず、風邪薬を飲んでおく。今日は午前中に家を出て、都内まで。天気予報では一日雨降りになっていたが、家を出るときには晴れていて、夜には降るのかもしれないが、荷物になるから傘は置いていく。横浜から東横線に乗り、副都心線直通、新宿三丁目まで。

 新宿末広亭の余一会、立川流一門会に。記憶がはっきりしないが、末広亭はコロナになってかから一度きて以来だと思うから、あれは2020年のことだったのか。開演15分前に入場し、二階席の真ん中に座った。今日は超満員。13時開演、前座はのの一さん。志ら乃さんの女性のお弟子さんだが、落語を観るのは初めて。出演順に、のの一「狸の札」、談吉「ゴメス」、らく兵「洒落小町」、小春志「岸柳島」、談修「一目上がり」、生志「お菊の皿」、仲入りを挟み、志の春「アナザーラベル」、談四楼「人情八百屋」、ランジャタイ、志らく「死神」。今日のいちばんの目玉はランジャタイ。ランジャタイが末広亭に出るというだけでも特殊なことなのに、伊藤のスキャンダルのために国崎ひとりの出演になってしまった。出囃子は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲だった。鳥のかぶりものをして登場した国崎は、座布団に座ってしゃべり始めた。落語家を演じるコントのようでもあり、その中身はほら話の漫談だ。この突飛なスタイルも、緊急事態なのはみんなわかっているから許容される空気がある。漫才のときと同様、身ぶり手ぶりの表現力が豊かなのだが、口調のよさも際立つ。聴き心地のいい話芸だった。末広亭で国崎のひとり芸を観ることはおそらく最初で最後、とても貴重なものを観た。談吉さんが「ゴメス」という新作をぶつけてきたのは、きっと、ランジャタイ目当てのお客を意識してのことだろう。談吉さんの新作は本家イリュージョンの世界だ。ランジャタイの目当てらしきお客の反応もすこぶるよかったと思う。志らく師匠とランジャタイに期待しているお客が大半のなかで、生志師匠がマクラで空気を掌握していくさまもさすがだった。16時過ぎに終演。

 新宿三丁目の松屋に入り、チキンカレーを食べる。480円。今日までが期限の無料券を使い、生玉子もつけた。靖国通りのブックオフまで足を延ばし、220円の文庫本を2冊買っていく。雨が心配なので、地下街のサブナードに降りていくと、古本市に遭遇した。これも少し覗いていく。横浜に戻ってきてから、西口地下のドトールに入り、ひと休み。ラジオを聴いて、それから読書。SNSを見ると、フワちゃん問題にAマッソ加納が関与していたという新事実が出てきた。

 結局、帰宅前に雨に降られてしまった。ずぶ濡れになりながら、夜遅くに帰宅する。「HONMOKU RED HOT STREET」を今日はオンタイムで聴く。SNSのトレンドから、横浜駅で転落事故があったことを知った。時間を見ると、その事故があった直後には横浜駅にいたはずだが、そんな騒動があったのに、ずっと地下にいたからまったくわからなかった。

 台所にしかけたネズミ捕りに、ひさしぶりにネズミが引っかかった。まだ子ネズミだ。でかいネズミも何度も目撃はしているのだが、捕まるのは子ネズミばかり。でかいネズミはネズミ捕りに引っかかっても、どうやら逃げ出してしまうようだ。

2024年7月23日火曜日

7月23日火曜日/土地を売るというので

◇ 西新宿

 早朝に目覚め、ゴミを出してくる。この時間はまだ涼しい。まだ眠いが、今日は朝から外出するから、眠りなおしてしまわないように注意しながら少し横になっていた。家を出る時間になり、予定どおり、母を連れて出発する。今日は普段のいい加減なかっこうではなく、小ぎれいなかっこうをしていないとまずいと思い、新しく買った襟付きのシャツを着ていく。乗り換えが少ないよう、東横線直通から副都心線直通と、直通づくしで新宿三丁目まで、丸ノ内線に乗り換え、西新宿にやってきた。

