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2023年9月25日月曜日

9月25日月曜日/子どもたちに訊く

◇ 神田

 朝から都内に。一気に寒くなり、パーカーを着ていく。冬服を買わなければならないな。横浜から横須賀線に乗り、新日本橋までずっと座れなかった。昼食は神田駅の近くで適当に店を探し、BAN蔵という店に入り、日替わりランチのジューシーチキンステーキというのを食べた。550円という安さだが、量も少なかった。そのあとは、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしたかった。

◇ 和田町

 夕方には横浜に戻ってくる。朝はあんなに涼しかったのに、この時間になるとパーカーでは暑い。お届けものがひとつあり、和田町で下車。この駅で降りるのもかなりひさしぶりなはずだ。グーグルマップを見ながらお届け先にたどりつくが、ところが、その住所の家には表札がなく、住所表示もないから、本当にこのお宅なのか確信がもてない。家のまわりをぐるっと歩いていくと、子どもがふたり、野球をやって遊んでいたから、この子たちに訊いてみようかと思っていると、この子たちのほうから「こんにちは」と声をかけてきた。礼儀正しい子たちだ。顔が似ていたから兄弟かな。しかし、住所と名前を見せても、その家かどうかは子どもらもわからず、そういうものか。近所のうちでも住所なんかわかんないもんな。ひとが住んでいる気配もなかったから、誰か住んでいるのかも訊いてみたが、病院に行っているようで、あんまりいないんだとか。それ以上のことはわからず、子どもらに「ありがとう」と言って引き返し、確証はもてなかったが、もうそのお宅に違いないだろうと結論づけ、郵便受けに放り込んでいく。めったに降りない和田町なので、せっかくだから、帰る前に北口の商店街を歩き、写真を撮っていった。






◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選、夫婦特集。2017年放送、梅沢富美男&池田明子夫妻(2017年放送)、三原綱木&ケイ・アンナ夫妻(2014年放送)、勝野洋&キャシー中島夫妻(2019年放送)、佐藤B作&あめくみちこ夫妻(2017年放送)。昨夜の「まつも to なかい」は布袋寅泰と HIKAKIN がゲスト。

 昨夜の「おかべろ」はビスケットブラザーズとさや香がゲスト。さや香石井の妻が8歳下で子どもっぽいため、ビスブラ原田がさや香の石井が中学生とつきあっているという噂を広めたら、東京で干されかけたという話に笑う。ハナコの岡部に伝わり、ワタナベでは石井が逮捕されるのは秒読みだと噂されていたという。間寛平と村上ショージの「ヤギとひつじ」は今年も「キングオブコント」に出場し、準々決勝で敗退していたということもここで初めて知った。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊現代」の養老孟司と茂木健一郎の対談が面白かった。このふたりに東浩紀を加えた3人で、講談社現代新書から本を出すようだ。養老孟司と東浩紀だけでいいような気もするけどな。中沢新一の連載エッセイではジャニーズ問題について書いている。話はさらに、古代ギリシャのように少年愛を文化的行為とみなしていた社会について、部族社会にあるイニシエーションについてと広がっていく。「世界中のあまたの「ジャニー氏」たちの行為も、広い目で見れば、このような少年愛の劣化した末裔である。」 数週前の「サンジャポ」では、たしか、太田もこれに近いことを語っていた。

 「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載では、亡くなったおかゆうたについて語られていた。岡八朗門下の弟弟子である。そのほか、大島新のインタビュー、華丸大吉のインタビューも読んだ。

 タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、冒頭からすぐにカントリーズえざおを話題にしていた。やっぱり、ナイツからこの話を聴きたかった。14時台ゲストには、なんと、東出昌大が登場。今日はこのあと、立川吉笑の真打トライアルを観に行くと言っていた。そういえば、「落語ディーパー」で共演してたんだっけ。寄席でナイツは観たことがないんだそうで、落語協会の寄席は観ているのかと思えば、意外なことに、ロケット団の名前を出されてもなぜか知らないんだ。コロナの前などは、酒を飲みながら観ていて、記憶があいまいになって帰っていたという。そして、現在の狩猟生活についても語られたが、これがすこぶる面白かった。なんだか超然としているひとだ。しかし、酒とタバコはがんがん嗜んでいるようだ。東出昌大がひろゆきとアフリカを旅する番組というのも知らなかったが、検索してみると、abema の番組なんだな。その旅では、毎晩、ひろゆきと酒を飲んでいたという。

 Spotify のポッドキャストで、「植竹公和のアカシック・ラジオ」の最新回を聴いた。水道橋博士がゲストの後編。博士が霜降り明星をこんなに高く評価しているとは知らなかった。番組後半には原田専門家が登場し、博士の身内びいきの悪癖が出ていた。

