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2021年9月28日火曜日

9月28日火曜日/「ドリフに大挑戦スペシャル」

◇ テレビ

 数日ぶりに、ようやくまともな睡眠が得られた感じがする。朝に目覚め、まず、ブログの更新を。それから、録画していたテレビ番組を片っぱしから観ていく。昨夜の「しゃべくり007」は、後半の、もう中学生がゲストの部分だけを観る。「さまぁ~ず論」は、サンドウィッチマンがゲストの3週目で、これで最終回。日曜の「ボクらの時代」は、ゆりやんレトリィバァ、野田クリスタル、粗品という3人。「週刊さんまとマツコ」は、木村拓哉が登場し、ヴィンテージTシャツを特集した。「サンジャポ」もようやく観ると、感染者急減にまつわる説をいろいろとやっていた。

 夕方、駅前まで行く用があり、そのついでに吉野家で食べていく。から揚げ丼を食べたかったが、この店舗では扱っていなかった。代わりに、月見牛とじ丼を食べた。セブンイレブンにも寄り、油壺マリンパークのチケットを買おうと思い、マルチコピー機のJTBの画面から入ってみるが、検索しても出てこない。これは調べなおさないとわからないと思い、いったんあきらめ、スマホからJTBのホームページを確認した。別のセブンイレブンで再チャレンジし、ホームページから判明した商品番号を入力してみると、直接、購入画面に移ることができた。まず、いちばん遅い15時40分の回をとろうとするが、画面を進めると売り切れになっていた。最終日はさすがにだめかなと思い、一応、あきらめ半分で、13時40分、12時10分の回と、順番に買おうとしてみるが、やっぱり売り切れ。10時50分の回も同じように画面を進めていくと、これがなんと、売り切れていなくて買えてしまった。行くとなったら一日がかりになるから、その労力を考えると、内心、なにがなんでも行きたいという気持ちではなくなっていたが、買えてしまったらしょうがない。明後日、10時50分までに油壷マリンパークまで行くのか。

◇ 再びテレビ

 夜、日曜に放送された「ドリフに大挑戦スペシャル」を録画で観た。現役の芸人やタレントがドリフのコントに挑戦するという企画で、磯山さやか、ハライチ澤部などは、志村と共演していたからここに登場するのはわかるが、ほかは、なぜこのメンバーが選ばれたのだろうという顔ぶれでもあった。遠藤憲一はなぜコントに挑戦したのだろう。そのなかで、ダントツに面白かったのは劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のふたりによるコント2本で、この2本だけには、本家に匹敵するか、それ以上かと思うくらいに笑わされた。劇団ひとりの天才性は、現状、「ゴッドタン」でのみ、ときどき発揮されているが、これだけ笑わされるコントを観てしまうと、それでもまだ、劇団ひとりの才能を今のテレビ界は死蔵させているという気にさせられる。言葉としては普通のセリフでも、きちんと笑わせるセリフとして発せられるのだから、見事なコメディアンだ。それに比べると、サンドウィッチマンなんかは演技の幅が狭く感じられる。サンドウィッチマンが可笑しいのは素に近い役のときだけで、その意味では、サンドウィッチマンがコントよりも漫才師として評価されたのは必然だったろう。どちらかといえば、ドリフよりも、漫才師たちがコントを演じた「ひょうきん族」のコントのほうに近い。カンニング竹山もそのタイプだが、今回は、被害者的な役ばかりをやっていたのがよかった。ガンバレルーヤが意外と健闘していて、コントで活きるコンビなのだと初めてわかる。お笑い以外のゲストも多かったが、まあ、ドリフのコントにはもともと、歌手や俳優が参加するものがたくさんあった。浜口京子の可笑しさは「ドキュメンタル」でも発揮されていたが、ドリフよりもむしろ、欽ちゃんの笑いを体現できそうな感じがする。しかし、過去のコントをそのまま再現するものはいいのだが、新しいアイデアを入れざるをえないものになると、かえって古めかしくなるというパラドックスも感じた。ゆりやんと天童よしみを入れ替えるようなアイデアのつまらなさはいったいなんなんだろうか。ドリフ本家のコントもたっぷり観せてくれるのは嬉しいのだが、できれば、本家のほうは放送年月日も表示してもらいたかった。

