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2024年6月8日土曜日

6月8日土曜日/法要家族

◇ 法要

 今日は法要のため、母と一緒に朝から都内に。スーツを着ることはめったになく、ネクタイとカバンは当日朝になってから確認、ワイシャツはドン・キホーテで昨日買っておいたが、開封してみたら間違えて半袖を買っていた。朝9時には家を出たかったが、母がカバンを選ぶのに時間がかかり、9時半になった。

 大井町のお寺まで。法要は11時からだったが、到着したのは10分前。うちが施主なのに、うちがいちばん最後の到着になってしまった。御布施、お供物を先に住職に渡しに行く。今日は祖父母の二十七回忌と父の十七回忌をまとめてやってしまおうという法要で、母が高齢になったために自分に施主の役割がまわり、本当は兄がいるから兄がやればいいのだが、兄はどこにいるんだか連絡がつかないという有り様である。ほかには叔父夫妻たちといとこが少し、10人程度が出席した。11時から読経が始まり、お焼香も自分がトップバッターを務める。お焼香の正式なやりかたもどこで教わったということもなく、間違えたところでなんの罰則があるわけでもないから別にいいんだけど、適当にそれらしくやって、そそくさと席に戻ってきたが、続く母もいい加減にやっていたからうちはそういう家族なのだろう。このあとはどうすればいいんだっけと考えていたせいか、読経はすぐに終わってしまったように感じた。われわれはこのあとはお墓のほうに行ってしまうから、住職に会うのはここが最後になり、これだけでいいのかなという物足りない気になる。線香と花は叔母が用意してくれていた。

 みんなで大井町駅に戻り、いとこのひとりはここで帰った。東急大井町線に乗り、自由が丘の鰻屋に移動する。叔父たちの要望で、うちが高級な鰻をふるまうことになった。めったにないことだから観念するしかない。年寄りだらけだからスムーズに移動できるかが心配だったが、予約していた時間にはゆうゆう間に合った。長細いテーブルの席に案内され、真ん中に母と向かい合って座った。献杯の発声は叔父にまかせる。鰻屋だがコース料理になっていて、真打ちが登場するまでが長く、見たことのない料理がいろいろと出てきて、それだけでも満腹になったような気になるが、胃にもたれないからやっぱり高級なだけあるのか、鰻重も無理なく平らげることができた。母たちにはさすがに量が多く、食べられないぶんはおみやげにしてもらった。難しいのは会計のタイミングだった。馬鹿みたいな金額をいつどのようにして支払えばいいのか。不安でならなかったが、お開きになる前になんとなく席を離れ、クレジットカードで無事に支払いを済ませた。このクレジットカードは利用できませんとなったらどうしようかと、それがとても不安だった。

 自由が丘駅で解散し、母方の叔父夫妻とは横浜駅まで一緒に戻ってきて、もう少しお茶をしていこうということになった。コーヒーチェーンの店をいくつかあたるが、どこも混んでいて入れない。空いてる店を探しまわるのはもうめんどうだということになり、ベイシェラトンホテルのラウンジにしようと叔父が言い出し、1杯二千円近いアイスコーヒーを叔父にごちそうしてもらった。父方の叔父も母方の叔父も、どうもうちとは金銭感覚が違うらしいということに今回改めて気がついた。

◇ テレビ

 帰宅は夜になり、疲れてしまい、すぐに横になる。タイムフリーで、ラジオを聴いていた。深夜近くなってから起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「勝手にテレ東批評」は、欅坂の菅井友香というひとがゲスト。「なんでも鑑定団」の新MCだそうだが、この番組の初期のレポーターだった伊集院からも番組のエピソードがばんばん出る。池谷アナが欅坂1期生のオーディションを受けていたことも判明した。

 昨夜の「ネタパレ」は、家族チャーハン、ちゃんぴおんず、金の国が出演。「ニュースターパレード」には今回は4組、破壊ありがとう、らくちんペクチン、ボートヨットカヌー、牛ペペが挑戦した。4組とも勝ち星をひとつ獲得しているグループばかり。ルールが勝ち抜き制ではなくなったのか。今回で、らくちんペクチンが2つ星になった。

 今夜の「さんまのお笑い向上委員会」はオンタイムで観てしまう。ウエストランド井口が関西のバラエティに出演したときに雛壇のメンバーがわからなかったことに文句を言ったらネットニュースになったそうだ。それを言うなら、この番組にボンボンブラザースが出たときの陣内智則だってひどかった。「THE SECOND」の前に出演したタイムマシーン3号のネタをチェックするという展開になり、このあとに登場するはずのゲスト向上芸人の真空ジェシカも先に登場してしまう。真空ジェシカもつかみをやりたがり、飯尾とママタルトもつかみチャレンジをやるという流れになった。

