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2022年10月4日火曜日

10月4日火曜日/SNS論・友か敵か

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。金の心配が出てきて、安心して眠っていられない。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、この回から放送時間が月曜23時台に移籍。まあ、録画して観ていると、放送時間は関係ないのだけども。セットも一見変わらないが、後ろのドアが開くようになった。昨夜の「午前0時の森」は、COCCO から贈られた歌を劇団ひとりが初披露する。そのあとはキノコの特集。午後、「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストはキャシー中島。早く亡くなった母が、ダイヤモンド・ユカイの母と友だちだったことが最近になってわかったという話をしていた。不思議な縁というのはあるのだ。

 夕方、レターパックを出す必要があり、駅前の郵便局まで。ワイド版コミックを4巻まとめて発送するのに、レターパックで収まるか心配だったが、試しに入れさせてもらえる用のよれよれのレターパックが脇に置いてあった。しっかりと収まることを確認し、無事に発送する。ひと仕事終えたところで、吉野家に入り、新メニューの焦がしねぎ焼き鳥丼を食べた。547円。

◇ ツイッター・読書

 二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗き、それから、読書をするためにドトールに入った。読書の前に、ここ数日はいらつきながらもツイッターを気にしてしまうが、検索していると、上祐史浩が太田について発言しているのを見つけた。上祐さんが味方については逆効果ではないかとは思うものの、太田光論として、なかなか興味深いことが語られている。上祐氏は10個のツイートにわたり、持論を展開している。「太田光氏がテレビ番組で統一教会を擁護?をし、裏で教団と繋がっているのではと攻撃されているが、私はそうではないと思う。同時に、実は私は彼がそうした発言を始めた時に違和感がなかった。以前から彼には宗教的な価値観があると感じていたからだ。」「(略)彼が出版した書籍他を見ると、彼が世俗的な常識とは異なった、宗教的(かつ最新科学的)な価値観に関心を持っていると思ったからだ。たとえば、この科学者の教授との対談本は印象的だった」と書き、読書メーターのリンクが貼ってある。この本というのは、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」の福岡伸一との対談を書籍化したものだ。そのあとには統一教会の分析がいくつか続き、「話をもとに戻せば、私は、太田光氏が統一教会を擁護するかのような発言をするのは、保護説得と表現せずに拉致監禁と表現し、信教の自由は大丈夫なのか、本当に信じている人はどうなるのか、と発言をするのは、彼が現代主流の世俗的なリベラルな価値観に限らない何かを感じるタイプ・体質だからだと思う」「人は、何が正しいか、正しくないかではなく、その時の自分が好きなものを正しい、嫌いなものを間違っていると無意識に考える面がある。だから、何が正しいか否かを討論するのは、どこかで偽善的・表面的な面があり、皆が自分の好きなものに都合がいい理屈を表向き言いながら、議論は平行線をたどる。」「更に言えば、太田光氏が、教会擁護で批判されるのは彼の運命・因縁かもしれない。前から気にしていたが、オウム事件で同じ立場になった中沢新一氏と彼は対談本を出している。しかし、中沢氏もオウムと裏で癒着など一切していなかった。個人的に自分は両者に申し訳ないと思う。」

 奥泉光「夏目漱石、読んじゃえば?」を読み終えた。2018年刊、河出文庫。親本は2015年刊、「14歳の世渡り術」シリーズの1冊。中学生向けの本だから読みやすかった。興味を惹きつけようとするフレーズをばんばん発している。「小説は全部読まなくてもいい」ということをいきなり言っていて、まさに、自分も「吾輩は猫である」はぜんぶ読んでいないのだが、中学生は気が楽になるだろうが、こっちはいいおとなだから、ぜんぶ読めていないことにちょっと情けない気もしている。白状するほどのもんじゃあないが、漱石作品はぜんぶ読んでいるものはわずかしかないくらいで、それでも、漱石は好きなのだが、いとうせいこうとの「文芸漫談」をきっかけに読んだ「坑夫」がこの本ではなぜか触れられていない。「坑夫」は中学生が読んだら面白いと思うんだけども。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。昨夜の「さんまのまんま秋スペシャル」は、最初のゲストに村方乃々佳ちゃんが登場。幼い子とふたりっきりで、漫才調の笑いのやりとりを産み出していく。こういうときこそ、さんまの真骨頂。相手が動物だろうが、ロボットだろうが、セッションができるのだ。この場に、つぎのゲスト、阿部サダヲ、松下洸平も加わる。ゲストが入れ替わり、つぎは長澤まさみが登場。ここには、ニューヨーク、見取り図があとから加わった。さんま直伝のネタをやりたがる長澤まさみだが、しかし、コメディの勘はあんまりよくない感じがする。最後のゲストは国枝慎吾。

