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2023年8月8日火曜日

8月8日火曜日/長者町の夜

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。少し眠りなおし、午前中にブログをもうひとつ更新した。昨夜は「細野晴臣イエローマジックショー」を録画するためにがんばって残量を空けていたのだけど、台風のニュースのために放送はなしになっていた。観そびれていた日曜の「ニュース7」の録画を観ると、前日土曜の東海道線の事故を伝えていた。電柱が電車に激突したというなかなか大きな事故だったことを今さら知った。

 タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台は坂崎幸之助がゲスト。なんと、来年70歳か。坂崎と高田先生の関係もよくわからなかったが、会話はじつに弾み、坂崎はギターを弾きまくる。タブレット純の名前も出た。墨田区出身、坂崎重盛が叔父だっていうのも今まで知らなかったな。

 録画していた今日の「徹子の部屋」もすぐに観る。柏木由紀子がゲスト。1982年放送、坂本九が40歳のときに出演した回の映像も流れた。亡くなって38年、結婚していた期間は14年か。孫から教わったという「チルい」「エモい」の意味を徹子さんに教えていた。

◇ 紅葉坂・伊勢佐木町・長者町

 午後から外出。横浜の東口に出て、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊買う。高島町のほうに歩き、ひさしぶりに戸部のバーグに。何度か寄ろうとしていたのに閉まっていたということが続いていたので、日曜ではない今日がチャンスだと思った。スタミナカレーの玉子は「生」と「焼き」を選べ、「生」を選ぶ。800円。満腹。この店、外からは店内の様子が見えにくいが、なかからは外がけっこうよく見えるんだな。外から店の写真を撮りたいと思っていたけど、やめてしまった。




 バーグがある通りを進んでいくと紅葉坂の上に出る。県立図書館に寄り、まず、本の返却。読みかけだったが、古本でも買えたので返してしまう。「波」のバックナンバーがあり、借りていこうかと思ったら、これは貸し出し禁止だった。残念。野毛坂のほうに進み、中央図書館にも寄っていく。借りられる上限があと1冊だけで、雑誌でも借りようかと物色する。5階の芸術関係の本があるフロアに雑誌もあることに今さら気がついた。ジャンルによって、各階に分けて置いてあるんだな。「文藝春秋」のバックナンバーを借りたいとも思っていたが、中央図書館は貸し出しが多いようで、欠けている号が多い。競争率が少なそうな別の図書館で探そうか。1階の雑誌コーナーから、太田光特集の「小説幻冬」を借りていく。今年の4月号だが、こんな特集があったとは知らなかった。「小説幻冬」は本屋でもあんまり平積みはされてないか。

 野毛坂を下り、イセザキモールに出て、ブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊買う。そういえば、イセザキモールの不二家は閉店してしまうのか。前を通ると、閉店を知らせるのぼりが立っていた。この店に入った記憶はなく、もしかすると、子どものころに連れられたことがあるかもしれないが、なじみの風景が失われる寂しさはある。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、インスタからあれこれと動画を観始めたら止まらなくなってしまった。読書もするが、集中力がなく、ほとんど読めなかった。




 ベローチェを出て、ブックオフの角を曲がり、福富町のほうに歩いていく。ビートきよしの店がまた新たにオープンしたと知り、場所を確認しようと思っていた。あらかじめ、ツイッターから住所を調べて、グーグルマップを見ながら向かう。「スタバ」ならぬ「スター場」というお店。雑居ビルにすんなりと発見した。



 21時過ぎ、MELODY KOGA さんのライブを観るため、試聴室その3に。店内に入ると、部屋の真ん中にシートがぶらさげられ、空間がなぜか区切られている。カウンターには飲んでいるお客さんもいたが、ドリンクをもらい、シートのなかに入っていくと、そこがライブのスペースになっていた。ライブは昼の12時から始まっていて、例のごとく、超時間のライブだ。すでに9時間が経っている。最後の1時間だけ聴こうと思い、この時間にやってきたのだが、1時間なんてあっという間で、時間の感覚が失われていく。ライブは22時前に終わった。歌詞のなかに戦争に関係すると思われる単語がいくつかあり、新作も混ぜてあるのかと思ったが、終演後に KOGA さんに訊いたら、もともとある歌詞をけっこう変えていたようだ。KOGA さんのライブは2月以来だったが、今回は終演後に KOGA さんとふたりだけでしゃべる時間がたっぷりとあった。このコロナ禍のことなどをあれこれと。3年以上の時間が経過すると、驚くような話もあるもんだ。店の真ん中をシートで区切っていた理由もわかり、空調の関係かなとも思っていたが、今日は静かなライブだから、試しにスペースを区切ってみたそうだ。