◇ ラジオ・雑誌・音楽

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、亡くなったホームラン勘太郎と、青空たのしの話をオープニングでしていた。青空たのし師匠も亡くなっていたのか。 昨夜の「深夜の馬鹿力」も冒頭だけ聴くが、夏休み明けの伊集院は、結局、パワハラ報道については触れないようだ。深夜1時からは、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。冒頭、高田先生のブログの話題から、爆笑問題の正月番組の記憶が長々と語られた。のいるこいる、いとしこいしがトリをとらない主義というのは知らない話だった。それから、「金スマ」で太田プロの特集があるそうで、爆笑問題の太田プロの記憶がこれもたっぷりと語られる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」の、石戸諭の連載「シン・東京」が面白かった。国立演芸場に向かうために乗ったタクシーの運転手が、なんと、圓之助の息子だったという奇妙な偶然の話。2016年4月の出来事とは書かれているが、誰の落語会に向かっていたかは書かれていない。「週刊朝日」には、横山剣さんと横浜銀蝿の翔の対談があり、これも読む。「FLASH」には、「薬物兄弟」と大物芸能人の親密写真なるスクープ記事。各事務所に取材もしていて、松田龍平の事務所からの「写真を掲載した場合、弊社としては断固たる法的措置に及びます」というコメントまで載せている。「ニューズウィーク日本版」の望月優大のコラムは「親ガチャ」論争について。親ガチャという認識がある種のカタルシスをもたらす、日本社会が「非公式の身分社会」であるという指摘。生まれの不平等は、親のみに帰責されるものではなく、問題なのは社会の在りかたであると。その隣りのページには森達也のコラムがあり、「幕末太陽傳」について書いていた。

 ラジオを深夜3時まで聴き、眠る前に、Spotify でニューリリースのチェックをすると、オリジナル・ラブのトリビュート盤が出ていた。そのほか、トキメキ・レコードの新作は、なんと、カーディガンズのカバー。森山直太朗の「遠くへ行きたい」のカバーにもちょっと驚いた。深夜3時半頃に眠る。

2021年3月23日火曜日

3月23日火曜日/マスクはいつまで

◇ 最終回

 朝、録画してあった昨日の「グッとラック!」を観た。今週はついに、それぞれの曜日が最終回を迎える。月曜の最終回は、緊急事態宣言解除の話題で始まった。解除前の週末の街の様子、感染抑制に政府が示した「5つの柱」、麻生太郎の「マスクはいつまでやるんだね」発言、東京都の新たなリバウンド防止策「コロナ対策リーダー」など。後半はオリンピックの話題に移った。エンディングでは、レギュラーの橋下徹、神田愛花があいさつをする。

 続けて、今朝の「グッとラック!」も観る。火曜の最終回、最後のゲストコメンテーターはトレンディエンジェル斎藤司だった。トップは今日も緊急事態宣言解除について。解除初日の街の様子を伝える。北村義浩教授が今後の感染者数を予測するが、グラフをはみ出し、パネルにもマジックで書き込んでしまう。北村教授も今日の出演が最後になる。「いつになればマスクなしの生活に戻れる?」という質問に、北村教授は2023年と答えていた。後半はミャンマーの軍事クーデターの続報を。望月優大がいる火曜日に、この番組では3週連続でミャンマーの状況を扱ってきた。3時のヒロインの「衝撃ニュースラック!」のコーナーは特別企画になり、かなでとゆめっちがバズったひとに会ってくる。生き別れた父親を探す路上ミュージシャンが一瞬でじつの妹に出会ってしまった映像は面白かった。エンディングでは、3時のヒロイン、望月優大があいさつをする。

