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2023年5月31日水曜日

5月31日水曜日/天王洲の海



◇ 天王洲アイル・四ツ谷

 今日も朝から都内に。小雨だったが、晴れる予報なので、傘はもたずに出る。また涼しく、パーカーを着ていく。京浜急行に乗り、まず、青物横丁に。銀行に寄る都合があったために、天王洲アイルに向かうのに、青物横丁から歩かねばならなかった。昼は四ツ谷のほうに移動し、しんみち通りの端っこ、ビルの地下にある与志井という店に入り、ランチメニューの豚焼肉丼を食べた。590円。この店は二度目。そのあとは、ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。神経がやられているのか、どうもふわふわしている。金の計算をすると、ため息ばかりだ。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」のゲストはリリー・フランキー。15年ぶりの出演だそうだ。昨夜の「午前0時の森」は、TAIGA がニューヨークのコメディクラブのステージに立つまでのドキュメントだった。ナレーションは花澤香菜。エルシャラカーニ清和らが応援にかけつけ、ぺこぱ、サンミュージックの相澤正久社長からはビデオメッセージが贈られる。さらには、この番組の人生相談に今まで登場した相談者たち、そして、家族からのビデオメッセージまでが流されたのは感動的だった。ニューヨークのコメディライブの雰囲気もわかる、面白いドキュメンタリーだった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、「週刊朝日」休刊号に掲載されていた、乾貴美子が表紙を飾った号を話題にしている。オープニングだけ聴き、あとは音楽を聴きながら、22時頃には眠る。今日は疲れてしまってだめ。

2023年5月30日火曜日

5月30日火曜日/週刊誌を読む


◇ 東京

 朝から都内に。小雨だが、傘はもたずに出る。気温も微妙で、パーカーを着ていく。東海道線に乗り、東京駅に出て、早めの昼食。地下、グランスタのいろり庵きらくに入り、カツ丼を食べた。630円。新大手町ビルのドトールに入り、ひと休み。この店はアイスコーヒーにSサイズがなく、レギュラー300円からの店だった。しばらく読書をしていく。帰りは京浜東北線に乗り、のんびりと横浜に戻ってくる。帰りの電車内で、小林信彦「ぼくたちの好きな戦争」を読み終えた。1993年刊、新潮文庫。親本は1986年刊。1ヶ月以上前には読み始めていたのに、ずいぶんだらだらと読んでしまった。この小説のことは去年のウクライナ侵攻が始まったあとには気になっていたのだが、読み始めるのもずいぶん遅くなった。しかし、この試みには大いに関心があったものの、ギャグ満載の小説を、30年以上経ってから読んでもなかなか面白いというわけにはいかないかな。文庫解説は中野翠。「小林信彦は、もはや笑いに関して並ぶ者のない権威だが、そこに座り込んだりせずに、「たった今」に賭けている。」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は室井滋がゲスト。小説家志望だった父の思い出が興味深く、そのほか、おでこでピアニカを弾く芸を披露したりなど。今日の「さんま御殿」は「教育熱心なパパママSP」。アグネス・チャンが22年ぶりの出演。チャンカワイの6歳の長女が、IQ139、MENSA会員だと明かされる。日曜に放送された「週刊さんまとマツコ」は山田邦子特集。これはとても楽しみにしていた。さんまとの共演は8年ぶりだという。「邦子軍団」の鬼越トマホーク、アントニー、野々村友紀子が出演。この番組はTBSだが、さんまと共演している「ひょうきん族」と「バナナ大使」の映像が流された。日曜深夜に放送された「おかべろ」は伊集院光がゲスト。個人事務所の話は初めて聴いたかもしれないな。昨夜の「午前0時の森」は、オープニングでは、劇団ひとりがアマゾンのおすすめで読んだという叶恭子の本の話をする。そのあとの企画では、「名前入りカセット博物館」という活動をしているひとがいるのを初めて知ったが、この館長がスタジオに登場し、生放送中にファミコンカセットの持ち主を公開捜査する。視聴者からさっそく電話がかかってきて、返却がすいすいと決定したのには驚きがあった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を順に聴いていく。先週火曜の放送は、産休中のケイさんの代打にカンニング竹山が登場し、これがさすがの面白さだ。14時台のゲストは林家三平。そういえば、竹山は南原の番組の企画で三平に落語を習ったことがあるんだった。その番組を観た覚えがあるが、思いのほか、竹山は三平に敬意をもって接している。この日は、寄席の話、落語界の話が満載だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には、山上徹也が鈴木エイトにツイッターからDMを送っていたことが判明したというスクープがあり、事件の9日前のことなのだが、弁護人への取材から山上がそのように話しているとわかり、鈴木エイトはそのことを失念していたという。現在は山上のアカウントは凍結されているため、山上の記憶から再現されたものが「全文公開」され、それに対する鈴木エイトの返信も再現されている。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では、「TIME」の岸田首相のインタビューについて触れられていた。「前からヤバいとは思っていたけど、ニッポン人の「政治への関心のなさ」には呆れちまうよ。」「いよいよ問題だと思ったのが、アメリカの『TIME』誌に岸田さんがインタビューされた時の話だよ。写真が表紙にデカデカと取り上げられたんだけど、そこに書かれたタイトルが問題でさ、「平和主義を放棄する」「日本を真の軍事大国に変える」と書かれちまったというね。(略)普通は世界的な雑誌でこんなこと書かれたら大騒ぎになるはずでさ。ヘタすりゃデモとか、退陣論とかデカい話に発展するような案件だよ。」「一番ヤバいのは、これが〝オオゴト〟だということに結構な数の国民が気づいてないってことだよ。ヘタすりゃ外交問題に発展しかねないようなことを海外メディアに書かれてるってのに呑気すぎるぜっての。」「この記事は岸田さんが防衛費を大幅に増額したことと関連してるワケでさ。つまりはオイラたちが払っている「税金の使い途」の話でもある。それなのに「それがどうした」とばかりに話を右から左に受け流しちまってるんだからね。赤っ恥もんだよ。」

