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2023年1月4日水曜日

1月4日水曜日/「東西笑いの殿堂」

◇ ラジオ・テレビ

 呼吸が浅く、変な夢を見ていた。これが初夢だと思うのだが、夢特有のはっきしない人物が登場し、知り合いなのか、芸能人なのか、よくわからなかった。朝、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をあれこれと。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、塙さんが声をつぶしていて、正月の「新春!お笑い名人寄席」でその声をしていたが、この日の午前中が収録だったんだな。オープニングのあとのコーナーには、冷蔵庫マンと八幡カオルが登場した。年末の友近の「シン・ラジオ」は、ちゃらんぽらん冨好さんがスタジオに登場。忘年会ということで、えんえんとカラオケ大会をする。

 11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」は今年初めの放送だが、番組は来週からだと思っていた昇太師匠。事務所から今日は「ビバリー」はないとはっきりと言われていたのに、10時45分ぐらいに事務所から電話がかかってきて、池袋演芸場の出番だったのを、急遽、変わってもらったという。12時台は立川吉笑がゲスト。

 ラジオを聴きながら少し眠り、午後、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・竹下景子)を観た。この番組も今日が今年初めての放送。それからまた少し眠りなおし、ブログの更新をようやくひとつ。

 今日は外出せず、家にいる日は録画をばんばん片づける。昨日放送された「東西笑いの殿堂」を、なにしろ、4時間の番組だから、なかなか一気に観る時間も作れず、去年も録画したまま観そこねているのだが、今年は正月気分があるうちに観てしまいたいと思った。毎年1月3日に放送されるNHKの寄席番組。司会は爆笑問題。あとからすぐに中川家も登場し、それぞれが東西のキャプテンという役割。かつては「初笑い東西寄席」という番組で、東京と大阪、4箇所の劇場から中継を放送する番組だったが、数年前にタイトルが変わり、スタジオがメインになった。4箇所の中継はタイトル変更以降も続き、それぞれ、東京は落語協会と落語芸術協会が、大阪は吉本と松竹の寄席の雰囲気が味わえる。今年のレポーターは、大阪千日前はミルクボーイ、大阪心斎橋はチキチキジョニー、上野鈴本演芸場は柳家わさび、新宿末広亭はナイツが担当。ナイツは最初はスタジオにいたのだが、あとから移動した。演芸はスタジオから始まり、トップは西軍から、すゑひろがりずが登場した。しかし、インチキ狂言がおめでたい芸みたいな扱いになっているのはまずいんじゃないのか。東軍のトップはダイヤモンド。そのあとには「今年挑戦したいこと」を2組に訊くコーナーがあり、ダイヤモンドは「神奈川県を盛り上げる」と答え、明らかに黒岩知事に似ていることにつなげるつもりだったのだが、このタイミングで中継が始まるチャイムが鳴ってしまい、なんだかわからないところで切られてしまった。千日前からミルクボーイの中継になり、ここには宮川大助・花子が登場した。車椅子に乗る花子を大助が押して登場したのだが、しかし、明るくて元気そうだ。続いて、スタジオには矢野・兵動が登場し、絶品の漫才。そして、千日前NGKからの劇場中継になり、ミルクボーイ、和牛、のりお・よしお、阪神・巨人と続く。スタジオに戻り、なすなかにし、アメリカザリガニ、神田伯山「扇の的」。鈴本からの中継を少し挟み、スタジオにはカンカラが登場。そして、改めて鈴本から寄席中継。風藤松原、鏡味仙志郎・仙成、柳家喬太郎「擬宝珠」。スタジオに戻り、「新人大賞」の受賞者、スパイシーガーリック、立川吉笑「ぷるぷる」と続いた。ここで前半は終了。後半は、司会陣と伯山のトークからスタートする。さっそく悪態をつきまくる伯山だが、初対面の中川家との会話はまるでなかったのが惜しい。続いて、賞レースの王者2組、ウエストランド、ビスケットブラザーズ。それから、錦鯉、三拍子と続き、この流れで、桂文珍が登場、「携帯供養」という新作落語をやった。時代性をかなり取り入れた内容だったが、LGBTQのネタはだいぶ危なっかしいと思った。続いては、末広亭から寄席中継。おせつときょうた、ナイツ、桂小すみ、桂宮治「たらちね」。スタジオに戻り、スーパーマラドーナ、U字工事。心斎橋角座からの劇場中継になり、チキチキジョニー、シンデレラエキスプレス、横山ひろし・春けいこ、はるか・かなた。関東の人間にとっては、毎度、この松竹のブロックは貴重な時間だ。大好きなシンデレラエキスプレスの漫才が嬉しい。劇場もいいサイズに感じられる。そして、スタジオに戻ると、司会席にはスーパーマラドーナが立ち、キャプテン対決。まずは西軍の中川家、続いて、東軍の爆笑問題。これが最後かと思ったらまだあった。最後はレジェンド対決、東軍は堺すすむ、西軍はザ・ぼんちが登場。この2組の並べかたにも違和感はあるのだけど、堺すすむが歳をとってしまったのかどうも弱々しく、ウケないから、後半はわかりやすいネタに替えていったように感じられたが、それが逆効果で、ますますウケなくなっていったように思えた。番組側も、オファーする前に最近の舞台を確認するようなこともしないのだろう。対して、ぼんちはパワフルな漫才だった。番組最後には、番組冒頭からずっと引っぱっていた特別審査員のすがたが明らかになる。どうでもいいと思いながら観ていたが、今年の大河ドラマの出演者だというその正体はハナコの岡部だった。VTRでは松重豊からのメッセージもあり、4時間の寄席番組が大河ドラマの宣伝で終わった。

