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2023年2月27日月曜日

2月27日月曜日/秋葉原は混んでいる

◇ テレビ

 早朝に目覚めてしまい、何時間眠れたかわからない。昨日観そびれた「ワイドナショー」の録画を早朝に観た。田村淳、アンガールズ田中、豊崎由里絵、呂布カルマというメンバー。笑福亭笑瓶の訃報を伝えるが、映像もなく、思い出をふり返るのみ、それも、接点があったのは東野と淳だけで、ここに松本がいればと思わざるをえなかった。あとのコーナーでは、「不健全図書」の名称の変更を求めて漫画家たちが陳情したというニュースを扱い、スタジオには森川ジョージが出演した。この話題は知らなかった。この流れで、松本零士の訃報も扱い、森川ジョージもコメントする。

◇ 秋葉原

 今日も朝から都内に。秋葉原のほうまで行くことになり、正午過ぎ、昼食にしようと店を探し歩くが、秋葉原はただでさえごみごみしているのに、正午を過ぎるとどこの店も混んでいる。古本を売る店を見つけ、少し寄ってみたが、たいしたものは見つからず、なにも買わなかった。秋葉原駅の西側から東側まで、ぐるりと歩いてしまい、だしやという店にようやく決める。和風回鍋肉定食を食べた。980円。そのあとに、飲みものだけ買っておこうと思い、ドラッグストアを検索してみると、グーグルマップで見つけたマツモトキヨシがどういうわけかその場所になく、まるで、キツネかタヌキに化かされたかのようだ。秋葉原はドラッグストアも意外と少ないのか。あとの予定があったため、今日はずっと、飲みものを買いそこねたまま。





 夕方には東陽町のほうに移動し、東陽町のダイソーで、ようやく飲みものを買った。しかし、この飲みものは移動中に飲む用。ベローチェに入り、ひと休み。読書をするが、集中力がない。趣味のインスタ投稿など。帰りは東陽町から東西線、九段下から半蔵門線に乗り換え、渋谷からは東横線。各停で座って帰り、腰を据え、ここでじっくりと読書をする。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選、母娘特集。五月みどり・千恵、真野響子・柴本幸、ロザンナ・万梨音、冨士眞奈美・岩崎リズの各母娘の過去の出演回の映像が流れた。放送されたばかりの「しゃべくり007」もすぐに観てしまう。ゲストはオリエンタルラジオ。前半は、中田敦彦が YouTube でやっているような「芸能界改革案」を語る特別授業。後半は藤森慎吾の「好きになった人」という企画。「好きになった人」というネプチューンの番組があったそうなのだが、この番組をまったく知らなかった。しかし、せっかくコンビで登場したのに、なんだか、別々に登場しても一緒じゃないかと思うような企画だった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは松本明子が笑瓶の通夜に行ってきた話をしていた。12時台は火野正平がゲスト。高田先生と火野正平の顔合わせも珍しいんじゃないだろうか。それから、聴きそびれていた先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、冒頭からたっぷりと「オールナイトニッポン55時間スペシャル」について、さらには、ラジオについて、熱をこめて語りまくっていたのがとても面白かった。「55時間スペシャル」のラインナップに高田先生がいないこと、伊集院をTBSの安住紳一郎の番組の裏にもってきたことへの不満から始まり、「秋元康と佐久間宣行のオールナイトニッポン」でしゃべっていたことに毒づいていく。あるいは、さんまと鶴瓶と「ヤングタウン」について、そして、太田がいちばんくだらなくて面白かったのは電気グルーヴだと。

2023年1月19日木曜日

1月19日木曜日/過去に意味はない


◇ 新木場・東陽町

 早朝に目覚めるが、寒くて、なかなか起きあがれない。朝から都内に。まず、東京駅に出て、昼は新木場のほうまで行くことになり、昼食はタッツァという店に入り、スタミナポーク定食を食べた。790円。夕方は東陽町に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ 読書

