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2022年12月4日日曜日

12月4日日曜日/渡辺徹の漫才



◇ 桜木町・関内

 朝早くから外出。寒い。今季初めて、トレーナーを着ていく。日曜の朝は電車が空いていて、のんびり読書をしていく。まず、桜木町に用があり、それから、馬車道から日本大通りのほうに歩いていく。開港記念会館の向かいのベローチェに入り、ひと休み。モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。ツイッターからニュースをチェックしてみると、静岡の逆さ吊り保育士がついに逮捕され、実名も出た。どうやら、3人とも女性のようだ。しばらく読書をして、少し仮眠もする。矢作俊彦「東京カウボーイ」を読み終えた。1992年刊、新潮社。文庫化はされていないんだろうか。大友克洋の表紙に惹かれて読み始めてみたものの、どうも調子がつかめないまま、だらだらと読み進めていた。



 ベローチェを出て、隣りのスギ薬局に寄り、あんぱんをひとつ買い、歩きながら食べておく。日本大通りの交差点までくると、交通規制の看板が出ていた。ここより海側にはクルマを通しておらず、「マグカル解放区」というのを開催しているのだとわかったが、その場でホームページを確認してみると、パフォーマーに路上を解放するという催しを定期的にやっていたんだそうで、3年ぶりの開催ということも知らなかった。今日のタイムテーブルを見ると、ストリートミュージシャンみたいなのばかりで、今日は観なくてもいいかと思ったが、大道芸なんかが出ることもあるようだ。

◇ 放送ライブラリー

 今日は放送ライブラリーを利用するつもりで、その前に1階のトイレに入っていたら、ガキどもの集団が入ってきたようで、いったい何人詰めかけてきたのか、騒々しく、扉にばたばたぶつかりもするからたまったもんじゃない。へらへらしながら「入ってんの?」などと言いながら騒いでいるから、こちらも不愉快になり、扉を一発、ばんっと思いっきり叩いてやった。さすがに静かになり、いなくなってくれたが、おもてで出くわすといやだから、必要以上に個室にこもるはめになった。

 放送ライブラリーにやってきたのは、1988年放送の「シェイクハンド」というドラマを観るため。渡辺徹の番組がなにかないかと探してみたら、このドラマを見つけた。渡辺徹が漫才師を演じているドラマ。関西テレビ制作、原作は難波利三。ギャラクシー賞の奨励賞を受賞している。渡辺徹と古尾谷雅人が漫才コンビなのだが、放送時、渡辺徹は27歳、古尾谷雅人は31歳。関西弁の渡辺徹と、東京からやってきた古尾谷雅人が「横断歩道」というコンビを組む。渡辺徹のインチキ関西弁のルーツは、もしかすると、このドラマにあるのではないだろうか。漫才学校出身という設定も時代を表している。(このドラマの前年には「4時ですよーだ」が始まっていて、当時、関西ではダウンタウンらの人気が爆発していたはず。)うまくいかない渡辺と古尾谷のコンビは、ある師匠コンビに弟子志願をするのだが、たとえば、NSC出身者がそのあとに誰かに弟子志願をするというケースも当時はあったのだろうか。師匠コンビとともに訪れた地方営業では、もうひと組、女性コンビ(ハイヒール風)も一緒で、やがて、渡辺徹は古尾谷を裏切り、そのコンビのひとりだった高橋ひとみとコンビを組み、夫婦漫才を始めることになる。古尾谷はアパートに呼び出され、渡辺徹と高橋ひとみからそれを聞かされるのだが、会話ではなく、そのわけは漫才によって語られ、古尾谷は沈黙する。ひとりバイトを始める古尾谷。そのいっぽう、渡辺徹と高橋ひとみのコンビはコンテストで優勝する。東京に帰ろうとする古尾谷を、新幹線のホームまで追いかける渡辺。ホームに残るふたりを映したまま、時間が経過していく。

 放送ライブラリーを出て、イセザキモールまで歩いた。有隣堂に寄ると、ウディ・アレンの自伝が出ているのを見つけて、ちょっと立ち読みする。夕方になり、遅めの昼食。和記食坊に入り、パイコー麺を食べた。680円。ブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を4冊買った。横浜駅までは、ラジオを聴きながら歩いて帰る。平沼のブックオフにも寄り、220円の単行本を1冊だけ買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」はサッカーの話題から始まり、そのつぎは渡辺徹の訃報を扱うが、スタジオには戻らず、すぐにつぎのVTRに移ってしまった。旧統一教会問題は今週は番組後半に扱い、鈴木エイトも登場。そのあとには宮台真司の襲撃事件を扱った。「ワイドナショー」は松本が不在の週。田村淳、シソンヌ長谷川、武田鉄矢、柴田亜美というメンバー。こちらは渡辺徹の訃報から始まるが、松本が不在の今日は、渡辺徹とは縁が薄いひとばかり。そのあとは、サッカーの話題、流行語大賞など。

