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2023年1月5日木曜日

1月5日木曜日/一日を無駄にして

◇ 洋光台

 正午過ぎから外出。もっと早く出るつもりだったのに、キャリーカートの用意に手間取った。根岸線に乗り、洋光台の叔父宅まで。物置の本の運搬を、今回も2箱。1時間も滞在せず、すぐに帰ってくる。しかし、往復の時間があるから、帰ってきたときにはもう夕方だ。つまらないことで一日を無駄にした気分だ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら雑務を。すぐにまた外出し、駅前まで。遅めの昼食。そういえば、「エルピス」の最終回を観て以降、まだ牛丼を食べていなかったと思い、吉野家に寄り、アタマの大盛りを食べた。569円。それだけで帰ってもよかったのだが、ワンクッション欲しいと思い、ライフのマクドナルドに寄り、ひと息ついていく。


 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・上白石萌歌)を観て、それから、録りためてあった「新しいカギ」を新年からこつこつ観ている。「焼肉ソシナ」というトークのコーナーに今田耕司が出た回では面白い話をいろいろとしていた。「ごっつええ感じ」の演出家が「誰でもピカソ」に呼んでくれたというのは初めて知る話だった。

 年末の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。映画もこつこつ観ていく。今夜もレオ・マッケリー監督作品、「明日は来らず」を観た。

2022年12月26日月曜日

12月26日月曜日/善玉と悪玉





◇ 飯田橋・門前仲町

 今日も朝から都内に。寒い。飯田橋から江戸川橋のほうまで歩き、途中、神社に寄り道したり、双葉社の近くを通ったりした。昼は門前仲町に移動。吉野家に入り、牛すき鍋膳を食べたいと思っていたのだが、もう終わってしまったのか。確認せずに入って失敗した。しかたがなく、さほど食べたくもなかった肉だく牛カレーを食べた。679円。


◇ 読書

 夕方には東陽町にたどりつき、ベローチェに入り、ひと休み。なにか食べたかったが、パンは売り切れていた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。石戸諭「東京ルポルタージュ 疫病とオリンピックの街で」を読み終えた。2021年刊、毎日新聞社。「サンデー毎日」の連載をまとめた本だが、これは連載中にも何度か読んでいて、本になったら読みたいと思っていた。石戸諭という書き手をいつから意識し始めたか、はっきりと覚えているのは「ニューズウィーク日本版」の百田尚樹特集だが、その後、やはり「ニューズウィーク日本版」で連載していた「本好きにささげるホメない書評」のなかで、武田砂鉄さんの本を批判していたのがとても印象に残っている。今、いちばん信頼できる書き手のひとりという認識。「サンデー毎日」の連載は、2020年4月から2021年10月まで。当初は、1964年の東京オリンピックと比較した、2020年の東京を切りとったルポルタージュになるはずだった。取材対象となるのは、本屋、劇場、ライブハウス、飲食店、ホストクラブ、ゲイバー、永田町、自粛警察ユーチューバーなどなど。有名無名の人物が登場し、高知東生や東ちづる、佐野元春を取材している回もあるのだが、目次にはそんなことは書かれていない。終盤はもちろん、オリンピックの東京が描写されていく。パラリンピックのブラインドサッカー、そして、東ちづるが掲げる「まぜこぜ」のあたりには特に揺れ動かされるものがあった。

 東陽町から東西線に乗り、渋谷経由で帰るが、乗り換える前に、あまりにも腹が減り、宮益坂下の富士そばに駆け込んだ。新肉骨茶そばを食べる。630円。以前に食べた記憶よりも辛く、くちびるが痺れる。店内にはなぜかホフディランのポスターが貼ってあった。