 図書館で借りた「別役実の風景」を読み進めている。2022年刊、論創社。別役実の関係者による追悼文集のような本だが、寄稿者には知らない名前も多く、平田オリザ、岩松了といった知る名前が出てくると安心する。編者は野田映史。以下、気になった箇所の引用を。東日本大震災のときに話題になった「雨ニモマケズ」について、別役実の発言を平田オリザが書いていた。(孫引きになりますが、)P56「私もあの詩は好きだし、あの詩が三月十一日以降、多くの人に読み継がれているのはいいことだと思う。ただ、あの詩で本当に大事なところは、『雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ』頑張っていこうというところではないのではないか。本当に大事なのは、『日照リノ時ハ涙ヲ流シ、寒サノ夏ハオロオロ歩キ』の方なのではないか」「頑張ろうと励ますことも、たしかに大事かもしれないが、本当に大事なのは、きちんと嘆き悲しむことだ。そこからしか真の復興はあり得ない」 そして、岩松了が語っていることにも衝撃を受ける。P59「(略)別役さんが台本を書き始められた一九六〇年代ぐらいまでに流れていた戯曲の流れに対して、別役さんといえどもアンチな気持ちはあったと思うんです。それは何かと言うと、人のおこないを歴史的に考えて、過去が結実したものとして現在があるという考えかた――それに対して決然と異を唱えたのが、ぼくは別役さんだと思っているんです。」「あるとき、そういうことをふと感じたときに、そういえば、ぼくもそういうつもりで書いている。要するに、人の過去には、それが過去である限りにおいて、意味はないということ。それ以前の戯曲は、過去に意味があって現在があるという考えかたがあり、それがいろんな意味で演劇を文学とは別のものとして考えられない根拠になったと思うんですね。それを近代劇と言えばいいのか、自然主義と呼べばいいのか、わからないんですけど。」「つまり、人を見るときに、その人の歴史を踏まえた現在を見るのではなく、現在だけを見る姿勢――それは別役さんひとりが考えたわけではなくて、やっぱり歴史上そういうことがあったんだとぼくは思い始めたんですね。それは小説の世界でもあったんじゃないかと思うし。要するに、過去に意味があって、その上に現在が乗っかっているという考えかたにおさらばした。」 P66-67「ただ、想像ですけれども、別役さんはとりあえず意味をなくしたかったというか。結局、不条理ということとつながってくるのかもしれないですけど。結局、世の中のことをわかった人は、未だかつてひとりもいないわけですよね。つまり、このことがありながら、わかったように書くことに対する敵意が、別役さんにはあるわけですよね。で、それをずっと敷衍させていくと、意味のないコントとか、そういうかたちになっていくんじゃないのかなと思うわけです。」「それはぼくがまさに初期において、最初に書くときの発想なんですね。そこに強さを感じるというのかな。結局、意味を追っかけたときに弱くなっていくものがあって、ただ、初期の頃はぎりぎりその意味を追いかけている印象があって、しかも、ちょっと暴力的で……ということを考えたときに、別役さんの軽妙な喜劇みたいなものが最初からそうだったのかというと、そうではなくて、つまり、こういうものがあって、結局、世の中のことをわかった人間がいるのかという怒りの感情があって、そこに辿り着いてるような気が、ぼくはするんですね。」「だから、「ん? うん」とか「ちょっと、それ取って」といった本当に意味のない日常会話のなかで進んでいくことが、わからなさに対峙できる方法なんだと思った節がある。追いかけていく手法では、結局、現実に負けていくんじゃないかとぼくは思ったんです。それはさっき言った前近代的なものに近い。なぜなら、結局、意味を求めていることになるから。それをやっていくと、絶対に現実に遅れていくし、さっきの理屈で言うと、世の中のことをわかったやつがいるはずがないということを信じてないわけでしょう。わかるはずだという前提で書いているから。そうすると、こっちとしては遅れてるような気がしちゃうわけですよ。そして、意味のない日常会話と言いましたけど、これが実は、演劇において「肉体」を見ることに直結している。言葉と人物との関係ですよね。不条理劇というのは、実は「肉体」を描こうとした運動でもあったわけです。演劇において「頭脳」から発したものに信を置くという悪癖を排除しようとしたわけです。」


 東陽町から東西線になり、大手町から半蔵門線に乗り換えようとしたら、だいぶ歩かされてなかなかめんどうだった。乗り換えるなら九段下のほうがよかったか。渋谷からは東横線の各停に乗り、ラジオを聴きながらのんびり帰る。昨夜の「ザ・東京漫才」の話が聴きたくて、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングと「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを続けて聴いた。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は田中健がゲスト。妻の誕生日に温水洗浄便座をプレゼントをしたら「わたしはこういうの使わないの」と言われたという、プレゼントに失敗した話をしていたのだが、妻は誰だっけと思い、ウィキペディアにあたってみたら、古手川祐子とはとっくに離婚していて、現在は加賀千景という女優と結婚していた。この加賀千景というひとは加賀まりこの姪のようだ。しかし、温水洗浄便座が出たばかりのころだと言っていたから、じゃあ、ウォシュレットを使わないのは古手川祐子というわけか。どうでもいいことを突き止めてしまったが、そして、田中健といえばもちろんケーナの話にもなり、この番組のテーマ曲を演奏もしたのだが、田中健のケーナを作っているのが平泉成だというのでさらに驚いた。