2024年3月2日土曜日

3月2日土曜日/漱石アンドロイド

◇ シンポジウム

 午前中には出発し、都内に。渋谷から半蔵門線に乗り、半蔵門まで。今日は寒い。二松学舎大学の中洲記念講堂にて、「漱石アンドロイド」のシンポジウムを観る。今回で3回目。コロナを挟み、5年ぶりの開催だ。初回に参加してからは案内のメールが届くようになり、今回も申し込んだ。13時開始、15分前頃に到着。客席は空いている。今回は「ロボット学者はなぜ小説を書くのか? ―漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究」と題し、まずは漱石アンドロイドによるオープニングパフォーマンスから始まった。第一部は「なぜ人間を考えるためにロボットを作るのか?」。石黒浩、谷口忠大の講演が順番にあった。谷島貫太という二松学舎の学者が司会を務めたのだが、この司会の前置きが長くてうんざりする。石黒浩はおなじみのロボット学者。この漱石アンドロイドのプロジェクトの最初から関わっていて、初回にも登壇し、とても面白かった。しかし、昨日の失敗から、今日はなにも食べないようにしていたのだが、食べなくても結局は眠くなる。石黒浩は大阪万博に肯定的な話をしていたようで、科学者の立場としてはそうなのか、ここはきちんと聴いておきたかった部分だ。続いて、谷口忠大の講演だが、プロフィールを見て、そういえば見たことのある名前だと思い出したが、このひとはビブリオバトルの考案者でもあった。ロボット学者だったとはまったく知らなかったな。この講演もおおむね眠りながら聴いていた。眠気が止まらない。第一部が2時間ほどだったか、休憩を挟み、第二部「ロボット学者はなぜ小説を書くのか?」が始まる。伊豆原潤星、加藤隆文、増田裕美子という3人の学者が順番に登場し、問題提起がされる。ひとり目の伊豆原潤星という学者の話が下手なのにはまいった。下手な話を長々と聴かされる苦痛といったらないが、朗読をする場面では声を作ってみせたりなんかして、本人はその気になっている。あとのふたりはまだ話が上手くてほっとした。しかし、このテーマがそもそも面白くない。石黒浩と谷口忠大はともに小説を発表しているんだそうで、そのことを知らなかったし、興味もなかったが、このふたりがたまたま小説を書いているからといって、「ロボット学者はなぜ小説を書くのか?」ってことはないんじゃないか。谷口忠大の小説が論じるに値するようなものなのかがまったくわからなかった。最後のディスカッションが始まるときには予定時間では残り30分程度になっていた。ディスカッションには谷口忠大も参加するが、石黒浩はもう帰ってしまっていた。夏目房之介もここから加わる。夏目房之介もこのプロジェクトの最初から関わっていて、アンドロイドの声は夏目房之介の声が使われている。夏目さんはここまでの講演を聴いていてどう思ったか、最初にまず、話術に関する話をして、ほかの登壇者に対するやんわりとした苦言のように感じられた。ディスカッションの司会も谷島貫太が務めたが、滑舌が悪く、なにを言ってるのか本当にわからない。スクリーンの字も小さくて読めないし、なんなんだこのディスカッションは。終了予定時刻は17時だったが、20分ほど延びる。学者たちのつまらない話をずるずると聴かされるんだったら、夏目房之介の話をよっぽど聴きたかった。このシンポジウムは初回はすこぶる面白かったのだが、回を重ねるごとにどんどんつまらなくなっていく。もはや、漱石とはなんにも関係がないじゃないか。

 半蔵門に戻り、ゆで太郎に入ろうと思っていたが、もう閉まっていた。くるときによく確認しなかったが、土曜は閉店時刻が早かったのかな。ゆで太郎で食べて、すぐ近くのベローチェに入ろうというつもりでいたのだが、なにも食べずにベローチェには入れまい。半蔵門の交差点のほうに進んでみるが、小諸そばも閉まっていた。このあたりは土曜に開いている店はないのか。二松学舎から九段下に進めばよかったと後悔したが、今から戻るわけにもいかず、しかたなしに麹町まで歩いた。麹町の新中華めし屋という店を初利用する。豚肉とキクラゲ玉子炒め定食を食べた。850円。入り口近くのカウンター席に座らされ、この席が薄ら寒く、とても居心地が悪かった。麹町にもベローチェがあるから、こっちのベローチェに入れると思っていたが、こっちはベローチェが開いてなかった。なんでこうちぐはぐになるかな。もうベローチェのことはあきらめ、電車内で読書をしながら帰ってくる。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車で、林渓清「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」を読み終えた。2020年刊、ブックマン社。二階俊博が書籍代として3500万円を計上していたことがニュースになり、その購入していた本のひとつがこれだということがあとから明らかになった。本当にこれだけの額の本を購入するんだということに、なるほどとも思ったのだが、一昨日、ブックオフで見つけ、どんな本なのかと興味をもち、ちょっと読んでみたくなった。著者の林渓清は「月刊公論」編集長という人物。「江戸まち通信」代表理事という肩書きもある。監修者として、大中吉一という人物の名もあり、このひとは「月刊公論」の発行人。「月刊公論」なんて雑誌はまったく知らないな。本にはまず、二階俊博の講演が収録され、大中吉一との対談、そして、二階俊博の生い立ちから政治家としての歴史がざっと書かれている。二階俊博のヨイショ本といえばヨイショ本なのだが、意外と負の部分も含めてたんたんと書かれている。そのあとには自民党の歴代幹事長の系譜が書かれていて、全員の解説と、幹事長経験者たちのインタビューが収められている。ここは自民党の歴史を知る勉強になった。石原伸晃、石破茂の二階評が面白い。石原「二階氏のいちばんすごいのは、「ボケたふり」の上手さでしょうか。皆さんいろいろおっしゃいますが、私は演技だと思います。ああやっておいて、しっかり状況判断をされているのが二階氏だと思います。」 石破「いつも思うのは、お考えを明確になさらないことが多いということですね。何を言っているのかよくわからないと思わせて、政局の読みはことごとく当たる。それが二階俊博先生のいちばんすごいところです。」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」のコーナーに佐渡裕が登場。「勝手にテレ東批評」は、「トラック乗り継ぎ旅」のナレーションを務めるセイン・カミュがゲストだった。昨夜の「ネタパレ」は、レインボー、ダンビラムーチョ、モシモシが出演。後半には「チャレンジパレード」という企画があり、東京ホテイソンがリズムネタに、土佐兄弟、や団がインパクトキャラに挑戦した。いや、こんな企画よりも普通にネタが観たいよ。ラジオを聴きながら深夜に眠る。今日もまたブログを更新できなかった。

