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2022年5月30日月曜日

5月30日月曜日/門前仲町にて


◇ 門前仲町・五反田

 早朝に起きあがるが、どうも寝ぼけていて、今が何曜日かわからない。のどにかゆみがあり、風邪薬を飲んでおく。朝から都内に向かうが、なにも食べずにいたら、胃がきゅうっとするほど腹が減る。おまけに寝不足で、ふらふらになった。午後、門前仲町まで行くことになり、ブックオフに寄るが、買える本がなにも見つけられなかった。ブックオフの手前の天かめという立ちそば屋に入り、カツ丼を食べる。550円。

 その後はまた新木場にまわることになるが、朦朧としながら、ブックオフの 11パーセント引きクーポンを使いきらなければならないと思い、東京駅から山手線に乗り、五反田に向かった。2階の売り場からまわり、220円の単行本を3冊、110円の新書を3冊、文庫を1冊選び、千円を超えさせた。トモズに寄り、栄養ドリンクとスフレを買って食べる。大崎広小路から東急線を乗り継いで帰る。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 電車内で、市川真人「芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか」を読み終えた。2010年刊、幻冬舎新書。著者は 1971年生まれ。村上春樹論の部分は面白かったのに、中盤の「走れメロス」論のあたりからは、つまらない比喩をひとりで面白がって使っているようで、読んでいてじつに恥ずかしい本だった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ガキの使い」を2週分、もう中学生24時間インタビューをまとめて観たが、期待したほど面白くならなかった。土曜に放送された「太田光のつぶやき英語」は、XXCLUB のコーナーがついにリモートではなくなった。「トップガン」新作のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーにインタビュー。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生、昨日の「日曜サンデー」を聴いていたようで、外山アナのセリフを面白がって再現する。12時台は、野末陳平先生がゲスト。志ららさんも付き添いで出演していた。90歳の陳平先生、信じがたいようなバイタリティ。「ドライブ・マイ・カー」を映画だけでなく、村上春樹の原作も読んでいる。Netflix、アマゾンプライムも観ているそうで、きっかけは「全裸監督」で、「全裸監督」は2回観たという。「浅草キッド」も観ていて、当時を知っている陳平先生からすると、当時の情景がないのが物足りないと。先生のストリップ好きはよく知られているが、それだけでなく、今はチアダンスを観るために大学野球にも足を運んでいるそうだ。

 ラジオを聴きながらオンライン将棋を指し、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊現代」の伊集院静の連載エッセイを読むと、たけしと2年半ぶりにゴルフをした話を書いていた。

2022年2月17日木曜日

2月17日木曜日/パチンコ屋の裏に


◇ 三ツ境

 何度か目覚めながらも、今日は昼近くまでたっぷりと眠った。11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツ土屋さんは今日から復帰。「ナイツ ザ・ラジオショー」には昨日から復帰していた。聴きながら、オンライン将棋を1局指すが、待った9回で、どうやっても負け。録画していた昨日の「徹子の部屋」は、尾藤イサオと今陽子がゲスト。いずみたくにゆかりのふたりということで、黒柳徹子が歌う「涙のパンダ」という曲も流れた。

 午後、遅めに外出。三ツ境に出て、キッチンPOCO にひさしぶりに入り、オムカレーを食べた。600円。こんなに安かったっけと驚いた。おまけに旨い。パチンコ屋の裏にあるパチンコ屋の客のための店だが、ずいぶん前にネットの記事で読んだ情報によると、海外で修行したシェフが携わっている意外と本格的な店なのだ。「パチンコ」で「キッチンポコ」という店名は確信犯なんだろうか。それから、瀬谷のブックオフまではるばる歩いていく。寒いなかを歩くことになるので、行こうか行くまいか迷ったが、結果、たししていい本がなく、わざわざ行かなくてもよかった。ケラのサイン本を入手するが、それ以外は皆無で、悔しいから店内を2周まわり、なんとか3冊、550円分選び、アプリの100円引きクーポンを利用する。



