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2023年9月20日水曜日

9月20日水曜日/眠いのに映画を観る




◇ 品川

 眠れなくなり、早朝、ブログの更新をひとつ。鼻水が止まらず、風邪薬を飲んでおく。今日も朝から都内に。昼食は品川、港南口の細い路地を入っていったところに見つけた焼肉居酒屋とんとんという店に入り、ハヤシライスセットを食べた。サラダ、味噌汁、オクラがつき、850円。満腹。マクドナルドに入ろうとしたが、混雑していてやめる。アレア品川のドトールに入り、ひと休み。SNS徘徊。音楽を聴きながらしばらく眠り、読書もしていく。

 日本橋で映画を観ようと考えていたのだが、思うような予定にはならず、横浜で映画を観る計画に変更する。夕方、京浜急行に乗り、横浜に戻ってくる。東口から日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。スマホのバッテリーが切れてしまい、時間もわからなくなっていたが、セントラルタワーのサンマルクカフェを覗いてみるとコンセントの席がある。ここに入り、アイスコーヒーとバターデニッシュを食べた。アイスコーヒーは 300円。ベローチェがいちばん安いと思っていたが、今はもうあんまり差がなくなっている。ここでも音楽を聴きながらしばらく眠る。今日はとにかく寝不足で朦朧としている。なのに、なぜ映画を観ようとしているのだろうか。


◇ 映画

 キノシネマみなとみらいで、ウェス・アンダーソン監督の新作「アステロイド・シティ」を、21時ちょうどの回で観る。この劇場、しばらくくることがなかった。E列の席をとったが、座って観ると、スクリーンがけっこう遠く感じる。客席のサイズ感を忘れていたが、最前列でも観やすかったんだ。ウェス・アンダーソンの作品は公開されるたびにおおむね観ていると思うのだけど、あとの作品になるほど、どれがどれという記憶が薄く、ごっちゃになっている。どれを観てもひとつの印象に収まっていく。映画の文体であり、そのタッチを愛でるばかり、内容がまるであたまに入らない。しかし、いつも思うのだが、ここまで完璧に画面をコントロールしようとする監督の映画では、俳優は演技をしていて楽しいのだろうか。そう思うのは、作家よりも俳優の演技に興味があるからだろう。

 深夜0時頃に帰宅。テレビも観ないで、すぐに寝る。

2023年9月17日日曜日

9月17日日曜日/年寄りのオタク話

◇ テレビ

 朝、録画残量が足らず、腰が痛くてまだ眠りたいが、録画していたテレビ番組を観る。「さんまのお笑い向上委員会」を2週分。先週は、囲碁将棋に加え、とにかく明るい安村、くまだまさし、U字工事が登場。くまだまさしは4年ぶりに出演。昨夜の放送では、土田晃之がひさしぶりの出演。「向上ゲスト」はマシンガンズ。ハマカーンも6年ぶりの出演。これも観そびれていた「ワルイコあつまれ」も2週分。先週は「子ども記者会見」のコーナーに、ラグビー日本代表の堀江翔太と稲垣啓太が登場していた。昨日の放送では、みちょぱが「子ども記者会見」に登場。


 午後から外出。横浜に出て、地下の有隣堂を覗き、それから、ヨドバシカメラにも寄る。地上に出て、県民センターまで、県立図書館で借りた本を返却する。遅めの昼食、すき家に入り、月見すき焼き牛丼を食べた。650円。南幸のドトールに入ろうとしたが、ほぼ満席。ベローチェにも行ってみるが、こちらも混んでいた。あきらめて、とりあえず、ビブレのブックオフに。しかし、棚がすかすかになっていて、これは補充を待ってからのほうがいいと思い、なにも買わずに出た。西口を離れ、東口のドトールに落ち着き、しばらく読書をする。近くの席にいた年寄りふたりの話し声が耳障りだったのだが、しゃべっている内容はオタク話で、もうこういう世代が年寄りなっているのだな。平沼のブックオフにも寄り、220円の文庫本を1冊だけ買っていく。