 横浜駅まで歩き、帰宅は深夜になった。帰宅前、どしゃぶりになる時間が少しあったが、弱まったところを見て、駅から走って帰ってきた。録画していた「ニュース7」だけ観て、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。太田が直木賞受賞作について語っていた。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをして、深夜2時頃に眠った。

2023年7月9日日曜日

7月9日日曜日/狂言・山下達郎

◇ ラジオ・テレビ

 朝に起きあがり、タイムフリーで、一昨日金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。ヒコロヒー、オードリー若林、光浦靖子、西加奈子、TAIGA という5人で食事をしたそうで、そのときに、若林と西加奈子がケンドリック・ラマーが好きだという話をしていたという。そのあとには、ヒコロヒーがニューヨークのコメディクラブに行った話をしていて、日本の劇場に比べると、芸人と客の関係がフェアな感じがするということを言っていた。

 今朝の「サンデージャポン」は、ウエストランド、山崎怜奈、ゆうちゃみ、わかしんらが出演。安倍晋三銃撃事件から1年、スタジオには鈴木エイトも登場する。週刊誌の記事にもなっていたが、山上徹也と事件前にツイッターのDMでやりとりをしていたことが今年になってわかった、ということが、鈴木エイトの著書で明らかにされた。そのことにより、鈴木エイトは自身の責任を問われる覚悟もしている。犯行後も山上とは手紙のやりとりをしていて、この番組での初出し情報もあった。

 正午過ぎから外出。外に出ると、ぽつぽつと雨が降り始めようかという雰囲気だったが、予報を見ると止みそうなので、傘はもたずに出る。平沼橋に出て、紅葉坂まで歩く。フジスーパーに寄り、飲みものだけ買っていく。


◇ 狂言

 今月も横浜能楽堂、月イチの普及公演「横浜狂言堂」に。14時開演、20分前に到着し、当日券を購入する。脇正面、通路脇の席が空いていた。今日の公演は人気がないのだろうか。しかし、客席はどういうわけか若い女子がけっこう多いように感じられた。歩いてきたら、汗だくになった。開演まで、カバンに入れてあったタオルと飲みものを出し、ロビーに出て、ひたすら汗をぬぐっていた。開演すると、いつもどおり、まずはお話の時間があり、今回は内藤連というひとが務めた。ところが、この時点でもう眠くなり、目を閉じながら聴いていたのだが、まるであたまに入ってこない。前半の演目は「文山賊」。プログラムを読むと面白そうだったのだが、これも眠くなってしまった。短い演目で、朦朧としているうちに終わる。眠気がひどく、休憩になっても、席を立たずに座ったまま眠っていた。あとで考えたら、休憩中に水分をとらなかったのはまずい。後半の演目は「悪太郎」。後半もあたまはぼんやりしたまま。これも解説を読むと面白そうで、笑いも起きていたのだが、そこまで面白いとは感じられなかった。演者の力量が関係するだろうか。いや、それよりも自分の体調の問題か。今日はまるで集中できないまま、最後まで。まあ、こんな回もあるか。

 例のごとく、能楽堂のあとは県立図書館に寄っていく。1冊だけ借りる。野毛坂に出て、中央図書館にも寄る。いつも、まず、エレベーターで5階にあがり、5階、4階とまわっているうちに時間がなくなってしまうのだが、今日は3階もじっくりとまわれた。3階には各社新聞がずらっとそろっていて、ああ、図書館っていうものは使いようによってはすごく便利なものだなと今さらわかる。しかし、このあと、短い時間で1階も見てまわるが、今日は借りる本が決められず、ここではなにも借りなかった。なにしろ、買ってある本もたくさんあるわけで、なにをどう読んでいけばいいというのか。


 野毛坂をくだり、桜木町方面に歩く。ぴおシティにて、遅めの昼食。地下2階の横浜飯店に、ここは古い店だが、初めて入ってみた。豚肉のからし煮込み定食を食べる。880円。そのあとは、みなとみらいのほうに出て、クイーンズのベローチェに入り、ひと休み。いつの間にか改装されたようで、以前の古いベローチェの雰囲気もよかったのに、ちょっと惜しい気がする。