◇ 読書・映画・雑誌

 ツイッターから、松鶴家千とせの訃報を知る。三ツ境方面に戻り、サイゼリヤに入り、ひと休み。瀬谷のブックオフに行くと、余計な金を使うことになるから、それも迷う理由だったが、ただ往復するだけではつまらない。ソーセージピザを食べ、しばらく読書を。昨日買ったばかりの、田丸雅智「たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座」を読んだ。わずか150ページほどの本で、簡単に読めそうな本だったので読んでしまおうと思い、一気読みした。2020年、増補新装版。WAVE出版。田丸雅智という作家は知らない作家だと思ったけど、検索してみると、島田さんも小説を書いていた「途派文芸集」の執筆陣のひとりだった。作品を読んでいるのに、まるで印象に残っていなかった。

 夜に帰宅し、Netflix で映画を1本。ジャルジャル主演の「あ・りがとう」を観た。「お笑い実力刃」でもやっていた、演者はジャルジャルふたりだけで、登場人物が入れ替わりながら、いくつものコントをつないでいく。その方式を映像作品でやっている。この手法は面白い発明で、お笑いの単独ライブの発想で映画が作れるという先例を示すことになるんじゃないか。監督は倉本美津留。そういえば、倉本美津留と一緒にジャルジャルが即興コントをやる形式のライブを観たことがあるが、あれは田丸雅智の本に書いてあったメソッドに似ていた。

 楽天マガジンで「週刊文春」を読むと、「新・家の履歴書」に戸川純が登場していた。「萩本欽一さんにもご挨拶しているんです。私のために台本を書いて、読み合わせもしてくれたけど、「君の笑いは二十時台の笑いじゃなくて、二十二時台の笑いなんだよな」と言われて、欽ちゃんファミリー入りを逃しました(笑)。けれど「すごく良いものを持っているから、じきに頭角を現すよ」とも評してくれて、嬉しかったですよ。」

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、スタジオは大竹まことと小島慶子だけで、ヒコロヒーはコロナでお休み、砂山アナは北京オリンピックの現地からレポートをする。聴きながら眠ってしまい、2時間ぐらいして、深夜に目覚めた。Netflix でもうひとつ、「全裸監督」のシーズン2、第7話、第8話を続けて観た。これで完結。最後まで飽きずに観た。「全裸監督」に対する批判があることは知りつつも、詳しくは把握していないのだが、シーズン2は村西とおるの転落を描いていて、村西のろくでもなさを露わにしている。けして、村西とおるという人物を英雄的に描いているだけではないとは思うが、しかし、最終的には憎めない人物というところに着地した。ラストシーンになり、ほんの短い場面に吉本のタレントがやたらとカメオ出演しているのは余計だと思った。

2022年2月16日水曜日

2月16日水曜日/渋谷・伊勢佐木町に


◇ 渋谷・表参道

 3時間ほど眠り、早朝に目覚めるが、うっかり眠りなおしてしまい、まるで時間がなくなった。のどのかゆみが続き、風邪薬を飲んでおく。今日も朝から都内に。横浜から東横線で渋谷に出て、ミヤシタパーク前の地上に出ると、前方から、ズボンをひざまでずり降ろした男がよたよたと横断歩道を歩いてくる。なんだこの男はと思って見ていると、信号は点滅していたが、その男は横断歩道を渡りきると、すぐ目の前で前のめりに倒れてしまった。怪しんで見ていたので、つい後ずさりしてしまう。横断歩道だから、信号待ちのひとがすぐに増えていくが、その瞬間にはそばにいるのは自分だけだった。倒れた男は、ズボンがずり落ちているさまは上着に隠れて見えなくなっていた。信号待ちをしていたスケボーの兄ちゃんが、倒れている男に気がつき、様子を見ていて、少しするとからだを抱えあげてやった。感心な若者だと思うと同時に、ただ見ていた自分を反省したくなった。倒れた男は、よく見ると老人のようだった。

