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2024年11月25日月曜日

11月25日月曜日/病院通いが終わる

◇ 雑誌・テレビ・ラジオ

 深夜、コインランドリーに行くべきか迷っていたが、結局、早朝に行ってきた。洗濯待ちのあいだ、NHKプラスで、先週から再放送が始まった「カムカムエヴリバディ」の第1話を観る。これを観るためにわざわざまたNHKプラスのアプリを入れた。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に小沢一郎の独占インタビューが載っている。そのほか、横田増生による斎藤応援団密着ルポ。それから、王楽の円楽襲名披露に正蔵が出演することが小さい記事になっていた。そういえば、好楽一門とは林家九蔵襲名に待ったをかけた因縁があったんだった。

 コインランドリーから帰ってきて、ゴミを出してから眠る。午前中に起きあがり、ブログの更新をひとつ。郵便局に書留の再配達を12時から14時でお願いしていたのが、10分早くやってきた。早くくるなんてことがあるのか。そのためにチャイムもつけなおしておいた。区役所からの封書なので、要介護の認定だとてっきり思っていたのだが、開けてみたら、税金滞納の差押調書だった。なんだこれはとちからが抜ける。この忙しいときにまた新たなめんどうが増える。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「立川志らくの演芸図鑑」は、桂小すみの音曲、権太楼の「子ほめ」。小すみの歌詞をテロップで出すのは余計だ。演芸の自己表現化は落語もたどってきた道だが、本当は20年ぐらい前にこういうひとがいなければならなかった。対談ゲストは相島一之。もともとはミステリーが好きで作家志望だった。ステージ4の癌を経験しているんだな。

 昨夜の「おかべろ」は、ゆうちゃみ、ゆいちゃみの姉妹がゲスト。海原やすよともこを尊敬していて、うちらもああいうふうになりたいと思っているという。ゆうちゃみは中学生のときに塾通いをしていて、好きな子が勉強を教えてくれて、あたまをぽんぽんしてもらいたいがために勉強をして、成績がよかったという話をしていた。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生は三四郎の武道館公演に行ってきたようだ。12時台ゲストはロケット団。年明けの明治座公演の発表もあり、昼の回は志らく師匠の40周年記念公演、ランジャタイ、トム・ブラウンに加え、トークゲストに二階堂ふみ。これは買わなければならないな。夜の回は爆笑問題、サンドウィッチマン、ナイツがそろう。

 これもタイムフリーで、昨日の「石橋貴明のGATE7」を聴くと、伊集院光、カンニング竹山、ナイツ塙を迎えた野球談議をしている。伊集院が貴明に相撲取りとして扱われる。こんなにいじられる伊集院も今や貴重だ。

◇ 病院

 午後から外出。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。この時間にバスに乗るのはひとまずこれが最後か。1ヶ月半の病院通いがこれで終わりになるのかと思うと、妙な緊張が湧き起こってくる。いつもどおり、なか卯に入り、牛とじ丼とはいからうどんのセットを食べる。830円。上白根病院、病室に入っていくと母がベッドにいない。向かいのベッドのお婆さんがトイレに行ってるんじゃないかと教えてくれた。少しすると母が戻ってきたのだが、車椅子には乗らず、看護師さんに支えながら歩いて戻ってきた。もうここまで歩けるのか。この病院は明日まで。金曜に説明したことは母はやっぱり覚えていなかったが、改めて、老健のパンフレットを見せる。向かいのベッドのお婆さん、斜め向かいのお婆さんも会話に加わってくる。向かいのお婆さんには、結婚はしてるのかと短い時間に3回訊かれた。病院に置いてある私物、持ち帰れるものは今日のうちに持って帰る。

 鶴ヶ峰まで歩き、西友に寄ってみるが、ここもスウェットは売ってないか。二俣川に移動し、ジョイナステラスに無印良品があったことを思い出し、無印、ユニクロを覗いていくが、女性モノの売り場をうろうろしているのは恥ずかしいからあんまりじっくり探せない。つぎに、西友の上階にあるしまむらも覗きに行ってみたが、ここの売り場はなにがどこにあるのかさっぱりわからない。最後にドン・キホーテに行ってみると、ここにはスウェット上下が安く売っていた。品質がわからないが、なんにせよ、水曜にはGUで注文した品が届くのだから、一日分だけつなげればいいのだ。ダイソーにも寄り、これでとりあえず、必要なものはひととおりそろえたはず。今日は読書もせず、明日、あわただしくならないように早く帰ることにする。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」を観ると、斎藤元彦がSNSの運用について囲み取材に応えている。飯塚幸三受刑者が死亡というニュースも。