 テレビばかり観ているが、テレビ東京、佐久間宣行プロデューサーの特番「万年2番手だった麒麟川島が転生したら千鳥おぎやはぎ山里を従えるメインMCだった件」という長いタイトルの番組も観ておくべきかと思った。麒麟川島の今の状況を示している番組で、この録画は保存しておく。


◇ 読書

 夕方、二俣川まで出かけ、ドトールで読書をする。昨日、ブックオフで買った、「文藝春秋」の先月号を読んだ。芥川賞の選評が読みたかった。受賞作以外では、砂川文次の評価が高くて興味が湧く。宇佐見りんのインタビューと、朝井リョウと遠野遥の対談も読んだ。朝井リョウが、遠野遥の小説は「著者が主人公の成長なんてどうでもいいと思っている気がするんです。文体そのものや文章へのこだわりが強く、そこをいちばん大切に書いているのでは」と訊くと、「まさにそうなんです」と。「私はそもそも小説の起伏というか、いわゆる物語を作るのがあまり好きじゃないんです。物語がなくてもおもしろいものが書けるなら、本当はそれが一番いいと思っています。」と言う遠野遥。朝井リョウは「遠野さんの作品はすでに、物語性より、この文章で何がどう語られるのか、というところが求心力になっていますよね。」「綿矢りささんの作品を読んでいるときにも、文章そのものの求心力を強く感じます。」とも言っていた。ほかの記事では、中村計によるマヂカルラブリーのルポも読んだ。

 かつやに寄り、タレカツとから揚げの合い盛り丼を食べてから帰る。緊急事態宣言中のクセで、解除されてもつい習慣で、20時に店が閉まるつもりで行動していたが、店の前を通りがかり、もう食べていけるんだと気がついた。夜に帰宅し、タイムフリーで昨夜の「東京ポッド許可局」を聴いた。「出所JAPAN」に何度も声を出して笑う。西川美和監督の「すばらしき世界」を糸口に、15年ぶりに出所したらという話をするのだが、番組中に出なかった話題では、志らく師匠の活躍とオフィス北野の消滅にも驚くのではないか。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。何週にもわたり、オープニングでは、TBSのトイレで発生しているチン毛事件が語られている。生島ヒロシの乱入、そのあとにはジェーン・スーの登場もあった。聴きながら眠る。

2021年3月2日火曜日

3月2日火曜日/雨の西早稲田




◇ 高田馬場

 朝から都内に。雨降りで、風も強く、こんなひどい天候だとわかっていたら、都内に出る用なんて作りたくはなかった。高田馬場で昼食になり、通りに出ていたランチの看板を見て、地下鉄の出口と直結しているビルの地下にあった串鐡というお店に決める。キジ丼、六百円。

 せっかく高田馬場にいるので、古書現世に寄っておきたくなった。向井さんがメルマガを再開していて、近くに行くことがあったら寄りたいとはなんとなく思っていたが、思いがけず、その機会がすぐにできた。風雨のなか、ひさしぶりに高田馬場から歩いてみると、けっこうな距離があるものだ。軒先に入り、傘をたたんでから店内に入っていくと、店内には向井さんひとりだけ。 去年の1月のみちくさ市以来、お会いするのは1年以上ぶりになり、雑談する話題も多く、1時間近く長居してしまった。失礼する前に店内を見させてもらい、「筒井康隆「断筆」めぐる大論争」を買っていく。500円のところを 300円に負けてもらった。


 近くのベローチェでひと休みしてから、高田馬場駅のほうまでわざわざ戻り、ブックオフに寄っていく。電気グルーヴ「俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ」を、安い値段でひさしぶりに入手した。ベローチェからだったら西早稲田駅から副都心線で帰ったほうが、風雨のなかを歩かなくて済んだのだが、結果的には高田馬場まで戻った甲斐があった。山手線で渋谷に出て、東横線で帰る。

