ラベル 新野敏也 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 新野敏也 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年5月13日木曜日

5月13日木曜日/キートンを観る


◇ 大森町・日ノ出町

 午前中から都内に。雨降り。気温が低そうだったが、Tシャツにパーカーで出る。京浜急行の大森町まで行く用があり、昼食は、マチノマ大森というショッピングモールのフードコートの、はなまるうどんで、おろししょうゆと牛肉ごはんのセットを食べた。大森町から、京浜急行の各停で、日ノ出町まで移動する。イセザキモールに入っていくと、口福館がつぶれてしまったのかと一瞬驚いたが、貼り紙を見るとただの改装中のよう。ブックオフに寄り、5冊ほど買っていく。ドドールに入り、ひと休み。抹茶デニッシュを食べて、しばらく読書。2時間ほどで出て、コンビニに寄り、チケットの引き換えをひとつ、ついでに「週刊文春」を立ち読みしていく。小林信彦の連載は「日本の喜劇人」の決定版について。「上」と書いてあり、次週も続くようだ。ドン・キホーテで買おうと思っていたものがあったが、チケットを買ってしまったら意外と金が残らない。一応、ドン・キホーテには寄るが、腹がくだり、トイレに駆け込んだ。薄着の季節になってから、如実に腹がくだりやすくなっている。しかし、なぜ、ちっとも暖かくならないのだろう。


◇ 映画

 イセザキモールを黄金町方面に進み、シネマジャック&ベティにたどりつく。「柳下恵美のピアノ&シネマ」という、この劇場では恒例のイベント。柳下美恵さんのピアノ演奏付きで、無声映画を上映している。このイベントは、以前、一度だけ観ているが、そのときは「キートンの蒸気船」を観た。今回も、プログラムは2種類あるが、キートンのほうを選び、「文化生活一週間」と「探偵学入門」の2本立てを。観たくなるのはいつもキートンだが、それを横浜の劇場で観られるということが嬉しい。木曜メンズデー、1300円。19時半の回、指定席で、一席ずつ空いてはいたが、両隣りを中年男に挟まれた。上映が始まると、左側の男がやたらとくすくす笑うのでいやになる。子どもが無邪気に笑うのならともかく、中年男が変な笑いかたをするんじゃないよと思う。落語会なんかもそうだが、無声映画が好きな人間にも、つまらないところで笑いすぎるやつというのがいるものだ。そんな客のことはどうでもいいのだが、映画は2本とも、観るのはおそらく初めてだ。キートンぐらいになると、部分的には観たことのある場面もあるから記憶が少し混乱するのだが、しかし、笑いよりも、華麗な場面の連続に感嘆する。柳下美恵さんのピアノは、生演奏をまるで意識しないくらいに、映画と自然に溶け合っていた。2本上映されたあとには、喜劇映画研究会の新野敏也さんが解説する映像が上映された。劇場のホームページを見て、新野敏也さんの解説付きの回があることは知ってはいたのに、料金が安い日を選んでしまったが、それ以外の回でも、ここで解説をしたその映像を見せてくれるとはとてもありがたい。新野さんの解説は、コメディアンとしてのキートンよりも、映画の撮影技術についての解説が多かったが、それでもやはり、別々に撮影されたポーズがつながるように、ポーズを再現できるキートンの芸があってこそということになる。解説のために映画の場面をまた見せるのだが、そのときにもまた、左側の男は声を出して笑っていた。馬鹿なんじゃないだろうか。

 黄金町から京浜急行で帰る。ホームで電車を待つあいだ、小雨だが風が吹き、寒くてしかたがなかった。夜遅くに帰宅して、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」は、見取り図&伊集院光がゲスト。伊集院から見た吉本の分析がとても面白い。深夜0時半頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...