ラベル 都倉俊一 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 都倉俊一 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年10月15日金曜日

10月15日金曜日/将棋・キアロスタミ

◇ 音楽・ラジオ・雑誌・テレビ

 やや遅く目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。Spotify で聴いた、Tokimeki Records の新譜は牧瀬里穂の「ミラクル・ラブ」のカバーだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・空気階段)をつけておく。聴きながら、オンライン将棋を指し、5級から6級に落ちてしまっていたが、5級に復帰した。将棋の趣味も続いていて、毎日指している。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には、吉田豪による、徳光和夫インタビューが載っていて、ギャンブルの話しか訊いていない。巻末グラビアには「スター誕生!」の特集があり、萩本欽一、都倉俊一が対談している。司会の欽ちゃんが素人のコーナーを勝手に始めたために、審査員たちと険悪な関係になっていたことが語られている。欽ちゃんがそのコーナーを始めると、審査員たちは会場から出て行ってしまったそうで、都倉俊一が反省しているのだが、その時代はまだ、作詞作曲の先生たちとコメディアンには、地位の差がはっきりとあったのではないだろうか。

 録画していた昨夜の「あらびき団2021」を観た。はるな愛の開会式で始まり、風船太郎のピクトグラムで終わる、今年を象徴するような「あらびき団」だった。風船太郎なんかは、このコロナ禍はさぞ大変だったろう。はるな愛がこの番組からブレイクしたひとだということもすっかり忘れていた。この番組が世間に認識させたものは数多く、その功罪もある。

◇ 読書・映画

 今日も、近所の郵便ポストまで投函に出る以外には外出せず。午後、部屋で読書。宮沢章夫「笛を吹く人がいる 素晴らしきテクの世界」を読み終えた。宮沢章夫のエッセイは燃料のようにして読む。2017年刊、ちくま文庫。親本は2012年刊、初出の Webちくまの連載は2007年から2008年だから、さすがにちょっと、笑いのモードとしては古さは否めないという気もした。おおむね笑いながら読んだが、こうなると逆に、笑えない箇所も気になる。今、同時に「三四郎」も読み進めているから、漱石の可笑しさとの違いも考えたくなった。夏目漱石、内田百閒のはるか先に、別役実、宮沢章夫の笑いが位置していると考えている。

 シネマジャック&ベティのスケジュールにキアロスタミの特集があるのを見つけ、アマゾンプライムで検索してみると、なんと、その上映作品の7本すべてがアマゾンプライムにある。キアロスタミ作品が脚光を浴びたのは自分が大学生のときで、観ているものもあるが、これは順番に観ていこうと思い、まずは長編デビュー作の「トラベラー」(1974)を観た。長編といっても、73分の短い映画だ。少年がテヘランまでサッカーの試合を観に行こうとする、それだけの話。続けて、もう1本。「友だちのうちはどこ?」も観た。劇場公開時に一度観たっきりだから、ウィキペディアにあたると、どうやら、28年ぶりの再見になるようだ。日本では1993年に公開されたが、1987年に制作されていることを改めて認識した。キアロスタミで、いちばん印象に残っていたのがこの映画のシグザグ道だ。

 ツイッターから、Suchmos のメンバー、HSUの訃報。深夜2時半頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...