◇ ラジオ・テレビ

 ベローチェで、気になっていた今日放送の「山下達郎のサンデー・ソングブック」をタイムフリーで聴いた。スマイルカンパニーのホームページで告知されたとおり、松尾潔の件について、番組中盤にスピーチすると最初に予告し、30分ほど経ったところで語られた。まず、「憶測に基づく一方的な批判」というような言いかたに引っかかるものがあるが、ジャニー喜多川やジャニーズのタレントたちへの敬意、恩義はそのとおりだろう。これはまさに、松尾潔が「日刊ゲンダイ」の連載であらかじめ記していたとおり。松尾潔のあの文章は、誰よりも山下達郎を理解したうえでの嘆き、戸惑いに感じられたが、しかし、山下達郎のこの放送は、松尾潔に対してはなにも答えていないのではないか。ラジオを聴いたあとにも、ツイッターのリアクションを確認していると、読書する時間はほとんどなくなってしまった。SNSなんかに夢中になるもんじゃないな。帰りは横浜駅まで歩き、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワイドナショー」には、日比野コレコという若い女性作家が初登場。まだ大学生なんだけど、松本人志の大ファンだという。ダウンタウンのおもな仕事はおおむねソフト化されていることがすごく大きくて、若い世代でも観てるんだよなあ。そのほか、今田耕司、ウエンツ瑛士、志らく師匠が出演。永山絢斗が保釈された話題で、今田が「お笑いって、大先輩でいないじゃないですか。」って言うのだけど、じゃあ、ヒロポンはどうなるんだ。

 夜になっても、山下達郎のことをツイッターで検索してしまうが、ヤマザキマリもスマイルカンパニー所属なのだと初めて知った。スマイルカンパニーのホームページを今さら確認してみると、鈴木おさむも所属していた。知らないことばかりだ。鈴木おさむもまたジャニーズとは縁が深い。今夜は、Spotify でポセイドン・石川を聴きながら眠る。

2023年6月11日日曜日

6月11日日曜日/面白い狂言は面白い

◇ テレビ

 朝、ラジオを聴きながらブログの更新をひとつ。「安住紳一郎の日曜天国」をつけていた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「NHK短歌」は6月の2週目。毎月、ヒコロヒーが司会を務める1週目と2週目だけ観ているのだが、ゲストがある2週目が特に面白い。この回のゲストは犬山紙子。山崎聡子さんの解説がまたいいんだな。同じくNHK、昨夜の「太田光のつぶやき英語」は3週間ぶりの放送。カンヌ映画祭の話題があり、たけしの「首」の映像が少し流れた。そのあとにはシニア世代のインフルエンサーたち、「グランフルエンサー」の特集。笑いに興味が出てきたという鳥飼先生は「タイタンライブ」にも行ったようだ。XXCLUB のコーナーは「リトル・マーメイド」のロブ・マーシャル監督にインタビュー。

 午後から外出。気温が低そうなので、パーカーを着ていく。雨は止んでいたから、傘をもたずに出てしまったが、家を出てから予報を確認すると、今日はこのあとも雨降りになっていた。平沼橋に出て、紅葉坂に向かって歩いていくと、さっそく、雨がぱらつき始める。


◇ 狂言

 今月も横浜能楽堂、毎月恒例の「横浜狂言堂」に。14時開演、20分前に到着し、今回も無事に当日券を購入する。2200円。当日券購入は二度目だから、今回は不安もなく、スムーズ。脇正面のいちばん後ろの席、両隣りが3席ずつ空き、前も空席、視界良好。開演前に、茂山あきらが体調不良のために休演になり、千五郎が代演を務めるとのアナウンスがあった。演目を始める前にはお話の時間があり、茂山茂が務める。舞台に出て、床に座ってしゃべったが、今まではみんな立ってたんだっけ。演目の解説は眠くなってしまってまるでわからなかった。しかし、演目に入ると、これがなんと面白かった。前半は「延命袋」。シテ、夫を千五郎、アド、太郎冠者を井口竜也、女房を茂山宗彦が演じる。この「横浜狂言堂」には今年の1月から通い始め、今まで6ヶ月観てきたなかでは、明らかに、今回は客席からよく笑いが起きていると思いながら観ていたが、茂山宗彦が登場してからは自分も笑わされる。茂山宗彦というひとはテレビドラマでも観たことがあったかもしれないが、まるできちんと認識していなかった。こんなに可笑しい俳優だとは知らなかった。笑いのツボを外さない。面白い狂言は面白いんだということを、6ヶ月目にしてようやく体感できた感がある。手紙を実際に破ってしまうような演出も、狂言を知らないものからすると新鮮に感じた。千五郎の声量もすごかったな。休憩を挟み、後半は「狐塚」。シテ、太郎冠者を茂山茂、次郎冠者を茂山千之丞、アド、主人を井口竜也が演じる。こちらはそこまで笑いはなかったが、鳴子を使ったり、小唄が入ったりなど、狂言にはこういうのもあるんだという面白さはあった。

 15時半頃に終演し、今月も県立図書館に寄っていく。腹がくだり、トイレにも駆け込んだ。昨夜から胃腸がまいっているようだ。今月は1冊だけ借りていく。ホームページから予約にしていたのに、なんの通知もなかったと思うが、普通に借りられるのか。なんのための予約なんだか。外に出ると、霧雨が降っていた。野毛坂の中央図書館にも寄り、こちらも上階から棚を眺めてまわるが、読む時間を作る苦労を考えると、なかなか借りる気が起こらない。こちらでも1冊借りるだけにする。