 疲れてしまい、横になり、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台は、西川のりおがゲスト。楽しみにしていたのだが、聴きながら眠ってしまい、目覚めては聴きなおすというのを何度かくり返した。これはまた改めて聴きなおそう。

2022年9月23日金曜日

9月23日金曜日/バースデー

◇ 誕生日

 本日、47歳の誕生日。なにも変わらず、早朝から少し眠り、午前中にブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビを観る。「ダウンタウンDX」を2週分、先週は「大御所芸能人大集合SP」と題し、ゲストは芸歴50年以上、かつ、70歳以上ばかり。堺正章、加賀まりこ、中尾彬、八代亜紀、前川清、梅沢富美男という顔ぶれがそろい、ダウンタウンがいちばん歳下になるが、しかし、「ダウンタウンDX」って、そもそもこういう番組だったんじゃないか。過去のVTRもたくさん流れたが、まだ若手だったダウンタウンが、デラックスなゲストを招くというようなコンセプトではなかったっけ。番組初期は緊張感があり、本格的なバラエティショウを目指していたような気がするが、いつしか、クイズやゲームの要素が入り、だらだらした番組になっていった。堺正章と井上順が登場した回はよく覚えているが、まさに番組初期のころで、堺正章は最初は怖かったと浜田は語る。大御所だらけのこのメンバーがさらに大御所たちの話をするのはさすがに面白く、加賀まりこからは川端康成の話、そして、前川清が勝新太郎の話をすれば、中尾彬、加賀まりこからもさらに勝新の話が出る。堺正章が司会を務めたという内田裕也の誕生会で、アントニオ猪木が内田裕也にビンタをした話など、登場人物がみな強烈だ。

 それから、もう1週、昨夜の放送は「バラドル大集合SP」。松本明子と磯山さやかが出演しているから、これは「ビバリー昼ズ」を聴く前に観ておかなければならないと思った。ほかは、森口博子、鈴木紗理奈、峯岸みなみ、藤田ニコル、山之内すずというメンバー。新旧のバラドルをそろえたかたちだが、だけど、藤田ニコルや山之内すずは「バラドル」とは呼ばれないだろう。実際に「バラドル」と呼ばれていたのは松本明子と森口博子の時代だけではと思うが、やはり、このふたりのエピソードが圧倒的に面白く、これはひとつのテレビ史だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、さっそく、昨夜の「ダウンタウンDX」を話題にする。そのあとには、秋分の日は 1948年に制定されたという話をしていたが、子どものころからずっと秋分の日が誕生日なのに、いつから制定されたかなんてことはぜんぜん気にしたことがなかった。つまり、高田先生に言わせると、ピーマン、ジュリー、秋分の日は、高田先生と同期だということである。




