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2023年6月2日金曜日

6月2日金曜日/大雨・訃報



◇ 青山一丁目・新宿

 朝から都内に。雨降り。大雨警報が出るかという予報だが、家を出る段階では、まだそれほど強い降りではなかった。カバンには百均のレインコートとタオルを突っ込んでいく。電車はやや空いていた。まず、青山一丁目に出て、昼には東新宿のほうに移動。築地市場298 という店に入り、ランチメニューのジャージャー麺セットを食べた。から揚げがつき、800円。東新宿で、ついにざんざん降りに遭い、傘を差そうが、たちまちずぶ濡れになる。メガネもびしょびしょになり、視界が不良。ひどい悪天候のなか、ビニール傘が風でひっくり返らないように気をつけながら、靖国通りのブックオフまで行ってみると、こんなときにかぎって、なかなか買うものがある。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を2冊買う。新宿三丁目まで戻り、たまらず、地下に避難し、西口まで歩いていく。西口のブックオフにも寄るが、こちらは買うものはほとんどなし。110円の文庫本を1冊だけ、アプリのクーポンを使い、10円で買っていく。南口のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしつつ、ツイッターを覗いてみたら、上岡龍太郎の訃報に驚いた。81歳。




 今日は本当なら夕方には横浜に戻り、横浜開港祭のステージを観るつもりでいたが、この悪天候なので、ツイッターから情報をチェックしてみたら、やっぱり中止になっていた。思いがけず、のんびりと過ごすことになる。代々木のブックオフにも寄り、半額の文庫本の棚から110円の本を2冊見つけ出し、アプリの100円引きクーポンを使うと、文庫本を2冊10円で買えてしまう。代々木から山手線に乗り、渋谷から東横線の特急で帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・国枝慎吾)と、それから、「ミュージックステーション」。「億超えソング」という特集があり、なにかといえば、音楽配信の再生回数のことだ。1億回以上再生されている曲が全208曲あるんだそうで、そのなかでも、5億回を超えている曲は10曲のみ。そのうち、3曲が YOASOBI。BTSと Official髭男dism が2曲ずつ、あとは1曲ずつ、あいみょん、King Gnu、優里という名前が並んだ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、上岡龍太郎が亡くなったことにエンディングで触れていた。エンディング前にニュース速報で報じていたんだ。そういえば、立川藤志楼の真打披露口上には上岡龍太郎も並んでいた。高田先生、じつは上岡龍太郎とは仲がよかったのだ。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングも聴いてみると、室井佑月がお休みで、代わりに青木理がパートナーを務めている。放送直前に飛び込んできた上岡龍太郎の訃報について、やはり、大竹まことがたっぷりとしゃべっていた。5月19日に亡くなっていたのだが、大竹まことは5月15日にNHKの「ラジオ深夜便」に出演し、師というテーマで、上岡龍太郎について語ったのだという。「上岡さんのことを、向こうは弟子と思ってたかわからないんですけど、大阪では上岡さんに、とても…、私は、ま、勝手に師と仰いでいる。東京では、私のようなものを、たけしさんが、もう本当にいろんなことからかばってくれてるというかね。なかなかおもてに出ない話ですけど。大阪でも東京でも、私のようなものをね、今日までこういうとこでしゃべらしてくださるように、していただいたっていうので、とても感謝しているわけです。」 「ある日にね、これもNHKでちょっと話しましたけど、「大竹、芸人はなにしたらいいか知ってるか?」と、訊かれて、「なにするんですか?」って言ったら、「芸人はな、物事のな、核心をつかむ。核心をつかんだら、ウンコのまわりを飛びまわってるハエみたいに、ぶんぶん飛んでりゃいいんだ」って言うんだよ。(略)僕なりの解釈だけど、物事の芯をつかまなくちゃいけない。それは確かなんだ。芯をつかんだから、正義のなたをふるったり、そんなことをする必要はないんだ。芯つかんだら、そのまわりをハエみたいにぶんぶん飛んで、あちこちからいろんなことをね、いろんなことを言って、笑わせたりとか、いうような意味だと私は解釈してるんだけど。(略)しかも、今はその物語の核心をつかむのは、とっても難しい時代に入ってきてますね。しかも、もっと言えば、そのぶんぶん飛んでるっていうのはどういう意味かなあっていうと、ぶんぶん飛んで、茶化しとれと。それが仕事だと。それが私らの仕事だと。芯をつかんで切り込んだりなんかするんじゃなくて、芯つかんだら、もうあっちこっち…。まあねえ、それは芸人の根本だよね、昔からの芸人さんがやってるね。それは言葉変えて言ってくれたことだと思うけども。その教えは、あれですね、私のそれからにものすごく大きく影響してますね。」

 金曜はどういうわけか聴いているラジオ番組が多く、今日の「トーキョー・エフエムロヒー」は奇妙礼太郎がゲスト。ヒコロヒーとのコラボ曲が初オンエアされた。「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングだけ聴いて、深夜にコインランドリーに行こうと思っていたけど、聴きながら眠ってしまった。友近の「シン・ラジオ」の先週の回を聴きそびれていたが、これは聴きそこねる。