 今夜もまた眠りそこね、ポッドキャストを聴き続ける。なぜ夜になると眠気が飛ぶのか。

2023年9月4日月曜日

9月4日月曜日/無駄に疲れて


◇ 神田・八重洲

 虫刺されがひどく、かゆくてたまらず、早朝に目覚める。朝から都内に。しとしと雨降り。傘を差すのは何日ぶりだろうか。神田に出て、まだ午前中だったが、すき家の朝定食を食べてしまおうかと思い、店に行ってみると、あったはずの神田のすき家はなくなってしまっていた。あきらめて、小諸そばに入り、ねばとろぶっかけ玉子付きのいなりセットを食べる。590円。待機しなければならない時間が長くあり、今日はなんだか無駄に疲れる日だ。午前中に食べてしまったから、夕方にはまた腹が減った。八重洲地下街のアルプスに寄り、タイムサービスのコロッケカレーを食べた。350円。地上に出て、ベローチェに入り、ひと休み。読書は進まず、自律神経の問題なのかなんなのか、ひどく疲れていて、あたまがまわらない。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は大和田獏がゲスト。岡江久美子がコロナで亡くなってから3年が経ち、大和田獏が公の場で岡江久美子の話をするのはこれが初めて。岡江久美子の過去の出演回の映像もたくさん流された。1982年放送、25歳のときの出演回から始まり、31歳(1988年)、40歳(1996年)、60歳(2017年)、62歳(2019年)の映像が並べられた。独身のころから孫ができるまでがこの番組に記録されている、そのひとはもうこの世のひとではない。この番組が存在していることの大きさをつくづく感じさせられる。

 昨日の「ワイドナショー」は、今田耕司、ヒロミ、国山ハセン、最上もがというメンバー。出演予定だった泉谷しげるが体調不良のため、ヒロミは急遽の出演だった。「24時間テレビ」のマラソンをふり返る。昨夜の「まつも to なかい」は横浜流星と那須川天心という組み合わせ。横浜流星は顔も思い出せないくらいだったが、まるで興味がもてず、オープニングだけ観て、あとは早送り。「しゃべくり007」は布袋寅泰が初登場。追っかけ再生で観始めるが、興味を失い、途中で録画を停めた。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴く。高田先生、また「ロケット団定例集会」のゲストに出たようで、その話をしていた。それから、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴いた。14時台ゲストはテリー伊藤。まだまだくだらなさに衰えがない。漫才協会の映画が発表されたばかりの塙さんに、第2弾は爆笑問題に突撃すべきと提案していた。そういえば、「植竹公和のアカシック・ラジオ」の太田光の回の後編を聴きそびれていた。これは Spotify のポッドキャスト。前編は読書遍歴だったが、後編は「ラ・ママ」から「GAHAHAキング」の初期爆笑問題の話。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊現代」の中沢新一の連載コラムは、今週は所ジョージ論になっていた。自我をもたない禅僧のようであるとして、「容器の外見はアメリカンな趣味で統一されているけれど、容器の中身は空そのもの。外見とは裏腹に、この人の本質はひどく東洋的なのである。」と分析し、所ジョージのなかに「ラジカルな平等思想」を読みとっている。「私の地図」の欄には和田アキ子が登場。上京した当初は六角橋に住んでいたんだな。堀威夫の実家が六角橋にあり、そこに下宿させてもらっていたのだ。「熱討スタジアム」は「素顔の上岡龍太郎を語ろう」というテーマ、ぜんじろう、西田二郎、佐々木芳郎という3人が鼎談している。巻末グラビアには中島らもの特集もあった。

2023年8月24日木曜日

8月24日木曜日/返却する必要があった

◇ 神田・星川

 朝から都内に。昼食は神田駅の近く、テング酒場に入り、日替わりランチの豚肉の味噌炒め&鶏の唐揚げというのを食べた。750円。そのあとには神保町のほうに移動したのだが、せっかく神保町にいるのに、今日は図書館の本を返却する必要があるため、早めに横浜に戻らなければならなかった。半蔵門線に乗り、渋谷からは東横線。座らずに急行に乗るのもつらいと思い、各停を待ち、座っていく。少しだけあった時間の余裕はここで使いきった。星川で下車、保土ヶ谷図書館に閉館20分前に飛び込み、3冊返却し、1冊だけまた選んで借りていく。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 マクドナルドに入り、ひと休み。スマホの充電をしたかったのだが、読みかけの本も読み終えてしまいたかった。図書館で借りている、東浩紀・大山顕「ショッピングモールから考える」を読み終えた。2016年刊、幻冬舎新書。ゲンロンカフェで行われた3回の対談をもとに、まずは、2015年に電子書籍として発行されものを、新たに座談会を加え、増補版としたのがこの本。放談の面白さで、すいすいと読んだ。商店街に対し、ショッピングモールを批判的に捉えることへの疑問から、ショッピングモールの新しい公共性を考える。テーマパークとの共通性は、以前に読んだ隈研吾の本で語られていたことともつながる視点だと思った。

 コーナンで買いものしてから、夜に帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は伊藤英明がゲスト。昨夜の「あちこちオードリー」は、SixTONES の高地優吾、みなみかわ、カカロニという不思議な組み合わせ。楽天マガジンで雑誌のチェックををすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」にはキンタローが登場。「私の読書日記」は吉川浩満の担当。この欄は吉川浩満のときがいちばん面白い。飯田一史「「若者の読書離れ」というウソ」という本に興味が湧く。

 アマゾンマーケットプレイスに購入者からメールがあり、追跡番号ではお届け済みになってるけど、届いてないから返金してくれって。不躾なひとがいるもんだな。本当に届いてないのだとすると郵便局の配達の問題なのに、しかたがないから、日本郵便のホームページから問い合わせのメールをする。微々たる利益のためにこの手間かと思うとじつに情けない。深夜1時前に眠る。