 「週刊現代」の「熱討スタジアム」は「『ギルガメッシュないと』を語ろう」と題し、イジリー岡田、水谷ケイ、ジェフ古川が鼎談している。イジリーによると、細川ふみえを「ふーみん」と呼び始めたのは岩本恭生だったんだそうだ。この番組が人気番組となったきっかけは、番組開始3ヶ月後から細川ふみえとなぎら健壱が加わり、なぎらがイジリーたちを鍛えあげてくれたからだという。イジリーが降板していた期間が半年間あったというのも忘れていたが、その時期は、テコ入れのためにボキャブラ芸人が代わりに出演していたそうなのだが、イジリーのために飯島愛が局にかけあってくれたおかげで、イジリーは番組に復帰できたのだ。

 そして、「週刊朝日」は休刊最終号。これはなかなかいっぺんには読みきれない。まず、ざっと中身を確認しながらスクショを撮っていくが、最終ページの「山藤章二のブラック・アングル」の傑作選は、なんと、談志師匠のイラストだ。ページを開いた瞬間におおっと声が出てしまった。1997年、談志師匠の食道がんの手術が成功したときに掲載されたものなのだが、「週刊朝日」の最後の最後に、なぜこれが選ばれたのだろう。同日発売の「サンデー毎日」には、表紙に「『週刊朝日』休刊に捧げる!」の文字があった。こちらには、松尾潔による「『週刊朝日』休刊に捧げる雑誌文化論」が掲載され、青木理の連載でも「週刊朝日」休刊について書かれていた。

2023年5月23日火曜日

5月23日火曜日/聴いたのかわからない

◇ 東京

 朝から都内に。雨降り。また寒くなり、パーカーを着ていく。横浜から東海道線に乗り換えると、25分の遅延になっている。車内ではラジオを聴いていたからアナウンスを聴いていなかったのだが、ツイッターを覗くと、トレンドに「武蔵小杉」があり、なにかと思えば、信号トラブルにより東海道線が貨物線に誤進入したとかで、着くはずのない武蔵小杉に到着したということだ。これはなかなか珍しい事故なんじゃないか。25分遅れだが、電車は動いているからたいして問題はない。昼食は麹町の銀菜。ランチメニューの豚肉と木耳玉子炒めを食べた。858円。写真は撮りそこねた。そのあとは東京駅のほうに出て、八重洲のベローチェに入り、ひと休み。疲れてしまい、スマホの充電をしながら、ずっと音楽を聴いていた。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、黒島結菜というよく知らない女優さんがゲスト。お父さんが 52歳だというので、どんだけ若いんだと思ったら、26歳だというんで驚いてしまったが、別に不自然なことはない。憧れの女優は高峰秀子なんだそうで、1983年放送、高峰秀子が出演した回の映像がかなりたっぷりと流された。これには観入ってしまったな。

 今日の「さんま御殿」は「ライバル路線が大激突」というテーマで、鉄道路線ごとにああだこうだとやりあう。ナレーションがなんで小日向文世なんだろうと思ったら、小日向文世は「ぶらり途中下車の旅」のナレーションをやっているのだね。さんまは「いいとも」に遅刻しそうになったときに、山手線に一度だけ乗ったことがあるという。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊朝日」の表紙の真ん中には「休刊まで、あと2号!」の文字がある。表紙が「ブラック・アングル」になっていて、これも初めてのことのようなのだが、そこに、東海林さだおやサザエさん、西原理恵子やナンシー関など、「週刊朝日」の誌面を彩ってきたイラストが大集合している。中身を読んでいくと、「週刊図書館」の欄には「次世代に遺したい一冊」という特集があり、執筆陣がおすすめの本を一冊ずつ紹介していた。もうひとつ、「「週刊図書館」の72年を振り返る」という斎藤美奈子と永江朗の対談もあり、どちらも次週に続く。

 そのほか、「ニューズウィーク日本版」には、ジャニーズの性加害問題について、デーブ・スペクターのインタビューがあり。「SPA!」の「エッジな人々」には岩崎う大が登場。インタビュアーはおぐらりゅうじ。つぎのページには岩崎う大の新連載が始まる。お笑いについて書いていくエッセイになるんだろうか。小学生のころ、通学路の新聞販売所に志村けんにそっくりなお兄さんがいて、本物かどうかという質問をはぐらかしていたという思い出を書いているのだが、唐突に、談志師匠の言葉が引用されている。