 4時間の番組をずっと集中して観ているわけにもいかず、テレビを観ながら、オンライン将棋を指したりもしていた。1級から、ついに初段に昇格した。新年からおめでたい。

◇ 映画・雑誌

 去年の「文藝春秋」100周年記念企画にあった小林信彦の映画ベスト100 を、今年こそは順に観ていこうと思い、アマゾンプライムにあるものを手帳にリストアップしていくことから始めた。洋画のほうは、年代が古いものが多いせいもあるが、かなりの数を無料配信で観ることができる。新年に観た山中貞雄監督の2本もこのベスト100 に入っているのだが、今夜はまず、そのなかからレオ・マッケリー監督の「人生は四十二から」を観た。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の中野翠の連載では、2022年の私的映画ベストテンが発表されていた。1位は「クライ・マッチョ」。これは観そびれてしまった。10本のなかでは「声もなく」と「わたしは最悪。」を映画館で観たが、「わたしは最悪。」はまさに、中野翠の「文春」のシネマチャートの評を読んで観たくなったんだった。そのほか、石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」もあり、こちらは「太田光の炎上騒動が突きつけたこと」と題している。これを読むまで知らなかったが、昨年末に「ニューズウィーク日本版」のサイトで、石戸諭は太田にインタビューしていたのだ

2022年11月23日水曜日

11月23日水曜日/「NHK新人落語大賞」

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、ブログの更新に手をつけるが、下書きを仕上げるだけでせいいっぱい。更新ができないまま、数日放置しているが、アクセス数がはっきりと少なくなった。アクセス数を目指すブログではないものの、アクセス数というものが表示される以上は、まったく気にしないでいるというのは不可能だ。いつも、更新しないほうがアクセス数が高いぐらいのときもあるのだが、どんな人間に読まれているのかもわからず、非常に薄気味悪い。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、花園神社の見世物小屋の告知をしていて、どういうつながりがあるのか、水曜はときどき妙な告知をしている。12時台は、大槻ケンヂがゲスト。あとのコーナーには彦いちも登場した。