 明治通りを原宿方面に進み、旧渋谷川遊歩道路を歩いた。それから、表参道まで行くことになり、ふと、山陽堂書店にひさしぶりに寄ってみた。たまに目の前を通ることはあっても、下手をすると、二十年以上は店内には入ってなかったかもしれない。こじんまりとした店内に、きれいに本が並べてある。3階がギャラリーになっていることも記憶になかった。青山通りを渋谷方面に戻り、中村書店も覗いていくが、なにも買わない。正午を過ぎ、宮益坂の大衆酒場たつろーという店に入り、ランチメニューの牛スジカレーを食べた。890円。大盛り無料だったが、メニューには七分盛りもあり、よっぽど多いのではと思い、普通盛りにしてもらったが、特に多いということはなく、だったら大盛りでもよかった。




 渋谷駅の地下を通り抜け、センター街に出て、まんだらけに寄っていく。階段の百均から、ハライチ岩井のエッセイを見つけた。しかし、眠気がひどく、とりあえず、渋谷を抜け出したくなる。東横線の各停に乗り、横浜までぐったりと眠りながら戻ってくる。さて、どうしようかと迷いながら、とりあえず、有隣堂に寄り、それから、地上に出て、ビブレのブックオフにも寄る。まるで買うものなしかと、あきらめかけたところで、110円の文庫本でいいものを見つけた。この1冊だけ、アプリのクーポンを使い、10円で買っていく。


◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 夜に映画を観るつもりで、横浜から、京浜急行で日ノ出町に移動する。映画まではまだまだ時間があり、カラオケに行ってしまおうと思い立った。今年に入って初めてなだけでなく、かなりひさしぶりだ。野毛のカラオケ館で、ひとりカラオケ、1時間半。この機にカラオケ館のアプリをインストールし、会員料金で利用する。ドリンクがやってきてから歌い始めようと思っていると、待てど暮らせどドリンクがこない。あまりにも遅いのでフロントに電話を入れると、20分経ってからようやくやってきた。部屋にコンセントがあり、スマホの充電もしておこうとすると、どういうわけか電気が通っていない。どういうことなんだ。ひさしぶりのカラオケはやはり体力的にきびしいのか、4曲目でもう息切れする。普段は大声を出すことのない生活だ。体力維持のために、ひとりカラオケを習慣にすべきかもしれない。

 イセザキモールに出て、こちらでも有隣堂を覗き、それから、ベローチェに入り、ブレンドと、ブリオッシュクリームパンを食べた。注文するときに、もう声が出ない。ここでようやく、スマホの充電をする。部屋から見つけた、「ユリイカ」2004年8月号を今日はカバンに入れてきた。「文学賞AtoZ」という特集が今さらながら気になり、読んでおきたくなった。どういう特集なのか、今まで確かめもしなかったが、島田雅彦、豊崎由美、大森望が選考委員となり、「Z文学賞」というのを選ぶ座談会が掲載されている。こんな賞の存在は、これを開いてみるまでぜんぜん知らなかった。この1回だけで終わってしまったのだろうか。ベローチェには3時間も長居し、それでもまだ映画の時間にはならず、ブックオフに寄り、上階からゆっくりとまわっていく。いつもは見ない児童書の棚から、岩波少年文庫の「ドン・キホーテ」を110円で見つける。そのほか、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を3冊買っていく。これでようやく時間になり、イセザキモールを黄金町方面に歩き、まいばすけっとに寄り、パンをひとつ買い、寒いなか、歩きながら食べた。


◇ 映画

 シネマジャック&ベティで、「声もなく」という映画を観た。21時20分の回。3列目の席に座った。映画はいつも、事前にほとんど情報を入れずに観るのだが、映画が始まってからだいぶ経ったあたりで、主人公がぜんぜんしゃべらないことに気がつき、それで「声もなく」というわけかとわかった。この映画をなぜ観ようと思ったのかも忘れてしまったが、宣伝がそうなっているのか、もっと繊細な映画を想像していたが、乱暴なところもあり、「ソナチネ」のような気分があると思った。主人公の俳優は「バーニング 劇場版」で観ているはずだが、雰囲気がだいぶ違っていた。「イカゲーム」に出ていた俳優も登場した。


