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2022年4月24日日曜日

4月24日日曜日/コメディアンたち

◇ テレビ

 朝に目覚め、ラジオを聴こうとすると、地域判定がまた狂っていて、北海道になっている。ラジオは聴けず、録画していた昨夜の「ものまね紅白歌合戦」をざっと早まわしで観ていく。JPはフジテレビのものまね番組には初登場。ほかの出演者とともに「すべらない話」のパロディをやったほか、JPひとりでは「ラヴィット!」をベースに、麒麟川島を始め、松本以外のレパートリーもたくさんやってみせた。みかんもフジテレビは初登場。Mr.シャチホコも日本テレビのイメージが強いが、出演者の住み分けはなくなったものの、布施辰徳とシャチホコで、五木ひろしと和田アキ子のものまねで「うっせぇわ」を歌うような、このスタイルは老舗の味だ。そもそもが、かつての「ものまね王座決定戦」は番組専属のバンドがいて、歌番組の形式が基礎にあり、それを崩すから笑いになる。栗田貫一が、二階俊博、田村憲久、麻生太郎、河野太郎といった政治家のものまねを、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」にのせてメドレーでやってみせるのも、その形式を踏まえているからだ。ずいぶん前に、栗田貫一がスターのものまねしかしないと発言している記事を読んだことがあるが、芸能人が小粒になった時代に、栗田貫一が政治家のものまねに向かうことはとても理解できる。ご本人登場もこの番組の名物だったが、今回登場したご本人は、錦鯉と、オセロの中島知子で、(ミラクルひかるとみかんがオセロのものまねをした。)そもそもの趣旨とはまるっきり違う。

 今朝の「桂文枝の演芸図鑑」にもJPが出演。この番組では演芸形式で、「すべらない話」をベースに、松本、千原ジュニア、ケンドーコバヤシ、ブラマヨ吉田、くりぃむ有田、かまいたち濱家、オズワルド伊藤、バナナマン設楽、南海キャンディーズ山里、しずちゃん、和牛川西のものまねをやってみせた。そのほか、瀧川鯉斗の「強情灸」も。対談ゲストは卓球の水谷隼。

 今朝の「ワイドナショー」は松本不在。松本がいない週はコメンテーターの人数が増えるようで、安藤優子、田村淳、石原良純、菊地亜美、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が出演した。「サンジャポ」も観ると、こちらにはアンジェリーナ1/3が初登場。「TVタックル」に出演したボグダンさんが、この番組にもキーウから中継で出演する。成田悠輔という経済学者がまた出演し、どういうつもりなのか、左右非対称のメガネをまたかけている。ほかのメガネはもっていないのだろうか。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけっぱなしにしておく。今週は恒例の「全日本ラジオ新番組選手権」。プレゼンターとして、タイムマシーン3号が出演した。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「散歩の達人」は都電荒川線の特集だが、「街には笑いが必要だ!」というサブ特集もあった。高田文夫先生のインタビューがあり、取材・文は高野ひろし。そのほか、桂宮治、金属バット、ヨネダ2000という独特な人選のインタビューが並ぶ。

 今日は雨降り。梱包をして、近所の郵便ポストまで投函に行ってくるが、アマゾンから注文が増えたと思ったら、メルカリですでに販売済みのもので、キャンセルをせざるをえないものが1点。今週木曜からキャンセルがいくつか続いてしまい、ちょっと多すぎると思い、猛省したくなった。あまりにも管理が杜撰だ。眠くなり、昼寝する。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。「週刊さんまとマツコ」は、先週に引き続き、忘れ去られた芸能ニュースの特集。ゆうたろうが占い師になっていたというのは知らなかった。スタジオに登場するが、占い師になっていたことよりも、弦哲也の運転手をやっていたという経歴に、さんまとマツコもびっくりする。ものまねの芸人さんって、けっこう不思議な経歴のひとが多いのだ。今日の「笑点」は、演芸コーナーは母心、大喜利の助っ人は今週も南光。昨夜の「お笑い向上委員会」は「伝説の一日」直後の収録だったようだ。ニューヨーク屋敷が、「さんまの駐在さん」を「老人版向上委員会」と。

