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2023年8月30日水曜日

8月30日水曜日/からだの熱・水を飲む


◇ 久我山・渋谷

 今日も朝から都内に。渋谷から井の頭線に乗り換え、久我山という駅で初めて降りた。駅前のサミットストアで、飲みものをパンを買って食べる。駅前には川が流れていて、のんびりしている。しかし、ひどく汗をかき、昼には渋谷に戻るが、冷房が効いている井の頭線のなかでもまだからだが熱をもっている。渋谷の啓文堂書店を少し覗き、道玄坂を横切り、センター街に進む。まんだらけに寄り、階段の百均から古い雑誌を2冊買っていく。それから昼食。鳥道酒場に入り、ランチメニューの鳥唐揚げ定食を食べた。605円。松濤のベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら少し眠る。読書をするつもりだったが、今度は冷房でからだが冷えすぎたか、腹の具合が悪くなった。

 東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。図書館の本を返却する必要があり、二俣川の行政サービスコーナーに寄り、そのついでにくまざわ書店も覗いてから帰る。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。昇太師匠と乾貴美子の日に、竹下景子がゲスト。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」のコーナーも順に聴いていく。今日水曜はきたろうの担当。各地の祭りを話題にする。昨日火曜は中島岳志の担当。関東大震災から百年、映画の題材となった福田村事件について語る。一昨日月曜は古谷経衡の担当。岸田総理が購入したという本のなかから「アマテラスの暗号」について語っていた。

 ラジオを聴きながら眠ろうとしていたが、眠れずに、ブログをひとつ更新する。ようやく少し眠り、深夜に起きあがる。録画していたテレビ番組を観ようとするが、どうも気力がない。疲れがとれず、眠い。「徹子の部屋」(ゲスト・大泉洋)だけ観て、とりあえず、水をたくさん飲んだ。深夜にコインランドリーに行き、1時間ぐらいで帰ってきたのだが、水をたくさん飲んだせいでトイレに行きたくなった。昼にも腹がくだり、夜中にもくだる。ここまでひどいという自覚がなかった。道理で元気がないわけだ。

2023年2月22日水曜日

2月22日水曜日/MELODY KOGA さん

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」は「テレビの初めてを見てみる」という特集。若林も水卜アナも「11PM」を知らないのにはちょっと意外な気がした。水卜アナはともかく、若林の年齢で知らないか。昨夜の「アンタウォッチマン!」は、久本雅美の歴史を通して、平成バラエティの歴史を深掘りするという企画。しかし、平成バラエティの歴史とは大袈裟で、単に久本雅美特集だったんじゃないか。プライベートで、たけしとは年に何回か食事に行く関係だとは知らなかった。岸本加世子と一緒に連れていってもらうんだそうで、食事会の最後には毎回、「縁起物だから」といって、たけしはポチ袋を配るのだという。そのほか、火曜の深夜は「イワクラと吉住の番組」と「ランジャタイのがんばれ地上波!」も。「マッドマックスTV」はいよいよ飽きてきた。

 昼はラジオ。水曜は春風亭昇太と乾貴美子の「ビバリー昼ズ」。乾貴美子のメールが「電気グルーヴのオールナイトニッポン」(オールナイトニッポン55時間スペシャル)で読まれたんだそうで、早く聴かなければと思うが、しかし、ほかにも聴く番組があり、タイムフリーの期限が近いものから優先しなければならない。12時台は岡田晴恵がゲスト。聴きながら少し眠る。午後は録画していた「徹子の部屋」をすぐに観た。ゲストはミッツ・マングローブ。

◇ みなとみらい

 外出するつもりだったのが、いろいろと問題が発生し、家を出るのは夕方になってしまった。心穏やかでない状態で外出する準備をしていたが、ラジオをつけていたら、なんの番組を聴いていたのか忘れてしまったが、番組内のニュースで、笑福亭笑瓶の訃報が伝えられ、これにはびっくりする。落ち着かない気分で電車に乗り、横浜まで。まず、遅めの昼食を。東口に進み、ポルタの八角に入り、親子丼を食べた。670円。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進み、ランドマークプラザに着くころにはすっかり日が暮れていた。マクドナルドに入り、ひと休み。少し読書をしていく。ツイッターを覗いてみると、「タモリ倶楽部」が3月末で終了とのニュースが目に入ってくる。

