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2022年1月11日火曜日

1月11日火曜日/「らじおと」が終わる

◇ テレビ

 早朝から、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「深イイ話」は、オダウエダの密着があるかと思って録画しておいたが、どうやらまだ先の放送のようだ。加藤茶夫妻独占密着の部分だけを観るが、よく知らなかったが、この番組では続けて密着しているそうで、これが第5弾になるようだ。今回の放送では、ドリフとももクロの武道館ライブの様子を追いかけていた。綾菜夫人は、結婚してから10年、日記をつけているという。

 年末の「週刊フジテレビ批評」は、矢野了平、たむらようこ、伊藤正宏という3名が出演し、「人気放送作家が選ぶ2021年のベスト番組」という座談会をやっていた。「あたらしいテレビ」でも話題に出た「オモウマい店」がここでも挙がり、いよいよ気になる。矢野了平というひとは、てっきり、クイズ作家だと思っていたが、「水曜日のダウンタウン」の作家などもやっていることを今さら認識した。矢野了平によると、「水曜日のダウンタウン」は、会議の段階ではコンプライアンスはいったん無視していろんなアイデアを出し、そのあとに、会社のしかるべきひとに確認するという作業が必ずあるのだという。続けて、新年1回目の放送も観ると、フジテレビ社長の金光修と原田曜平が対談をしていた。

 1月3日放送、NHKの「東西笑いの殿堂」もようやく観始めた。この番組も、毎年録画はしているが、録画を貯めているだけで、観ていない年が続いていた。スタジオにはまず、爆笑問題が登場し、ハマカーン、ますだおかだ、アインシュタインが座っている。それから、西軍キャプテンの中川家が紹介される。恒例の中継は、NGKからは和牛が、浅草演芸ホールからは林家三平が担当する。あとで末広亭に出る予定の小痴楽はスタジオに登場した。心斎橋角座からはチキチキジョニーが担当するが、毎年、この松竹のブロックが、関東の人間からするとなかなか触れる機会のない部分で、今年は酒井くにお・とおるが最初から面白かった。1時間まで観たところで中断するが、NGKから出演した、西川のりお(のりお・よしおの漫才)の声がずいぶん老けこんだように感じられる。

◇ ラジオ

 ネットニュースで先に知ってしまったが、「伊集院光とらじおと」の終了が、今朝の放送で正式に発表されたというので、タイムフリーで、エンディングのその箇所をさっそく確認した。以下は、最後の4分間の発言。「さあ、ここで、ちょっとお知らせでございます。内容だけ、ぶっちゃけ言いますと、この「伊集院光とらじおと」という番組が、この春いっぱいで終了致します。ええっと、報告が遅れまして、気をもんでいたリスナーのかたも多いと思うんですけども、基本的には、僕はTBSラジオの方針に従って、言っていい時期というのを、ま、TBSラジオと僕の所属しているプロダクション等で、契約やいろんなことも考えた結果、ここまでは言ってはいけない、ということで、なんか僕からすると、やっとご報告することができた、っていう感じなんですけども。ま、久米さんがそうだったように、他局ですけど、僕は福山雅治くんがラジオ辞めるときもそうだったんですけど、しゃべりたいこと、しゃべろうとすれば、別に、3時間でも4時間でも、どうして終わるんですかっていう話はできるんですけども、その時間がさすがにとれないんならば、あんまりたくさんのことを言うと誤解のみを与えていくんじゃないかっていうことで、とりあえず、今日のところは、このご報告をしておこうかなっていう。TBSラジオの上層部のほうからは、「伊集院くん、今日、こういうふうなことを話したらどうですか?」っていうご提案をいただきましたけども、それに従っていると、もうさすがにもはや僕はラジオパーソナリティーではないっていうことになるので、そちらのほうはご遠慮させていただきますけれども、なんていうんですかね、えっと、いろんなことがあって、悩んできて、で、そのなかで、いろんなひとからも助言を受けたり、考え抜いてきましたけど、いちばんこう自分のなかで、ラジオやっててよかったな、そして、なるほど僕は、この6年間のラジオのなかでこういうことを学んだんだって思ったのは、「パラスポーツと」のコーナーで、パラアスリートのひとたちにたくさんお会いして、人生のなかで描いてた未来像が、事故とか病気によって絶たれてしまったときに、ふてくされるのでもなく、自暴自棄になるのでもなく、良い人生にするために、じゃあこっからどうするっていう切り替えの心強さみたいなものをすごく教わりまして。なんか自分は、面白い「伊集院光とらじおと」っていうものは止めますけども、じゃあ、伊集院光のラジオの人生とか、それがだめなら、伊集院光のおしゃべりの人生とか、さらには、伊集院光の人生みたいなものを、ここから前向きに、ちょっと立て直していこうかなっていう。とにかく、僕は伊集院光じゃなきゃいけないんだっていうひとたちに向けてしゃべって、伊集院光じゃないとだめなんだっていうひとたちと一緒にものを作っていくっていうことだけは、ぶらさずにやっていこうということと、今後、ま、ちょっとになりますけど、前向きに、一生懸命やることしかできないので、でいて、最終的にいい終わりかたをしていこうと、まあ思ってます。今日もこれで時間ぎりぎりで、話すことは以上なのかもっといっぱいあんのかよくわかりませんけども、とりあえず、遅くなりましたがご報告です。ええと、明日も、ぜひ、聴いてください。」