◇ 関内・中華街

 午後から外出。曇り空。雨の予報なので、傘をもっていく。根岸線に乗り、関内まで。昨年の誕生日と同様、今年も放送ライブラリーに遊びにいくことにした。事前に検索し、観る番組は決めておいた。1989年1月15日放送の「笑っていいとも!増刊号」。昭和天皇崩御により、休止になった翌週の放送。つまり、平成最初の放送なのだが、当時の記憶もあるが、この週は平日の「いいとも」の時間には「友達の輪」の傑作選を放送していた。この日の増刊号は、その前週、新年は3日間は通常の放送があり、それと年末の特大号を合わせた総集編となっている。冒頭、山中秀樹がそのような説明をし、最初のVTRは年末特大号の「Mr.レディー」。山中秀樹が「きれいなオカマさんが登場致します。」と、今では絶対に発せられないようなセリフを言う。この特大号は、このコーナーに今まで出演した「Mr.レディー」たちが審査員になり、男性レギュラー陣が女装をして、つぎつぎに登場する。トップにさんまが登場し、関根勤、鶴瓶、所ジョージ、小西克哉(!)、渡辺正行、鶴太郎と続くから豪華だ。この特大号もリアルタイムの記憶があるが、みんな三十代だったんだな。さんまの女装を見たひとりのMr.レディが、うちの店にそっくりな子がいるといって、日出郎の名を出していた。「家族の肖像」というコーナーは、有名人の家族が登場し、誰の家族かを当てるクイズコーナー。回答者に、佐野量子、中井貴一、デーモン小暮が出演し、佐野量子だけがレギュラーだったはずだが、「動物に例えるとなんですか?」というお決まりの質問をしている。登場した家族は、逸見政孝の娘。回答者たちが逸見さんの娘に質問をするのだが、タモリがほとんど答えてしまっていて、こんなに下手な司会だったっけと思うが、それを突っ込むという文化もまだない。最後に現れた逸見さん、白髪混じりだが、このとき、43歳というのにも驚いた。フリーになったばかりのころだ。続いて、「サックスは最高」は、小倉久寛のおなじみのコーナー。回答者は、ウッチャンナンチャン、ゆうゆ、ピンクの電話。回答者の後ろにはチャイルズのすがたもある。続いて、「タモリ・さんまのんなあほな!」は、このタイトルはなにかと思うが、おなじみの雑談コーナーだ。おそらくまだ結婚したばかりのさんまが、正月に、子どもと駒沢公園で凧上げをした話をしている。「テレフォンショッキング」は3日だけ、少女隊の藍田美豊、松本伊代、村上弘明が出演。タモリの若い女性タレントへの接しかたが、やっぱりちょっと気持ち悪い感じがあり、この当時は嫌われていたのも納得がいく。昭和最後のゲストが村上弘明で、翌週は川上麻衣子につなげているのだが、放送は休止になり、あとで調べてみると、出演日がその翌週になっても問題なく出演したようだ。続いて、タモリと野沢直子が司会をする「その気で見ればウリふたつ」のコーナー。有名人に顔が似ているという素人がつぎつぎに登場するだけのコーナーなのだが、といっても、たいして似ているひとが出てくるわけではなく、じつに素朴なコーナーだ。未成年の出場者が多かったが、正月休みだからか。このあとは「いいともハイライト」として、各コーナーのダイジェストになる。「お染ブラザーズの考えると今夜も眠れない」のコーナーは、レギュラーだった染之助染太郎が正月は忙しかったということか、ウンナンが代役を務める。染之助染太郎は電話出演し、その電話を八木亜希子がもってきて、ウッチャンに渡した。そのつぎは、なんのコーナーなのか、清水ミチコのピアノ弾き語りのネタが少し放送されている。続く、「オグちゃんの家庭でできる体操講座」というコーナーは特別企画だったんだろうか、小倉久寛が家庭にある品物を使った体操をレギュラー陣に教える企画。このコーナーも、ウンナン、ゆうゆ、ピンクの電話、チャイルズが、それぞれ体操着姿で出演し、ゆうゆのブルマ姿にタモリが反応する。ウッチャンが鮮やかなバック宙をやってみせる。最後は「金言・格言色紙でどうじょ」のコーナー。所ジョージが正月旅行のために欠席し、佐野量子が代役を務めていた。そしてまた、山中秀樹がスタッフルームからあいさつをして、さんま、野沢直子の曜日(金曜日?)のエンディングが流れて番組が終わった。放送時間は 91分。

 放送ライブラリーを出て、外を歩きながらツイッターを開くと、村田兆治が暴行容疑で逮捕というニュースが目に入り、これにはびっくりした。記事を読むと、空港で金属探知機に何度も引っかかったことに怒り、女性検査官に暴行を働いたという。暴行という言葉の強さにぎょっとするが、具体的には、肩を強く押しただけのようで、怪我をさせたりとかはさすがにしていないのだろう。とはいえ、野球選手のような体格のいい男に肩を強く押されるのは恐怖だとは思う。今では野球はまったく観なくなってしまったが、十代までは野球ファンだったから、むしろ、あの名選手がという純粋な気持ちが自分には強くある気がした。

 中華街に行ってみると、祝日だから混んでいる。雨も降り始めた。ぐるぐると歩きまわり、保昌に決め、牛バラ肉カレーご飯を食べた。990円。食べ終えて、細い路地を歩いていくと、ある店の前にひとだかりがあり、団体客かと思ったら、担架が置いてあるのが見える。じきに、その店のなかから顔色の悪い若い女性が連れられて出てきた。


 混んでいる中華街からは脱出し、横浜スタジアムの脇のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら、まず、「いいとも」のメモをまとめておいた。そのあとは、しばらく読書をする。誕生日にはなにを読もうかと考え、そういえば、今日は藤子F先生の命日でもあるから、藤子F先生のSF短編を読みなおしてみようかとふと思った。本箱から、中央公論社の愛蔵版を引っぱり出してきたら、奥付は、昭和63年の5版になっている。おそらく、この本は中学生のころから手元にあるはずだ。当時、中央公論社といえば、「藤子不二雄ランド」を出していた出版社だった。この全3巻のぶ厚い愛蔵版を、少しずつ読みなおしていきたい。子どものころに藤子不二雄両先生から受けた影響は計り知れないものがあり、自分のルーツのひとつとして、とても大きい存在であることは間違いないのだが、しかし、その比重の高さはやはり十代のころのものか。

 横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。帰りの電車で、向かいの席に座っていたお婆さんたちのおしゃべりを聴くともなしに聴いていると、「マツジュンとか櫻井くんとか、みんなコロナになっちゃったのね」と、嵐の話になった。帰宅前に、スーパーで買いものをしていく。雨はざんざん降りになり、靴のなかまでぐしょぐしょに濡れた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。中村雅俊と渡辺徹がゲスト。文学座の先輩後輩という間柄。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・ハリウッドザコシショウ)を聴きながら、ブログをもうひとつ更新する。ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚め、またすぐに眠りなおした。