 黄金町から京浜急行で帰り、深夜0時前に帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「あちこちオードリー」は、今週も若林が不在で、板倉が代役を務める。ゲストは、狩野英孝と銀シャリ。「水曜日のダウンタウン」は、チョウチンアンコウの罠を人間に仕掛けるドッキリがくだらなくて笑ったが、輪ゴムで顔を変形させ、その人物が誰かを当てるクイズはちょっと痛々しかった。ハッピーサプライズにウレションしてしまうドッキリでは、フワちゃんの対応が優しい。Netflix で「全裸監督」も続けて観ているが、シーズン2では、村西とおるのろくでもなさも描かれている。6話まで観たが、このあとはどうなるだろう。深夜3時頃に眠る。

2022年2月10日木曜日

2月10日木曜日/雪の予報が出ていたが

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 朝、遅めに起きあがり、ようやく、まともに睡眠がとれた感じ。朝から雪の予報が出ていたが、まだ雨。更新が止まっていたブログに、ひさしぶりに手をつける。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、まず、おいでやす小田の「1週間予告ドッキリ」があり、後半は「雪山風船太郎レース」。春日がプレゼンターだったはずが、岡野陽一が代役を務めていたが、「あちこちオードリー」を観ると、こちらは若林が欠席で、板倉が代役を務めていた。しかし、「絶望の兆しチェック」という企画の第2弾ということで、もともと決まっていた出演だったんだろうか。ゲストは宮下草薙と王林。11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、清水ミチコとナイツ塙、それから、助っ人に黒沢かずこも出演していた。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、春菜が助っ人で、ハリセンボンのふたりと塙さんの放送。14時台は、オダウエダがゲスト。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」に、吉田豪によるなかにし礼の新刊「血の歌」の書評があり、これを読むまでまったく知らずに驚いたが、森田童子がなかにし礼の兄の娘だということがこの小説で明らかにされたようだ。この本は昨年末に刊行され、ツイッターを検索してみると、元日にはネットニュースが出ていたようだが、今まで知る機会がなかった。

 15時前に、近所の郵便ポストまで投函に行くと、雪は降ってはいるが、積もってはいない。ラジオを聴きながら少し眠り、日が暮れてから、アマゾンプライムでドラマの続きを観た。「前科者」の第3話を観ると、リアリティもなにも感じられない、噓みたいな描写が頻繁に出てくる。原作マンガの水準はどうなっているのだろうか。殺人のようなセンシティブな題材を扱うドラマで、これは観てられない。「失恋めし」の第2話も観るが、大九明子監督の映画と比べると期待したほどではないとは思うものの、こちらはまだ続けて観てみたい。Netflix で「全裸監督」の続きも。シーズン2、第4話にはガダルカナル・タカが登場し、この場面は、まるで北野映画のオマージュのようだ。映画も1本、コーエン兄弟の「バスターのバラード」がべらぼうに面白かった。6話オムニバス、最初のエピソードからもう爆笑。

 夜にもまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、布袋寅泰がゲスト。一昨日の「紙とさまぁ~ず」は、黒木華がゲスト。「つい言いたくなるハリウッドスターの名前は?」という質問に、ベネディクト・カンバーバッチと答えていた。観そびれていた「太田光のつぶやき英語」も2週分まとめて観る。XXCLUB の映画のコーナーがいつも面白く、気になっていた映画をちょうどいい具合に扱ってくれる。先週は「コーダ あいのうた」のシアン・ヘダー監督にインタビューをしていた。ところが、今日の放送ではその映画コーナーがなく、ちょっとがっかりする。

2022年1月20日木曜日

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」



◇ 赤坂

 早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集院光とらじおと」をつけていた。今日は柴田理恵が舞台出演中のため、松居直美が代打。ゲストの水中考古学の先生の話にも興味を惹かれる。午前中から外出し、赤坂まで出て、まず、昼食を。赤坂一鳥という店に入り、まかないチキンカレーを食べた。大盛り無料、生玉子、キャベツが付き、600円。安くて、旨い。感じのいいお店だった。満腹。



