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2023年5月20日土曜日

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町

 朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをやっている店が少ないから、食べるところに困る。店を探しながら、先に本屋にも寄りたくなった。すずらん通りに入り、東京堂書店を覗いていくと、外に出してある「週間ベスト」の総合1位が、大石トロンボさんの「新古書ファイター慎吾」だった。10位には夏葉社の「孤独先生」も入っている。




 靖国通りを渡り、神保町の交差点に戻ろうとすると、「古本市場」というのぼりがあり、なにかと思うと、建物には「@ワンダー」の看板がある。こんなところにアットワンダーの新店舗ができたのか、それとも、一時的な店舗なのか。今まで知らなかったが、いったい、いつからあるのか。ここはもともとなんだったんだっけ。パチンコ屋かなにかだったような気もするが、なかに入ってみると、これがけっこう広いんだ。今日は金も時間もなく、腹が減っていて気力もなかったが、また改めて、棚をじっくりと眺めに寄りたい。



 交差点からまたすずらん通りに戻り、店を決められずにもう1周してしまった。御茶ノ水駅方面に少し進み、やっとのことで、キッチンカロリーに決める。この店に入るのもそうとうひさしぶりな気がする。カロリー焼き。820円。美味い。空腹は満たされたが、しかし、それでも古本屋をまわる気力はなく、なるべく早く帰りたくもあった。神保町から半蔵門線、渋谷からは東横線に乗り、ラジオを聴きながら眠って帰る。

◇ 賞レース

 夕方に帰宅し、まずは録画していた「THE SECOND」の事前特番から観ようと思うが、30分特番が2回あったうちの初回を録りそこねてしまった。2回目では、組み合わせ抽選会のダイジェストを放送していた。そのほか、10分特番もあったのだが、これも4回のうちの2回は録りそこねている。なんでこんなに忘れてしまったんだろうか。10分特番では、各回、1回戦の各対戦をひと組づつクローズアップする。第3試合、テンダラーとギャロップの対戦と、第4試合、超新塾と囲碁将棋の対戦は録画されていた。そして、昨夜の最終日は東野幸治が各組を解説する。それから、今日夕方に放送されていた1時間特番を観ると、これは予想通り、ほかの事前特番と重複する部分が多く、保存はこの番組だけで足りるというものだと思った。この1時間特番の最後の10分弱は生放送になり、司会の宮司愛海アナが、スピードワゴン、三四郎の楽屋を尋ねるのだが、さすが、「M-1」とは違って、各組に個別の楽屋が与えられているようだ。

 本戦は放送終了後に録画を観るとして、それまで休息をとっておきたかったのだが、ラジオを聴きながら眠ってしまおうとすると、どういうわけか眠れない。あたまが痛かったのに、なぜ眠れなくなるのか不思議なのだが、その後もしばらくラジオを聴いていたが、もう眠るのはあきらめ、TVer で、事前特番の録画をしそこねた回を観てしまうことにした。30分特番の初回では、準決勝で敗退したなかから、スーパーマラドーナ、なすなかにし、インポッシブルの漫才をまるまる放送していた。ダイジェストでない6分の漫才の長さを、決勝を観る前にここで感じることができた。スーパーマラドーナはタイムオーバーになったのか。しかし、持ち時間が6分の漫才を、30分番組のなかで放送するとなると、放送されるものはかぎられてしまう。なぜこの3組を選んだんだろう。ましてや、有料配信もあるとなれば、ちょっと不公平な気もする。