◇ テレビ

 うっかりしていたが、先週の「エルピス」を観なければと思っていたのに忘れていた。昨夜、途中まで観たところで眠くなり、中断したんだった。帰宅してからでは TVer の視聴終了に間に合わず、やむを得ず、スマホに TVer のアプリを今さら入れて、電車内で観ていく。第9話終盤に最大の盛りあがりがあり、これは観逃してはまずかった。岡部たかしという俳優をこのドラマを観るまで知らなかったが、序盤は、パワハラやセクハラばかりのいやな上司の役だと思わされていたが、単純な人物造形ではなかった。これが連続ドラマの妙だ。週刊誌の編集長役、マキタスポーツさんも活躍する。マキタさんは岡部たかしと顔のタイプがどうも似ている。終盤の不穏な音響には、音楽を担当する大友良英の存在を初めて感じた。そして、夜遅くに帰宅し、TVer で、「エルピス」の最終回を深夜に観てしまう。実在の複数の事件から着想を得ていることについて、批判的な意見もちらほら目にしていたが、しかし、連続ドラマは最終回を待たねば、正確な分析はやっぱりできないのではないか。前週、第9話の「善玉と悪玉」が効いている。そして、「希望、あるいは災い」の意味が最後になって響いた。大根監督は牛丼が好きだなあと思った。

 そのほか、録画していた土曜の「Nキャス」をようやく。ゼレンスキーの歴史的演説をきちんと観ておきたかった。それから、あき竹城の訃報も。それから、Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の、聴きそびれていた先週木曜の回を聴いた。ヒコロヒーがパートナー。「紳士交遊録」のコーナーでは、みうらじゅんが大森貝塚について語った。この日の放送のあと、みうらじゅん賞が土曜に発表されたということもわかり、それもツイッターで確認した。

2022年12月19日月曜日

12月19日月曜日/「M-1」のあと

◇ ラジオ

 朝、起きあがるなり、ツイッターで「M-1」関連のツイートをまだまだ追いかけてしまう。午前中にブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、やっぱり、昨夜の「M-1」の話から始まった。高田先生は、さや香、ロングコートダディ、ヨネダ2000、オズワルドにも触れつつ、ウエストランド井口のかわいらしさ、そして、談志、たけし、太田と続く、東京の悪口の系譜を語る。12時台には先週から決まっていたとおり、ウエストランドが登場する。ウエストランドという名前は、地元岡山のショッピングセンターの名前からいただいたものだということを今さら知った。午後もそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなし。こちらでももちろん、「M-1」の話をたっぷりとする。塙さんによると、大吉はストップウォッチを持参していたんだそうだ。オープニングのあとのコーナーでは森田さんというひとが登場し、誰だかわからなかったのだが、午前中に神奈川県庁に取材に行ったという話をしていて、黒岩知事に神奈川県の職員がダイヤモンド野沢の写真を見せたという情報があった。14時台は、NONSTYLE がゲスト。「M-1」語りが続く。和牛効果でコントとの垣根がなくなったという石田の分析が面白い。

 駅前まで用があり、夕方に少し外出。買いものをして、それから、かつやに寄り、期間限定メニューの味噌たまカツ丼を食べた。715円。1時間ほどで、すぐに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 TVer で、先週放送の「エルピス」第8話を観るが、視聴期限が切れてしまうから急いで観るしかなかったが、気持ちはまだ「M-1」に奪われていて、まるで集中できなかった。マキタスポーツさんが週刊誌の編集長役で登場する。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された友近の「シン・ラジオ」を聴くと、ちゃらんぽらん冨好さんのコーナーでは、その前の土曜日に放送された「THE W」を話題にしていた。天才ピアニスト、紅しょうが、エルフは、NGKの冨好さんのものまねコーナーでアシスタントをやっているという関係なのだ。巨人師匠と同じく、冨好さんも「くん付け」で呼ぶんだということが知れた。

 ラジオを聴き終えたタイミングで、YouTube をつける。志らく師匠が「らく塾」の生配信を始めるということを知り、20年前の塾生としては、これは観ておくべきかと思った。開始から数分遅れでつけるが、倍速で観始めたらすぐに追いついた。まあ、らく塾といっても、予想どおり、おおむね「M-1」の話になる。聴いてみなければわからなかったのは、師匠は採点法をしっかりと考えていて、80点を基本点にし、技術、面白さ、衝撃、魅力をそれぞれ5点満点で加算していくという方法をとっていたことだ。てっきり、師匠のことだから、もっと直感的につけてるのかと思っていた。なるほど、この採点法ならば、さや香よりもヨネダ2000の点が高くなったことに自身で驚いていても不思議はない。せっかくだから、チャットも参加しながら聴いていたが、重くなるから、パソコンではチャットを閉じた状態で視聴し、スマホから投稿した。数件投稿したのだが、配信の終わりかけ、最後の最後で読んでもらえた。「イリュージョン」の話題が出たので、「江戸の風」に相当するものは漫才にはあるのでしょうかという質問をした。和牛やさや香に点が辛くなった理由はここで語られたのではないだろうか。配信は90分ほどで終わった。500円の投げ銭をしているひとがひとりだけいて、終わりかけに投げ銭したから、投げ銭したのに質問に答えてもらえなかったといって怒っていた。こしらさんのファンかな。