 昨夜の「太田光のつぶやき英語」では、ウィル・スミスのビンタ事件を改めて扱っていた。太田が「他人事じゃないなと思いました。」と言うと、鳥飼玖美子先生が「私ね、(太田が)日本のクリス・ロックってのは違和感があるんですよ。なぜかっていうと、太田さんて、言いたい放題おっしゃってるようでいて、叩く相手って権力者だったりね、偉いひとだったりするんですよ。弱者を叩くっていうこと、それを笑いにネタにするってことは、私はなさってないと思うので。」 太田「いや、意外としてるんですよ。(笑)」 そのあとには、こがけんが出演し、こがけん流英語学習法を伝授する。こがけんのハリウッドネタに、鳥飼先生も大ウケ。ミア・ファローがクリス・ロックのジョークを擁護するツイートをしていたそうで、知らなかったが、さすがはミア・ファローで、コメディアンをよくわかっている。

 金曜放送の「アナザーストーリーズ」は「笑いの革命者たち よしもとNSCの挑戦」という特集。番組はダウンタウンの昔のラジオの音源から始まった。1985年放送、ラジオ大阪「心斎橋わしらはお笑い探検隊」という番組。同じく1985年放送、関西テレビ「ダウンタウン劇場」の映像も流れ、大崎洋とダウンタウンを中心にした吉本史をたどる。2丁目劇場のオープニング公演のチラシが映され、「心斎橋筋2丁目物語」というその公演には、ダウンタウン、ピンクダック、非常階段、けん太・ゆう太、未知やすえ、内場勝則らの名前があった。その演出家、湊裕美子の証言も興味深いものだ。しかし、「4時ですよーだ」最終回の映像からすぐに、ダウンタウンがキー局のゴールデンの番組を席捲とつなぐところなどは、だいぶ端折りすぎではないか。そして、吉本は全国各地に劇場を作ったといい、それから急に、「あなたの街に住みますプロジェクト」に話は飛んでしまう。震災直後に「福島県住みます芸人」になったぺんぎんナッツというコンビを追いかけ、後半は、ぜんぜん別のドキュメンタリーになってしまった。最後はNSCの講師に注目し、大工富明という構成作家や、本多正識も登場するが、なんだか期待はずれな番組だった。

 アマゾンプライムでドキュメンタリーをひとつ。「ファット・チューズデー」という番組、全3回の1回目を観た。ブラック・コメディの歴史をたどるドキュメンタリーなのだが、ウィル・スミスとクリス・ロックの件にしても、あれを深く理解するためには歴史を知る必要があるはずだ。しかし、登場するのは知らないコメディアンばかりで、テンポも速いからなかなか覚えきれないことも多い。深夜1時頃に眠る。

2022年4月2日土曜日

4月2日土曜日/ダビングばかりの一日

◇ 生活

 今日は外出する用事なし。ようやくまとまった睡眠がとれた気がする。ツイッターでブッチャーブラザーズを検索し、昨夜のライブに来場していた有名人を探すと、水道橋博士、おきゃんぴー、デビルガールズ、Gたかし、お侍ちゃん、エル上田、三拍子、藤井ペイジ、ORIE、快児、TOKYO COOL、マリア、ぽんぽこ、ダースレイダーの名を確認できた。台本を提供したわらふぢなるおのふぢわらももちろんいたようで、「ハンバーガーショップ」のコントがふぢわらの作だと、本人がツイートしていてわかった。10時から、あるお笑いライブのチケットをカンフェティで買おうとするが、混雑していてまるで接続できない。買えたら買おうというぐらいに思っていたが、これはあきらめる。芸人は売れる前に観ておかなければだめだ。

