2021年8月31日火曜日

8月31日火曜日/神保町・疲れ

◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。昼食は虎ノ門で、おみっちゃんという焼き鳥屋に入り、ランチメニューのトンテキ丼を食べた。750円。そば、サラダ、冷奴がつき、生卵も無料。ちょうど正午で、これから店が混み始める直前だった。午後は小川町に移動し、ベローチェに入り、アイスコーヒーとあんぱんを食べた。グーグルマップで見ると、小川町からは、神保町に行くのも、秋葉原に行くのもさほど変わらず、どちらかに寄ろうと思ったが、やっぱり、神保町に寄れるときは神保町がいいだろう。すずらん通りから入り、東京堂も覗いていく。交差点から靖国通りに。しかし、雨の予報が出ていて、まだ降りそうで降らない状態だったが、外に均一本を出している店と出していない店がある。矢口書店の外の棚にはカーテンがかかっていた。アットワンダーは外の棚が開けてあり、「糸井重里の萬流コピー塾」を100円で、それから、双葉十三郎「映画の学校」を見つけ、書き込みがあったが、330円ならばと思い、これも買ってしまう。神保町から半蔵門線で渋谷に移動し、地下からセンター街に出て、まんだらけにも寄った。階段の百均から「文芸読本」を見つけ、2冊買っていく。




 20時頃に帰宅するが、どうも体調が万全でなく、すぐに眠る。深夜1時過ぎに目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。「ラフ&ミュージック」と「タイタンライブ」の話。深夜3時まで聴き、疲れがまだ完全にとれず、なにもする気になれない。

 今日は末広亭の余一会で立川流一門会があり、行きたいとも思っていたが、当日券で入れるかが不安だったのであきらめてしまった。ツイッターで情報をあさっていて、そういえば、明日9月1日から志奄さんが真打ち昇進だと思い出した。「志奄」から「志ゑん」に改名するということを今になって知った。二ツ目に昇進する際に、師匠が提案した名前にここでなるというわけだ。明日は日暮里で口上があるということを前日になって知り、もっと早く知っていれば、予定をやりくりしたのに。悔しい。今日はツイッターから、エル・カブキのマセキ退所も知り、これにもショックを受けた。

2021年8月30日月曜日

8月30日月曜日/浜松町・川崎


◇ 貧乏暇なし

 今日は午前中に川崎まで。それから、午後には浜松町に行くことになり、どこでランチを食べようかと、店を探しながら歩くが、なかなか決められない。だいぶ歩きまわり、味蔵という居酒屋にようやく決める。ランチメニューの日替わり定食。650円。メニューの名前を忘れてしまったが、肉と野菜を炒めたもので、とろみがついている。スープ、大根のサラダ、ザーサイ、杏仁豆腐付き。浜松町から泉岳寺まで歩いてしまおうかと思っていたが、この店まで歩いただけで、暑くていやになり、すぐに浜松町駅まで戻りたくなった。北口から歩き、駅からだいぶ離れたような気がしていたが、南側にも出口があり、じつはさほど遠くなかった。ちょうど、駅のホームの長さ程度の距離を歩いただけだったが、それでも、暑さで気力が失われる。


 浜松町から、京浜東北線で川崎に戻ってきた。よっぽど横浜まで戻ってしまおうかと思ったが、こんな昼間から都内にいて、寄り道しないのもつまらない。川崎で、近代書房の向かいのベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。読書をするが、隣りの席に座っていた爺さんふたりがずっとしゃべっていて、うるさくてしかたがない。ひとりがけの席なのに、隣り合ってしゃべってやがる。そんなにしゃべりたいなら、ふたりがけの席に行けばいいと思ったし、ひとりの爺さんはマスクをしていなかった。

 高橋源一郎「君が代は千代に八千代に」を読み終えるが、これはぜんぜん面白くなかった。つまらない人間が、一生懸命、ふざけてみせているような、あるいは、悪ぶってみせているような小説だった。2005年刊、文春文庫。この小説が書かれていたころは、高橋源一郎の「SIGHT」の対談なんかはよく読んでいたような記憶があるが、本人はこんなひどい小説を書いていたとはつゆ知らず。

 モアーズのブックオフに寄り、それから、横浜まで戻ってくる。星川に寄り、コーナンでプチプチを買ってから帰った。ツイッターから新規感染者数を確認すると、東京は 1915人に。ひさしぶりに二千人未満になった。神奈川県は 1719人。このまま下がるかどうか。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた昨夜の「ラフ&ミュージック」の第2夜を、とりあえず、早く確認しておきたい場面だけ、ざっと早まわしで観ていった。初日の生電話で出演交渉したメンバーがつぎつぎに登場するのがいちばんの見どころで、鶴瓶の登場も面白かったが、やっぱり、最大の話題は内村光良の登場だ。裏番組とのかねあいもあり、初日の段階ではどうなるかわからなかったが、ウッチャンはきちんと現れた。10分程度の出演ではあったが、近い将来、ウンナンとダウンタウンの共演もあるのではと期待させる。この2組だけでなく、どうせならば、ここに清水ミチコと野沢直子もいればとは思った。そのあと、漫才で登場したハイヒールと松本の共演も珍しく、ここもじつは注目すべき場面だった。