2021年7月23日金曜日

7月23日金曜日/開会式の日〈後編〉





◇ 現地から

 国立競技場が見えるオリンピックミュージアムの前から、青山通りに戻り、神宮外苑に入っていこうかと思ったが、案の定というか、こちらも封鎖されていた。青山通りの神宮外苑側の歩道も封鎖されている。車道にはテントが並べられ、機動隊だかなんだかわからないが、特殊車両が何台も停まっていてじつに物々しい。そこを、青山一丁目のほうからバスがつぎつぎにやってくる。歩道にいるひとたちが手を振ったりしていたから、選手たちを輸送するバスだったんだろうか。歩道にいるひとたちは、なにか情報を知っているひとたちなのか。









 青山一丁目の交差点から、権田原に進む道路は歩くことができた。こちらにもバスが何台も列を作っていて、さっきのバスはこちらからやってきていたのか、それとも、これらのバスはまた別で、待機しているのだろうか。こちらからも外苑側に入っていく細い道路があり、車両は侵入禁止になっていたが、歩行者は入っていっても問題はなさそうだった。このあたりは住んでいるひとたちがいるからだろうが、いちいち進んでいって、様子を見ることはしなかった。権田原までやってくると、また野次馬が多くなり、パトカーが停まっている。外苑内に進む道路はここでもやっぱり封鎖されている。ここまでは道路の両側の歩道が通れるようになっていたが、ここから先は、外苑側の歩道はまた通行禁止になっていた。それがわからずに、わざわざ横断歩道を渡ってしまい、警官が並んでいるのを見て、こっちはふさがれているんだと気がつき、「あっ、行けないんですか?」とかなんとか、思わず声に出したはずだが、警官たちの態度はいたって丁寧で、あちらをおまわりくださいというようなことをたしか言われたはずだ。もちろん、こんなところで乱暴な態度を見せれば、どんな広められかたをするかわかったもんじゃないから、警官たちだって、いつも以上に優しくしてくれるだろうと思う。










 権田原からさらに進むと、すぐに、信濃町駅前に出る。信濃町から、総武線沿いに千駄ヶ谷に向かって歩くが、ここの歩道にも見物人がとても多かった。考えてみれば、国立競技場の真裏にあたるわけで、最初の花火もおそらくよく見えただろう。ここから見えるということをわかっているのはたぶん地元のひとたちで、子どもも多かったし、いかにもふらっと近所からやってきたようなかっこうのひとが多いように見えた。外苑前から歩いてくると、なおのこと、そういった見物人のタイプの違いは感じられた。千駄ヶ谷の近くまでやってくると、警備員の誘導灯と荷物が路上に置きっぱなしになっている。これだけの規模の祭典でも、末端のほうで働いているひとたちは、荷物の置き場所もないような環境で、まあ、普段からそのような仕事だとは思うが、その落差は大変なものだ。










 地図で見ると新宿御苑の手前に歩道橋があり、左に進むと国立競技場だが、歩道橋の上から右側を眺めると、道路をつぶして、バスをずらりと停めてある。おそらく、開会式終了後に、選手や関係者たちを輸送するバスだろう。このバスの列はどこまで続くのだろうかと、気になって進んでみると、バスの列は四谷四丁目の手前まで続いていた。バスに挟まれ、パトカーも数台停まっていたが、福岡県警や鹿児島県警という文字があり、どうやら全国からパトカーが集結しているのだと、ここで知った。










 四谷四丁目の手前から引き返し、国立競技場方面に進むが、首都高の下にバリケードがあり、やっぱり封鎖されている。ウーバーイーツの配達員がどこを通ればいいのかと警官に尋ねていたが、ここにくるまでにも、まわり道をしているようなウーバーイーツの自転車はちらほらと見かけた。ここを右に曲がると千駄ヶ谷駅にたどりつくが、本格的に物々しくなるのはじつはここからで、そういえば、オリンピック反対派をここまで不思議なくらいに見かけなかったが、千駄ヶ谷駅前にたどりついてみれば、反対派と警官隊がやり合っていて、大変に殺伐としていた。しかし、千駄ヶ谷駅前だけが殺伐としているというのもやっぱり不思議で、国立競技場の最寄り駅を調べてみれば千駄ヶ谷ということにはなるのだろうが、自分は、なんの疑問ももたずに、外苑前から向かった。自然に考えれば、あっちが正面だろうという感覚なのだが、なぜあちらでは反対しないのか。

 開会式は 23時過ぎまで続くが、終わるまでいてもしかたがないかと思い、 21時半頃には、千駄ヶ谷駅の改札に入り、総武線に乗った。途中、ベローチェで休憩する時間はあったが、3時間ぐらいは歩いていたんじゃないか。渋谷から東横線で帰ってくる。帰宅は 23時半頃になり、ひどく疲れてしまい、すぐに眠った。














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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...