2023年6月30日金曜日

6月30日金曜日/冷麺を食べる

◇ ラジオ・読書・ポッドキャスト

 朝から都内に。昼食は東銀座で、日高屋に入り、冷麺を食べた。640円。午前中から雨降りになるが、午後には止む。汐留から新橋のほうに歩き、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、今週の「爆笑問題カーボーイ」を話題にしていた。この回では太田が「愛のこむらがえり」からチェーホフについて語っていたが、柄本明に「かもめ」を提案したのは主演俳優の吉橋航也だったということが磯山さやかにより明らかにされる。

 読書もするが、眠気がひどく、なかなか進まなかった。ロアルド・ダール「あなたに似た人」1巻を読み終えた。田口俊樹の新訳版。2013年刊、ハヤカワ・ミステリ文庫。ロアルド・ダールはどうも今まで縁がなく、1冊も読んだことがなかった。訳者あとがきに書かれていたことにうなずいたのだけど、ダールは児童作家の印象が強く、その原作の映画はいくつか観ているが、こういう短編を書く作家なのかと今さらわかった。読んでみなければわからないことというのはもちろんあるので、しかし、ちょっと読みにくさも感じ、田村隆一訳ではどうなってるのかにも興味がある。

 ベローチェを出ると小雨が降っていて、新橋駅に着くまでの短い時間に、みるみる強い降りになっていった。雨に濡れながら、夜遅くに帰宅する。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・やましたひでこ)を観た。「アメトーーク!」を録画したまま、ずいぶん観そびれていて、まずは6月8日放送の「霜降り同期芸人」を、それから、6月15日放送の「動画編集やってる芸人」も観ようとするが、眠気がひどくなり、これは中断する。

 パソコンのラジコの地域判定がずっと狂っていて、修正依頼申告を何度送ってもなおらず、広島県のまま、もう1週間以上は経つのではないか。こんなことは今までなかった。ラジコの問い合わせフォームから苦情を送る。スマホのラジオで聴いてもいいのだけど、家で聴くには煩わしいから、Spotify でポッドキャストを聴くことになる。「本屋プラグ」という和歌山の本屋さんのポッドキャストを見つけたのだが、今、ブックオフに関することで炎上が起きているんだそうで、ぜんぜん知らなかった。ポッドキャストでは「ブックオフ大学ぶらぶら学部」について語られていて、しかも、そこで引用されているのが自分の文章だったから驚いてしまった。しかし、自分のふざけた文章がかしこまって音読されるのはなかなか恥ずかしいものだ。ポッドキャストを聴きながら、23時頃には眠る。


2023年6月29日木曜日

6月29日木曜日/午後・ブックの日

◇ テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」はオアシズがゲスト。以前、若林が話題に出した光浦のインスタの写真は、じつは金髪にしていたわけではなく、白髪が光っていただけだったことが光浦本人から明らかにされる。それにしても、オアシズとオードリーの会話のこの弾みよう。相性がすごくいいんだな。

 昨夜に放送された「おげんさんのサブスク堂」の2回目は、所ジョージがゲストの2週目。今週はついに植木等の話になり、所ジョージと共演している「オヨビでない奴!」(TBS)の映像が流れた。そして、映画「日本一のヤクザ男」で歌われている「しょんべんして寝ちゃえよ」という詞のすごさについて。所ジョージが黒澤明の「まあだだよ」に出演したときの話にもなり、今回はさながら昭和の芸能史だ。番組最後には、今週は松重豊の選曲で、シーナ&ロケットの「YOU MAY DREAM」の映像が流れた。これはNHKではなく、TVKの映像。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は29日、ブックの日はブックオフをまわらなければならないのだが、動き出すのがまた遅くなり、午後になってしまった。今月もまず、鶴ヶ峰から。先に昼食にするつもりでいたが、駅前の中華屋が今日は定休日だった。昼食は保留にし、先にブックオフに向かう。いよいよ暑くなり、駅から離れたブックオフは苦労になってきた。このタイミングで、所ジョージの本がたくさん見つかり、文庫と新書で4冊、トータルでは、110円の文庫本を4冊、新書を2冊、雑誌を1冊、かと思いきや、1冊だけ105円の値札が貼ってあることにレジで気がつき、店員に訊いてみたら、これは105円にしてくれた。鶴ヶ峰店だけはブックの日は2割引きになり、それからアプリのクーポンで300円引き、7冊買って、たったの312円。

 鶴ヶ峰駅に戻り、大和経由で町田のほうにまわろうかと考えていたが、急に気が変わり、東戸塚にまわりたくなった。ひとまず、横浜に出て、ここで昼食にする。ムービルの金太郎に入り、合盛ニラレバを食べた。800円。それから、ビブレのブックオフに。4冊まではすいすいと見つかるが、あと1冊が見つけられずに難航する。110円の文庫本を4冊、コミックを1冊選び、なんとか500円を超えた。横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。短い移動時間だが、眠気がひどく、電車内では本が読めなかった。暑さのせいか、じんわりと疲れている。東戸塚では、先にドトールに入り、ひと休み。Spotify で、音楽をぼんやりと30分ほど聴き、それから読書をした。

 ドトールを出て、オリンピックのブックオフに。先々月に買うのをあきらめた松尾スズキの演劇ぶっく社の戯曲は、まだ、まるまる売れ残っていた。これは今月も買わない。110円の文庫本を2冊、コミックを1冊、220円単行本を2冊買う。最後は東口のブックオフ。店内は冷房が弱く、とても蒸し暑かったが、店員たちはよくこんな状態で働けるもんだ。220円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。今月は4店しかまわらず、いまひとつ。仕事が片づいたところで、西口の東急ストアに寄り、パンを買って食べる。

◇ ラジオ

 東戸塚駅の西口からバスに乗り、二俣川まで。車内では、タイムフリーで、今週火曜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。豊崎由美が「笑って人類!」の書評を書いてくれたんだそうで、オープニングはまずその話を、「マボロシの鳥」からの豊崎との因縁をたっぷりとしゃべっていた。それから、「日曜サンデー」でもしゃべっていた「愛のこむらがえり」から、柄本明のセリフに使われていたチェーホフの「かもめ」について、これもたっぷりと語り、芸術はひとを狂わせるという話になっていった。この番組のオープニングでは、たびたび素晴らしい演説になるのだが、この番組はこのオープニングをなぜポッドキャストにしてくれないんだろうか。太田のこの記憶力、再現力にもいつも驚かされ、洗練された話芸でこそないが、迫力をもった、とても惹きつけられる語りだ。

 二俣川から歩いて帰り、歩きながら、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。パートナーはヒコロヒー。今期はドラマに2本出演していたヒコロヒーと、奇しくも、これも演技の話になった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ニュース7」と、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・吉岡里帆)を観て、深夜0時前に眠る。

2023年6月28日水曜日

6月28日水曜日/「ハマのドン」

◇ 映画

 昨夜は眠りそこね、早朝から4時間ぐらい眠る。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(12時台ゲスト・藤あや子)を聴き、午後から外出する。いよいよ暑くなってきた。横浜から京浜急行、黄金町に出て、駅のえきめんやに入り、ねばとろまぜそばを食べた。650円。

 シネマジャック&ベティにて、「ハマのドン」を観る。水曜サービスデー、1200円。14時10分の回。平日の昼間は、ほどよく空いていて快適だ。上映前の予告編もこの作品に合わせたものだろう、浅尾慶一郎のドキュメンタリーが公開されるのか。「なぜ君は総理大臣になれないのか」みたいな映画が当たると、そりゃあ、自民党の議員だってこういう映画を作りたいってことになるだろうな。さて、「ハマのドン」だが、こちらは藤木幸夫のドキュメンタリー。もともとはテレビ朝日で放送されたドキュメンタリー番組で、その放送は観ていなかったが、早朝の「はい!テレビ朝日です」でダイジェスト版を放送していたのは観ていた。しかし、劇場で観るほどのものかなと迷っていたのだが、横浜に住む人間としてはとても気になる映画ではあった。ナレーションはリリー・フランキー。「ハマのドン」と呼ばれる藤木幸夫というひとを知ったのは、そもそも、カジノの誘致の問題がきっかけだったが、この映画には、カジノの設計者だというつるっぱげのおじさんが登場し、村尾というそのひとはアメリカのカジノをたくさん手がけているひとなのだが、横浜のカジノには否定的であり、設計者ならでは、カジノのからくりをずいぶん詳しくしゃべっていて、これがとても面白かった。藤木幸夫のヒストリーもこの映画で初めて知るが、不良を集めた少年野球チームがその発端にあたるというのがなんだかジャニーズのようだ。その不良たちに読書を薦め、あるいは、さまざまなテーマをあげさせて議論をしていたという。藤木幸夫は無類の読書好きでもあった。その野球チームが新聞を作っていたというのにも驚くが、藤木幸夫はそういえばFMヨコハマも作っているんだ。いっぽう、港湾労働者の歴史には藤木の父の代が大いに関係し、集合写真の真ん中には、藤木の父と田岡一雄が並んで写っている。映画のハイライトは横浜市長選。ああ、このときは田中康夫を追いかけていたから、山中竹春の動きはよく知らなかったんだ。この映画、予想よりもはるかに面白かった。関連書籍も読んでみたくなった。


 映画館を出ると、腹が減ってしまった。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとメロンパンを買って食べておく。イセザキモールに入り、馬燈書房の外の均一箱だけ覗き、それから、雲雀洞にも寄った。今日は珍しく開いていて、外の均一箱から2冊買い、少し立ち話もしていく。イセザキモールを関内方面に進み、ブックオフにも寄っていく。220円の文庫本を1冊、単行本を1冊、330円の単行本を2冊買う。有隣堂も少し覗き、ベローチェに入り、ひと休み。しかし、いろいろと用事があるため、あんまり長居もしていられなかった。桜木町に向かい、横浜にぎわい座でチケットを買いたかった。ここが20時に閉まってしまうから、のんびりしていられなかった。そのあとは横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊だけ買った。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は日野皓正がゲスト。現在、80歳。スタジオにバンドを入れ、演奏をする時間もあった。後半にはタップダンスも少し披露してみせた。父の日野敏というひとはトランペット奏者であり、タップダンサーでもあるのだ。