 アイランドタワーに集合。集まったのは叔父夫妻たちと不動産屋、うちが所有する土地に住んでいるご家族たち。父方の曾祖父母の代からもっている東京の土地が、防災のために道を広げる必要があり、東京都が買ってくれることになった。今日はその契約のための集まりだ。うちは曾祖父母の代はどうやらかなりいい家だったらしく、自分が幼いころは見る影もなく、祖父母は散らかった家に住んでいたが、よく思い出してみれば大きい家ではあり、金持ちの名残りはあった。聞くところによると、祖父の代で台なしにしたらしい。祖父は兄弟が多く、姉だか妹だかはサガミオリジナルの社長のところに嫁いだらしいが、関東大震災のときにしっかりしていた兄たちが死んでしまい、だらしがない祖父が生き残ったということだ。その祖父の子、3人兄弟の長男がうちの父で、その土地の権利を3兄弟がもっていた。うちは父が死んでいるから権利者が母になっているのだが、母が高齢になり、兄は馬鹿だから、弟の自分に役目がまわってきたということになる。

 だだっ広い会議室のようなところに通され、ロの字型に並べられたテーブルに着く。こういうことはよくわからないから、言われるがままに片っぱしから書類にハンコを捺していたのだが、ハンコを間違えていたようで恥をかいた。不動産屋が代わりにやりなおしてくれた。この大仕事が終わったあとには、叔父夫婦たちと食事をした。新宿野村ビルの50階にある「祢保希」と書いて「ねぼけ」と読む店に入った。自分では絶対に入らないような店で、母の喜寿のお祝いをしようというから、しかたなく高級な料理を食べた。

 西新宿から、きたときと同じルートで母と一緒に帰ってくる。電車内、SNSを開くと、小原乃梨子の訃報が飛び込んできた。母は若いころにテレビ局で働いていたことがあって、小原乃梨子と知り合いだという話を小さいころに聞いたことがあったが、その証拠を見たことがない。この訃報で 88歳だとわかったが、母よりもだいぶ歳上だ。スマホのこのニュースを母に見せてみても、なんだかよくわかっていないようだった。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、すぐに眠る。1時間ぐらいで目が覚め、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は Ado がゲスト。番組初のリモート出演だというのだが、CGのドラえもんが出演したことはあったが、あれはリモートみたいなもんじゃないのか。裏声を使うようにという Ado の指導で、徹子さんが「うっせぇわ」を歌ってみせた。

 今日の「さんま御殿」は「おひとり様満喫女子」というテーマ。渡辺直美が5年ぶりに出演のほか、ヒコロヒー、紅しょうが、あのちゃん、柏木由紀、皆藤愛子、重盛さと美、鈴木砂羽らが出演。「お風呂キャンセル界隈」っていう言葉は知らなかったな。風呂に入ってないことが言いやすくなったんだって。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴く。14時台ゲストに談春師匠が登場。ケイさんがいる火曜だったのがよかった。立川流は前座時代に三太良太に言われて木馬亭に出ていた時代があったという、これは初めて知る話だった。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。恒例の梅雨明け宣言の話から始まり、そのあとは「サンジャポ」に出演した安野貴博の話になった。太田は安野貴博の小説も事前に読んだうえで臨んでいたんだ。太田は同じ日の「日曜サンデー」のゲストだった泉房穂の本も読んでいて、単に読むだけでなく、内容も詳細に説明できるほどに読み込んでいる。あの仕事量をこなしながら、なぜそんなに本が読めるのか、本当に不思議だ。安野貴博の妻は太田の「笑って人類!」を読んでいて、ピンチョンみたいだと言われたという。あのひとは元文藝春秋の編集者なのだね。