 先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴き忘れていて、タイムフリーぎりぎりで聴いた。オンタイムで少しだけ聴いていたから聴いたような気になっていたのだけど、まず、田中の「FLASH」の記事についてしゃべっていて、これは記憶している。それから、太田夫妻が自宅から歩いていったという駒沢公園の餃子フェスの話。客が若者ばかりで、楽しんでいる様子に感極まってしまったという太田。そのあとには、ドラマ「だが、情熱はある」と「日曜の夜ぐらいは…」について熱く語っていた。

 少し前に部屋着をハーフパンツにしていたが、今夜は寒く、スウェットの長ズボンにまた替えた。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。聴きながら眠ってしまうから、聴いたかどうかいつもわからなくなってしまうのだ。

2023年4月18日火曜日

4月18日火曜日/雑誌やポッドキャスト

◇ テレビ・雑誌・ポッドキャスト

 早朝から眠り、目が覚めたらブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。聴きそびれていたラジオ番組をタイムフリーで聴いたりなど。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は小倉智昭がゲスト。午後、駅前まで買いものに行き、そのついでに、かつやに寄り、タレカツとうま煮の合い盛り丼を食べてきた。759円から、百円引きのクーポン券を利用。1時間ぐらいで帰宅し、ラジオを聴きながら昼寝する。起きあがり、ブログの更新をもうふたつ。

 昨年末に録画したまま観そびれていた「このドキュメンタリーがヤバい!」を、大島新の本を読んだ流れでようやく観てみたら、前年には出演していた大島新がこの年には出ていないんだ。出演者は、NHKの杉浦友紀アナ、設楽統、ヒコロヒー、シソンヌ長谷川、佐藤栞里、「Hanako」編集者の斉藤和義。前年にも感じたことだが、結局、NHKの番組を紹介しているだけなのが不満だし、オンデマンドの宣伝番組を観せられているかのようだ。紹介された番組のなかで観ているものは、太田光・光代夫妻の「ふたりのディスタンス」だけだった。

 楽天マガジンで、休刊が近づいた「週刊朝日」を読むと「1993年の週刊朝日 人生を変えた連載」という記事がある。そうか、これを読んで、すっかり忘れていたことを思い出したが、1993年に「週刊朝日」はロゴが変わり、誌面を刷新したんだ。その年に、西原理恵子・神足裕司の「恨ミシュラン」、ナンシー関の「小耳にはさもう」、そして、松本人志の「オフオフ・ダウンタウン」といった連載が始まっている。「オフオフ・ダウンタウン」の当時の担当だった編集者の証言と、「遺書」に影響を受けた芸人として、なぜか、春とヒコーキのぐんぴぃが取材されていた。そのほか、「この人の1週間」の欄には岩松了が登場していた。岩松「『自分が書くことは、実は、自分以外のところから来ている』と思ったんです。そうしたら、気持ちがスーッとラクになった。かつては、自分の中からしか出てこなかった印象を持っていたものが、自分の中に一回入って、それから出ていくんだと考えられたときに、『成功しなきゃ』じゃなくて、『別に失敗してもいいんだ』という考え方になっていった、というか。もっといえば、『失敗だって成功かもしれない』と思えたというか。すべてが、必要に応じて出t北ものなんだと思えた」「最近、ダルビッシュの発言で、すごく感心した言葉があって、ダルビッシュが誰かに、『どうしてそんなに偉大なピッチャーになれたんでしょうか』みたいなことを流れの中で質問されて、『自分が変化球に興味を持ったことに感謝したい』って言ったんですよ。要するに、自分がどういう球を投げれば変化するかということに興味を持ったからこそいろいろ調べて、それが自分の力になったと。だから、調べるってことは同時にものを考えるってことでもあるなと思って。そういう意味では、いろんなことに関心を持つことを実践している人たちは、みんな偉いし、自分もそうありたいなと思います」

 「サンデー毎日」にも気になったページがいくつか。「「風雲!たけし城」復活版でたけし軍団が外された衝撃」との記事あり、執筆者は本多圭。石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」は「「公共性」とは無縁だったガーシーの正体」。中野翠の連載エッセイは、猪瀬直樹にひさしぶりに会い、国会議事堂を案内してもらったことが書いてあった。

 Spotify では、博多大吉のポッドキャストも始まっていた。Spotify からいきなり知ったが、「たまむすび」の最後の回で告知していたのか。「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」という番組。初回は大吉のひとりしゃべりだが、今後はゲストを迎えるようだ。初回では、「たまむすび」最後の日にカンニング竹山と飲みに行き、その場に木梨憲武がやってきたという話をしゃべっている。

 ポッドキャストをいろいろと探してみたら、「長野智子のテレビなラジオ」という番組も面白そう。AuDee の番組なのか。去年の4月から始まっている番組だが、まずは、12月に配信された大島新がゲストの回を聴いてみた。




2023年4月4日火曜日

4月4日火曜日/疲れ気味・回鍋肉



◇ 新橋・秋葉原

 だいぶ疲れ気味だが、朝から都内に。動くとやや暑くなり、元気が出ない。午前中に昼食を済ませてしまう。ニュー新橋ビルの地下、美食小屋に入り、回鍋肉を食べた。600円。この店は三度目。午前中はまだ空いていた。午後は岩本町のほうに移動し、ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をする。帰りは秋葉原のほうにまわり、ブックオフに寄っていく。しかし、ここは本の価格設定が高めで、買えるものがさっぱり見つからず、110円の文庫本を2冊だけ。その代わりに、CDのフロアを初めて物色してみたら、これがなかなかいいものあり、370円のCDを2枚、550円のCDをこれも2枚買った。