 土曜に放送された「ものまね王座決定戦」を観ると、今回はスペシャルMCに篠原涼子が登場した。今田と篠原涼子が並び、篠原涼子が「このツーショット、なにか思い出すひとたくさんいらっしゃるんじゃないですか?」 今田が「あとはここにキャシィ塚本がいれば」と言えば、JPが出てきてすかさずものまねをしたのだが、しかし、松本の名前はまったく出されなかった。今回は年に一度の本気の対戦の回。審査員は10名、堺正章、片岡鶴太郎、hitomi、マキシマムザホルモンナヲ、DJ KOO、神田愛花、今井マサキ、高橋みなみ、武田真一、ハシヤスメ・アツコというメンバー。◆ さっそく、Aブロックが始まる。登場順に、松浦航大、よよよちゃん、ビューティーこくぶ、レッツゴーよしまさという4人の対戦。よよよちゃんのAdoが勝ち抜けるかと思ったら、最後にレッツゴーよしまさのさとう宗幸の得点がうわまわった。◆ Bブロックは、SHINOBU、Mr.シャチホコ、荒牧陽子、NASUMI の対戦。SHINOBU はユーミンの「卒業写真」を歌ったが、審査員の今井マサキというひとはユーミンのツアーでコーラスを担当しているそうで、このひとの点が辛口。NASUMI はB'z専門のひとだが、ここでも今井マサキが辛かった。荒牧陽子の大黒摩季の点も高かったが、しかし、ここは NASUMI が勝ち抜いた。◆ 続いて、Cブロックは、ほいけんた、暁月めぐみ、エハラマサヒロ、針谷紀久子の対戦。エハラマサヒロはこっちのけんと「はいよろこんで」を歌った。ビジュアルもそっくり、ダンスも上手く、ボイススクラッチも軽々とこなす。ここはエハラが勝ち抜いた。◆ Dブロックは、JP、キンタロー、河合郁人、ミラクルひかるの対戦。ここは惜しいブロックだ。まず、JPはぴんからトリオ「女のみち」を歌った。ノブ&フッキー以外でこれをやる勇気。キンタローは美空ひばり「悲しき口笛」。完全に笑いを抑えてやりきった。キンタローのからだの寸法が意外と美空ひばりっぽい。番組側からはまじめにやってくれと指示が出ているんだそうで、じつにつまらないことをする。河合郁人は木村拓哉で「SHAKE」を歌った。これも見事に上手い。ミラクルひかるはスペシャルMCの篠原涼子のものまねで、「もっともっと…」を歌った。これは名人芸。篠原涼子の司会のものまねも即興でやってみせる。ミラクルひかるが高得点で勝ち抜けた。◆ ここで「顔だけそっくりコレクション」のコーナーが入り、これは早送りする。◆ 最後はEブロック、八上和希、SARI、ダブルネーム、ななみななの対戦。八上和希というひとは初出演、OverTone というボーカルグループのメンバーだそうで、Novelbright「Walking with you」を歌った。誰がなんのものまねをやってるのかさっぱりわからなかった。SARIというひとは「柴山サリー」という芸名から変えたんだな。高得点の争いになったが、ななみななの globe が勝ち抜ける。決勝進出が5組、ここに加わり、得点上位の2組が敗者復活する。どちらもEブロックから、八上和希と、チャゲアスを歌ったダブルネームが復活した。◆ 決勝7組の対決は、予選の得点が低い順になる。トップは八上和希、Omoinotake「幾億光年」を歌う。二番手はダブルネーム。チャゲアスしかできないひとたちかと思っていたが、村下孝蔵「踊り子」を歌った。三番手はエハラマサヒロ、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」をやってみせる。旬のネタ2連発に挑戦したエハラがこの番組をどれだけ華やかにしていることか。四番手は NASUMI。このひともB'zだけのひとかと思っていたが、長渕剛「乾杯」を歌った。五番手はレッツゴーよしまさ、新沼謙治「津軽恋女」を歌う。よしまさ「審査員のかたがたのコメントがものすごく的確で、なんか全員、針すなお先生に見えてきて…。」 六番手はななみなな。十八番のドリカムは出さず、小泉今日子「あなたに会えてよかった」を歌った。最後はミラクルひかるの前川陽子「キューティーハニー」。最後の最後にふざけきっていて、さすがはミラクルひかるだ。優勝はどうせダブルネームだろうと思ったら、やっぱりダブルネームだった。つまらない結果だ。

 同じく土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」を観ると、「ものまね王座」の放送と合わせたのか、ジョニー志村、レッツゴーよしまさが出ているのだが、ジョニー志村は「ものまね王座」には出ていなかった。ラブレターズがふたりそろって出演し、恒例のシークレットシューズの脱ぎ履きをする。ラブレターズの僅差の優勝に桂小枝がSNSで怒ってたっていうのは知らなかったな。「ゲスト向上芸人」は兼光タカシ。さんまによると岩橋はコンビに戻りたいとかで、ホリケンがゴルフに連れてくるらしい。そして、年末恒例の「明石家サンタ前哨戦」だが、モニター横から中津川弦さんが参加。なんと、中津川さんが「明石家サンタ」出場決定。初登場から年内いっぱい乗りきった。素晴らしい。

