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2022年11月3日木曜日

11月3日木曜日/ラジオは歩きながら

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ポッドキャストを聴きながらもう少し眠りなおし、起きあがり、ブログの更新をしようとするが、途中でやめる。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は「みんなの説」スペシャル。「青ライダース細身ハゲがテレビ局にいたら小峠だと思って挨拶しちゃう説」から始まり、最後は「淡谷のり子を降ろしたイタコに清水アキラがものまねの新ネタを披露してもやっぱり8点説」。清水アキラの新ネタはピコ太郎。この絶妙なくだらなさ。「あちこちオードリー」は、さらば青春の光とAマッソがゲスト。高市早苗が首相になった途端に、女性芸人のMCが増えるという森田の予測。ぼる塾・あんりが世相を斬り出すという加納の予測にも唸る。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。「エルピス」の評判のよさを複数のラジオ番組から聴くが、ドラマはまるでチェックしておらず、大根仁演出、渡辺あや脚本だとは始まる前には知らなかった。しかし、今はバラエティ番組の録画だけでせいいっぱいだ。いずれ、配信されるようになったら観てみようか。

 午後、「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中から聴こうとすると、今日は祝日で、ニッポン放送では別の特番をやっていた。文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に替えてみると、こちらでは大久保佳代子とヒコロヒーがしゃべっている。大竹まことは祝日はいつも休みだから、今日もそうだろうと思って聴いていると、今日は毎年恒例の対決企画で、大竹チームと吉田照美チームに分かれたネタ対決という趣向だとわかる。伊東四朗も審査員長として出演、お見送り芸人しんいち、チャンス大城も登場し、にぎやかだ。ちょうど聴き始めたところでは、阿佐ヶ谷姉妹と大久保佳代子の即席トリオがコントを披露し、アーサー・ビナードと水谷加奈たちの「電線音頭」と対決していた。

◇ 瀬谷

 15時過ぎから外出。わりとのんびりできる日が続いているので、出歩けるときに出歩いておこうと思い、瀬谷のブックオフまで歩きたくなった。歩きながらラジオもたくさん聴けるからちょうどいい。今日の「ゴールデンラジオ!」を冒頭から聴くと、大久保佳代子、ヒコロヒー、砂山アナというメンバーで始まり、大竹まこと、吉田照美、伊東四朗はあとから到着し、それからネタ対決が始まる。大竹まことは朝からバスに乗せられながら、文化放送にずっと出演していたようだ。一組目は、お見送り芸人しんいちとヒコロヒーの対決だった。伊東四朗の点はヒコロヒーのほうに入れられる。


 瀬谷のブックオフまで、いつも歩いていくルートではなく、気まぐれで、脇の公園を通り抜けてみたのだが、風景の写真を撮りたかったのに、どういうタイミングの悪さなのか、女子ふたり組がなにやってるんだかわからなかったが、行く先々で写真を撮っていて、どうやってもその子らが写ってしまうから撮りづらくてしかたがなかった。公園から団地を抜けて、ブックオフにたどりつく。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買っていく。

 瀬谷駅まで歩き、17時過ぎにようやく昼食。れんげ食堂に入り、パイコー麺を食べた。770円。天一書房に少し寄ってから、上階のマクドナルドに入り、ひと休み。ちょうど混んでいる時間だったようで、レジに行列ができていたが、店員がよっぽど優秀なのか、瞬く間に順番がまわってきたので驚かされた。


◇ 読書・ラジオ・テレビ・映画

 マクドナルドで、今村夏子「父と私の桜尾通り商店街」を読み終えた。今年文庫化。親本は2019年刊。250ページ程度のこの短編集、およそ1ヶ月前から読み始めていたが、あまりにも面白いので、大事に読みたくなった。1本目の「白いセーター」から惹き込まれたのだが、続く、「ルルちゃん」と「ひょうたんの精」の2作は、ちょっと衝撃を受けるくらいに面白かった。衝撃を受けたのは笑いの部分で、電車のなかで読んでいたのだが、声を殺して笑いながら読んでいた。そのあとの「せとのママの誕生日」にも笑った。笑いの部分でこれだけ驚かされる小説というのはなかなかなく、自分が十代のころならば、優れた笑いをやっている小説はまだ多く、ついでにいえば、マンガが笑いをリードしていた時代があったが、今ほど、お笑い芸人が強い時代になると、なかなかお笑いに匹敵する小説というのは目にすることがない。ときどき、笑えると評判の小説があっても、実際に読んでみるとまったくそんなことはないと思わされることも何度かあった。今村夏子の本は今までに3冊、初めて読んだ「こちらあみ子」からもうびっくりするくらいに面白かったのだが、あと2冊は「あひる」と、芥川賞を受賞した「むらさきのスカートの女」を読んでいる。この短編集で4冊目。作品数が少ないから、これで半分以上読んだことになるが、好みでいうと、重さのないこの短編集がいちばん好き。今村夏子の優れた笑いをもっとも味わえるのがこの短編集であり、お笑いに匹敵するどころか、お笑いのコントでもこれだけ笑えるものはめったにない。いちばん似ていると感じたのは「ごっつええ感じ」のコントなのだが、世代的にもダウンタウンの影響はあるのではないだろうか。(たしか、芥川賞受賞後のエッセイでは、「水曜日のダウンタウン」を観ていたことが書かれていた。)笑いを抜きにしても、「あひる」も「むらさきのスカートの女」もダウンタウン的と思える。

 夜になり、帰りも時間をかけて歩きながら、「ゴールデンラジオ!」の続きを聴いていく。タブレット純とチャンス大城の対決があり、これはタブレット純が勝利した。オンタイムで聴いていた箇所は飛ばし、15時台にはダチョウ俱楽部が登場。大竹まことと吉田照美のアツアツおでん対決があったが、それよりも、肥後が語る大竹まことの武勇伝のどれもこれもがすさまじい。シティボーイズとダチョウ俱楽部の縁も深い。ある番組で、審査員だった野坂昭如をぶん殴った話、あるいは、海外ロケで、逆バンジーで飛ばしたダンプ松本を怪我させて笑っていた現地のグループにぶち切れ、ロケが中止になった話、あるコメディ番組のお茶の間セットを壊した話などなど、爆笑したくなるのをこらえながら夜道を歩いて帰った。

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。寺島しのぶが息子の眞秀くんと一緒に出演。歌舞伎は観ていないのに、歌舞伎俳優の子たちの成長はこの番組で確認していて、眞秀くんも幼いころに出演しているのを観ているが、10歳になり、すっかり大きくなっちゃった。眞秀くんの特技がボイパだというので、徹子さんも一緒にボイパを始め、セッションになった。

 タイムフリーで、昨夜の「ヒコロヒーのオールナイトニッポン0」を聴く。佐久間宣行が体調不良のため、ヒコロヒーが代打とは豪華だ。聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。アマゾンプライムで映画を1本。前から観たいと思っていた「ワンダーウォール劇場版」をようやく観た。2020年公開だが、もとは、2018年にNHKで放送されたドラマであり、実在する京都大学の寮の寮生追い出し問題を題材にしている。以前からアマゾンプライムにあることはわかっていたのだが、「エルピス」のことを調べていたら、同じ渡辺あや脚本だとわかり、このタイミングで観ておきたくなった。1時間強の小品だが、これは快作だ。Spotify のニューリリースから、Sunaga.T.Experience と J.LAMOTTA.すずめの新アルバムを見つけ、聴きながら眠りなおそうとしていたような気がする。そのあとの記憶はない。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...