2022年8月17日水曜日

8月17日水曜日/古いドラマと雨と映画

◇ テレビ・雑誌

 早朝から少し眠りなおし、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は、JPに密着したVTRからクイズが出題される。この番組では、芸人の副業を紹介する密着取材をずっとやっていたが、今回は副業ではなく、どうも企画が安定しない番組だ。JPは、空いている時間が少しでもあれば動画を撮り、すぐに使えなくても、10年後に使えるかもしれないと考えてそれをやっていたり、あるいは、自分の動画に飛べるQRコードのシールを作り、配るために持ち歩いていたりなど、裏側の努力に驚かされる。JPの密着は面白かったが、それにしても、スタジオの大喜利がかったるい。

 日曜の「おかべろ」をようやく観ると、2丁拳銃の川谷修士と野々村友紀子夫妻がゲスト。野々村友紀子が、小堀に怒ったときに、小堀がもうちょっとうまく返しができていたらポップなクズ芸人になれていたのに、言いっぱなしになったため、自分のほうが認知されていったことに心苦しさを感じていて、むしろ、2丁拳銃がだめであるかのような印象をつけてしまったのではないかと後悔しているという話をしていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」で、水谷豊の連載が始まっていた。今週は2回目になっていて、そういえば、先週号には水谷豊のインタビュー記事があり、うっかり読み飛ばしていたが、このインタビューは連載だったのだ。聞き手は松田美智子。先週の初回にも改めて目を通すと、歴代の「相棒」について語っている。そして、今週は芸能界の交友録を語る。ドラマの共演者のほか、とんねるずやイチローの名も出てくる。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後から外出する。今日は涼しくなるのかと思っていたら、まだ暑い。まず、関内まで出て、さっさと食べてしまおうと思い、なか卯に入り、鶏唐丼セットを食べた。680円。



◇ 放送ライブラリー

 今日の目的、まずひとつめは放送ライブラリーに。1985年のドラマ「イエスの方舟 イエスと呼ばれた男と19人の女たち」を、今のタイミングで観ておきたくなった。たけしが千石イエスを演じる実録ドラマ。放送時は小学生で、このドラマの存在はあとから知ったが、イエスの方舟事件そのものはリアルタイムでは知らない。脚本は池端俊策。以前にここで観た「さんまの「俺は裸だ」」も池端俊策の脚本だった。小林聡美、田中美佐子、山咲千里らが出演。岸田今日子がたけし(イエス)の母を演じているのだが、おおっと思うところでは、たけしの子ども時代を「たけしくん、ハイ!」の小磯勝也が演じている。97分。観終わって、上階の展示ホールにも行ってみると、「テレビとCMで見る平成令和ヒストリー展」という展示があり、これもついでに、ざっと眺めてまわった。「TVガイド」のバックナンバーがずらりと並べられていて、そのときどきの人気タレントが表紙を飾っているさまは、そのまま、平成の芸能史のようだ。しかし、ある時期から、どうもパブリシティ臭さが目立ち始め、平成初期のほうが雑誌に魅力が感じられる。昭和のバックナンバーも見てみたくなる。


 1階に降りると、外はどしゃぶりになっていた。今日は雨の予報だとわかっていたのだが、うっかり、傘を持って出るのを忘れてしまった。少しすれば止むかと思い、地下の日本大通り駅まで降りてみると、コーヒー店があったが、コンセントがなさそうだったから、入るのは躊躇してしまった。どうせ、あとでまたスマホを充電するためにどこかに入らなければならず、二度入るのはもったいないと思ったわけだが、しかし、この店に入ってしまったほうが時間を有効に使えたかもしれない。充電を考えるために行動がかえって不自由になってしまうが、そういえば、今朝に観た「刺さルール」では、JPは動画をいつでも撮れるようにと、モバイルバッテリーをいくつも持ち歩いていたんだった。案外、JPから学ぶべきことは多かった。地下から1階に戻り、外の様子を見ながら、しばらく無駄に突っ立っていた。15分ぐらいすると小雨になってきて、止んだわけではないが、しびれを切らして外に出る。

 小雨のなかを早足で歩き、横浜スタジアムの脇のベローチェに入った。心置きなく、スマホの充電をする。読書をしようと思っていたが、眠くなり、ひとまず、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。この日は、東貴博と黒沢かずこがともに休みになり、渡辺正行と乾貴美子という変則コンビ。12時台は、オジンオズボーン篠宮がゲスト。そのあと、Spotify で音楽を漁っていたら、どうしてそこにたどりつけたのかわからないが、MCコミヤがあることに気がついた。ほかにも、いつの間にかサブスク入りしている曲があるかもしれないと思い、いろいろと探し始めてみると、なんと、「やまだかつてないCD」も Spotify で聴けるようになっていた。配信の場合は、中古CD屋の棚を漁るのとは違って、自分で気がついて検索してみないと見つけようがない。