 深夜、明日の入所の準備に、買ってきたものに名前を書いていく。明日のために病院に渡す菓子折りを買おうと思っていたのに忘れてしまった。失敗した。明日、買っていく時間はあるだろうか。今夜は早めに眠る。

2021年11月15日月曜日

11月15日月曜日/偽善・保守・虚無感

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨日の「ワイドナショー」を観た。武田鉄矢がコメンテーターで出演しているところに、ちょうどフジテレビで仕事をしていたという空気階段が現れる。「キングオブコント」で優勝したあとにこの番組に出演した際、かたまりが「金八」は偽善と教育されていたエピソードをしゃべり、それについて武田鉄矢に謝罪にやってきた。一応、むっとしてみせる武田鉄矢だが、しかし、最近は武田鉄矢自身が「金八」の嘘臭さをどうもネタにしているフシがある。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、和田誠展に行ってきたという松本明子の話から、山藤章二の「ブラック・アングル」終了、それから、太田と黒柳徹子の向田邦子特番を観たという高田先生、その番組では太田は堺正章に憧れていたと発言し、「日曜サンデー」ではせんだみつおに憧れていたと発言していたことについて突っ込み、太田の炎上から、徳光さんの炎上、さらに、伯山に弟子がきた話と、オープニングの短い時間にこれだけの話題がうねるようにつながっていく。12時台は、市川由紀乃がゲスト。

 午後、ヤマトの営業所まで。部屋のなかにいると、ようやく少し寒くなってきたように感じるが、外に出て、日向を歩くとまだまだだいぶ暖かい。二俣川に出て、くまざわ書店に寄っていく。どこかで食べていこうかと思っていたが、腹の減り具合が半端で、決められない。ドトールに入り、アイスコーヒーと、新商品だというシャキシャキりんごのアップルパイを食べた。しかし、新商品が出て、今までの商品を置かなくなるのは困る。

◇ 読書

 ドトールで、中島岳志「「リベラル保守」宣言」を読み終えた。2016年刊、新潮文庫。親本は2013年刊。中島岳志というひとは1975年生まれで同い年なのだが、チャウシェスクの死体を映した報道から受けたショックなどは、当時の自分はもっと子どもだったとは思いながらも、同世代感があった。この一件から、中島岳志は熱狂に対して疑いをもつようになる。それから、重要なのは、保守は単なる復古でも反動でもないというところ。そもそも、左翼思想とはなにかといえば、「人間の理性によって、理想社会を作ることが可能と考える立場」と定義される。この「人間の理性」を過信することなく、人間とは不完全なものだという立場に立つのがどうやら保守であるようだ。となると、落語ファンとしては、談志の「業の肯定」とも結びつけたくなる。この本のなかには西部邁の著書からの引用も出てくるが、談志は西部邁と仲がよかったのである。あるいは、福田恆存が提示したという、人間を「演劇的動物」と捉える考えかたなども、ちょっと難しいけれども、とても興味を惹かれた。この本は今年いちばん勉強になったかもしれない。あとがきには、もともとはNTT出版から刊行予定だったものが、橋下徹批判の章があったために、版元が変わったという経緯も書かれている。

 片岡一郎さんの「活動写真弁史」も、去年買って、読みかけのままで長らく中断してしまっていたが、もう一度、あたまから読みなおすことにする。500ページを超える大著だが、この本はなんとかがんばって今年中に読み終えたい。

◇ ラジオ・雑誌・音楽

 夕方に帰宅し、クリエイトで買ってきた冷凍スパゲッティを食べる。タイムフリーで、ラジオ番組をいくつか。今朝の「伊集院光とらじおと」は、空気階段がゲスト。ネタ時間が4分から5分になったことの差が、コントの質に変化をもたらしているというような話をしていた。先週水曜の放送は、水道橋博士がゲスト。炎上の真っ最中の出演だが、これは聴き逃さなくてよかった。伊集院も博士との会話になると、ほかのゲストのときよりも圧倒的に共振度が深い。そして、その会話には必ず、爆笑問題の名も登場する。

 聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングで、にゃん子・金魚の「美味いもんだよそばうどん」、東京太の「アイ・ラブ・競輪」がついにオンエアされていた。これも聴き逃さなくてよかった。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、新幹線でせんだみつおにつかまった話をオープニングでたっぷりとしていた。「日曜サンデー」の前に、こちらを先を聴いておくべきだった。14時台は、エハラマサヒロがゲスト。脱衣マージャンのリーチの音のものまねに爆笑。坂田利夫のオフのときのものまねなど、中川家しかり、吉本の芸人のほうがもしかすると、マニアックなネタに恐れがないのではという気がする。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊プレイボーイ」を読むと、オール巨人の連載コラムは「ytv漫才新人賞」の丸亀じゃんごについて。松岡ゆみこの連載対談は、毒蝮三太夫がゲスト。「BRUTUS」はノンフィクションの特集。大根仁の電気グルーヴの映画は完成するわけではないのか。めったに読まない「GINZA」に、80年代カルチャーガイドという特集があり、これも目を通してみると、川崎徹のインタビューがあった。「広告の流れから見ると、僕が辞めてからその島に上陸した人は誰もいなかったんです。虚しさや空白、無意味さ、僕の表現のなかにはどこかにそういうものがあるんだと思うんです。CMに笑いを求めた仲間の制作者はたくさんいたわけだけど、その虚無感は共有できなかったような気がします。」

 Spotify のニューリリースから、MELODY KOGA さんの新譜が出ていることにも気がついた。今度のアルバムは「Trees」。木をテーマにしたアルバムだ。KOGA さん、ライブはやらないのだろうか。

 明日は朝早くから外出するため、早めに眠ろうとするが、ぜんぜん眠くならずに困った。深夜1時頃にようやく眠る。

2021年5月18日火曜日

5月18日火曜日/「愛のコリーダ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「しゃべくり007」を観ると、南野陽子と霜降り明星のせいやがゲストで、あんまりぴんとこないが、若者のあいだで、80年代アイドルがブームだという。ブームというほどのブームだろうか。ほかにもいくつかテレビ番組を観るが、疲れがとれず、腰が痛くて、起きあがっているのがつらい。部屋がだんだん蒸し暑くなってきた。タイムフリーで、昨日月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。ゲストはエハラマサヒロ。伊集院光のものまねを初めて聴いた。

 「ミュージックステーション」で観た新曲がよかったので、Spotify で平井堅の新アルバムを聴いた。「あなたになりたかった」というアルバムだが、アコースティックな曲とダンサブルな曲が混じっていて、自分の興味では、ダンサブルの曲のほうだけが好きだった。平井堅は無機質な曲のほうがどうも面白い。





 午後から都内に。平井まで行くことになり、平井といえば平井の本棚だが、寄ってみると、緊急事態宣言のために休業との貼り紙があった。駅の南側に出て、なか卯で昼食。豚テキ丼を食べた。平井にくることもめったにないが、ほかに寄るところもなく、総武線で秋葉原に出て、京浜東北線に乗り換え、品川からは京浜急行に乗り、一気に日ノ出町まで移動する。イセザキモールのブックオフに寄り、8冊買う。有隣堂にも寄り、それからベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアンパンを食べた。少し眠り、読書をする。



◇ 映画

 小雨になり、半袖では寒い。イセザキモールを黄金町方面に歩き、シネマジャック&ベティまで、「愛のコリーダ」の4K修復版を観に行った。入り口のタイムテーブルがなぜか「戦場のメリークリスマス」になっていて、チラシ入れに置いてあるタイムテーブルを確認してしまったが、チケット売り場のタイムテーブルはちゃんと「愛のコリーダ」になっていた。19時ちょうどの回、レイトショー、1500円。指定席、2列目真ん中の席をとったが、その列の両側には若い女性が座った。「愛のコリーダ」は今まで観たことがなく、初めてだったが、この上映ではぼかしは入っていた。いや、ぼかしがないバージョンがあるのかはよく知らないけど。しかし、今の時代に、ましてや四十代半ばで初めて観ても、この映画の性描写に衝撃を受けるということもないが、そのぶん、映画の美的魅力にも純粋に意識が向く。映画全体を通して、三味線の音が鳴っている。三味線を弾く芸者を演じていたなかには本職もいるのだろうかとか、幇間の登場も気になるところだった。後ろの席の男がやたらとくすくす笑い声を出していてうるさく、ユーモアを含んでいることは間違いないが、なにをそんなに声を出して笑うことがあるのかと思うが、しかし、もしかすると、公開当時はもっと笑いが起きたのだろうかと想像もした。誰か指摘しているひとがいるかはわからないが、この時代の藤竜也の演技をほかには知らないものの、この映画だけを観ると、のちのたけしの演技は「愛のコリーダ」の藤竜也を模倣していた可能性はないだろうかと思えてならなかった。

 小雨降るなか、西横浜駅まで歩く。帰りの電車内で、「愛のコリーダ」のウィキペディアを見てみたら、定を演じた松田暎子も、妻の役の女優も、すでに故人だった。夜遅く帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。ツイッターから、田村正和の訃報に驚く。77歳。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...