2024年4月28日日曜日

4月28日日曜日/歌舞伎町の大お練り

◇ 新宿

 早朝から眠るが、録画残量を空ける必要があり、朝っぱらから数年前のテレビ番組を確認しては消去していく作業。録画残量が確保できたら、あとはラジオをつけておく。今日は午前中から都内に。暑くなり、今季初めて半袖のTシャツで出る。パーカーはカバンのなかに入れていく。ゴールデンウィークのため、電車は混雑し、遅延もしていた。横浜から東横線に乗り、副都心線の新宿三丁目まで。

 歌舞伎町で開催される「大歌舞伎祭」の大お練りを見物するためにわざわざ新宿までやってきた。13時にモア4番街をスタートするのだが、だいぶもたついてしまい、到着したときにはもう13時になる直前だった。モア4番街というのがよくわからないから、これは事前に場所を確認しておいた。新宿三丁目駅から地下を通り、紀伊国屋から外に出たが、通りひとつ手前までは意外と平穏だ。つぎの通りに行ってみると、ひとだかりができている。柵が並べられ、歌舞伎役者ののぼりが立っている。黒いTシャツのたくさんのスタッフたちの向こうには、お練りの一行が人力車に乗ってスタンバイしていた。中村七之助のすがたを見つけた。すでに始まる時間だ。お練りの一行が動き始める。先頭にまわり込むと、「大お練り」と書かれた幕が掲げられたあとにはスーツ姿のどうやらお偉いさんたち、そのあとには神楽坂の芸妓衆、木遣りが続く。そして、人力車に乗った役者たち、勘九郎、七之助、虎之介、勘九郎の息子の勘太郎、長三郎、最後に鶴松が通っていく。歌舞伎町にはまっすぐに向かわず、まずは逆方向に進み、アルタ前を通り、今度はモア2番街を戻ってくる。また先まわりして、写真を撮りながら追いかけていくが、モア2番街は見物できるスペースが片側にしか設けられておらず、写真を撮るには逆光になってしまうがしかたがない。お練りは靖国通りの横断歩道を渡り、歌舞伎町に進んでいく。モア2番街からそのまま追いかけていくと、反対側には永久に移れなくなってしまった。しかし、歌舞伎町に入っていくとだいぶ日陰になり、わりあい、いい写真を撮ることができた。

 TOHOシネマズの前を左に曲がり、かつての噴水広場、歌舞伎町タワーの前にステージが作られている。お練りの一行が舞台あいさつをする。それまでは少し時間があり、観やすいようにステージの上手側で待ちかまえていたら、始まるとここには幕が張られるという案内があり、中央に移動するはめになった。柵が並べられているため、いったん最後方まで下がってからステージ正面に入っていく。見物客とステージのあいだにはカメラをかまえる報道陣たちが陣取っている。そもそもこの催しは一般客よりもメディア向けのものなんだよな。日差しがやや強くなり、歌舞伎ファンのお婆さんたちが日傘を差し始め、これじゃあステージが見えないんじゃないかと思ったが、始まる時間になったら日傘を閉じてくれた。さすがは慣れたお客さんたちで、マナーがしっかりしている。司会の女性アナウンサーからも日傘を閉じるようにアナウンスがあった。ステージは遠いが、ステージの上方、歌舞伎町タワーにはでっかいモニターがあり、ステージの様子はそこにも映し出される。舞台あいさつは実行委員長と新宿区長から始まり、役者たちもひとりずつ、マイクをもった。長三郎があいさつをすると、かわいいの声が飛んだ。長三郎は人気者。ほんと、かわいい。

 舞台あいさつを最後まで見物して、ひとまず、昼食にする。歌舞伎町の飲食店の値段がやたらと高くなっているのはインバウンドの影響か、こんなところではなにも食えないと思い、新大久保方面に歩いていく。なか卯に入り、いか明太丼とはいからうどんのセットを食べた。830円。