2023年3月27日月曜日

3月27日月曜日/足りる


◇ 飯田橋・日本橋

 朝から都内に。昼食は飯田橋、天下一という店に入り、ランチメニューの肉増し野菜炒めランチを食べた。830円。ひさしぶりに相席を経験し、ほかの客がテーブルのすぐ向かいに座る。うっかりしていたが、財布に所持金が千円しかないのに店に入ってしまった。足りてよかったけれども、ひやひやした。ドラッグストアに寄り、あまった小銭で飲みものを買った。

 夕方は神田のほうに移動し、日本橋を歩いた。所持金がないから、銀行にも寄らねばならなかった。このあたりは桜がきれいな場所がいくつもある。東京駅まで歩き、東海道線で帰ってくる。



◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。オープニングでは、劇団スティックの公演を観た話、それから、水卜アナの結婚についてもしゃべっていたが、高田先生は「午前0時の森」も観ているようだ。12時台はお宮の松がゲスト。子だくさんエピソードが中心だったが、舞台俳優としての話もする。高田先生のことを「先生」ではなく「師匠」と呼んでいて、高田先生をどう認識しているのかがどうも怪しい。高田先生には所ジョージの番組で初めてネタを観てもらったという話をしていて、高田先生は覚えていなかったが、この番組はしっかりと記憶している。まだ「北京ゲンジ」という名になる前で、「佐藤勝とソルティスロープ」というコンビ名だったはずだ。

 聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、「仮装大賞」マニアのナカバさんが劇団スティックの手伝いをしているそうで、その話を多くしていた。何年前になるか、ナカバさんとはあるライブの打ち上げでお会いしたことがあって、その場のみんなで一緒に撮った写真があるはずだ。14時台は寺田寛明がゲスト。

 早い時間に眠り、深夜に目覚め、録画していたテレビ番組をあれこれと。大評判のドラマ「ブラッシュアップライフ」を、録画はしているのだがずっと手をつけられずにいたのだが、第1話をようやく観る。会話だけで、まったくゆるむことなく引っぱる手腕。釘づけになってしまった。

2023年3月7日火曜日

3月7日火曜日/オカメザクラ

◇ 神田・日本橋

 今日も朝から都内に。昼食は神田、餃子酒場に入り、ニラレバ炒めを食べた。650円。ご飯、スープ、小皿などはセルフサービスになっていて、ひとりではいっぺんに運べず、正午過ぎの混んでいる時間帯だったが、店内は通路が広いわけでもなく、おまけに、靴を脱ぐ席に通されてしまったから、行ったりきたりがなかなか大変だった。

 神田駅から新日本橋のほうに歩いていくと、桜が見事に咲いている。とはいえ、花にはまったく疎く、ピンクの色が濃いから梅の花かと思ったが、検索してみると、どうやら、オカメザクラという桜のようだ。お江戸日本橋亭のすぐそばを通り、コレド室町の裏を歩き、日本橋の手前で引き返してきた。トイレに行きたくなり、コレド室町に入り、そのついでに地下のタロー書房にもひさしぶりに寄った。みすず書房のフェアをやっていたのだが、3日前、夏葉社を訪問したときに、ちょうど、みすず書房の話をしたところだった。無料の図書目録をひとつもらっていく。新日本橋駅から横須賀線で帰る。





◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、古田敦也がゲスト。昨夜の「キョコロヒー」を観ると、この番組でもWBCの特集をやっていて、ぺこぱ、井森美幸が出演し、その魅力を伝える。ニッチローも登場。最後には「球界のキョコロヒーファミリー」こと、古田と松坂がVTR出演した。

 ブログをひとつ更新し、ポッドキャストを聴きながら少し眠り、深夜に起きあがる。深夜にも録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「アンタウォッチマン!」は、青木さやかの特集。田村淳、三谷幸喜が証言する。「ロンハー」で活躍していた時代にはこの番組をまったく観ていなかったのだが、青木さやかの写真集が出たときには書店員だったからよく覚えている。2012年に、三谷幸喜が演出した「桜の園」に出演したことがターニングポイントになるのだな。「午前0時の森」は、若林が生前葬を体験するという企画。ナイツ土屋、佐藤満春、春日が弔辞に現れ、水卜アナが涙ぐむ。

 早朝近く、4時過ぎからコインランドリーに行ってくる。ほかの客が使っていたらめんどうだから、どうしてもこういう時間を狙うことになる。洗濯を待つ時間、タイムフリーで、放送直後の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。オープニングでは、バカリズムの「ブラッシュアップライフ」の話から、佐久間宣行の本の話になり、それから、横山雄二の小説、劇団ひとりの「浅草ルンタッタ」、若林のエッセイ、ハライチ岩井のエッセイ、又吉の「人間」について、つぎからつぎへと熱をこめて語り、なにかと思えば、最後には自分の小説の話になるのだった。そのあとにはゲストがあり、IKURA さんがひさしぶりに登場した。