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。火曜はドラマの話題が多いが、オープニングは大河ドラマの話をしていた。それから、正月の寄席移動の話、文枝・小朝二人会の話と続くのが楽しい。14時台は、笑福亭羽光がゲスト。羽光の昔の仲間で、食えないベテラン漫才師はどうしたらいいかという話になった。

◇ 雑誌

 楽天マガジンで、「BRUTUS」のあんこの特集をざっと読んでいたが、お取り寄せ特集でおなじみの、秋元康、松任谷正隆、酒井順子、佐藤可士和という4人は、この雑誌では「四天王」と呼ばれているらしい。巻末ページには、スチャダラパーと川勝正幸の「超時間余談」という企画があった。これはもちろん、和田誠の「超時間対談」をなぞったもの。構成は辛島いづみ。川勝正幸は今月で没後十年になるのだ。宮沢章夫とやついいちろうの平常心ブラザーズの連載では、宮沢章夫が志ん朝を聴きながら寝ていると語っている。

◇ 再びテレビ

 15時前、集荷の時間に合わせて、近所の郵便ポストまで投函に行く。外は雨降り。こういう日は家にこもるにかぎる。録画していたテレビ番組をつぎつぎに観ていくことになるが、日曜の「ボクらの時代」は、鬼越トマホーク坂井、空気階段もぐら、ニューヨーク嶋佐という3名、「おかべろ」は、インディアンス、モグライダー、オズワルドという3組がゲストで、新年のテレビは若手のお笑い芸人の注目株が引っぱりだこになるのか。正月番組がお笑いだらけになるのは昔からだろうが、「M-1」が年末の風物詩になってからは、話題の中心は若手になった。日曜の「情熱大陸」には、錦鯉が登場した。「M-1」優勝の前から密着していたというから、運のいい番組になった。渡辺隆のあきらめの境地というのは、同世代としては理解するところが多く、四十代、父親とふたり暮らしをする実家の本箱には、新古書店の棚のようなマンガやベストセラーが並んでいた。

 評判の「オモウマい店」の放送もちょうど今日で、興味をもち、初めて観てみた。司会は、ヒロミと小峠、ゲストにオダウエダも出ていたが、タレントはワイプのみで出演する。「グルメンタリー」とはうまく名付けたもので、グルメ番組であり、密着ドキュメンタリーでもあるというのがよくわかった。兵庫のちゃんぽんの店の盛りつけの豪快さにまず驚き、続く、栃木のカフェジェラオカという店は、土日はすべてのメニューが100円だというから謎に満ちている。

◇ 映画

 Netflix で映画を1本。アダム・マッケイ監督の「ドント・ルック・アップ」を観た。アダム・マッケイの監督作は、まあ、どれもこれもべらぼうに面白い。描かれていることについて、まるで知識がないのに、笑わせる場面ではしっかりと笑わされてしまう。この語り口がよっぽど好みに合うのか。毒の加減と、風呂敷の広げかた、それから、結末もギャグの発想だ。エンドロールが終わったあとまで、しっかりとギャグが詰まっていた。しかし、どうでもいいけど、ディカプリオは沢田研二みたいな風貌になった。

 

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。ラジオを聴きながら梱包を片づけるつもりでいたが、肝心の本が見つからず、キャンセルにするという手もあったが、注文者がある研究家のかただったからあきらめられない。販売履歴も確認し、在庫はあるはずなのにと思いつつ、部屋中を引っ掻きまわし、やっとのことでついに発見した。こういうときは思わぬところに埋もれているものだ。古本市の値札が付けっぱなしで、いつぞやの不忍にもっていっていることを思い出した。くたびれてしまい、梱包は朝にすることにして、ラジオを聴きながら眠った。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...