 霧雨が降るなか、日ノ出町駅前に出て、イセザキモールに歩いていく。17時過ぎに遅めの昼食。和記食坊に入り、豚肉とキクラゲの玉子炒めを食べた。720円。ここのうちの小さい女の子が会計をしてくれてかわいかったんだけど、1020円を出すという複雑なことをして、少し悩ませてしまった。そのあとはブックオフに寄り、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊買っていく。カトレヤプラザのGUにも寄り、Tシャツを1枚買った。有隣堂も少し覗いていく。「週刊文春」の阿川佐和子の対談にヒコロヒーが登場していると知り、これを立ち読みしておきたかった。楽天マガジンではこの対談は読めないんだ。

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら読書をしようとするが、どうも落ち着かない。あまり長居はせず、横浜駅まで歩く。歩きながら、タイムフリーで、昨夜の「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。帰りの電車内で、ようやくまともな読書をする。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜にもまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」には蝶花楼桃花が再登場。こしらさんだって一回きりなのに、まさか、桃花に二度目があるとは思わなかった。テニスの加藤未唯選手の話題から始まり、ウクライナのダム決壊のニュースでは、ボグダンさんが現地から伝える。続く、世界平和女性連合の話題では、鈴木エイトが取材をする。それから、ガーシー逮捕の話題。ガーシーを取材したことがある石戸諭がリモート取材に答えていた。そのあとには、やす子が最先端の歯科技術を体験する企画があった。やす子はすっかりレギュラーになっている。

 「TVタックル」では、上岡龍太郎の訃報を今日の放送で扱っていた。「TVタックル」にも過去に出演したことがあるはずだが、その映像は流してくれないんだな。今週は大竹まことが不在なのも惜しい。たけし「このひとがすごいのは、プロデューサーなのよ。このひとは「探偵ナイトスクープ」とか、このひとがぜんぶ企画して作って、企画力がすごいのよ。」「このひとはすごいちゃんと生活も計算してあって、あと何年生きて、いくら使ったらなんの仕事もしなくて済む、余分なことしなくて済むみたいな、計算ぱっとするひとだから。潔いことは潔いでしょ。」「大阪の芸人のなかのひとつの考えかたの柱みたいなとこあるよね。上岡さんが納得したらOKだとか、上岡さんに怒られたとか、上岡さんに褒められたとか、ひとつの基準になってる。それで、東京くると、談志さんとふたりで俺呼んで、俺になんか言ってくんだ。たけし、お前もうちょっとちゃんとした仕事しろとか、笑わせるだけがあれじゃないぞみたいなこと言われて。」

 「笑点」を観ると、今さら構成が変わり、オープニングアニメが最初になったんだな。今日は演芸なし、ずっと大喜利。「週刊さんまとマツコ」は、若槻千夏が芸能界のギャル不足を語る特集。こんなものはまともに観ないで早送り。テレビをひととおり片づけ、ラジオを聴きながら深夜に眠る。

2023年5月14日日曜日

5月14日日曜日/狂言と図書館


◇ 狂言

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日早朝に放送された「週刊フジテレビ批評」は、恒例の「春ドラマ辛口放談」。吉田潮、梅田恵子、木村隆志、大島育宙の4人が春の新ドラマについて語る。少し眠りなおし、昼過ぎから外出。小雨。

 平沼橋から歩き、紅葉坂の横浜能楽堂まで。月イチ恒例の「横浜狂言堂」。今回は初めて当日券で入ってみた。チケット売り場に並んでいると、傘をぶらさげているのにスタッフのひとが気がつき、傘立てにもっていってくれた。ここまでは差さずにきたから、まるで気にしていなかった。およそ開演15分前だったか、当日券はゆうゆうと購入できた。残席の状況は数日前に確認していたから、たぶん大丈夫だろうとは思っていた。脇正面の席をとったのだが、残席を表示する画面には「脇正面」という表示がなく、脇正面という言葉がぱっと出てこなくて、何列の何番としか言いようがなかったら、「脇正面ですか?」と訊かれ、「そうです」といって話は伝わったが、買うのは慣れているひとばかりではないから困るだろう。脇正面の8列目の席をとり、客席に着いてみると、前後左右は空席で快適だった。14時開演。いつものように、解説役の演者がまず登場する。河野佑紀という今日のひとは、きびきびしていて、なかなか話がうまい。演目の解説に入る前に、狂言によくある約束ごとを軽く実演しながら説明した。狂言を初めて観るひとといって、客席に挙手をとると、けっこう手があがる。この会は常連が多いのかと思っていたが、一回だけ観てそれっきりという客も多いのか。解説は後半の演目を先にして、あとに前半の解説をして、そのまますぐに演目に入れるように配慮をしていた。前半は「二人大名」という演目。1月に観た野村万之丞と、野村拳之介、野村眞之介が出演した。この3人は兄弟だそうで、十代、二十代の3人だと解説されていた。脱いだ衣装や、刀などを、後見のひとが片づけていく。後見という役割はこういう場面で出てくるのかと初めてわかった。休憩を挟み、後半は「鈍太郎 萬乃古式」という演目。古い台本からヒントを得て、野村万蔵が考案した新演出だという。この「横浜狂言堂」は今回で5ヶ月連続で通ったことになるが、今回がいちばん集中できた気がする。ただ観ているだけのことが面白くなってきた。