 今日放送された「テレ東音楽祭」は、オープニングとエンディング、それと、新しい学校のリーダーズが出演する21時台だけ録画しておいた。5時間すべて録画するのは大変だなと思っていたが、この番組はタイムテーブルを先に出してくれたから助かる。これも今日放送された「水曜日のダウンタウン」もすぐに観てしまう。前半は「説教中に曲の歌詞自然に盛り込むこと可能説」。後半の「相方が倒れて予断を許さない状況でも時間が経てば腹は減るし眠くもなる説」には、コロコロチキチキペッパーズ、我が家、モグライダー、安田大サーカスが登場した。とりわけ、モグライダーに感動させられる。連絡を受けたともしげは、いつでも出られるように私服に着替え、芝のことを心配して泣き出してしまった。

 Spotify で、コーネリアスの新アルバム「夢中夢」を改めて聴いた。昨夜はなぜか聴けない曲があったが、その曲も聴けるようになった。聴きながらブログを更新しようとするが、眠気の限界。深夜1時前に眠る。

2023年6月27日火曜日

6月27日火曜日/なんのために借りる

◇ 小川町・岩本町

 今日も朝から都内に。横浜から横須賀線に乗り、新日本橋駅から外に出ると、ぽつぽつと雨が降っている。天気予報をまるで気にしていなかった。小川町のほうまで歩き、それから、岩本町のほうに移動した。雨はさほど降らずに止む。昼食は小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。680円。ベローチェに入り、ひと休み。読書をして、趣味のインスタ投稿も。ツイッターを覗いてみると、猿之助が自殺幇助の容疑でついに逮捕されたとのニュース。

 帰りの横須賀線でも読書を続ける。獅子文六「ちんちん電車」を読み終えた。2017年刊の新装版、河出文庫。親本は1966年刊か。あとがきまで読んで初めて知ったが、「週刊朝日」の連載だったんだ。獅子文六、晩年のエッセイ。文庫解説は関川夏央。獅子文六の生涯もこの解説で初めて詳しく知った。作家としてブレイクしたのは四十代だったんだな。

 

 星川に途中下車し、保土ヶ谷図書館に寄っていく。19時閉館まで、1時間半あったが、借りる本をなかなか決められず、棚をまんべんなく見ることになった。うちにも読む本がたくさんあることを思うと、読み甲斐のある本はまた改めてと考えたくなる。なんのためにわざわざ本を借りるのかわからないが、もったが病で、また1冊だけ借りていく。マクドナルドに入り、もう少し読書をしていく。閉店間際のコーナンに寄り、ダンボール板だけ買って帰る。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「うたコン」はNHK大阪ホールからの中継。冒頭から、谷原章介とともに上沼恵美子が登場する。いや、上沼恵美子が観たいわけではなく、新しい学校のリーダーズが出演するから録画しておいたのだが、新しい学校のリーダーズは、上沼恵美子、天童よしみらの後ろの雛壇に座っている。上沼恵美子が大注目していると言い出すのには驚いたが、上沼「SNSで今日も観てきたの! 実物に会えるとは、ありがとう!」 上沼恵美子と天童よしみが歌う「あんたの花道」では、ほかの出演者たちとともに新しい学校のリーダーズも後ろで踊った。リーダーズは最初から最後まで雛壇に座りっぱなし。出番は最後、バンドの生演奏による「オトナブルー」が貴重だ。いやあ、観ていてはらはらさせられた。

 3週前の「うたコン」も、録画したまま、観そびれていた。この回は谷原章介とともに爆笑問題が司会を務める拡大版。黒柳徹子がVTR出演し、「黒柳徹子が語るテレビ音楽史」として、「夢であいましょう」「ステージ101」「紅白歌合戦」の映像が流された。爆笑問題の「ポップジャム」の映像もあり、それから、出演者たちが選ぶ「紅白歌合戦」の名場面集。田中が選んだ名場面は自身のスモール3、太田が選んだ名場面は氷川きよしの初登場の応援にたけしと志村が登場したシーンだった。番組はそのあと、菅原洋一の出演部分にはなぜか爆笑問題は登場せず、そこから爆笑問題の不在の時間が続いた。米米CLUBは「君がいるだけで」「浪漫飛行」「Shake Hip!」の3曲をメドレーで披露し、「音楽達人倶楽部」の映像も流れる。DA PUMP の新曲には、所ジョージ、木梨憲武からメッセージが届いた。爆笑問題は番組終盤にはまた登場し、なんだかよくわからない役割ではあった。

 もうひとつ、今日放送されたNHKの新番組「芸人応援バラエティー らふしるべ」も録画しておいた。ノブコブ吉村、石川萌香が司会を務め、小池栄子がゲスト。ネルソンズ、東京ホテイソン、マシンガンズが出演し、ネタを観たスタジオの観客が「らふしるべ」という名のアドバイスをするという番組。アドバイスを受けた感想も収録後の楽屋で改めて訊き、それぞれがまた、この番組に合わせた前向きなことを言う。ドッキリでもないのに、大まじめにこんな企画なんだ。いやな番組だなまったく。針のむしろにされるためにこの顔ぶれが選ばれたのかと、そこにも妙に納得した。画面から漂う雰囲気にも、昔のNHKみたいな野暮ったさがある番組だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」はトニセンの3人が表紙。トニセンの3人は「エッジな人々」にも登場していた。井ノ原「高校生時代に「バカサイ」とか、大川総裁の記事とか読んでましたよ。」 イノッチから大川興業の大川総裁の名が出るとはちょっと驚いた。

 日付が変わり、Spotify のニューリリースから、コーネリアスの新アルバムをさっそく聴こうとすると、途中で再生が止まってしまい、どうやらまだ聴けない曲がある。聴きながら眠ろうとしていたが、無音になり、1時間も眠れずに目覚めてしまった。朝までもう眠らず、ブログの更新をひとつ。

2023年6月26日月曜日

6月26日月曜日/着物の女性を目撃した

◇ 浜松町・新橋

 あまり眠れず、朝から都内に。浜松町に出て、それから、昼には新橋に移動する。昼食はニュー新橋ビルの地下、美食小屋にしようとしたら、まさかのお休み。そうなるとなかなか決められず、地下をぐるぐるまわり、居酒屋ふみという店に入り、唐揚げ定食を食べた。780円。駅から少し離れたところで、クルマから降りてくる着物の女性を目撃する。ある芸能人ではないかと思うが、視力が悪いから確信がもてなかった。しかし、入っていった店の前で、店のひとと一緒に写真を撮ったりしていたから、たぶんそうなんだろう。こんなところにいるんだというのが不思議な気がした。

 そのあとはさらに馬喰町のほうに移動し、小伝馬町のベローチェに入り、ひと休み。新日本橋駅まで歩き、横須賀線で横浜まで戻ってくる。帰りの電車があまりにも混雑していて、乗りたくないから駅のベンチで少し読書をしていた。時間を見ていなかったが、いったい、どのくらい読書をしていただろうか。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・じゅん&ネネ)を観た。昨夜の「まつも to なかい」は、野口聡一と卓球の石川佳純がゲスト。後半は岡崎体育が登場し、進行役はダイアン津田が務めた。

 日曜深夜の「おかべろ」を2週分、2週にわたり、出川哲朗がゲストだった。岡村とは「お笑いウルトラクイズ」の「人間性クイズ」で互いにムチを打ち合い、そして、「浅草橋ヤング洋品店」でも共演していた。出川が、その時代の岡村に対する感情を正直に語っていたのが面白かった。仲良くなったのは「ぐるナイ」からだというからだいぶ後年だ。この出川と岡村との関係性はほかの番組ではなかなか語られないだろう。

 木曜深夜の「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」は、2週にわたり、「世界の子どもたちを楽しませたい!」という企画。森本、フワちゃん、ランジャタイ国崎、真空ジェシカ川北が、ひとりずつ、外国人の子どもたちが遊んでいる場に入っていき、どれだけ楽しませられるかに挑戦する。フワちゃんだけはあらかじめ子どもたちに知られていたが、ピカチュウの目を貼りつけた真空ジェシカ川北の「なすなか松竹」「逆ニッチェ」といったネタが、意外や、男子たちに大ハマリしていた。

2023年6月25日日曜日

6月25日日曜日/報じかたがおかしい

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログを途中まで書いてから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観て、プリゴジンというひとが何者なのかがようやくわかった。今朝の「サンデージャポン」では、まず、神戸の6人家族の事件を、小川泰平、秋山博康が解説する。続いては、ロシアのプリゴジンの動きを中村逸郎が解説、そして、旧統一教会の施設建設計画は鈴木エイトが独自取材する。各ニュースごとに、この番組では名物解説者を見事に抱えている。旧統一教会の問題は「サンジャポ」では扱い続けているが、それ以外のニュースではほぼ観なくなっていると鈴木紗理奈が言っていた。そのあとには広末の不倫の話題。キャンドル・ジュンの会見の映像をここで初めて観たが、それについて語られていた先日の「爆笑問題カーボーイ」の音声もここで流された。しかし、その会見での発言は、翌日水曜日のイベントで撤回されたようだ。そのあとには、タイタニック号探索ツアーの事故のニュース。潜水艇の名前が「タイタン」であることには触れられなかった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴く。14時台ゲストは磯山さやか。主演映画「愛のこむらがえり」のプロモーションだが、太田も田中もこの映画を観たようだ。映画のなかで、柄本明がチェーホフの「かもめ」のセリフを使っていたと太田が指摘する。

 15時頃に外出。まず、昼食。かつやに入り、フェアメニューの豚カルビ焼肉とチキンカツの合い盛り丼を食べた。869円から、100円引きの割引券を使う。それから、買いものをして、1時間ほどで帰ってくる。帰宅後は掃除をして、ブログをひとつ更新した。