◇ ライブ

 夕方、うまく時間が作れればと思っていたが、間に合いそうだということになり、西新宿に移動する。「G-1グランプリ」1回戦初日を当日券で観てしまおうと、西新宿ナルゲキに。旧ハーモニックホールだが、ナルゲキになってからはまだ訪れたことはなかった。「G-1グランプリ」というのは、たしか、お笑いナタリーで知ったのだと思うが、元ツインカムの島根さだよしが発起人となって起ちあげた、芸歴15年以上を対象とした賞レースで、「G」というのは「ジカタ」の「G」(?)であるらしく、現在、おぼん・こぼんが決勝の司会をするということが発表されている。17時開演、15分前が開場で、到着したときには少し過ぎていたが、開場も遅れていた。外の駐車場で整理番号順に並び、10分前に入場開始となるが、その時点では、当日券は自分ひとりだけだった。自由席、500円。配布物はなにもなし。客席は空いていて、1列目は塞がれていた。5列目に座る。

 17時になり、開演すると、ひつじねいりというコンビが登場し、司会を担当する。彼らは芸歴9年だという。出場者はAブロックからEブロックに分けられ、計47組が出場した。観ながらメモをとるようなことはせず、休憩時間のたびにスマホにメモしていたが、それも詳細ではなく、覚えていることをだいたいメモするだけで、順番などはだいぶわからなくなってしまった。以下、ホームページも確認するが、本番で変更になっていた部分もあったと思う。大会初日、全組のトップは漫才協会のなにわプラッチックから始まった。◆Aブロックは10組。なにわプラッチック、ジャック豆田、ADマーフィー、あぁ〜しらき、桐野安生、モダンタイムス、ザ・ギース、ジンカーズ、きみがすきだよ、レンガホリオ。このうち、3組はまるで記憶がない。このなかに混じると、あぁ~しらきが華やかに感じられる。初めて観たジャック豆田がやけに可笑しかった。◆Bブロックは9組だったと思うが、ホームページには10組記載されていて、誰が出ていなかったのかがわからない。それぞれの事務所サイトの写真を見ても、コントで扮装などされてしまうと、なんの手がかりにもならない。アモーン、いち・もく・さん、カシスプリン、カレーナポリタン、ステゴンダ(牧野ステテコ&リクロジー)、キラーコンテンツ、こじらせハスキー、エンジンコータロー、カマグチ、アポロズ。この10組のうち、アポロズが記憶にないが、どうも自信はない。このなかでは、こじらせハスキーが華やかだった。◆Cブロックは9組。サイクロンZ、パーティ内山、孔雀団、馬鹿よ貴方は、エル・カブキ、チェリーボンボン、テラシマニアック、ダーヨシ。記憶のないのがひと組。エル・カブキが時間切れめいっぱいまで暴れまくっていて面白かった。エル上田は、いよいよ水道橋博士に似てきたと思う。パーティ内山というひとも、初めて観たが面白かった。◆Dブロックは9組。ハナイチゴ、はまこ・テラこ、ホットパンツしおり、本田兄妹、宮田陽・昇、マシンガンズ、妖怪客ふやし(モダンタイムス&あぁ~しらき)、松尾アトム前派出所、むらさきジュース、モリコウヘイ。このうち、2組は記憶なし。「おもしろ荘」に出ていたハナイチゴ、それから、初めて観たホットパンツしおりにも笑った。漫才協会勢、はまこ・テラコ、宮田陽・昇がここで登場するが、期待していた陽・昇は、どうも雰囲気に飲まれてしまったのか、本来の調子が出ない。そのあとのマシンガンズは、アドリブだらけの漫才で軽々と沸かせていた。妖怪客ふやしはこの大会用のユニットだと思うが、それぞれで登場するよりもどっしりとした存在感があった。モダンタイムスやあぁ~しらきにとってはここはホームで、漫才協会勢のアウェイ感とは、どうやら、はっきりとした差がある。◆Eブロックは10組。リニア、ババア流星群(マリア&牧野ステテコ&八幡カオル)、街裏ぴんく、や団、しゃもじ、ルンルンキンジョウ、ナオ・デストラーデ、ホンキートンク、スルメ、ゆっくんちゃん。ひと組は記憶なし。街裏ぴんくが面白かった。ホンキートンクにも期待していたが、いつもどおりの漫才だとは思ったが、どうもうわ滑りしている。初めて観たスルメがくだらなくて笑った。以上で全組終了だが、ネタと名前の記憶が一致しない組もいくつかあり、あとで動画を確認しないとわからない。