◇ 読書

 帰りの電車内でも読書の続きを。図書館で借りている「シティ・ポップとラジカセ」を読み終えた。今年の3月刊、徳間書店。書名のとおり、シティポップとラジカセに関する本なのだが、それぞれの部分が、関連しているようで分離している。ちょっとしたムック程度の質の本だった。シティポップの部分は関心をもって読んだが、カセットの部分は、テープやラジカセの違いを微細に記してあったりするのだが、これはかなりわからなかった。世代的には、カセットテープはラジオの録音には使っていたけれども、FMで音楽をチェックしたりという経験はなく、録音していたのはAMの番組ばかりだ。カセットで音楽を聴いた世代ではないんだよな。稲垣潤一、杉真理、鈴木茂、伊藤銀次、EPOのインタビューを収録。「DOWN TOWN」の始まりの「七色」が「ラブユー東京」からきているとは知らなかった。それにしても、どうかと思うくらいにこの本は誤字が多い。もう少し落ち着いて作れと言いたくなる。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、まずはジャニーズ問題の続報。元キスマイの飯田恭平というひとが「当事者の会」に合流したことをここで初めて知った。鈴木エイトが若いころにバンド活動をしていたことは以前も言っていたが、タレント活動もしていて、そのころにジュリー藤島と会っているのだという。スタジオでは山田美保子が解説を、それから、岸博幸も登場し、経済面からも分析する。太田とデーブ・スペクターが、ジャニーズのタレント育成の面についてもきちんと触れていた。ジャニーズのあとにはビッグモーターの問題。加藤久美子が、車検を受けてみるという名目で、店舗を取材する。そのほか、ラグビーの話題、「VIVANT」の特集など。

 昨夜の「Nキャス」では、堺雅人が冒頭から安住の代わりに出演していた。無論のこと、「VIVANT」の番宣。堺雅人と三谷幸喜でドラマのパロディをやっているような感じだったが、それからいつものオープニング映像があり、安住紳一郎も登場した。福山雅治と大泉洋が出演したときと同じく、この回も番宣で登場した堺雅人がコメンテーター席に居残り、通常のコメンテーターは出演しない。猿翁の訃報や、ジャニーズの話題もあったが、堺雅人にはコメントさせなかった。「別班」の特集もあり、ドラマを観ていないからよく知らないが、これはこれで興味深かった。深夜0時過ぎに眠る。

2023年8月29日火曜日

8月29日火曜日/昼下がりはブックの日




◇ 芝浦・品川

 朝から都内に。泉岳寺からオバケトンネルをくぐり、芝浦のほうに歩いていく。昼は今日も品川のほうに出て、カレーキラリという店に入り、チキンカレーを食べた。850円。コーヒーかコーラがつくサービスがあり、コーラを選ぶ。この店は以前から看板を目にしていて、気になってはいたものの、入り口がどこにあるのか長らくわからなかった。その入り口を、昨日、このあたりを歩いていたらたまたま発見したのだった。店のおばさんたちも気さくで感じがいい。



◇ ブックの日

 毎月29日はブックの日につき、ブックオフをまわる決まりになっているのだが、今日は午前中に別の用をいれざるをえなくなった。品川から渋谷の近くに移動することになり、昼下がりからようやく、ブックオフをまわる。代官山から東横線に乗り、1店目は自由が丘のブックオフにする。110円の文庫本を3冊と、385円の単行本を1冊買い、アプリの300円引きクーポンを利用する。自由が丘の駅前は再開発が始まっていて、駅前の建物がすっぽりと消滅していた。


 時間の配分も考えつつ、つぎは綱島に移動する。ブックオフの前に、ひと休み。西口のドトールに入り、地下の席にコンセントがあることを確認してから注文をする。スマホの充電をする必要があった。ラジオを聴いて、それから、ブックオフに。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。さらに、鶴見川を渡り、樽町の店舗にも足を延ばす。日も暮れる時間になると、歩いてもあまり汗はかかなくなった。樽町店では、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。腹が減り、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べる。綱島から横浜に戻り、最後はビブレのブックオフ。閉店まで、30分ほどの時間で、220円の単行本を1冊と、雑誌も1冊選び出した。今月は4店でおしまい。