 夜はまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワイドナショー」を観て、それから、「TVタックル」は野球の特集。江川卓、長嶋一茂に混じり、レッド吉田が出演していた。たけしは髪を伸ばしているのか、オールバックにしていて、金髪になる以前の雰囲気に戻ってきた感じがする。「週刊さんまとマツコ」は、また夢グループの特集をやっている。「笑点」の演芸にはトム・ブラウンが登場。「だめ~」のあとに笑い待ちをするんだな。

 今日の「ニュース7」では、山手線の車内に刃物をもった男が現れたというニュースを報じていた。乗客3人が怪我をしたというので、切られたのかと思えば、逃げる際に転倒して怪我をしたのだという。「刃物所持の外国籍とみられる男性」を任意同行したというのだが、供述によると、その男性は自らを料理人だと話していて、職場からタオルに包んだ包丁をもち帰ろうとしていたときにうたた寝してしまい、タオルが外れて包丁が見えたということらしい。いや、この供述のとおりならば、この報じかたがちょっとおかしいんじゃないのか。

 TVer で、ABCテレビの上岡龍太郎追悼特番「さようなら上岡龍太郎さん」の視聴期限が今日までと知り、これはやっぱり観ておかねばならない。進行役はABCテレビの岩本計介アナウンサー。そのほか、桂南光、岡部まり、キダ・タロー、間寛平、石田靖が出演。「ラブアタック!」で共演していた和田アキ子もVTRでコメントし、当時の映像には若き百田尚樹のすがたがあった。「探偵!ナイトスクープ」の映像ももちろんたっぷりと流してくれる。北野誠が担当した有名な「バカ・アホ分布図」、そして、桂小枝が担当した霊媒師のVTRにキレた上岡龍太郎が退席する映像。そのときに隣りにいた岡部まりが、上岡がいかに冷静だったかを証言する。南光「上岡師匠はね、もう何回か生まれ変わってはると思うんですよ。「ブラッシュアップライフ」で。だから、あらゆることが前に体験してるからわかってるから、遊んではるんですよ。」 南光師匠から「ブラッシュアップライフ」という言葉が出たのが意外だった。

 そういえば、先週の「日曜サンデー」は途中までしか聴いていなかったんだった。14時台ゲスト、佐野元春が出演している部分をタイムフリーで聴いた。田中が脳梗塞で倒れたときに、佐野元春から手紙が届いていたんだそうで、このことは太田もこの場で初めて知ったようだ。この日のオープニングに出ていた田原俊彦からもメッセージがあり、佐野元春とは同じ1980年デビュー、田原俊彦はコンサートで「SOMEDAY」を歌っているんだという。リスナーからの質問により、もんじゃ焼きについて語る佐野元春も珍しい。佐野元春は、とにかく明るい安村にまでコメントしていた。

 眠る前に、明日のことも考えずにブログの更新をもうひとつ。明日は睡眠不足確定だ。ポッドキャストを聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2023年6月24日土曜日

6月24日土曜日/読みかけの本を返す

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、「木梨の会」に所ジョージが出演していた。聴きながら、もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。水曜に放送された「おげんさんのサブスク堂」を観る。「おげんさんといっしょ」のスピンオフ番組で、番組内のコーナーとしては観ていたが、去年に放送されたこの番組は観逃していた。おげんさん(星野源)と豊豊さん(松重豊)が音楽について語り合う番組に、今回はそこにゲストが加わる。初回はまず、所ジョージがゲスト。所ジョージに音楽について訊く番組はそれだけで貴重だが、所ジョージはいきなり発明品をつぎつぎに紹介し、始まる前にさんざん脱線する。しかし、さすがはNHK、面白い映像が残されているもので、1977年放送「歌のグランドショー」という番組では、デビュー間もない所ジョージが出演し、「僕がスターになれたなら」という曲を披露していた。画像が粗いが、歌っている後ろには、山川静夫、五木ひろし、堺正章、加山雄三、松崎しげる、水前寺清子、八代亜紀という豪華な顔ぶれ(もうひとり、女性歌手がいたがわからなかった。)が座っているのを確認できる。あるいは、所ジョージがじつはさまざまなCM曲を手がけていることにもこの番組は焦点をあてる。ああ、そういえば、ディスクシステムのCMは所ジョージだったか。所ジョージとのトークは20分ほどで終わり、次週に続く。「エンディングでお酒を飲む番組」をやりたかったと語る星野源は、テレビ史を接続してくれる唯一の存在ではないか。番組最後には、2019年放送「細野晴臣イエローマジックショー」にて、星野源が出演し、YMOの3人と一緒に「FIRECRACKER」を演奏する映像を流した。YMOがそろって演奏する映像としては、これが最後の映像になるのだ。

◇ 二俣川

 午後から外出。二俣川まで歩く。松屋に入り、ごろっとチキンのトマトカレーを食べた。580円。そのあとはドトールに入るつもりでいたが、図書館の本の返却が17時までだとわかり、あとまわしにはできなくなった。読みかけの本を返さねばならず、途中まで付箋を貼った箇所をドトールでメモっておこうと思っていたのに、しかたなく、ジョイナステラスのベンチでその作業をする。行政サービスコーナーに本を返却し、くまざわ書店にも寄っていく。「週刊文春WOMAN」の小山田圭吾のインタビューを立ち読みしたかった。聞き手は辛島いづみ。あの騒動のなか、ぼーっとすることもできず、YouTube のお笑いチャンネルをよく観ていたんだそうで、小山田「どん底にいたとき、いちばんお世話になったのはナダルさん。完全にファンになっちゃって(笑)」

◇ マンガ・テレビ・ラジオ・配信ビデオ

 それからようやくドトールに入り、ひと休み。マンガを1冊、おほしんたろう「学校と先生」を読んだ。2019年刊、ナナロク社。おほしんたろうのマンガはツイッターではだいぶ前から目にしていたのだが、すごい才能だなと思うようになったのはわりと最近のことだ。この面白さに最近まで気がついていなかった。ツイッターではフォローはしていなかったが、インスタではフォローした。これだけの笑いをSNSで量産している。

 ダイソーで買いものして、夜に帰宅する。しばらく掃除をして、それからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「ニュース7」を、そして、「ワルイコあつまれ」を2週分。今朝の放送は再放送だった。これは観ないで消去。観そびれていた先週の放送は「子ども記者会見」に国枝慎吾が登場していた。「ワルイコTVショッピング」というコーナーでは「ユリ・ゲラーが超能力で曲げたスプーン」という商品を扱う。商品の提供者として、秋山眞人が登場した。このひと、ひさしぶりに観たな。90年代頃にはテレビの超能力番組によく出ていた超能力者だ。森達也の「職業欄はエスパー」にも登場する。

 タイムフリーで、これも聴きそびれていた先週の「SAYONARAシティボーイズ」を聴く。演技を題材にしたコントから始まり、そのあとには、大竹まことが「首」に出演した際のたけしの演出の話をしていて、興味深く聴いた。続けて、今日の放送もすぐに聴いたが、いつもコントから始まるのに、今回はコントはオーディブルのみだって。マジかよ。これからはずっとトークのみになってしまうとしたらいやだな。

 深夜、アマゾンプライムでお笑いライブを1本、もうすぐ見放題が終了してしまう、ラバーガールのライブ「ラバーガール solo live +「GIRL」」を観た。1時間21分。作・演出に細川徹の名があり、どうやらこれは、ラバーガールの通常の単独ライブとは別の「solo Live +」というシリーズの公演になるようだ。細川徹に期待したが、細川徹の役割がよく見えないライブだった。2015年のライブだが、この8年で、笑えることと笑えないことがずいぶん変化していると痛感させられもした。男の性欲ってもう笑いになりにくいんじゃないだろうか。ラバーガールでさえ。深夜2時頃に眠る。

2023年6月23日金曜日

6月23日金曜日/不愉快

◇ 不愉快

 朝から、鼻水、のどのかゆみがあり、風邪薬を飲んでおく。寒暖差のせいだろうか。今日もだいぶ涼しい。午前中から外出。機嫌よく家を出ようとしているのに、いろいろと不愉快なことがあるものだ。都内まで出るが、その前に、横浜駅の星のうどんに寄り、豚角煮丼と冷やしうどんのセットを食べていく。690円。今日も厄介なスケジュールになり、すんなりとは帰れなかった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」は太田光・光代夫妻がゲスト。徹子さんから「ウエストランド」という名前が発せられるときがくるとはな。

 いったん眠り、深夜に目覚め、タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台ゲストは角野卓造。この番組、俳優のゲストは二度目、渡辺徹以来となる。角野卓造は最初から関西弁になり、饒舌だ。じつは大阪の出身、「中川家&コント」のファンなのだ。角野卓造は15時台にも再登場し、その部分も聴いた。今日の「ビバリー昼ズ」もオープニングだけ聴く。眠りなおしたのは何時だったか。

2023年6月22日木曜日

6月22日木曜日/肉野菜炒め定食

◇ テレビ

 ようやくまともな睡眠をとり、朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は「昭和はむちゃくちゃだった系の映像 全部ウソでもZ世代は気付かない説」という企画だけで1時間。山之内すずら、Z世代のタレントたちをだますのは、中尾彬、伊集院光、フジモン、ケンドーコバヤシというメンバー、千原ジュニアが進行役を務めるが、プレゼンター側にもドッキリ形式になっていて、いきなり見せられたVTRをもとにウソをつかなければならない。このVTRもわざわざ作っていて、とても手が込んでいる。即興のウソは、さすが、伊集院ひとりだけが圧倒的にうまかった。

◇ 大手町

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中から聴き、午後から都内に。今日はわりと涼しい。予報では雨になるようで、まだ降っていなかったが、傘をもっていく。東京駅に出て、まず、昼食。大手町ビルヂングのバンブーに入り、ランチメニューの肉野菜炒め定食を食べた。800円。そのあとは、フィナンシャルシティのドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。