 再び、歌舞伎町タワーに戻り、今度は松竹芸能のステージを観る。歌舞伎とはなんの関係もないお笑いのライブ。出演は、駆け抜けて軽トラ、オジンオズボーン篠宮、安田大サーカス。インスタの投稿をしていたらもたついてしまい、戻ったときには、駆け抜けて軽トラがもうコントを始めていた。このライブではさっきの舞台あいさつのときのような柵はなく、ステージの前を開放していたから近くで観ることができた。篠宮のネタの最中に、舞台袖にクロちゃんのすがたが見える。安田大サーカスが出てくると、通りすがりのひとたちの反応もあって楽しい。3組のネタのあと、最後にクイズコーナーがあった。歌舞伎のクイズを出すのだが、誰も歌舞伎のことをろくに知らない。団長にはここでこそ、香川照之のものまねをやってもらいたかったな。

 新宿西口のブックオフに寄り、220円の文庫本を2冊買っていく。地下を通り、新宿三丁目に歩く。靖国通りのブックオフにも寄り、こちらでは 220円の単行本を1冊だけ買った。新宿三丁目駅から副都心線、東横線直通の各停に乗り、眠りながら帰ってきた。

 電車内で、嵐山光三郎「「世間」心得帖」を読み終えた。2021年刊、ちくま文庫。「週刊朝日」の連載エッセイに大幅に加筆し、再構成した文庫オリジナル作品と書いてある。「週刊朝日」の「コンセント抜いたか」は連載中にはあまり読んでいなかったが、かなりの長期連載だった。どれだけ単行本化、文庫化されているのか、さっぱり把握できないな。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭に登場した三谷幸喜はメガネをかけておらず、髪を分けている。コロナになった安住の代わりをやろうとして目張りを入れていた。そのあとに、サッカー場の観客席の急病人にキーパーが気がついたというニュースをやっていたが、入場する選手たちのなかに小島よしおが混じっていて、番組上はそこにはなにも触れないのが妙だった。昨夜は裏番組が「心はロンリー」だったが、こっちもまるで「心はロンリー」のようだ。それから、宮沢博行議員の辞職の話題。このひと、49歳だって。同い年か。「記憶にございます」って、ちょっとふざけて言ってるよな。そのあとにやっていたボディシェアリングという技術の特集には興味が湧いた。玉城絵美という40歳の研究者。つぎの特集の「チーム友達」というのはまったく知らなかったが、元KOHHの千葉雄喜の曲なのだ。民放初、千葉雄喜の直撃取材が行われる。

 今朝の「サンデージャポン」には、佐々木久美、みちょぱ、成田悠輔らが出演。大谷翔平の話題から始まり、それから、宮沢博行のパパ活スキャンダルの話題。このひとは馬鹿馬鹿しくていいな。そのあとには自民党の裏金問題や、有名人のなりすまし広告の問題を扱っていたが、泉房穂のVTRの最中に、宮沢博行の囲み取材の中継が入る。サンジャポジャーナリストがすぐ横に陣取っていた。

 今朝の「ワイドナショー」には、今田耕司、ウエンツ瑛士、オズワルド伊藤、神田愛花が出演。こちらでもパパ活の宮沢博行の話題。ウエンツが、ワイドショーやこの番組で扱うのはわかるが、報道で大きく扱われていることには違和感があると語る。「この内容とそのニュースの大きさってまったく比例してないなっていうか。これ、そんなに…。めっちゃ面白いとは思うんです。なんでもしゃべってくれるし、ぜんぶ素直に…。(略)でも今、やらなきゃいけないニュースめちゃくちゃあるなか、これが大々的にやってるのは、僕はすごい気になりましたね。」

2024年3月29日金曜日

3月29日金曜日/笑いと音楽を信頼する

◇ テレビ

 朝から大雨、風がうなるような激しい音を鳴らしていた。録画していた今朝の「ブギウギ」をさっそく観る。半年間観続け、ついに最終回。「ハッピー☆ブギ」のオープニングもなく、スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まる。羽鳥先生(草彅剛)は白髪になっていた。涙をこらえる茨田りつ子(菊地凛子)。指揮棒を振るのは服部隆之だ。最後は「東京ブギウギ」。しかし、15分はあっけないな。趣里のすごさをひたすら感じる半年間のドラマだった。