◇ 読書・テレビ・雑誌・音楽

 ベローチェで、遠野遥「改良」を読み終えた。朝に読み始めて、一日で読んだ。2022年刊、河出文庫。親本は2019年刊。この作品で文藝賞を受賞した、遠野遥のデビュー作にあたる。遠野遥はやっぱり可笑しいんだよな。以下、平野啓一郎の解説より。「この文体は、確かに新鮮だが、しかしどこかで心当たりもあり、人によっては、カミュの『異邦人』を思い出すかも知れず、また私は、横光利一の『機械』を連想した。」「私は嘗て、「『機械』には、ただ心理だけがあり、感情がない。」と書いたことがあるが、『改良』に読者が感じる違和感も、これと似ている。主人公の〝納得〟する理屈は、その一文だけ取り出してみれば、瑕疵なく意味をなしているが、しかし、普通なら、状況に対してそれを適用しようとした時、何かもっと感情的な抵抗があるはずなのではないか、と感じられる。この小説に、どことなく人間の思考を学習したAIが書いたかのような雰囲気があるのは、そのためである。」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。「徹子の部屋」を観そびれていて、3日分溜まってしまっていた。先週金曜は八代亜紀、月曜は和田アキ子、そして、今日火曜は桂宮治がゲスト。一之輔さんが新レギュラーになる前の収録だったのかもしれない。そのほか、先週土曜に放送された「太田光のつぶやき英語」では、XXCLUB がM・ナイト・シャマラン監督にインタビューしていた。

 楽天マガジンで「週刊朝日」を読むと、嵐山光三郎の連載エッセイは「タモリ倶楽部」終了に合わせ、2ページまるまる、タモリについて書かれていた。これは次号に続くようだ。巻末ページでは「山藤章二のブラックアングル」傑作選が始まる。

 Spotify で、今日も坂本龍一の楽曲を聴きあさっていたのだが、「B2-UNIT」というアルバムを初めてまともに聴いてみたら、これ、かなり好きだと思った。なぜもっと早く聴かなかったんだろう。坂本龍一のポッドキャストもあるのだが、これは J-WAVE の番組だったんだろうかな。



2023年2月14日火曜日

2月14日火曜日/レターパック その他

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 早朝に起きあがり、まず、ブログの更新をしようとするが、眠くなり、中断して、もう少し眠りなおした。目覚めて、ラジオを聴きながらブログの更新を仕上げる。これだけでもう午前中がつぶれてしまった。昼はラジオ。東貴博と黒沢かずこの「ビバリー昼ズ」は、欽ちゃんがゲスト。楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「週刊朝日」の一之輔さんの連載では、「笑点」の新メンバーになったことについて書いていた。情報を漏らさないよう、この原稿は2月3日金曜日の締め切りをオーバーし、2月5日日曜日、17時35分に送信したと書いてある。その発表があった放送も生放送ではないのに、よく情報が漏れなかったものだと思ったが、収録は前日、2月4日土曜日の昼にあったようだ。そのほか、巻末グラビアページには蝶花楼桃花の密着記事があり、このタイミングのこの記事、「週刊朝日」は完全に桃花が新レギュラーだと読んでいたんだろう。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は前田吟がゲスト。話題は、最近の再婚について。前田吟がハチ公前で待ち合わせてデートしたっていうのは可笑しいな。昨夜の「深夜0時の森」と「キョコロヒー」、それから、日曜の「おかべろ」は、ウエストランドとさや香がゲスト。石井は体調不良で欠席、新山ひとりの出演だった。観そびれていた先週の「ぺこぱポジティブNEWS」は、前週に引き続き、松陰寺が「バケツリスト」を叶える企画。コメンテーターの伊集院光と大西流星もバケツリストを公開し、伊集院のバケツリストもかなり気になる内容だった。やっぱり、昼のラジオをやりたいんだ。ツイッターを覗いてみると、「オールナイトニッポン55時間スペシャル」の「交渉中」だった最後の1枠が伊集院光であることが発表されていた。

 夕方、駅前まで外出。レターパックプラスをひとつ出すため、郵便局に。日高屋に入り、中華そばと餃子を食べた。630円。スーパーで買いものして、1時間ほどで帰ってくる。

 夜、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。オープニングはオンタイムで聴いていたが、聴きながら眠ってしまった。そのあとには松村邦洋が登場していたのだ。エンディングまで、ずーっとものまねやりまくり。スシロー、かっぱ寿司、くら寿司のものまね(?)に笑う。これは聴き逃してはならなかった。Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴くと、先週火曜に開催された「爆笑問題カーボーイ」のイベントを話題にしていた。伯山も映像出演したのだな。伯山は、伊集院に武道館で二人会をしようと提案する。深夜1時からは今日の「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。オープニングでは、「タイタンライブ」でネタを飛ばしまくった田中が責められる。今夜は深夜3時まで、ひさしぶりに最初から最後までオンタイムで聴いた。