◇ 読書

 ドトールで、片岡義男「ホームタウン東京 どこにもない故郷を探す」を読み終えた。2003年刊、ちくま文庫。この本は文庫オリジナルなんだろうか。見開き2ページに短いエッセイがあり、つぎの見開き2ページには写真が2点、その組み合わせがくり返されるという構成。あとがきによると、百点の写真が載っている。20年前の本だから、SNSの写真に慣れた今の眼で見ると、なかなかレトロにも感じられた。SNSがない時代の写真論なのはもちろん、この時代にはまだブログもようやく出現したくらいだったはずだ。

 ツイッターを覗いてみると、SOIL & PIMP SESSIONS のドラマーが大麻で逮捕されたというニュースを目にする。昨夜には報じられていたようだが、そんなことは知らずに、SOIL & PIMP SESSIONS が参加しているライムスターの新アルバムを今朝も聴いていたのだが、さすがに客演のアルバムは配信停止になるようなことはないのか。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。昨日からNHKの「ニュース7」を毎日録画してみることにしたが、この番組、30分で無駄がない。結局はこのシンプルなニュース番組がいちばんかもしれない。気がつくのが遅かった。

 昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ももいろクローバーZ)と、それから、火曜の「午前0時の森」も観る。「午前0時の森」はリニューアルされ、「おかえり、こっち側の集い」という新企画が始まった。キラキラしているひとの総称を「あっち側」として、その逆に位置する、若林と同じ「こっち側」の芸能人の悩みに寄り添うというもの。初回はまず、JPと GENERATIONS の中務裕太が登場した。精神科医の水島広子も出演し、このひと、政治家だったよなと思い、検索して確かめてしまったが、あれっと思うくらいに政治家のころとは雰囲気が変わり、顔つきも口調も違っている。しかし、この番組、これはこれで面白いとは思うものの、セットも変わり、まるっきり違う番組になってしまった。今までのこの番組が好きだった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」は小手伸也がゲスト。ヒコロヒーとは映画で夫婦役を演じた。先週金曜の友近の「シン・ラジオ」は、友近が舞台のためにのどを痛めていて、低い声でしゃべり出す。この日は予告どおり、バッファロー吾郎A先生とずんのやすがゲスト。それに加え、急遽、水森かおりも出演し、声が出ない友近をみんなで助けていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」で横尾忠則の新連載が始まっていた。「週刊朝日」の連載が、休刊にともない、こちらに移ったかたちか。深夜2時頃に眠る。

2023年6月21日水曜日

6月21日水曜日/返却があるため

◇ 渋谷

 Spotify のニューリリースから、ライムスターの新アルバムを朝から聴いていた。スチャダラパーとのコラボ曲は、なんと、ザキヤマリミックス。どのザキヤマかと思って聴いてみたら、あのザキヤマなんだ。出かける前にブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。時間がない。もっと早く出るつもりだったのに、食べる時間もなければ、トイレに入るひまもない。てきぱきと動けない。

 昼から都内に。井の頭線の新代田駅の近くまで出たが、せっかくめったにこない土地にきたのに、図書館の本の返却があるため、のんびりしていられない。空腹にもなるが、新代田駅の近くには手頃な飲食店が見当たらず、すぐに井の頭線に乗り、渋谷に移動する。ひさしぶりに後楽に入り、レバニラ炒め定食を食べた。800円。それから、まんだらけに寄り、階段の百均から1冊だけ買う。時間の計算をすると、1時間半ぐらいは大丈夫かと思い、松濤のベローチェに入り、ひと休み。読書をしたかったのだが、隣りの席の若者連中の会話が耳障りで、Spotify で雨音を聴きながら読んでいた。

◇ ラジオ・テレビ

 帰りの電車内では、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。月曜の「午前0時の森」で劇団ひとりがしゃべっていたことがネットニュースになっていたようで、その「いいとも」の忘年会の話がより詳しく太田から語られた。そして、キャンドル・ジュンの会見の発言から、自殺について、さらには、石原慎太郎と対話した「たけしの日本教育白書」の記憶が思い起こされていく。

 横浜に戻り、西口の県民センターの返却ポストに県立図書館の本を返却する。結局、なんにも読めなかった本が2冊。地下に降り、有隣堂を覗いてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「FLASH」に載っていた「テレビマンがふだんチェックしている番組」のランキング1位、NHKの「ニュース7」を今日から試しに毎日録画して観てみることにする。今日の「徹子の部屋」は傑作選、小津安二郎生誕120年特集「小津映画を彩るスターたち」。有馬稲子、山本富士子、岩下志麻、笠智衆の過去の出演回の映像が流れた。

2023年6月20日火曜日

6月20日火曜日/餃子・醤油がない

◇ 田町

 疲れがひどく、買い置きの栄養ドリンクがあったので、家を出る前に飲んでおく。朝から都内に。品川に用があったのだが、横浜駅から東海道線に乗ると、横浜川崎間で信号故障だとかで、電車が動かない。発車するのを少し待っていたが、またアナウンスがあり、これは京浜急行に乗り換えたほうがいいかと思い、ホームに出て、階段を降り始めると、数秒前まで乗っていた電車が動き始めたからひどく間が悪い。ホームに戻り、反対側に停まっていたつぎの電車に乗ったが、しかし、動き出すのをここでまた待つのも悔しいじゃないか。動いたとしてもさらに遅延する可能性があるのではと思い、やっぱり、京急に乗り換えることにした。京急はなにごともなく運行している。快速に乗ると、すぐに品川に着いた。

 田町に移動し、昼食にする。適当にうろうろ歩き、大餃子酒場という店に入り、大餃子定食というのを食べた。700円。ちょうど混んでいる時間帯だったのだが、あとから入ってきた客も大餃子定食を注文し、そちらのほうが先に出てきたから、あれっと思ったが、自分のも同時に作られてはいたようで、続けざまにもってきた。それはまあいいのだが、食べようとすると、自分のテーブルに醤油がない。餃子屋なのに、まさか、醤油がない席があるとは思わなかった。隣りの席のふたり組のひとりが、ちょうど、トイレかなにかでいなくなっていたから、このタイミングに手を伸ばして隣りの醤油をとらせてもらうが、容器には醤油ともなんとも書いてないから不安だった。しかし、それをとらせてもらえるチャンスは今しかない。一か八か、餃子にかけてみると、(小皿もなく、じかにかける。)結果、醤油だったからよかったが、醤油の確認に気をとられていたら、写真を撮るのを忘れていた。食べ始めてから気がつき、一応、食いかけの写真を撮っておいた。

 午後は想定外に厄介なスケジュールになってしまい、もともとの予定では時間が空くつもりで考えていたから、とても損をした気分になった。電車内、眠りながら横浜まで戻ってくる。万騎が原のほうまでお届けものがあり、そのため、まっすぐに戻ってくる必要があった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夕方に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平浩二)を観て、それから、先週土曜に放送された「大キョコロヒー」をようやく観る。黒柳徹子、天海祐希がゲストという豪華版で、冒頭から「徹子の部屋」のテーマ曲が流れる。先にまず、天海祐希だけが登場し、これが30分あり、それから徹子さんが登場し、4人のトークになった。貴重な映像をいろいろと出してくれて、「徹子の部屋」の前身番組である「13時ショー」の映像、おなじみの森繫久彌がゲストの「徹子の部屋」初回の映像、なぜかもうひとつは聖飢魔Ⅱがゲストの回、そして、ユニセフの親善大使のときに身柄を拘束された際の会見の映像まで流された。昨夜の通常回もゴールデンの延長戦。天海祐希が残ったまま、錦鯉渡辺隆の「ちょうどいい銭湯」という通常回の企画が放送され、友近の西尾一男がピザを届けに登場もした。ゴールデン特番は、技術スタッフも「徹子の部屋」のスタッフだったことが最後に判明する。

 先週木曜に放送された「ダウンタウンDX」は、一之輔さんが初登場だというので録画しておいた。ほかは、INI、山本彩、アンガールズ、アインシュタイン、田津原理音、富田望生、森香澄というメンバー。一之輔さんの活躍は少なく、もっとやりやすいメンバーのときだったらよかったのにな。アンガールズは「笑点」に出演したときの話をしていたが、地方収録では前日に出演者やスタッフたちと飲み会があるんだそうで、これは知らなかった。

 先週金曜の「A-Studio+」はハライチがゲスト。爆笑問題に取材をしていた。「ぽかぽか」が決まったときに、岩井が唯一報告した先輩が太田だったそうだ。昨夜の「午前0時の森」では、冒頭、劇団ひとりがキャンドル・ジュンの思い出を語っていた。「いいとも」の忘年会のビンゴ大会の景品にキャンドル・ジュンのキャンドルを出したら、太田とネタがかぶってしまい、太田の太鼓持ちみたいなスタッフのせいで順番があとになり、ぜんぜん盛りあがらなかったと愚痴っていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もあれこれと。先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、産休のケイさんの代打パートナーにやす子が登場した。14時台のゲストは GLAY の TAKURO。音楽には「M-1」のようなコンテストがないという話をしていて、その流れから、塙さんからは寄席に覆面審査員を入れたらいいんじゃないかという案も出る。賞レースのようなかたちよりも、普段の芸を審査したほうがいいという意味で、塙さんもそこには疑問を感じているんだな。

 楽天マガジンで読んだ「FLASH」に載っていた「テレビマンがふだんチェックしている番組」のランキングが面白かった。上位から、1位「NHKニュース7」、2位「まつも to なかい」、3位「ニュースウォッチ9」、4位「クレイジージャーニー」と並ぶ。NHKと松本人志が強いのだ。