 アマゾンプライムでは「時効警察」の続きを。第2話は池脇千鶴がゲスト。こうして改めて観ると、池脇千鶴って、いい女優だなと思う。こっちが歳を食ったせいで、見えかたが変わっただろうか。なにしろ、16年前のドラマだ。いか八朗が少し出演していたことも記憶になかった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜の「CURIOCITY」を聴いていたら、最後に、今日で最終回だといきなり言い始めるから耳を疑った。しかし、ただのリニューアルのようで、ヒコロヒーの番組は継続するようだからほっとする。同じく、先週金曜の友近の「シン・ラジオ」は、中川家礼二がゲスト。ニッポン放送の番組があるため、16時台には登場しないような話だったが、16時台に間に合い、けっこう早めに登場していた。

 深夜1時前からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。太田の自宅に生玉子が投げつけられたという事件があり、今日、光代社長がツイートしているのを目にしたが、この収録の時点でもうネットニュースになっていたのか。そのあとにはすぐ、円楽の話をするのかと思ったら、話題は先日の「サンジャポ」に移り、かと思えば、やっぱり円楽の話題に戻った。円楽だけでなく、猪木の話にもなる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に「「爆笑問題」の太田光よ 余計なことをしゃべるな!」という見出しのコラムがあり、目に留まる。書き手は本多圭。YouTube の再生数が伸び悩んでいると書き出し、石橋貴明の100万人超えの登録者数に対し、爆笑問題は10万人にも届かないという。その理由のひとつとして、統一教会問題による「太田光離れ」があると「お笑いライター」なる人物が言っているようなのだが、こいつはいったい誰なんだ。そのほかのページでは、「遠回りの読書」という読書日記の新連載が始まり、塩見三省、大平一枝、近田春夫、武田砂鉄、平松洋子、南沢奈央が交代で執筆するようだ。だけど、執筆者がちょっと多すぎるんじゃないか。連載陣のリニューアルもいろいろとあり、中野翠の連載は1ページに減ってしまった。山田美保子の連載は2ページに拡大。蛭子さんの連載もリニューアル。サンキュータツオの新連載も始まる。石戸諭の連載は「結局、安倍応援団とは何だったのか!」と題し、安倍銃撃事件後の百田尚樹の行動の軽さについて書いていて、SNS論としても、とても面白いものだった。「彼の言説はSNS的なものを体現しているように思える。「友」と「敵」をその時々で明確に分けて、分断を促し、感情を刺激することによって分断線を深いものにしていくSNSと相性が良いのだ。」「その言動に一貫性があるとすれば、「その時々」で友も敵も変わっていくというところだ。(略)が、彼の姿勢は安倍政権下で醸成された社会の〝空気〟とも妙に相性が良かった。」「「闘う政治家」を標榜していた安倍政権は味方に対しては融和的に、かつての民主党や護憲派という明解な「政敵」には他の政権移譲に攻撃的に振る舞った。異論を持つ者に寛容であったり、丁寧な説得を試みたりするということはなかった。(略)これに呼応するように対抗するリベラル野党側も、その支持者も「安倍」か「反安倍」かを迫るようになっていった。」「どちらでもない、もっと考えたい、落とし所を探りたいという動きはどこか生ぬるいものであるとみなされるようになり、安倍が提唱する政策に賛成する側も、反対する側もこぞって、友と敵を選別するようになっていった。」「本来、複雑なはずの政治イシューはあまりに単純な二項対立と、「敵」をいかに倒すかというゲームに変化していく。」「SNSも含めたメディア空間のなかで、ゲームの真っただ中に放り込まれてしまう私たちは、しばしば問題を見誤ってしまう。」「右派系の論客を「安倍応援団」とまとめたところで、実態は個々人で考えていることも思惑も異なり、内部もまた一枚岩ではないのだ。」「ある人物を「友」か「敵」で峻別を始めたとき、あるいは「敵」を実態以上に大きな存在に見なしたとき、それは安倍政権下で醸成された空気に感化されていると言ってもいい。右派、保守派から生まれた空気は、リベラル層にも確実に流れ込んでしまった。」「相手を打ち負かそうとする言葉の応酬の果てに、広がっていくのは中間層の無関心と沈黙だ。」 つい、引用が長くなってしまった。