 タイムフリーで、ラジオもいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、高田先生も、松本と太田の共演をやっぱり話題にしていた。それから、下北沢にポカスカジャンのライブを観に行った話になり、古書ビビビで喰始に遭遇した話になった。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くが、こちらでも「ラフ&ミュージック」の話を期待したのに、平野ノラの母の料理の記事の話から始まり、ずっと料理の話をする。20分ぐらい経過して、ようやく「ラフ&ミュージック」の話になった。爆笑問題と松本の共演を、塙さんは家に帰ってからテレビで観たようなツイートをしていたが、録画に失敗していて、YouTube で観たそうだ。爆笑問題とは出番が近かったのに、現場に残らなかったのは、板挟みになりたくないというのが本音だろうか。先週土曜の「東京ポッド許可局」は「お笑い当事者論」。聴きそびれていた先週月曜の「ズーム」も、オープニングだけは聴いておく。ラジオを聴きながら、梱包を片づけ、深夜0時過ぎには眠る。

2021年8月29日日曜日

8月29日日曜日/ブックの日と会計の謎

◇ テレビ

 昨夜は深夜遅くに眠り、朝9時頃に目覚める。録画していた昨夜の「Nキャス」を観て、それから、「サンジャポ」も。ヒコロヒーが初登場。まず、冒頭はパラリンピックの話題だったが、VTRが終わり、スタジオに移ると、サバンナ高橋が話をさえぎるようにして、昨夜の「ラフ&ミュージック」について、太田に質問した。これはなにか、そういう質問をするような指示が出ていたのだろうか。そう思うくらいに、流れとはまるで関係なく、よくぞ訊いてくれたと思うような割り込みかただった。裏番組の「ワイドナショー」はお休みで、その時間には昨夜の「ラフ&ミュージック」のダイジェストを放送していた。一応、そちらも録画しておいたが、ざっと早まわしで確認してみると、そりゃそうかと思ったが、「サンジャポ」の裏だから爆笑問題の出演場面は使われていないのだ。

 NHK-FMのグッチ裕三の番組を途中からつけると、赤坂泰彦と中山秀征がゲストで、これは最初から聴いておきたかった。聴き逃し配信もないが、13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」に切り替える。昨夜の「ラフ&ミュージック」については特に気になる話もなく、聴きながら出かける支度をして、14時過ぎから外出する。ブックの日だから、ブックオフをまわらねばならないわけだが、出発がだいぶ遅くなってしまった。



◇ ブックの日

 今月は、町田に最初に行ってしまう。町田駅の南口を出て、串かつでんがなに入り、ランチメニューのとろとろ牛すじカレーを食べた。500円。それから、本日1店目のブックオフに。上階からまわり、手堅く、いいものを見つけられた。220円の単行本を3冊、110円の文庫本を6冊買う。町田店は、ブックの日はまず1割引きになり、それから、アプリのクーポンで 300円引きになる。量が多いので、5円の袋もつけてもらうと、1188円に、袋代を足し、1193円。1200円出したが、あれっと思い、300円引きましたかと確認したら、引かれていなかった。会計前に気がつけばよかったのだが、もうレシートも出されてしまい、トレイには、お釣りの7円が乗っていた。若い女性の店員さんはわりと落ち着いた様子だったが、とりあえず返金しますといって、1193円をレジから出したが、まだお釣りをとってなかったので、1200円出しましたと言ったら、ちょっと混乱させることになった。小銭を乗せたまま、トレイがいったりきたりして、よくわからなくなったが、正しい金額は 893円になり、返してもらった千円札と、トレイに乗っていた小銭から3円を足して払った。トレイに乗っていた小銭は、返金されたものだから、ぜんぶこちらでもらったが、これで計算は合っていたのだろうか。

 ベローチェに入ろうと思っていたが、時間を考えると、あと何店まわれるかわからない。今日はどうせ暑いからあんまりまわりたくないなと思っていたが、曇っていて、さほど暑くなく、これだったらもっと計画的に何店もまわりたかった。2店目に向かおうとするが、さっきの町田店の会計が引っかかり、しばらくはうわの空になった。



 町田から相模大野に移動する。涼しいが、妙に疲れていて、駅から遠い店舗は避けることにする。相模大野のブックオフでは、文庫と新書、110円だけで5冊買った。ここはアプリのクーポンだけなので、計算が簡単だ。駅に戻る途中、建物が消えていたが、あれは伊勢丹だったか。駅まで戻り、ここでやっぱり、ひと休みしていく。改札前のドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。カウンターの前に置いてあるパンがいくつも床に落ちてしまっていて、若い女性の店員さんに教えてあげたが、この店はカウンターのなかから外に出るのにぐるっとまわらなければならないめんどうな構造で、やっと出てきた彼女は、落ちているパンを拾って、そのまま、カウンターの前の箱に戻して並べた。いや、消毒とかしなくて大丈夫なのか。それでいいのなら、俺が拾ったって同じだったのに、拾ってくれない不親切な客だと思われたかもしれない。

 相模大野から鶴間に移動。今日は3店で終わり。清水國明のサイン本を見つけ、これは買わないわけにはいかないが、残りの3冊がなかなか決まらない。店内を2周まわり、買うものが見つからず、引き出しをあけてみたら、講談社文芸文庫を発見した。これで 500円を超えたと思い、レジにもっていったら、なんと、清水國明の単行本が110円だった。文庫の引き出しをまた漁り、もう一冊、村上春樹「雑文集」を見つけ、これでいいやと思い、やっとのことできりあげた。三ツ境のダイエーで買いものをして、夜遅くに帰宅する。録画していたテレビを観ながら、本の登録を済ませ、23時過ぎに眠る。

2021年8月28日土曜日

8月28日土曜日/「ラフ&ミュージック」

◇ ラジオ・テレビ

 朝になるとようやく涼しくなるが、またすぐに、じわじわと暑くなってくる。昨夜、聴きながら眠ってしまった「問わず語りの神田伯山」を聴きなおすと、「タイタンシネマライブ」のエンディングトークで言っていたとおり、円楽が圓生を襲名したいと発言しているという話をしていた。9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」は能町みね子。横浜市長選に田中康夫が出ていたことに、ようやくこの番組で触れた。坪倉良和という候補が、我が家の坪倉の父だったとはぜんぜん知らなかった。