 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「情熱大陸」は、73歳の市村正親に密着。息子ふたりも登場し、離婚した篠原涼子とも一緒の家族写真も画面に映された。そして、なにげなく観ていると、終盤になり、市村から「今回の「ミス・サイゴン」最後だね」という言葉が飛び出す。30年務めてきた大役だ。最後の舞台は映像に残したくないという美学から、カーテンコールの場面だけが撮影を許される。

 そのほか、「拾われた男」の最終回などを観て、ラジオを聴きながら眠る。深夜0時過ぎだったか。

2022年11月17日木曜日

11月17日木曜日/余談はいくらでも

◇ テレビ

 午前中は録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は、林家ぺー・パー子がゲスト。先日出演した冨士眞奈美と岩崎リズの親子からメッセージがあり、どんな縁かと思えば、ぺーさんからそれぞれに年賀状が届いたのだという。冨士眞奈美が言うには、林家ぺー・パー子から年賀状が届くことは、芸能界のなかではひとつのステイタスなのだと。冨士眞奈美と一緒に撮った写真も出されていたが、奇しくも、冨士眞奈美が俳句の会で北とぴあにやってきたときのものだそうで、近所だから行ったというようなことを話していた。そのほか、改めて知る話も多く、ピンクを着るようになったのは、テリー伊藤に派手になるように言われたのがきっかけだったとか、あるいは、林家三平の伴奏をするアコーディオン奏者がこれなくなったときに、ギターを弾くことになり、営業先で伊東四朗や小野ヤスシに教わり、なんとなく適当に覚えたものであるとか。パー子は入門前は歌手志望で、藤圭子とレッスンをしていたというのはわりと知られる話かもしれないが、ぺーさんの髪型は郷ひろみのお母さんが経営する美容院でやってもらっていたとか、こんな余談がいくらでも出てくる。ぺーさんは寄席に出るときには鶯谷から浅草まで歩くんだそうだが、健康については、「徹子の部屋」に横山隆一が出たときの記憶が語られ、スイス人はミルクを飲んで元気だと言っているのを聴き、それ以来、ずっとミルクを飲んでいるのだという。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、清水ミチコとシソンヌ長谷川がゲスト。長谷川の経歴をよく知らなかったのだが、もともとはショーパブに出演していたんだそうで、その点でオードリーとも通じ合うものがある。そのショーパブ時代のコンビと、いったん、ルミネにまで出演するようになっていたのに、それから、NSCに入りなおしたというのだから異色だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。ナイツは昨夜の「ナカハチ・オン・タイム」の話をぜんぜんしなかったな。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、そのあとはどうも気力が湧かず、横になり、ラジオを聴いていた。読書しようとすると、すぐに眠くなる。Spotify のニューリリースから、オリジナル・ラブの新アルバムを聴きながら、2時間ぐらい眠った。

 夜、TVer で「エルピス」の第4話を観て、続けて、ダウ90000 のスピンオフドラマも一気に観てしまう。0回、1回、2回と計3本、各10分前後。それからまた、録画していたテレビ番組を。観そびれていた「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」を3週分まとめて。今月2日に放送された回は、ニューヨークの同期2組が登場した。そのうちのひと組、「ぐりtoとく」はピン芸人同士の男女コンビ。女性のほうは「ぐりふぉん」という名で、過去には、紅しょうが稲田、3時のヒロイン福田とコンビを組んでいたという。

 録画の再生を停めたタイミングで、放送中の「千鳥のクセがスゴいネタGP」に志らく師匠が登場しているのをちらっと目にした。師匠が昔からやっている土方のコントのようだったが、この出演は知らず、知っていたら録画したのに、しそこねてしまった。