 マクドナルドを出て、桜木町駅に向かうつもりで、ランドマークプラザの2階を歩いていくと、なんと、いつの間にか本屋ができていた。くまざわ書店が入ったのか。ランドマークプラザに本屋がない時期はどのくらいだったのか、ここに本屋があるのはやっぱり嬉しいな。

◇ ライブ

 桜木町を抜け、長者町まで。試聴室その3に到着したのは 20時過ぎだった。「MELODY KOGA の222曲 心の宝石泥棒2023」というライブ。この情報をいつ知ったのかは忘れてしまったが、MELODY KOGA さんのことが気になって、ツイッターを見たのかもしれない。それ以外に知りようはないか。知ったからには、これは伺わなければと思った。試聴室を訪れるのも、コロナ前以来だから、4年ぶりになるのだろうか。階段をあがり、入り口を入ると、まっすぐ進んだところに受付がある。客席の真ん中を横切って受付にたどりつくかたち。三沢さんには誰だか思い出してもらえなかったようで、この店のシステムをすらすらと説明された。千円を払い、ドリンクはジンジャーエールにする。開演は18時だったが、なにしろ長丁場のライブなので、後半だけ聴こうと思っていた。席に着き、渡された曲目のリストを見ると、短い曲を222曲演奏する、その150曲目あたりで、ライブのタイトルにもある宝石をテーマにした歌を歌っていた。ライブはゆったりと進み、宝石の歌から、終盤は女性名をテーマにした歌を歌った。この女性名の歌は「juliet」というアルバムになっている。この終盤の流れが美しかった。今日はお客さんもそれなりに入っていた。終演後には KOGA さんは客席のほうをまわり、こちらにもきてくれて、会話ができてよかった。ひさしぶりに会う喫茶へそまがりの仲間もいて、向こうから気がついて、声をかけてくれた。特別親しいという間柄ではないが、思いがけない再会が嬉しかった。今日はここにくる前は、空いた年月の長さに気の重さも少し感じていたのだけど、なんの心配もいらなかった。


◇ ラジオ・読書・テレビ

 適当なところで失礼し、試聴室を出ると小雨が降っていた。ラジオを聴きながら、横浜駅まで歩く。先週水曜に放送された「オールナイトニッポンPremium 高橋幸宏さんを偲んで」を聴き始めた。パーソナリティは上柳昌彦。40年前の「高橋幸宏のオールナイトニッポン」の音源がニッポン放送には残されていないんだそうで、SNSで当時のリスナーに呼びかけ、録音していたリスナーから集められた音源を使った放送をしていた。高田漣も出演。

 帰りの電車内では、小泉今日子「黄色いマンション 黒い猫」を読み終えた。2021年刊、新潮文庫。親本は2016年刊。同タイトルのエッセイが最初に収録されていて、この書名、和田誠の表紙からも、勝手にかわいらしい印象をもっていたが、なんだろうかこの淋しい感触は。岡崎京子のマンガにも似た感じがする。「SWITCH」の連載。最後のエッセイは和田誠のこと、これは文庫書きおろし。

 深夜0時前に帰宅し、録画していた「水曜日のダウンタウン」を観る。「オフの相方を爆笑させるの難しい説」というドッキリ企画。仲のいいコンビから始まり、オダウエダ、モグライダー、パーパーと、対象が次第に仲の悪いコンビになっていく。最後はとても仲の悪い流れ星。ネタ合わせが始まってしまう険悪な空気から、ちゅうえいの屁ひとつで瀧上が嬉しそうに笑う結末がよかった。テレビのあとにはまた、高橋幸宏を偲ぶ「オールナイトニッポン」の残りを聴いた。後半には三宅裕司の証言があり、なんとか聴こうとしていたが、残り30分ほどのところで眠ってしまい、最後までは聴けなかった。

2021年12月4日土曜日

12月4日土曜日/読書芸人・新旧ものまね

◇ テレビ・ラジオ

 目が覚めると、早朝6時ぴったり。ラジオをつけると、「木梨の会」に B'zの松本孝弘がこれから出演するというので、珍しいのでずっと聴き続けてしまった。ブログの更新をひとつしてから、もう少し眠りなおす。