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2024年2月24日土曜日

2月24日土曜日/桜木町の喫茶店

◇ 桜木町

 昨夜は寒さで何度も目が覚める。早朝に起きあがり、スレッズを覗くと、なんと、高平哲郎がスレッズを始めていた。朝から大興奮。筒井康隆原作の舞台の宣伝用だろうか。速攻でフォローしたが、14人目のフォロワーはちょっと出しゃばりすぎてやしないか。スレッズを始めたということはもちろんインスタのアカウントもあり、こちらもフォローする。

 朝から外出。桜木町のランドマークタワーまで。昼はぴおシティの地下の喫茶店、花壇に入り、カレースパゲッティを食べた。サラダ、ドリンク付き、800円。アイスコーヒーを飲んだ。

 夜になり、みなとみらいを歩いて帰ろうと、マークイズみなとみらいを抜けていくと、猪木の展示をやっていた。なんの展示かよくわからなかったが、素通りはできず、ざっと眺めていく。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ネタパレ」は、真空ジェシカ、カゲヤマ、エルフ、トム・ブラウンが出演。「勝ち抜きパレード」には、ナユタ、ぺ、家族チャーハンが出演した。家族チャーハンが三代目チャンピオンにリーチがかかったところで、今回はいつになく、きちんとニューカマーがぶつかりあったという感じだ。「M-1」準決勝のライブビューイングでも観たナユタはまだまだシロウトっぽいのだが、それよりも、初めて観た「ぺ」というコンビにポテンシャルを感じる。こんな名前で検索で引っかかるのかなと思ったが、「ぺ お笑い」で検索したら吉本所属だとわかった。結果は、家族チャーハンがわずか1票差で勝ち、三代目チャンピオンとなる。

 今日放送の「太田光のつぶやき英語」は市川紗椰がゲスト。この番組の最多出演ゲスト。相撲オタクの特集から、鉄道オタクの特集。「Nキャス」は、三谷幸喜が体調不良のために不在だった。「不適切にもほどがある!」の特集があり、河合優実がインタビューされる。このタイミングで、三谷幸喜の不在は惜しいな。三谷幸喜はこのドラマをどう思っているのかコメントが聴きたかった。

 昨日の「徹子の部屋」は山本陽子追悼。過去の出演回の映像が流される。1979年放送(37歳)、1994年放送(52歳)、2018年(76歳)の回は公開生放送だった。最後はつい最近、2月2日の放送(81歳)。しかし、山本陽子という女優はなにかの作品で観たことがあるという印象もなく、まるで興味をもったことがなかったひとだが、「Nキャス」でも訃報が大きく扱われていて、スキャンダルで知られたひとでもあったんだということを今回の訃報で初めて知った。そのスキャンダルの記憶がある世代が感じる存在感とはだいぶ違うようだ。

 深夜、タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴き始めるが、そういえばと思い出し、ラジオは中断し、YouTube で探して「ヤングタウン」を聴いた。さんまが岩橋について話しているのを聴きたかった。

2024年1月20日土曜日

1月20日土曜日/ニラレバ炒めを食べた

◇ 関内

 朝から外出。関内に用があり、昼は適当に歩きまわっていて見つけた景記という店に入り、日替わりランチのニラレバ炒めを食べた。680円。外観は古びた感じだったが、店内はきれいで、品のいい店だった。客も多かった。午後、雨が少しぱらつく。関内駅のほうに戻り、セルテの関内ブックバザールに寄るが、買いたいものが見つからない。セルテ裏のベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら少し眠り、それから、長々と読書をしていく。いつもならば横浜駅までは歩いてしまうところだが、雨降りなので、関内駅から電車で帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ネタパレ」を観ると、スピードワゴン小沢が出ていた。ゲストの瀬戸康史が、マユリカと紅しょうがのドライブの動画が面白いと言うと、小沢が「でも、マユリカも紅しょうがも吉本ですよね? 吉本ってクルマの当て逃げ大丈夫でしたか?」なんてことを言っていて、その後、自分がそれどころじゃなくなるのにな。

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。昨日放送された「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、ヒコロヒーが能登半島地震について真摯に語る場面があった。東日本大震災のときは山下達郎のラジオを聴いていたというヒコロヒーは「蒼茫」をかける。