2023年6月19日月曜日

6月19日月曜日/天丼 その他

◇ テレビ

 早朝から眠り、起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「まつも to なかい」は伊藤英明と佐久間宣行がゲスト。ふたりとも、1975年生まれの同い年なんだ。伊藤英明が先に登場し、松本に会わせたいひととして佐久間が登場する。ダウンタウンはテレビ東京に出演したことがないんだなあ。伊藤英明が松本の大ファンだということも知らなかったが、佐久間の番組のDVDを石橋貴明に渡したこともあるそうで、ダウンタウン、とんねるず、両方が大好きだったというのは世代的に理解できる。松本にサインをしてもらおうと、伊藤英明がカバンから「ごっつ」のDVDなどを取り出すと、そのなかの「松風'95」に松本が反応した。佐久間に対しては、松本が「僕のだめなとこってどこですかね?」と訊くと、佐久間はまず、松本の立ち上げた企画の耐用年数の長さを評価する。しかし、「ヴィジュアルバム」や映画のような松本のイマジナリーの部分を世に出すブレインがいないんじゃないかという指摘だった。逆に、ダウンタウンやSMAPのようなスターはこれから生まれるのかと佐久間が質問すると、松本は、答えになるかどうかと断りながら、お笑いはいったん劇場に戻るのではと予測した。番組後半は、解散直前の BiSH が登場。今回はセットを移動せず、前半と同じセットのまま、アインシュタイン稲田が加わり、佐久間も残った。

 ツイッターを覗いたら、お笑いナタリーの記事から、ナイツ塙さんが漫才協会の会長に就任したことを知った。驚いたな。ついに会長か。「ビバリー昼ズ」のオープニングをオンタイムで聴いていたが、このことにはなかなか触れようとしない。オープニングのあとにはどこかでしゃべっていただろうか。

◇ 綱島

 正午過ぎから外出。綱島に用があり、夕方になってからブックオフに寄っていく。樽町の店舗にはひさしぶりに寄った。110円の文庫本を3冊、コミックを1冊、220円の雑誌を1冊買う。西口のブックオフにも寄り、こちらでは 110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買う。昼食は遅くなり、日が暮れてからになった。てんやに入り、天丼を食べる。560円。

◇ 読書・雑誌

 帰りの電車で、筒井康隆「人類よさらば」を読み終えた。2022年刊、河出文庫。先日読んだ「あるいは酒でいっぱいの海」に続き、筒井康隆のショートショート集をもう1冊。これは河出文庫のオリジナル編集で、この本の成り立ちについてはこの本も日下三蔵の解説に詳しい。今まで文庫に収録されなかったような珍しい作品が多く、年賀状まで収められている。まるで、なにを書いても作品になるかのようだ。この自由さは魅力だ。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」(ゲスト・神津善行&善之介親子)などを観て、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」のたけしの連載は上岡龍太郎追悼だった。「TVタックル」でもしゃべっていたことを、より詳しく語っている。「オイラも可愛がってもらってさ。上岡さんは(立川)談志さんと仲が良かったんで、東京に来た時は銀座のクラブへ呼び出されて飲んでたんだよ。」「ただ、やっぱり芸についてはライバル意識もあったのかな。オイラのことは認めてくれていたけど、「笑わせるだけが芸じゃないぞ」みたいに説教されたこともあったよ。オイラも上岡さんは頭のキレる人だとは思ってたけど、「漫画トリオ」のネタで大笑いしたことはなかったからね。尊敬する気持ちと、芸人としてはオイラが勝ってるってところが正直半々くらいだったんだよな(笑)。」 「週刊現代」では、巻頭グラビアページのシリーズ企画「「昭和の怪物」研究」に上岡龍太郎が登場していた。意外なところでは、中沢新一の連載が上岡龍太郎を入り口にして毒舌芸について分析していた。

 Spotify のポッドキャストで、今日配信の「エレ片のケツビ!」が2本あり、「やついフェス」初日終了後に収録した回から聴き始め、聴きながら深夜0時過ぎに眠る。


2023年6月18日日曜日

6月18日日曜日/パワーランキング

◇ テレビ・ラジオ

 朝、起きあがると、からだがまだひどく疲れている。昨日の「やついフェス」では朝から晩までほぼ立っていたのだから、そりゃあもちろん、かなりの疲労になるだろう。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観ると、広末の不倫にけっこう時間を割いていた。そこまで重大なニュースかな。そのあとの、歌舞伎町の異変の特集は興味深く観た。歌舞伎町タワーができたことで、子どもや外国人が増えているんだそうで、つまり、歌舞伎町の流儀がわからない人間が増えているというわけだ。とはいえ、外国人観光客からすると東京は安全に感じられるようで、SNSでは、道端で寝ている人間の写真を集めた「渋谷メルトダウン」というアカウントがあるそうだ。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴いていた。オープニングには、今朝は「サンデージャポン」にも出演していた田原俊彦がこちらにも生登場。14時台のゲストは佐野元春だったが、これはあとで改めて聴こう。

 午後から外出。横浜駅改札内、星のうどんに入り、とり天丼と冷やしうどんのセットを食べた。660円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。混雑していて、空席をなんとか見つけ、カウンター席に座るが、テーブルと椅子の高さのバランスが悪く、すこぶる座り心地が悪かった。ここはよくきている店なのだけど、ソファーの席でないとだめだな。そのあと、ビブレのブックオフに寄ると、この前に寄ったときから一週間も経ってないが、文庫にまたごっそりといい本があり、110円の文庫本を14冊買っていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」は、永山絢斗の逮捕のニュースから始まった。広末の不倫の話題では、鳥羽シェフから番組にコメントが届く。今朝の「ワイドナショー」も観ると、坂上忍が8年ぶりの出演のほか、田村淳、河井ゆずる、最上もがという顔ぶれ。自衛官の発砲事件が扱われ、スタジオに登場した元陸上自衛隊の山下裕貴というひとの解説がとても詳しく、明晰でわかりやすかった。あれっと思ったけど、そういえば、「サンジャポ」はこのニュースを扱っていなかったか。やす子の食レポのコーナーもなかったが、たまたまなのか、配慮したのか。

 楽天マガジンで、「日経エンタテインメント」のタレントパワーランキングの特集を興味をもって読んだ。調査をしているアーキテクトという会社は、過去にはアンケートに答えたこともあるし、集計のバイトもしたことがあるから(まだFAXの時代だった。)調査の方法はよく知っているのだが、例えば、街頭で調査するように、回答者は無差別に選ばれているわけではない。自らアーキテクトに登録しているひとたちにメールが送られ、そのアンケートに回答したいひとだけが答えているわけで、(回答すると、微々たるポイントが付与されるはず。)つまり、このアンケートにかなり積極的に答えたいひとたちによる声、との注意は必要だろう。質問項目については、誌面で明らかにされている。各タレントについて、認知度、関心度の度合いを選んでいくというものだが、しかし、そもそも、アンケートのリストに名前がないタレントは調査の対象外ということになる。その調査結果を独自の算出方法によりランキング化しているのだが、ランキングよりも、あとのページに載っている分布図のほうが面白く、細かく見ていくとどうもランキングのからくりがある。爆笑問題なんかはランキング外になってしまうのだけど、分布図を見ると、けして悪い位置にはいないように思える。志らく師匠の名前が見つけられないのも不思議で、談春、昇太、たい平、伯山の名はあるのに、あれだけテレビに出ている志らく師匠がアンケートに名前が入っていないってことはあるだろうか。落語家のなかでも、カテゴリーがお笑いとタレントに分かれているのも変で、その間違ったカテゴライズをもとにしたアンケートであるというのもじつにいい加減だ。所ジョージなんかは芸人にカテゴライズされていた。

2023年6月17日土曜日

6月17日土曜日/「やついフェス」

◇ フェス

 早朝に目覚め、朝から都内に。東横線では無事に座れ、眠っていく。渋谷に出て、まず、ドン・キホーテに寄り、飲みものと食べものを買っておいた。今日は一日、音楽フェス。ちょっとお金ができたので、「やついフェス」のチケットを思いきって買ってしまった。コロナ禍では配信を観たが、「やついフェス」はずいぶん昔に一度行ったきり。いつぶりだったかと、ツイッターを検索してみたらちょうど10年ぶりだった。LOFT9にて、まずはチケットをリストバンドに交換する。その10年前のときには、このリストバンドの交換にかなり待たされた記憶があったから、今回は早めに並ぼうと思った。10時半開始、15分前には到着し、並び始めるが、並んでいる時間からもう暑い。うねうねと場内に誘導され、10時40分には交換完了。ドリンク代の 600円もここで払う。ビニール袋が配布され、そのなかにはうちわやティシュ、チラシが入っていた。しかし、タイムテーブルはくれないんだな。知らなかった。スマホから、ホームページのタイムテーブルをいつでも出せるようにしておくしかない。近くのライブハウスでは別のライブもやっているようで、入場待ちの客が通りにいっぱいたむろしていた。少し離れた場所に移動し、この時間にドン・キホーテで買ったパンを食べておく。開演時刻まではまだかなりあるから、マークシティまで行って、座れる場所を見つけて休んでいた。

 11時半開場。その時刻を過ぎてから、O-EAST に入場した。10年前、フィナーレをどうも変な場所で観ていたような記憶があったのだが、入場してみて、会場の構造がわかり、ここで観ていたのだと思い出した。入り口から案内されるままに階段を進んでいくと、いったん2階席に上がり、それからフロアに降りるようになっている。10年前のフィナーレは、大混雑していてフロアには降りられず、ぎゅうぎゅう詰めのこの2階から見下ろすようにステージを観ていたんだった。だから、その場にいるのにその場にいないような変な記憶になっていた。