 ラジオを中断し、録画していたバラリンピックの開会式をようやく観る。番組表では、NHK総合はあいだにニュースが入ることになっていたので、Eテレの手話付きの放送を録画しておいた。パラリンピックならば、むしろこちらでいいだろう。ショーが始まると、はるな愛がいきなり映る。知らずに観ていたら驚きはあったかもしれない。NHKの解説では、はるな愛だという紹介はしていなかった。オリンピックの開会式とは違い、こちらは子どもっぽくなく、日本的な文化を過剰に押し出すようなところもない。選手入場のプラカードもマンガの吹き出しではなかった。放送の手話の担当者は、20分ずつくらいで交代していた。さすがに、3時間近い放送を、ひとりで手話をやり続けることはないか。手話の表現力というのはすごいもので、観ていると、かなりの運動量だと思った。こちらも1時間ほどで中断し、ラジオに戻り、「田村淳のNewsCLUB」をつける。ニュース解説は石戸諭。そのあとは、林真理子がゲストに登場し、「小説8050」の話をしていた。この小説には、「グッとラック!」に出演していた高橋弁護士が取材協力しているそうである。聴きそびれていた月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」もようやく聴いた。桂宮治がゲスト。「笑点」の新レギュラーは宮治だと思い、塙が電話をかけてきたという話。そういえば、本当は宮治がなるはずだったが、一夜にして三平に変わったという話を某師匠がしゃべっていたのを聴いたことがあるが、事実はどうなのだろうか。中田翔の移籍の話から、塙さんが、伸衛門、遊雀の話をふろうとするのにも笑った。

 夕方、ヤマトの営業所まで。今日もひどい暑さ。かつやの前を通ると、新しいフェア丼が始まっていて、思わず入ってしまった。塩カツ丼を食べる。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄り、西友のイタリアントマトに入り、しばらく読書をした。西友で買いものをして、夜に帰ってくる。日が落ちてもまだまだ暑く、帰宅するまでに汗をかいた。


◇ 対談

 アマゾンプライムで配信された、松本人志と庵野秀明の対談をようやく観た。1時間程度のものかと思っていたら、前後編に分かれていて、40分ずつもある。まず、前編。そういえば、監督は品川祐だった。松本と庵野は初対面。松本が 1963年生まれ、庵野が 1960年生まれ。世代が近く、特撮モノやテレビアニメの共通体験があるのだ。松本が「赤塚不二夫さんも確実に影響受けてますねえ」と、赤塚不二夫からの影響をはっきりと口にしたことは今まであっただろうか。「ウルトラマン」よりも「ウルトラセブン」派だという松本は、実相寺昭雄、金城哲夫のタッグについても言及する。しかし、こういう話になると、庵野秀明のほうが知識が正確だし、かなわない。「全員集合」はどうかというと、庵野は裏番組の「キカイダー」と「キューティーハニー」を観ていたのだという。松本が「エヴァンゲリオン」の映画をすべて映画館で観ているというのも意外だった。しかし、そのくらいでなければこの対談は受けないか。松本が枝雀について触れているところも気になったが、これは枝雀の著書を確認する必要があると思った。後編も続けて観ると、こちらでは、松本が谷崎潤一郎「春琴抄」の話をしていて、これにも驚いた。

◇ テレビ

 深夜0時近くから、録画していた「ラフ&ミュージック」を観始めた。5時間近い放送をまともに観るのはさすがにかったるく、ざっと早まわしで観ていくが、爆笑問題の出演を最初から予告していて、最後の最後まで引っぱっていた。爆笑問題の出演は、結局、いちばん最後になるが、しかし、爆笑問題と松本人志の共演は、単に珍しいと思うだけの視聴者が大半で、この共演は、たとえば、東京03と島田紳助が共演するくらいの事件なのだと理解している視聴者は少ないのではないだろうか。漫才は昨日の「タイタンシネマライブ」のネタとも重複し、昨日からネタのクオリティを心配していたが、案の定、がちゃがちゃの漫才になった。こういう漫才にはなんだか見覚えがあると思ったが、にゃん子・金魚の漫才みたいなのだ。いつにも増して変なテンションだったが、もしかすると、昨日からもうすでにおかしかったということだろうか。松本「ここの奥さんが俺のツイッターをフォローしてんのよ。意味もわからなくて。なんか、遠まわしに威嚇されてんのかな」 太田「威嚇したのはそっちでしょ」という一瞬のやりとりに興奮する。わずか4分弱の共演。そのほかでは、生電話のコーナーが面白かった。本田翼、山田孝之はともかく、蛍原徹、鶴瓶、ウッチャンに電話していくという流れ。深夜3時過ぎに眠ろうとするが、興奮してなかなか眠れなくなった。


 

2021年8月27日金曜日

8月27日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していた火曜放送の「さんま御殿」を観た。「運動オンチ vs 運動神経バツグン」というテーマで、スケボーとサーフィンの金メダリストがさっそく出演していた。観ていてあれっと思ったが、VTRに、地蔵中毒の東野良平が出演していた。がじらさんが出演することでもあれば面白い。スタジオには、運動オンチ側に志らく師匠が出演していた。