 今日は祝日、勤労感謝の日。「NHK新人落語大賞」の放送がようやくあり、これは結果を知る前に観てしまいたかった。しかし、かつては、結果が新聞に報じられていたから、結果を知ったうえで観るというのが当たり前だったのだが、最近はずいぶん、情報が漏れることに神経質になっている。司会はたい平と南沢奈央。審査員は、文珍、小遊三、鶴太郎、赤江珠緒、堀井憲一郎。審査員席は、まばらな客席のなかに設けられている。持ち時間、12分を過ぎると失格って、こんなにきびしいルールだったっけ。登場順に、桂源太「元犬」、桂天吾「強情灸」、立川吉笑「ぷるぷる」、露の紫「看板のピン」、林家つる子「反対」、わん丈「星野屋」。吉笑さんの「ぷるぷる」は初めて観たが、これは新しいアイデアだ。しかし、吉笑さんの落語は、アイデアに溺れて、落語としての魅力に欠けるきらいがあるのだが、これは台本のディテールで落語らしさを演出している。小遊三が言うように、稽古の形跡がずいぶん感じられたが、それがはたして、上手いという域にまで達しているだろうか。だけど、吉笑さんが終わった時点で、吉笑の優勝だろうとは思った。最初のふたりは若さにまかせた落語という感じ。紫は面白くなかった。つる子は野暮の極み。落研みたいな落語で、観ていて恥ずかしくなる。わん丈が「星野屋」で勝負にきたのは意外だったけれども。堀井の得点、吉笑に10点、つる子、わん丈に9点、ほか上方勢3名は8点。赤江さんは、吉笑、わん丈に10点、源太、天吾に9点、女性2名は8点。鶴太郎は、吉笑、わん丈に10点、ほか4名は9点。小遊三は、吉笑に10点、源太、つる子、わん丈に9点、ほか2名に8点。文珍は、吉笑、紫、つる子、わん丈、4名に10点、ほか2名に9点。結果、吉笑が50点満点で優勝した。権太楼が体調不良のために小遊三になったようだが、権太楼みたいにシビアなことを言う審査員が誰もいないのはつまらなかった。権太楼だったら、吉笑をどう評価したろう。

 雨降りだから出かけたくなかったが、チケットの引き換えをどうしてもしなければならず、夜になってから、セブンイレブンまで行ってきた。ついでに、スーパーで買いものしてから帰ってくる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・梅宮アンナ&クラウディア親子)と、昨夜の「午前0時の森」、日曜の「おかべろ」(ゲスト・佐々木蔵之介&手塚とおる)も。「拾われた男」は第5話まで。テレビに映る漫才師の役にショウショウが。「アンタウォッチマン」は、ダウ90000の特集。日曜の「情熱大陸」はジャルジャルに密着。スコットランド公演の様子を追いかけるのだが、練習しているのかしてないのか、ジャルジャルのふたりはしっぽをつかませない。子作りと一緒だというネタ作りの様子はついに明かさなかった。エンドクレジット、プロデューサーには倉本美津留の名が。制作協力、ニンポップ。

 Spotify のポッドキャスト、「聴漫才」シーズン2のジャルジャルの漫才を聴きながら、深夜0時過ぎに眠る。

2022年3月23日水曜日

3月23日水曜日/「江戸東京落語まつり」

◇ テレビ

 明け方近くから眠り、3時間ぐらいで起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」をようやく観ると、流れ星が登場し、ギャグの作者がちゅうえいか瀧上かを当てる「ちゅうえいギャグクイズ」になる流れに笑う。天才ピアニストも持ちネタが豊富だ。先週木曜の「ダウンタウンDX」もようやく観る。こちらは「地下芸人の実態SP」。ハリウッドザコシショウ、チャンス大城、ぺこぱ、オズワルド、モグライダー、ランジャタイ、真空ジェシカが出演。今のお笑い界の潮流を表している地下芸人特集だ。オズワルド伊藤がしゃべった話を、すぐさま、同じ話をそのまま堂々としゃべるランジャタイ国崎がすごかった。番組終盤からのランジャタイの肝の強さがすさまじい。芸と狂気、肝の強さ、そのどれもがすさまじい。