 そして、23時10分を過ぎるのを待ち、放送が終わるのを待ってから、「THE SECOND」を観始める。録画の都合で、録画が終わらなければ観ることができなかったのだ。冒頭にいきなり、司会の東野幸治、宮司アナと一緒に、松本人志も登場。アンバサダーという立場もよくわからないのだが、松本も司会の席に一緒に着くのだな。結局、「M-1」の色を完全に受け継いでいる。オープニング映像も「M-1」と似ていた。「M-1」と違うのは、番組をゆっくりとあたためていかないところだ。◆1回戦の第1試合がさっそく始まり、金属バットの紹介VTRが流れ、番組開始12分過ぎには最初の漫才が始まった。金属バットは姿勢がふらふらしている。TKOをいじる場面で大きな笑いが起こった。審査はスタジオの観客によって行われるのだが、観客たちは松本と東野の反応を気にしているようだ。続いて後攻、マシンガンズが登場。マシンガンズはここに出てきただけで嬉しくなってしまうなあ。ばたばたしていて、手をぱちぱち打つのがちょっと耳障りなのだが、わかりやすく伝える術、遊びも自在で、そこはベテランのスキルだ。そして、最初の結果が発表される。松本人志は今まで、プロがプロを笑わせる(審査する)ということにこだわってきたひとだが、観客審査というのは、これまでの松本が進めてきたものとは大きく違うところだろう。100名の観客は、1点、2点、3点の3段階の得点をそれぞれにつける。配点分布も明らかにされ、金属バットは、1点から順に、2名、27名、71名の計269点。マシンガンズは、1名、27名、72名の計271点。2点差でマシンガンズが勝った。採点した観客にコメントを求めるのもすごい。顔こそ出されないが、これはいい加減に採点できない。しかし、まだ様子のわからない大会だ。◆第2試合は、先攻はスピードワゴン。紹介VTRでは「M-1」の映像も使われていた。たしかな力量で客の気をそらせない。観応えのある漫才だったが、だけど、笑いという面では少々弱いかと思った。後攻は三四郎。これがとてもお笑いマニア向けのネタ。ウエストランドの優勝ネタも踏まえている。なにより、笑わせてやろうという気迫がこもっていて、ここまででいちばん声を出して笑った。この2組は、さすがにあとのトークも面白い。結果は、スピードワゴンは、1名、41名、58名の計257点。思ったより低い。三四郎は、4名、14名、82名の計278点。三四郎が勝った。東野が「ウケたらええってもんやないからね」と釘を刺すが、しかし、この大会、このルールならば、ウケたら勝てる大会になりそうだ。◆第3試合、先攻はギャロップ。関西をホームにするギャロップは、個人的にはいちばんの未知数だった。心地好いリズムの漫才。言葉の密度も濃い。カツラネタ一本鎗だが、展開がブラックマヨネーズに似ているとも思った。後攻はテンダラー。ここも優勝候補だろうと思っていた。紹介VTRでは、同じフジテレビの「THE MANZAI」がなぜか触れられないのが不思議だった。テンダラーの漫才も観客を惹きつけて離さない。普段の漫才そのもので戦える、プロ中のプロの漫才師である。ところが結果は、ギャロップは、0名、23名、77名の計277点。テンダラーは、1名、26名、73名の計272点。5点差でギャロップが勝ち、これはまさかの結果だった。テンダラーはネタを温存してしまった面があるか。◆第4試合、先攻は超新塾。予選では、ジャルジャル、COWCOW を倒してきた超新塾が、いったいどんなネタをやっているのかと思っていたが、途中までは昔と変わらず、後半にはアイクぬわらが活躍するのだが、だけど、なんか宴会芸みたいなんだよな。後攻は囲碁将棋。金属バットと囲碁将棋にはまだ「M-1」の空気感がある。囲碁将棋の漫才は、なんだか、あたまでっかちにも感じてしまうのだがどうだろうか。この勝敗も予測しづらかったが、結果は、超新塾は、1名、43名、56名の計255点。囲碁将棋は、2名、20名、78名の計276点。囲碁将棋が勝った。◆さて、準決勝。第1試合は、三四郎が後攻を選び、先攻はマシンガンズ。エゴサーチしたツイッターをさっそくネタにする。ヤフー知恵袋のネタはよくやっているネタだと思うが、出たとこ勝負みたいなネタだ。後攻の三四郎は「THE SECOND」をいじってきた。対戦方式だから、ディスり合いの勝負みたいな要素もある。ここまで、三四郎がこのルールをいちばん利用していて、戦いかたがいちばん上手いかのように見えたが。結果は、マシンガンズは、1名、14名、85名の計284点。三四郎は、3名、38名、59名の計256点。なんと、マシンガンズが決勝に進出した。◆第2試合は、ギャロップが後攻を選び、先攻は囲碁将棋。この勝負はどちらもおのれのペースを貫く。ギャロップはここでハゲネタ以外のネタをもってきた。十年先、二十年先もこのスタイルでやっているだろう、歳を重ねたのちのすがたも見える漫才だと思った。対して、囲碁将棋は五十代になってもこのような漫才をやっているだろうか。結果は、囲碁将棋は、0名、16名、84名の計284点。ギャロップは、2名、12名、86名の計284点。ここでついに同点が出た。同点の場合はどうなるのかというと、3点が多いほうが勝ちというルールにより、ギャロップの勝利となった。◆いよいよ決勝戦。ギャロップが後攻を選び、先攻はマシンガンズ。ネタがないというのはどこまで本当なんだか、漫才というよりも、スタンダップコミックのユニゾンという感じかな。後攻のギャロップは安定の漫才。スリリングなマシンガンズとは好対照だが、しかし、芸のレベルではだんぜんギャロップだろう。ギャロップの漫才では大きな笑いもあり、これは決まったと思った。結果は、マシンガンズは、5名、44名、51名の計246点。ギャロップは、1名、22名、77名の計276点。初代王者はギャロップに決まった。新しい大会は初代王者によって大会の格が決まるようなところがあるから、テンダラーが優勝すればいちばん納まりがいいのではと始まる前は思っていたが、不思議なことに、この4時間のあいだに、ギャロップに風格を感じるようになっていった。それよりも、番組の格調を損ねていたのは松本と東野だ。今田とはやっぱりベクトルが違うんだな。最後の点数もすんなりと発表してくれたほうがよかった。感動とは別の着地を目指すのならばいいのだけど、単に感動を削ぐかたちで終わった。賞金と副賞の贈呈に港浩一社長も登場。企画統括、中嶋優一。作家、高須光聖、山内正之、長谷川優、堀由史、藤井直樹、佐藤篤志。総合演出、日置祐貴。深夜3時に観終わり、ツイッターを解禁する。評判をざっと眺めてから、3時半頃に眠る。

2023年2月2日木曜日

2月2日木曜日/考えたくなくなる

◇ テレビ・ラジオ・映画

 早朝に目覚め、ブログを書きかけてから、もう少し眠りなおした。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「あちこちオードリー」は、今田耕司と西野未姫がゲスト。31歳差の山本圭壱と結婚した西野未姫と、独身の今田耕司という組み合わせ。西野未姫が軍団山本(田村淳・遠藤章造・庄司智春)の集まりに招かれ、説得されたという話をしていたのだけど、本人たちの意図は別として、これはやっぱり、話を聴いているだけでもちょっと怖いよ。ハタチそこそこの女性を、四十過ぎの男たちが囲んで説得しているという図はまずいだろう。