 火曜深夜の「ランジャタイのがんばれ地上波!」は「年始ブチギレ王決定戦」という企画。きしたかの高野、口笛なるお、赤もみじ村田大樹、ネコニスズヤマゲンが出演した。先週土曜の「白黒アンジャッシュ」は、人力舎の若手が競う「白黒-1グランプリ」。しかし、この番組も「がんばれ地上波」も、アイドルに審査員をやらせているのが余計だ。誰かスタッフに、アイドルと仕事をしたい人間がいるだけじゃないのか。

 楽天マガジンで読んだ「週刊文春」、宮藤官九郎の連載では、清水ミチコの武道館ライブで会った松本明子のことが書かれていた。松本明子に、クヒオ大佐の本名が「スズキマツオ」だと教わるが、あとで調べたら違っていたという話。深夜、ツイッターを覗いてみたら、「週刊朝日」が休刊とのニュースを目にした。早朝に出ていたニュースだが、深夜0時を過ぎてから知った。歴史ある週刊誌がついに休刊するような状況か。

2022年9月30日金曜日

9月30日金曜日/昼食は大手町


◇ 大手町・東陽町

 早朝に起きあがり、ブログを更新しようとするが、眠くて無理だった。もう30分ぐらい眠りなおし、午前中から都内に。今日は暖かくなりそうだが、夜のことを考え、パーカーを着ていく。東京駅まで出て、昼食は大手町ワンのグリルやまだという店に入り、切り出し牛ハラミ丼を食べた。950円だと思ったのだが、会計してびっくり、税込み1045円だった。昼食に千円使うとは、罰当たりなことをした。

 夜には東陽町のほうまで行くことになり、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べる。スマホの充電をしながら、ツイッターを開くと、円楽の訃報がいきなり目に飛び込んできた。読書をするつもりだったが、あたまが動かなくなるというのか、しばらくぼんやりする。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。今日のゲストは、サバンナがコンビで登場。高橋が出演する「ザワつく!金曜日」の3人、長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子からコメントのVTRもあった。コントもやってみせたが、徹子さんにもなかなか好感触のようで、こうして改めて観ると、ふたりともとても愛嬌のあるコンビだ。八木のギャグ、「パナキ」をやり始めた場面にははらはらもしたが、やりっぱなしでなく、明るく収めていた。

 深夜、Spotify で、ビョークの新アルバムを聴きながら、読みかけの本を読み終えたく、部屋で読書を続けた。小川淳也・中原一歩「本当に君は総理大臣になれないのか」を今朝から読み始め、一日がかりで読み終えた。2021年刊、講談社現代新書。小川淳也は先日のデモの演説でもユニークで、人間的に非常に信用できると思ったが、この本を読んでみると、なおいっそう、共感するところ大だ。時期的には「君はなぜ総理大臣になれないか」以後、「香川1区」以前。コロナについて多く語られていたり、あるいは、衆院選、代表選について、ここで語られていることの結果はすでに出ている。4章のうち、半分はノンフィクション作家の中原一歩が執筆、半分は小川淳也のインタビューで構成されているのだが、このインタビューの聞き手は「現代新書編集部」となっている。ところが、このインタビュアーのキャラクターがやけに強く、過剰に驚いたり、とぼけてみせたり、話をさえぎってみせたりなど、いったいなんだこりゃと思った。そんなに存在感を出したいのならば、個人名を出せと言いたくなる。(インタビューをまとめているのは中原一歩だろうか?)