 終演後には今回も県立図書館に。3冊の本を借りなおし、これだけで荷物が重くなった。外に出ると、また雨降りになる。野毛坂の中央図書館にも寄り、上階から棚を眺めてまわるが、荷物が重くなるかと思うと、借りる本をなかなか決められない。1階まで降り、文庫本を2冊だけ借りていく。


 夕方になり、ようやく昼食にしようと、雨のなか、野毛坂を降り、桜木町方面に歩くが決められない。ぴおシティの地下まで覗き、また日ノ出町のほうまで戻ってきた。先日、「野毛大道芸」のときに入りそこねた店、永勝楼に決め、鶏肉湯麺セットを食べる。焼き餃子、水餃子、杏仁豆腐がつき、950円。けっこう食べたところで、あとから焼き餃子が出てきた。

 横浜駅までは歩いて帰る。平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ。アプリの100円引きクーポンを使い、10円はポイントで支払う。跨線橋をわたり、ビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をするが、読書はあまり進まなかった。地下の有隣堂を覗いてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、肉乃小路ニクヨがスタジオに初登場のほか、アンミカが6年ぶりの出演。トップは大谷翔平の話題から始まった。そのあとには、相次ぐ強盗事件の話題を扱い、三上洋が闇バイトの手口を解説する。スタジオでは、この番組では「リアル危ない刑事」と名づけられている、小川泰平、秋山博康が解説を担当する。鈴木エイトは旧統一教会の合同結婚式を取材。後半には、やす子のグルメロケなど。「ワイドナショー」も観ると、こちらにはコットン西村が初登場。ほか、今田耕司、神田愛花、石原良純というメンバー。岸田首相の「TIME」の記事に政府が抗議したことについて、見出しの問題が語られるいっぽう、犬塚弁護士はまったく外れてはいないと指摘する。今田「これ、でも、写真だけ見たら、岸田さんも記事楽しみにしてたと思うでえ。」

2023年3月25日土曜日

3月25日土曜日/ただ返却のために

◇ 横浜

 朝早くに目覚め、遅めに起きあがる。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中からつけると、今日は出水アナではなく、外山さんが出ていた。「常連さん」は丸山ゴンザレス。タイムフリーで、昨日金曜の「ビバリー昼ズ」も聴き、それから、録画していたテレビ番組もいくつか。部屋で読書も少し。図書館の返却期限が今日までの本があるので、がんばって読まなければならない。なぜこんなに忙しなくなってしまうのか。今日はほかに用はないのだけど、その返却があるために、横浜でわざわざ出ざるを得なくなった。用事に合わせて返却を済ませてしまっていれば、無駄に電車賃を使うこともなかったのに、しかし、それ以前に読み終えることができないのだからしかたがない。

 午後から外出。今日も雨降り。横浜駅に出て、昼食にしようかと思うが、あんまり腹が減っていない。有隣堂を覗き、地下街をぐるっとまわるが、飲食店はどこも混んでいる。地上に出ると、雨は止んでいた。ムービルの金太郎に入り、小アジの唐揚げアヒージョ風焼きスパを食べた。600円。

 マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアップルパイを食べた。メニューを見ずにぱっぱと注文してしまったが、いちご大福パイなんてのがあったからそっちにすればよかった。ツイッターを覗いてみると、中村倫也と水卜アナが結婚とのニュース。正午に発表されたようだが、16時過ぎになって知った。

 読書の続きを。県立図書館で借りた、柴崎祐二編著「シティポップとは何か」を読み終えた。2022年刊、河出書房新社。著者は1983年生まれの評論家。補論として、岸野雄一、モーリッツ・ソメと加藤賢による論考、長谷川陽平のインタビューも掲載されている。そういえば、「シティポップ」という語を現在のような意味で使われているのを目にしたときにはイメージにギャップを感じたことを思い出したが、リアルタイムでは揶揄的にも使われていたという面や、あるいは、あとから作られたいわゆる「はっぴいえんど史観」について、その時代を知らない世代の著者により、注意深く検証がなされていく。そして、現在の再評価に至る流れ、また、現在の状況について書かれている部分では、国内外のアーティストを新たにたくさん知ることになり、その都度、Spotify で楽曲を確認しながら読んでいた。楽しい読書だった。国外のブームでは、むしろ、はっぴいえんど関連への関心は薄く、大瀧詠一などは伝わりにくいんだそうで、当然、日本語がわからないという事情もあり、ぱっと聴いて派手な曲のほうがウケるというわけか。終盤で語られていた、シティポップの逃避的な側面、反省的ノスタルジアと復旧的ノスタルジアについて書かれていたところも面白かった。もっと咀嚼したい内容だったが、返却の時間は迫っている。