 ツイッターからは「M-1」準決勝進出者の発表を知った。期待どおり、ウエストランドが残っている。現在のコンディションを把握しているのはタイタンのウエストランドとキュウくらいだが、ここを残したかというかなり面白いメンバーが残されている。なんと、ランジャタイは落ちてしまった。見取り図、インディアンス、モグライダーも落とされている。ツイッターからはもうひとつ、日本エレキテル連合の中野聡子が癌になり、単独ライブが中止になるというニュースも目にした。今後は、タイタンとは業務提携というかたちになるようだ。

 金の心配があり、そうなると、あらゆることが手につかなくなり、生活がみるみるがたがたになっていくから困る。夕方に眠ったから、眠気が飛んでしまい、深夜、ブログの更新をひとつ。途中まででやめようかと思っていたが、調子が出てきたので仕上げてしまう。ブログに取り組んでいるときには精神は落ち着くようだ。ほかにも仕事を片づけてから、深夜3時半頃に眠る。

2022年11月14日月曜日

11月14日月曜日/乗換案内と違うから


◇ 武蔵新田

 早朝に起きあがり、短い睡眠時間のまま、朝から都内に。武蔵新田にまで行く用があったのだが、まず、東横線の日吉から目黒線に乗り換えると、発車したところで緊急停止ボタンが作動した。なんてことはなく、運転はすぐに再開されたのだが、そのあと、多摩川から多摩川線に乗り換えなければならなかったのに、気がついたら通りすぎていて、大岡山から引き返すはめになった。読書に集中していたのもよくなかったが、緊急停止があったために、ヤフーの乗換案内と違ってしまったからわからなくなった。乗り慣れていない路線は、なにごともなく運行してもらわないと困る。

 そのあとはいろいろあって、午後には横浜に戻ってきた。横浜駅の西口に出て、遅めの昼食にする。ダイエーの跡地の向かい、いち五郎という店に初めて入り、豚肉と木耳の玉子炒め定食を食べた。餃子とスープ、ザーサイが付き、934円。ダイエーの跡地も、いつの間にか、だいぶ建物ができあがっている。ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。そのあとは、どこかで読書をしていこうという気力もなく、すぐに帰る。


◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。ゲストは加藤タキ。今まで興味をもったことのないひとだったが、なぜかふと観てみたくなった。知らないことばかりだが、夫は黒川雅之という建築家で、黒川紀章の弟なんだな。オードリー・ヘップバーンと親交があるという話などもあり、けっこう興味をもって聴いた。現在、75歳。うちの母と同世代なのに、元気で溌剌としている。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は三遊亭歌武蔵がゲスト。芸者さんとの結婚の話題が中心になったが、冷蔵庫の中身を食わせた「水曜日のダウンタウン」についても少し触れられる。同門のパワハラ問題にはさすがに言及なしか。

 昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」は、横山雄二と筒井真理子が14時台のゲストに登場。横山雄二は爆笑問題のリスナーには名前だけはおなじみだが、ラジオパーソナリティでありながら、映画監督でもあり、今回は新作映画のプロモーションのため、筒井真理子はその映画の出演者というわけだ。「エルピス」にも出ている筒井真理子をよく知らなかったのだが、第三舞台の出身なんだな。太田が当時の第三世代の演劇について熱を込めて語るが、自分がリアルタイムで観ていた演劇はそれよりも10年以上あとの世代だから、どうもなじみがなかった。この機に筒井真理子のウィキペディアを覗いてみると、出演作のなかには観ている作品もけっこうあるはずなのに、どういうわけかろくに覚えていない。ちょっとびっくりしたのは、志ららさんの真打披露の会で松本明子と漫才を披露したと書いてあるのだけど、志ららさんとはいったいどういうつながりなんだろう。

 TVer では、先週放送の「エルピス」第3話をようやく観る。視聴期限が一週間だとはわかっていたのだが、ほんと、きっちり一週間で、今週の放送が始まる 22時には配信が停まってしまうと気がつき、急がざるをえなくなった。眠気と戦いながら観始めたが、しかし、観始めたらやっぱり面白くてしかたがない。2話から登場した六角精児の弁護士がじつに見事なのだが、3話にも脇役に気になる俳優がたくさん出てくる。新聞記者役で登場した池津祥子がまた素晴らしい。それこそ、大人計画はリアルタイムで観ていた劇団だが、こういう絶妙なおばさんの役を池津祥子が演じるようになるとはあのころには思いもしなかった。刑事役に安井順平が登場していたのにも目を引かれる。このひともアクシャンというお笑いコンビのころから観ているが、いよいよ風貌が変わり、安井順平になんだか似てるなあとは思ったが、本人だとはなかなか気がつけなかった。