◇ 横浜

 朝から横浜まで。みなとみらいから、日産ギャラリーを抜け、横浜駅まで戻り、西口に移動した。まだ正午前だったが、昼食にしようと思い、店を探すが、まだ時間が早いせいか、店はどこも閉まっている。できれば、知らない店に入ってみたいと思い、無駄に歩きまわってしまうが、ジョイナスの地下に入り、いよいよめんどうになり、北浜という店に決めた。とんかつ定食。800円。いい肉なのかわからないが、とんかつがとても薄かった。ご飯はおかわり自由だと言われたが、一杯食べるのがせいいっぱいの薄さだ。食後にはホットコーヒー付き。夏なのにホットコーヒーかと思ったが、このコーヒーのカップがまた小さい。しかし、コーヒーの質はよさそうだった。夜に予定があるが、それまでにかなり時間がある。まず、ビブレのブックオフに寄るが、一昨日に寄ったばかりで、なにも買うものはなかった。そのあとは、カラオケに行ってしまうことにした。カラオケ館で、ひとりカラオケ、90分。約1ヶ月ぶりのカラオケ。コンセントがあり、スマホの充電もできた。なんの計算もしないで入ってしまったが、会計時、1299円というのでちょっとびっくりしてしまった。カラオケ館で、今まで千円超えたことなんかないのに、もしかして、横浜店は値段が高いのか。


 カラオケの値段に動揺したまま、横浜から海老名に移動する。電車内で、読書しようとするが、眠くなり、スマホでラジオを聴いた。今日の「ビバリー昼ズ」を聴き始めたらすぐに眠ってしまい、気がついたら、つぎは大和だった。しかし、どうも変だと思い、注意すると、進行方向が逆で、どうやら海老名まで乗り、大和に戻ってきていたようだ。1時間近く眠っていたのか。大和で反対方向に乗り換え、ようやく海老名にたどりつく。かなり時間があると思っていたのに、なんだかそうでもなくなってきた。ビナウォークのマツモトキヨシで飲みものを買い、ドトールに入り、アイスコーヒーとアップルパイを食べた。

 太田光「違和感」を読み終えた。2020年刊、扶桑社新書版。インタビューを構成者がまとめた本だが、太田自身の文章と比べると、どうも言葉に緊張感がなく、発言が走っている感じがする。時事的な話題、社会的な話題よりも、談志、たけしの話題などのほうが面白かった。ツイッターを少し見ると、明日のフジテレビの特番で、なんと、松本人志と爆笑問題が共演するようだ。


◇ ライブ

 ドトールの冷房がきつく、早めに出てしまう。今日は時間がかなりあると思っていたが、どうも時間の使いかたに失敗した。TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。今日は横浜に行く用があったから、川崎で観てもいいと思っていたのだが、昨夜の時点で、川崎は完売してしまっていた。始まる前にまた確認していたら、海老名も完売になっていた。18時半開演。出演順に、ウエストランド、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、XXCLUB、サイクロンZ、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、神田伯山、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。ウエストランドがトップというのも珍しい。刑務所の生活のネタで、変なことを言っているほうが入れ替わるという新パターン。XXCLUB は差別を題材にしたきわどく挑戦的なネタだった。サイクロンZは手品師のコント。あてぶりのネタでちょっと知られたひとだが、なぜそのスタイルを捨ててしまうのだろう。そして、我が道をいくエレキテルだが、一度、本人たちの作・演出ではなく、純粋な演者としてのエレキテルを観てみたいという気もする。圧巻は伯山。「慶安太平記」の14話目、「鉄誠道人」をたっぷりと読む。読むというよりも、演じるところも多い、憑りつかれたような迫力の芸で、観客をこのどろどろとした世界にぐいぐいと引きずりこんでいく。伯山の顔の不気味さを改めて感じる。伯山のあとは、BOOMER&プリンプリンのオリンピックのコント。この構成はやっぱり間違っているんじゃないだろうか。雰囲気に飲まれながらも、それがまた、余計にくだらなくて笑った。爆笑問題もオリンピックのネタ。最後に少し、雨上がり解散のネタも入れた。エンディングは、爆笑問題と伯山のトークだった。伯山が、明日の松本との共演にさっそく触れる。今日の漫才を松本の前でやるのだとしたらちょっと心配だ。終演して時計を見ると、まだ 20時半で、上演時間はいつもよりも短かったのだ。

 夜遅くに帰宅し、眠ろうとするが、暑くて眠れない。タイムフリーで、今日放送の「問わず語りの神田伯山」を聴きながら、深夜にようやく眠った。

2021年8月26日木曜日

8月26日木曜日/窓を閉められた




◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、武蔵小山で降りたが、この駅で降りるのはたぶん初めてだ。外に出ると、朝からもう、陽射しが強烈だった。それから、大崎に移動し、ゲートシティ大崎の1階、「北海道」という居酒屋に入り、ランチメニューのチキン南蛮定食を食べた。880円。コンセントがあり、食べているあいだにスマホの充電ができた。3階のドトールに入り、ひと休み。午後、五反田のブックオフに寄れるかと思っていたが、予定がうまくいかず、夕方、浜松町で、またドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べた。冷房が弱く、あんまり快適でなかった。浜松町から山手線に乗り、品川からは京浜急行で帰ってくる。

  電車移動中、Spotify で、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のポッドキャストを聴いた。はるな愛が火曜日のパートナーで、パラリンピックの開会式に出たというので、その当日の放送が気になったが、はるな愛はお休みで、理由はなにも語られず、代わりにヒコロヒーがパートナーを務めていた。続けて、翌日水曜日のオープニングを聴くと、こちらではもちろん、壇蜜と大竹まことが開会式の話をしていた。

 夜遅く、汗だくになって帰宅すると、部屋の窓が閉めてあって、ひどい暑さだ。開けておいたのに、母親が勝手に閉めてしまい、腹立たしくなった。こんな間抜けなことが四十代半ばになってもまだ起こるのか。暑さをがまんしながら、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・古舘伊知郎)を観て、それから、タイムフリーで、先週金曜放送の「ヒコロヒーのオールナイトニッポンX」を聴いた。聴きながら、オンライン将棋を指し、梱包を片づけ、深夜0時半過ぎに眠る。