◇ テレビ

 夜、録画してあった今朝の「グッとラック!」を観る。おいでやす小田がゲストコメンテーターに再登場。ミャンマーの軍事クーデターを扱い、望月優大の解説がとてもよかったのだが、志らく師匠が最後においでやす小田にコメントをふったのは余計だった。追い込まれるおいでやすがすべて面白いというそれまでの流れがあったからだが、ここで扱われた話題はきわめてシリアスなものである。おいでやすは少し言葉に詰まり、「勘弁してください」と苦笑しつつ、「ほんまにこころが痛いというか、今、この一連の流れを見て、SNSで批判してたひとはどう思うんですかね。ほんまに恥ずかしいことやと思います。」と真摯にコメントをした。この不器用さにはむしろ好感をもった。

 Spotify のポッドキャストで今日の「大竹まことゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。ツイッターを見ると過去のツイートが引用リツイートされていて、大竹まことが「私の本当の師匠」と本に書いていた山本修平についてしゃべっていると教わった。扉野良人という、このかたはライターだろうか。検索で発見したのだろうが、こんなことをツイートする人間は自分のほかにはいなかったのだ。

2021年2月25日木曜日

2月25日木曜日/千歳船橋


◇ ブックオフ

 朝から都内に。千歳船橋で昼食となり、ぎょうざの満州でダブル餃子定食を食べた。せっかく千歳船橋まできたので、駅からは少し遠いが、砧サミットストアのブックオフまで足を延ばしてみるが、しかし、わざわざ遠征したわりにはまるで買うものなし。210年の棚から1冊だけ。いいものが買えればどうってことのない距離だが、無駄に歩いた気になった。

 小田急線沿線で、町田のブックオフにも寄っていく。町田店もアプリのクーポンが届いていたため、千円以上の買いものをして使おうと思うが、千円分の本を選ぶのにまたまたかなり手こずった。3階からまわり、2階、1階とまわりながら一度降りてきたが、千円に足りず、また2階に戻る。クーポンを使いたいがために2時間近くも費やすことになり、さすがに馬鹿みたいだと思った。すっかり夜になり、もうどこにも寄り道はできず、おとなしく帰ってくる。

◇ テレビ

 夜、録画していた今朝の「グッとラック!」を観る。トップニュースは菅総理長男の接待問題から。それから東京五輪の感染対策の話題があり、そのあとに、水道橋博士の炎上についての特集があった。ツイッターで博士が出ると知って楽しみにしていたのだが、スタジオではなくVTR出演だったのでちょっとがっかりした。ツイートが女性蔑視だと批判されたことについてだが、終始、笑いなく、神妙な表情で通していた。というか、編集でそうなっているのかはわからない。スタジオに出演していればこうはならないだろう。スタジオでは議論になり、志らく師匠がヒートアップするが、博士の擁護のようで、博士の考えともだいぶ違ったんじゃないだろうか。差別論としてはかなり危なっかしく、この話題を扱うのならば、望月優大氏がいる火曜日のほうが、女性率も高くてよかったのにと思った。

 続けて観た今日の「徹子の部屋」は、元フジテレビアナウンサーの須田哲夫がゲストだった。元子役だという経歴は知らず、その時代に黒柳徹子とは姉弟の役で共演していたのだという。「3時のあなた」の話も興味深く、そういえば、ワイドショーの成り立ちというのもよくわからないものだと改めて感じた。タレントがコメンテーターをやるようになったのはわりと近年の傾向だと思っていたが、それとは別に、「3時のあなた」はそもそも大女優たちが司会を務める番組だったではないか。

2021年2月9日火曜日

2月9日火曜日/老害

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」では、連日扱われている森喜朗の女性差別発言について、望月優大が3つの問題点を指摘していた。まず、これは失言ではなく、意図的発言であるということ。森喜朗は、これが赤信号だということは認識して渡っている。つぎに、問題は「老害」ではないということ。「かわいそうな耄碌した老人が世の中からいじめられていて、それをでも、余人に替えがたいことを理解している側近は身を挺して守っている、というようなストーリーはマジでやめてほしい。」と語り、つまり、老いていることは言い訳にならず、「老害」という批判には意味がない。問題は「女性差別」にあり、何歳であろうとだめな発言である。そして、その発言への容認や無関心は差別の共犯者であるということ。