 インスタを開くと、木梨憲武の投稿から、とんねるずの武道館ライブが開催されることを知った。山は動いた。これはなんとしてでも行きたいじゃないか。ツイッターでも検索してみると、もちろん話題になり、大きく報道もされていた。

◇ 神保町・新宿

 昼から都内に。この時間には雨は止みかけ、強風のため、どうせ差せないから傘はもたずに出る。いったん、浜松町に出てから、水道橋に移動する。少し時間ができ、神保町のほうまでぶらぶらして戻ってきた。東京堂書店を覗き、矢口書店の外の棚から、300円の単行本を買っていく。

 その後は、いったん杉並区のほうまで行くことになり、新宿から帰ることになった。ひどい眠気で朦朧とする。昼食は食べそこね、夜になってからようやくまともな食事。新宿西口のすためしどんどんに入り、焼き牛めしを食べた。930円。あっちこっち移動することになったが、今日はブックの日でもあるのだ。新宿西口のブックオフに寄り、390円単行本を1冊。それから、地下を通り、新宿三丁目のほうに出て、靖国通りのブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。

 新宿三丁目から副都心線、東横線直通で横浜に戻ってくる。ひどい眠気が続き、電車内ではずっと眠っていた。閉店間際のビブレのブックオフにも寄るが、わずか15分程度の時間では300円分の本を選べず、なにも買えなかった。今月のブックの日は2店だけで終わる。

 イオンフードスタイルで買いものしてから戻ってくると、ビブレの前で、山本太郎が演説を始めていた。れいわ新選組の演説は水道橋博士が出馬したときに何度も観たが、しばらく眺めてみると、選挙期間中とは違い、オーディエンスからは鋭い質問がなかなか出ずに盛りあがりに欠けていた。質疑応答に制限時間を設け、そのゲーム性が以前に観たときには面白かったのだが、ここではつまらない質問を打ち切る理由にしているようで、山本太郎の対応がどうも冷たく感じてしまった。入り口をゲーム化するのはいいのだが、ゲームの先がなければまずいのではないか。

◇ テレビ

 人身事故があったようで、電車が停まっていて、帰宅は深夜になる。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は小林明子がゲスト。奇しくも、「不適切にもほどがある!」最終回の日に小林明子が「恋におちて」を歌うとはできすぎているではないか。

 そして、その「不適切にもほどがある!」最終回だ。ミュージカルで乗り切ってしまうところがやっぱりこのドラマの肝で、宮藤官九郎の笑いと音楽への愚直なまでの信頼を強く感じるドラマだった。笑いと音楽により、困難を乗り越えていく。「ブギウギ」もそのようなドラマだった。

2024年3月25日月曜日

3月25日月曜日/新宿・「月刊コント」

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚める。ようやくあたまがすっきりした感じ。ブログの更新をようやくひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。「ブギウギ」はいよいよ最終週。朝ドラを最初から最後まで観るのは「あまちゃん」以来、二度目のこととなる。朝ドラというのは面白い器だ。引退の決意を打ち明けるスズ子(趣里)を、羽鳥先生(草彅剛)は強い言葉で止める。

 観そびれていた先々週の「林家正蔵の演芸図鑑」を観ると、正蔵と三増紋之助の対談があり、紋之助のフランス座の修業時代の話が興味深かった。たけし軍団のクロマニヨン吉川が曲芸の道具をもってきていて、それが曲独楽師となるきっかけになった。その時代、浅草演芸ホールで浴びるように演芸を観たという。にぎやかな芸風はアルバイトで子どもショーをやっていた影響のようだ。