 朝っぱらから、今日も録画残量の確保に追われ、ダビングをくり返すだけでも時間が足りず、もう観なくてもいいかと思う番組を探しては泣く泣く消去など。TVK50周年記念に放送される長時間の音楽特番を録画したかったからだが、14時から放送された第1部になんとか間に合わせ、ほっとしたものの、録画中にふと気がつくと、放送開始15分ほどのところでなぜか録画が途切れてしまっている。なんだよこれと叫びたくなるが、5分ほど空き、録画が再開されているのも不思議で、さっぱり原因がわからない。TVKの音楽番組には、よく知られるように、貴重な映像がたくさん残されているはずで、これを録画するために、観たい番組を優先させることもできずに朝からがんばっていたのに、完全なかたちで録画できなかったとは。がっかりなんてもんじゃない。この徒労感といったらないもんだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴こうとすると、パソコンのラジコの地域判定がまた狂っていて、大阪になっている。どうしてこう、不愉快なことしか起きないのか。しかたがないからスマホで、先週土曜放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」「田村淳のNewsCLUB」「HONMOKU RED HOT STREET」「東京ポッド許可局」を順に聴いていく。聴きそびれているにもほどがあるという量だが、こんなことをしていると、今週の放送ももちろん聴きそびれていくことになる。ラジオを聴きながらできることをいろいろと片づけ、ブログもふたつ更新する。

◇ 配信・ラジオ・テレビ

 Netflix で「クリス・ロックのタンバリン」という番組を観た。監督はなんと、ボー・バーナムだ。スタンダップ・コミックのライブだが、これを観ると、クリス・ロックの笑わせかたはじつに生真面目じゃないかと思えた。「タンバリン」という言葉をギャグのように発していて、エンディング曲も気になり、検索してみると、プリンスの「Tamborine」という曲だとわかった。どうやら、女性器の隠語。

 夜にはまたダビングをして、それを待つあいだに、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いていた。「常連さん」はえのきどいちろう。ウィル・スミスの平手打ちについて、えのきどさんは、妻の反応、「宮本から君へ」という映画を夫婦で一緒に観たときの感想の違いも例に挙げつつ、男同士のメンツの問題にすり替わっていないかという視点を語る。塙さんのツッコミのない文化という視点も面白い。平手打ちはツッコミということにはならないのか、裏拳だったらどうなのかとか。

 録画していた「Nキャス」は、たけしに代わり、三谷幸喜のレギュラー出演1回目。冒頭から、たけしよりもふざけていて可笑しい。ここでもウィル・スミスについて、三谷幸喜は、殴ると見せかけて帰るのだったらよかったんじゃないかとか、ウィル・スミスにとって、あの場合はどうしたらベストパフォーマンスだったのかという問題として語る。

 深夜にもまたダビングをしながら、そのあいだにブログの更新をする。そしてまた、ダビングをセットしてから、深夜3時半過ぎに眠った。朝から深夜まで録画残量の確保に追われ、ダビング、ダビング、ダビングばかりの一日。

2022年3月30日水曜日

3月30日水曜日/岩本町・敬意がない



◇ 小伝馬町・岩本町

 朝、ラジオをつけっぱなしにしていて、パンサー向井の新番組「ふらっと」の冒頭を少し聴いていると、このラジオの放送後の時間を有効利用しようと思い、「ドライブ・マイ・カー」を観に行ったら眠ってしまったという話をしていた。今日も朝から都内に。横須賀線で眠りながら、新日本橋まで。小伝馬町のほうに歩き、昼食は岩本町、書泉ブックタワーの手前にインアウトという店を見つけ、ランチメニューのハンバーグカレーを食べた。650円。この店はメニューが豊富で、しかも安い。ベローチェに入り、ひと休み。神田須田町から新日本橋に戻り、帰りの電車で眠らずに読書をしようと思い、スギ薬局に寄り、栄養ドリンクとシュークリームを買って食べておく。横須賀線でひたすら読書をするが、しかし、読み終えたかった本は読み終わらなかった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。日本テレビの4時間音楽特番で「夜もヒッパレ」の復活企画が放送されるというので録画しているが、その企画以外はおおむね興味なし。どこで放送されるかわからないから、しかたなく4時間すべて録画するが、ところどころで録画を中断し、興味がないことを確認して、放送されたそばから消去していく。今日の「徹子の部屋」は、相川七瀬がゲスト。現在、大学に通っているそうで、お祭りを研究テーマにしているのだと。音楽特番には興味がないのに、お祭りを研究する相川七瀬には興味をもち、ついつい観てしまう。昨夜放送、「レベチな人、見つけた」の最終回も観ると、最終回はたけし特集なのかと思ったら、前半30分は通常放送で、後半30分がたけし特集。それも、12分間密着という、楽屋で話を聴くだけの横着な取材だ。この番組、開始時にもたけしが出演する必然性がまるでない番組だと思い、その後は一度も観なかったが、たけしへの敬意が最後まで足りない番組だと思った。