 フロアに降りていくと、この客入れの時間はやついのDJの時間のはずだが、木梨憲武がもう出ていた。憲武はこのあとの開会宣言に登場する予定になっている。女の子2名(すでに紹介されていたのか、誰だかわからなかった。)と一緒に歌い、予定していた2曲を開会宣言の前に終わらせてしまった。時間がさっそくあまってしまい、ここでやついが「ガラガラヘビがやってくる」をかけ、憲武に歌わせたのはファインプレーだった。開会宣言では、今立、片桐も登場し、所ジョージが作曲したテーマ曲を歌うが、その演奏を、なんと、渋さ知らズが担当するので驚いた。まさか、木梨憲武と渋さ知らズの共演があるとはなあ。ここまでの流れでもうかなり興奮させられるが、そのまま、この会場では渋さ知らズオーケストラのライブが始まる。開会宣言後に客が少し減り、これは前のほうに行って観ることができた。



 音楽のステージの合間には、サブステージでお笑いのライブが行われる。司会はホシカワ。まずは永野が登場した。これがさっそく大盛りあがり。ラッセンがラッスンゴレライになってしまい、客がラッスンゴレライを大合唱する。それから、空気階段のコント、キャン×キャンの漫才と続いた。ここでいったんこの会場を出て、下の階の duo MUSIC EXCHANGE に行ってみる。こちらは七尾旅人のライブの最中だったが、あっさりと入場できた。ライブの終わりのほうだけ観て、上階の O-EAST に戻り、イースタン・ユースのライブを途中から観た。こちらの会場はもう2階席にまわらずに1階席の扉から入れるようになっていた。ここでドリンクを引き換え、コーラを飲みながら後方で観ていた。イースタン・ユースは佐伯祐三のジャケットのアルバムはよく聴いていたのだが、それも四半世紀前のことだ。今になってライブを初めて観るとも思わなかったが、女性のメンバーが入っていることも知らなかった。このあとはしばらく会場から出ないほうがいいと思い、このタイミングで先にトイレにも行っておく。イースタン・ユースのあとは、2回目のお笑いコーナー。サツマカワRPG、流れ星、X-GUN が登場。ニコ生で生配信もされていて、モニターにはリアルタイムでコメントが流れ、演者たちにもそれが見えていた。

 そして、いちばん観たかった新しい学校のリーダーズ。混雑もいちばんだったんじゃないだろうか。これを観逃してはならないと思い、会場に入れなくなるようなことがあるとまずいので、早めにこの会場に戻ってきたのだ。そもそもこの「やついフェス」に今年はなぜ行きたくなったのかというと、新しい学校のリーダーズのライブを今のうちにどこかで観ておきたいと思い、調べていたら「やついフェス」に出ることがわかり、ここで観るのがいいだろうと思ったからだ。若いファンだけでなく、自分のような年恰好の客もここは多い。実際に初めて目の当たりにした新しい学校のリーダーズのステージはすさまじい迫力。会場の熱気もすさまじかった。ダンスの批評はあまり知らないが、華麗に見せる部分だけでなく、演劇性がやっぱりすごく面白い。「オトナブルー」を始め、yonkey の楽曲が好きなのだが、音源ではあまり惹かれなかった曲もステージになるととても素晴らしかった。今の新しい学校のリーダーズの勢いを、これ以上ないくらいのタイミングでライブで感じられたのがなにより。suzuka は最後に客席にダイブもした。


 お笑いコーナー、3ブロック目にはまず、ヨネダ2000 が登場。新しい学校のリーダーズからヨネダ2000 というこの流れも面白い。「M-1」で披露した餅つきの漫才をやったのだが、音楽的なネタがこの場では異様に盛りあがる。アイデンティティの漫才、や団のコントと続き、最後はエレ片のコント。男磨きの先生という女性にやついが扮するが、アドリブがふくらみ、やついがただ言いたいことを大きな声で言うコーナーになった。

 再び O-EAST を出て、O-WEST に移動し、柴田聡子を観ようかと思っていたが、階段に列ができていて、これは入れそうにないと思いあきらめる。会場を離れ、17時頃、ようやく昼食にする。餃子の王将に入り、ソース焼きそばと餃子を食べた。847円。朝に休憩したマークシティにまた行ってみるが、ベンチはどこも埋まっている。プリメーラ道玄坂のほうに出て、マンションの前に座れるところを見つけ、ここでしばらく休むことにした。朝から立ちっぱなしで、とにかく、座っておきたかったのだ。

 18時前に O-EAST に戻る。こちらの会場では「スペシャル歌合戦」をやっていて、その終わりのほうだけを観た。やついと堂島孝平が司会を務め、審査員のいとうせいこうとしまおまほも登場する。しまおまほはなぜか池田エライザ風のかっこうをしていた。最後に出場者たちも全員登場、高木ひとみ〇、三四郎相田、アイクぬわら、虹の黄昏、竹森ゴウ(カンニング竹山のユニット)、大槻ケンヂが並び、大槻ケンヂが優勝した。そして、お笑いコーナーの4ブロック目。まずはモグライダーが登場し、マイケル・ジャクソンのジャンケンのネタをやった。続いて、虹の黄昏が「歌合戦」と連続の出演、最後は三拍子の漫才。

 続いては、これも楽しみにしていたスチャダラパー。かなり前のほうに進んで観ることができた。新曲「リンネリンネリンネ」から始まり、ロボ宙、LUVRAW も登場する。「トラベル・チャンス」「GET UP AND DANCE」「ヒマの過ごし方」といった初期の曲が楽しかった。「今夜はブギー・バック」は LUVRAW バージョンで披露。最後は「サマージャム'95」だった。お笑いコーナー、5ブロック目にはダウ90000 が登場。ダウ90000 も生で観るのは初めてで、これも嬉しかった。狭いステージ、この条件でもできる会話だけのコントを披露し、さすがの面白さだった。続く、スパイシーガーリックは「NHK新人お笑い大賞」でやったパントマイムを駆使したゾンビのコント。それから、超新塾、三四郎と「THE SECOND」勢が続き、最後はウエストランドが登場した。音楽フェスのサブのステージでやるには、それにしても豪華なメンバーだ。そして、O-EAST の最後のライブはサニーデイ・サービス。ここだけ、音響チェックを幕を開けたままやっていて、ライブを始める前に、本意気に近いかたちで1曲まるまる歌ってしまう。大サービスだと思ったが、しかし、ライブが始まるともっと激しかった。あるフェスで、曽我部恵一がソロで歌うステージは観たことがあるが、サニーデイのライブを観るのは初めてだった。こんなに激しく演奏してみせるバンドだったのか。サニーデイもある時期からはあまり知らないのだが、「さよなら!街の恋人たち」「青春狂騒曲」という知っている曲も、その迫力に圧倒された。



 いよいよフィナーレ。結局、ほとんどこの O-EAST に居続けることになった。10年前の記憶から、下手に出入りすると入場規制で戻れなくなる可能性があることを学んだからだが、ひとつ悔しかったのは、LOFT9で行われていた宮沢章夫トリビュートトークショーを観逃すしかなかったこと。同時間帯にやっていた新しい学校のリーダーズのライブを選んでしまった。しかし、これはしかたがない。この選択は間違ってないだろう。フィナーレはやついのDJ。大きなやつい人形が現れたところで撮影可の時間があった。カリスマドットコムのいつかも登場する。ジャスティン・ビーバーの曲や、レキシとの楽曲「トロピカル源氏」ではおなじみらしき決まりごともあり、そこはついていけなくもあったが、雰囲気は楽しく味わっていた。最後には残っていた出演者がステージに登場し、やついの妻の松嶋初音、松本素生、ジョニー大蔵大臣、や団の本間キッドなどのすがたがあった。今立はサニーデイのステージに感動して泣いている。曽我部恵一が作ったテーマ曲をみんなで歌い、観客を背にして集合写真を撮った。21時45分頃に終演する。

 渋谷駅にまっすぐ向かい、東横線、渋谷始発の各停に乗り、座って帰った。さすがに足腰がへとへと。帰りの電車ではずっと眠っていた。夜遅くに帰宅し、眠る前に、覚えているうちに今日の日記の下書きをざっと書いておく。眠るのは深夜2時頃になった。

2023年6月16日金曜日

6月16日金曜日/「怪物」ティーチイン

◇ ラジオ

 朝に目覚め、ダビングのセットをしようとテレビをつけたら、永山絢斗が大麻所持容疑で逮捕とのニュースが流れる。少し眠りなおし、それから、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は、12時台ゲストに柄本明が登場。磯山さやかが主演している「愛のこむらがえり」に出演している。高田先生との顔合わせが珍しいと思ったが、同い年のふたり、初期の東京乾電池とその時代の空気の話を興味をもって聴いた。自由劇場では串田和美のやっていることは高尚に感じられ、それよりも、佐藤B作の東京ボードビルショーに憧れてというので始めたのが東京乾電池なんだな。後半には勘三郎や志村けんの思い出も語られた。

 カバンを昨日買ったことを忘れていて、家を出る直前に気がつき、中身の入れ替えをする。今まで使っていたカバンと同じくらいのサイズのつもりで買ったが、新しいカバンのほうがでかかった。ブックオフをまわるときに便利になるか。

◇ 病院

 午後から外出。いよいよ夏らしい気候になってきた。横浜に出て、まず、昼食。ひさしぶりに岡野の八起に入り、日替わりメニューのAセット、豚肉と舞茸の炒め定食を食べた。830円。八起のすぐ近く、交差点の角のラーメン屋がなくなってしまっていた。向かいのラーメン屋も同じ家系なのに、なぜかいつも行列ができているのが不思議なのだが、角の店のほうは空いていて、空いているこちらの店しか入ったことがなかった。

 市民病院まで歩き、3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。今回は珍しく予約時刻に間に合い、たいして待たされず、すぐに診察が終わる。酸素の数値は「95」。これがやや低めなのだということもいつの間にかわかるようになった。薬局のほうは混んでいて、けっこう待たされた。シムビコートの価格がまた安くなったようで、とても助かる。



 また歩いて、横浜駅のほうまで戻る。Tシャツをもう1枚買っておきたく、ビブレのユニクロ、GUに寄るが、決められず、結局、地下街の無印良品で買った。有隣堂も覗いていく。地下のドトールに入りたかったが、満席で入れず、再び地上に出て、めったに利用しない南幸のドトールに入り、ひと休み。ダイソーで買うものがあったことを思い出し、ドトールを出たあとにまた地下街に戻った。それから、東急ストアにも寄り、エクレアを買って食べた。