 先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きそびれていた。日東色素のコーナーで、中村ゆうじの FUNKY KING の曲を聴けたのが嬉しい。続けて、今日の放送をオンタイムで聴こうと、始まる10分前ぐらいからFMヨコハマをつける。IKURAさんの「ANR大人の秘密基地」を終わりのほうだけ聴いていたら、若い世代の曲には感動しないという否定的な話をしていたのだが、しかし、そのなかで、IKURAさんは去年は「オトナブルー」にドハマりしていたそうだ。この番組、ひさしぶりに聴いたが、一緒にしゃべっていた女性が誰なのかわからなかった。23時になり、「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴き始めたらすぐに眠ってしまった。

2023年11月4日土曜日

11月4日土曜日/異常な暖かさ

◇ みなとみらい

 早朝に目覚め、ラジオを聴きながらブログをひとつ更新し、もう少し眠りなおす。正午過ぎから外出。暖かい日が続き、半袖のひとをまだ見かける。横浜東口から日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。昼食はOKに寄り、弁当とお茶を買って、3階のイートインスペースで食べていく。若鶏油淋鶏弁当、計375円。イートインスペースは今日はけっこう混んでいた。

 夕方、みなとみらいセンタービルのドトールに入り、ひと休み。少し居眠りをして、読書をするつもりだったが、閉店時刻を確認しないで入ってしまったらあまり長居できなかった。18時閉店は早いな。外に出て、マークイズみなとみらいを通り抜けていくと、冷房をつけていた。11月としては異常な暖かさ。横浜美術館の前に出るとイルミネーションがきれいで、なにかのイベントをやっていたのかキッチンカーが並んでいる。連休だったのに、イベントなどはまるで意識せずに動いていた。横浜駅に戻る前に、平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊買っていく。

 帰りの電車内でも読書を続け、駅のベンチで、伊集院光「名著の話  僕とカフカのひきこもり」を読み終えた。2022年刊、KADOKAWA。すいすいと、なんとか2日で読み終える。NHKの「100分de名著」という番組はじつは一度も観たことがないのだが、その番組で扱った本のなかから伊集院が選んだ3冊を、その番組での解説者たちと改めて対談し、語りなおしている。カフカ「変身」を川島隆と、柳田国男「遠野物語」を石井正己と、神谷美恵子「生きがいについて」を若松英輔と、どの対談もとても面白かった。伊集院は自身を無知の立場に置き、無知による疑問や発見に先生がたが触れたときの現象を「無知との遭遇」と呼ぶのだが、その理解が知的だし、伊集院の知性の確かさをすべての対談で感じさせられる。

◇ テレビ・映画

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ネタパレ」を観ると、ゲストにオダギリジョーが出演していた。次長課長河本と小学校の同級生というのは知っていたが、超新塾にも中学の同級生がふたりいるというのは初めて知った。芸人は、アインシュタイン、や団、ダウ90000、ニッポンの社長が出演。ダウ90000は、園田、忽那、上原の3人のみのコント。これも脚本は蓮見なのかな。後半は「勝ち抜きパレード」のコーナー。そこに出場したリップグリップというコンビのひとり、倉田の妹が、過去にオダギリジョーが作ったドラマにアシスタントプロデューサーとしてついてくれていたという縁もあった。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」のコーナーに反田恭平が登場。29歳だというので、そんなに若いひとだったんだとちょっと驚いた。今朝の「週刊フジテレビ批評」は恒例の「秋ドラマ辛口放談」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙という4人がこの秋に始まったドラマについて語る。この企画はいつも楽しみに観ている。

 眠れなくなり、ブログを夜にもふたつ更新。やけに生暖かい夜だ。アマゾンプライムで映画を1本。ウディ・アレンの「ハンナとその姉妹」をかなりひさしぶりに観たが、サントラを聴いているから音楽は耳になじんでいるし、場面も意外とよく覚えていた。終盤に、ウディ・アレンが映画館でマルクス兄弟を観る場面がすごく好き。


2023年7月21日金曜日

7月21日金曜日/親子丼セットを食べた

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今朝は涼しい。もう2時間ぐらい眠りなおし、ようやくたっぷりと眠れた。録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた先週の「A-Studio+」は空気階段がゲスト。鈴木もぐらの中学の先輩として、桂竹千代が取材されていた。もぐらは卓球部で、かたまりはサッカー部。ああ見えても、やっぱり体育会系のコンビなんだよな。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。松村は、先週の放送前に号泣したことを、ピエール瀧、玉袋筋太郎にも心配され、水道橋博士からもメールがあったそうだ。高田先生からは、山形の「オール日芸寄席」の打ち上げの三遊亭白鳥がひどかった話。サンキュータツオが訪ねてきたら、知らないひとがきたから帰るって言い始めたって。志らく師匠のスレッズによると、佐久間宣行と間違えていたらしいのだけども。米粒写経も落語協会所属なのになんで知らないんだろうな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載はアルメニアの映画祭に行ってきた話で始まり、全米映画俳優組合のストライキについて語っていた。映画の話題の流れで、宮崎駿の新作にも少し触れていた。「そんななかで、宮崎駿監督の最新作は一切「宣伝しない」映画なんだってね。いや~勇気があるよ。まァ、宮崎さんはガンコだし、特に今回はジブリにしては大人向けで子供にはなかなか難しい世界観だとかって話もあるからね。きっと「わかる人にかわればいい」って感じで割り切ったんじゃない? それでも安定して観客が入ってるんだから、やっぱりその人気はスゴいよな。」

