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2023年8月16日水曜日

8月16日水曜日/お盆休みの終わりか


◇ 市ヶ谷・東京・品川

 朝から都内に。市ヶ谷まで出る用があり、昼食はカレーの王様に入り、ゴロゴロチキンカレーを食べた。650円。それから、ドトールに入り、ひと休み。少し読書をしていく。午後は市ヶ谷を離れ、総武線、中央線を乗り継ぎ、東京駅に着いてみると、構内には疲れ果てたようなひとびとがそこらじゅうにしゃがみこんでいた。みんな、それぞれキャリーカートを携え、お盆休みの終わりか。京浜東北線に乗り、品川に移動してみると、品川も東京駅と同様、しゃがみこんでいる連中がたくさんいた。新幹線が停まる駅はそうか。駅構内ではトイレに入ることもできず、改札を飛び出し、インターシティのトイレを利用する。お盆休みの客を避けるには、ここまでこなければならなかった。スマホの充電をしたく、港南口のマクドナルドに入ろうかと行ってみると、やはりここにも、お盆休みの客が詰めかけていた。

◇ 日ノ出町・黄金町

 品川から京浜急行に乗り、上大岡まで寝過ごし、日ノ出町まで戻ってくる。日ノ出町駅で下車すると、ぽつぽつと雨降りになった。イセザキモールまで歩き、ここのマクドナルドでは充電はできなかったかと席をまわってみるが、2階を見ても、3階を見ても、コンセントはない。雲雀洞の前を通ってみると、今日はシャッターが降りていた。イセザキモールを黄金町方面に進んでいくと、そのあいだに雨が何度か強くなる。黄金町駅の先には縁日が出ていた。ここは一六地蔵通りというようだ。しかし、この天候では商売にならないだろう。屋台をたたみ始めている店もある。



 黄金町駅のほうまで戻ると、角のローソンにイートインがあった。ここでスマホが充電できる。助かった。飲みものとパンをひとつ買って食べた。なぜここで時間をつなぐ必要があったかというと、映画を観る予定があったからだ。シネマジャック&ベティのスタンプカードが、あとひとつで満点になるというところで、有効期限切れが間近に迫ってしまった。なにか観なければと、劇場のホームページから吟味し、「アフターサン」という映画を観ることにした。17時45分の回。作品のホームページも事前にチェックし、評価が高いことも確認はしたのだが、しかし、興味の薄い映画を無理に観てもやっぱりだめだ。まったく乗れなかった。


◇ テレビ

 わりと涼しいかと思い、西横浜駅まで歩き始めてしまうが、歩いているうちにやはり汗をかく。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は藤田朋子がゲスト。「水曜日のダウンタウン」も追っかけ再生で観る。予告されていたとおり、前半はザ・マミィ酒井が仕掛けられる「プロポーズした彼女の実家がどんなにヤバくてももう引き返せない説」。後半は「ロケ中ミスをしたスタッフが次々とボウズになって戻ってくるとんでもないパワハラ現場テンションの作り方難しい説」。

 「あちこちオードリー」は、おぎやはぎ、劇団ひとり、松丸友紀アナがゲスト。「ゴッドタン」のメンバーがそろって登場。そういえば、おぎやはぎが売れたきっかけは「めちゃイケ」の「笑わず嫌い王」だったんだっけ。月亭可朝が待たされすぎたためにキレてしまい、登場しても横になったまま、10分間なにもしゃべらなかったという。その放送は観ているはずだが、これはよく覚えていないな。そのとき、ほかの出演者には、さまぁ~ず、くりぃむしちゅーもいたんだ。そうだった、芸歴の差はあるが、そのあたりは同時期に売れていった。劇団ひとりがテレビに出るようになったきっかけは「新しい波8」。そこから「本能のハイキック!」につながり、泣き芸が生まれた。「本能のハイキック!」では、オープニングの、20秒、30秒ぐらいのあいさつのために、6時間考えさせられたという、その当時の「めちゃイケ」チームの番組作りについても語られた。