 録画していた「アメトーーク!」の「本屋で読書芸人」を観た。収録はスタジオではなく、映ってすぐに、下北沢のB&Bだとわかった。カズレーザーのほかは新しいメンバーになり、Aマッソ加納、ティモンディ前田、ラランドニシダ、ゾフィー上田の4名が初登場。MC側にはケンドーコバヤシも出演する。それぞれが紹介した本のリストはネットのどこかに出ているだろうが、ニシダは純文学が好きなようで、「文學界」や「現代思想」も入れているのにはちょっと驚いた。ラランドニシダには今までなんの興味もなかったが、内田百閒を紹介するニシダに初めて興味をもつ。それぞれの自宅の本棚を映した場面は、一時停止しながらいちいちチェックしてしまうが、加納の本棚には、和田誠「お楽しみはこれからだ」が7巻そろっていたほか、司馬遼太郎、星新一、古川ロッパ「ロッパ随筆」、井上ひさし「喜劇役者たち」、景山民夫「転がる石のように」などが確認できた。上田の本棚には、談志、モンティ・パイソン、山崎努「俳優のノート」、「別役実のコント教室」、平田オリザ「演技と演出」、いとうせいこう「今夜、笑いの数を数えましょう」「マルクス・ラジオ」、宮沢章夫「東京大学地下文化論講義」などが確認でき、勉強熱心さが窺える。上田の祖父が有隣堂の元副社長だというのにも驚いた。

 昨夜の「ものまね王座決定戦」も、いつも録画しっぱなしで忘れたころに観たりということになるが、珍しく、すぐに観た。形式もよく把握していないが、トーナメント方式の決戦というのが年に一度の恒例になっているようで、日本テレビに出ていた荒牧陽子がフジテレビに初参戦というのが今回の目玉になっていた。それからもうひとつ、新旧の対決という趣向にもなっていたのだが、新だか旧だかよくわからない出演者も多かった。最初に登場した「新」のほうの出演者は、ブルーノ・マーズのインパーソネーターというひとで、インパーソネーターというのもなんだかわからなかったが、本人にかぎりなく同化するのが今のモードのひとつとしてある。その対戦相手は栗田貫一で、森進一のものまねで「ラヴ・イズ・オーヴァー」を歌った。似顔絵に例えるならば、片や、写真と区別がつかないところまでたどりつこうとしているのに対し、栗田貫一には栗田貫一のタッチが明確にある。すると、かつてはこの番組で、針すなおの似顔絵が使われていたことともパラレルに感じられる。ざっと早まわしで観ていくが、面白く観たのは、まず、ビューティーこくぶの杉山清貴。ビューティーこくぶも、この番組では「旧」の側になる。ノブ&フッキーは、フッキーが沢田研二の「TOKIO」を歌っていると、ノブが扮する現在の沢田研二本人が登場する。エハラマサヒロが、美輪明宏「メケメケ」をやったのもよかった。この番組でつねに面白いのはミラクルひかるだが、今回は、広瀬香美、工藤静香、八代亜紀という3人のものまねで決勝まで進み、工藤静香で歌う中島みゆきの「ファイト!」がとりわけ面白かった。そして、荒牧陽子は、MISIA、坂本冬美、倖田來未を披露し、あっさりと優勝をかっさらっていった。この4時間という長さの特番、早まわししながらでも一気に観るつもりはなかったが、思いのほか、面白く、一気に観てしまった。過去の名場面も流れ、なんと、おぼん・こぼんの和田アキ子のものまねの映像を観ることができた。いくつも流れない名場面に、おぼん・こぼんが選ばれるというところにまで事態は進んでいる。

 ラジオも、オンタイムで聴いたり、タイムフリーで聴いたりしていると、なにを聴いて、なにをまだ聴いていないか、聴いている番組が多すぎるため、わからなくなってしまう。今日は「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけながら雑務をこなし、途中で、聴きそびれていた「田村淳のNewsCLUB」の先週の放送を聴いていた。それから、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴いていると、どっちが今週の放送だったか、聴いてるそばから記憶がごちゃごちゃになる。今日は、ニュース解説に速水健朗が登場し、そのあとのゲストコーナーには、テレビ朝日の平石直之アナウンサーが登場した。テレビのアナウンサーでも、なんの番組に出ているのかも知らず、顔がわからない。

 夕方、すっかり薄暗くなってから、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、くまざわ書店に寄ると、少量だったが、「アメトーーク!」で紹介された本のコーナーができていた。在庫があるものでなんとか作ったという感じで、版元や取次には事前に情報は流れていないのかな。西友のイタリアントマトに入り、2時間ぐらい読書をして、かつやに寄り、カツカレーを食べてから帰る。年末感謝祭だそうで、明日まで550円なので、せっかくだから食べておきたくなった。サイズは松竹梅の竹で、量が多いのではと心配したが、無理なく食べられた。