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、イタリアントマトで読書を2時間ほど。西友で買いものをして、夕方に帰ってきた。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。阪本順治監督、藤山直美主演の「団地」を観た。コメディのジャンルでなにか面白そうなものはないかと探していて見つけた映画で、阪本順治と藤山直美という組み合わせのこの映画を今まで知らなかったことも不覚だが、しかも、観てみると、なんとSFなのである。藤山直美と岸部一徳の夫婦を始めとしたキャストたちの顔つきに、大友克洋の初期作のタッチを重ねたくなった。

◇ ラジオ

 深夜、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。今週の田中の代役は、安住紳一郎、外山惠理、良原安美という、TBSアナウンサーの3人。日曜の昼のような安心感にさせられる顔ぶれだが、当然のごとく、太田は安住にずかずか踏み込んでいく。踏み込まれる安住が新鮮なのと、安住がまったく負けていないのが面白い。番組終盤には、テレビ論のような話にもなった。

 今週金曜の「タイタンシネマライブ」の出演者がぜんぜん発表されないと思っていたら、27日土曜に延期になったということが発表されていた。開催直前になってこんな変更があるんだ。

2021年2月2日火曜日

2月2日火曜日/メガネを買う

◇ テレビとラジオ

 今朝の「グッとラック!」でやっていた、生活保護の特集はとても勉強になる内容だった。菅総理の「最終的には生活保護」発言を受けての特集だが、ハードルの高さとその問題点について詳しく解説されていた。親族に問い合わせがいってしまうことがハードルの高さの大きな理由のひとつになっているが、それによって、親族から支援が得られるケースは少ないのだという。つまり、効果が薄いうえに、窓口の職員も忙しくなってしまう。まったく意味がない仕組みだという、望月優大の解説がわかりやすい。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ラジオショー」と、ニッポン放送の番組をつけっぱなしにしておく。TBSの「伊集院光とらじおと」も、オンタイムではなかなか聴かないが、気になるゲストのときはタイムフリーで聴く。今朝のゲストは西川美和だった。

◇ 買いもの

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ジョイナステラスの Zoff に。昨日は新しいカバンを買ったが、今日は新しいメガネを買う。同じ日にまとめて買ってもよかったのだが、どちらも身につけるものだから、ひとつづつ、順番になじませていったほうがいいような気がした。いっぺんに買い換えては、まるで別の人間のようになってしまう。ほかに予定がないこともよかった。今までのメガネは、たしか、8年前から使っているんじゃないか。それまではコンタクトレンズを使っていて、メガネを常用するようになったのは三十代後半からである。それ以降に知り合ったひとがとても多いので、そのかたがたにしてみれば、メガネをかけていない顔はむしろイメージしづらいだろう。だから、メガネ歴は浅く、買いなおすのは初めての経験なのだが、だいたい、メガネはどのくらいの頻度で買いなおすものなのか。今までのメガネは、気がついたら、耳にかける部分が傷だらけになっていた。これはひどいと思ってからもなお、かけ続けていたのだが、そのうちにレンズの傷も目立つようになり、最近などは、街中を歩いていて、逆光になると反射して前が見えなくなってしまう。以前はそんなことはなかったので、これはレンズの傷のせいだろうと思った。こうなると危険にかかわるため、いよいよ限界だと思うようになった。