2023年1月17日火曜日

1月17日火曜日/チャーハンを食べた


◇ 日本橋・新橋・渋谷

 朝から都内に。東京駅から日本橋を通り、神田のほうまで歩いた。昼は新橋のほうに戻り、春夏冬という店に入り、ランチメニューのカレーチャーハンと小ラーメンのセットを食べた。750円。それから、南青山のほうに移動し、渋谷まで歩いた。新南口のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドのレギュラーがついに280円になったか。スマホの充電をしながら、金の計算をする。外に出ると小雨が降っていた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車で、福田恆存「人間・この劇的なるもの」を読み終えた。これは再読。新潮文庫。初めて読んだときにすごく刺激を受けたような記憶はあったのだが、なにに刺激を受けたのかあんまりよく覚えていなかった。坪内祐三の解説をいちばんよく覚えていた。薄い本だし、これはまた、ことあるごとに再読しよう。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「さんま御殿」は今年注目の新星が集結し、勝俣州和以外は初登場という回だった。桂二葉、さや香、天才ピアニストらが登場。さや香石井の動きの面白さは漫才ではわからなかった部分だ。二葉さんは2回のチャンスを2回ともきちんと笑いにする。「踊る!ヒット賞!!」に選ばれる活躍だった。

 昨夜の「キョコロヒー」は「言ってみたいセリフ劇場」に石破茂が登場した。石破茂は、たまたま観ていた「演芸図鑑」でヒコロヒーのコントを認識したそうで、「なんって面白いのって思いましたね。「村の生贄」ってのは秀逸に面白かったねえ。近年、稀に見る面白い芸人さんですね。ものすごい印象が強烈でね。で、笑わせようと思ってやってない。ひたすらなんかこう重い雰囲気でやっとんだけどね。印象に残るね、じつに存在感のある、あれができるひとはほかに観たことがない。すごい! はい、ファンです。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、東貴博が小西マサテルから本が届いたという話をしていて、その経歴を詳しくしゃべっていた。「ナインティナインのオールナイトニッポン」で知られる放送作家だが、そもそもは、その名前だけは知っている「チャチャ」というコンビだったということを、つい最近、週刊誌で知ったばかりだった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にウエストランドが登場していた。深夜1時からはオンタイムのラジオに。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年12月15日木曜日

12月15日木曜日/くちひげ男の質問攻め

◇ 神田・神保町

 今日も朝から都内に。神田のほうに用があり、午前中にすき家に入り、朝定食の納豆・牛まぜのっけ朝食を食べた。390円。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ここで少し仮眠をしていく。

 ある仕事で会ったおじさん、といっても、歳上か歳下か微妙なおじさんで、くちひげを生やし、黒い眼をしている。少し話したら、ずっと質問攻めになった。最初は仕事に関することを質問されていたのだが、どこに住んでるんですかというところから、神奈川県ですと答えると、神奈川県のどこですか。横浜だというと、横浜のどこですか。そこからはあいまいに相鉄線のほうですとぼやかして答えると、鶴ヶ峰ですか。そのあたりですというと、鶴ヶ峰のつぎは二俣川ですか。そうですというと、二俣川のつぎはどこですか、希望が丘のつぎはどこですか、三ツ境のつぎはどこですか、瀬谷のつぎはどこですかと、ひと駅ずつ訊いてくるので、このまま終点まで行くつもりかと怖くなり、大和で話を切ろうとすると、終点はどこですか。海老名ですというと、横浜から海老名まで何分ですか、急行は停まりますか、駅はぜんぶでいくつですか。駅の数まではさすがにぱっと答えられない。俺に訊かずに相鉄線のホームページを見ろと言いたくなったが、いつまでも雑談しているほどひまではなく、その後のなりゆきで質問攻めからは解放された。あとになって、最初のほうの質問で間違えて嘘を教えてしまっていたことに気がついたが、そのくちひげ男と再会することはもうなかった。

 神保町に移動し、靖国通り沿いに古本屋を覗いていくが、なにも買うものなし。すずらん通りに入り、東京堂を覗いていく。新刊をざっと眺め、「本の雑誌」と「フリースタイル」をぱらぱらと立ち読み。パークタワーのまいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとフレンチクルーラーを買って食べた。神保町から半蔵門線に乗り、渋谷に移動。まんだらけに寄っていくが、階段の百均の本箱は処分でもしたのか、ずいぶんすかすかになっていた。1冊だけ買っていく。兆楽の前を通ったが、「アメトーーク!」以降も意外と混んでいない感じだ。

◇ 読書・テレビ・雑誌・ラジオ

 星川に寄り、マクドナルドに入り、もうひと休み。ホットコーヒーと、新商品のビーフシチューパイを食べた。しばらく読書をする。清水幾太郎「私の文章作法」を読み終えた。2008年再版、中公文庫。親本は1971年刊。あとがきによると、もとは週刊誌の連載であり、記者にしゃべったものを整理してまとめたという手順を踏んでいる。その手順を知らずに読んでいたが、後半になると、脱線する部分が多くなるのはそのためだろうか。清水幾太郎の思想についてはまるで知らずに読んだが、デカルト批判や、幼稚園的民主主義批判の部分が面白かった。思ったとおりに書く、という文章訓がくり返し批判されているが、これのルーツについては、狐(山村修)による解説に突き止められている。