 観そびれていた「アンタウォッチマン!」は、先週今週と、2週連続の今田耕司特集。鈴木おさむ演出の舞台がまたあるため、そのプロモーションであちこちの番組に出ている。東野幸治の証言によると、現在の今田耕司はオンオフの差がなくなり、西川のりおに近づいているとのこと。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴き、午後はまたテレビ。今週の「徹子の部屋」は 48年目突入ウィーク。4日目のゲストは中村メイコと森公美子のペア。この関係を知らなかったが、母が中村メイコだとは知らずに神津はづきと知り合い、友だちになったんだそうで、中村メイコ宅に居候していた時期があるというのも初めて知ったが、息子の弁当のために炊いてあったご飯を勝手に食べちゃったりなど、まるで、オバQのエピソードを聴いているかのようだった。

 テレビ神奈川の「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」をずっと観そびれていて、12月の放送から、9週も溜めてしまっていた。一気に観ようとしていたら永久に観ることができそうにないので、とりあえず4週分。まず、12月7日の放送は、それまでにも何度かあったニューヨークの同期特集。この回は、西村ヒロチョ、ダイヤモンドが登場した。「M-1」のファイナリストも決まっていない時点で、ダイヤモンドがここに出ていたのだな。12月14日の放送は、家族芸人特集のはずが、規格外のクズ芸人の登場により、30分ぶち抜きスペシャルになってしまうという異例の回になっていた。登場したのは、86歳の母と63歳の息子による「おとんがポックリ残されたうちら」というコンビ。この名前にはなんとなく見覚えがあったが、お笑いコンビの名前とすらもわかっていなかった。12月21日の放送は「若手にしては金持ち芸人SP」。「コウキシン」という日本人と中国人のコンビと、「とん汁無料」という56歳のピン芸人が登場。そして、12月28日の放送は、「おとんがポックリ残されたうちら」の息子、小春誠治に密着する「クズフェッショナル」という企画。「プロフェッショナル」のパロディにしてあるが、「ザ・ノンフィクション」のようにひたすら後味が悪い。なんだろうか、このひとについてはなにも考えたくなくなる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。「モロッコへの道」を観る。ビング・クロスビーとボブ・ホープのコンビによる珍道中映画。ボブ・ホープは山口智充の感じ。かなりバカバカしいギャグがたくさん出てくるが、「加トちゃんケンちゃん」なんかは、おそらく、こういうところからずいぶんいただいてるんだとわかる。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、昨日水曜の「紳士交遊録」のコーナーで、きたろうが東京国立近代美術館の「大竹伸朗展」に行ってきた話をしていた。これ、行きたかったんだけど、日時指定の予約をめんどうがっていたら行きそこねてしまったのだが、きたろうの話だと当日券で入れたという。2月5日が最終日だが、しかし、土日はさすがに無理だろう。大竹伸朗の展覧会は、清澄白河の東京都現代美術館で開催されたときには二度通ったが、検索してみると、あれがもう16年前になるのだ。また16年先だと思うと、めんどうでも行っておくべきだったか。

2022年12月25日日曜日

12月25日日曜日/演歌とポップスの違い

◇ 東京・品川

 3時間ぐらい眠り、今日も朝から都内に。まず、東京駅に出て、それから、品川に移動。日曜だが、ランチのある店を探し、港南口のぶっちぎり酒場という店に入り、から揚げ&アジフライ定食を食べた。650円。品川で読書していこうかと思っていたが、眠くてしかたがない。京浜東北線に乗り、眠りながら横浜に戻ってくる。横浜東口のドトールに入り、ここでひと休み。しかし、読書はあまり進まなかった。


◇ テレビ・ラジオ

 夕方、まだ明るいうちに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「ワイドナショー」から。今週は松本が出演のほか、バカリズム、神田愛花、西川貴教というメンバー。オープニングのあと、CM明けは「M-1」の話題から。ウエストランドが登場し、「M-1」とは別のネタを披露した。東野は「行列のできる相談所」の収録中に優勝を知った太田の様子を証言する。ウエストランドは「タイタンシネマライブ」で長らく観続けているから特別な親近感をもってはいるのだが、しかし、考えてみれば、漫才でしか観ていないから知らないことも多いのだ。井口の前歯が2列あるということも今まで知らなかった。CMをまたぎ、30分以上、たっぷりとこの話題を扱い、最後は東野から「THE SECOND」の告知もあった。そのあとはサッカーの話題になり、長友が出演した。長友を差しおいて、ウエストランドに時間を割く番組というわけだ。終盤には、今年のニュースをふり返るコーナーもあった。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、こちらには、堀内健、鈴木紗理奈、成田悠輔、アンジェリーナ1/3らが出演。こちらの番組でも今年のニュースをふり返り、まずは旧統一教会問題を扱い、鈴木エイトの自宅も公開される。そのあとには、ウクライナ侵攻の話題を扱った。中村逸郎が登場したが、このひとも今年からよくメディアに出るようになった人物だ。VTRにはボクダンさんも登場した。ウエストランドの優勝は番組ラストに扱っていた。「ワイドナショー」と時間がかぶるのを避けたからかな。