 映画ドットコムの記事によると、クリス・ロックのライブチケットが高騰しているようで、クリス・ロックへの同情の声が広まっているという。脱毛症を揶揄しているぞというような日本の反応とはぜんぜん違うのだ。コメディアンに対する態度がぜんぜん違う。そう思いながら、23時過ぎには眠る。

2022年3月29日火曜日

3月29日火曜日/ブックの日・収穫なし

◇ ブックの日

 朝から都内に。家を出る前にトイレに行きそびれたら、屁が止まらない。ツイッターからニュースを見ると、アカデミー賞はウィル・スミスの話題にさらわれてしまったようで、日本語のツイートだけを見ていると、クリス・ロック炎上、ウィル・スミス称賛という感じだが、アカデミー賞側はウィル・スミスの暴力を強く批判している。東海道線に乗り、まず、東京駅に出て、それから、昼には秋葉原に移動した。午前中に仕事を作ってしまったが、今日はブックの日なので、ブックオフをまわらなければならない。どうせブックオフをまわるのならば、ついでの用事を作ったほうが効率的なのではと思い、ここしばらくはそうしていたが、結局、まわれる店舗数は少なくなり、ブックの日はブックオフに専念するべきなのかもしれない。

 今月の1店目は秋葉原から。しかし、たいしたものはなく、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊見つけるのがせいいっぱい。それから昼食にしようとするが、秋葉原なら岡むら屋で食べられるかと思っていたのに、新橋店だけでなく、秋葉原もスンドゥブの店に替わっていた。マジか。店を探しながら上野方面に歩き、末広町で、かば金という店を見つける。炭火蒲焼き豚丼というのを食べた。味噌汁が付き、880円。




 ブックオフ、2店目は上野広小路。ここもたいしたものはなく、棚を眺めていたら、眠気で朦朧としてしまい、情報がまるであたまに入ってこない。同じ棚を何度も眺めていたような気がするが、なんとか選び出し、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。御徒町から山手線に乗り、五反田に移動する。3店目、五反田では、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を3冊買う。ここまで、たいした収穫もなく、ベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、ブリオッシュクリームパンを食べる。ラジオを聴きながら、少し眠る。1時間半ほどで出て、大崎広小路駅から、池上線で蒲田に移動。4店目、蒲田もだめで、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊選ぶだけでも苦労する。蒲田から、京浜東北線で横浜まで戻り、最後はビブレのブックオフ。220円の単行本で、1冊だけいい本を見つけるが、あとはやっぱりだめ。220円の単行本を2冊、110円の文庫本を1冊買う。時間を見ると、平沼店にも寄れたが、昨日寄ったばかりなので迷っていると、ビブレから外に出ると小雨が降っていて、あきらめがついた。



 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・ラモス瑠偉)を観ながら、本の登録をする。ツイッターからニュースを見ると、新規感染者数が下がりきらないうちにまた増えていて、東京は 7846人になり、先週から倍増している。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」をようやく聴く。12時台は、ブッチャーブラザーズがゲスト。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。ウィル・スミスの話題から始まり、コメディアン側に立つ太田は、悪意のジョークではなく、好意のジョークである可能性もあるのではと考え、かわいそうだとする周囲の反応のほうに疑問をもつ。そこから話は日野皓正の一件にもつながり、あのときは、暴力そのものよりも、暴力を正当化する日野皓正を太田は否定したのだった。ラジオを聴きながら、深夜2時前には眠る。