2023年3月6日月曜日

3月6日月曜日/くるくるまわるカレー



◇ 日比谷・市ヶ谷

 今日も朝から都内に。風が冷たい。日比谷公園を通り抜け、昼には市ヶ谷に移動する。昼食はカレーの王様に入り、ゴロゴロチキンカレーを食べた。650円。店のひとに、荷物を置いてからこちらに取りにきてくださいというようなことを言われ、なぜそんなことをわざわざ言うのか不思議だったが、いざトレイをもつと、カレーが盛られた皿がトレイの上で滑ったのでひやっとする。傾けないようにもっても、皿がトレイの上でくるくるとまわる。無事に席までたどりつけるか、まさか、カレーの王様でこんな試練に遭うとは思わなかった。以前はこんなに危険な皿は使ってなかったと思うが、ひっくり返すひともいるだろうよ、これは。



◇ 読書・テレビ・ラジオ

 川の向こう側に渡り、マクドナルドに入り、ひと休み。眠気で朦朧としながら読書をする。市ヶ谷から南北線、日吉から東横線に乗り換えて帰ってきた。帰りの電車内でも読書を続ける。村上春樹「女のいない男たち」を読み終えた。2016年刊、文春文庫。親本は2014年刊。「ドライブ・マイ・カー」の原作が収録されている短篇集。映画を観たときから原作を読みたいと思っていたのだが、なかなか買えなかった。今は110円で、わりと簡単に買える。映画とは違って、原作は東京から出ない話なのだな。

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、林真理子がゲスト。日大理事長になってからは初めての出演になる。1994年放送、40歳のときに出演した回の映像も流れた。それはともかく、観ている最中に変な音がすることに気がつき、部屋にネズミでも出たのかと思ったが、巻き戻して再生してみると、きゅうっという音がテレビから聴こえている。ツイッターで検索すると、徹子さんの呼吸音だと書いてるひとがちらほらあったが、本当にそうかな。

 昨夜の「ガキの使い」は、笑福亭笑瓶名場面集を放送した。映像を編集して流すだけではなく、メンバーも喪服で登場する。しかし、上島竜兵のときにも感じたことだが、リアクション芸のようなものがリスペクトされるようになったのはいいことではあるとは思うのだが、こうしてまとめて観せられると、非常に殺伐としたものを感じる。ダウンタウンとの関係の深さは疑いようもないのだが、へらへらせずに、もっときちんと追悼してあげればいいのに。

 「情熱大陸」も2回分まとめて、観そびれていた2週前の放送、森且行の回と、そして、昨夜放送の片桐はいりの回を観た。「ナイツのちゃきちゃき大放送」出演時の映像がけっこうたっぷりと使われていたが、そのときに、やくみつるからサインをお願いされた、片桐はいりが表紙の「演劇ぶっく」が届けられる場面があった。そこから、存在感と自意識について、すごく面白い話をしていた。野外劇の「嵐が丘」の様子をもっとやるのかと思っていたけど、これは短かった。

 タイムフリーで聴いた今日の「ビバリー昼ズ」は、サムネイルが違うのであれっと思ったが、冒頭から、松村が高田先生のものまねでしゃべり始める。高田先生が体調不良でお休み、松村邦洋と松本明子のコンビになったが、高田先生にも電話をつなぎ、元気そうではあった。コロナではないのか、すぐに復帰するようなことを言っているが、年齢が年齢だけに気にはなる。12時台は徳永ゆうきがゲスト。聴きながら眠り、深夜に目覚め、ブログをひとつ更新する。