 ネタは終了するが、20時半過ぎにこの場で結果発表があるというので、15分ほど、席に着いたまま待った。通過者は、馬鹿よ貴方は 、ザ・ギース 、モダンタイムス 、ルンルンキンジョウ 、カレーナポリタン 、エル・カブキ 、や団 、しゃもじ 、きみがすきだよ 、アモーン 、ダーヨシ、妖怪客ふやし 、ハナイチゴ 、ホットパンツしおり 、あぁ〜しらき 、こじらせハスキー 、孔雀団 、ババア流星群 、パーティ内山 、本田兄妹 、チェリーボンボン 、ナオ・デストラーデ 、街裏ぴんく 、マシンガンズ 、スルメという25組。宮田陽・昇、ホンキートンクが、まさかの1回戦落ちになり、寄席では文句なしの活躍を見せるこの2組が落ちるという結果にはじわりとショックを受ける。たった3分の持ち時間では、地肩はどこまで関係あるだろうか。地肩がなくても乗りきれるのが3分という気もする。圧倒的な地肩の強さを感じたのは、唯一、マシンガンズだけだった。

 終演後、向かいのマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーと、ベルギーショコラパイを食べた。読書をしたかったが、店内に流れる木村拓哉のラジオが耳障りで、読書に集中できなくなった。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 8638人に。神奈川は 3344人。

 西新宿駅から丸ノ内線に乗り、新宿三丁目から副都心線に乗り換え、東横線直通で横浜まで帰ってくる。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」は、フワちゃん、アンミカがゲスト。「ぺこぱポジティブNEWS」は、悩める後輩たちと飲み会をするという企画。Aマッソ加納、ママタルト、モンローズが出演。今日の「アメトーーク!」は「北海道芸人」。タカアンドトシ、錦鯉雅紀、ノブコブ吉村、とにかく明るい安村、トム・ブラウン、バービーが出演。最後に、神奈月の新庄も登場した。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、ナイツの代役は鈴木拓が務めていた。Netflix で、夜も「全裸監督」の続きを観るが、第8話まで、これでシーズン1をすべて観終えた。昭和の終わりから平成という時代が描かれていて、これは現代史の勉強だ。エンドクレジットに九十九一の名を見つけるが、どこに出ていたのかわからなかった。深夜1時半頃に眠る。

2022年1月16日日曜日

1月16日日曜日/ニュース・または俳優

◇ ニュース

 早朝から5時間ぐらい眠り、ブログを途中まで書いてから、録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭から東大の刺傷事件を扱っている。それから、内村航平の引退のニュースがあったが、「美しくなければ体操は曲芸と変わらない」という発言には大いに引っかかるものがあった。曲芸をいったいなんだと思っているんだ。続けて、今朝の「サンデージャポン」を観ると、岩手に津波警報が出ているそうで、画面をL字型にして情報を出している。トンガの火山が噴火した影響だそうで、冒頭からその最新情報を伝えているが、昨夜からツイッターも見ていなくて、ぜんぜん知らなかった。鹿児島や高知ではすでに被害が表れていて、これをリアルタイムで知っていたらどんな恐ろしい気になったことか。それから、この番組でももちろん、東大の刺傷事件を扱う。近所の商店のおじいさんが取材に答え、安田講堂事件以来だとしゃべっていた。詳細を知るほどに悲しくなるが、十代の少年の悩みとしては珍しくないものだということはもっと言ってやるべきではないのか。加害者を守るためではなく、加害者の悩みに共感する若者のために言ってやらなければならない。このような事件が連鎖的に発生するとすれば、それを理解できないものとして切り捨てるだけでは、彼らをますます孤立させるだけだ。おとなでも、それを理解できる人間もじつはたくさんいるから、絶望する必要はないということは言ってやりたくなる。あるいは、絶望してからも始められることはあるだろう。「ワイドナショー」では、この感染者数が急増しているなかで、ウェンツ瑛士が演劇界の状況を語っていたのがよかった。ウェンツのような有名人が語ることが重要だ。昨夜の「ゴッドタン」も観ようとすると、津波情報のためにこの番組は休止になっていた。