◇ 落語会

 録画残量を作る必要があり、ダビングをして、それが終わるまでは家を出られず、午前中には出発するが、だいぶもたついた。昼から都内に。セブンイレブンに寄り、チケットを引き替えてから電車に乗る。電車はけっこう混んでいた。横浜駅の乗り換えがうまくいき、時間を挽回し、東海道線では座れた。東京駅に出て、地下通路を通り、よみうり大手町ホールまで。三遊亭円楽プロデュース「江戸東京落語まつり」の初日の初回の公演を観る。東京駅からは意外と時間がかかり、1本遅かったら本当にぎりぎりになるところだった。13時開演、15分前に到着し、エスカレーターで上階にあがる。まず、手指の消毒と検温。さらにもう1階あがり、チケットの半券を自分でもぎり、プログラムも自分でとっていく。この会場は過去にきたことはあっただろうか。席は 14列目。会場では真ん中あたりの席になるが、座ってみると、高座が遠いと感じる。寄席の最後列の席よりも遠い。席に着いたときにはもう開演10分前。前座なし、一番手には兼好が登場し、「時そば」をやった。しかし、いきなり眠くなってしまい、続く、小遊三、小朝は、演目がわからないくらいに朦朧としてしまった。小朝は見台と膝隠しを置き、照明も暗くして演じていたが、なんだったんだろうか。平日昼間ならではの客席の重さというか気だるさというか、とはいえ、これが初回というプログラムなのだからしかたがない。客席は高齢者がかなり多かったと思うが、左隣りの席の中年男が、落語の最中に扇子をぱたぱたあおいでいるのにはうんざりさせられた。年寄り手前ぐらいの年格好の男だったが、無駄に大股を開いて座り、そこからもう鈍さを感じさせる。こういう男はたいがい笑うところもピントがずれていて、さらには、カバンをがさごそとまさぐりだしたかと思えば、オペラグラスを取り出し、高座を眺め始めたので、手のつけようのない田舎っぺだと思った。右隣りの席は最初は空いていたが、兼好が終わってから入ってきて、こちらもやっぱり中年男だった。自分も含めて、中年男のひとり客が並んでいるという構図がいやだ。6000円という高額のチケットを買うこともひさしぶりだったが、このような大規模な落語会は、東京では「大銀座落語祭」以来だと思い、観逃しては後悔するのではと思ったが、前半がまるで楽しめず、高額なチケット代をまるっきり無駄にしている。15分の仲入りのあとは、志らく師匠が登場。志らく師匠が出るから目撃しておきたいという気もあったのだが、「親子酒」で、さすがに笑わせるものの、志らく師匠にしては並のウケだろう。6000円払って、志らく師匠の並のウケだけではあんまりだが、トリの文珍が見事に面白く、志らく師匠は客との駆け引きをまるでしないが、文珍は客との駆け引きをていねいにやっていく。現代的なことをしゃべっても、小朝のようなひとりよがりの現代性とは違い、庶民的な感覚とまるでズレがない。時間をかけてしゃべっていくので、なんの噺をやっているのかと思ったが、「壺算」とわかったときには余計に愉快になった。まあ、小朝が大きなネタをやっていたようだから、トリで軽くというバランスがいい。文珍のセンスのよさを改めて感じた会だったが、しかし、会の規模のわりには不満は少なくない。15時35分頃に終演。退場は、密を避けるために、列ごとに案内される。驚いたのは、ロビーに出ても演目を貼り出していないことだ。いや、演目を貼り出すというのもここ十数年程度に定着したことだが、今や、ホール落語でそれをやらないのはかなり珍しい。眠ってしまったからすっかりあてにしていたのに、小遊三、小朝の演目は、あとで検索して調べるしかない。


 昼食は大手町ビルヂングで、とんかつまるやに入り、ロースかつ定食を食べた。700円。ランチタイムにはいつも混んでいる店だが、この時間は空いていた。先に食べておかなかったのも失敗で、落語会の最中、のどがかさかさになり、咳が出そうでならなかった。脳に酸素がまわっていなかったのではとも思うが、食べたほうが眠くなるのか、食べないほうが眠くなるのかは、未だに判断がつかないところである。八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、チョコチャンクスコーンを食べた。読書をする気も湧かず、気候の影響もあるのか、ここ数日はずっと疲れている感じ。普段は開きもしない YouTube で、志らく師匠のランジャタイ評を観たりなどしていた。


 帰りの電車内で、ツイッターを検索し、小遊三「蜘蛛駕籠」、小朝「男の花道」と判明する。しかし、ツイートしているひとはとても少なく、いったいどういう客層なんだろう。ツイッターからは、木下ほうかの女優への性加害を告発する文春オンラインの記事にも驚いた。榊英雄という監督のことは名前も知らず、なんの驚きもなかったが、木下ほうかには驚く。これは完全に俳優生命を絶たれるだろう。文春オンラインでは、ほかには、天竺鼠瀬下の不倫報道もあった。

◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・ビリーバンバン)を観た。ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、ラジオを聴きながら、早い時間に眠ってしまい、深夜に起きあがる。録画していた「水曜日のダウンタウン」を観ると、「リアルに「へぇ」と言わせるの難しい説」という企画で、ナイツ塙さんが仕掛け人になり、なんと、大空遊平師匠が登場していた。「あちこちオードリー」も観ると、こちらは、ナイツと磯山さやかがゲスト。完全に「ビバリー」のリスナーのためのような組み合わせで、オードリー、佐久間プロデューサーも含めて、ニッポン放送色の濃い回だった。テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊朝日」の「この人の1週間」の欄に、宝田明が登場していた。3月6日から12日の一週間が記録されているのだが、3月14日には亡くなっている。亡くなったことには、なぜかどこにも触れられていなかった。

2022年2月14日月曜日

2月14日月曜日/溜池山王にて・再び



◇ 溜池山王

 寒くて眠ってられず、早朝に目覚め、ラジオを聴きながら、もう少し眠る。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「週刊さんまとマツコ」は、島崎和歌子と磯山さやかの特集の後編。「おかべろ」は、アンジャッシュ児嶋がゲスト。収録は昨年末だと、わざわざテロップを出していた。11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」は、松本明子がコロナから復帰。昨日の「さんまとマツコ」の話をする高田先生。ラジオはきりあげ、正午過ぎから外出する。今日は昼から都内に。横浜から東横線に乗ると、窓が開いていて寒い。武蔵小杉から目黒線に乗り換え、南北線直通で溜池山王まで。まず、昼食にして、南国亭という店に入り、鶏肉の味噌炒め定食を食べた。850円。それから、ドトールに入り、30分だけひと休み。

◇ 読書・雑誌・テレビ・ラジオ

 昨日今日と、珍しいところに行くことが続く。帰りは新宿から、西口のマクドナルドに寄り、スマホの充電をしてから、小田急線で帰った。藤沢行きの急行に乗り、運よく座れ、読書しながら帰る。小林信彦「流される」を読み終えた。「東京少年」「日本橋バビロン」に続き、小林信彦の自伝的三部作を連続して読んでいた。2015年刊、文春文庫。親本は2011年刊。文庫の解説は三作とも坪内祐三。巻末の創作ノートによると、2003年、アメリカがイラクを攻撃し始めた2ヶ月後に「東京少年」が書き始められる。小林信彦、70歳。敗戦前後の疎開体験が描かれた「東京少年」、それから、「日本橋バビロン」では日本橋の実家の衰亡が描かれ、「流される」では今度は母方の家の歴史が描かれ、書き終えたあとに震災が起きた。「日本橋バビロン」と「流される」の両方に、中学時代の神保町での万引き体験が書かれていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊現代」は、今週は読むところが多かった。伊集院静の連載は、談志と石原慎太郎のことを。梅沢富美男の連載は、兄・梅沢武生のことを書いている。食事日記の「また楽しからずや」にはグレート義太夫が登場。「出してもらった食べ物を残すと殿(ビートたけし)に怒られたので、いまも食べ切ってしまう習慣があり」 「わが人生最高の10冊」には松岡正剛が登場。「週刊プレイボーイ」では、オール巨人の連載を読む。最近はラップバトルを観るのにハマっているそうで、吉本の芸人のラップバトルの動画を息子に教わって観始めたようだ。「日本を代表するラッパーで、呂布カルマさんという人がおるんですけどね。彼のラップを聴いて、逆に彼が漫才やったらどれくらいできるんやろって思ってしまいましたね。」

 夜遅くに帰宅し、夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選で、名司会者の特集。玉置宏、古舘伊知郎、大橋巨泉、小川宏の過去出演回の映像が流れた。昨日の「笑点」を観ると、演芸コーナーはハナコ。「キングオブコント」でもやった犬のコントに改めて笑う。大喜利は円楽が病欠し、助っ人に文珍が登場。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きも聴く。12時台は、前川清がゲスト。聴きながら、オンライン将棋を指すが、待った14回の末、どうやっても負け。深夜1時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...