 夜になり、かながわ県民センターの返却ポストまで、本を2冊返却してから帰る。このためだけのために横浜までわざわざやってきた。

 ラジオを聴きながら早い時間に眠り、深夜に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。「Nキャス」は今週もWBCの話題にちからを入れている。「ワルイコあつまれ」は、2年目突入直前スペシャルとして、今日は朝だけでなく、夜にも放送があった。朝の放送では、さんまの「子ども記者会見」をまるまる再放送。夜の放送は、以前の特番のときと同様、ニュースのパロディで始まる。まずは「子ども記者会見」の名場面集があり、それから、ほかのコーナーの名場面集。最後には予告として、次回の「子ども記者会見」に爆笑問題が登場する、その収録現場をレポート。

 テレビを観ながらツイッターを眺めていたら、大空遊平が昨年秋に右腕を切断していたということを知り、びっくりしてしまった。電車に轢かれたというから、すさまじい大事故じゃないか。「東京かわら版」にインタビューが載っているようだ。

2023年3月12日日曜日

3月12日日曜日/三度目の横浜狂言堂

◇ テレビ・ラジオ

 夜中に何度か目覚めつつ、朝7時半頃に起きあがる。いつも何時間眠れているのか、この日記を書いていないとさっぱりわからなくなる。(非公開の下書きには書き記してある。)朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜に途中まで観た「日本アカデミー賞授賞式」の残りを観てしまう。去年は日本映画をほとんど観ていないから、知らない映画もずいぶん多かった。最優秀作品賞の「ある男」も、情報は少しは目にしていたのかもしれないが、まるで認識していない作品だった。若林、水卜アナのナビゲーションの部分だけ、珍しいかもしれないから保存をしておこう。今朝の「ボクらの時代」は、浅野いにお、斎藤工、竹中直人という顔合わせの鼎談。浅野いにおのすがたをテレビで観るのは初めてだ。これも映画の話題。竹中直人の監督最新作の原作が浅野いにお、主演が斎藤工という関係。

 タイムフリーで、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、ヒコロヒーが、Netflix の「西部戦線異状なし」を絶賛していた。オンタイムのラジオに切り替え、FMヨコハマの石井竜也の番組をつけておく。こちらは高田純次がゲスト。




◇ 狂言

 午後は外出。もたついていたら、乗ろうと思っていた電車に乗りそこねてしまい、1本遅くなった。平沼橋に出て、まず、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとドーナツを買い、歩きながら食べる。セブンイレブンに寄り、チケットを引き換え、紅葉坂の横浜能楽堂まで。時間を心配したが、ゆうゆう到着する。今月もまた、普及公演の「横浜狂言堂」。今年の1月に初めて観て、それから3ヶ月連続で観ることになる。なんとか、毎月連続して通いたいと思っているのだが、毎月毎月、まったく金に余裕がなく、ひいひい言いながら、今月はようやくチケットを予約したのが5日前の火曜日だったが、しかし、芸能を理解するには通うことがいちばんなのだ。まわりに誰もいない席をとったら、そのあとも埋まらず、結果的には、遅く予約したために快適な席を確保できた。これだけ空席があるのならば、次回からは当日券で入ってもいいかもしれない。14時開演。まず、鈴木実というひとが解説に登場する。茂山千五郎の一門のようだが、狂言師でもこういう普通の名前っぽいひともいるのだな。言葉から関西だとわかるが、京都からやってきたと始めに自己紹介した。まず、楽屋口の近くに咲いていた桜の話題から入り、解説の前に客をほぐしていく。先月、先々月の解説よりも、このひとは話がうまい。解説の時間は10分の予定だったようだが、やや長めに、12分と自分で言っていた。前半はまず、「飛越」という演目。先月、先々月と眠くなってしまったが、今回はようやく集中して観ることができた。アクションが可笑しく、笑うべきところで笑えたと思う。休憩時間には、ペットボトルをロビーにもっていって飲んだ。ちょっとくらいなら客席で飲んでもいいのかもしれないが、まだ雰囲気がわからないから、念のため、用心してロビーで飲む。休憩後は「鼻取相撲」という演目。これは45分あると最初に解説されていたが、バランスでいうと、今日の公演は後半のほうがずっと長いということだ。ちょっと退屈な部分もあったが、これも面白かった。作りものの鼻だけが舞台に残されて終演する。公演時間は1時間半ほど。