 夜は調子が出て、ブログをもうふたつ更新する。Spotify のニューリリースから、Night Tempo と小泉今日子の新曲があり、聴きながら眠る。

2023年1月19日木曜日

1月19日木曜日/過去に意味はない


◇ 新木場・東陽町

 早朝に目覚めるが、寒くて、なかなか起きあがれない。朝から都内に。まず、東京駅に出て、昼は新木場のほうまで行くことになり、昼食はタッツァという店に入り、スタミナポーク定食を食べた。790円。夕方は東陽町に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ 読書

 図書館で借りた「別役実の風景」を読み進めている。2022年刊、論創社。別役実の関係者による追悼文集のような本だが、寄稿者には知らない名前も多く、平田オリザ、岩松了といった知る名前が出てくると安心する。編者は野田映史。以下、気になった箇所の引用を。東日本大震災のときに話題になった「雨ニモマケズ」について、別役実の発言を平田オリザが書いていた。(孫引きになりますが、)P56「私もあの詩は好きだし、あの詩が三月十一日以降、多くの人に読み継がれているのはいいことだと思う。ただ、あの詩で本当に大事なところは、『雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ』頑張っていこうというところではないのではないか。本当に大事なのは、『日照リノ時ハ涙ヲ流シ、寒サノ夏ハオロオロ歩キ』の方なのではないか」「頑張ろうと励ますことも、たしかに大事かもしれないが、本当に大事なのは、きちんと嘆き悲しむことだ。そこからしか真の復興はあり得ない」 そして、岩松了が語っていることにも衝撃を受ける。P59「(略)別役さんが台本を書き始められた一九六〇年代ぐらいまでに流れていた戯曲の流れに対して、別役さんといえどもアンチな気持ちはあったと思うんです。それは何かと言うと、人のおこないを歴史的に考えて、過去が結実したものとして現在があるという考えかた――それに対して決然と異を唱えたのが、ぼくは別役さんだと思っているんです。」「あるとき、そういうことをふと感じたときに、そういえば、ぼくもそういうつもりで書いている。要するに、人の過去には、それが過去である限りにおいて、意味はないということ。それ以前の戯曲は、過去に意味があって現在があるという考えかたがあり、それがいろんな意味で演劇を文学とは別のものとして考えられない根拠になったと思うんですね。それを近代劇と言えばいいのか、自然主義と呼べばいいのか、わからないんですけど。」「つまり、人を見るときに、その人の歴史を踏まえた現在を見るのではなく、現在だけを見る姿勢――それは別役さんひとりが考えたわけではなくて、やっぱり歴史上そういうことがあったんだとぼくは思い始めたんですね。それは小説の世界でもあったんじゃないかと思うし。要するに、過去に意味があって、その上に現在が乗っかっているという考えかたにおさらばした。」 P66-67「ただ、想像ですけれども、別役さんはとりあえず意味をなくしたかったというか。結局、不条理ということとつながってくるのかもしれないですけど。結局、世の中のことをわかった人は、未だかつてひとりもいないわけですよね。つまり、このことがありながら、わかったように書くことに対する敵意が、別役さんにはあるわけですよね。で、それをずっと敷衍させていくと、意味のないコントとか、そういうかたちになっていくんじゃないのかなと思うわけです。」「それはぼくがまさに初期において、最初に書くときの発想なんですね。そこに強さを感じるというのかな。結局、意味を追っかけたときに弱くなっていくものがあって、ただ、初期の頃はぎりぎりその意味を追いかけている印象があって、しかも、ちょっと暴力的で……ということを考えたときに、別役さんの軽妙な喜劇みたいなものが最初からそうだったのかというと、そうではなくて、つまり、こういうものがあって、結局、世の中のことをわかった人間がいるのかという怒りの感情があって、そこに辿り着いてるような気が、ぼくはするんですね。」「だから、「ん? うん」とか「ちょっと、それ取って」といった本当に意味のない日常会話のなかで進んでいくことが、わからなさに対峙できる方法なんだと思った節がある。追いかけていく手法では、結局、現実に負けていくんじゃないかとぼくは思ったんです。それはさっき言った前近代的なものに近い。なぜなら、結局、意味を求めていることになるから。それをやっていくと、絶対に現実に遅れていくし、さっきの理屈で言うと、世の中のことをわかったやつがいるはずがないということを信じてないわけでしょう。わかるはずだという前提で書いているから。そうすると、こっちとしては遅れてるような気がしちゃうわけですよ。そして、意味のない日常会話と言いましたけど、これが実は、演劇において「肉体」を見ることに直結している。言葉と人物との関係ですよね。不条理劇というのは、実は「肉体」を描こうとした運動でもあったわけです。演劇において「頭脳」から発したものに信を置くという悪癖を排除しようとしたわけです。」


 東陽町から東西線になり、大手町から半蔵門線に乗り換えようとしたら、だいぶ歩かされてなかなかめんどうだった。乗り換えるなら九段下のほうがよかったか。渋谷からは東横線の各停に乗り、ラジオを聴きながらのんびり帰る。昨夜の「ザ・東京漫才」の話が聴きたくて、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングと「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを続けて聴いた。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は田中健がゲスト。妻の誕生日に温水洗浄便座をプレゼントをしたら「わたしはこういうの使わないの」と言われたという、プレゼントに失敗した話をしていたのだが、妻は誰だっけと思い、ウィキペディアにあたってみたら、古手川祐子とはとっくに離婚していて、現在は加賀千景という女優と結婚していた。この加賀千景というひとは加賀まりこの姪のようだ。しかし、温水洗浄便座が出たばかりのころだと言っていたから、じゃあ、ウォシュレットを使わないのは古手川祐子というわけか。どうでもいいことを突き止めてしまったが、そして、田中健といえばもちろんケーナの話にもなり、この番組のテーマ曲を演奏もしたのだが、田中健のケーナを作っているのが平泉成だというのでさらに驚いた。