 コーナンで買いものしてから夜遅くに帰宅する。録画していた今日の「徹子の部屋」は真瀬樹里がゲスト。誰だっけと思ったが、そうだ、千葉真一と野際陽子の娘だ。放送時間帯が安定しない「紙とさまぁ~ず」もなんとかまだ観逃すことはなく、ひとりのゲストが2回分またぐので、だいたいいつも、2週分録画したところでまとめて観ている。この回は古市憲寿がゲスト。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「BRUTUS」は本の特集。BOOK STAND 若葉台には行ってみたいと思っているのだが、この店に寄るためだけに若葉台団地まで行くのはなかなか躊躇してしまう。同じ旭区に住んでいても、若葉台団地は近くて遠い場所。バスで行くことになるだろうが、わざわざ行ってみて、店が閉まっていたりでもしたらつまらないではないか。

 深夜、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、山田邦子がゲストだった。パートナーは大久保佳代子。このタイミングでの出演だから、やっぱり、「M-1」審査員の話題が中心になる。そういえば、大竹まことも審査員経験者だった。大竹からは「お笑いスター誕生!!」でガッツ石松に審査された思い出が出た。山田邦子との思い出も面白く、山田邦子の番組でコントをやっていた大竹は、桜金造と一緒に、笑福亭笑瓶を脱がせて客席に放り込んでいたという話など。それにしても、山田邦子のトークのテンポの早いこと。登場人物も、やすきよや坂上二郎など、さすがの歴史の厚みだ。

2022年12月12日月曜日

12月12日月曜日/夢とラジオ

◇ 神田

 昨夜は「問わず語りの神田伯山」のポッドキャストを聴きながら眠ってしまい、変な夢を観ていた。ある芸能人が登場するのだが、その芸能人がすらすらと「問わず語り」の口上をしゃべり、ああ、このひともリスナーなんだと思った。寝不足のまま、貧乏暇なしで、今日も朝から都内に。慌ただしく、ラジオも電車内で聴くしかなく、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」と、土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴くが、これらもやっぱり、聴きながら眠気で朦朧とする。

 昼食は神田。以前、一度入ったことのある永楽という店を思い出し、行ってみると、階段に準備中の札が出ていたが、看板の営業時間は11時からになっている。おそるおそる、階段を降りていくと、普通に営業しているようだった。準備中の札は間違えて出しっぱなしにしていたのだろうか。ランチメニュー、日替わりメニューの牛肉と玉子炒めを食べる。チャーハン、麻婆豆腐、サラダが食べ放題。店に入ったときには客は自分ひとりだったが、あとから2名入ってきた。この時間は営業中だとわかっている客なのだろう。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは中原ひとみ。夫の江原真二郎が亡くなっていたことを、この番組で初公表した。自分の世代ではなじみのない芸能人だから、観終わったら消去するつもりで観ていると、徹子さんとの関係がよくってこれは消去が惜しくなる。阿佐田哲也とよく一緒に麻雀をやっていたというエピソードも語られた。思いがけず、いい放送だったという気にさせられた。

 今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴くと、正午前のニュースで、佐藤蛾次郎の訃報が伝えられていた。夜にこれを聴くまで、ぜんぜん知らなかった。12時台は、テツandトモがゲスト。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングではやはり、「M-1」の審査員になった山田邦子のことを話題にしている。14時台は、磯山さやかがゲスト。深夜0時前に眠る。

2022年10月25日火曜日

10月25日火曜日/コロッケの卒業


◇ 神田・秋葉原

 朝から都内に。Tシャツにジャンパーで出るが、いよいよ寒さを感じるようになってきた。冬服の用意がまだできていない。昼食は神田駅の近くで、神田伊勢という店に入り、伊勢の親子丼というのを食べた。ランチタイム価格、800円。通常価格は1200円のようだ。店内、ニッポン放送が流れていて、「ビバリー昼ズ」のオープニングをここで聴けた。しかし、扉が開けっ放しで寒い店だった。

 その後、岩本町に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書する。それから、秋葉原のブックオフに寄っていくが、ここは大型店で、まわるのに時間がかかるわりには、いつも乏しい収穫しかない。110円の文庫本、新書を各1冊、220円の文庫本、新書を各1冊買う。秋葉原から京浜東北線に乗り、品川からは東海道線に乗り換え、横浜まで戻ってくる。

◇ ラジオ・テレビ

 行き帰りの電車内では、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」と、続けて、土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、サンドウィッチマンの単独ライブに、近い会場で吉本のライブがあった中川家が飛び入り出演したそうで、そのことが双方で語られていた。Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」のコーナーも聴くと、先週木曜は、みうらじゅんが出演。ピカソの解釈をヒコロヒーと交わす。さかのぼるように、水曜のきたろう、火曜の中島岳志も続けて聴いていく。