◇ 読書

 夜に帰宅し、読書の続きをし、千野帽子「物語は人生を救うのか」を読み終えた。2019年刊、ちくまプリマー新書。ブックオフで見つけた本だが、この本には前著があり、その続編だとは読み始めるまで知らなかった。しかし、まえがきには、続編というよりも、この本だけでも読めるように書いたと書いてあるので、気にせずに読んでしまう。物語論の本だと思って読んでいくと、終盤にいきなり著者の体験が語られ、その内容に驚きつつ、なんだこの本はという戸惑いを感じながら読み終えることになった。

 23時からはラジオをつけ、「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いていたが、終盤で眠ってしまい、30分ぐらいで目覚め、録画していたテレビ番組を少し観て、深夜1時頃に眠りなおした。

2021年10月16日土曜日

10月16日土曜日/コーヒーをこぼした

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝9時半過ぎまで眠っていた。ラジオをつけず、音楽をつけっぱなしにしていたら、だいぶ眠りすぎてしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。PUFFYが出演し、タコの特集という脈絡のなさがすごい。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を冒頭から聴いた。「常連さん」は談笑師匠。小三治の訃報を扱うときに、談笑師匠が担当なのはちょうどよかった。小三治と共演した際に、後ろすがたが談志に似ていると言われたエピソード。そして、小三治、談志、小さんも、みんな動物園が好きだったという共通点がある。13時からは、文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。淳は自身ではちょっと右寄りだと認識しているようだが、ツイッターでは、極右から左寄りだといって攻撃されるという。

◇ 二俣川

 14時過ぎ、ヤマトの営業所まで。天気雨のようで、傘をもたずに出るが、けっこう降られてしまった。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄っていく。「BRUTUS」の最新号は、前号に引き続き、村上春樹特集の下巻。楽天マガジンでも読めるのだが、実際の雑誌で読んだほうが読みやすいので、少し立ち読みしていく。前号は「読む。」編だったが、今号は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編。要するに、「読む。」以外のことがぜんぶまとめられている。この店は、文芸誌の売り場には先月号と今月号を並べて置いてあり、文芸に熱心な店員がいるのだろうか。

 ジョイナステラスを出て、相州蕎麦に入り、カレーライスセットを食べていく。650円。ドトールに入ろうかと思っていたが、混んでいるのでやめて、再び、ジョイナステラスを抜け、西友に行く。上階のコジマ×ビックカメラで、録画用のDVDを買っていく。ドトールがだめならイタリアントマトに入ろうかと思ったが、DVDを買ったら、金がずいぶん減ってしまった。来週の予定を考えると、この所持金でもう少しねばらなければならない。もう余計なことはするなということだ。食料だけ買って、おとなしく帰ることにする。

◇ ラジオ・テレビ

 ラジコで、なにげなく検索していて気がついたが、TOKYO FM では、今月はずっと、早朝に「村上RADIO」の再放送をやっていたようだ。10月1日から始まっていて、6回まではもう、タイムフリーでも聴けない。第6回のつぎはなぜか第9回まで飛んでいて、「歌詞を訳してみました」という特集。聴きながら、楽天マガジンで「BRUTUS」の村上春樹特集を読んだ。この特集に、「村上RADIO」の放送リストも載っている。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の気になる回をいくつか聴く。この番組は作家がわりとよく登場する。月曜のゲストは岸政彦。新刊の「東京の生活史」の話題が中心になる。大竹まことは岸政彦に好印象をもったのか、岸政彦も饒舌で、とても会話が弾んでいた。岸政彦は阿佐ヶ谷姉妹の大ファンだとも言っていた。水曜のゲストは大沢在昌。仕事は朝2時間するだけで、週に、2、3回はゴルフに行っているという。こういうスタイルの売れっ子作家って、これより下の世代にはもういないんじゃないか。