2022年7月15日金曜日

7月15日金曜日/鼻水が止まらず・映画

◇ 市ヶ谷・川崎

 昨夜は早い時間に眠ったものの、眠ったり起きたりをくり返し、変な夢も見るし、どうもすっきりしない。早朝に目覚めるが、鼻水とくしゃみがひどく、風邪薬を飲んでおく。今日も朝から都内に。雨降り。昼食は市ヶ谷のカレーの王様に入り、牛ハラミ焼肉カレーを食べた。990円。しっかりと栄養をつけておこうと思い、店頭の広告を見て決めたのだが、出てきたものは広告の写真よりもだいぶ貧弱で、この値段ならば、ほかのものを食べればよかったと思った。鼻水が止まらず、手持ちのティッシュは尽きてしまい、スギ薬局に寄り、栄養ドリンクと一緒にポケットティッシュを買った。ポケットティッシュを金を出して買ったのは初めてだ。昼頃、ツイッターから、山本コウタローの訃報を目にする。

 明日はなんの予定もないので、今夜は映画を観に行ってしまうことにする。本当は、水曜が安いから水曜に観ようとしていたのだが、なかなかタイミングが合わず、映画のためにいちいち出なおすくらいなら、レイトショーで観てしまったほうがいいだろう。映画の時間を調べ、川崎で観ることに決める。スマホの充電をしたかったから、まず、ベローチェに入りたかったが、川崎に着いたらひどいどしゃぶりで、しかし、どうしても外を歩かねばならず、ベローチェに着くまでに、ズボンの裾がずぶ濡れになった。アイスコーヒーと、コーヒーデニッシュを食べ、スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。高田先生、吉幾三の公演を観に行ったら、そこでばったり出会った斉藤清六のこと。そして、月曜の西村賢太のお別れ会で会った玉袋筋太郎のこと。12時台は、カミナリがゲスト。

◇ 映画

 ラジオを聴いているあいだに、雨は止んでくれたようだ。ベローチェを出て、モアーズのブックオフに寄り、220円の単行本を3冊買った。ダイスの1階のドラッグストアで、今日2本目の栄養ドリンクを買い、それから、上階のTOHOシネマズ川崎に。「リコリス・ピザ」を、21時20分の回で観た。レイトショー料金で観るつもりでいたが、シネマイレージのポイントが貯まっていて、思いがけず、無料でチケットが買うことができた。助かった。ポール・トーマス・アンダーソンという監督は「ブギー・ナイツ」(1997年)で知り、「マグノリア」(1999年)はオールタイムベスト級に好きな映画なのだが、その後の作品にはそこまで惹かれるものはなかった。今作は評判がいいから期待していたが、期待どおり、冒頭からさっそく、画面いっぱいにあふれかえるような映画的魅力は、90年代のポール・トーマス・アンダーソンが帰ってきたかのようだ。主役のふたりがまるで美男美女ではなく、ぶかっこうな恋愛ドラマがいちいち可笑しく、くり返し観ると、ますます愛おしさを感じるようになりそうな映画だった。



 しかし、ひどい寝不足の状態で、2時間以上の映画をがんばって観ているのはなかなかの疲労だ。帰りは終電になるが、左隣に座っていた男が熟睡して寄りかかってくるので、右の席が空いた隙に、右側に詰めて座ったら、今度は右側に立っていた男がふらふらして倒れかかってきた。挟み撃ちにあってはたまらない。車内はだいぶ空いてきて、立ちあがり、遠くの席に避難する。