 「やまだかつてないCD」を聴いていたら、ずいぶん時間が経ってしまった。結局、読書はまったくしなかった。すっかり夜になり、外に出ると、雨は止んでいた。セルテの関内ブックバザールに寄りたかったが、行ってみると、もう閉めていた。雨さえ降らなければ、先に寄りたかった。イセザキモールのブックオフにも寄っていく。80円文庫本のワゴンがあり、そこから1冊のほか、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊買っていく。黄金町方面に進み、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクと、エクレアを買って食べる。


◇ 映画

 今日のもうひとつの目的、テリー・ギリアム監督の「ジャバーウォッキー」を観るため、シネマジャック&ベティに。ずいぶん時間が空くと思っていたが、意外とちょうどいい時間になった。21時ちょうどの回、予告編なしだが、21時前に客入れしながら予告編を流していた。1977年公開、テリー・ギリアム単独での初監督作品だが、この映画、今まで観たことがなかったのだ。この時代はまだ、モンティ・パイソンそのもの。モンティ・パイソンというと、知的でハイセンスな笑いの代表格のようなイメージになってしまっているが、観れば観るほど、くだらない。日本人が考えるよりもずっと大衆的で、この映画においても、そのくだらない部分こそが最高だ。

 

 映画館を出ると、また雨降り。黄金町から京浜急行で帰る。深夜0時頃に帰宅し、眠くてしかたがないが、タイムフリーぎりぎりで、先週水曜に放送された「なすなかにしのオールナイトニッポン0」を聴いた。「オールナイトニッポン」は11年ぶりだそうで、「お笑い有楽城」で優勝していたことも知らなかったが、そのときに芸名を「いまぶーむ」に改名していたことも知らなかった。すべて聴くような余力はなく、聴きながら、深夜1時頃には眠った。

2022年6月30日木曜日

6月30日木曜日/象の鼻テラスにて

◇ 関内・中華街

 早朝に目覚め、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをして、それから、録画でテレビ番組をいくつか。なにをそんなに忙しくしていたのか、日曜の「サンデージャポン」を観るのに木曜までかかってしまった。昨夜の「水曜日のダウンタウン」も観た。「マツケンサンバを踊りながら泣くことなど出来ない説」のキンタローが面白かった。

 正午過ぎから外出し、関内まで。まず、ランチタイムを狙って中華街に行ってみると、どこで食べようかと迷ってしまうのだが、この暑さでは、あんまり歩きまわってもいやになる。なにに迷うのかというと、あとの予定があるから、必要以上に満腹になるような店は避けたいのだが、軽く食べようと思うとかえって難しいのが中華街だ。冒険はせず、何度か入ったことのある老北京という店に決め、ランチメニューの海鮮焼きそばを食べた。500円。



◇ 放送ライブラリー

 それから、放送ライブラリーに寄り、2時間ドラマを1本観た。1988年放送、筒井康隆原作、明石家さんま主演の「おれは裸だ」というドラマが気になった。原作は 10代のころに読んでいるはずだが、まるで覚えていない。さんまと筒井康隆だから、当然、コメディだろうと期待して観ると、なかなかシリアスなドラマだった。脚本家と演出家を検索してみると、社会派ドラマを得意とする布陣のようだ。浅丘ルリ子や佐藤慶と共演する 30代のさんまがさすがに若々しい。

 開港記念会館の向かいのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、今週も「水曜日のダウンタウン」の話をしている。オープニングだけできりあげ、しばらく読書をするが、冷房がきつく、鼻がぐずぐずになった。 

 ベローチェを出て、象の鼻テラスで上演される演劇を観るため、象の鼻パークに向かう。今日はこれに合わせて、そのついでに中華街と放送ライブラリーに寄ったというわけだが、ベローチェの冷房がきついからつい出てしまったけれども、時間がまだ早く、開場時刻にもなっていない。しかたがないから、公園内をぶらぶらして、写真を撮ったりなどしていた。この時間になると、過ごしやすい気温にもなり、平日だからひともそれほど多くない。








◇ 演劇

 19時開演、15分前になり、そろそろと入り口に向かった。笠木泉が主宰する演劇ユニットといえばいいのだろうか、スヌーヌーの「モスクワの海」という公演を観る。岸田戯曲賞の候補になった作品の再演、しかも、横浜での上演ということなので、これは観ておきたくなった。神奈川県民割というので予約していたのをすっかり忘れていたが、入場時に身分証の提示もなんにもなかったけど、よかったんだろうか。自由席、2600円。会場には丸椅子がコの字型に並べられ、囲まれた部分が舞台ということになる。出演者は、松竹生、高木珠里、踊り子ありという3名のみ。ひとりだけ男性、松竹生というひとは観たことがあるかわからないが、高木珠里は明確に印象に残っている芝居があり、踊り子ありという名前は確実に覚えるものの、今日まで顔と名前が一致していなかった。俳優としていちばんよく認識しているのが笠木泉なのだが、脚本家、演出家としての作品を観るのは初めてだ。笠木泉といえば、宮沢章夫作品の印象が強く、どうしても、宮沢章夫からの影響を意識して観ることになる。しかし、よくわからなかったところも多く、岸田賞の選評を改めて読みなおさなければと思った。上演時間は1時間強だったか。開演前にアナウンスしていた女性が笠木泉かと、終演後に気がついた。舞台に立っていないすがただと意外とわからない。客席には、エレキコミックやついのすがたがあった。やついはひと目でわかる。コの字型の客席だから、向かいのお客さんがよく見えるのだ。