 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・つるの剛士)は、ざっと早送りで観てしまう。今日はこれといって面白い番組にあたらず。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の芸能記事の欄に、春野恵子が仁鶴の追善公演で「仁鶴一代記」を口演したとの記事があった。執筆者は粟野仁雄という知らない名前。Spotify で、松尾潔のポッドキャストを聴き、深夜1時からはラジオをつけ、「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。ポータブルエアコンをつけていると、エアコンの音が大きく、ラジオがまるでよく聴こえないのだけれども。

2023年3月17日金曜日

3月17日金曜日/静かにしろ


◇ 病院

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか観て、午後から外出する。もっと早く出ようと思っていたのに、もたついてしまった。横浜に出て、先に昼食を。ひさしぶりに松のやに入り、味噌ロースカツ定食を食べた。690円。

 ラジオを聴きながら歩き、市民病院まで。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。14時40分の予約だが、数分遅れで到着した。病院の玄関には消毒液はまだ置かれてはいるが、手指の消毒は義務ではなくなり、任意になった。ほぼ待たされず、いつもどおり、診察は簡単に終わる。薬局に寄り、クスリをもらってからまた歩いて横浜駅のほうまで戻ってくる。


 ビブレのブックオフに寄ると、棚がやけにすかすかだと思ったが、棚移動の最中か。エッセイがあった棚に料理や服飾関係の雑誌がきて、エッセイはどこに行ったのかと思うと、コミックの並びに移されてしまっている。いや、コミックエッセイをコミックの並びに置くのはわかるが、活字のエッセイまで一緒にそっちに連れていく必要はない。この店はなぜだか、活字のエッセイとコミックエッセイを離れ離れにはしたくないようだ。買う本はなにもなく、しかし、CDの棚を見てみたら、いいものを見つけられた。550円のCDを2枚買っていく。跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄ってみるが、こちらも買うものがない。110円の文庫本を1冊だけ、クーポンを利用し、10円で買う。

 東口のドトールに寄り、ひと休み。読書をするが、背後の席で、ひとりでべらべらべらべらしゃべっているおばさんがいて、じつに耳障りだ。聞き手のおじさんは口数が少なく、ババアがひとりで愚痴っぽいことを怒り半分でしゃべっている。ババアといってもたぶん自分と同世代くらいなんだけれども、しかし、背後の席なので、すがたかたちはわからなかった。ああ、いやだ。眠くなり、読書はいったん中断。仮眠しているあいだにべらべらババアはいなくなり、また読書に戻るが、今度はすぐ隣りの席の若い男が、ぶつぶつぶつぶつとずっと電話をしている。競馬の話をしているようなのだが、なにをそんなにしゃべることがあるのかと思うくらいにえんえんと続ける。これはだめだと思い、Spotify で雨音でも聴きながら読もうとするが、ここのドトール、席が地下になるから電波が弱い。なかなか再生されず、ようやく再生され、これで落ち着いて本が読めると思ったら、間もなくしたらぶつぶつ男は帰っていった。なんだこのやろう。

◇ マンガ・テレビ・ラジオ

 いましろたかし「原発幻魔大戦」の3巻「日本発狂編」を読み終えた。2013年刊、エンターブレイン。まわりがうるさいせいで、マンガ1冊読むのにやけに時間を食ってしまったが、しかし、情報量は多いマンガだ。当時のツイッターの空気が保存されている感じがある。リアルタイムで読んでいれば、もっと興奮させられたのかもしれないが、うまく感想が出てこないな。巻末には金子勝との対談あり、3巻とも対談の構成は九龍ジョー。

 雨の予報だったが、降られずに済んだ。夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは池松壮亮。「シン・仮面ライダー」の公開に合わせた出演だったんだな。テレビになじまない口調、ふるまい。やっぱりこのひとは映画俳優だと思わされる。そして、それをそのまま受け入れられるこの番組も貴重だ。しかし、このようなインタビュー番組というのはそもそもそういうものではなかったか。スターの素顔をいかに引き出すかが番組の役割だったものが、今では、テレビ的なふるまいを要求する番組のほうが強くなっている逆転がある。お笑い芸人のほうが偉そうに見える場面が多々ある。

 もうひとつ、「チコちゃんに叱られる!」も、NHKと日本テレビのコラボ企画をこちらでもやるので録画しておいた。「ぐるナイ」から増田貴久、「笑点」から木久扇師匠が出演していたが、別に面白くはなかった。途中まで観て、消去する。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台のゲストに斎藤工が登場。竹中直人の監督映画のプロモーションか。金曜メンバーに斎藤工が混じっているというのも不思議な図なのだが、高田先生とは日本学園の先輩後輩の関係にあたる。この番組に出て、こんなにまじめに語るひとも珍しいというくらいにまじめに語っていた。

 ツイッターを覗いてみると、岸田戯曲賞の発表のニュースがあり、なんと、東葛スポーツの「パチンコ(上)」が受賞した。いやあ、驚いたな。これは嬉しい。もう1作、加藤拓也というひとと同時受賞だ。審査員の講評はまだ公開されないのか。

 パソコンの容量がいつの間にかいっぱいになってしまったようで、外付けハードディスクをつなぎ、データを移す作業をせざるをえないが、それ以前に、要らないアプリがなぜかいろいろあって、どんどんアンインストールしていったらそれだけでずいぶん容量が空いた。なぜ要らないアプリが勝手にインストールされてしまうんだろう。ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、ポッドキャストを聴きながら深夜1時頃に眠る。

2023年3月10日金曜日

3月10日金曜日/なにも観逃さない


◇ 明治座

 今日も朝から都内に。まずは人形町、明治座まで。「立川流三人の会」の立ち見券が販売されるとの情報を知ったのは、たしか、「ビバリー昼ズ」だったか、(ほかに知りようがないと思う。)いったんはあきらめたチケットだが、買えるチャンスがあるとなれば、やはり、この会は観逃したくないという欲が出る。10時から販売開始、先着順ではなく、10時までに並んでいる客に整理券を抽選で配るというから急ぐ必要はない。のんびり、15分前に到着したときには、10名ほどの列ができていた。15分前を目安にやってきたひとが多いようで、自分が並び始めたあとにぞろぞろと増える。10時前になり、スタッフの女性が3人現れ、人数を数えたりなどしていたのだと思うが、それから、われわれに向けて立ち見席の説明をする。並んでいるひとのぶんは全員確保できるとわかり、まずはひと安心。S席も若干余っているようだが、値段が高いからこれは無理だ。時間になり、整理券が配られるが、抽選というのはどういうシステムかと思えば、なんてことはない、スタッフの女性が整理券をランダムに渡していくだけだった。自分の番号は21番。最後のひとは23番で、真ん中ほどに並んでいたのに、後ろのほうになってしまった。並んでいるのは高齢者ばかり。平日の朝に並ぶようなひとはそりゃそうか。番号順に購入が始まるが、待っているあいだに、スタッフの女性がまわってきて、購入する席を決めておく。とにかく買うことしかあたまになかったが、そういえば昼夜2回公演だから、どちらか選ぶ必要があった。仮に、3階の安い席が先に売れてしまい、1階だけ残った場合はどうしようかとも思ったが、3階が残っていてほっとする。いや、ここまできたら、1階席でも買うしかないとは思ったけれども。夜の公演、3階立ち見席を無事に確保。しかし、それからカウンターにたどりつくまでがけっこう待たされた。こういうふうにカウンターで直接購入するというのも、しばらくぶりの感覚だ。当たり前だが、直接購入は手数料がかからないから嬉しい。カウンターにたどりつき、なにか記入するのかなとも思ったが、名前と電話番号だけ訊かれ、登録情報があったからそれだけで済んだ。2500円を支払い、一度はあきらめていたプレミアチケットを無事に入手した。執念だ。今年はなにも観逃さない。

 ドトールのモーニングを食べられるかと思っていたが、チケットを買うだけで10時半になってしまった。モーニングには間に合わない。とりあえず、馬喰町駅のほうまで歩き、迷ったが、やっぱりドトールに入り、代わりにアイスコーヒーとジャーマンドックを食べた。500円。


◇ 品川・大森

 正午前にドトールを出て、馬喰町から横須賀線に乗り、品川に移動する。チケットを買うためだけに都内に出るのではあんまりだから、ちゃんと仕事も作った。用を片づけてから、遅めの昼食にする。港南口をぐるぐる歩きまわると、ランチタイムはもう終わってしまった店が多いようで、選択肢はあまりない。升屋という店に、14時半ラストオーダー直前に入り、ランチメニューのハンバーグステーキ定食を食べた。890円。すぐ近くのマクドナルドに入り、ひと休み。コンセントがあり、スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。月曜に休んだ高田先生だが、なにごともなく復帰した。オープニングでは、最後に太田の小説に触れる。

 帰る前に、京浜東北線で大森に移動し、西友のブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を1冊、それから、550円の中古CDもひさしぶりに1枚買った。帰りの電車内では、千葉雅也「勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版」を読み終えた。2020年刊、文春文庫。親本は2017年刊。千葉雅也の本を読むのは初めてだったが、勉強のノウハウ以前に、勉強とはなにかについてえんえんと書かれているのがとても面白かった。P14-15「深く勉強するというのは、ノリが悪くなることである。」「これから説明するのは、いままでに比べてノリが悪くなってしまう段階を通って「新しいノリ」に変身するという、時間がかかる「深い」勉強の方法です。」 P40「勉強とは結局、別のノリに引っ越すことですが、この勉強論で光を当てたいのは、以前のノリ1から新しいノリ2へと引っ越す途中での、二つのノリの「あいだ」です。そこにフォーカスするのが本書の特徴です。」 そして、第二章では、アイロニー、ユーモア、ナンセンスについて論じられている。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。今日のゲストは島田洋七。22年前に佐賀に移住しているのだな。「がばいばあちゃん」で知られる祖母の話、それから、1984年放送、34歳のときに出演した回の映像も流れた。番組終盤、洋七から唐突に、徹子さんに対してお礼が語られる。たけしと一緒に六本木の店に入ったら徹子さんに遭遇したそうで、そこは徹子さんもよく行く店だったそうなのだが、徹子さんが先に帰り、そのあと、洋七たちが会計をしようとしたら徹子さんがもう払っていたのだという。二十数年前の出来事。たけしが若手芸人の支払いを済ませてしまうエピソードはよく聴くが、たけしたちの支払いを黒柳徹子が済ませてしまうという話は初めて聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「昭和40年男」の配信が始まっていた。ということは、「昭和50年男」の配信もあるだろうか。この2誌は特集によっては楽しみ。「OZ Magazine」の横浜特集にもざっと目を通す。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴きながら眠る。大竹まこととヒコロヒーの会話は、導眠にいちばん適している心地好い声のふたりだ。深夜に目覚め、ブログの更新をしてからもう少し眠りなおした。

2022年8月24日水曜日

8月24日水曜日/ひっそりしたところに


◇ 麹町・横浜

 今日も朝から都内に。まだまだ暑い。駅で電車を待つあいだに汗をかく。昼は麹町のほうに移動し、銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。748円。ベローチェには昨日も入ったから、もう麹町にいるのはいやだ。東横線に乗り、各停で眠りながら、夕方には横浜に戻ってくる。どうも疲弊が激しいようで、なるべくひっそりしたところで休みたいと思い、東口のドトールに入った。アイスコーヒーとクリームパンみたいなのを食べる。しばらく読書をして、それから、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買った。


◇ テレビ・ラジオ・音楽

 日暮れ前には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。月曜の「アンタウォッチマン」は、学生お笑い出身芸人の特集。真空ジェシカ、さすらいラビー、ストレッチーズが出演。土曜の「ゴッドタン」は「お笑いを存分に語れるBAR」。鬼越トマホーク、モグライダー芝、東京03飯塚が出演していた。昨夜の「イワクラと吉住の番組」は、バカリズムがゲスト。単独ライブは一度も楽しいと思ったことがないというバカリズム。座付き作家なしでそれをやっているというのがすごい。あるいは、舞台に立ったときにピン芸人がいちばん美しいという美意識も面白く、ここに「美しい」という価値観が出てくるところが独特だ。

 昨夜の「マッドマックスTV」は、前半には呂布カルマが「モンスター」となり、井上咲楽と、おならは我慢するべきかというディベートをするが、これはかったるい内容だった。この番組はやはり、ひろゆきが「モンスター」でなければどうやら面白くならないようで、ひろゆきの「論破」をただのゲームにしているのがこの番組の賢明なところだ。後半には、ひろゆきが、鈴木もぐら、永野とディベートをする。永野とのディベートでは、いじるほうといじられるほう、かっこいいのはどっちかというテーマで戦った。永野はいじられる側、ひろゆきはいじる側という立場に立ち、永野は世の中の「ひろゆき崩れ」に対して毒づきながら、ひろゆきをいじっていた。意見も、じつは対立もせず、ほぼ一致していた。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、やはり、昇太師匠も明治座の話をする。今週はずっと、明治座の話ばかり。聴くごとに、行けなかったことを悔やむばかりだ。12時台は、たい平師匠がゲスト。

 夜、ブログの更新をひとつ。これでようやく、6月末まで埋められた。早めに眠るが、深夜に目覚め、Spotify のニューリリースから、佐藤千亜妃の新アルバムを聴きながら眠りなおした。夜は涼しくなった。

2021年7月16日金曜日

7月16日金曜日/夏は読書が進まない


◇ 夏バテ

 ここのところ、県央地区に行く用が増え、今日も朝から愛甲石田に。昼食はだいぶ遅い時間になってから、海老名駅の改札内の箱根そばにで、冷やし肉おろしそばを食べた。500円。海老名でひと休みしようかと考えていたが、ひとの多さにいやになり、さがみ野に移動した。ドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。ブックオフにも寄っていくが、めぼしいものが見当たらず、文庫本を2冊だけ選ぶが、それだけではつまらない。この店では、1年以上前に「ミュージック・マガジン」のバックナンバーが大量に仕入れられ、いい特集の号はそのときにごっそり買っていったが、それがまだかなり売れ残っていて、しかたがないから、それをまた4冊買っていく。しかし、暑くなってからは読書がまったく進まなくなった。電車内でも、今日はずっと、Spotify でフィッシュマンズを聴いていた。

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いてから眠った。毎日楽しみになってきた東京の新規感染者数は、今日は 1271人。昨日よりは少し低いが、千人超えが続いている。

2021年6月6日日曜日

6月6日日曜日/「日本の喜劇人」を読む(5)

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨日の「週刊フジテレビ批評」を観ると、日本映画批評家大賞授賞式、ギャラクシー賞贈賞式の様子を伝えていた。ギャラクシー賞の大賞は「世界は3で出来ている」というフジテレビのドラマで、これは観逃している。フジテレビが大賞に選ばれたのは31年ぶりなのだと。今朝の「サンジャポ」では、門倉コーチの失踪事件が気になったが、東スポの田才記者によると、日産スタジアムの近くの公園でやっぱり発見されているようで、そこまでは「FRIDAY」の記事と一緒だが、妻に連絡されていないために、妻はブログで否定しているのだという。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴きながら、少し眠ってしまった。後半には家電ロボットの特集をやっていて、愛されることを目指したロボットというのにはなかなかの驚きがあった。

◇ 読書

 夕方、ヤマトの営業所まで。午前中は雨降りだったが、もうすっかり止んでいた。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、新刊を眺めていく。ドトールに入り、クイニーアマンを食べて、しばらく読書。今日も「決定版 日本の喜劇人」の続きを読む。第五章は「道化の原点」と題し、脱線トリオ、クレイジー・キャッツ(この本ではこの表記)の名が目次にはあるが、改めて読むと、目次には名前がない石井均についてかなりページが割かれている。「ある種の挫折感を抱いて生きていた一人の学生」だったという小林信彦は、この時期、ストリップにのめりこみ、「ストリッパーの話になると、きりがないから、さておき、」と、ストリッパーの話をがまんして脱線トリオについて書き始めているのが可笑しい。小林信彦の体験の比重も多くなり、無名の芸人の名もたくさん記されている。石井均の楽屋を訪ねたエピソードが面白く、長部日出雄、永六輔が登場する。読みながら考えることが多く、ページ数のわりには読むのに時間がかかった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「週刊さんまとマツコ」を観た。この番組はロケができないときはトークになるようで、ロケよりもトークのほうが面白い。「恋のかま騒ぎ」をふり返り、今の時代に復活させようと考えるのだが、マツコがいることで批評的になっている。「笑点」の演芸コーナーはロッチ。また無観客の収録に戻っていて、収録順がわからないが、地方収録のほうがむしろ観客を入れられるのか。

 聴きそびれいていたラジオをいくつか。水曜放送の「伊集院光とらじおと」をタイムフリーで聴いた。ゲストは小倉智昭。もともと吃音で、吃音を防ぐための言葉の工夫が独自の面白さになっていったという話には感じ入るものがある。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴く。金曜のゲストは桐野夏生。ゲストの本を読んでいないことも多い大竹まことが、桐野夏生の新刊は読んでいた。続けて、木曜、水曜と聴いていくと、水曜のオープニングでは、大竹まことが野田秀樹の舞台の話をしていた。

◇ 読書

 深夜にまた読書。徳川夢声「話術」をようやく読み終えた。2018年刊、新潮文庫。一度読みかけて、しばらく中断してしまっていたが、先日の「カツベン映画祭」をきっかけに、またあたまから読みなおしていた。残り半分ほどは一気に読んだが、前半よりも、芸の話になる後半のほうがギアが入る感じがある。久米宏の解説にも書かれていたが、この本が戦後二年で書かれていることにも驚く。深夜2時前に眠る。

2021年5月28日金曜日

5月28日金曜日/四ツ谷





◇ 四ツ谷

 今日は昼から都内に。麹町に行くことになり、せっかくだから、そのあとに、四ツ谷まで歩いた。一応、学生時代を過ごした街ということだが、まあ、立ち寄れば、それなりに記憶もよみがえってくる。もう夕方になるが、しんみち通りに入り、バンビで食べていく。17時までのタイムサービスメニュー、17時直前に入り、鉄板焼きを食べた。ドトールがあったはずだと思い、グーグルマップで確認し、行ってみると、コモレ四谷というのが建っている。昨日今日建ったわけではなさそうが、今まで知らなかった。この建物内にドトールが入っていて、検索すると引っかかるから、昔と変わらずにあるものだと思った。油断していると、風景はあっさりと変わる。滞在時間、1時間ほど。時短営業のため、18時半までしかいられなかった。

 四ツ谷から渋谷に出ようと思い、JRに乗るつもりが、なにを勘違いしたか、地下鉄の改札を通ってしまった。まあ、どちらでも行けるから、問題ないといえば問題ないのだけど。丸ノ内線に乗り、新宿三丁目で副都心線に乗り換え、渋谷で下車。まんだらけに寄っていく。階段の百均を物色中、あんまりいいものはないかとあきらめかけていたところに、店員が品出しにやってきた。植草甚一特集の「太陽」など、3冊購入。帰りの東横線で読書を。小野正嗣「九年前の祈り」を読み終えた。2015年の芥川賞受賞作である表題作にまず興味がもてなかったが、連作になっていて、ほかの短編を続けて読んでいくと次第にリズムが入ってきた。巻末に収録されている芥川賞受賞スピーチを先に読んでいればよかったかもしれない。

 夜に帰宅し、疲れて横になり、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングで、なんと、ビビビのオヤジから紀伊国屋の地下のカレー屋がなくなるってFAXがきたと言っていて、馬場さん、高田先生とそんなやりとりするような間柄なのかと驚いた。起きあがり、ラジオを聴きながら梱包をする。クリックポストを出すのに印刷がかすれ、いよいよインク切れ。買い置きがあったはずと思うが、どこに置いたか忘れてしまい、探すのに時間を食った。複数のインクのランプが点滅しているのだが、黒を交換しただけで印刷できるようになり、これがよくわからない。深夜0時過ぎに眠る。

2021年5月23日日曜日

5月23日日曜日/ラジオと読書・文章について

◇ 訃報など

 朝8時過ぎに目覚める。ツイッターから、伊藤アキラの訃報を一日遅れで知った。大瀧詠一の楽曲を追いかけるうちに気になり始めた名前で、三木鶏郎門下だということを知ったのもわりと最近のことだった。アニメやCM、ノベルティソングの有名曲の歌詞を多く手がけている。それこそ、植木等の再ブーム時のいくつかの楽曲や、「ひょうきんパラダイス」、あるいは、忌野清志郎がカバーした「少年マルス」は、伊藤アキラの名をまだ意識する前に愛聴していた。

 午前中に、ブログの更新をひとつ。4月に入ってからは下書きをしっかりしてあるので、更新が楽だ。今さらながら、レイアウトにも手も加えた。ブログのアーカイブやリンクを表示できることに、今まで気がついてなかった。録画していた今朝の「サンジャポ」を観る。田村正和の訃報で、たけしとの接点があるのかが昨夜の「Nキャス」ではわからなかったが、たけしと一緒の写真がこの番組では出されていた。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は光浦靖子がゲスト。光浦の文章は淋しさが漂うという太田。清水ミチコたちと温泉に行ったときのことを書いたエッセイを読んで、「それ読んでるとさ、ああ光浦、なんか楽しそうだこのとき、とかって思うわけ。なんかさ、急に涙が出てくる。(笑) なんで俺、光浦がこんなに楽しそうなことに喜んでんだろうみたいなさ。(笑)」 光浦「ああ嬉しい、涙出てきちゃった。わたしね、小説とか映画ですぐ泣いちゃうやつって、主人公が楽しくしとるときなんですよ。」 太田「幸せって一瞬で過ぎ去るからさ、その瞬間を切りとった文章ってさ、泣けるんだよな。」 そのあとの、容姿いじりネタについて語り合っていた内容もとてもよかった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。Tシャツで出たら、やや肌寒い。空腹でふらふらし、考えたら、昨夜は4時間も眠れていないので、寝不足もある。吉野家に入り、牛焼肉丼を食べた。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄り、それからドトールに。アイスコーヒーと一緒に、沖縄黒糖あんぱんを食べたくなってつい買ってしまったが、180円でこの大きさかというような大きさだ。ぺろりと食べ、しばらく読書してから帰る。


◇ 読書・映画・ラジオ

 夜に帰宅し、読書を続ける。後藤明生「小説 ―いかに読み、いかに書くか」を読み終えた。1983年刊、講談社現代新書。難しくて簡単には読めないんじゃないかと思いながら読み始めたが、面白くて、途中からはすいすいと読んだ。志賀直哉の文章を引用した箇所では、ごく短い4行の文章のなかに「自分」という言葉が3回出てくる。これははたして名文か、悪文か、そのような問いを発すれば、愚問だという返答が返ってくるだろうという。それから、志賀直哉の小説を現在の眼でたしかめていくが、志賀直哉の「直写」とは、自分の裸眼により直視したものを、意識のフィルターを通さずに書くこと、つまり、いっさいの他者を拒絶する文章であるが、他者の眼を拒絶するということは、他者の解釈を拒絶することであり、分析を拒絶することは、普遍化を拒絶する。普遍化を拒絶すれば、特殊化することになり、すなわち、神格化することになる。志賀直哉の作品を宇野浩二は「中学生の作文のようだ」と評したそうだが、志賀直哉は小説と随筆とを意識的に区別していなかった。その宇野浩二についてもあとの章では分析され、「筋のない小説」の見本だという宇野浩二の小説は読まねばならないと思った。

 アマゾンプライムで映画を1本。シネマヴェーラの喜劇映画特集のラインナップに入っている、宍戸錠の「ろくでなし稼業」がアマゾンプライムにもあった。しかし、あんまり面白さがわからず、ぜんぜん集中せずに観てしまった。「決定版 日本の喜劇人」のこの映画について書いてある箇所にあたってみるが、たいして記述があるわけでもなく、これが宍戸錠の主演第1作ということだ。

 タイムフリーで、今朝の「石橋貴明のGATE7」を聴いた。「石橋、薪を焚べる」の佐々木昌信審判の回を観ていたという、谷繁に言われた話が面白い。先週の放送も、スージー鈴木が出演していたとあとで知り、聴こうと思っていたが今日まで聴きそびれていた。野球選手のレコード特集。この番組はポッドキャストもあるが、レコードがかかるので、ラジコで聴かなければならない。野茂が作詞したとんねるずの曲は、収録されたアルバムももっているが、スージー鈴木が泣けるというのに同感で、野茂の素朴な詞がとてもいい。深夜0時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...