2022年3月28日月曜日

3月28日月曜日/ジョークと平手打ち

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くに目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、午前中に、観そびれていた「黄金の定食」を3週分まとめて観た。この番組、カメラワークもなんだか面白い。テレビを観ながら、オンライン将棋を1局指すが、待ったをくり返しても、どうやっても負ける。「黄金の定食」に集中力をもっていかれてしまう。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。高田先生、さんまがゲスト出演する桂雀々の会を観るため、さんぽ会のメンバーで日曜に大阪を訪れたという話をしていて、その場に現れた早坂好恵の近況が聴けた。12時台は、神田伯山がゲスト。

 タイムフリーで、先週に最終回を迎えた「伊集院光とらじおと」をまだ聴いていて、水曜のゲスト、ハリウッドザコシショウの部分を聴いた。誰が好きでお笑いを始めたのかと訊かれたザコシショウ、最初はたけしが好きだったそうだが、それから、竹中直人の「東京イエローページ」に影響を受けたのだという。これは聴いてみなければわからなかったが、なるほど、そう言われてみれば、この芸風の謎が理解できる。

 アカデミー賞の結果が気になり、ツイッターから情報を追いかけていたが、作品賞は「コーダ あいのうた」に決まった。「ドライブ・マイ・カー」は国際長編映画賞を受賞した。ウィル・スミスが司会のクリス・ロックを平手打ちにするというハプニングがあり、ジョークのやりとりかと思ったが、どうやら、本当の怒りのようだ。さっそく、動画を探して確認してみると、妻の脱毛症をいじられたことに激怒したということだが、殴った直後もまだ本気なのかはわからず、そのあとにクリス・ロックに罵声を浴びせるウィル・スミスの顔つきでようやくわかる。クリス・ロックは、それでもなんとか笑いに収めようとしている。こうなると、クリス・ロックが悪者のようになってしまうが、クリス・ロックがこういう芸風であることは、当然、この場では誰もが認識しているはずで、きわどいジョークを期待されて司会を依頼されているのだろうから、クリス・ロックひとりを責めるのは変だろう。なにせ、翻訳で意味だけをわかっても、ジョークのように微妙なニュアンスで成り立っているものは、単純には判断できるものではない。平手打ちの前後の流れもわからない。

 夕方から外出。録画残量を空ける攻防に追われ、すっかり遅い時間になってしまった。横浜から京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。イセザキモールまで歩き、和記食坊に入り、豚肉とキクラゲの玉子炒めを食べた。680円。それから、ドン・キホーテに寄り、ネズミの忌避剤というのを買っていく。




◇ 映画

 横浜シネマリンで、アピチャッポン・ウィーラセタクンの「MEMORIA メモリア」を観た。18時10分の回。月曜サービスデー、1100円。アピチャッポンの映画はまだそれほど理解できている気がしないが、不思議と退屈しない。むしろ、心地好い退屈というべきか、わからなさにこそ惹きつけられるのだが、観ているうちに神経が過敏になっていくような映画であり、音に耳をこらすことになるため、これは劇場で観ておきたかった。しかし、終盤にまったく思いがけない展開があり、アピチャッポンがますますわからなくなった。


 映画を観たあと、ブックオフに寄り、220円の単行本を2冊買う。そのまま、横浜駅まで歩いてしまうことにして、平沼のブックオフにも寄り、220円の単行本を1冊買った。夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平野レミ&和田明日香)を観た。楽天マガジンで「週刊ポスト」を読むと、巻頭グラビアページには「中島知子と行く!別府温泉湯けむり旅」という記事があり、巻末グラビアには児島美ゆきの70歳古希ヌードというのがあり、電子版ではおおむね隠されているのだが、俺、なんでこんなの読んでるんだろうという気にさせられる。深夜1時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...