 火曜深夜の「ランジャタイのがんばれ地上波!」は「年始ブチギレ王決定戦」という企画。きしたかの高野、口笛なるお、赤もみじ村田大樹、ネコニスズヤマゲンが出演した。先週土曜の「白黒アンジャッシュ」は、人力舎の若手が競う「白黒-1グランプリ」。しかし、この番組も「がんばれ地上波」も、アイドルに審査員をやらせているのが余計だ。誰かスタッフに、アイドルと仕事をしたい人間がいるだけじゃないのか。

 楽天マガジンで読んだ「週刊文春」、宮藤官九郎の連載では、清水ミチコの武道館ライブで会った松本明子のことが書かれていた。松本明子に、クヒオ大佐の本名が「スズキマツオ」だと教わるが、あとで調べたら違っていたという話。深夜、ツイッターを覗いてみたら、「週刊朝日」が休刊とのニュースを目にした。早朝に出ていたニュースだが、深夜0時を過ぎてから知った。歴史ある週刊誌がついに休刊するような状況か。

2022年7月12日火曜日

7月12日火曜日/神保町・雑誌やラジオ

◇ 外苑前・神田・神保町

 早朝に目覚め、わりとよく眠れた感じがするものの、一昨日から虫コナーズを置いてみたのに、効いてるんだか効いてないんだか、まだ虫に刺される。朝から都内に。銀座線に乗り、まず、外苑前に出て、それから、神田に移動した。神田須田町のあたりを適当に歩き、永楽という店の看板を見て、入ろうかと思うが、ビルの何階にあるのかわからずにまごついていると、通りがかりのホームレスみたいなひとが地下だよと教えてくれた。日替わりランチの木耳と豚肉と玉子炒めを食べた。650円。チャーハン、麻婆豆腐、サラダ、杏仁豆腐、スープ、お新香、ライスが無料食べ放題というすごい店。しかし、昼間っからそんなに食べられるものでもない。やっぱり人気があるようで、混んでいて相席になり、料理がやってくるまでも時間がかかる。料理が出てきたときには、客もすっかり少なくなった。

 夕方には神保町のほうに移動する。一時閉店中の三省堂はフェンスで覆われるようになった。靖国通りをわたり、先にベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしたかった。しばらく読書をして、ベローチェを出て、すぐ裏のアカシヤ書店を覗き、それから、靖国通りをわたりなおし、すずらん通りに入り、東京堂を覗いていく。小雨がぱらつき始め、交差点から靖国通り沿いに古本屋を覗いていくが、なにも買わなかった。九段下まで歩き、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクと、ドーナツを買って食べた。九段下から半蔵門線、渋谷から東横線の各停に乗り、のんびりと読書をしながら帰ってきた。


◇ 読書・ラジオ・雑誌

 帰りの電車で、中山千夏「活動報告 80年代タレント議員から162万人へ」を読み終えた。2017年刊、講談社。タレント議員とはなんなんだろうかというのがもっぱらの興味。それと、「話の特集」人脈にも関心があった。1975年生まれの自分には、80年代から議員活動を始めた中山千夏のタレント時代はわからないし、子どもだったから議員時代のことも記憶にない。

 けっこうな雨降りになり、濡れながら夜遅くに帰宅する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、ダイタクがゲスト。前週のゲストだったヒコロヒーが話題にしていた、インディアンスきむとAマッソ村上のケンカの真相をダイタクのタクが語る。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、週刊誌にはもう安倍晋三銃撃事件が扱われている。「ニューズウィーク日本版」は安倍晋三を表紙にし、10ページにわたる特集記事が。「週刊朝日」は、犯人が取り押さえられる場面を表紙にしている。グラビア8ページ、本文12ページの特集、青木理、亀井静香のインタビューもあり、田原総一朗の連載コラムは拡大版になっていた。通常の連載陣が扱うのは来週以降になるだろうか。「SPA!」には、武田砂鉄、石戸諭がコラムを寄稿していた。石戸諭は、訃報をスクープのようにSNSに流していた、山口敬之、百田尚樹ら「お友達」たちの軽いふるまいを指摘する。

 外は大雨になった。ラジオを聴きながら少し眠り、深夜1時前になぜかぱっと目が覚めた。「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めると、もちろん、「選挙の日」の話をする。先週は、木曜の朝に太田は安住紳一郎の「THE TIME」に出演し、翌日には銃撃事件があり、それからの流れを詳細に語る。和田アキ子に会ったら、タモリみたいにひとこともしゃべるなと言われたという話に笑った。うとうとしながら、2時以降もところどころ聴いていたが、いつの間にか眠っていた。