 昨日も Zoff に寄り、どれにしようかはだいたい目星をつけておいた。予算五千円台のなかから、さほど迷わずに決める。一応、試しにいくつかのフレームをかけてもみるが、こういうご時世だから、あんまりあれこれ触るのも気が引けて、じっくりと吟味はしなかった。しかし、今、新しいメガネを買うということは、五十まではおそらくこの顔で生きていくということになる。どうするんだっけと思いながら、フレームをもって受付カウンターに。それから、店内で視力検査をする。メガネを外す際、傷だらけのメガネを店員に差し出すのが恥ずかしかったが、まあ、そんな客はいくらでもいるのだろう。

 メガネができあがるまで、ドトールに入って読書をしていた。30分ほどでできあがるということだったが、2時間読書する。Zoff に戻る前に、おもいっきり鼻をかんだら、その拍子に三半規管がおかしくなったようで、メガネを受けとる際、店員さんに説明されているあいだ、ずっとめまいがしていた。

◇ 今日の読書

 絲山秋子「沖で待つ」を読んだ。2006年の芥川賞受賞作。併録されている「みなみのしまのぶんたろう」という短編は、石原慎太郎をモデルにしているのだとわかるが、単純な風刺というわけではなく、ひたすら可笑しい作品だった。これを芥川賞受賞作と一緒の本に入れてるのがやばい。

 夜に帰宅し、テレビを観たりしていたが、めまいのせいか、気分がすぐれない。横になって、先週の「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで聴きなおしていたら、しばらく眠ってしまっていた。深夜には目覚め、今夜の「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。生放送。オープニングにはハライチが登場。そのあとには、鬼越トマホークが登場し、エンディングまでずっと出ていた。

2020年12月8日火曜日

12月8日火曜日/SNS的な現象

◇ SNS的

 今朝の「グッとラック!」を観ていたら、ナイキのPR動画の一件について扱っていた。差別を描いているこの動画に賛否の声が集まっているというので、ツイッターで話題になっているのはなんとなく知っていたが、最近、ツイッターをあまり見なくなっていたこともあり、詳しいことは知らなかったし、その動画も観ていなかった。「グッとラック!」では、この2分の動画をフルサイズでまるまる2回放送した。まず始めに一度見せ、取材したVTRのあとにもう一度。スタジオでの話も、差別問題に強い望月優大氏がいる曜日だったこともよかったが、バランスのいいものだったと思う。志らく師匠が危なっかしい発言をしないかと心配しながら観ていたが、じつにまっとうなコメントで、今回は事前に勉強したのかもしれない。望月氏が「賛否が拮抗しているかのように見えるのは、きわめてSNS的な現象」と語ると、望月氏はほかにもいろいろと複雑な論点について語っていたが、志らく師匠はその部分に強く共感を示していた。

 自分もやはり、こういうテーマのときは観ながらツイッターで検索を始めてしまうのだが、問題発言があれば大騒ぎするくせに、ネットニュースやコラムニストたち、名の知れた人間がこの番組を話題にしているのはまるで見つけられなかった。

 

 午後から外出。ヤマトの営業所に荷物を出しに行き、二俣川まで歩いた。松屋で、うまとろ豚たま牛めし。そのあとはドトールに。昨日のブログをドトールで書いていた。読書もしたかったが、今日はあまり進まず。スーパーで買いものをして、また歩いて帰ってきた。

◇ ラジオ

 帰り道、歩きながら、タイムフリーで先週の「問わず語りの神田伯山」を聴いた。「東京かわら版」の渡辺保の巻頭エセーに噛みつきまくりの回。ツイッターから、喜利彦山人氏がこの放送について note に書いているのを先に読んでしまい、そういう内容だと知ったうえで聴いたのだが、矢野誠一のときと同様、今回もひどい。いや、伯山もひどいがそれ以上に、伯山の言葉を真に受けてSNSではしゃぐリスナーたちがひどい。伯山がこのまま言いっぱなしにするかどうかはまだわからない。

 深夜は「爆笑問題カーボーイ」。亡くなった佐藤義和の思い出話がよかった。芸歴2年目の若造が、フジテレビの大プロデューサーの意見を突っぱねていた馬鹿さ加減が、笑いながら懐かしくふり返られていた。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...