2021年8月25日水曜日

8月25日水曜日/芋洗坂を下る



◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。六本木に用があったが、ブックファーストがなくなってしまっていて驚いた。青山ブックセンターが文喫になってからは一度も入ったことがないが、あとはもう、六本木には蔦屋書店があるだけになってしまった。六本木ヒルズのなかに文教堂もあるが、あそこはふらっと寄るような場所ではない。交差点から芋洗坂を下り、蔦屋書店の前に出る。それから、麻布十番の先まで移動し、白金高輪方面に進み、そのまま、泉岳寺まで歩いてしまうことにした。魚籃坂を登り、伊皿子坂を下る。なか卯を見つけ、ミニかき揚げ丼と冷やしはいからうどんのセットを食べた。500円。



 泉岳寺から京浜急行に。ちょうどやってきた快速特急が、正面向き、ふたりがけの座席の車両で、そこにひとりで座り、すっかり快適で、上大岡まで寝過ごし、横浜まで戻ってきた。眠気がひどく、首と腰が痛い。横浜東口のドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。金の計算をしてから、読書をする。東口から西口に移動し、有隣堂に寄り、新刊のチェックなどを。それから、ビブレに寄り、まず、地下のタワーレコードで、「bounce」をもらい、もちろん、上階のブックオフにも寄り、2冊だけ買っていく。

◇ 読書

 吉村萬壱「ボラード病」を読み終えた。2017年刊、文春文庫。この手法、文体に、あんまり興味がもてず、可笑しくなりそうでならないという小説だった。いとうせいこうが解説に書いていた、夢オチの正反対の「夢から小説」という分類は面白い。この本はブックオフで買ったもので、文藝春秋からの献本の紙が挟まっていたが、「豊崎様」というのはいったい誰なんだろう。

 20時前に帰宅。部屋に戻ってくると、蒸し暑さが尋常でない。タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を最初から最後まで聴いた。聴きながら、オンライン将棋を指し、ブログの更新をして、梱包も片づけ、深夜0時半過ぎに眠った。

2021年8月24日火曜日

8月24日火曜日/日記を書いている

◇ 日記

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。告知と日記を書くつもりのブログが、告知することがなんにもなく、日記だけをただひたすら書くブログになっているわけだが、日記も、このブログとは別に、生活のことをなんでも書く日記をつけていて、それをブログ用に編集し、推敲するという手順を踏んで、ここに載せている。だから、やたらと時間がかかり、約1ヶ月遅れの更新ペースになってしまっているが、結果的に、感情のままに余計なことをつい書いたりというようなことを防げているから、このやりかたはすごくいい。どうしても早く言いたいようなことがあるのなら、SNSに書けばいいのだ。しかし、もとの日記がいい加減に書いてある日は、なおすのが大変で、かなり手間がかかることになる。それはそれで、このときは忙しかったのだとか、疲れていたとかいう感じが出る場合もあるのだが。なお、タイトルは後づけだから、内容を表しきれていないものばかりだ。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していた日曜の「ガキの使い」を観たら、「TANAKER」という企画が傑作だった。ココリコ田中をジョーカーにして「TANAKER」というわけだが、ただのパロディから逸脱し、ドッキリかと思いきや、ドッキリでもなく、そして、逆ドッキリでもない。そして、パイ投げなどなかったかのようなエンディング。この番組で、このようなまったく新しいアイデアの企画はひさかたぶりに観た気がする。最後に舞台裏を見せたのはちょっと蛇足だとも思ったが、石川陽平というディレクターのデビュー作だと知れたのはよかった。月曜の「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・小松菜奈)と「さまぁ~ず論」(ゲスト・ナイツの2週目)も続けて観る。「紙とさまぁ~ず」は、細野晴臣もやっぱり観ているようだ。

 先日の「サンジャポ」を観て、そういえばと思い、先週火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングで、東貴博がなにをしゃべったのかを聴いておきたくなった。この日の朝に、雨上がり決死隊の解散の報道があり、この放送の時間には正式発表はまだだったろうか。山根千佳が「だって、Take2もそのままですもんね?」と訊くと、東は「言わなかったっけ?  組んでないから。」と、笑いにしつつ、「だから、解散というのはないのよ、まだ組んでないから。」「だって、解散しようがしまいが、状態変わらないじゃん(笑)。だってもう、十何年さあ、一緒に仕事してないのに、今さら解散といったとこでさあ、なにも変わらないよ。」「一回も考えたことないしね。」

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「ザ・ラジオショー」も順番に聴いていく。先週水曜は、三四郎と安藤なつの「ラジオショー」。14時台ゲストに狩野英孝が登場し、うっかりしていたが、あの雨上がりの配信の翌日に出演していたのだ。先週木曜は、ハリセンボンの「ラジオショー」。14時台ゲストには清水ミチコが登場。気になる若手はいますかと訊かれ、なにげなく出た名前はまずヒコロヒーだった。11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」「ザ・ラジオショー」をつけておく。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」に水道橋博士が再登板。月イチという珍しいかたちの連載になるようだ。「人の世は、悪口を言ったり言われたり、むやみな誤解をしたり受けたり、確かに「遊びとは言えない、殺し合いのようなキャッチボール」、そんなシーンの連続なのです。」という、佐高信とのすれ違いを描いたこのエッセイは読ませる。中野翠の連載では、「ビバリー」に出演したタブレット純について書いていた。「週刊朝日」を読むと、「ドン小西のイケてるファッションチェック」では、アン・ハサウェイにひさしぶりの「5DON」を出していた。「山藤章二のブラック・アングル」は、「夏休み」と題した、原稿用紙に手描き文字だけのイラスト。「母との死別」がその理由だが、山藤先生もかなりのご高齢なのに、これには驚いた。