2021年8月15日日曜日

8月15日日曜日/愛宕

◇ 貧乏暇なし

 深夜にいったん目覚め、眠りなおし、早朝6時過ぎにはもう起きた。昨夜も涼しく、うっかりすると眠りすぎてしまいそうだ。録画していた「ゴッドタン」の「ラジオ芸人サミット」を観て、それから、7時からはラジオをつけておく。「石橋貴明のGATE7」には、谷繁が出演していた。梱包を作ろうとするが、クリックポストに接続できず。うちのネット環境の問題かと思ったが、あまりにもつながらないので、ツイッターで検索してみると、どうやら、サイトのほうの障害のようで、これはあきらめるしかない。



 今日は朝から都内に。連日の雨降りで、半袖ではやや肌寒いくらいだった。火曜日に東陽町に行ったばかりだったが、東陽町なんて今までぜんぜん訪れたことがなかったのに、どういうわけか、続けてまたすぐに、別の用件で行くことになった。昼は新橋に移動し、ニュー新橋ビルの岡むら屋で、肉めしを食べた。百円引きの券が、ちょうど財布に入っていた。それから、マクドナルドに入り、ひと休み。スマホを充電して、しばらく読書をしていく。

 虎ノ門から神谷町のほうにまわり、そのあと、どこかで郵便局に寄らなければと思っていたが、今日は日曜だ。ゆうゆう窓口が開いている郵便局を探すと、芝郵便局がいちばん近かった。愛宕のあたりを歩くのがかなりひさしぶりで、大学生のころに、先輩に連れられ、NHKの放送博物館に行ったことがあったが、それ以来だ。周辺はよく歩いているのに不思議なものだ。雨のなか、芝郵便局にたどりつき、昨日の3センチ以上の品を初めて定形外郵便で出してみようとしたが、510円だというから、安いといってもレターパックとあんまり変わらない。レターパックのほうが早く着くというので、結局、10円高いレターパックプラスにした。本当に510円だっけと疑問が湧き、スマホを出し、その場で日本郵便のホームページを確認してみると、たしかに510円だった。250グラム以内からが、350円になるのだった。再び、新橋まで歩き、どこかでもう少し読書をしていこうと、ベローチェに入り、ブレンドとクリームパンを食べた。ドリンク50円引き券が、ちょうど財布に入っていた。


◇ 読書

 福田和也「「作家の値打ち」の使い方」を読み終える。2000年刊。ブックオフで見つけて買っておいたが、今さらと思いながらも、読み始めてみたら、挑発的、刺激的で、めっぽう面白く、昨日から二日で一気に読んでしまった。「作家の値打ち」をいつ読んだのかは覚えていないが、刊行されたのはもう20年以上前になるのだ。しかし、あとがきに載せている読者の感想が、かなり高齢なことにはちょっと驚いた。当時25歳の自分よりも歳下の感想がまったくなく、若い読者は意外といなかったのだろうかと、今になって思うことになった。当時、福田和也は 40歳手前。坪内祐三との連載対談や「en-taxi」はこの本よりあとになる。今はどこでなにを書いているのか、まったく視界に入ってこないひとになった。

 新橋から、山手線で五反田に移動し、ブックオフに寄っていく。アプリの20パーセントオフセールが今日まで。110円の文庫本を5冊買った。大崎広小路駅から、東急線を乗り継ぎ、横浜まで戻り、有隣堂に少し寄る。ここ数日は本屋にぜんぜん寄っていなかった。ジョイナスの地下を通ったが、高島屋の地下もずいぶん変貌しているようだ。夜遅くに帰宅し、録画していた今朝の「サンジャポ」を観て、23時過ぎには眠った。

2021年8月10日火曜日

8月10日火曜日/失敗はめぐる



◇ 東陽町・門前仲町

 今日は朝から都内に。門前仲町で、早い時間に昼食になってしまい、日高屋に入り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。東陽町に移動することになり、古本屋を検索してみたら、そういえば、錆猫さんの「古本と肴 マーブル」が東陽町だった。東陽町に寄る用がまずなく、せっかくだから寄ってみようと思ったが、お店まで行ってみると、緊急事態宣言のためにお休み中だった。残念。どこかでひと休みしたくなり、ベローチェに入ろうとするが、レジに行列ができている。これはだめだと思い、どうしようかと迷ったが、隣りのデイリーヤマザキに、広いイートインスペースがあり、こっちに入ることにした。ボトル缶のカフェラテと、フレンチトーストを買って食べる。ベローチェよりも安あがりになり、かえってよかった。予定よりも時間が空いてしまい、このあとの予定を再考する。門前仲町に戻ることにして、ブックオフに寄っていく。わざわざ寄ったかたちだが、買うものがたくさんあり、寄った甲斐があった。9冊購入。おまけに、なんのセールだかわからないが、1割引きになっていた。嬉しい。