 今日の「TVタックル」を観ると、この番組でも冒頭で「M-1」の話題を扱っていた。ウエストランドの優勝を毒舌漫才と紹介し、優勝発表後のコメントは流れたのだが、テレビ朝日なのに、漫才の場面の映像は使わせてもらえないのか。たけしはどうも「M-1」の放送は観ていない感じだったが、観ていた大竹まことは男性ブランコを評価する。ほかの出演者もおそらく観ていないんだろうなあ。

 昨日土曜に放送された「ワルイコあつまれ」はクリスマススペシャル。「子ども記者会見」のコーナーには、氷川きよしが登場した。子どもたちからの質問にはNGなし。同世代のスター、稲垣吾郎、香取慎吾と一緒のせいもあったか、ここでの氷川きよしの語り口はあまり観たことのないものだった。演歌とポップスの違いを訊かれ、演歌は歌の主人公を演じる、ポップスは等身大の自分を歌うという違いがあると語ったが、ここでの語り口も等身大のよう。そのほか、「バブルランウェイ」のコーナーには稲垣潤一が登場。草彅剛が司会を務める「クイズ!人生最高の一問」という新企画では、幡野広志という写真家が出題者として登場し、これも面白かった。回答者は子どもたちと稲垣吾郎。幡野広志がトーチカを撮りにいく北海道旅行に番組は密着する。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、年末恒例の「珍プレー好プレー大賞」だった。これはほどよいところで切りあげ、昨日に途中まで聴いた「ナイツのちゃきちゃき大放送」の続きを先に聴く。11時台はウエストランドがゲスト。それからまた、「日曜サンデー」の続きを聴いていたら、聴きながら眠ってしまった。深夜に目覚め、TVer で「エルピス」の第9話を観ようとするが、眠くなり、やっぱり中断し、眠りなおした。今日はブログの更新もできなかった。

2022年6月5日日曜日

6月5日日曜日/牛丼を食べる

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ブログの更新をしながら、タイムフリーで、ラジオを立て続けに聴いていく。金曜に面白い番組が集中するようになり、まず、bayfm の友近の「シン・ラジオ」は、3時間弱の長い番組だが、なんだかんだで毎週続けて聴いている。一気に3時間聴くわけではないが、つけっぱなしでほかのことをしていられる、邪魔にならない番組。それから、TOKYO FM のヒコロヒーの「CURIOCITY」も聴くようになり、これは30分番組なので、ちょっとした時間に聴いてしまえる。今回は、前週に引き続き、シシド・カフカがゲスト。

 録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、今週は松本不在の週で、ヒロミ、田村淳、三浦瑠麗、柴田亜美、シソンヌ長谷川が出演していた。冒頭、東野が口火を切り、参院選を話題にする。いろいろな有名人が出馬を表明していて、ネットではニュースになっているのに、テレビではなにもやっていないことについて。かつてならば、公示前まではいろいろ言えていたものが、今は公示前でも言えないという状況が自主規制によってあるという話をしていた。「サンデージャポン」も観ると、こちらは巨額給付金詐欺の話題から始まった。「ツギクル芸人GP」で優勝したストレッチーズが初登場。太田プロのストレッチーズだが、コロナになった際に、上島竜兵が弁当を届けてくれたエピソードを語った。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴きながら、少し昼寝する。

◇ 二俣川

 夕方から外出。雨の予報が出ているので、傘をもっていく。まず、吉野家に寄ると、「牛丼トッピング祭」というものを開催していて、せっかくだから、祭りに乗ることにするが、「にこるんの牛丼」なるものを注文する勇気はさすがにない。食券の店ならばまだいいが、吉野家は口頭で注文する店なのに、ちゃんと会議して決めたんだろうか。キムチ牛丼を食べる。544円。キムチ牛丼といったって、牛丼とキムチが一緒に出てくるだけなのだが。


 二俣川に向かい、さらに通りすぎ、旭郵便局まで歩いた。ゆうゆう窓口で、レターパックを出す必要があったからだが、たった1点のレターパックを出すだけのために、日曜はわざわざここまでくるしかない。二俣川まで戻り、ドトールに入り、読書をしていく。薄い小説を一気に読んでしまいたかったが、さっぱり興味がもてず、半分ほどで中断した。雨には降られずに済み、夜に帰宅する。

◇ テレビ・ラジオ・ポッドキャスト

 録画していたテレビ番組をいくつか。「週刊さんまとマツコ」は、鬼越トマホークがプレゼンする「アノ芸能人の代役はコイツだ」という企画。「笑点」は、今週からついに後楽園ホールの収録に戻った。「人気若手落語家対抗大喜利」に、わさび、昇也、桃花、晴の輔、馬るこが出演した。しかし、若手といっても、昇也以外は宮治よりも先輩じゃないか。昇太一門に対して、晴の輔が「立川流から見るとサークルに見えるんですよ」とネタにしていたが、どうもネタとして成立していない感じがした。立川流はその立場ではないだろう。このつまらない若手大喜利は来週も続くようだ。

 夜もタイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか聴いた。水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、村上ショージがゲスト。元ジャニーズのひととコンビを組んで漫才をやったことがあるという話をしていて、最近の話かと思ったら、今宮戎の大会に出てダウンタウンが優勝したというので、そんな時代の話かと驚いた。村上ショージは、YouTube で、タカアンドトシ、ナイツ、サンドウィッチマンの漫才を観ているそうで、関西弁の漫才を観ないというのが面白い。