 ラジオを聴きながら、少し眠り、夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、冷やしそばととろろのせ焼き鳥丼を食べた。690円。ドン・キホーテのダイソーに寄り、セロテープと領収書を買っていく。ローソンにも寄り、ゆうパケットプラスの箱をひとつ買っていく。レジにあるのだと思い、店員に言ってもすぐに意味が通じなかったが、この店では、郵便関連のものは売り場にまとめて置いてあった。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、雑誌のチェックをする。「小説新潮」では、友近の連載エッセイが始まった。この雑誌、あんまりきちんとチェックしたことはなかったが、Aマッソ加納、アンガールズ田中もエッセイを連載している。買いものして、暗くなってから帰宅し、ゆうパケットプラスの梱包をして、またすぐにローソンまで行ってきた。ゆうパケットプラスの利用は二度目で、今度はすんなりと送れた。

 Spotify でニューリリースをチェックしていて、今になって、MELODY KOGA さんの新作が出ていることに気がついた。ツイッターを確認すると、11日には配信されていたから、ずいぶん遅れてしまった。お盆に合わせてリリースしたのは、「Bonjour」という名の KOGA さん流の盆踊りで、これは去年の夏に渋谷のライブで初披露されたあの曲だ。13分の大作。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ラジオショー」を、先週金曜、今週月曜と聴いていき、梱包などを片づけ、23時頃には眠った。深夜1時前にぱっと目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけたが、またすぐに眠ってしまった。

2021年8月23日月曜日

8月23日月曜日/「竜とそばかすの姫」など




◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。昼食は新宿西口で、くじゃく茶屋という店に入り、ランチメニューのかつ煮定食を食べた。ご飯、味噌汁、漬けもの、味つけ海苔、サラダ、ドリンク付き。850円。正午前だったが、まだ空いている店でランチを食べるというのはなかなか贅沢なもんだ。席にはカーテンがあり、閉めると、ちょっとした個室のようにもなった。それから、ブックオフに寄り、220円の本を4冊買った。代々木に歩き、ブックオフにもう1店。こちらでは110円の文庫本を1冊だけ買った。小田急線の南新宿駅から、新百合ヶ丘に移動。映画を観たいと思っていたが、金の余裕があるわけでもなし、ほかにやるべきことの時間を考えると、迷っていたが、決められないまま、とりあえず、ブックオフには寄ろうと思い、新百合ヶ丘で降りてしまった。ベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べる。


◇ 映画

 かなり迷っていたが、新百合ヶ丘まできてしまったのだから、やっぱり映画を観てから帰ることに決めた。イオンシネマ新百合ヶ丘で、「竜とそばかすの姫」を観ていく。イオンシネマは月曜は1100円。座席はソーシャルディスタンス仕様だったが、けっこう埋まっていた。券売機の画面は、後方の席がまず映るようになっていて、前方はまだまだ空いていた。それより前には誰もいない、F列をとったが、すぐ後ろには客がいて、もう1列前にしてもよかった。今どきのシネコンは、前方の席でもだいたい観やすくなっていると思う。細田守監督作には、好きなものもあるが、ぜんぜん興味がもてないものもあり、今作は観なくてもいいかと思っていたが、主演が中村佳穂だとニュース番組で知り、そこで初めて、観てみたくなった。結論からいうと、序盤はとても面白そうだったが、面白さが持続せず、好きな作品とはならなかった。現代的すぎて、疲弊させられるような感じすらしたが、観ながら考えることはとても多かった。考えさせられはしたが、楽しませてはもらえなかった映画だ。すずが暮らす現実の場面には情緒があったが、仮想世界の場面になると、画面の美しさに圧倒されたのは最初だけで、あとは退屈してしまった。中村佳穂だから、歌の場面をもっと期待していたが、歌をアニメで表現することの難しさのほうを感じた。優れた歌声があっても、歌っている際の身体表現が充分でないという感じがする。あの歌を歌う人物は、もっと魅力的に映らなければおかしい、というのは、たとえば、AI美空ひばりにも感じることだ。事前に情報を入れず、中村佳穂以外の出演者はぜんぜん知らなかったのだが、エンドロールを見ると、芸能人も多く出ていた。なすなかにし、鬼越トマホークが出ていたようだが、笑わせる場面を作らないのはもったいない。この出演者を選びながら、どうしてこんなにユーモアがないのかと思う映画だった。

 

 映画のあと、オーパのブックオフに寄り、ここでは3冊買った。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京は 2447人、神奈川は 2579人となり、ついに神奈川が東京をうわまわった。20時半頃に帰宅し、帰宅してから気がついたが、どうやら、映画館の座席にペットボトルを置きっぱなしにしてきてしまった。こんなことは初めてだ。いよいよ注意力がだめなのか。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。あばれる君がゲスト。高田先生のテンポに食らいついていく、反射神経、胆力はさすがで、このひとが売れているのも納得する。聴きそこねていた一昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の後半を聴くと、こちらは、Mr.マリックがゲスト。ふじいあきらがマリックのもとで勉強していたというのは知らなかった。マギー司郎とは、素人時代から、お互いに本名でコンテストに出ていたころから知る間柄だそうで、マギー司郎のテクニックはたしかであり、「お笑いスター誕生」ではこんなマジックをやっていたなど、マリックはマギー司郎のことをそこまでしっかりと知っていたのだ。

 NHKのサイトで、横浜市長選の得票数を改めて確認し、区ごとの得票数を見てみると、田中康夫が林文子に勝っている区がけっこうある。鶴見区、神奈川区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、瀬谷区では田中康夫は3位。青葉区なんかは、2位の小此木八郎にかなり迫っている。青葉区では、林文子は松沢成文にも負けていて、とにかく弱い。