◇ 新日本橋

 午後から都内に。横須賀線に乗り、新日本橋に出て、まず、昼食。小諸そばに入り、親子丼セットを食べた。700円。少し時間に余裕があり、ベローチェに入り、読書をしていく。用を済ませて、帰りの電車内でも読書。

◇ テレビ・ポッドキャスト

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」と「ミュージックステーション」をざっと観て、それから、放送されたばかりの「A-Studio+」(ゲスト・鈴木保奈美)も観た。「ネタパレ」には、ハナコ、トンツカタン、や団、ジェラードンが出演。「勝ち抜きパレード」には、ツンツクツン万博、四天王、キャプテンバイソンが挑戦し、ツンツクツン万博が3週勝ち抜きとなった。四天王は去年の「ビートたけし杯」で優勝したコンビだが、テレビでは初めて観た。

 深夜1時を過ぎてから、ツイッターを覗き、五街道雲助が人間国宝になったというニュースを知った。夕方には出ていたニュースだが、この時間まで知らなかった。ああ、雲助が人間国宝になるとは思いもよらなかったけど、その手があったかという人選だな。しかし、それにしても、誰がどのように決めてるのか。謎だらけ。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、松尾貴史がゲストだった。大竹まことと松尾貴史で、上岡龍太郎の思い出話をしていた。楽しみにしていた街裏ぴんくのポッドキャスト「虚史平成」の配信もついに始まる。ポッドキャストを聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2022年11月19日土曜日

11月19日土曜日/目がまわる

◇ テレビ・ラジオ・読書

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は7年ぶりの手帳特集。石井亮次、大島由香里が出演。「太田上田」は、モグライダーがゲストの後編。ウエストランド井口も加わる。「ネタパレ」はものまね特集。モリタク&河口こうへい、ガリベンズ矢野、今井らいぱち、レッツゴーよしまさ、小出真保&むらせ&高田千尋、ハリウッドザコシショウが出演。ニュースターパレードのコーナーもものまね特集で、シロクマズ、ソマオ・ミートボールが出演した。「A-Studio+」はニューヨークがゲスト。

 午前中にブログの更新をしようとしていたが、書きあげられず、シャワーを浴びるが、鼻のかみすぎのせいか三半規管がおかしくなったようで、風呂場で気持ち悪くなってしまった。目がまわるので、風呂場を出るなり、水を飲み、部屋に戻って横になった。

 耳の調子がおかしいままだが、起きあがり、朝食をとりながら、また録画していたテレビ番組を観る。今朝の「ワルイコあつまれ」は「ワルイコテレビショッピング」から始まった。ジャパネットたかた風の香取慎吾と、アシスタントの関根麻里が、ビッグフットの足型を販売し、並木伸一郎が解説をした。草彅剛が刑事を演じる「好きの取調室」には、味覚を研究する宮下芳明という明治大学教授が出演した。稲垣吾郎は「げいのうかいむかしばなし」のコーナーに登場。石原軍団の「昔話」を朗読した。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を追いかけて聴くと、土屋さんがドラマの撮影で会った高嶋政伸が伯山のファンなんだそうで、先日の「ナカハチ・オン・タイム」で伯山に会ったときにそれを伝えたら、昨夜の「問わず語りの神田伯山」で、高嶋政宏と間違えてしゃべっていたようだ。続く、ニュースのコーナーの「常連さん」は能町みね子。そのあとは、「田村淳のNewsCLUB」を追っかけ再生する。こちらのニュース解説には小川淳也が登場。

 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、ひと休みしていたら少し眠ってしまった。15時過ぎ、発送品を投函するついでに、買いものに行ってくる。

 1時間弱で帰宅し、ブログを仕上げてから、またテレビを観た。「拾われた男」というドラマ、もともとはNHKのBSで放送されていたものだが、先月から地上波でも放送が始まった。録りためていたこれを、ようやく観始める。松尾諭のエッセイのドラマ化、という点には別に惹かれはしないのだが、とても評判のいいドラマで、ギャラクシー賞も受賞している。脚本は足立紳、演出は井上剛。しかし、松尾諭という俳優にそこまで強い関心はなく、なんでこのひとの半生をたどらなければならないんだとすら思うのだが、ウィキペディアにあたると、1975年生まれ、同い年なのである。観始めてみると、同世代感は端々にあり、まずはそれを頼りに観ていくしかない。第2話で、要潤がぴあの映画事典をもっていたのにはちょっと嬉しくなった。その時代、自分も同じものを所有していたからで、ネットのない時代に、映画について調べようとすると、やっぱり、ぴあの映画事典だったのか。映画好きの仲間はいなかったから、他人がどうしていたかはわからない。