2022年3月15日火曜日

3月15日火曜日/日比谷公園



◇ 日比谷

 朝、梱包をひとつだけ、ぱっぱと作ろうとしていたら、注文がもう1点増え、あわただしくなった。今日も朝から都内に。霞が関から、昼は有楽町に移動し、適当に歩き、おでん屋たけしという店に入り、鶏天定食を食べた。858円。料理には満足したが、会計になぜか時間がかかる店で、千円札を出したら、厨房の奥にその千円札を渡し、お釣りがなかなか出てこない。あとから PayPay で会計をしたお客さんのほうが早く済み、現金の会計ってそんなに珍しいんだろうか。あんまりお釣りが出てこないので、忘れられたのかと思い、店員に訊ねてしまった。厨房の奥には、いったいなにがあるというのだろうか。そのあと、トイレに行きたくなり、トイレを探しに日比谷公園まで行ってみると、心地好くて、少しのんびりした。ベンチに座っているひとがとても多い。天気がいい日の日比谷公園は快適だ。

◇ 読書

 夕方には八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、チョコチャンクスコーンを食べた。スマホの充電しながら、ラジオを聴き、聴きながら眠ってしまおうかと思っていたが、意外と眠くならず、読書をする。キネマ旬報社から出ていたムックのシリーズ、「アクターズ・ファイル」の「西島秀俊」を読んでいた。2006年刊。西島秀俊という俳優にどの段階で興味をもっていたかは正確には思い出せないが、北野武監督の「Dolls」に出演したときにはもう、好きな俳優だとは思っていたはずだ。細かいプロフィールをよく知らなかったが、篠崎誠によるインタビューを読むと、俳優になりたかったわけではないのになんとなくなってしまったような感じが、たけし的な世界にどうもなじむ。本格的な俳優デビューが「はぐれ刑事純情派」だったというのもここで初めて知ったが、どうやら、藤田まことにお世話になったということをいろいろなインタビューで語っていたらしく、このムックに収録されている黒沢清との対談でも藤田まことの話が出てくる。「藤田まことさんがすごくよくしてくださったことが大きかったですね。藤田さんは舞台出身で、台本をばんばん変えるんですよ、現場で。(略)で、その場で新しいセリフを5分で覚える、というようなことを日常的にやっていました。」「これは僕の思い込みかもしれないけど、上手くやることを藤田さんはそれほど認めてらっしゃらなくて。当然上手いということも必要なんでしょうけど、僕は初めて演技するわけで、当然ながらものすごく下手くそなんです。でもそのことをむしろ喜んでくださって、「今のよかった」と言ってくださったり。上手いことがいい演技では決してないということを教えられた気がします。」 

◇ 雑誌

 東京駅から東海道線に乗り、帰りの電車は眠ってばかりで、読書はできなかった。夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・大和田伸也&五大路子夫妻)を観て、「さんま御殿」を観て、テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊朝日」を読むと、カトリーヌあやこのテレビ評コラムが「徹子の部屋」のロバートの回を取り上げていて、いつもは読まないコラムだが、この番組は自分も観たから読んでみると、じつに見当外れなことを書いている。「芸人の「墓場」徹子の部屋でロバート散る」という見出しからしてまるでわかっていないのだが、あの場は間違いなく、ロバートがイニシアティブを握っていたのだ。黒柳徹子が「芸人殺し」という前提から始めていることがまず、そんな一般視聴者のような認識を、週刊誌にテレビ評を書くコラムニストが得意げに語ってどうするのかと思うレベルであり、黒柳徹子に対する理解もなければ、深い興味もないのだろう。「週刊朝日」には、かつてはナンシー関がコラムを連載していたのだが、未だにナンシー関の不在を惜しまざるをえない。じつに情けないと思いながら、23時頃には眠った。

2022年2月22日火曜日

2月22日火曜日/寝不足生活・渋谷で


◇ 麹町・渋谷

 早朝に目覚め、ラジオをつけるが、聴きながらまた眠ってしまっていた。怖いのがストーブをつけていたことで、これは絶対にやってはならない。今日も朝から都内に。東横線で渋谷に出て、半蔵門線に乗り換えると、やたら混んでいた。九段下に用があり、それから、四谷に移動。昼食は麹町で、適当に歩いて見つけた中国屋台銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。スープ、ザーサイ、もやし、杏仁豆腐が付き、748円。ベローチェに入り、スマホの充電をしながらひと休み。半蔵門駅から半蔵門線に乗り、渋谷に戻ってくる。まんだらけに寄り、階段の百均から4冊買う。

 そういえばと思い、最近、道頓堀劇場を調べていたらたまたま知った、シアターDの跡地をついでにたしかめていきたくなった。ウィキペディアによると、シアターDの「D」は道頓堀劇場の「D」なのだそうで、この関係は当時は知らなかった。ウィキペディアに載っていた住所をグーグルマップで検索すると、どうやら、クアトロの隣り、つまり、GUの隣りのビルのようなのだが、建て替えずに同じ建物なのかはわからない。はっきりと覚えてはいないが、外の階段に並んだような記憶があり、なんとなく、そのときの建物という気がしないでもない。だとすると、現在の無限大ホールとは目と鼻の先だ。