 今週はなかなか生活が苦しく、それを考えると震えが止まらない。あの手この手を尽くしてはみるが、だめなものはだめという気がする。ポッドキャストを聴きながら、23時頃には眠る。

2022年11月5日土曜日

11月5日土曜日/「エルピス」が面白い



◇ 芝浦

 朝から都内に。まず、九段下のほうに用があり、それから、芝浦に移動。田町まで歩き、まだ午前中だったが、すき家に入り、豚かば焼き丼を食べた。580円。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクも買って飲んでおく。ベローチェに入り、ひと休み。今日は時間があるから、読書がたくさんできそうだと思っていたが、神経がひどく疲れている。Spotify で、ぼんやりとしばらく音楽を聴いていた。いつの間にか、あがた森魚のアルバムが多数配信されるようになっていた。初めて聴くものばかりだが、カバー曲がいくつもあるのが気になり、小泉今日子「快盗ルビイ」、松田聖子「風立ちぬ」、中森明菜「禁区」を聴いてみると、それぞれ面白い。読書は1時間もできなかった。





 田町から泉岳寺まで歩き、京浜急行の快速で帰ってくる。眠くてしかたがない。寄り道せず、昼過ぎにはもう、うちに帰ってきてしまった。

◇ テレビ

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」を観ると、「子ども記者会見」のコーナーにリリー・フランキーが登場していた。香取慎吾とは、草彅剛と一緒にやっていたラジオ番組の構成作家だったという関係なんだそうで、そういえば、リリー・フランキーはもともとはそういう仕事をしているひとだった。かつて、リリー・フランキーが「真剣10代しゃべり場」に出たときのことを強烈に覚えているのだが、この場でも、不思議なくらいに子どもたちをすっと惹き込んでしまう。「ほんとにひとが死ぬときってのは、誰も思い出さなくなったとき。」と、永六輔と同じようなことを言うのだが、案外、永六輔のような存在になっていくのかもしれないな。あるいは、野坂昭如とか。

 昨夜の「タモリ俱楽部」は「ナレーター基礎講座」という企画。服部伴蔵門、小坂由里子というプロのナレーターが出演し、そのテクニックに迫るというもので、これは面白かった。麻布十番のアオイスタジオというところでの収録だったのだが、冒頭、タモリが、はっぴいえんどのファーストアルバムが録音された歴史あるスタジオだと紹介する。そのほか、「ネタパレ」と「A-Studio+」(ゲスト・三谷幸喜)も。火曜の「アンタウォッチマン」は「2017年のジェラードン」という特集。来週は吉川晃司SPだそうで、いよいよなんだかよくわからない番組になってきた。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」では、恒例の「秋ドラマ辛口放談」があり、梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙が出演。4人全員が「silent」を絶賛し、3人が「エルピス」を評価する。こうなるともう、これは観るべきだろうと、深夜に TVer で、ついに「エルピス」の第1話、第2話を続けて観てしまった。第1話がまだ配信されていてありがたい。第1話は配信され続けられるようだが、第2話は一週間で終わってしまうから、今のうちにまとめて観てしまうのがいいだろうと思った。第1話は15分拡大の放送だったようだが、TVer ならば、2話合わせて2時間弱。評判どおり、観始めるととても面白く、ゆるむところがまったくない。テレビ局を舞台に、業界裏幕モノのようなミーハー的な興味を惹きつつ、冤罪というハードなテーマにもっていく。この手腕は見事としか言いようがない。マスコミの現状に対して、じつに批評的であり、はっきりと反権力的。麻生太郎のような人物も登場する。安倍晋三の映像が配信では静止画になっていることは「フジテレビ批評」で大島育宙がしゃべっていたが、(映像の権利の問題だろうが、)それを見越したうえで、めいっぱい挑戦している。なにより、それを軽やかに、俳優たちの素晴らしい演技とともに、すこぶる面白いドラマとして描いている。「仮面ライダー BLACK SUN」とも共通するものを感じるが、ニュースや情報番組ではできない戦いが、フィクションならばできるということが示されているようで、ふつふつと興奮させられるものがあった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...