 先週月曜に放送された「春になったら」第10話は TVer で観た。先々週の第9話に続き、この週もラスト10分に、木梨憲武と奈緒の親子ふたりだけの会話のシーンをもってきた。ふたりの泣きの芝居に惹き込まれる。スジのわかりきった人情噺を味わうよさをますます感じる。今夜の最終回はどうなるか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「ブギウギ」共演者10人のインタビューがあり、水上恒司、富田望生、黒崎煌代、橋本じゅん、新納慎也、伊原六花、安井順平、ふせえり、藤間爽子、田中麗奈が登場していた。田中麗奈「趣里ちゃんが演じるスズ子にコメディーセンスを感じるので、演技についての話をするなかで「どこでコメディーを学んだの?」と聞いたこともあります。趣里ちゃんは小さい頃からエディ・マーフィーなどのコメディー作品が好きだったそうです。」

◇ 新宿

 午後から外出。朝から雨降りだったが、この時間には止んでいた。夜にも降るような予報だが、めんどうだから傘はもたずに出る。横浜から東横線に乗り、副都心線直通、新宿三丁目まで。靖国通りのブックオフに寄り、110円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。ここは値段設定が昔のままだ。

 新宿駅のほうに向かい、東口から西口に進むと、明らかに空が広く感じる。風景がまるっきり変わってしまっていて驚いた。歩道橋の上に昇り、なにがどうなっているのかを確認してみると、小田急百貨店がいつの間にか取り壊されていた。爆弾でも落とされたかのようにぽっかりと空間ができている。バスターミナルの外側に進んでいくと、こちらも空が広い。明治安田生命ビルとその向かいのビルもなくなっている。駅に向かって、巨大なスロープが作られようとしてる。

 新宿西口にて、遅めの昼食。よもだそばに入り、よもだカレーを食べた。620円。西口でもブックオフに寄り、390円の単行本を1冊だけ買っていく。あとの予定までは時間が中途半端になり、南口から東側に歩き、少しのあいだ、高島屋のベンチに座る。

◇ お笑いライブ

 19時を過ぎてから、ルミネtheよしもとに向かう。ザ・プラン9が主催する「月刊コント」にスチャダラパーが出るというのでチケットを買った。ずいぶん遅く買ったから席は最後列になった。開演前、舞台上にはすでにDJセットが置かれている。19時半に開演すると、スチャダラパーのライブがさっそく始まった。まずは「GET UP AND DANCE」、そして「ライツカメラアクション」。ルミネでスチャダラパーのライブを観ているというこの状況が不思議で可笑しい。観客も音楽のライブのようなテンションにはならず、お笑いライブを観ているテンションなのだ。「月刊コント」は長く続いているライブだと思うのだが、観るのは初めてだった。ザ・プラン9のほか、蛙亭、ロングコートダディ、空気階段、次長課長が出演。岡山出身者がそろい、それで、岡山出身のBOSEがいるスチャダラパーが呼ばれたというわけだ。スチャダラパーのライブのあとの最初のコント、セリフのなかに出演者の名が織り込まれた紹介が鮮やかだった。出演者たちはそれぞれのコンビのコントもありながら、共演もあり、すべてのコントがつながっているという構成になっている。空気階段はコインランドリーの洗濯機からかたまりが出てくるコントを演じたが、そのあとのコントでは、BOSEが洗濯機から現れる。スチャダラパーの3人もしっかりとコントに参加するのだ。コントのまま、最後にはスチャダラパーのライブ会場という設定になり、出演者全員がステージ上にいるまま、最後は「今夜はブギー・バック」で盛りあがった。ボーカルのパートになると、BOSEに引っぱられ、次長課長河本が不動産のコントのキャラクターのままの声で歌った。「ブギー・バック」30周年に、珍しい「ブギー・バック」が聴けた。

 帰宅は深夜になり、録画しているNHKのニュース番組だけ観てから眠る。

ブログ アーカイブ

8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌  今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニ...