2021年4月30日金曜日

4月30日金曜日/今週の小林信彦


◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。今日は暖かくなりそうなので、パーカーで出る。まず、横浜から東海道線で東京駅まで。築地市場のあたりで昼食になり、なか卯で和風牛丼を食べたが、この店は十年以上前、汐留の書店で働いていたころにときどき利用していた店だ。当時は気がついていたか忘れてしまったが、手前は永谷商事のビルだった。夕方には浜松町にたどりつき、どこかでひと休みしようと、グーグルマップで検索すると、貿易センタービルの地下にサンマルクカフェを見つけたが、行ってみると閉店したとの貼り紙があった。ほかの店も閉まっていて、閑散としている。ここの地下はまるごとなくなるのだろうか。浜松町を離れ、田町まで歩き、ベローチェに入った。アイスコーヒーと、カレーパンを食べる。金の計算をしてから、読書をした。ゴールデンウイークは金が心配なので、絶えず金の計算をする。




◇ 雑誌・テレビ

 帰りは泉岳寺まで歩き、京浜急行に乗るが、その前にコンビニに寄り、水曜発売の「週刊文春」をようやく立ち読みした。小林信彦の連載ではテレビ番組を話題にしていて、「有吉ゼミ」や「バナナサンド」のことを書いているので驚いてしまった。小林信彦がまさか、ヒロミのDIYを絶賛するとは、古い小林信彦ファンはもはやついていけないんじゃないのか。あるいは、「世界まる見え」で観たという加藤茶の私生活から、加藤茶のギャグを手伝った記憶も書かれていて、小林信彦以外の書き手ではありえない芸当だ。

 帰宅は夜になり、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観た。「おいでやす小田大好き芸人」として、麒麟川島、かまいたち、ダイアン、スーパーマラドーナ武智、三浦マイルドというメンバー。電流が流れる仕掛けの椅子に、おいでやす小田、ダイアン津田、三浦マイルドが順番に座っていくパターンができあがっていくのに爆笑した。テレビを観たあとは記憶がない。

2021年4月29日木曜日

4月29日木曜日/ブックの日とビニール傘

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。ヒコロヒーと齋藤京子の「キョコロヒー」が面白く、ダンス番組という体裁にしてあるところが発明で、ダンスとはまるで関係のないトークをしているかと思えば、思い出したようにダンスの企画になる。今回は、寺門ジモンの肉の話をBGMにして、プロのダンサーにコンテンポラリーダンスを踊らせていた。「あちこちオードリー」は、ケンドーコバヤシと蛙亭がゲスト。ケンドーコバヤシの、横山ノックにドロップキック未遂事件は知らなかった。テレビを観ながら、本の登録をする。午前中にもう少し眠りなおすが、どうもあたまが働かない。昼はラジオ。11時半からは「ビバリー昼ズ」をつける。今日は祝日で、「ナイツ ザ・ラジオショー」は休みだが、ナイツと清水ミチコの「ビバリー」は通常どおりにあるのだ。13時からは「ラジオショー」の代わりに、ニッポン放送では、天野ひろゆきの矢沢永吉特番が放送された。去年も、天野の音楽番組に矢沢が出演する特別番組があったが、今回は矢沢が出演するわけではないというので、これはオンタイムで聴かなくてもいいかと思い、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に替えた。しかし、そういえば、大竹まことはいつも祝日は不在なのだった。光浦靖子、ヒコロヒーと、やついいちろうが代打で出演していた。

 午後から外出。雨降り。家を出てすぐに、ビニール傘が突風でひっくり返った。雨のなか、まず、ヤマトの営業所まで。二俣川駅の手前でもまた突風に遭い、ビニール傘はいよいよ差せない状態になった。横浜に出て、有隣堂に寄り、雑誌の売り場を眺めていくと、「せりふの時代2021」なんてムックが出ていた。かつての「せりふの時代」は小学館だったが、これは演劇出版社から出ている。どこかでビニール傘を買いたいと思い、ドン・キホーテに寄り、400円強のものを買った。ひとまず、ムービルの日乃屋カレーに入り、カツカレーを食べる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数が千人超えだという。

◇ ブックの日

 今日はブックの日だが、この雨降りでは気が進まない。とりあえず、ビブレのブックオフから寄ることにして、続いて、跨線橋をわたり、平沼に。心配したが、跨線橋でも突風に遭い、さっそく傘がひっくり返る。2店目もいいペースで買いものし、雨が弱まれば伊勢佐木町まで歩くことも考えていたが、この傘では歩きたくない。横浜駅に戻り、京浜東北線で鶴見に移動する。鶴見のブックオフなら駅から近いからいいだろうと思ってのことだが、駅からブックオフまで歩くわずかな距離で、また突風に遭い、ビニール傘の骨はぐにゃぐにゃに曲がってしまった。買って何時間も経っていないのに、いつからこんなに貧弱なビニール傘を売るようになったのか。しかし、鶴見のブックオフでもいいものが買え、今日はどの店も無駄足にならないのが救いだ。鶴見でひと休みしたい気もしたが、傘代以上の利益は作りたいと思い、さらに川崎に移動する。川崎は地下から歩いて行けるので傘を差さずに済む。モアーズのブックオフで、今月は終わり。この時点で19時前。ドトールが21時まで開いていたら入ろうと思ったが、20時閉店だったので帰ることにする。アゼリアのベンチで、カバンの中身を整理して詰めなおすと、カバンがぱんぱんになった。4店しかまわれなかったが、冊数にするとかなり買えた。京浜東北線でのんびり帰る。電車内、読書はあまり進まず。どういうわけか、ここのところ、眠気がずっとひどい。


◇ 再びテレビ・ラジオ・読書

 夜に帰宅し、本の登録をしながら、録画してあるテレビ番組を片づけていく。観そびれていた2年前の「徹子の部屋」を引き続き観ているが、柳生博の回がとてもよかった。若い時代から知る黒柳徹子に「柳生くん」と呼んでほしいと頼むところから始まり、八ヶ岳の生活、息子の死、妻の認知症、亡くなった八千草薫についても語られた。聴きそびれていたラジオも聴く。月曜の「伊集院光とらじおと」は、半田健人がゲストだった。1984年生まれ、関西出身。震災までは古いものが残っていたが、東京に出てきたときに、東京のほうが古いものが残っていると思ったという。こういう話は言われてみないと気がつかない。ラジオを聴きながら、あいかわらずオンライン将棋も指しているが、気を抜いて指していると、馬鹿みたいにがたがたな負けかたをする。指せば指すほど、実生活でもそういうところがあると思わされる。ゴールデンウイークは特に、気を抜いているととんでもない失敗をしそうで怖い。

 深夜、池内紀「作家の生きかた」を読み終えた。池内紀が偏愛する作家たちが、人生のマイナス要素をいかにしてプラスに転じたか、というところに着目したエッセイで、内田百閒の「借金」から始まっている。内田百閒の作品には借金の特性がとりこまれているといい、その特性とは「借金が首尾一貫して人を非論理な状態に押しやることである。」「つまり、借金をすると、借金暮らしにとどまらず、つねに奇妙な非論理を日常として生きなくてはならない。」という、ここからもう面白かった。深夜1時過ぎに眠る。

2021年4月28日水曜日

4月28日水曜日/一転休業

◇ 貧乏暇なし

 早起きし、Spotify で、配信を楽しみにしていた氣志團の筒美京平トリビュートアルバムを朝から聴いていた。今日は朝から都内に。やや暖かいが、ジャンパーを着ていく。電車内、読書をしようとするが、眠くて読めず、タイムフリーでラジオを聴いた。横浜から東横線に乗り、横浜から座れたが、寝過ごして新宿三丁目まで行ってしまった。渋谷に戻り、半蔵門線で九段下まで出る。駅のトイレに入ると、和式トイレの使用法が壁に貼られているのには驚いた。今日は移動が多く、外苑前で昼食になるが、まわりに安い飲食店も見当たらず、時間もないので、セブンイレブンでコロッケパンを買って済ませた。自由がきく時間がないわりには、時間をもてあます。しかたなく、ツイッターを見る時間が増えるが、寄席が一転休業とのニュースにはちからが抜けた。毎日新聞、油井正和記者による記事だった。「寄席は社会生活の維持に必要なもの」として、緊急事態宣言下も予定通りに興行を行うという記事を先週土曜には目にしていたのだ。ツイッターからは、円楽・伊集院光親子会の情報が解禁になったことも知った。会場はよみうりホール、ゲストは昼の部がナイツ、夜の部が爆笑問題。まだ時間をもてあまし、楽天マガジンで雑誌のチェックもした。最後は新宿にたどりついたが、駅の周辺は、帰宅するひとでごった返していた。ここでようやくまともな食事になり、すためしにひさしぶりに入った。新宿西口のブックオフにも寄っていく。営業時間を心配したが、どうやら通常どおり、22時まで営業しているようだ。さらに代々木まで歩き、代々木のブックオフでも買いものしていく。代々木から山手線に乗り、渋谷からは東横線の各停で、のんびり座って帰ってくる。





 夜遅く帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。春風亭小朝がゲスト。テレビを観ながら、本の登録をする。タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴いた。今週のゲストは熱海五郎一座のメンバーが順番に登場し、今日は「ビバリー」に続き、昇太師匠がゲストだった。それから、普段は聴かない「たまむすび」も気になり、15時台、一之輔さんのコーナーをひさしぶりに聴いたが、最後に速報があり、寄席が一転して休業というニュースがここで流れる。「ラジオショー」の昇太師匠の出演は14時台だったが、そのことにはなにも触れていなかった。会長には知らされずに決まるということはないだろうが。聴きながら、オンライン将棋を3局。2勝1敗。深夜2時頃に眠る。

2021年4月27日火曜日

4月27日火曜日/まだ夢を見ているのか

◇ ラジオ・雑誌

 昨夜はだらしなく眠ってしまったという気がしていたが、早朝5時半過ぎに目覚め、4時間も眠れていない。遠出をしない日が続くと、食生活も単調になる。Spotify のポッドキャストをいくつか。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」は、みうらじゅん、きたろうの日は聴く。まりんのポッドキャスト(「Operation Sound Recovery」)は第4回まで配信されていた。聴きながらまた少し眠る。睡眠がこまぎれになっていて、よくない。11時半からは「ビバリー昼ズ」。東貴博の日にAマッソがゲスト。楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」と「週刊朝日」、両方の読書欄で南陀楼さんがインタビューをしていた。「サンデー毎日」では磯部涼に、「週刊朝日」では西村健に。「週刊朝日」には、たけしのインタビューもあり、見開き2ページ、コロナ禍についての質問だ。「FLASH」に載っていた綾小路翔のインタビューも読んだ。

◇ 渋谷・表参道

 午後、ヤマトの営業所に寄ってから、横浜に出る。西口五番街でランチ、とん太でカツ丼を食べた。700円。客は自分ひとり。店内はラジオが流れていて、「ナイツ ザ・ラジオショー」がついていたが、なぜか音楽も一緒に流していてよく聴こえない。会計時、まん防のために明日から休みだと教わる。神奈川県もか。それから、東横線で渋谷に出る。三度目の緊急事態宣言になってからは、都内に出るのは初めてだ。センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。階段の百均から5冊買う。古書サンエーにもまわるが、こちらは休業していた。渋谷駅の西側から東側に移り、ヒカリエを抜け、表参道方面に歩く。中村書店に寄りたいとずっと思っていたが、こちらも休業中。こどもの城の前を通ったが、そういえば閉鎖されているのだった。いつ閉鎖されたのかもまるで注意していなかった。チケット代の高い演劇からはだいぶ遠ざかってしまっていた。表参道の交差点まで歩くが、ひとどおりが多いのか少ないのか、普段を知らないから判断がつかなかった。銀座線に乗り、虎ノ門で仕事を済ませ、また渋谷まで戻ってくる。帰りの東横線は座れなかった。睡眠不足のせいか、あたまが重い。









 夜に帰宅し、メールをチェックすると、Kさんから突然のメールが届いている。17時過ぎの着信。発見が遅れた。いったいなんの用かわからないがすぐに返信をすると、要するに、ある依頼だったが、なぜそれを俺に? と思うもので、これはまったく予想できなかった。たいがいのことは引き受けようと思うが、自分に向いている仕事ではないし、だいいち、こんなめんどうなことはさすがに引き受けられないと思った。お断りのメールをするが、しかし、気にかけてもらえていることは嬉しい。帰宅したらすぐに眠ろうと思っていたのに、眠りそこねてしまった。ようやく眠るが、1時間半ほどで目が覚める。ツイッターを見ると、トレンドに「ふかわりょうさん」とあり、なんだろうと思って検索してみると、岡本夏生がふかわりょうに舞台上でキスされ、賠償額が1円だという。スポーツ紙ではなく、時事通信が配信している。「男沢聡子」という裁判長の名前もなんだか奇妙で、まだ夢を見ているかのようだった。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き始め、すぐに眠れそうもなく、夜のうちに梱包を済ませた。「カーボーイ」を最後まで聴き、深夜3時過ぎに眠った。

2021年4月26日月曜日

4月26日月曜日/テレビ・ラジオ・YouTube

◇ テレビ・ラジオ

 あまり眠れず、早朝4時前に目覚め、録画してあった昨日の「ワイドナショー」を観た。チャーリー浜の訃報、野田クリスタルの自作ゲームが発売などのニュース。そのほか、スマホで写真撮影する際の、若い世代は持ちかたが違うというのは、松本と同じく、目からウロコだった。われわれはカメラのようにもってしまうが、真ん中にレンズがあるわけではないのだから、真ん中を握ってしまったほうが安定するということだ。今まで、まったく疑問に思うことがなかった。

 午前中にもう少し眠りなおし、11時半からラジオをつける。「ビバリー昼ズ」はU字工事がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。育休中の平野ノラに代わり、今月は鈴木拓がパートナーを務めている。14時台のゲストは三宅裕司。今週は熱海五郎一座のメンバーが連続で出演する。SETの前身、大江戸新喜劇の話題にもなり、三宅裕司から斉藤洋介の名が出た。塙さんと三宅裕司ならば、YMOに触れてほしかったとも思った。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊プレイボーイ」では、ひろゆきの連載対談が始まり、初回のゲストは志らく師匠だった。アカデミー賞の結果も気になり、ツイッターからニュースを見る。下馬評どおり、最優秀作品賞は「ノマドランド」になった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家にも寄り、肉だく牛黒カレーを食べる。ワンオペだったのか、それとも奥にほかの店員もいたのかわからないが、店内にいるあいだ、出前館からの着信がばんばん鳴っていた。二俣川に出て、ドトールに入り、しばらく読書をしていく。しかし、どの本を読みたいということもなく、数冊をつまみ読みするのみ。今日は集中力なし。

◇ 再びラジオ・テレビ

 二俣川までの往復、歩きながら、タイムフリーで、土曜に放送された「アッコのいいかげんに1000回」を聴いた。志らく師匠がゲスト。談志師匠が出演した回の音声も流れる。夜に帰宅し、「いいかげんに1000回」を最後まで聴き、続けて、「東京ポッド許可局」も聴いた。土曜の放送にまだ慣れず、月曜になって思い出す。録画していた「しゃべくり007」は、米倉涼子がゲストだった。ネプチューンとは仲がよさそうだったが、そういえば、くりぃむしちゅーとは「明石家マンション物語」で共演していた。そのことには触れられもせず、当時は若手だったくりぃむしちゅーとの距離感がちょっと気になる。対決企画のコーナーにのみ登場した、鈴木浩介の司会も面白かった。

 アマゾンプライムで映画を観ようと思っていたが、どうもその元気がなくなり、代わりに、YouTube で、毒蝮三太夫が始めた「マムちゃんねる」を観た。初回は、古谷敏をゲストにトークをしている。毎回、この形式になるのだろうか。古谷敏というひとを知らなかったが、ウィキペディアを見ると、ウルトラマンのスーツアクターをしていたひとなのだ。当然、ウルトラマンのファンにはよく知られるひとなのだろう。ウィキペディアの記述を読んで驚いたが、60年代には、怪獣アトラクションを主催する「ビンプロモーション」という会社を設立したが、「1980年代に入ると集客力が落ち、1991年にビンプロモーションを解散。それに伴い負債を抱える。他人に迷惑をかけたという申し訳なさから知人と連絡を絶ち、特撮番組で活躍した経歴を伏せてビル清掃会社で働いた。表舞台から姿を消した為、一時は消息不明扱いで、死亡説等も伝えられた。」「2007年、成田亨の原画展を伝える新聞記事を見て会場を訪ね来場者名簿に記入して帰ると、未亡人から「ビンさんが来てくれるなんて」と涙声で電話がかかってきた。それがきっかけで数週間後、『ウルトラセブン』でアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子から「ずっと捜していた」と連絡が入り、科特隊員を演じた桜井浩子ら円谷プロ時代の関係者との連絡を再び取り合うようになる。」という、なんとすさまじい人生なのか。現在の事務所の名前が「シンビンプロモーション」というのもいいと思った。

2021年4月25日日曜日

4月25日日曜日/公園があった

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画しておいた今朝放送の「はい!テレビ朝日です」という番組を初めて観た。「週刊フジテレビ批評」に相当する番組がテレビ朝日にもあるというのを今まで知らなかったが、ウィキペディアを見ると、1994年に始まっていた。このタイトルからはそんな番組だとは気がつかない。放送番組審議会の様子を放送、俎上に載せられたのは「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」と「テレビ千鳥」。小松成美、秋元康、増田ユリヤ、藤田晋、内館牧子、小谷実可子、見城徹らが意見していた。それに対し、加地プロデューサーらが返答する。ホームページを見ると、見城は委員長なのだ。秋元康だけはさすがにプロっぽい指摘をするが、ほかの意見はわざわざ識者に問う意味があるのかと思うようなものでしかなかった。ホームページにも審議の様子が報告されているが、意見が箇条書きにされるだけで、どれが誰の意見かも書かれていない。

 録画していたテレビ番組を観たり、その合間にラジオをつけてみたりしながら雑務をあれこれと。「ボクらの時代」は、鈴木敏夫、吉岡秀隆、あいみょんという顔合わせ。「安住紳一郎の日曜天国」をつけておくと、ゲストはヤマザキマリだった。ラジオを聴かない時間に、録画してある「サンジャポ」を少し観る。3時のヒロイン、ひろゆきが出演していて、「グッとラック!」のメンバーがこの番組に流れている。12時15分からは、NHK-FMの「グッチ裕三の日曜ヒルは話半分」を聴いた。横山剣がゲストで、聴き逃し配信がないようなので、これはオンタイムで聴かなければならない。グッチ裕三と横山剣という顔合わせならば、話が弾むに決まっている。番組中に話題にしていたグッチ裕三のホームページもすかさずチェックした。今日はこの番組を最後まで聴き、「日曜サンデー」は途中からつけた。恒例の「ラジオ新番組選手権」。ゲストのコーナーは16時台になり、本仮屋ユイカが出演した。聴きながら梱包を片づけていく。緊急事態宣言の影響か、妙に注文が増えてくれた。1件、メルカリの注文で住所の記載がはっきりしないものがあり、確認のメッセージを送るが、すぐに返信をもらえず、これは今日中には発送できなかった。

◇ 公園

 夕方、ヤマトの営業所まで。そのあとは、今日は少し遠征して、二俣川の向こうにあるガストまで歩いてみたくなった。先週、ガストでから好し定食を初めて食べたときに、この金と時間の使いかたはいいと思い、グーグルマップで検索して、やや遠いが、このガストを見つけた。二俣川のサイゼリヤだけでは飽きるのである。二俣川駅の南側に出て、西友のずっと先に進んでいく。万騎が原のほうに大きな自然公園があるが、その手前にもそれなりに大きな公園があるのだということもグーグルマップで知り、ガストは、南本宿公園というその公園の向こう側にあった。せっかくだからその公園を通っていく。長らく旭区に住んでいながら、この公園を今まで知らなかった。公園を抜け、公園沿いに歩いていくと、すぐにガストが見えた。ガストに着いたときは 18時近くなっていた。から好し定食とドリンクバーで、ぴったり千円。から揚げは甘辛にした。音楽を聴きながら少し仮眠し、読書をしていく。時短営業で、20時閉店まで、2時間ほどで出る。向かいにあったいなげやで、食パンだけ買っていこうとしたら、売っていなかった。夜になり、帰り道は公園を避け、別のルートを歩いていく。歩きながら、スマホで「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴いた。グーグルマップで道を確認しながら歩いていると、途中にしましまブックスが表示されていた。店舗ではないのだろう。食パンはクリエイトで買った。










 帰宅は 21時過ぎになり、さすがに歩き疲れてしまい、すぐに横になった。アマゾンプライムで映画を1本。アカデミー賞候補になっている配信作品、「あの夜、マイアミで」を観た。黒人のカリスマ4人が勢ぞろいする一夜のドラマ。これはそれぞれの歴史を知っているアメリカ人には面白いに違いない。深夜1時からは、「文化系トークラジオ Life」の放送を知り、つけてみた。この番組は存在は知っていたが不定期放送で、今まで一度も聴いたことがなかった。今回は東京がテーマだというので興味をもったが、すぐに眠ってしまった。

2021年4月24日土曜日

4月24日土曜日/新番組を観る

◇ テレビ・ラジオ

 録画してあった、新番組「新しいカギ」の初回2時間スペシャルを観た。チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコという3組をそろえた、フジテレビ黄金期のコント番組の流れを復活させようとする意欲的な番組ではあるが、どうも新鮮味のない番組だった。レギュラーは男ばかりで、女性出演者はすべてゲストになり、おおむねお笑い以外のタレントにしていたが、このメンバーと互角に渡り合える女性芸人をなぜ混ぜなかったのだろう。ただひとり、丸山礼が参加していたが、コント中に笑ってしまっていた。しかし、1本目のコントからセットを派手に倒壊させ、お金をかけている感じはする。本屋のコントがあり、本棚に並ぶ本が気になり、一時停止にしてみると、アップになるところだけはわざわざ架空の本を並べていたのには驚いた。ほかの棚には「脳内革命」なども確認でき、むしろ、無頓着に掻き集めてきたような本が並んでいて、「ちっぽけな本屋」というセリフがあったが、ぜんぜんちっぽけな本屋には見えず、図書館みたいなセットだと思った。コントの最中にやたらと女性スタッフの笑い声が入ると思って気になっていたが、番組の最後に、じつは、コント中に浜辺美波の笑い声が入っていたのだと明かされた。コントの邪魔になっていて、これはコントの笑いを犠牲にしてやるほどの企画なのだろうか。


 もうひとつ、新番組「お笑い実力刃」も観る。サンドウィッチマンとアンタッチャブルが司会で、初回は、東京03 のコントをたっぷり3本観せた。コントの合間のトークも面白く、最後に、東京03 がおすすめする若手、シンクロニシティの漫才もあった。これは好番組。かつての「新し者」や「はばたけ!ペンギン」を思い出す。

 昼はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴いていたら、83歳の加藤諦三がゲストに登場した。聴きながら、オンライン将棋を2局。1勝1敗。注文もなく、今日はもう外出はやめ、昼寝をする。それから、部屋で読書もした。河野多恵子「小説の秘密をめぐる十二章」を読み終える。序盤はすごく面白いと思って読んだが、途中からはかなりわからない話になっていった。小説体験が足りないからか、河野多恵子の小説観も、そうだろうかと疑問に思うところが増えていった。そもそも、河野多恵子の小説を読んだことがない。

 夜もラジオ。「HONOMOKU RED HOT STREET」をつけ、聴きながらオンライン将棋を指すが、短い時間に連敗する。だめなときはだめで、盤面がぜんぜん見えなくなっていく。無闇に指していても上達しないと思い、詰め将棋をやってみるが、中級でもなかなか解けない。深夜、録画してあった「Nキャス」でやっていた「FIRE」というやつの特集を興味深く観た。早期リタイアといえばいいのか。タイムフリーで今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2021年4月23日金曜日

4月23日金曜日/俺は問題無ノ介

◇ ラジオ・テレビ

 朝、録画してあった「太田光のつぶやき英語」を観ると、「ノマドランド」の特集が少しあった。テレビを観ながら、本の登録をするが、疲れ気味で、起きあがっている姿勢がきつい。寝そべって、タイムフリーでラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局。7級に軽々と勝利した。11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはダンディ坂野。聴きながらまた、オンライン将棋を1局。7級に今度は負けた。そのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」も途中まで聴きながら、梱包を片づける。

 録りためてある「徹子の部屋」の観そびれていたものを順に観ているが、まだ2年前のものを観ている。観ながらゲストの情報が気になり、検索して、ウィキペディアにあたるなどの調査をよくするが、杉良太郎の回を観ていて、杉良太郎のホームページを見てみたら、2015年にリリースされていた「俺は問題無ノ介」というレコードに興味を惹かれた。まず、このタイトルが最高だが、どうやらドラマの主題歌らしい。テイチクレコードの YouTube で少し聴けたが、これはカラオケで歌いたくなるかっこいい曲だ。杉良太郎自身による作詞、この作詞センスがすごい。ほかの曲も意識的に聴いてみたくなった。


◇ ラジオ・映画・テレビ・将棋

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのイタリアントマトで読書をしていくが、眠気で朦朧とする時間がしばらくあり、あまり進まなかった。ビックカメラで、録画用のDVDを買って帰る。夜に帰宅し、テレビをつけると、菅首相が会見をしていた。25日日曜から三度目の緊急事態宣言が決定、大阪、京都、兵庫と、関東は東京都のみか。ツイッターからもニュースを確認するが、あまり追いきれず。土日の予定はなにもないが、それ以降にどんな影響が出るか。タイムフリーで、今日の「中川家 ザ・ラジオショー」の続き(ゲスト・霜降り明星)を聴きながら、オンライン将棋を2局。7級に2連敗した。

 アマゾンプライムで映画を1本。「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」が観放題になっていたのでついに観る。シモがらみのネタが多いのに、品のいいところでさらっとかわしている。これで、細川徹監督映画は3作すべて観た。3作とも、それぞれ別の客層に向けて作られていて、どれも面白い。

 放送直後の「問わず語りの神田伯山」をタイムフリーで聴きながら少し眠り、深夜に、録画してあったテレビ番組をいくつか観る。「タモリ俱楽部」は工事現場のネコ特集。「全力!脱力タイムズ」に出ていた、エアコンぶんぶんお姉さんというひとは思わず検索で確認した。「ネタパレ」を観ると、今週は「ニュースターパレード」のスペシャル版だった。ベテラン枠でショウショウが登場するが、こんなところに出るような格ではないだろう。和牛のものまねだけで終わってしまい、これじゃあショウショウの本領はわからない。最後に登場した TOKYO COOL は、誰かと思えば、「全力じじぃ」というコンビだったふたりだ。いつの間に改名したのだろう。ゲストの池田エライザがこれに大ウケ。MVPには TOKYO COOL が選ばれた。Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーを2本、今週水曜の宮台真司、先週金曜の都築響一を続けて聴いた。聴きながら、オンライン将棋をもう1局。7級に勝利し、本日は2勝3敗で終わる。

2021年4月22日木曜日

4月22日木曜日/21時に閉まる

◇ つきみ野

 早朝に目覚めてしまい、昨日観た「ミナリ」のホームページを見ていたら、有名人のコメントのなかに、「アメリカ版「北の国から」を是枝監督が撮ったら、こんな作品になるのだろうか。」という弘兼憲史のコメントがあり、公式ホームページに載せるものとしては、これはなかなか各方面に失礼だと思った。

 今日は朝から外出。ラジオの天気予報では暑くなるというが、朝はまだ少し肌寒かった。大和、中央林間を経由して、つきみ野まで。なかなか訪れる機会もなく、去年の2月以来だったようだ。つきみ野から、横浜、世田谷、渋谷をまわることになり、ろくに昼食をとるひまもなく、コンビニでコロッケパンをひとつ買って食べた。つきみ野に戻ってきたときにはもう夜になっていた。ブックオフに寄ってから帰るが、中央林間で食べていくつもりでいたのに、時間をまるで気にしていなかった。21時閉店の店が多く、その少し前からもう閉めてしまっている。吉野家に入ろうとするが、テイクアウトのみだという。なにも考えずにブックオフでのんびりしていた。失敗。しょうがないから、帰宅前にダイエーで弁当を買っていく。夜になると寒い。コンビニに寄り、「週刊文春」の立ち読みもしていく。小林信彦の連載は、今週も平野甲賀のことから。訃報に接し、精神的に不安定になっているという。生まれて初めて気を失ったという体験が書かれていて、はらはらする。

◇ テレビ・音楽

 夜遅く帰宅し、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。ゲストは藤井隆と空気階段。藤井隆のオカマキャラや、テレビのロケでやらされたインド人の扮装のことなど、差別ネタに対する意識がその当時からあったことが語られていて面白かった。こういう話題が硬直的にでなく、柔らかく語られ、若林がまたそれを柔らかく受けとめられる。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、オンライン将棋を1局指してから、聴きながら眠る。深夜にいったん目覚め、音楽を聴きながら眠りなおそうと、Spotify のニューリリースをチェックすると、MELODY KOGA さんの新譜が出ていた。奇才、MELODY KOGA さんの新作は魚のアルバムだ。「FISHES」というこのアルバムを聴きながら眠りなおした。

2021年4月21日水曜日

4月21日水曜日/映画館が混んでいた


◇ 横浜

 昼からさっと家を出たかったのに、パソコンの電源を落としたら更新が始まり、よく確認もせずに、更新後に再起動というのをクリックしてしまった。すぐに終わってくれればと思ったが、パーセンテージがぜんぜん増えない。待っていたら何時になるかわからないと思い、再起動されてしまうが、あきらめて出かけることにした。ようやく暖かくなってきた。横浜に出て、西口五番街でまずランチを。さがみという店で、ねぎとろ丼セットを食べた。500円。東口に移動し、ポルタを抜け、そごうの前に出ると、コロナのモニタリング検査というのをやっていた。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進む。

◇ 映画

 キノシネマ横浜みなとみらいで「ミナリ」を観る。14時35分の回。水曜サービスデーだが、平日の昼間にしてはとても混んでいた。そこまで評判になっているのか。両隣りの席にほかの客がいるという状況がひさしぶりだった。3列目の席を選んだが、この劇場は前後の間隔がたっぷりとあり、最前列でも観やすそうだというのを忘れていた。観てみると、同じくアカデミー賞候補の「ノマドランド」と比べて、たしかにこちらのほうがずっと広く観られる映画だと思った。先週観た「ノマドランド」は空いていた。韓国移民を扱ったアメリカ映画というところに興味をもったが、家族の物語として古典的な魅力がまずある。家族の顔つきがみんなよかった。おばあちゃんが登場してからががぜん面白くなっていった。映画を観たあと、どこかでコーヒーを飲もうというつもりでいたが、映画の余韻に浸りたく、少し歩きたくなった。



 ツイッターを見ると、チャーリー浜の訃報が。平沼のブックオフに寄るが、なにも買わない。跨線橋をわたり、横浜西口に移動する。ベローチェに入ろうと思っていたが、どうも腹の具合が悪く、ハマボウルのビルでトイレを探すが、どの階のトイレも埋まっていた。ビブレなら確実だろうと思い、ようやくトイレに入れて、ついでにブックオフに寄る。3冊買う。ベローチェに行くのもめんどうになり、眠気がひどくもなり、帰ることにする。電車が混んでいる時間にあたり、1本見送り、各停で座って帰ってきた。電車内は眠ってばかりで、今日はまったく読書ができなかった。

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」をオープニングから聴いていく。14時台のゲストはぺこぱ。聴きながら、オンライン将棋を1局。梱包も済ませ、ラジオを聴きながら、深夜0時前に眠った。

2021年4月20日火曜日

4月20日火曜日/ドラマを観る

◇ テレビ

 朝、録画してあったドラマ、先週金曜に放送された、小堺一機主演の「ずんずん!」を観た。原作は山本一力。人情ドラマに朝から感情を動かされた。時代の変化、世代のギャップに戸惑う牛乳配達員のおじさんが主人公。牛乳配達員が住む家としては立派すぎるんじゃないかと引っかかったが、過去は別の仕事をしてたのかとさりげなく示されていた。直球の連続だが、さらっといくのがいい。配達員の同僚に、ずんのやすと、ラバーガール飛永。飯尾とウド鈴木も出演。この顔ぶれからもう、職場の雰囲気が表されている。明治提供のドラマで、だから牛乳配達員の物語なのだが、ドラマとリンクしたこの番組のためのCMも途中で流れた。このCMにすら、泣かされそうになる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、ずっとニッポン放送をつけたまま、雑務を。「ナイツ ザ・ラジオショー」は、三日月マンハッタン仲嶺がついに火曜日にも電話出演する。「M-1」のクイズが面白い。聴きながらオンライン将棋も指すが、凡ミスでいやになり、すぐに投了した。7級にまだ苦戦している。

 午後、ヤマトの営業所まで。やや暖かくなり、服装に迷うが、パーカーを着ていく。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。読書をするつもりが眠気がひどく、ポッドキャストを聴きながらしばらく居眠り。読書を再開しても、まるであたまがまわらない。からだもしゃきっとしない。室温が妙に生暖かく感じる。照明の位置も悪く、どんな姿勢にしても本に影ができる席だった。ドリンクバーからは環境のためにストローがなくされていた。アイスコーヒーをかき混ぜずに飲む。2時間ほどで出て、くまざわ書店に少し寄ってから帰った。

◇ 再びテレビ

 夜に帰宅し、録画してあったドラマをもうひとつ。土曜に放送された「コントが始まる」第1話を、面白いのかよくわからないまま、しっかりと観てしまった。コントから始まるドラマだというのをなにかで読んで気になっていたが、お笑いトリオが主役の物語なのか。漫才ではなく、コントグループが主役のドラマは過去にあっただろうか。俳優が演じるには漫才師よりも違和感はなく、むしろ、芸人らしさの希薄な今どきのコントグループらしさがある。それとも、コントグループが俳優的になったのか。俳優的な芝居のままでも、コントが演じられるようになった。「笑×演」が放送されていた3年前からしても、それが自然になっている。第7世代の登場が象徴的だが、わずかな年月でもけっこうな変化が起きているのだ。こんな芸人がいるわけないだろという時代もあったはずだが。脚本の金子茂樹は、ウィキペディアを見たら1975年生まれの同い年だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをしていると、「FLASH」に、所ジョージがおいでやすこがのVTRに激怒し、降板危機だという記事があった。なんだこれはと思う見出しだったが、よくよく読んでみれば所ジョージ本人にきちんと取材していて、VTRのつまらなさについてスタッフに苦言を呈したという、所ジョージのプロ意識が表れているいい記事だった。Spotify のポッドキャストで今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、伊集院静がゲストだった。聴きながら少し眠り、深夜に目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまたすぐに眠った。4時前に目覚めて、録画してあった「バナナサンド」の2時間特番をざっと早まわしで確認し、「「そんなの関係ねぇ」を僕らにください選手権」だけ観た。この企画、吉住が毎回面白い。

2021年4月19日月曜日

4月19日月曜日/高円寺パンディットに

◇ テレビ

 午前中、昨日観そびれていたテレビをいくつか。「ワイドナショー」は、ツイッターでもトレンドにあがっていた「容姿いじり」の話題が面白かった。EXIT兼近のサーカスのたとえがわかりやすい。これはしかし、〈いじり〉という概念の問題ではないのだろうか。お笑いの歴史からすると、〈いじり〉というごく新しい概念の問題であり、喜劇の歴史からすると、〈お笑い〉という概念の歴史も浅い。「TVタックル」を観ると、ひろゆきがリモート出演していた。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・嘉門タツオ)をオンタイムで聴く。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指すのがすっかり習慣になっている。習慣どころか中毒気味で、時間がつぶれてしまうが、ほかのゲームなどで時間をつぶすよりも、将棋の歴史を信用している。

◇ 高円寺

 午後から外出。暖かくなりそうだったが、部屋にいると少し寒く、Tシャツとジャンパーで出る。まず、ヤマトの営業所に寄り、それから二俣川まで歩くと、やや暑くなった。横浜に出て、東横線で渋谷に出る。まんだらけに寄り、階段の百均から、桑田佳祐の文庫本を3冊買った。古書サンエーにも寄るが、こちらではなにも買わなかった。渋谷で食べていこうかと思っていたが、決められず、渋谷から山手線、中央線を乗り継ぎ、高円寺に到着する。東急ストアで飲みものだけ買っておき、吉野家で牛焼肉丼を食べた。マクドナルドに入ろうかと思っていたが、狭くて混んでいる。南口の商店街を進み、サンマルクカフェに入る。読書をするが、あんまりのんびりしてもいられない。




 水道橋博士と立川こしらさんのトークライブを観るために、高円寺パンディットに。この会場は初めてだと思っていたが、昨日、場所を確認して、みずのまいさんと粟生こずえさんのトークを聴いたデアデビと同じ場所だとわかった。18時開演、10分前に到着し、スマホで peatix のチケットの画面を出そうとするが、パスワードを忘れて開けず、再設定をして手間取ったが、入場は名前をチェックするだけでスマホは見せる必要がなかった。別途、ドリンク代に500円。コーラにする。わずか20席程度の会場、席はもうおおむね埋まっていて、壁際の横向きの席に着いた。相沢直さんがきてるだろうと思っていたのに、客席にすがたは見えなかった。残念。開演時間になり、まず、こしらさんが登場。トイレに行っていた博士があとから入場する。博士の家がこの会場のすぐ近所だという話から、あまりにも緊張感がないといい、思いのほか、博士は今日の趣旨がよくわかってないという感じだった。今回の顔合わせはパンディットによる企画だという。この前段として、こしらさんと泰葉のトークライブがここであり、それがきっかけになり、今日の顔合わせにつながっている。そのときが初対面だったようだが、なんにせよ、志らくの弟子と水道橋博士という顔合わせは不思議だ。トークは、博士がこしらさんの履歴を訊き出すところから始まる。落語家の前はヒモだったとこしらさんが言うと、博士がそこを細かく追究していこうとする。こしらさんは適当にはぐらかしてつぎの話題に進もうという答えなのだが、博士がそれをまだわかっていないために、意外と聴いたことのない話が聴けた。演劇時代は多少は知っていたが、それ以前にバンドをやっていた時代、どんなバンドだったかということなど。奥山コーシン先生のもとで、原口あきまさが一緒にいたというのは初耳だった。その後、こしらさんの本の話になるが、博士は「風とマンダラ」まで読んでいた。こしらさんは「藝人春秋」の新刊は読んできたようだが、はたして、ぜんぶ読んだんだろうか。こしらさんは浅草キッドのことはそんなに知らないんじゃないか。博士は坂口恭平なども引き合いに出し、こしらさんの本を高く評価する。1時間ほどのところで、換気休憩に。後半は、博士が連れてきた住所不定のカレー屋さんが客席から呼び込まれる。美容師もしているといい、髪を切らせながらのトークになった。続いて、コラアゲンはいごうまんも飛び入り参加し、後半はコラアゲンの話ばかりになってしまった。配信の都合もあり、20時ぴったりに終演した。

◇ 読書

 新高円寺まで歩き、ブックオフに寄っていく。単行本を3冊、いいものがひょいひょいと買えた。新高円寺駅から丸ノ内線、新宿三丁目で副都心線に乗り換え、東横線直通で帰ってくる。電車内は読書。樋口毅宏「大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた」を読み終えたかったが、あともう少しで読み終わらず、帰宅してから読み終えた。「昭和40年男子の思い出エッセイ」という副題がついている。樋口氏は自分よりも4歳上で、この4歳の違いがなかなか大きい。初出は「散歩の達人」の連載で、巻末に雑誌掲載時のタイトル一覧を載せてあるが、未収録のものがいくつかあり、とんねるずについて書かれたエッセイがいちばん気になる。

◇ 再びテレビ

 帰宅は夜遅くなった。録画してあったテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」は、前週に引き続き、錦鯉に加え、ソニー芸人が多数出演する。コウメ太夫のネタをクイズにする流れに爆笑。続いて、今日放送の「しゃべくり007」も。ゲストは、新ドラマの「コントが始まる」の出演俳優チームで、ざっと早まわしで観ようかと思っていたが、面白くてすべて観てしまった。有村架純の告白を断る芝居を順番にやっていく流れになり、絶妙なコメディセンスの菅田将暉に比べ、神木隆之介はトゥーマッチだ。原田泰造の殺陣にも笑った。斬られ役の俳優がまた最高だった。深夜2時過ぎに眠る。

2021年4月18日日曜日

4月18日日曜日/重なる不愉快



◇ 横浜

 今日も朝から外出。東神奈川に用があり、時間が空いて、東白楽に近いガストで昼食にする。から好し定食とドリンクバー、これでぴったり千円。しばらく読書をして、ラジオを聴きながら少し眠る。そのあとはみなとみらいに行くが、3日前にも歩いたばかりなので、すぐに横浜駅のほうまで戻ってきた。日曜の午後、いよいよ通常の人出になってきた感じがする。平沼のブックオフに寄り、500円ほど買いものし、横浜駅東口のドトールに入り、もう少し読書をしてから帰った。

 電車に乗る前にジョイナスのトイレに入ったら、隣りの小便器で用を足していた爺さんが、どうかと思うくらいにぶるぶると雫を激しく振り払っている。ふっと床を見たらびしょびしょで、その爺さんの小便かはわからなかったが、その爺さんのだとしたらこちらの靴やズボンの裾に確実に飛び散っていたんじゃないかと思い、汚ねえのなんの、飛沫どころの騒ぎじゃなく、トイレにまずアクリル板を立てる必要がある。それから電車に乗ると、向かいに座った小さい子どもふたりを連れた夫婦が、父親のほうが子どもをひざの上に土足で立たせて、吊り革で遊ばせている。子どもはかわいかったが、親が馬鹿だ。吊り革は遊ぶもんじゃないと教えるのが親じゃないか。親は同世代だから、どの程度の馬鹿かというのがよくわかる。小便の爺さんとはまったく無関係だが、不愉快が重なり、不愉快が倍増した。

 夜に帰宅し、録画していた「週刊さんまとマツコ」を観た。新番組の1回目は、それぞれの楽屋風景を映すだけで30分。期待させる番組だが、どんな番組になるかは来週以降か。桜井慎一という放送作家の名前を知らなかったが、ウィキペディアにあたると、好きな番組を多く手がけているひとだった。電気グルーヴ、浅草キッドのラジオもやっていたのか。妻は三浦理恵子だという。

 隈研吾「隈研吾による隈研吾」を読み終えた。だいわ文庫、2020年文庫化。背表紙に著者の名がみっつも並ぶ本というのも珍しい。親本は2014年刊、もとのタイトルは「僕の場所」。目次に、大倉山、田園調布、大船という地名が並んでいるのを見て、読んでみたくなった。隈研吾は出身が大倉山で、大船の栄光学園に通っていたひとなのだ。自伝的な本であるだけでなく、建築の教養が意識的に書かれている。安藤忠雄批判も刺激的だった。深夜0時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...