 夜は部屋で読書。小林秀雄対話集「直観を磨くもの」を読み終えた。2014年刊、新潮文庫。これは文庫オリジナルなのだろうか。ブックオフで、気がつかずに買ってしまったが、書き込みがたくさんあり、がっくりしてしまった。対談相手は、三木清、横光利一、湯川秀樹、三好達治、折口信夫、福田恆存、梅原龍三郎、大岡昇平、永井龍男、五味康祐、今日出海、河上徹太郎。一応、年代順に並んではいるのだが、いちばん古い三木清との対談は昭和16年、いちばん後年の河上徹太郎との対談は昭和54年という開きがある。しかも、発表媒体、ページ数もばらばら。かなりわからない内容もありながら、かまわずに読んでしまったが、こんなばらばらな対談をまとめて読んで理解するというのは、じつはけっこう上級者向けの本ではないだろうか。

 夜もめまいが続き、腹も痛くなる。調子が悪いときは、横になり、ラジオを聴くしかない。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、深夜0時前には眠った。

2022年8月27日土曜日

8月27日土曜日/線を引きながら読むな

◇ 大手町・神田

 朝から都内に。今日も暑くなりそう。眠っているあいだに、日高大介氏からまたリプライのリプライと、おまけにDMまでいただいてしまった。東京に向かう電車内で、その両方の返信をする。東京駅に出て、昼は大手町ワンのとんかつまるや極に入り、ロースカツ定食を食べた。700円。今日は土曜だから、このあたりは静かだ。ベンチでしばらく読書をするが、しかし、眠くてたまらない。外は暑くて、汗だくになる。

 大手町まできてしまうと、神田は意外とすぐそばだ。神田まで歩いてしまい、さらに、新日本橋に進み、クリエイトに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。それから、ベローチェに入り、ひと休み。金の計算をし、しばらく読書をした。ツイッターからは、三遊亭金翁の訃報を目にする。



◇ 読書・テレビ

 新日本橋駅から横須賀線で帰り、車内で、まんじゅう大帝国「笑いの学校」を読み終えた。2020年刊、河出書房新社。ほんの2年前だが、まんじゅう大帝国はなぜこんなに下駄を履かされてしまったのかなと、今の時点ですでに思わざるをえない。序文を高田文夫先生が書き、爆笑問題、神田伯山、ナイツ塙、春風亭昇太、島田洋七、ウエストランドと対談をしているのだが、これだけの豪華メンバーをそろえても、聞き手に座談の素養がなければ、面白い話にはならないという見本のような本だ。構成、岸川真。この本は、昨日、ブックオフで買ったのだが、腹立たしいことに、読んでみたら蛍光ペンで書き込みがたくさんしてあった。買う前に普通にチェックをしていれば見落とすような書き込みではないのに、しそこねてしまったのが悔しいが、だいたい、こんな本をまさか線を引きながら読むとは思わないじゃないか。まんじゅう大帝国からなにを学ぼうとしていたんだ。学ぼうとしていたくせに、ブックオフに売るようなやつか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ネタパレ」で、フースーヤをひさしぶりに観た。「ニュースターパレード」のコーナーには、三日月マンハッタンが登場した。「ナイツ ザ・ラジオショー」では「こち亀」に詳しいことでおなじみだが、顔を観るのは初めてだ。漫才でも「こち亀」ネタをやっていた。オジンオズボーン篠宮の新コーナー、「どっちがひょと子クイズ」も始まった。

 今朝早く、日高大介氏にリプライとDMの返信をしたのだが、いいねもなく、無視されていて、わざわざ返信したのになんだこの野郎という気になった。そもそも、なぜDMをよこしたのか謎である。Spotify で少し音楽をあさり、深夜0時過ぎには眠る。

2022年1月22日土曜日

1月22日土曜日/東京1万人

◇ ラジオ・テレビ

 朝、塙さんがコロナになった「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴くと、ナイツの代役は三四郎相田が務めていた。土屋さんはリモート出演。今週の「常連さん」は能町みね子だったが、このコーナーから、文化放送の番組を終えたいとうあさこが加わり、ぐんとにぎやかになった。録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、こちらにも三四郎が出演。女優の瀧内公美と、三軒茶屋の回転寿司屋で、ブリ、ハマチ、カンパチ、ヒラマサを見分ける「ブリゲーム」という企画。収録日からのタイムラグがあり、番組冒頭では、ひさしぶりに流浪の番組に戻ったとタモリは言う。瀧内公美という女優を知らなくて、検索してみたけど、「火口のふたり」の主演女優なんだな。(映画は観てない。)

 昨夜の「ネタパレ」は池田エライザがゲストで、モグライダー、真空ジェシカ、ロングコートダディ、ランジャタイと、「M-1」ファイナリストが多く出演していたほか、ダウ90000 が初登場。脚本の面白さが際立ち、8人の演者が登場するが、印象に残る俳優はひとりもいない。芸人のフィールドではどうだろうかと思うところだが、すると、千原ジュニアもまさにそこを指摘して、「キャラ立ってる子がひとりもいない」「ごくごく普通のひとたちの集まり」であるところに「怖さを感じる」と、むしろ、その点を肯定気味に捉えていた。