 センター街を戻り、地下の通路を東横線の改札のほうに進んだところで、快楽亭ブラック師匠ではと思うひととすれ違った。一瞬のことで、あんまりじろじろ見ることはできなかったが、たぶん間違いないと思う。東横線で横浜に戻り、銀行に寄り、有隣堂にも寄り、それから、どこかで少し読書をしていこうかとも考えていたが、どうも疲れてしまっていて、気力が湧かない。早く帰ることにして、帰りの電車内で少しだけ読書。夕方には帰宅する。

◇ 雑誌・テレビ

 タイムフリーでラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」の延江浩の連載コラムに、映画「浅草キッド」のことが書いてあると思って読んでみると、後半は「街でいちばんの男 ビートニクラジオ」収録の思い出が書かれていた。この連載コラム、いつもあんまり読むことがなく、延江浩がどういうひとなのかもよく知らなかったが、TOKYO FM のひとなのか。巻末の「似顔絵塾」は、松尾貴史が新塾長になってから、講評が面白くなった。「辻元清美さんには昔、「大阪の選挙区から出てくれ」と口説かれたことがあって、「絶対、通しますから!」「いや、まず通らないし、通ったとしても絶対に出ませんから」と、3時間も押し問答した記憶があります。」 

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、田村正和の弟のほうの田村亮がゲスト。「さんま御殿」は、細かいことを気にする芸能人と、気にしない芸能人の対決。日曜の「おかべろ」は、ヒコロヒーがゲスト。岡村、ノンスタ石田とはこれが初対面のようだ。早めに眠り、深夜に目覚め、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。ブログをひとつ更新して、朝までに映画を1本観たかったが、ブログに時間をかけてしまうともうだめだ。うまくいかない。

2021年2月23日火曜日

2月23日火曜日/北野武「不良」

◇ 余裕なし

 早朝に目覚め、テレビを観ようとするが億劫になる。レコーダーの録画残量を確認するのみ。この日記を書く気力もなく、書けないことがストレスになっていく。いったいなんのために書いている日記なのか。おおもとは金の余裕がぜんぜん作れないことが原因で、金の余裕がなければ時間の余裕も作れず、気力体力も残らない。しばらくぼんやりする時間が欲しくなってしまった。音楽でも聴きながらぼんやりしようとするが、しかし、そうしているだけで明日に突入するのではますます面白くない。

 午後、ラジオを聴こうとするが、「ザ・ラジオショー」は祝日の特番のためにお休み。夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、松本人志が表紙の「週刊朝日」を買う。金の余裕がないとか言いつつ、こういうものは買っておくのだ。いや、金の余裕がないからこそ、節約することが不愉快でならない。部屋の蛍光灯が切れてしまい、西友の2階のビックカメラにも寄り、蛍光灯も買っていく。これは買わないわけにはいかない。

 イタリアントマトで、1時間半ほど読書をしていく。まずは「週刊朝日」。創刊99周年の特集として、5名のインタビューが載っている。松本人志、黒柳徹子、美輪明宏、小沢一郎、三浦雄一郎という5名だが、この人選はよくわからない。松本以外は高齢なのが理由になるのかもしれないが、松本はかつて「週刊朝日」にコラムを連載していた。大学生のころに読んでいたその連載は、のちに「遺書」という本になり、大ベストセラーとなった。その当時の連載担当編集者によるインタビューとあれば、これは記念に買っておいてもいいと思った。週刊誌はあとで古本で買おうと思ってもなかなか難しい。インタビューはおもに当時の連載をふり返るものだったが、松本が自身のことを「サブカルチャーの人」と考えているところに興味をもつ。「そんな人がなぜずっとテレビでやってこれたんか、不思議なんです。それに対する後ろめたさみたいなものがあって」と語っている。

 北野武「不良」も読む。イタリアントマトでは読み終わらず、深夜に自部屋で続きを読み、読み終えた。この小説は「小説すばる」(2020年2月号)掲載時に一度読んでいるが、この結末にはまたぞわっとする。雑誌掲載時には自転車をふたり乗りする少年たちのイラストがあり、どうしても「キッズ・リターン」を思い浮かべるが、この単行本でもやっぱり、自転車をふたり乗りする少年たちの写真が表紙になっている。しかし、この小説にはボクシングは出てこない。ヤクザの物語なのだが、登場人物たちを徹底的に突き放している。青春の甘さはなく、語り口は乾いていて、死の扱いもあっさりとしている。北野映画のファンとしては、北野映画からは失われてしまった語り口にぞくぞくさせられる。併録作の「3-4x7月」は書き下ろしだが、これも北野映画を知るものにはたまらない。ここ数年、たけしがすさまじいペースで小説を書きまくっていることには驚かされるが、そのあいだにも事務所のごたごたがあり、映画製作に関してはあまり希望的なことは考えられなくなってきた。それを思うと、もしかすると、案外、長生きすれば、晩年は小説家として正当な評価を得るのではという気もしている。稀代のしゃべり手だった人物は、思うようにしゃべれなくなったとしても、小説で語りまくるのではないか。

  蛍光灯をとりかえたら、びっくりするほど、部屋が明るくなるものだ。古本の登録の作業をするのでも、本の汚れがよく見えるようになった。いつのころからか、自宅で読書をする習慣がなくなっているのだが、そもそもは部屋の薄暗さに問題があったのかもしれない。明るさにびっくりするくらい、この部屋はずっと薄暗かった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...