 Spotify で、「竜とそばかすの姫」のサントラを聴きながら、23時過ぎには眠った。

2021年8月22日日曜日

8月22日日曜日/横浜市長が決まる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めて、録画していた昨夜の「お笑い向上委員会」を観た。蛍原、フジモンが出ていたが、もちろん、解散発表よりも前の収録だろう。大竹しのぶが出ていたオリンピック閉会式の話、それから、もう中学生、あばれる君、ホリケンのラップバトルがあり、ぽんぽこの高木ひとみ〇、ジョイマン高木の活躍もあった。ある種、現実から少し遊離したところにいるような人物たちの世界で、さんま好みの笑いはどうもこういうところに発生する。

 日曜はいつも「サンジャポ」と「ワイドナショー」を録画しているが、今日はまず、「ワイドナショー」の雨上がり決死隊解散の話題を優先して観た。東野はあの配信の出演者であり、関係の深い松本の発言もどうしても気になる。この番組では、「解散報告会」の実際の映像も使用していた。局は違っても、吉本の関係があるからだろうか。それから、「サンジャポ」を観ると、爆笑問題はふたりとも、雨上がりの解散にはかなりドライな反応だった。太田は「ただの漫才師の解散」と言う。田中は、一緒に活動はしていなくても解散はしていない、ホンジャマカやTake2の例を挙げた。しかし、ふたりとも、あの2時間弱の配信はどのくらい観たのだろうか。テレビだけでなく、タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」も聴いたが、オープニングはやっぱり、雨上がり解散の話題になっていた。淳は、自分の相方が宮迫でも解散するという言いかたをしていた。

 13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台ゲストには、横山剣さんが登場した。カバーアルバムのプロモーションだが、この番組には二度目の登場だ。爆笑問題のふたりはクレイジーケンバンドのことはそんなに知らないんじゃないかと思うが、爆笑問題と IKURAさんとの関係性もあり、会話はずっと可笑しかった。剣さんの純粋さ、子どもっぽさ、適当さを、太田が指摘していた。

◇ 市長選

 15時前、近所の郵便ポストに投函に行くついでに、小学校で、市長選の投票も済ませてくる。そういえば、コロナ禍での選挙は初めてということになるのか。入り口で手指を消毒し、使い捨ての鉛筆を自分でとる。15時というきりのいい時間だったせいか、けっこう混んでいた。NHKの出口調査がきていたが、出口も混み合っていて、ほかのひとが訊かれている横をすいすい通り、すぐに帰宅した。

 夜にまた、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきて、20時過ぎに、ツイッターからニュースを確認すると、山中竹春が当選との速報が出ていた。てっきり、小此木八郎が当選すると思っていたから、この結果には驚いた。48歳、いちばんの素人が勝ってしまった。菅首相推薦の小此木、現職の林文子が負け、現状の否定がはっきりと表れたという意味では愉快な結果になったが、山中竹春個人の能力は大丈夫なのだろうか。得票数は、開票速報を見るかぎりではほぼダブルスコアだ。田中康夫は4位で、3位の林文子にかなり迫っていた。

◇ 読書

 昨日から読み始めていた、橋本治「そして、みんなバカになった」を読み終えた。2020年刊、河出新書。橋本治の文章は、自分にはかなりわかりにくいところが多いのだが、これはインタビューを集めた本で、だいぶ読みやすかった。いちばん古いものは 2004年、いちばんあとのものでは 2017年のインタビューが収録されている。付箋を貼った箇所をいくつか引用。「だからパソコンを大人は覚えられないけど、子供がさっさと使っちゃうという、大人と子供が逆転した時代ってあるじゃないですか。すでに戦後はそうなるように運命付けられているんです。大人は知らない。知らない点においては、大人も子供も同じスタートラインに立っていて、知らないものをマスターするんだったら子供のほうが早いという。それでどんどん文化が低年齢化していくんです。」(2017年・P41) 「豊かになっていくというプロセスと、バカになっていくというプロセスはほぼ同じですよね。ただ、バブル以後、豊かになっていくというプロセスがなくなってしまったからバカになっていくという方面ばかりが目立つようになったんじゃないですか。」(2017年・P54) 「今の世の中というのは、いろいろと面倒だと思うんですよ。何かを言えば誰かが抗議の声をあげるものだから、それを避けようとして、すごく慎重に迂回して言う風潮になった。民主主義が進むと逆になにも言えなくなる。これは民主主義の最大の弊害だと思いますよ。建設的な意見は出てこなくて否定的な意見ばかりが出てくるという。」(2011年・P190)

 タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、スモーキーテツニが濃厚接触者になったということで、剣さんひとりの放送になっていた。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、大江千里が出演した。(このコーナーはコメントだけの出演で、会話があるわけではない。) 大江千里のコメントのあと、1984年、ダックテイルズ時代に、大阪の「ヤングタウン」で大江千里と共演していると剣さんは語る。紳助竜介が司会で、西川のりおも出演し、そのときのダックテイルズのバックダンサーを大西ユカリが務めたそうだ。

2021年8月21日土曜日

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで




◇ 伊勢佐木町

 昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶりの訪問。外のワゴンから1冊、とり・みき「ダイホンヤ」を買い、30分ほど、雑談をしていく。馬燈書房にも寄ってみようとしたが、こちらは閉まっていた。イセザキモールを関内方面に歩き、ブックオフにも寄っていく。文庫本になかなか買うものが多く、9冊買った。有隣堂にも少し寄り、新刊のチェックをしていく。