 夜に帰宅し、録画していた「ものまねグランプリ」を放送直後に観た。JPの松本人志を中心にした「すべらない話」のパロディで始まるが、メンバーのなかには似てないひとも混じっている。この番組では、ほかにもテレビ番組のパロディをよくやるのだが、お笑い芸人のものまねというのは、もとが面白いものを真似てつまらなくしている場合があり、本人も登場したりなどすると、本人までつまらなくなるという被害を生む。ポケットビスケッツの内村をジャッキーちゃんが演じているのはちょっと面白かった。ブラックビスケッツの南原は誰かと思えば、マリアのイーちゃんだった。「泰造が見せたいぞう」というショートネタのコーナーでは、美川憲一のものまねのひとが面白かったから巻き戻して名前を確認したら、なんと、レッツゴーよしまさではないか。この美川憲一は審査員の関根勤も絶賛する。オーディションはいつだったのか、このひとを本戦に残さなかったのは失敗だろう。しかし、なにより、今回の目玉はコロッケの番組卒業だ。番組最後はコロッケのラストパフォーマンス。岩崎宏美、美川憲一、松山千春といった得意ネタ、それから、常連出演者たちとのコラボもあり、Mr.シャチホコとは玉置浩二を、松浦航大とは平井堅を、ホリ、古賀シュウとは武田鉄矢を、西尾夕紀とは工藤静香を、神奈月とは大友康平を一緒にものまねした。そのあとには「2憶4千万の瞳」をいろんなひとのものまねで歌ったのだが、しかし、この大事な場面で、フジテレビでおなじみの企画をやってしまう神経はよくわからない。まあ、そもそも、とんねるずの番組以前に、このようなメドレーをコロッケは得意にしていたはずだとは思うが。「ものまねバトル」時代からの過去の傑作選のVTRも流されたが、こうして観ると、コロッケがものまねにダンスの要素を入れてからもう20年以上が経つのだ。このラストパフォーマンスの最後には、コロッケは五木ロボットを披露した。五木ひろし本人も登場し、番組はコロッケの涙で終わった。この五木ロボットが現在のコロッケの代表作ということになるだろうが、この代表作が、ものまね四天王のすさまじい大ブレイク後に、新たに産み出した芸であることはとても驚くべきことだ。

 録画残量の確保が必要だったが、それを確認したら、もうこれ以上はテレビを観ている余裕はない。明日も朝早くから外出するため、とりあえず、横になりたくなった。ポッドキャストを聴きながら、深夜1時前には眠る。

2022年9月15日木曜日

9月15日木曜日/スマホがないと焦る

◇ ツイッター

 早朝に目覚め、ツイッターを見ると、今度はトレンドに「爆笑問題ら所属のタイタン」という言葉があり、なにかと思えば、タイタンがSNSの誹謗中傷に対する法的措置を検討するという声明を発表したようで、それがヤフーニュースになっている。日曜には「太田光をテレビに出すな」の炎上があり、まともな知識人はさすがにツイートしてないかとそのときには思っていたが、よくよく検索してみると、町山智浩が先頭切って爆笑問題批判をしていた。町山がまともな知識人かどうかはともかく、しかし、町山は「爆笑問題の日本原論」(「Hanada」連載)の単行本で爆笑問題と対談し、この単行本は町山との共著になっているような間柄なのに、批判をするのはいいのだが、キリトリ動画の発言を疑いもせず、この程度の理解しかする気がないのかというところに驚き、呆れもする。町山は「サンデージャポン」をぜんぶ観ていないのだろう。たとえば、映画の一場面を切りとった動画だけを観て、その映画を批評するような映画評論家がいるかって話であり、町山の姿勢には大いに疑問を感じる。タイタンのこの声明に対しても、町山は「批判を封じるため」だとか書いているのだが、タイタンの声明には「表現の自由の範囲内を超えていると判断される誹謗中傷や虚偽事実の拡散等」について対応すると書かれているのであって、それがはたして、批判を封じることになるのだろうか。むしろ、町山の態度は「虚偽事実の拡散」にあたるのではないか。

◇ ラジオ

 今日も朝から都内に。電車のなかで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴いたら、14時台ゲストのきしたかのがやけに面白かった。登場するなり、いきなり怒っているところから始まり、最初はなにをやっているのかよくわからなかったが、「M-1」の出囃子でスタッフが遊び出したところから、あまりのくだらなさに爆笑したいのを電車のなかでこらえていた。「高野さんを怒らせたい」という YouTube が話題になっているというのも知らなかった。

◇ 有楽町・秋葉原・品川

 今日はまず、神田のほうに用があり、昼には有楽町に移動する。駅前の吉野家に入り、月見牛とじ丼を食べた。50円引き券を利用し、552円。いつもならば、昼食の写真を撮るところだが、今日はスマホを紛失していた時間があり、それができなかった。最近は腕時計もつけなくなり、スマホがないと時間もわからない。あるところに置き忘れてきたと思っていたのだが、そこに戻ってみると、そこにはなかったのでとても焦ることになった。いつからなくなったのか、最後にスマホを触ったのはいつだったか、ポケットから落っこちたならば音がするだろうし、そっと外に飛び出す状況があっただろうかと記憶をさかのぼっていく。のちに、わりとあっさり見つかることになるが、神経がおかしくなるような時間だった。

 今日は寝不足でもあり、どうもぼんやりしている。その後は秋葉原に移動し、ヨドバシカメラの脇にあるベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。太田批判が気になり、またツイッターを開いてしまうのだが、町山智浩のツイートを見ると、引用リツイートでずいぶん反論されているので少しほっとする部分もある。しかし、町山はそれらを無視しているのだろう。無名のかただが丁寧な言葉できちんと反論しているツイートを見つけ、がまんできずにリツイートしてしまったが、「サンジャポ」の録画を保存さえしていれば、自分でツイートしてやりたいところだった。悔しい。町山のようなリベラルの押し売りみたいな人間が、本当のリベラルだとも思わない。エセリベラル、エセ保守がもっともらしいことを語るから、この世は用心しなければならない。