 Spotify で「大沢悠里と毒蝮三太夫のGG放談」を聴くと、最新回にはなんと、木梨憲武が登場している。木梨憲武がポッドキャストの番組に登場することに驚くのだが、しかし、大沢悠里も毒蝮三太夫も、憲武をまったく大物扱いせず、そのことにさらに驚く。憲武が今さらこんなに若造扱いされているのが珍しく、大沢悠里にいたっては、とんねるずのことをほとんど知らないような感じで接していてすごいのだが、憲武にとっても、慣れない扱われかたをしているという感じが出ている。考えてみると、とんねるずの社会現象的な絶頂期というのは案外短く、それを体験している世代というのはあの時代の若者にかぎられ、理解できる層はとても狭いということになるか。そう思いながら、深夜1時頃に眠る。

2022年5月29日日曜日

5月29日日曜日/ブックの日・東戸塚

◇ ラジオ・テレビ

 朝、やや遅めに起きあがり、録画していた昨夜の「Nキャス」を観ながら、スマホの画像をドロップボックスに移すが、昨日は大量に写真を撮ったので、とても時間がかかった。なんとなく、ラジオをつけてみると、この時間は「安住紳一郎の日曜天国」だ。ゲストの中野京子が絵画の話をしていた。TBSの良き面は、今や、安住紳一郎ひとりが支えている感がある。

 録画していた「ワイドナショー」を観ると、今週は松本が出演している。そのほか、東儀秀樹、武田鉄矢、根本宗子というメンバー。玉城デニー知事の「ゼレンスキーです」発言をトップで扱っていた。松本「オヤジギャグっていう言葉があるじゃないですか。僕はオヤジギャグなんてないと思ってて、それはね、違うんですよ。タイミングがオヤジなんですよ。オヤジって、タイミングがわかんないんですよ。ここでそれ言うかあ、っていうことを言ってしまうのがもうオヤジなんですね。」 そのあとは、阿武町の4630万円誤送金問題の話題を扱うが、この話題を引っぱりすぎだと松本。こんなことよりも、ワクチン廃棄の何兆円の額がうやむやになっているほうがえげつないと、きわめて真っ当なことを言う。ほかのコメンテーターたちも、まず、仕組みがわからないといい、興味も示そうとしないでいると、「ちょっと待ってください。じゃあ、興味あんの俺だけですか?」と東野幸治。東野のこの野次馬根性もまた芸人らしくていい。そのあとには、TikTok フォロワー数が1000万人突破のウエスPが出演し、続いて、NHKの番組でマナー講師が炎上したとか、納豆のフィルムをどう剥がすかとか、今週はヒマネタが多く、この番組はこういうどうでもいい話題のときのほうが面白い。

 午後もラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は、今週は外山アナの担当だ。14時台は、垣花正がゲスト。TBSラジオに出演するのは本当に珍しいことのようだ。局の垣根を越えた交流に積極的な爆笑問題の番組をハブ空港に例える垣花。TBSの番組なのに、ニッポン放送の明治座のイベントの話にもなり、ここでもやはり、ハブ空港としての高田文夫が語られる。外山さん「今度さあ、(爆笑問題が)ニッポン放送の出られるでしょ? メンバー見て、TBSってバカだなあと思って。(笑)なんか、もったいないなあと思って。いろんなひとがいるのに、なんでこういうことをできないんだろうなって思って、なんかねえ、悲しくなっちゃって。」


◇ ブックの日

 今日はブックの日だから、ブックオフをまわる決まりになっているのだが、録画残量を作るために時間を食い、家を出るのがだいぶ遅くなってしまった。どうまわろうかと考え、今月はまず、鶴ヶ峰に。ブックオフの前に腹ごしらえをしておこうと、松屋に入り、プーパッポンカレーというのを食べた。ライス大盛り。690円。ブックオフに到着したときにはもう16時になっていた。じっくりとまわり、220円の単行本を1冊、110円の文庫本を4冊買う。今まで知らなかったが、アプリのクーポン以外に、鶴ヶ峰はブックの日は2割引きになるようだ。次回からは鶴ヶ峰を優先すべきか。


 鶴ヶ峰駅に戻り、横浜に移動する。2店目はビブレのブックオフ。ビブレの外壁にTENGAの店がオープンするとの垂れ幕があり、なにかが麻痺しているとしか言いようのない品のなさだ。2店目は買うものが見つけられずに苦戦する。店内を2周まわり、220円の単行本を1冊、110円の文庫本を3冊、なんとか選び出す。跨線橋をわたり、3店目は平沼に。昨日も寄ったばかりであり、ここでも苦戦するかと思いきや、まず、雑誌の棚から220円の本を1冊、あとはほいほいと、220円の単行本、110円の文庫本を1冊ずつ選び、まるで時間を食わなかった。

 横浜駅に戻り、今度は横須賀線で東戸塚に移動する。スマホのバッテリーがピンチで、ドトールに入り、充電をする。検索して、この店にコンセントがあることは事前に調べておいた。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べ、充電されるあいだに1時間ほど読書をするが、ちょうど閉店時刻になり、なんにせよ、1時間しかいられなかった。

 4店目はオリンピックのブックオフ。21時閉店まで、1時間もなかったが、すいすいといい本を見つける。220円の単行本を2冊、110円の文庫本を4冊買う。最後、5店目は東口のブックオフ。ここも苦労なく、220円の単行本から、ハマのドンこと、藤木幸夫のサイン本を見つけたほか、110円の文庫本を4冊買っていく。