◇ ラジオ・雑誌

 帰宅は深夜1時過ぎになった。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト、セイン・カミュ)を観て、それから、タイムフリー切れぎりぎりで、先週金曜放送の友近の「シン・ラジオ」を最後まで聴いた。途中までは聴いていたが、3時間の放送だから、なかなか一気に聴くというわけにはいかない。17時台に安倍晋三が亡くなったニュースが入り、18時台の冒頭には、友近が「ご冥福をお祈りいたします」とひとこと。そのあとは通常どおりの放送に戻るが、さすがにトーンはやや沈んでいた。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載では、安倍晋三銃撃事件と参院選について語っていた。「今回の事件があって、どのメディアも安倍さんのことをジャンジャン報じていた。少し気になったのが、安倍さんの政治的功績ばかりがクローズアップされているところでさ。安倍さんは政治家として評価されている部分も多いけど、モリカケ問題や桜を見る会の疑惑は払拭されていなかった。これまで追及してきたメディアも、今回そういう面にはフタをしちゃってるよね。もちろんオイラには真偽の程は分からない。だからこそ、ハッキリさせるためにも風化させずに公の場でちゃんと検証するべきなんじゃないかっての。」「で、事件からの流れでオイラが改めて痛感したのは、やっぱり参議院はいらないってことだよ。参院選が安倍さんが亡くなった2日後ということもあって、自民党は〝弔い合戦〟という感じだったけど、ろくに安倍さんのことを知らないような候補者が「きっと天国から見守ってくれています」と言っていたり、相変わらず売れなくなったタレントの天下り先みたいになっていたからね。」

2022年6月4日土曜日

6月4日土曜日/れいわ新選組


◇ 後楽園

 どうも寝ぼけていたようで、早く目覚めすぎてしまい、録画していたテレビ番組を朝っぱらからいくつか観ていた。「タモリ俱楽部」や「週刊フジテレビ批評」。そのあとは、文化放送のいとうあさこの番組を、家を出るまでつけていた。朝から都内に。土曜の朝の電車はゆったりしていて、読書が進む。まず、御徒町のほうに用があり、そのあとに後楽園のほうまで移動することになったのだが、これがちょうど、都合がよかった。昼食は午後になり、メトロ・エム後楽園のカレーの王様に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。600円。

 今日15時から、れいわ新選組の決起集会が池袋で行われることをツイッターで知り、予定次第では寄れるかもしれないなと考えていたのだが、後楽園ならば、池袋までは丸ノ内線一本だ。どうせならば、水道橋から向かったほうが気が利いているかともちょっと思ったが、後楽園から一本で行けるものを、わざわざ水道橋駅までまわり道するのはさすがにめんどうになった。

◇ 池袋

 14時前には池袋に着いてしまった。れいわ新選組のツイートには、西口のマツモトキヨシ付近と書いてあり、行ってみると、すでにのぼりがいくつも立っている。時間をつぶすにも中途半端なのだが、東京芸術劇場の地下にベンチがあったはずだと思い、それもずいぶん前の記憶だったのだが、行ってみると、コロナ仕様で椅子はまばらに並べられてある。かろうじて、空いてる席を見つけて、少し読書をしていた。それよりも、体力的な心配があり、駅から離れ、まいばすけっとを探し、栄養ドリンクとエクレアを買って食べておく。


 池袋西口に戻ってきたときには、15時を少し過ぎてしまった。マツモトキヨシ付近というよりも、もっと正面寄りというか、広場になっているところにステージが作られていて、バンドが演奏をしている。ギャラリーの群れに加わり、見物しやすいポジションを確保しようと、写真を撮るのに逆光にならない、やや下手側に立った。しかし、この演奏がなかなか終わらない。日差しがきついところで、ただ突っ立っているのもきついものだ。15時半になり、ようやく変化があり、ステージ上に設置されたモニターにはれいわ新選組のプロモーション映像が流れ、山本太郎が登場した。ステージの脇には、水道橋博士のすがたもすでに見える。山本太郎の演説というか口上というか、独特な節をもつスピーチから始まると、ギャラリーの輪の外側からさっそく怒鳴りつけるような声が飛ぶ。なにを言っているのかと思ったら、「日本のゼレンスキーになれ!」と応援しているのだった。連呼しているので、山本太郎もさすがに無視はできず、最初は不審に思ったようだが、好意の声だとわかると笑顔で応じていた。だけど、先日、玉城デニーの発言が批判されたばかりだというのに、日本のゼレンスキーとは危なっかしい応援もあるもんだ。そして、山本太郎とともに今日の司会を務めるという、大石あきこも登場する。詳しくは知らないが、維新を激しく批判しているのがこのひとだ。れいわについての予備知識はほぼない状態でこの場にやってきているのだが、山本太郎が司会をやるのはわかるが、大石あきこというひとも話が上手い。元大阪府職員という肩書きしか知らないが、なぜこんなに話が上手いのだろう。明るく、政治家臭さがないのも長所だと思った。