 午前中に近所の郵便ポストまで投函に行き、午後はまたラジオを聴いていた。捨てなければならない紙類がたまっていて、重い腰をあげ、シュレッダーをひさしぶりに使用する。音がうるさいから、ラジオを聴きながらでは使えないかと思っていたが、単純に、ラジオのボリュームをあげればまるで問題はない。「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」をオンタイムで聴いていたが、今朝の「題名のない音楽会」では、サンドウィッチマンの漫才を音楽にするという企画をやっていたようだ。観逃してしまった。14時台は、一之輔さんがゲストだというので楽しみにしていた。一之輔さんとサンドウィッチマンという顔合わせはありそうでなかったかと思ったが、サンドウィッチマンが司会の「キャンパス寄席」に出演していることを一之輔さんが覚えていた。そんなラジオ番組があったこともすっかり忘れていたが、なにしろ、ラジコのタイムフリーもない時代で、番組を聴いたことはないのだが、白楽の神奈川大学で収録があったときに観覧に行ったことがあるからどういう番組かは知っている。お笑いが2組、落語家がひとりという組み合わせが基本的な形式で、そのときには志ら乃さんが出ていたのだが、落語家はサンドウィッチマンとのからみはなかったんじゃないか。聴きそびれていた先週の放送も聴くと、パックンマックンがゲストで、「田村淳のNewsCLUB」もあとでタイムフリーで聴くと、こちらにもパックンマックンが出ていた。25周年記念の単独ライブがあるというので、コンビでの出演が増えている。

 外出しない日はテレビを馬鹿みたいに観ているが、こういう日でないと、観そびれていた番組にまで手がまわらない。10月から溜まっている「お笑い実力刃」を3本続けて観るが、「ツッコメCLUB」という企画をやたらとやっていて、これで観るのがいやになってしまったのだ。三村マサカズが村田渚のツッコミに影響を受けたと語っていた回もようやく確認する。11月放送、サンド伊達が厳選した芸人が登場する「実力刃ライブハウス 伊達オトコ」という企画は面白かった。トータルテンボス、アメリカザリガニ、ロケット団、東京ダイナマイト、わらふぢなるおという5組が登場し、これはとてもいいメンバーだった。しかし、なんと、ハチミツ二郎は杖をついて登場し、コロナの後遺症だそうで、声も出ていなかった。

 先週日曜の深夜に始まった「黄金の定食」という新番組が気になり、録画しておいたら、これがとても面白かった。シソンヌ長谷川、なにわ男子大橋和也のふたりが、1軒の定食屋で、メニューのなかからどの定食を頼むか、それを迷う過程をたっぷりと見せる。ディレクターが事前に一週間通い、全メニューを食べてあるという準備がまずあり、そのディレクターによるオススメ、それから、常連客によるオススメを聞かされ、さんざん迷わされたところで、最終的になにを注文するかを決定し、美味しそうに食べるというところまでが1回の放送の流れで、初回は千駄木の動坂食堂から収録した。さらにそのあと、最後に、近くの喫茶店で反省会をするというおまけもつく。たった30分でこの情報量、全12回限定の放送だそうだが、初回を観た時点でもう延長してもらいたくなった。構成、川上テッペイ、矢野了平。監修、はんつ遠藤。プロデューサーは佐久間宣行。

 ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は1万1227人に。ついに1万人超え。大阪は 7375人、神奈川は 3408人。

 夜、Netflix で、「スティーヴ&マーティンの一生忘れちゃう夜」という映画を観た。映画のサイトにデータも載っているが、映画というか、これはテレビ番組なんだろうか。「スティーヴ&マーティン」というのは、スティーヴ・マーティンとマーティン・ショートのことだ。Netflix ではコメディショーがたくさん配信されているが、今どきの若手コメディアンは知らない名前ばかりで、知っている名前はこのふたりくらいだった。はるか昔に「サボテン・ブラザーズ」を観たが、そこまで詳しくはないものの、古くから共演している盟友のような関係だろうか。改めて年齢を確認すると、スティーヴ・マーティンは1945年生まれ、マーティン・ショートは1950年生まれ。2018年製作だというから、70歳前後というところだが、そんな年齢なのに、本当にくだらない。腹話術のネタが秀逸。最後のバンドもかっこよく、この芸の緩急のすごさだ。こういうコメディショーをもっと観たくなる。

 23時からはまたラジオをつけ、「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴きながら、オンライン将棋を指し、それから、聴きながら眠ってしまう。深夜に目覚め、Netflix で、「全裸監督」のシーズン2を観始めた。1話を観て、もう少し眠りなおしてから、ブログの更新をした。

2022年1月15日土曜日

1月15日土曜日/受験の季節



◇ 赤坂見附

 今日も朝から外出。外は寒い。電車を待ちながらラジオを聴き始めていたら、電車がきたのに気がつかず、慌てて乗り込んだ。東横線、渋谷から半蔵門線に乗り換え、永田町に用があり、すぐに終わり、とりあえず、赤坂見附でのんびりする。ランチの時間にはまだ早く、マクドナルドに入り、ひと休み。コーヒーが全サイズ100円だというので、ホットコーヒーのMと、昼食前だから迷ったが、カスタードパイも食べてしまう。ツイッターからニュースを見ると、試験会場で受験生が刺されるという事件があったようだ。読書をするつもりだったが、眠くなり、音楽を聴きながら少し眠る。ほどよい時間で昼食に行くつもりでいたが、カスタードパイを食べたのがやっぱり効いたか、ちっとも腹が減らず、読書を続けて、3時間も長居した。昼になると、さすがに店内は混雑し、騒がしくなった。