 狂言を観たあとは、今月も県立図書館に寄っていく。1階から3階まで、ひととおり棚を眺めてみたけど、1階にも興味のある本が多くあることがわかった。今月もなにか借りていこうと思うが、なにしろ、買ってある本も多く、あれも読まねばこれも読まねばという状態だ。なるべく簡単に読めそうな本にしておこうと、今月も音楽の棚から2冊、近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」と、大和田俊之「アメリカ音楽の新しい地図」を借りていく。県立図書館で1時間以上つぶれてしまったが、野毛山のほうに進み、中央図書館にも寄りたかった。しかし、着いたときにはもう閉館10分前だった。うっかりしていたが、日曜は17時までなのか。とりあえず、1階をぐるっとまわっただけですぐに出るが、県立図書館に比べると、こちらのほうが一般書がとても多いようだ。



◇ 野毛・伊勢佐木町

 野毛坂を下り、都橋商店街のほうに向かうと、スナックなんかが入っている雑居ビルの1階がブルーシートで覆われていて、警官のすがたもある。絵に描いたような事件現場だ。さすが、街のイメージにぴったりだなと思い、写真を撮りたいなと少し立ち止まり、様子をうかがったが、結局、怒られそうで決心がつかずに通りすぎた。

 イセザキモールに出て、遅めの昼食。おなじみの和記食坊に入り、鶏肉とカシューナッツ炒めを食べた。720円。ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。そのあとはブックオフに寄り、80円の文庫本を1冊、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を2冊買う。横浜駅まで歩いて帰り、歩きながら、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴いた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「TVタックル」は、またWBCの特集だったが、江川卓、松中信彦、岡田圭右、磯山さやかという先週とまったく同じメンバー。2週分をまとめて収録したのだろうか。しかし、これは冒頭だけで、すぐに別のテーマになり、メンバーも入れ替わった。「サンデージャポン」も観ると、こちらももちろん、WBCの特集から始める。昨夜の「Nキャス」は、浅草のバッティングセンターから中継し、野球ファンでにぎわっているというのだが、まだ試合が終わっていない時間なのに、試合も観ないでこんなところにきているんだから、WBCはに興味がないひとたちじゃないのか。

2023年2月15日水曜日

2月15日水曜日/本の返却・インド映画

◇ 横浜

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか、昨夜の「午前0時の森」や「刺さルール」などを観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオープニングだけ聴いた。午後から外出。天気はいいが、空気が冷たい。県立図書館の本を返却する都合があり、横浜まで出なければならなかった。日曜に県立図書館に寄っているのだから、そのときに返却できればよかったのだが、確認したい箇所があったために返せなかった。返却期限は明日までなのだが、そのためだけに横浜まで出るのももったいないから、ついでに映画を観てしまおうと思い、となると、映画の料金が安い水曜のほうがいい。

 横浜駅に着くと、とりあえず、地下に降り、有隣堂を覗いていく。それから、エキニアを抜け、地上に出ると、そこはもう、かながわ県民センターと目と鼻の先だ。ここの1階ロビーに、県立図書館の返却ポストがある。ポストを利用するのは初めてだったが、すぐに見つけられた。無事に返却。ポストの内側がどうなってるのかわからないのだが、本をじかに放り込んでも傷まないんだろうか。



 また地下に戻り、地下鉄の出口のほうに通り抜ける。ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊買っていく。それからようやく、遅めの昼食。日曜に寄りそこねたムービルの金太郎に入り、カレーミートソース焼きスパを食べた。700円。このあとはインド映画を観ようと思っているので、ならば、もちろん、カレーという選択になるだろう。(だったら、カレー屋に入ればよかったんだけど、焼きスパも食べたかったのだからしかたがない。)映画の上映時間までは時間が中途半端になり、ドラッグストアに寄り、飲みものだけ買い、ジョイナスの地下2階のベンチで、30分ほど時間をつないだ。