 そしてこのあとは、山本太郎と大石あきこが司会進行役となり、候補者たちが続々と紹介され、登壇するという時間が続く。まずは、埼玉選挙区の候補予定者、西みゆかが登壇。続いて、比例区候補予定のつじ恵。このひとはバンド演奏のあいだに、ギャラリーのなかを名刺を配ってまわり、自分も一枚もらった。


 続いて、水道橋博士が登壇。政策というよりも、ことの経緯を語っただけにすぎない演説だったが、どうも言葉が流暢ではない。 大石あきこが岸田首相を「財務省の犬」と非難した発言(これもよく知らなかった。)を受け、「犬はわれわれ、飼い主は国民。僕はただの犬、あなたが飼っている犬です。」「僕があなたであり、あなたが僕である。」と、詩的表現で訴えかけるのはいいのだけれども、面白いことをいっさい言わないし、言おうともしないことに、三十年来の浅草キッドファンとしては戸惑わされる。

 そして、このつぎには、博士が「友人」として紹介し、ぜんじろうが登場した。壇上にあがる前から、ステージ脇のテントで、博士としゃべっているすがたが見えていた。ぜんじろうは応援演説ではなく、あくまでもスタンダップコメディで通した。まったく冗談を言わない博士のあとに、さすがにプロの芸を見せるぜんじろうにはほっとさせられる。






 続いては、3年前の参院選で当選した木村英子が登壇した。ステージの横にはスロープがとりつけられ、車椅子であがる。そのつぎには、比例区候補予定者、トランスジェンダーを公表しているよだかれんが登壇。マイノリティの候補者が目立つ。続いて、同じく比例区候補予定者の長谷川ういこが登壇。



 そして、ここでまたお笑いコーナーになり、山本太郎に「アニマル浜栗」と紹介されて登場したのはよしえつねおだ。アラレちゃんのかっこうで現れ、ものまねを披露する。博士が連れてきているわけだが、これは本当にひどいと思った。ぜんじろうのようなネタならばわかるが、れいわとはなんの関係もないこのひとを、ここに登場させることになんのプラスがあるのかまったくわからない。それどころか、マイナスではないのか。せめて、アニマル浜口のネタだけにすればいいのにと思うが、山本太郎もどういうつもりで認めているのだろうか。この時間、博士はギャラリーの側に混じり、一緒になって喜んで観ていた。(いや、ギャラリーはそんなに喜んでいたとは思わないが…。)



 続いては、衆議院議員のくしぶち万里が登壇。さすがは現職で、このひとの話は明晰でよかった。そしてまた、比例区候補予定者が続く。キムテヨンというひとの話には凄みがあった。そして、大島九州男、高井たかしと続くが、このあたりは議員経験者で、旧来の政治家臭い言葉づかいになってくる。そして、もうひとりの現職参議院議員、舩後靖彦も登壇する。舩後さんは代読でスピーチをしたが、「舩ちゃんと読んでください」といって笑いを起こしていた。多くの候補者たちはそれぞれジョークも交えていて、いちばんジョークを言わないのが水道橋博士だった。トリは大石あきこが改めて演説をする。今日の登壇者全員の演説を聴き、現職の衆議院議員であるふたり、大石あきこ、くしぶち万里が、いい意味で政治家臭さがなく、明晰さにも好感をもった。