◇ 映画

 エクレアを食べてから、エレベーターに乗り、T・ジョイ横浜に。是枝裕和監督の「怪物」の上映後に監督のティーチインがあることを知り、通常料金で映画を観ることもまずないのだが、横浜の劇場で是枝監督の話が聴けるのならば、この機会を逃しては惜しい。19時ちょうどの回だったが、エクレアをのん気に食べていたら、10分前になってしまった。忙しなく入場する。ほぼ満席、予約時には両隣りも埋まっているはずだったが、上映が始まっても右側の席が空いている。さらにその奥も空いていたようで、映画が始まってから男女4人組がぞろぞろとやってきて、前を横切っていくのには舌打ちしてやりたくなった。おまけにこいつら、階段をあがるのにスマホで足元を照らしてやがるんだ。階段ぐらい、暗闇でも昇れるだろう。右隣りの席もあとからこられてはたまらないなと思っていたが、こちらは最後まで現れず、空席のままだった。

 是枝監督の作品に関しては、欠かさず観ているというわけではなかったが、おおむね、初期の作品からリアルタイムでその動向は追いかけてきている。しかし、坂元裕二作品についてはあまり知らず、いくつかのテレビドラマを、それも途中まで観たことがある程度だ。いや、テレビドラマを全話観るのは大変なんだよ。映画の序盤にあった、校長室のシーンのコメディぎりぎりの会話劇などは、坂元裕二らしい味わいではないだろうか。映画は直線的には進まず、視点が変わり、複雑になっていく。子どもの世界が描かれている映画だった。そうだった、おとなからの視点とはズレがあった小学生時代の感覚がよみがえってくる。単純にエンターテインメントには進まない映画だとも思った。是枝監督自身の脚本のほうが作品が素直ではないかという気がした。

 ティーチインは上映後に45分ほど行われた。最前列の席が空けてあったが、ここには関係者や取材陣がぞろぞろとやってきた。監督が現れ、監督自身が客席から質問をとるかたちで進行する。自分みたいにせっかくだからっていうんでふらっとやってきたような客は少なかったのか、ティーチインのあいだはつぎからつぎへと手があがり、しっかりと勉強してきているお客さんがとても多いようだった。カテゴライズされることの悩みを描いている作品がカンヌでクィアに関する賞を受賞したことへの懸念はあったかという質問があり、監督からはLGBTQに対する配慮の話があったが、しかし、観ている最中にはそんなことはあまり意識させられなかったとも思った。子どもの友情と考えては鈍いのだろうか。脚本に関する質問も是枝監督が答えることになるのだが、制作期間にコロナが挟まったが、脚本はまったく変更なしだったそうで、コロナ禍に見られたような誤解の連鎖はどこにでも起こり得ることだと、坂元裕二の脚本は予見していたのではというような話が是枝監督から語られた。最前列にいたプロデューサーが答える場面もあり、坂元裕二には連続ドラマの坂本調を2時間に凝縮したようなというお願いをしたという。終盤はじつは脚本をカットしている部分もあるという演出の話が面白かった。すると、映画の後半は是枝調というところか。そのほか、田中裕子の演技のすごさについて、最後は坂本龍一の音楽について語られた。ティーチインが終わり、監督のあいさつの時間が撮影タイムになった。このあとにはパンフ購入者にはサイン会があったが、お金がないのでパンフは買わなかった。





◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は熊谷真美がゲスト。静岡に移住した話は、この番組で以前に話してなかったかなと思ったが、離婚前に夫婦でもこの番組に出演し、そのときにはもう移住してたんだっけ。今回が14回目の出演だそうだが、徹子さん「それでそのあいだにあなた、離婚しただの、結婚しただの、なんとかだのっていうのが必ずあるってすごくない?」「いちばん最初のさ、ダンナさんってつかこうへいさんよね?」って、最後はつかこうへいとの離婚の原因にまで話題が及んだ。

 「ミュージックステーション」の2時間スペシャルも早送りしながらざっと観る。米米CLUBは視聴者生投票の企画があり、5曲のなかから投票上位3曲のメドレーを披露する。選ばれたのは「浪漫飛行」「FUNK FUJIYAMA」「TIME STOP」という3曲で、「アブラ・カダ・ブラ」と「愛はふしぎさ」が漏れた。いや、そもそものその5曲の選曲がやや不満だけども。米米CLUBは番組終盤にもう1曲、「いきなりサビソングTOP20」という企画も同時にあり、この2位に選ばれた「君がいるだけで」も披露したのだが、これ、ランキングの取材をしたあとに出演オファーしてるんだろうか。ざっと観て早く寝るつもりが、「いきなりサビソング」のランキングに興味が湧き、けっこうしっかりと観てしまった。BiSHの解散前最後の出演もあったのだが、アイナ・ジ・エンドと長屋晴子が共演した「ジャニス」というミュージカルをタモリが観に行ったとか言っていたのにはちょっと驚いた。タモリがミュージカル嫌いを公言していたことももはや記憶の彼方だ。

2023年6月15日木曜日

6月15日木曜日/複雑化する乗り換え

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、ひさびさに観た芸能人のキャラが3倍増しになっているというドッキリ企画があり、まず、3倍増しにゆっくりしゃべる渡部陽一がジェラードンをだます。続いては、ダンカンが3倍増しに虎キチになっているというもので、これは予告を観た段階から怖いと思った。ダンカンが箱根を案内するというニセのロケ番組に、岡野陽一、ザ・マミィ酒井、登坂絵莉が出演するという設定。そのロケにはダンカンの息子の虎太郎が同行し、収録中に、逐一、阪神の試合展開をダンカンに知らせ、ダンカンはみるみる不機嫌になっていく。このダンカンの恐ろしさは実際にそうじゃないかと思わせる。しかし、このドッキリ、岡野と酒井だけなら面白かったかもしれないが、登坂絵莉というひとはよく知らないのだが、このひとがいることで本当に心配になってしまう。ロケの信憑性のために入れられたんだろうか。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、堀内健とゆうちゃみがゲスト。ゆうちゃみはじつは勉強が得意で、歴史に強く、新聞を読んでいるというのは意外性があった。いやいや、さすが、みんな伊達に売れっ子なわけじゃないんだ。若林からはネプチューンの記憶が語られ、ネプチューンが売れてから、ホリケンと名倉潤のふたりが「東京笑い者」というライブで漫才をやったことがあったという。若林が「すべる」ではなく「はずす」という言葉を使っていた。爆笑問題も「はずす」という言葉をよく使っていて、関東はもともと、「すべる」ことを「はずす」と言うはずだが、オードリーの世代でもまだ使われているんだな。

 家を出るまで、文化放送の「おとなりさん」をつけていた。よく聴いていると、高山一実がどうやら休みで、オテンキのりが代打を務めている。ゲストはかが屋。

◇ 新橋

 午前中から都内に。だんだん暑くなってきて、服装に迷う。横浜から東横線に乗り、武蔵小杉から目黒線に乗り換え、あとは南北線直通だから乗り換えなしだと思っていたら、気がついたらどうも停車駅が変だ。読書に没頭していてすぐに気がつかなかったが、乗っていた電車は三田線直通だった。南北線は白金高輪で乗り換えねばならなかったのだ。いや、ここ数年、やたらといろんな路線がつながり、乗り換えがどんどん複雑になっている。これだけ長距離を走らせることになると、どこどこ行きって、終点だけ表示されてもどこに向かってるのかわからないんだよ。終点まで乗ることなんかないんだから。

 まず、市ヶ谷のほうまで用があり、それから、日比谷のほうに移動する。昼過ぎから雨がぽつぽつ降り始め、止む気配がなく、次第に強くなる。日比谷シティの地下、ダイソーに寄り、550円のビニール傘を買った。新橋まで歩き、夕方に遅めの昼食。飲み屋街のほうに進み、天下一という店に初めて入った。いつも混んでいる印象があったが、たまたま空いていたから入ってしまおうと思った。スタミナ炒め定食を食べる。970円。もともとはなんの店だったのか、水商売の店のようなソファーの椅子が並ぶ。値段はけして安くないが、様子がわかったからまた利用してみよう。


◇ 読書

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。マヒトゥ・ザ・ピーポー「銀河で一番静かな革命」を読み終えた。2019年刊、幻冬舎。マヒトゥ・ザ・ピーポーの書き下ろしデビュー小説。マヒトゥ・ザ・ピーポーというひとに関心があったから読んでみたくなったのだが、行きの電車で読み始め、一日で読み終えたものの、最後まであまり惹かれないまま読み終えてしまった。帯には、吉本ばなな、後藤正文、植本一子、又吉直樹のコメントが並ぶが、こういうのは人望があるんだなと思うだけで、あんまり信用できないんだよな。

 新橋から東海道線で横浜に戻り、西口のドン・キホーテでカバンを買っていく。持ち帰るためのビニール袋も買ったら、4400円ぴったり。今、使っているカバンは、ファスナーが壊れてしまい、ファスナー以外は丈夫だから悔しいのだが、ファスナーが閉まらないのは不便だ。2年と数ヶ月の付き合いだった。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は生島ヒロシがゲスト。9年ぶりの出演。TBSラジオの朝の番組はときどき聴いていて、身近に感じている部分もあるひとだが、震災で妹さんを亡くしていることを知らなかった。気仙沼の出身ということすらここで初めて知った。

 先週土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」には、とにかく明るい安村、チェリー吉武、ヤジマリーが登場。安村は「ブリテンズ・ゴット・タレント」で活躍後、初めての出演だが、この番組では以前から安村の新ネタを観ることができていた。チェリー吉武の、大声でシャボン玉を割る芸の発展形、大声でタンポポの綿毛を吹き飛ばす芸に、野田クリスタルが挑戦し、これがすこぶるくだらない。チェリー吉武もヤジマリーも、この番組だけでは異様な面白さを発揮している。