 横浜駅まで歩いてしまうことにして、赤レンガ倉庫の前からワールドポーターズのほうに進み、汽車道を歩いた。ロープウェイができてからは、汽車道を歩くのは初めてだったか。みなとみらいを歩いているあいだは涼しかったが、横浜駅までたどりつくとずいぶん蒸し暑くなった。夜遅くに帰宅し、テレビを少し観て、ラジオを聴きながら眠った。

2022年4月30日土曜日

4月30日土曜日/クッションを買った

◇ テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。9時になり、「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴いて、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」を観ると、ゴールデンウイークのおすすめとして、放送ライブラリーが紹介されていた。どんな番組が観られているのかと職員に訊ねると、フジテレビの番組では、ドラマでは「北の国から」や「ニューヨーク恋物語」、バラエティでは「なるほど・ザ・ワールド」や「料理の鉄人」が人気だという。実際の視聴数を答えているわけではないのだが、それにしても、「ひょうきん族」や「いいとも」などの、われわれの世代が思うようなフジテレビらしい番組じゃないことにちょっと驚く。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は、歴史上の人物とトークをする「慎吾ママの部屋」に、三田佳子が出演し、クレオパトラを演じた。面白いキャスティング。「子ども記者会見」には前澤友作が登場。さすが、宇宙の話題になると、子どもたちの興味が今までのゲストの誰よりも強かった。前澤は次回も登場するようで、今度はお金について語るようだ。

◇ 二俣川

 ブログをもうひとつ更新して、夕方、二俣川まで歩いてくる。どういうわけか肌寒く、ジャンパーを着ていった。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、下階の無印良品も覗いていく。西友で買いものをする必要があり、それから、ドン・キホーテにも寄った。クッションを買いたいと思い、まず、2階の売り場をざっと見るが、上階のニトリを覗いてみると、以前、別の店で見かけて、買っておけばよかったと後悔していたのと似ているクッションがあり、下のドンキで買うつもりでいたが、ニトリで買うことにした。やや大きいが、軽いから問題なく持ち帰れる。同じフロアのダイソーにも寄り、古本市の値札用に付箋を買っていく。同じフロアには ASBEE もあったのだが、閉店してしまっていた。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか観て、それから、タイムフリーで、今日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」(ゲスト・わらふぢなるお)と、続けて、「さまぁ~ずのさまラジ」を聴いた。松尾諭と田口浩正が似ているというリスナーのメールから、テンション(田口浩正&芋洗坂係長のコンビ)の話が少し出た。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

◇ ドラマ・映画

 アマゾンプライムでドラマをひとつ。「トワイライト・ゾーン」の第2話は、飛行機事故の物語。たった36分、この短さで、この展開。すごく面白い。Netflix でも映画を1本。「タルーラ ~彼女たちの事情~」という Netflix 配給の映画。監督は「コーダ あいのうた」のシアン・ヘダー。入り口は、それはさすがに無理があるのではという展開に感じられたのだが、赤ちゃんから目が離せず、物語の語り口に惹き込まれていく。観ているうちに、いや、こういう人物たちならば、こんなことが起こり得るのではと思えていった。主人公のタルーラがとても魅力的だった。

 深夜0時を過ぎたら、のらくろ―ド古本市の告知をこのブログに載せようと、あらかじめ下書きを作り、待ちかまえていたのだが、ラジオを聴いていたら眠ってしまった。まあ、読むほうは誰も待ちかまえているわけはないからどうでもいいのだけど。2時間ぐらい眠り、真夜中に告知を公開する。


2021年10月20日水曜日

10月20日水曜日/初めてのワクチン

◇ ツイッター

 朝、「伊集院光とらじおと」のゲストがちばてつやだったので聴いていた。ツイッターを見ると、晶文社が小田嶋隆のコラムに対して反論を出したことを知った。綿野恵太の「みんな政治でバカになる」に対し、小田嶋がしつこく批判していることは小谷野敦のツイートで知ったが、コラムにまで書いていることは知らなかった。綿野恵太の本を読んでもいないのに小田嶋のコラムを読みたくはないが、小田嶋隆はもうずいぶん前から品性下劣で嫌いだ。小田嶋隆はツイッターでバカになった。