 13時前に、中国茶房8に。腹が減らないが、ランチタイムにせっかく赤坂見附にいるのだから、この店に入りたいのだ。ランチメニューBセットの、豚肉白菜漬と春雨の炒めを食べる。580円。満腹。食い過ぎで苦しくなる心配もしたが、とりあえずは大丈夫。



 赤坂見附から、銀座線で渋谷に移動し、まず、古書サンエーに寄るが、なにも買わない。道玄坂を横切り、まんだらけにも寄り、階段の百均の棚を覗くと、「週刊プレイボーイ」のバックナンバーが4段を埋め尽くしていた。これだけ大量にあると、かえってチェックをしたくもなくなるもので、ほかの棚から「SPA!」の新創刊号を見つけ、これだけ買っていく。スマホの充電をしておきたく、新南口のベローチェに入る。読書の続きをするが、しかし、眠くて進まない。試験会場の事件が気になるが、続報によると、東大の門の前で起きた事件だったようだ。試験会場の外での事件ならば、70代の男性が切られたというのもわかる。そして、第一報では加害者も受験生なのかと思ったが、受験生ではなく、高校2年生のようだ。

 コーヒーを飲み過ぎたか、腹の具合が悪くなった。渋谷から東横線に乗り、横浜に戻ってくる。ビブレのブックオフにも寄り、4冊買っていく。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4561人に。沖縄は 1829人、広島は1212人、愛知は 1480人、大阪は 3692人、兵庫は 1191人、京都は 725人、北海道は 695人、千葉は 945人、埼玉は 1173人、神奈川は 1538人という具合に、いちいちメモっていてはきりがないが、最多を更新しているところも多く、感染は各地に及んでいる。

◇ 読書

 帰りの電車内でも読書を続け、小林信彦「東京少年」を読み終えた。2008年刊、新潮文庫。親本は2005年刊。小林信彦の自伝的三部作の、これが一作目にあたる。いずれ読もうと思って手元にそろえてあったが、やっぱり、「週刊文春」の連載が終わったせいで小林信彦ロスなのか、なかなかとりかかれずにいた本が、なぜかすいすいと読めてしまった。具体的な内容を確認せずに読み始めたが、疎開体験を描いた自伝的小説であり、小説といっても、かなりエッセイ的に書かれている。文庫の解説を坪内祐三が書いているが、小林信彦には「冬の神話」という疎開体験を描いた小説があり、今作はその40年後に書かれた、つまり、セルフリメイクともいえるもので、普通の小説のかたちをとらずに別のことを描こうとしている。疎開小説の傑作として、柏原兵三「長い道」が並べられているが、この「東京少年」の第一部で描かれていた疎開先での子どもたちの人間関係は、まさに、「長い道」を原作とした、藤子不二雄A「少年時代」で読んだ世界とも共通していた。ウィキペディアにあたると、藤子不二雄Aは小林信彦の2歳下にあたる。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」と、それから、「ネタパレ」を観た。オジンオズボーン篠宮の「大林ひょと子」のキレのよさに笑う。「週刊フジテレビ批評」では番組審議会があり、岡室美奈子のドラマ評が面白い。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、「常連さん」のコーナーの前に、受験生刺傷事件のニュースが飛び込んでくる。早めに眠るが、深夜に目覚め、Netflix で「全裸監督」第4話を観た。

2021年9月10日金曜日

9月10日金曜日/杏仁豆腐

◇ 赤坂見附・永田町

 朝、目覚めるとまず、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオを聴きながら、梱包を片づける。録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」では、時間帯昇格の発表があった。

 昼前から外出。ひさしぶりに夏の暑さに戻った。気候の変化についていけていないのか、朝から鼻水が止まらない。電車内では眠くなり、読書もできない。午後から永田町に用事があり、だったら、赤坂見附でランチを食べようと思い、早めにやってきた。店は最初から決めていて、中国茶房8にまっすぐに向かう。この店は二度目で、7月に一度入り、赤坂見附でランチを食べる機会があれば、もはやここしかないと思っていた。ランチメニューの玉子とキクラゲと長葱炒めを食べる。550円。ドリンクをとりに行っているあいだに、もう料理がきていてびっくりする。早い、安い、旨い、いいところしかない。肉がない料理で、ここまで満足させられることもない。ご飯、スープ、サラダ、ザーサイに、ドリンクバーとデザートもつく。デザートの杏仁豆腐が恋しくてしかたがなかった。杏仁豆腐はひとかけらが大きく、あとからよそってくるものだから、前回は写真を撮りそこねたが、今回は忘れずに写真を撮った。今回もまた、動くのがいやになるくらいに満腹になった。ウーロン茶と、アイスコーヒーも飲み、すぐにまた、トイレに行きたくなる。





 永田町の、普通ならばちょっと入れないようなところに入る機会があり、帰宅は深夜近くなった。録画していたテレビ番組をいくつか。「A-Studio」は、千葉真一の息子の眞栄田郷敦がゲスト。「ネタパレ」の「ニュースターパレード」では、モシモシというトリオのコントの演出に、バカリズムが本気のダメ出しをしたのが面白かった。「タモリ俱楽部」は「空耳サマーコレクション」。奥田民生とEBIが出演。深夜、読みかけの本を読み終えようとがんばっていたが、あともう少しというところで眠気の限界になり、時間の記憶もない。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...