 そのあとにはまた、山本太郎が政策を語るのだが、モニターを使い、比喩のために山羊のケンカの動画を用意したりなど、効果があるかどうかは別だが、面白くしようとする演出をいろいろと考えている。最初に登場していたバンドと同じだったのかはわからないが、演説のあいだもずっと、音楽の演奏を薄く続けていたのも面白い試みだった。

 18時からは、ギャラリーにマイクをまわし、質問をつぎつぎに受け付ける。ここでも演出があり、質問の制限時間は10秒にかぎられ、モニターにはカウントダウンが表示され、要領を得ない質問を長々としていると強制的に打ち切られてしまうのだ。これならば、多くのひとにマイクがまわることになる。そして、10秒以内に出された質問に、山本太郎が即座に答えていくのがすごい。まるでねづっちのなぞかけのように、芸としてはじつに見事で、山本太郎がいちばんの芸人だ。質問コーナーは1時間ほど続き、最後には記念撮影があるということで、列が作られたが、それには参加せず、集会の場をあとにする。15時過ぎから19時近くまで、4時間弱もの時間をまるまる立ちっぱなしで見物していたのだから、積極的支持者というわけでもないのに、われながらもの好きにもほどがある。





 東口に移動し、東池袋一丁目のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べながら、スマホの充電をした。それから、ブックオフに寄り、110円の文庫本を4冊、220円の単行本を8冊買っていく。閉店した飯田橋店でもらった 50パーセントオフクーポンをここで利用した。

 帰宅は深夜0時頃になった。録画していた「Nキャス」を観ると、林真理子が日大理事長に就任という話題から始まり、続く、給付金詐欺のニュースでは、容疑者の風貌はまるで子どものようだ。さんざん批判された能登町の巨大イカに観光客が激増しているというのはいいニュースだと思った。深夜2時頃に眠る。

2022年2月4日金曜日

2月4日金曜日/溜池山王にて


◇ 溜池山王・市ヶ谷・飯田橋

 今日も朝から都内に。溜池山王から、珍しいところに行く機会があり、昼食は市ヶ谷になり、カレーの王様に入り、復刻王様カレーというのを食べた。590円。復刻王様カレーと当たり前のように書いてあるものの、どういうものかは知らずに注文してみたのだが、つくねが4つほど乗っているだけのつまらないもので、なにが王様なのかさっぱりわからない。そのあとは飯田橋に行くことになり、ベローチェでひと休み。ブレンドと、あんぱんを食べた。407円の会計で、1007円を出したつもりが、699円のお釣りが返ってきて、なにが起きたのかわからない。一瞬、店員が打ち間違えたのかと思ったが、自分が間違えて百円玉を出したのかもしれず、損するわけでもないから、なにも言わずに財布にしまった。若い男の店員だったが、間違えて出したのなら、ちょっと訊いて、確かめてくれればいいのに。しかし、自分にもそれを言うだけの元気がなかった。コンセントだらけのベローチェで、スマホの充電をしながら、ぼんやりとラジオを聴いた。どうも疲弊している。

 ブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買い、飯田橋から南北線、目黒線直通で横浜に戻ってきた。二俣川で降り、19時寸前、ヤマトの営業所に寄ってから、歩いて帰る。夜に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、草笛光子と岸恵子がゲスト。岸恵子、89歳とは驚く。黒柳徹子も含め、同世代の3人が会話をする。こんな番組はほかにない。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、出川哲朗がこの番組にひさしぶりに登場した。出川がレギュラーだった時代も知ってはいるが、今のようにタイムフリーはないから、そんなに聴いてはいなかったかもしれない。ブログをひとつ更新してから、ラジオを聴きながら眠る。時間の記憶がないが、2時間ぐらいは眠っただろうか。深夜に目覚め、Netflix で映画を1本。ノア・バームバック監督の「イカとクジラ」を観た。タイトルの意味が、最後の最後に判明する。今のところ、この監督の作品は、観たものはどれも好き。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...