◇ ワクチン

 午前中から外出。ワクチン接種のため、みなとみらいまで。ぼやぼやしていたらずいぶん遅くなってしまい、新規感染者数がすっかり減ってからようやく打ちに行くというのも間が抜けている。10日以上、電車に乗っていなかったから、どうもふわふわしていて落ち着かない。この時間はもう、どうやら電車は混んでいるようだ。疲れてしまうから、二俣川で各停に乗り換え、横浜まで座っていった。せっかくだから、大規模接種会場を見ておくのがいいだろうと思い、ハンマーヘッドで予約したが、桜木町からシャトルバスも出ているが、横浜駅から歩いていくつもりで、だいぶ早めに出発した。東口から、日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。シャツを重ね着し、パーカーを着てきたが、やけに暖かい。


 新高島から、パシフィコ方面に歩き、まいばすけっとに寄り、炭酸飲料とフレンチクルーラーを買い、すぐに食べた。パシフィコの脇から、インターコンチネンタルホテルの裏にまわり、海のほうに出る。平日の昼間だが、遊びにきているひとたちがけっこう多い。散歩をするひと、海を見るひと、釣りをするひと、ジョギングをするひと。地図を見ると、ぷかりさん橋の先に、女神橋というのがあり、海沿いを歩いたことがなかったから、こっちを通ってみたくなった。歩いたことがないのは、それもそのはずで、通ってみると、橋には「令和3年竣工」と書いてあった。万葉俱楽部、カップヌードルミュージアムの裏側には公園があり、キャンプ場のようになっていて、家族連れなんかも多い。ここまでくると、ハンマーヘッドはすぐ目の前だ。何年か前のヨコハマトリエンナーレではたしかここが会場になっていて、そのときに訪れた記憶があったが、風景がぜんぜん違ってしまい、記憶に自信がなくなった。そのときに、なにかで時間をもてあましたのか、こちらの公園のほうに寄ったのではなかったか。海に面したところに座り、少しのんびりしたような記憶があるが、その記憶では、このあたりは日が陰っていて、ひっそりとしていた。今は明るく、ずいぶんにぎやかだ。









 ハンマーヘッドにたどりつくと、おもてに「大規模接種会場」という看板が出ている。13時で予約をしていたが、15分前には着いた。ゆるゆると歩いてきたら、ちょうどいい時間になった。建物はまるっきり商業施設で平常時はどうなっているのかわからないが、その奥に接種会場はあった。入り口で写真を撮ろうとしたら、注意された。13時にはまだなっていなかったが、待たずに通され、案内のスタッフがそこらじゅうに立ち、経路を進んでいくたびに、流れ作業式にすかさず案内される。記憶がたしかならば、まず、受付があり、身分証の確認があった。予診票に記入をしていなかったので、つぎに進むと、記入する席が用意されていて、そこで記入をした。つぎは予診になり、パーテーションで仕切られた部屋に医者がいて、書類にさっと目を通すだけの楽な仕事だ。つぎにいよいよ接種。男の医者と、看護師の女性がいて、横向きになっている椅子に女性の指示で座る。注射を打たれるためにやってきたことをほとんど忘れていたが、パーカーを脱ぎ、左腕を出すと、すぐにちくっとやられた。パーカーを着て出ていこうとすると、ここで待っているように引き留められるが、何秒も待たず、医者に書類を返される。それから、15分は様子を見る必要があり、会場内で待機になった。椅子が並べられているスペースがあり、そこで待機することになっている。ここまではあまりにもすいすいと進み、ここで初めて、落ち着いてあたりを見まわすが、並べられている椅子の数からすると、一時期はそうとうな人数を相手にしていたのだろう。今は、テープで仕切られて、その半分ぐらいの椅子しか使っていないようだった。とはいえ、きょろきょろしていて不審なやつだと思われてはいけないので、たいして観察はできない。会場内にも、撮影禁止の貼り紙があちこちにあった。待機の席で、まわりのひとが誰もスマホを見ていなかったのが不思議だったが、別に禁止にされてるわけではないだろうと、スマホを見て時間をつぶした。しかし、注射をした左腕はなるべく動かさないようにしていたほうがいいのではと思い、どういう姿勢でいていいのかわからなくなる。やがて15分が経ち、退出する。待機時間は13時11分までという紙を渡されていたから、着いてから、ぜんぶで25分程度だったのか。そのうち、待機が15分。予診票をあらかじめ書いてあれば、もっと早く済んだ。シャトルバスを案内されたが、桜木町には行かないので、そちらには進まず、赤レンガ倉庫のほうに歩いていく。









◇ 放送ライブラリー

 ワクチンのためだけにここまでやってくるのももったいないので、今日はついでに、放送ライブラリーに寄っていくことに決めていた。象の鼻パークを抜け、日本大通りに。放送ライブラリーに到着すると、入り口で、小学生の遠足かなにかにぶつかり、ぞろぞろと入場し終わるのを待つことになった。子どもたちは上階の展示ホールだったが、あとから続いて入っていくと、スタッフのひとに自分も展示ホールを案内された。展示ホールには進まず、いつもどおり、視聴ホールを利用する。