 ツイッターを見るのに時間をとられ、まるで読書ができなかった。ベローチェを出て、ブックオフに寄る。少し前にも寄ったばかりで、買うものはほとんどなく、220円の文庫本を1冊だけ買う。秋葉原駅から帰ろうとすると、山手線が停まっているようで、京浜東北線に乗るが、こちらも高輪ゲートウェイでストップすることになり、品川まで着くのに時間がかかった。今日は昼食が早かったから、腹が減ってしまい、品川で下車し、食べていくことにする。品川で途中下車すると、電車賃は変わらないどころか、なぜかむしろ安くなる。高輪口の高架下にラーメン屋やどんぶり飯の店が集まっていたが、ひさしぶりに行ってみたら、跡形もなく消えていた。最後に食べたのは、いったい何年前だったんだろうか。港南口に移動し、すき家に入り、炭火やきとり丼を食べた。520円。品川からは京浜急行で帰ってくる。


◇ 読書・テレビ

 夜遅くに帰宅し、部屋で読書をする。ディーン・R・クーンツ「ベストセラー小説の書き方」を読み終えた。1996年刊、朝日文庫。訳者のあとがきによると、原書は1981年刊、翻訳版は1983年刊。がんばって最後まで読んだものの、どうもあまり面白い本ではなかった。小説の書きかただけではなく、戦略的なこともかなり書かれているのだが、なにしろ、40年前の本だから、今の時代に役に立つかというとぴんとこない部分も多いし、アメリカと日本の出版状況も違うだろう。小説の内容的なことに関しても、なんだか、ベストセラーあるあるを書いているだけみたいな本だと思った。まあ、クーンツの小説も読んだことがないから、それで理解しづらいところもあるか。

 録画していた昨夜の「キョコロヒー」は、ヒコロヒーが不祥事を起こすことを想定し、みなみかわが代役を務める「キョコミカワ」のシミュレーションをするのが面白かった。入れ替わり、「ヒコミカワ」のバージョンもあり、令和版の「きらきらアフロ」と言うみなみかわに笑う。

 ラジオを聴きながらブログの更新をしようとするが、眠気の限界がきて、書きあげられなかった。ラジオを聴きながら、深夜0時前には眠る。

2022年8月27日土曜日

8月27日土曜日/線を引きながら読むな

◇ 大手町・神田

 朝から都内に。今日も暑くなりそう。眠っているあいだに、日高大介氏からまたリプライのリプライと、おまけにDMまでいただいてしまった。東京に向かう電車内で、その両方の返信をする。東京駅に出て、昼は大手町ワンのとんかつまるや極に入り、ロースカツ定食を食べた。700円。今日は土曜だから、このあたりは静かだ。ベンチでしばらく読書をするが、しかし、眠くてたまらない。外は暑くて、汗だくになる。

 大手町まできてしまうと、神田は意外とすぐそばだ。神田まで歩いてしまい、さらに、新日本橋に進み、クリエイトに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。それから、ベローチェに入り、ひと休み。金の計算をし、しばらく読書をした。ツイッターからは、三遊亭金翁の訃報を目にする。



◇ 読書・テレビ

 新日本橋駅から横須賀線で帰り、車内で、まんじゅう大帝国「笑いの学校」を読み終えた。2020年刊、河出書房新社。ほんの2年前だが、まんじゅう大帝国はなぜこんなに下駄を履かされてしまったのかなと、今の時点ですでに思わざるをえない。序文を高田文夫先生が書き、爆笑問題、神田伯山、ナイツ塙、春風亭昇太、島田洋七、ウエストランドと対談をしているのだが、これだけの豪華メンバーをそろえても、聞き手に座談の素養がなければ、面白い話にはならないという見本のような本だ。構成、岸川真。この本は、昨日、ブックオフで買ったのだが、腹立たしいことに、読んでみたら蛍光ペンで書き込みがたくさんしてあった。買う前に普通にチェックをしていれば見落とすような書き込みではないのに、しそこねてしまったのが悔しいが、だいたい、こんな本をまさか線を引きながら読むとは思わないじゃないか。まんじゅう大帝国からなにを学ぼうとしていたんだ。学ぼうとしていたくせに、ブックオフに売るようなやつか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ネタパレ」で、フースーヤをひさしぶりに観た。「ニュースターパレード」のコーナーには、三日月マンハッタンが登場した。「ナイツ ザ・ラジオショー」では「こち亀」に詳しいことでおなじみだが、顔を観るのは初めてだ。漫才でも「こち亀」ネタをやっていた。オジンオズボーン篠宮の新コーナー、「どっちがひょと子クイズ」も始まった。

 今朝早く、日高大介氏にリプライとDMの返信をしたのだが、いいねもなく、無視されていて、わざわざ返信したのになんだこの野郎という気になった。そもそも、なぜDMをよこしたのか謎である。Spotify で少し音楽をあさり、深夜0時過ぎには眠る。

2022年8月8日月曜日

8月8日月曜日/名作落語本を読む

◇ 東京駅・日本橋

 朝から都内に。また暑くなる。東海道線は満員電車で、川崎からはさらに混雑した。汗ばんだ大男とからだがくっつくのがいやだ。東京駅周辺で昼食にしようと思い、八重洲地下街に入るが、ちょうど正午前、ランチの時間になり、どこも混んでしまう。もう少し早く昼食にできたらよかったのだけど、いったんあきらめて、地上に出て、ベローチェに入ろうとするが、こちらも混雑していて、席がひとつも空いていない。これはもうだめだと思い、日本橋に向かうことにした。どこかで食べられないかと迷いながら、日本橋の裏通りを歩いてみると、大きな商業施設の裏側には意外と昔の町並みが残っている。しかし、こう暑いと食欲があるのかもよくわからない。結局、食べずに、鍛治町のベローチェに入り、ひと休み。