◇ 放送ライブラリー

 関内駅の反対側にわたり、海側に進んでいく。今日は時間があると思い、放送ライブラリーに寄ろうと、あらかじめ計画していた。去年は何度か利用していたのだが、今年に入ってからは初めてだ。「日本の喜劇人」を読んでいる最中に、確認したい番組がいくつかあったが、ここに遊びにくるような余裕がまるで作れなかった。しかし、それよりも、今は雨上がり決死隊に興味が移ってしまった。昨日のうちに、ホームページで検索しておいたが、まず、2002年10月放送の「ワンナイR&R」を観る。雨上がり決死隊、DonDokoDon、ガレッジセールという3組を中心にしたコント番組だが、放送当時はぜんぜん観ていなかった。なぜそんなに興味がなかったのかもわからないが、この番組はややこしい変遷があり、放送ライブラリーのデータでは第1回と書いてあるが、ウィキペディアにあたってみると、どうやら、この時間帯に移動してから第1回ということのようだ。タイトルも変化しているのだろうが、この時期にはすでに人気番組で、定着しているキャラクターがいくつも登場する。オープニング映像のかっこよさに、勢いのある番組のムードはあるが、とはいえ、ここに至る流れを知らないものには、それを飛び越えるほどの面白さは感じられなかった。しかし、30分番組で、ここまできっちりとコントを作っている番組が、まだこの時代にはあったのだ。スタッフを確認したかったが、どういうわけか、エンドロールが流れず、ここに収蔵されている映像はエンドロールを入れる前のものなのだろうか。続けて、「ワンナイR&R」をもう1本、2003年6月放送の100回記念の回も観た。この番組では、この2本だけがここには収蔵されている。1時間の拡大版だと思うが、おおむね傑作選で、ゴリエの名場面にずいぶん時間を割き、当時のゴリエの人気ぶりが感じられる。実際、ゴリエのコントで見せるゴリの身体能力はすさまじいもので、ほかのなによりもいちばん面白かった。出演者3組はいずれも三十代で、肉体的に充実している。吉本の3組だが、どういうわけか、とんねるずの番組に似た雰囲気があると思った。山口智充の芸達者ぶりも発揮され、ゴリとぐっさんは怪物的なのだが、主役になり得るアイドル性があるのはやっぱり宮迫だろう。放送ライブラリーの利用時間は2時間。30分余り、その時間で、「日本の話芸」の仁鶴の「兵庫舟」を観た。1991年11月放送。この時代の仁鶴はとっくに落ち着いていて、たいして面白くはないが、仁鶴の出演番組ではこれよりも古いものは収蔵されていなかった。

 放送ライブラリーのあとは、中華街で食べていくのが決まりになっている。中華街は4月以来だ。適当に歩き、隆昌園という店の外でメニューを見ていたら、店のお姉さんに呼び込まれ、ここに決めてしまった。たぶん、この店は初めて入ると思うが、17時前だったが、ランチメニューをまだやっていて、とり肉辛味噌炒めを食べた。680円。関帝廟のほうに歩いていくと、隣りの中華学院が消滅していた。横浜スタジアムのほうに抜け、横浜公園の脇のベローチェに入り、ひと休み。ツイッターから新規感染者数を確認すると、東京は 5074人、神奈川は 2705人。




◇ 市長選

 関内から根岸線で横浜駅に戻り、市長選の選挙演説をやってるんじゃないかと思い、西口に出てみると、どうやらこれから、小此木八郎の演説があるようだ。ツイッターで検索してみると、少し前には林文子が演説していたようで、もうちょっと早く横浜駅に戻ってきてもよかった。駅前の広場には、マスコミのすがたと、メガホンを肩からかけ、小此木八郎よりも先に演説をしている活動家のすがたがあった。5分ほど待っていると、小此木八郎の選挙カーがやってきて、タスキをした本人が降りてきた。聴衆のなかに入っていくが、握手ができず、グータッチでまわっていく。こちらにもやってきたが、別に支持者ではないから、グータッチはしなかった。投票日前日、最後の演説ということで、応援の議員がたくさん集まっていて、本人の前に、つぎつぎに演説をしていく。しかし、意気込みばかりで、内容のない話が続き、この演説作法はもう、絶望的に古いんじゃないのか。いちばんの大物は石破茂で、石破茂以外は誰だかわからなかった。石破茂は自民党のなかではまともな政治家だと思っているが、それでも、演説になると珍妙な芸になる。たしか、コロナの話をしていたのだと思うが、ステイホームになったせいで空き巣が減り、引ったくりも減ったが、家庭内暴力が増えているという話をしていた。それから、先日の小田急線車内での事件の話になり、刃物を取り出すところを、みんなスマホを見ていたから誰も気がつかなかったという。それがどこでどうつながったのか、「それを防げるのは、小此木八郎しかいない!」といきなり言うので、論理もへったくれもなかった。そして、妊婦さんが自宅で出産し、死産になったニュースについても語り、現状に対する問題点をうねうねとあげているかと思ったら、「それができるのは、小此木八郎しかいない!」と声を張りあげる。漫談のブリッジなんだろうか。そして今度は、コロナのせいで婚姻率が減ったという話になり、その問題について語っていく。いつ出るかと聴いていたら、最後にはやっぱり、「それができるのは、小此木八郎しかいない!」が出た。応援演説がぜんぶで30分以上続き、石破のあとに小此木八郎がついに登場したが、小便に行きたくなり、その場を離れた。 










 20時半頃に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」は松尾貴史。どうやら、田中康夫の代打だったようだ。仁鶴について語っていたのがとてもよかった。こういう話はほかの担当者では無理で、今日は松尾貴史の担当でちょうどよかった。録画している「Nキャス」も追っかけ再生で観て、深夜0時前には眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...