2022年7月3日日曜日

7月3日日曜日/冷風扇を買った

◇ 生活・テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「Nキャス」を観て、それから、ブログの更新をひとつ。すっきりしたところですぐにシャワーを浴びてしまったが、シャワーを浴び始めてから、そういえば、今日は明治座の「ビバリー昼ズ寄席」の発売日だったことを思い出した。どういうわけか、うっかりしていた。シャワーから出て、11時前に明治座のホームページに入るが、時すでに遅し。買うつもりでいた公演は売り切れ。失敗した。明治座のチケットは買い慣れていないが、しかし、よく考えてみると、以前に利用しているから、明治座めーる倶楽部にすでに入会していたんだった。先行予約を利用すればよかったんじゃないか。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を続けて観ると、「ワイドナショー」は松本が不在の週だったが、田村淳らが出演し、冒頭で参院選を話題にする。テレビでなぜ参院選を事前に扱えないのかということを、ここで話題にするだけでもなかなかがんばっている。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、関取花がゲスト。お笑いライブを配信で観ているという話になり、よりにもよって、「伝説の一日」のダウンタウンの漫才を観たと言い始める関取花だったが、すると、なんと、太田も「さんまの駐在さん」とダウンタウンの漫才を買って観たというからびっくりする。事情を知っているゲストだったら、こんな話題はなかなか出さない。期せずして、いい話を引き出してくれたものだ。

 ラジオを聴きながら梱包作業をしていたら、プリンターのインクが切れてしまった。今日は外出しなくて済むかと思ったが、こうなると、二俣川まで行かざるを得ない。夕方から外出し、まず、吉野家に寄り、牛麦とろ丼を食べる。なんか最近、牛麦とろ丼の写真ばかり撮っているような気がするが、それから、二俣川まで歩き、南口に出て、西友の2階にあるコジマ×ビックカメラに向かった。プリンターのインクの売り場を探すが、しかし、いつも使っているエコリカの6色セットの在庫が見当たらない。事前にオンラインの値段も確認したのだが、それにしても、インク切れはブラックだけであるのに、ブラック1色だけを買ってもいいわけだが、6色セットに比べると1色だけは割高に感じられ、どちらが得になるのかがつねづねわからない。それよりも、インクなんか買う金があったら、今は冷房機器を買いたいのだ。ちょっと節約すれば、今の所持金で冷房機器を買えるんじゃないかと思い、今日は試しにブラック1色だけ買っておくことにした。

 二俣川駅の北側に移動すると、厚木街道にひとだかりがあり、誰かの選挙演説があるのだと思い、ツイッターで検索してみると、どうやら公明党だ。これは見なくてもいいかと思い、ドトールに入ってしまうが、だけど、誰か有名人でもくるかのようなひとだかりがちょっと不思議だった。

◇ 読書

 アイスコーヒーを飲みながら、しばらく読書をする。「かこさとしの世界」を一気に読んだ。2019年刊、平凡社。古本でたまたま手に入れた本だが、これは読んでしまいたかった。その当時に開催されていた展覧会の公式図録なのだが、かこさとしの展覧会は、その前年に、川崎市市民ミュージアムで観ている。展示内容にどのくらいの違いがあったか、細かく記憶はしていないが、かこさとしの絵本にとりわけ深く親しんだ体験があるわけではない自分には、その展覧会で初めて、かこさとしの生涯を知ったようなものだ。かこさとしが亡くなったのは、その展覧会の少し前だった。

 ドトールにいるあいだにもさんざん悩んでいたが、やはり、冷房機器は必要だという結論に至り、ドン・キホーテに寄り、今日のうちに買ってしまうことにした。以前から目星をつけていた冷風扇があり、ちょっとは高い買いものになるから躊躇していたのだが、計算してみると、9月まで暑いとすれば、これから2、3ヶ月、一日百円程度の利があると考えれば、じつはぜんぜん高くない。インクなんかに金を使うよりも、よっぽどいい。しかし、冷風扇はなかなか大きく、箱に把手をつけてもらい、歩いてもち帰ることになるが、19時も過ぎ、ずいぶん涼しくなったから助かったものの、それでも、30分以上かけて運搬するのはなかなか大変だ。うちは坂の上にあるから、最後がきつかった。せっかく把手をつけてもらったが、片手でぶら下げて歩くには重く、おおむね、抱えるようにして運んでいた。本当ならば、キャリーカートを用意してくればよかったのだが、ぱっと決めてしまったからしかたがない。


 帰宅するなり、冷風扇を開梱し、さっそく使ってみる。冷風扇というのはじつに涼しいものだ。早い時間からすやすや眠り、深夜に目覚めた。

 朝までに、アマゾンプライムで映画を1本。公開時から観たいと思っていたのに、ずっと観そびれていた、是枝監督の「海街Diary」をようやく観た。2015年公開。この映画はとにかく、女優陣の華やかさにつきる。生まれ変わったら広瀬すずになって、綾瀬はるかと長澤まさみに可愛がられて育ちたいと思った。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...