◇ ラジオ・テレビ・映画

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、内藤剛志がゲスト。藤田まことの影響を受けているという話も面白かったが、そのあと、古尾谷雅人の話になったのには感動した。あらゆる質問に饒舌に答えていたが、「家なき子」の父親役をやっていたために娘の運動会に行けなかった話や、にっかつロマンポルノに出演していたころの話などもとても興味深かった。今まで、内藤剛志の芝居を意識的に観たことはなかったが、がぜん興味を惹かれ、なによりも話しぶりに強く好感をもった。

 近所の郵便ポストまで投函に行き、今日はそれ以外の外出はなし。横になり、ラジオをしばらく聴いていた。タイムフリーで「問わず語りの神田伯山」を聴くと、伊集院の降板をさっそく笑いにする伯山がさすがだ。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、木曜のオープニングは、今週は、大竹まこと、小島慶子、ヒコロヒーという組み合わせだった。小島慶子と吉住の組み合わせでは吉住が気圧されてしまう感じになるが、ヒコロヒーと一緒のときは小島慶子も面白い。年末年始にNHKの仏教の番組を観ていたという小島慶子だが、大竹まことは、一時期、ニッポン放送の加藤諦三の人生相談にハマって聴いていたことがあるのだという。

 録画していた今日の「笑点」を観ると、「笑点大好き芸能人対抗大喜利」という企画で、ナイツ、ヒコロヒー、西川貴教、もう中学生、高橋ひかるが出演していた。大喜利をひさしぶりにまともに観たが、好楽師匠がでたらめすぎて笑った。「鎌倉殿の13人」の第2話も観るが、とても評判がいいようだけれども、落語を知っていると、特別驚くようなことはなにもやっていないような気がするが、はたしてどうだろうか。時代劇の水準からするとどうかということはまるでわからないが、崩して面白くする手法には驚きはなく、むしろ、本寸法の部分があれば、そのほうが驚くだろう。崩すにしても、大河ではこのレベルが限界で、激しく逸脱するようなギャグはおそらくできないのではないか。もちろん、逸脱したほうが面白いという保障はない。

 アマゾンプライムで映画を1本。内藤剛志の出演作をなにか観たいと思い、検索すると、黒沢清の「地獄の警備員」を見つけた。無料配信されてるとは知らなかった。この映画、観たかったのだ。1992年公開作。松重豊はこれが映画デビュー作になるのだろうか。しかし、内藤剛志はすぐに殺されてしまうのだけど。映画を観終わってから、いったん、早く眠り、深夜に目覚め、朝までに、Netflix で「全裸監督」の第5話を観た。黒木香の誕生、村西とおるの口調が完成する重要な回で、山田孝之の怪演がすごい。昼に「日曜サンデー」で聴いていた、内藤剛志のロマンポルノ出演時代の話がここにつながり、ここまでさらけ出すかという凄みがあった。