 これは観なければと思っていた、渥美清主演のドラマ「時間よとまれ」をようやく観る。テレビドラマだが、今年5月の、シネマヴェーラ渋谷の小林信彦プレゼンツの喜劇人特集でも上映され、それでこの作品を知ったのだ。1977年放送、「土曜ワイド劇場」の1本で、芸術祭賞の優秀賞を獲っている。寅さんではない渥美清を観ることができるが、しかし、観てみると、そんなに面白いドラマだとも思えなかった。時効寸前の殺人犯を追いかける田舎刑事の物語で、寅さんのキャラクターとも大きく違わないと思ったが、まあ、こういうドラマがあったと知っておくことが大事だ。それはともかく、今日はいちばん手前のブースを与えられ、カウンターからもモニターがまる見えになる位置だったが、ドラマにはストリップの場面がけっこうたっぷりとあり、こんなブースで観ていて大丈夫かなとちょっと心配になった。当然、古い番組には女性の裸が出てくるものも珍しくないはずだが、さっきみたいに遠足の子どもたちが入り口を通ったりすることだってあるんだから、この御時世、クレームがくる前になんとかしたほうがいいんじゃないのか。パーテーションひとつ立てれば済むことなんだから。

◇ 中華街

 放送ライブラリーのあとは、中華街で食べていくのが決まりになっている。15時半頃だったが、しかし、まだあんまり腹も減らず、どこで食べようかとずいぶん歩きまわったが、品珍閣という店に決める。ランチメニューから、豚ロースをカレー風味に揚げた料理とチャーハンのセットを選んだ。メニューをすぐに下げられてしまい、正式なメニュー名は覚えられなかった。料理がやってくると、外に出ていた写真とはずいぶん違っていて、野菜も多く、とろとろのあんがたっぷりかかっていた。ザーサイ、フカヒレスープ、杏仁豆腐が付き、700円弱。ボリュームがすさまじく、食べるのに苦労したが、がんばって残さずにたいらげた。しかし、苦しくてたまらない。前回、中華街に寄った際も、満腹で苦しくなったが、また同じことになってしまった。中華街を出て、関内方面に歩くが、これはきついと思い、横浜スタジアムの公園のトイレに寄り、唾液を吐き出したら、余計に吐気をもよおした。ベンチで少し休まざるをえなくなる。休みながら、日記を確認してみると、前回も品珍閣で食べていた。どこの店だったか完全に忘れていて、安い店だと思い、つい入ってしまった。品珍閣には気をつけよう。ワクチンの副作用で体調を崩すという話は聞いていたが、ワクチンのあとに食べすぎで気持ち悪くなるって馬鹿じゃないだろうか。




 横浜スタジアムの公園で、30分ぐらい休み、もうちょっと歩こうと思い、桜木町方面に向かった。しかし、また気持ち悪くなり、市役所のトイレに駆け込んだ。げえげえ、余計な空気を吐き出したら、少し楽になる。ついでに、丸善も覗いていく。桜木町駅前に出ると、ひとがたくさん集まっていて、なにかと思えば、共産党の演説だ。志位和夫の名前も出ていて、どこにいるのかわからなかったが、ずいぶん大々的だ。チラシを受けとり、少しだけ立ち止まって見物した。通りがかった女子高生が「安倍首相?」と言っていた。



 動く歩道から、ランドマークプラザを抜け、クイーンズの丸善にも少し寄った。横浜美術館の前を通り、日産ギャラリーを抜け、一日がかりで横浜東口に戻ってくる。電車は混んでいたが、なんとか座れ、コーナンに寄るため、星川で降りるつもりだったが、たちまち眠ってしまい、二俣川まで乗り、星川に戻ってきた。1時間ぐらい読書しようと、マクドナルドに入る。ホットコーヒーが、Mサイズも百円だというので、Mサイズにしてもらった。ところが、店内利用は20時までで、30分程度しかいられず、せっかくMサイズにしたのに、まだまだ飲みきれず、外にもって出て、歩きながら飲むはめになった。なんだか今日はドジなことばかりだ。コーナンに寄り、封筒とプチプチを買っていく。

 21時過ぎに帰宅し、すぐに横になり、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングに、なんと、いきなり松田聖子が登場する。今日はニッポン放送の一日PR局長ということらしい。14時台は、ホリがゲスト。テレビ初出演は、一昨日のコージー冨田と同じく、「いいとも」の松村邦洋のコーナーだったのだ。学生時代に、日大の落研のライブに出ていたというのも初めて知る話だった。「ビバリー昼ズ」も聴くと、こちらにも松田聖子は登場していた。胃がすっきりせず、苦しくて横になっていたいのだが、あたまはわりあい元気なのがもどかしい。深夜0時頃、Spotify で、広沢虎造を聴きながら眠った。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...