 それから、地下鉄を乗り継ぎ、渋谷にも寄っていく。まず、古書サンエーを覗くが、ここでは買うものなし。道玄坂を横切り、センター側からY字路の交番の前に出ると、ひげガールの宣伝カーが走っていた。通りすぎてから気がつくが、トラックの後部が、米山ババ子哀悼への感謝を表す広告になっていて、急いで写真を撮ろうとしたが、間に合わなかった。今さら気がついたが、この「米山ババ子」という名は「ヨネヤマママコ」をもじっているのだろうか。まんだらけにも寄るが、ここでもなにも買わない。門前仲町のブックオフだけで荷物が重くなり、じっくり物色する気力もなくなってしまった。渋谷から東横線で横浜まで戻ってくる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2612人に。神奈川は 1572人。埼玉は 1166人。千葉は 860人。大阪府 697人。東京は落ち着いてきたようにも見えるが、気になるのは神奈川だ。

 もう少し読書していきたく、横浜西口のマクドナルドに入ろうかとも思ったが、西口のひとの多さに、やめたほうがいいんじゃないかという気になった。体感的には、ひとの密度は渋谷とあまり変わらないような感じがする。それから、今度、ムービルにネイキッドロフトが越してくることを知り、楽しみにしているが、ムービルに寄ってみても、その告知はまだ見当たらない。今日は10日だから、ムービルは料金が安い日で、本当は映画を観たかった。

 横浜から星川に移動し、ここでマクドナルドに入った。星川駅もずいぶん改築され、マクドナルドの入り口は改札からすぐだったものが、一度、外に降りて、階段でまた上がらなければならなくなった。マクドナルドはいい迷惑だろう。アイスコーヒーと、新商品のスパビーというのを食べた。当たり前のように「スパビー」とだけ書いてあって、スパイスビーフだとは思うが、あだ名をそのまま芸名にするタレントみたいだ。しばらく読書をして、それから、コーナンに寄り、ダンボール板を買っていく。3枚買って、束ねるようにお願いしたら、店員の青年が、ダンボールに直接テープを貼ってしまい、そのテープを剥がしたら、ダンボールが禿げてしまった。青年はかまわずそのまま束ねようとするので、ツッコミの声を思わず出しそうになるが、穏やかに静止し、交換をお願いした。しかし、その青年はなんだかちゃんと謝らないのだ。そばを通りがかったおばさんの従業員に、禿げたダンボールをどうしたらいいかを訊き始めたが、それよりもまず、ダンボールの交換が先だろう。おばさんの従業員がすぐに交換を申し出てくれたから、スムーズには済んだのだが、だめな若い店員に出会うことがやけに多い。もしかすると、自分がだめな書店員だった因果応報だろうか。いや、書店でバイトを始めたばかりのころはそうだったということだが、どうもそのときの失敗が、めぐりめぐってやってきているような気がする。ダンボール板はかさばるため、星川からは、空いてる電車を待ってから帰った。

◇ 読書・雑誌

 マクドナルドで、宮沢章夫「サーチエンジン・システムクラッシュ」を読み終えた。2005年刊、文春文庫。表題作の初出は「文學界」1999年10月号。芥川賞候補にもなったはずで、いずれ読もうと思いながら、もう20年以上も経っていた。読みながら思い浮かべるのは、やはり、宮沢章夫の舞台で、2000年代に観ていた遊園地再生事業団のトーンを感じていた。あれらの舞台に先行して、このような小説が書かれていたのだ。

 楽天マガジンで読んだ「婦人公論」の大鶴義丹のインタビューが面白かった。李麗仙の追悼記事なのだが、ここで語られているような唐十郎の様子は、どこか報じたところはあっただろうか。「母が亡くなった翌日、父はその遺体に対面しました。僕が母の死を知らせ、迎えに行ったのです。12年に転倒により脳挫傷の大ケガを負った父は、体もやや不自由です。その父が、母の亡骸に向かい、手を叩き、劇中の歌を歌ったりと、かぶいてみせるんですね。そして最後に、「李麗仙、また逢おう!」と。」

 深夜0時過ぎから、アマゾンプライムで映画を観始めてしまったが、そういえば、「爆笑問題カーボーイ」があると思い出し、映画は中断して、深夜1時からラジオをつけた。いつも聴いているラジオを、なぜ、忘れてしまうんだろう。オープニングは、オリンピックの閉会式について、肯定的な話をずいぶんしていた。聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...