 東戸塚駅の西口から市営バスで帰る。いちばん後ろの席に座り、車内ではラジオを聴いていたが、なぜだか少しクルマ酔いしてしまった。終点の二俣川まで乗り、二俣川からは歩いて帰った。帰宅は夜遅くなり、録画していたテレビ番組をいくつか観る。「笑点」は、演芸コーナーにはU字工事が、大喜利の助っ人には、なんと、橘家文蔵が登場した。

 ダビングのセットをしてから眠ろうとしていたら、容量がぎりぎり足りず、編集に手間がかかった。早く眠るつもりだったが、眠りそこね、ブログをひとつ更新してから、深夜2時過ぎに眠る。

2022年5月8日日曜日

5月8日日曜日/テレビや配信ドラマ

◇ テレビ

 朝7時前に起きあがり、ラジオをつける。石橋穂乃香が出産したというニュースがあったので、「石橋貴明のGATE7」を聴いてみたが、まあ、そんな話はしないか。録画していた昨夜の「Nキャス」を観て、それからブログを更新しようとするが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、少し眠る。

 今朝の「ワイドナショー」は、松本が不在の週。田村淳、アインシュタイン河井ゆずる、泉谷しげる、眞鍋かをり、村重杏奈というメンバー。渡辺裕之の訃報から始まる。のらくろード古本市の最中にこの訃報を目にして驚いたが、馬鹿みたいだが、自殺だということを今までわかっていなかった。報道ではもう「自殺」という言葉には慎重になっているのか、この番組でも、ネットでも、いっさい目にしなかった。そのあとは、秀岳館の体罰問題などを扱い、最後に、画業30周年の個展を開催するジミー大西が登場した。これこそ、松本がいる週のほうがよかった。この番組、松本が不在の週はどのくらい観る価値があるだろうか。

 「サンデージャポン」も観ると、こちらはウクライナ情勢から始まる。現地で取材している記者によると、1ヶ月前と比べ、普通の生活が戻ってきているそうで、戦争の恐怖に慣れ、麻痺しているのだという。ウクライナからの中継もあり、ボグダンさんが再登場。そのあとは、こちらでも秀岳館の体罰問題を扱う。段原という監督、49歳ということは、吉野家で問題発言をした伊東正明と同い年だ。それから、80年代ファンシーブーム、セーラーズの再ブームの特集などもあったが、午後に「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、こちらでは 80年代の音楽リクエストという企画をやっていた。

 ラジオを聴きながら、ブログの更新。ブログのアクセス数が、一昨日から妙に増えていて不気味。1日だけで終わるかと思っていたら、3日続いている。

 午後も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「TVタックル」は、ウクライナ情勢を扱っていた。杉村太蔵が「サンジャポ」でもこの番組でも、北海道の不安をくり返し語っている。「サンジャポ」ではおじさん扱いの杉村太蔵だが、この番組では若手の側だ。優木まおみがなぜか出演していたが、このひと、生島ヒロシの事務所だっけ。

 今朝の「桂文枝の演芸図鑑」は、東京太・ゆめ子の漫才、柳家わさび「亀田鵬斎」と続き、対談ゲストにはヒコロヒーが登場。文枝とは初対面のようだが、文枝のご指名なのだろうか。吉本の大御所の文枝が、松竹の旬の若手であるヒコロヒーを招くというのが面白い。文枝の初高座が角座だったそうで、「煮売屋」をやり、ウケなかったという話をしていた。そういえば、上方落語界のことはまるでわからないが、師匠の五代目文枝も吉本だったのではと思うが、松竹の角座にも出ていたのだろうか。ヒコロヒーは、落研時代にやったことがある噺に「水屋の冨」「死ぬなら今」「さくらんぼ」「子は鎹」をすらすらとあげた。大ネタをやるのはむしろ落研らしい。次週は対談の続きではなく、ネタを披露するようだ。

 昨日放送の「ワルイコあつまれ」を観ると、前回に引き続き、前澤友作が「子ども記者会見」のコーナーに登場している。今回はお金がテーマ。音楽が好きだったそうで、世界中からCDやレコードを買いまくっていたら、それを売ってほしいと言われるようになり、それが最初の商売のきっかけになったという話をしていた。改めて、ウィキペディアにあたってみれば、前澤友作というひとはミュージシャンでもあり、メジャーデビューもしているハードコアパンクバンドのドラマーだったのだ。そんな情報を目にしたことがあったかもしれないが、前澤友作にそこまで興味はなかったから、改めて確認することもなかった。ならば、もしかするとと思い、検索してみると、吉田豪がすでに前澤友作にインタビューしていた。

 木曜に放送された「ダウンタウンDX」は、ダウンタウン結成40周年企画として、ダウンタウンファミリーが10年ぶりに集結。今田耕司、東野幸治、130R(板尾創路・ほんこん)、木村祐一が出演した。10年ぶりというのは吉本の100周年以来ということで、あれは「ポケットミュージカルス」だったんだというのを今になって知った。フジテレビや朝日放送の過去の映像も流れ、ヘッドボーリング、タンスサッカーは、改めて観てもくだらなさに笑う。あるいは、大阪の番組で吠えまくっているほんこんが、全国区の番組で大々的にいじられたのも初めてではないだろうか。ほんこんがこうなった黒幕は東野という疑惑も。