◇ 映画

 エレベーターで、T・ジョイ横浜に。評判のインド映画「RRR」を観ておこうと、劇場を調べてみたら、うちからはここがいちばん便利だった。15時50分の回。こんな昼間っから映画を観るのはあんまり好きではないのだが、3時間もある映画だから、なかなかいつの時間でもやっているというものではない。インド映画は過去になにを観たことがあったかと記憶をたどってみると、それこそ、「ムトゥ踊るマハラジャ」までさかのぼらなければならないかもしれない。インド映画というと、とにかく、歌って踊りまくるタイプのものしか知らず、「RRR」もダンスのシーンが強く宣伝されているが、しかし、観てみると、ミュージカルよりも、アクション映画の要素が強いとわかる。ところが、これがインド映画のイメージをくつがえすかというと、CGのアクションシーンというのはどうもわくわくしないもので、アクションシーンになるたびに眠くなってしまった。楽しいのは、だんぜん、ダンスのシーンであった。3時間の長さだから、さすがにドラマは壮大なのだが、いたってシンプルでもあり、英国がはっきりと悪者に描かれている。ハードなテーマを、エンターテインメントとしての強度で突破しているといおうか。だけど、なんだかつるつるしていて、重厚な感じはしない映画だと思った。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選。「生誕100年の大スター」という特集で、三波春夫、内海桂子、三國連太郎、西村晃の過去の出演回の映像が流れた。つまり、この4人は同い年。桂子師匠が「大スター」というのはちょっと違和感があるけれども。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は田村淳の特集。個人的には初期のロンブーはまったく好きではなく、「ロンドンハーツ」という番組は、今に至るまで、まともに観たことはほぼないのだが、番組の演出をする加地倫三の証言は面白かった。番組開始当初、若くてまだMCの器ではなかったロンブーを、MCっぽく見えないようにコスプレさせていたという。転機となったのは「格付けしあう女たち」という企画で、緊迫した雰囲気になっても、淳がいちばんのリアクターだったからバラエティっぽくなったとも加地は分析する。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、インパルス板倉がゲスト。あんまりそういうことはしないのだが、ゲームの話ばかりしていて、なんにも面白くないから途中で消した。ブログをひとつ更新して、23時頃に眠る。

2023年2月12日日曜日

2月12日日曜日/狂言と居眠り

◇ 狂言

 朝、録画していた昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」を観て、そのあとは、ラジオをつけっぱなしにしておく。TBSラジオの「ONE-J」から「安住紳一郎の日曜天国」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。ツイッターを覗いてみると、「R-1」の決勝進出者が発表されていた。昨日発表されていたのに、まったく見落としていた。しかし、まるで惹かれるところのない顔ぶれ。田津原理音というひとだけ知らないが、どんなもんだろうか。


 正午過ぎから外出。平沼橋に出て、まず、まいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。平沼橋から紅葉坂まで歩き、途中、セブンイレブンに寄り、チケットを引き換えてから横浜能楽堂に。先月に引き続き、今月も普及公演の「横浜狂言堂」を観にやってきた。先月は、およそ二十年以上ぶりに狂言を観たのだが、それから2ヶ月連続の狂言だ。とりあえず、興味をもったら連続で観てみるのがいちばんいいだろうと考え、今年はこの「横浜狂言堂」を毎月観てみようというつもりになった。14時開演、まずは前回と同じく、上演される狂言の解説役に中村修一というひとが現れた。こういう普通の名前の狂言師もいるんだということも新鮮だ。この解説の時間があり、そのあとは狂言が二曲、前半は「文荷」、休憩を挟み、後半は「二人袴」。前回はあまり集中力が続かず、ぴんとこないままに終わってしまったが、今回も、困ったことによくわからなかった。わからない段階からわかっていく過程が大事だということを前回は思ったのだが、しかし、なにひとつわかってきたという感触が得られないのはまずい。おまけに眠気がひどく、だいぶ居眠りもした。こうなると、さすがに、金があるわけでもないのにわざわざチケットを買って、いったいなにをしてるんだという気になる。




 終演後は県立図書館に寄り、今月も2冊、柴崎祐二「シティポップとは何か」、近田春夫「調子悪くてあたりまえ」を借りていく。高島町方面に続く坂道を降りる。バーグという店がこちらのほうにあったことを思い出し、昼食はバーグにしようかと思っていたが、行ってみると閉まっていた。平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アプリのクーポンで100円引き、残りの10円をポイントで支払った。東口から西口に移動し、昼食にしたいと思いながら歩いていくが、いったいどういう日なのか、龍王、金太郎、八起と、入りたいと思った店がことごとく閉まっていた。結局、ムービルまで戻り、日乃屋カレーに決める。カツカレーの七分盛りを食べた。790円。のどがやたらと乾いていたことに、ここで気がついた。水をコップに3杯飲む。眠気のひどさは水分不足のせいだったのかもしれない。ビブレのブックオフにも寄り、こちらでも110円の文庫本を1冊だけ買っていく。平沼と同じく、10円をポイントで支払う。帰りの電車内では眠る。今日はまったく読書をしなかった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、疲れがひどいが、録画残量を作るために録画していたテレビ番組を観なければならなかった。今日の「笑点」は、一之輔さんの新レギュラー2週目。といっても、収録は先週と同じ日のようだ。宮治とふたりのオープニングで始まり、アニメの一之輔さんの箇所はまだ準備中になっている。演芸コーナーはミキの漫才。大喜利では、高橋幸宏を追悼し、「君に、胸キュン。」が使われる問題があった。

 ダビングのセットをしてから、横になり、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台は、東ちづるがゲスト。そのあとの記憶はない。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...