 ラジオを聴きながら、ブログを更新しようとするが、眠気がひどくなり、あたまがまわらない。Spotify からニューリリースのチェックをすると、新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」の「THE FIRST TAKE」バージョンの配信が始まっていた。深夜0時過ぎに眠る。


2023年6月14日水曜日

6月14日水曜日/同い年の感覚として

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ゴミを捨てに行ってから、ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおした。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴き始めると、いきなり、ちゃらんぽらん冨好さんのしゃべりからスタートする。水谷千重子の明治座公演が延びたために、冒頭から冨好さんがつないでいたのだ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」を観ると、なんと、来週からリニューアルになるというので驚いた。「おかえりこっち側の集い」という番組になるのか。いつものオープニングトークだけが独立した番組になるということなのだろうか。この番組、今まで特集が面白かったのに、あまりにも唐突すぎやしないか。なぜこんな中途半端な時期にという疑問も湧く。

 日曜に放送された「ボクらの時代」は、錦鯉まさのり、とにかく明るい安村、なかやまきんに君という不思議な顔合わせ。まさのりさんときんに君はほぼ初対面だったようだ。ギャグをやる際の動きについて、「止まることは大事」だという点で意見が一致し、その流れから、3人が動きを止めて、CMに入るというパターンがくり返された。このアイコンタクトの妙。まさのりさんは子どものころ、芸人になりたいというつもりはなく、藤子不二雄が大好きで漫画家になりたかったんだそうで、小学生のころに漫才ブームが始まるが、お楽しみ会では手品をやっていたという。まさのりさんは1971年生まれ、自分(1975年生まれ)よりも少し上の世代の感覚として、これはなんとなく理解できる。

 今日の「徹子の部屋」は中村雅俊がゲスト。昨年9月に、渡辺徹と一緒に出演した回の映像から始まった。そのときに、デビュー当時に中村雅俊からもらったという「いつまでもあると思うな人気と仕事」と書かれた色紙が紹介されたが、1984年放送、渡辺徹が23歳のころに出演した回の映像も流され、その色紙はそのときにも紹介されていたんだ。あるいは、中村雅俊は結婚してすぐのころ、植木等のすぐ近所に住んでいて、よく遊びにくる仲だったんだそうで、この関係は知らなかった。

 午後にブログの更新をひとつ。余計な出費は控えるべきか悩んでいたが、腹が減っていたので、夕方に外出し、遅めの昼食にする。かつやに入り、フェアメニューの豚カルビ焼肉とチキンカツの合い盛り丼を食べた。869円。どこかで読書をしていくつもりで、本をわざわざ選んでカバンに入れてきたけれども、どうも考えが定まらない。金も時間も惜しくなり、必要最小限の買いものだけして、すぐに帰ってくる。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれいていた「アンタウォッチマン!」を3週分。5月30日、6月6日の放送は、2週にわたり、バカリズムの特集。バカリズムは1975年生まれ、アンタッチャブルのふたりは山崎が早生まれだが、バカリズムと同学年だ。VTRのなかで、バカリズムが子ども時代をふり返り、「もちろんお笑いは好きでしたし、めちゃくちゃ観てて、学校で、タケちゃんマンの真似とか、知っとるケの真似とかやってた記憶はあるんですけど。」 と語っていると、スタジオで観ていた山崎が「小学生で「タケちゃんマン」は早いかもね。」 バカリズム「そう、早いの。みんなドリフだから。」 この会話は同い年の感覚としてよくわかる。サンドウィッチマンとアンタッチャブルはどちらかというとドリフだったのだろうか。サンドのふたりは1974年生まれ、ひとつ上の学年にあたる。バカリズムの単独ライブのおしゃれな演出は「ひょうきん族」の影響というのも初めて知る話で、今まで気がつかないことだった。そして、学生時代、日本映画学校の漫才の授業では、内海好江師匠に「なんかあんたたち、よくわかんないけど面白いから、その気があるんだったらうち(マセキ)のライブに出てみたら?」 と言ってもらったエピソードが語られた。コンビ時代、デビュー時に黒い衣装を着ていたのは、映画学校で教わった基本衣装という考えかたによるもので、その手法をお笑いにもちこんだのは自分たちだと自負しているという話も面白かった。後編では、「ブラッシュアップライフ」に出演した木南晴夏が証言をする。バカリズムの脚本は、ひとつのシチュエーションに対して会話セリフが多いという特徴をあげ、前半は覚えるのが大変だったが、後半はなじんで覚えやすくなったという。他局だが、実際のドラマの映像も流れた。ネタについては、いとうせいこうが証言していたことが面白かった。いとうせいこうとは「ウンナンのホントコ!」の前説をバカリズムがしていたときに出会う。いとうせいこうがバカリズムに大喜利の方法を訊いたら、「捨てるということを早くする」と言っていたんだそうで、つまり、捨てる訓練をしている、それをいとうせいこうは編集の能力と表した。番組の最後には、バカリズムから、1本ぐらい映画を撮ってみたいという夢が出た。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は尾上松也の特集。これも面白かった。中村獅童が証言者として登場していたが、中村獅童と尾上松也は歌舞伎界で後ろ盾のない境遇が似ているのだ。松也は獅童のやりかたを真似て、歌舞伎界の外に出て行ったというわけか。

 オンタイムでは聴きそびれた今日の「ビバリー昼ズ」を、夜になってタイムフリーで聴いた。12時台ゲストは電気グルーヴ。生出演ではなく、先週に収録済み。予告から楽しみにしていて、これは今日中に聴いてしまいたかった。なにしろ、水曜に登場というのが嬉しい。電気グルーヴに関しては、ナイツよりも乾貴美子(1975年生まれ)のほうがだんぜん信頼できるのだ。昇太師匠とは静岡の話題になり、地元では知られるらしい、藤本房子「ごてんばあさん」という曲がかけられた。検索してみると、これ、作詞は伊集院静なんだな。後半、リスナーからの質問の答えも、ずっとくだらなくて笑いっぱなしの放送だった。

2023年6月13日火曜日

6月13日火曜日/掃除機を買う

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、この土曜に放送されるゴールデン特番にそなえ、ゲストの黒柳徹子を予習する。清水ミチコをゲストに迎え、ミチコさんが語る黒柳徹子伝説がどれも面白い。ヒコロヒーとは初対面だったのかな。昨夜の「午前0時の森」は「60分で子どもに自慢できるカッコいい車を描きたいの森」という企画。漫画家アシスタントの佐藤敦弘というひとが登場し、村上信五と劇団ひとりに絵の描きかたを指導する。

 NHKラジオの「ふんわり」をつけてみたら、あんまりしっかり聴いたことのない番組だが、今日は木村祐一がパーソナリティーで、今田耕司がゲストだった。番組終盤にリスナーからのメールに答えるかたちで、上岡龍太郎の思い出を少し語っていた。昼は「ビバリー昼ズ」。こちらでは、東貴博が深沢の離婚についてしゃべる。深沢からは熱海五郎一座の稽古場のエレベーターでふたりきりになったタイミングで知らされたんだそうで、むしろ、田中美佐子から丁寧な連絡があったことを明かしていた。Take2のこの絶妙な距離感が可笑しい。

◇ 二俣川

 午後から外出。今日はやや暑くなった。一昨日買ったTシャツを着ていく。まず、駅前に出て、金の問題を済ませる。それから、二俣川まで歩き、今までためらっていた買いものを今日は一気に片づけてしまいたかった。ドン・キホーテを覗き、上階のダイソーにも寄り、こまごまとした買いものを。ドン・キホーテを出て、そのあとは大龍飯店まで足を延ばした。ランチメニューの、町中華のカレーライスというのを食べる。780円。店員さんに「町中華のカレーライス」と言ったらきょとんとされ、なんでだよと思ったのだが、この店ではランチメニューは「翠龍」「成龍」「大龍」「昇龍」という種類があって、「町中華のカレーライス」は「昇龍」と注文するのがおなじみになっているようだ。スープとシュウマイが付き、ボリュームたっぷり。満腹。


 二俣川駅に戻り、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗いていく。西友のビックカメラにも寄り、ドン・キホーテと価格の比較。おおむねドン・キホーテのほうが安く、ドン・キホーテに戻り、ひとまず、必要だった掃除機を買った。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 ドトールに入り、ひと休み。読書をしていく。片岡義男「彼らを書く」を読み終えた。2020年刊、光文社。ビートルズ、ボブ・ディラン、プレスリーについて、それぞれのDVDだけをもとにしてエッセイを書くというこのスタイル、このセンスのよさ。すごくかっこいい作家の本だ。装丁もいい。こういう本を、なにか別のテーマでも作れないものかな。

 夕方には帰宅し、帰宅するなり、掃除を始める。それからまた、録画残量を空ける都合もあり、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・君島十和子・憂樹親子)を観て、それから、「さんま御殿」を追っかけ再生で観てしまう。今週は「独身芸能人の恋愛事情SP」というテーマ。元光GENJIの内海光司と佐藤アツヒロが出演のほか、ジャーナリストの岩田明子が初登場。マジシャンGOという中国人のマジシャンも初登場で、このひとは「笑点」で観たことがあったが、どこから現れたひとなのかはわからなかった。「月曜から夜ふかし」で人気になったのか。カタコトの日本語でエロまる出しの発言を連発するのに笑わされる。マジックも含め、ぜんぶ面白かった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には、ぜんじろうの独占告白として、上岡龍太郎について語る記事があり。「SPA!」の「エッジな人々」には爆笑問題が登場、インタビュアーは九龍ジョー。「ニューズウィーク日本版」は、ジャニー喜多川のイラストを表紙にした「ジャニーズ帝国の落日」という特集記事があった。これはスクショを撮っておこう。深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠ってしまい、深夜3時前に起きあがる。深夜にまた掃除をしていた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...