 Netflix で、「ネットフリックス大解剖」で紹介されていた作品をいくつか。「マスター・オブ・ゼロ」「ストレンジャー・シングス」「ボージャック・ホースマン」「ラブ」をそれぞれ第1話だけ観てみるが、面白くなっていくのか、どれもまだわからない。アマゾンプライムでもドラマをひとつ。「トワイライト・ゾーン」の第4話「旅行者」を観た。東洋人の俳優、見覚えがあると思ったら、「ミナリ」の主演俳優だ。スティーヴン・ユァンという俳優。海外ドラマを観ていると、映画だけではわからない俳優の人気度が感じられるのも面白い。

2021年8月17日火曜日

8月17日火曜日/原宿・渋谷・雨あがり



◇ 貧乏暇なし

 今日は朝から都内に。東横線で眠り、渋谷から、明治通りを原宿まで歩いた。青山通りのほうはなぜかときどき歩いているが、明治通りを歩くことはあまりなく、ミヤシタパークができてからは初めてだった。昨日は県央地区に行っていたが、それに比べて、なんて都会的な景色なのかと思い、都会のほうがよっぽど好きだと心底思った。昼食は、裏通りを適当に歩き、雅屋という店に入り、ランチメニューの原宿つけそばDXを食べた。750円。このあたりはまったく疎く、竹下通りのすぐ裏に、東郷神社という神社があることも知らなかった。昼頃から雨降りになるが、神社を歩いてみようと思い、しかし、改築工事かなにかで、ぐるっと迂回していくと、神社のさらに裏手に、渋谷区立中央図書館を見つけた。図書館に少し寄り、すぐそばに立派な建物があると思ったら、生長の家の建物だった。生長の家の前の坂道を登り、線路側に出る。原宿駅も建て替えられてから、今日まで一度も実物を見たことがなかった。








 原宿駅を過ぎたところから線路の西側に移り、渋谷方面に進んだ。代々木競技場に沿って歩き、公園通りに進む。渋谷公会堂が別の建物に建て替えられてしまったことも知らなかった。パルコの脇をとおり、センター街側に降りていくと、目の前はもうまんだらけだ。階段の百均だけ覗き、「落語ファン倶楽部」を1冊見つけた。無限大ホールの外を通ると、ガラスの幕を今日は開けていて、舞台の様子が見える。なにかの企画ライブのようだったが、客席の入りはじつに淋しいものだった。幕を開けているときは、入りが淋しいときなのだろうか。





 疲れてしまい、センター街を抜け、もう渋谷を離れることにする。東横線の各停で眠っていくが、弱冷房車はやや蒸し暑く、快適ではなかった。それでも寝過ごしてしまい、みなとみらい駅から横浜駅まで戻ってくる。スマホの充電をしたく、西口の、駅から遠いほうのマクドナルドに入る。ここはずいぶん若者だらけの店だ。読書を少しして、コピー用紙を切らしていたことを思い出し、ドン・キホーテに寄り、コピー用紙を買い、それから、ビブレのブックオフに寄った。単行本になかなかいいものがあり、7冊買った。

◇ 解散

 19時半頃に帰宅し、20時から、YouTube の吉本興業の公式チャンネルで、「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会」をオンタイムで観た。今朝はまず、ツイッターからニュースを見ていたら、雨上がり決死隊が解散するという記事が出ていて驚き、本日中にその発表があるという情報をスポニチが伝えていた。午後には正式発表があり、20時から、その報告をする配信があるということを知った。ゲストに、東野幸治、出川哲朗、ケンドーコバヤシ、狩野英孝、FUJIWARA の名前が出ている。どういうものかもわからずに観始めたが、2時間弱、異様なムードの番組に釘づけになった。最初は生放送かと思っていたが、今日の午前中に収録されたものだということが途中でわかる。まず、冒頭にあいさつがあり、解散は蛍原から切り出したということ、宮迫が YouTube を始めたときからズレが大きくなっていったということ、周囲に気を遣わせてしまっていて、雨上がり決死隊という屋号を外してしまったほうが、みんながすっきりするのではないかということなどが、蛍原から語られた。「ケンカ別れということではない」と宮迫が言えば、「ふられた側は、それは言わないほうがいい」と蛍原が言う。配信とはいえ、2年ぶりにこの番組に宮迫が登場するという緊張感がまずあり、ゲストたちは以前の宮迫と変わらないというが、しかし、視聴者としては、そうとうぎこちない感じがした。現場の空気のことなのか、なにを指して変わらないと言っているのかはわからないが、たしかに、蛍原をいじったり、あるいは、石橋貴明の熟年離婚や、アンジャッシュ渡部のことをいじったり、そこが、以前の宮迫と同じくということなのかもしれないが、それが余計にぎこちなく感じさせた。この状況のなかで、以前と変わらなくふるまおうとしていることが、むしろ、鈍っているように見えてならない。現状をうまく認識できていない宮迫の未練たらしさと、蛍原の意外な骨っぽさが目立つ2時間弱の番組だった。蛍原は、宮迫のいいところを訊かれ、「優しい」と答えていたが、言い換えれば、妙な義理堅さのようなものが、おそらく、協力している YouTuber に対してあり、そもそも、その義理堅さが、闇営業騒動をも引き起こしたのではないのか。その優先順位のおかしさも指摘されているが、身内よりも、外側に対してこそ、気を遣うべきだと考えるひとなのだろう。ここに集められたゲスト陣はまたそれぞれ見事で、特に、FUJIWARA のふたりのショックはそうとう大きかっただろうことは充分に伝わった。フジモンと出川哲朗、それから、コンビの思い出が語られる場面などは、すこぶるエモーショナルで惹き込まれた。