2022年1月6日木曜日

1月6日木曜日/雪・眠りそこねて

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から5時間ぐらい眠り、起きあがって、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。新年1回目の放送は、キングコングがゲスト。それぞれ、なにかと悪い評判がつきまとうコンビだが、ふたりそろって迎えているこの番組は、キングコングというコンビの面白さをきちんと差し示そうとしている。芸人を信頼している番組だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。ラジオの天気予報を聴き、外を見ると、雪が少し積もっている。今日は映画を観に行くつもりでいたが、外出する気が萎えてしまった。年末に観そこねた「偶然と想像」を観たく、シネマジャック&ベティのホームページからタイムテーブルを確認すると、2月でもまだ上映している。もうちょっと延期にしてもいいか。午後も引き続き、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなしにしておくと、14時台は、林家三平がゲストだというので、これはぜひともオンタイムで聴いておきたかった。

 雪が降るなか、15時前に、近所の郵便ポストまで投函に行く。ちょっとの距離だが、鶴ヶ峰のダイソーで買った手袋を初めて着けていった。雪景色を写真に撮ろうかと、近くの神社に寄っていくが、先に写真を撮りまくっているおじさんがいて、一緒に撮るのはいやだから、本堂の前まで進まずに、手前で引き返して帰ってきた。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 641人に。昨日からの増加率がすさまじい。気になる府県を抜き出してみると、沖縄は981人、大阪は505人、京都は121人、山口は181人、広島は273人、兵庫は106人、愛知は159人、千葉は111人、埼玉は150人、神奈川は152人。神奈川県民としては、厚木基地で69人、キャンプ座間で12人という数字も怖い。

◇ さらにテレビ・ラジオ

 ブログの更新をしてから、早い時間にいったん眠り、夜にはまた、録画していたテレビ番組を観ていた。年末と年始に放送された「紙とさまぁ~ず」を2週分、尾田栄一郎がゲストの回をまとめて観た。この番組の形式ならば、テレビにはなかなか出ないようなゲストも迎えられるというわけだ。

 続けて、年末に放送された「ヒコロヒー×霜降り明星せいや 清純異性交遊」という特番を観た。ヒコロヒーとせいやは、近畿大学の先輩後輩という間柄なのだ。どういう番組かわからずに録画しておいたが、観てみると、これが想像以上に面白い番組だった。ヒコロヒーとせいやがクリスマスの横浜でデートをするという設定なのだが、恋愛リアリティショーでもなければ、街ブラ番組でもない。言うなれば、街のなかでコントをやっているような番組なのだが、ヒコロヒーがひたすらふざけ倒し、せいやがツッコミにまわるという、その役割分担がまず新鮮に感じられた。のびのびとふざけているヒコロヒーは、ほかの番組ではなかなか観ることがないんじゃないか。しかし、内容的にはまるで良質なラブコメ映画のようだ。日本のバラエティ番組を観ていると、即興芝居をあっさりやっていて、演劇として、じつはかなり高度なのではと思うことがよくあるが、寺山修司たちがやっていた街頭劇なんかも、バラエティ番組では、ずっとカジュアルなかたちで実現できている。この番組では、山下公園を歩いていると変なひとが入ってきて、収録が中断するところまで映していた。企画演出・井上将司、構成・堤映月、演出・田村優典。

 ブログをもうひとつ更新して、さっさと眠るつもりでいたら、やたらと時間を食った。深夜になり、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。大竹まことはまだ冬休みで、小島慶子、吉住、太田英明アナというメンバーだったが、CLP問題について、小島慶子がひとりでえんえんと説明を続けるという妙な放送になり、これはさすがにちょっとおかしいんじゃないかと思った。小島慶子のツイートを見ていないから、この問題のことはぜんぜん知らなかった。吉住はほぼしゃべることなく、つぎのコーナーの準備に移ってしまった。

 小島慶子のせいで、いよいよ眠れなくなり、同じく、Spotify のポッドキャストで、年末から配信が始まっていた、速水健朗とおぐらりゅうじの「すべてのニュースは賞味期限切れである。」という番組を聴いた。初回は、豊崎由美の TikToker 批判を俎上に乗せていたが、ツイッターから離れている身からすると、またツイッターのトラブルかという気にもさせられる。それでも眠れず、Netflix で「全裸監督」をついに観始めた。第1話には、桂雀々、板尾創路も出演していた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...