◇ ラジオ

 スマホの充電をしながら、「ビバリー昼ズ」を追っかけ再生で聴いた。先日の「問わず語りの神田伯山」で、伯山にいじられていたのに応え、冒頭、きっちり自己紹介して始めていたのが可笑しい。そのいっぽう、「MISIAのオールナイトニッポン」でも高田先生の話をしていたそうで、これも聴かねばならないな。12時台は、小堺一機がゲスト。高田先生との接点もよくわからなかったが、シアターアプルでやっていた舞台なんかは先生もよく観に行っていたのだ。そういえば、今度、小堺はあさりどの川本成の舞台に出演するから、今日の出演はその宣伝のためだったんだろうか。小堺一機というひとも衰えないひとで、さすが、怒涛のトークだった。欽ちゃんが YouTube を始めたんだそうで、そのものまね。そして、最後は関根勤の話になった。テレビに出ていたのは関根勤のほうが先で、視聴者だった小堺は、「ぎんざNOW」の出演者のなかでは、関根勤だけがヨゴレ芸ではなかったという印象をもつ。血だらけになるような場面で、ほかのひとたちは赤い塗料を塗ったりするときに、関根だけは「血だらけ」と書いたお面をかぶっていた。その感覚が東京っぽかったとふり返る。



◇ 中野

 午後は神田駅から中央線に乗り、中野に移動する。思いっきり寝過ごしてしまい、阿佐ヶ谷まで乗り、戻ってきた。遅めの昼食にしようと、サンモールから脇道に入り、適当に歩きまわり、ハヤシ屋中野荘という店に決めた。オムハヤシを食べる。900円。早稲田通りに出て、古本案内処に寄っていこうとしたら、休みだった。残念。ブックオフにだけ寄っていく。大竹伸朗特集の「美術手帖」のほか、110円の文庫本を2冊買う。ブロードウェイには入らず、交差点を駅のほうに曲がり、ブックファーストを覗いてから、またベローチェに入った。今日2杯目のアイスコーヒーを飲みながら、タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、渡辺徹がゲスト。渡辺徹の父がアコーディオンの流しをやっていたというのは知らない話だった。



 19時を過ぎ、ギャラリー街道に向かう。「名作落語本を読み、語る会」の第4回目。まさか、前回から半年もおかないうちに第4回があるとは思わなかった。19時20分開始直前の到着になったが、入っていくと、志ら玉さん、寸志さん、稲田さんの3人はすでに着席し、しゃべっているから、思わず時間を確認してしまった。始まる前に、ただの雑談をしていたようだ。10名ほどでいっぱいになる狭い会場なのだが、いちばん前の席しか空いていなくて、しかたなく、そこに座る。今回の題材になる本は、円丈の「御乱心」。1986年刊、主婦の友社。つい4年前、「師匠、御乱心!」と解題し、文庫化されているが、そちらは読んでいない。この本を自分はいつ読んだのか、まったく覚えていないが、文庫化されるまでは、この本は古本ではなかなか高値がついていたのだ。今日も単行本を持参し、ベローチェで予習をしようと思っていたが、あまり読みなおせなかった。この会で今まで扱われた本のなかでは、個人的には興味は落ちる本ではある。しかし、立川流の落語家が円丈を語るというトークライブもなかなかないのではないだろうか。稲田さんはもちろん、円丈とは大きな関わりがあったひとだ。志ら玉さんはじつは円丈にも影響を受けているのだが、自分は同い年だけれども、新作落語の流れはそれほど熱心には追いかけていなかった。円丈の本を扱うのならば、落語論の本にしたほうがトークは盛りあがっただろうと思うが、一応、お客さんが入手しやすい本というしばりもあり、「御乱心」が代表作であることも間違いはないものの、志ら玉さんはこの会では本当は議論をやりたいのではと思う。寸志さんが用意してきた川戸貞吉の本、あるいは、春風亭一柳の本が面白そうだった。脱線の部分では、神田山陽の話などにもなった。21時頃に終演。

 中野駅のホームに出ると、中野サンプラザのライブの終わりにぶつかったようで、やたらと混んでいた。誰のライブかと、検索して調べてみたら、「うっせぇわ」の Syudou だった。新宿から山手線に乗り、渋谷から東横線で帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・阿川佐和子)を観た。眠ろうとするが、どうも眠れなくなり、タイムフリーで、先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。聴いたかどうかもわからなくなってしまい、聴いてみると、冒頭は覚えていたのだが、途中からは記憶にない話になった。先週は生放送だった。お見送り芸人しんいちがゲストに登場し、爆笑問題を相手に「水曜日のダウンタウン」の話ばかりをする。もうひとりのゲスト、永野は、裏かぶりがあるとかで、時間差で登場した。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、ブログの更新もしたらようやく眠くなる。ラジオは中断し、深夜1時過ぎに眠った。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...