2021年5月15日土曜日

5月15日土曜日/テレビ・ラジオ・マンガ

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くから、録画してあったテレビ番組をいくつも観ていた。昨夜の「ミュージックステーション」では、東京事変のファンだというフワちゃんが、東京事変の衣装ベスト3を選出する企画があった。平井堅の新曲も、ダンサーも含め、負けず劣らず、面白い衣装だった。「タモリ俱楽部」では「熱々メンチカツ手割り問題」が浮上する。メンチカツを撮影する際に、美味しく見えるように手で割ってみせるという、その手が熱いというのは、これはやった人間でないと想像もつかない。「ネタパレ」の「ニュースターパレード」のコーナーでは、TOKYO COOL がまたMVPに選ばれた。ちょっと売れ始めているのか。TOKYO COOL の前すすむとは、バカリズムは、昔、よく一緒に遊んでいたそうで、「ここで今、こうやってネタ見てると、泣けてきますよね。」と、その心情を垣間見せた。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、番組後半に速水健朗と齋藤孝の対談があり、テレビの気になる言葉について語っていた。校閲というものがテレビ局にもあるんだということを初めて知った。そりゃそうかとも思うが、それにしては妙なテロップが多いとも思う。

 9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけっぱなしにしていた。「常連さん」は能町みね子。11時台ゲストは庄司智春。東京NSC1期生、前説時代の話などが面白い。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は、御田寺圭という初めて目にする名前だったが、「白饅頭」という名でわかった。そのあとのゲストには、大杉潤という、ビジネス書を年間300冊読んで、ブログに書評を載せているというひとが登場した。この番組には知らないひとがよく出てくる。つまり、ネットの有名人でも、自分のツイッターのタイムラインではなかなか目にしない顔ぶれということなのだが。しかし、ツイッターもそう熱心には見なくなった。東野幸治が炎上していたというのも後追いで知ったが、炎上について、東野はラジオでしゃべったようだ。知らないことばかりだが、高橋洋一は番組共演者であり、共演者への助け舟ということであれば理解はできると思った。「マスゴミ」などの言葉も、高橋洋一がよく使うワードということらしく、むしろ、高橋洋一を茶化しながら擁護したということだろうから、東野のツイートは、第一に男気、第二にユーモアと解釈できる。東野のバランス感覚はやっぱりたしかなものだと思わざるをえないが、そのユーモアの部分が伝わらないというのは、SNSのどうしようもなく大きな欠陥だ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。Tシャツで出ようとしていたが、外に出るとやや涼しく、引き返してパーカーを着ていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入る。混んでいて、待っているひとがいたが、ほかに行く店もなく、空席があるのが見えるので、おとなしく待っていたら、すぐに順番はまわってきた。片づけられていないテーブルもあり、いかにも少ない人員でまわしているような感じだ。ミートソースボロニア風とドリンクバーを注文する。読書を、20時閉店まで。1時間半しかいられなかった。

◇ 再びテレビ・ラジオ・マンガ

 夜に帰宅し、今日はテレビをよく観る日で、水曜に放送された「お笑い実力刃」を観た。今回は、アンタッチャブル、サンドウィッチマンが推薦する隠れ実力派6組が登場。アンタッチャブルは、天竺鼠、かもめんたる、ラバーガールを、サンドウィッチマンは、なすなかにし、しずる、Hi-Hi を推薦した。しずるのコントがだんとつで素晴らしく、共感ではない笑いを、たしかな演技で成立させている。天竺鼠なんかは同業者がやたらと評価するが、仲間意識を別とすれば、やろうとしていることを同業者は汲み取れるからだろうか。しかし、ごく普通の観客に伝えるだけの力量が、天竺鼠にはまるでなく、それでも、まわりも未熟な若手時代ならば、あたまひとつ抜けたりもしたのだろう。今週は乃木坂の秋元真夏がゲストで登場し、だんだん平凡な番組になっていきそうだと心配していたが、次週は友近だというのでこれは期待できる。

 ひさしぶりにマンガを手にとり、岩崎う大「マイデリケートゾーン」を読んだ。かもめんたるの岩崎う大のマンガ作品だが、これは書き下ろしなんだろうか。短編集だが、変態的な性欲をテーマにしたものがほとんどで、シモネタというような軽いものでもなく、この作品群は、着地点が笑いではない。かもめんたるのコントを観ても、そういえば、着地点は笑いではない気がする。結果として、滑稽なさまを演じているにすぎないというべきか。収録作のひとつ、「エロ本を捨てる日」は、残酷なまでの悲劇、惨劇が、喜劇になっているという点で、根本敬の世界に近いとすら感じる。性欲以外をテーマにした「僕たちのヤァ君」という一編もすこぶる面白く、からだを鍛えた一家が脇役になってしまうという悲劇(であり、喜劇)が描かれている。「マイデリケートゾーン」とはよくつけたタイトルだと、読んでみるとわかる。

 昨夜の「問わず語りの神田伯山」をタイムフリーで聴くと、伯山にドラマのオファーがあったが、濡れ場があったからカミさんに断わられたという話から、名作映画の濡れ場について語りまくっていた。ちょうど、「愛のコリーダ」は観たいと思っていたから、いいタイミングでいい放送が聴けた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...