 録画していた昨日の「ミュージックステーション」の4時間特番を、ざっと早まわしで観た。「35年間の神曲ランキング」という企画で、過去の映像もずいぶん流れたが、ブルーハーツやドリカムでも、辞めたメンバーもモザイクをかけずにそのまま放送していた。小林武史も出演しているのに、マイ・リトル・ラバーの映像も流す。2000年代になると急に知らない曲が増えるが、90年代のミリオンヒットの時代から、2000年代はロングヒットの時代になるんだそうだ。しかし、この4時間特番のなかで、いちばん観たかったのは、MIKIKO プロデュースの10分間のパフォーマンスだ。こうなると、五輪開会式よりも、「Mステ」のほうがよっぽど質の高い日本のカルチャーを紹介しているということになる。終盤の神曲メドレーもしっかりと観てしまうが、B.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」から、米米CLUB「君がいるだけで」という流れがあり、カールスモーキー石井はどうやら衣装にハンガーをつけたままで出て、歌っている途中ではずし、いつの間にか手にもっていた。テレビでよくわからない小ネタをするカールスモーキー石井をひさしぶりに観た気がする。最後はV6が、この番組では最後のパフォーマンスを見せた。

 テレビを観ながら、コーヒーを思いっきりひっくり返してしまった。カップ一杯、ほとんどまるまるこぼしてしまい、ちょっとのんびりするつもりが、余計に仕事を増やすはめになった。そばに置いてあった、清水國明のサイン本がコーヒーの犠牲になった。外でコーヒー代を惜しみ、家でインスタントコーヒーなんか飲んでるからこんなことになる。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。1曲目は 1986オメガトライブの「COSMIC LOVE」。この曲がなんと、CKBの「スージー・ウォンの世界」と似ているとは気がつかなかった。そして2曲目、川西杏「投票所へ行こうよ」って、すごいなこの番組は。今週はエンディングで、ドリフの「盆回り」もかけていた。深夜0時まで聴き、深夜1時過ぎに眠る。

2021年3月14日日曜日

3月14日日曜日/サイゼリヤに

◇ 生活

 どうもまだ睡眠のリズムがうまくいかず、とぎれとぎれに眠っている。かなり眠ったような感覚があっても、目覚めると2時間しか経ってなかったりする。しかし、眠った感覚があればそれでいいのか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店を少し覗いていく。ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていくが、混雑していて、注文したシナモンプチフォッカがやってくるまで 20分もかかった。帰り道、クリエイトで買いものして外に出ると、向かいのセブンイレブンの灯りが消えているのに気がつき、近寄ってみると今日で閉店していた。

 夜、ラジコのタイムフリーで、「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」を3日遅れで聴いた。パンサー尾形の実家が全壊していたとは知らなかった。ネットニュースになっているかと思い、ツイッターで検索してみたら、モラハラで炎上していた。深夜2時過ぎに眠る。

2021年2月23日火曜日

2月23日火曜日/北野武「不良」

◇ 余裕なし

 早朝に目覚め、テレビを観ようとするが億劫になる。レコーダーの録画残量を確認するのみ。この日記を書く気力もなく、書けないことがストレスになっていく。いったいなんのために書いている日記なのか。おおもとは金の余裕がぜんぜん作れないことが原因で、金の余裕がなければ時間の余裕も作れず、気力体力も残らない。しばらくぼんやりする時間が欲しくなってしまった。音楽でも聴きながらぼんやりしようとするが、しかし、そうしているだけで明日に突入するのではますます面白くない。

 午後、ラジオを聴こうとするが、「ザ・ラジオショー」は祝日の特番のためにお休み。夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、松本人志が表紙の「週刊朝日」を買う。金の余裕がないとか言いつつ、こういうものは買っておくのだ。いや、金の余裕がないからこそ、節約することが不愉快でならない。部屋の蛍光灯が切れてしまい、西友の2階のビックカメラにも寄り、蛍光灯も買っていく。これは買わないわけにはいかない。

 イタリアントマトで、1時間半ほど読書をしていく。まずは「週刊朝日」。創刊99周年の特集として、5名のインタビューが載っている。松本人志、黒柳徹子、美輪明宏、小沢一郎、三浦雄一郎という5名だが、この人選はよくわからない。松本以外は高齢なのが理由になるのかもしれないが、松本はかつて「週刊朝日」にコラムを連載していた。大学生のころに読んでいたその連載は、のちに「遺書」という本になり、大ベストセラーとなった。その当時の連載担当編集者によるインタビューとあれば、これは記念に買っておいてもいいと思った。週刊誌はあとで古本で買おうと思ってもなかなか難しい。インタビューはおもに当時の連載をふり返るものだったが、松本が自身のことを「サブカルチャーの人」と考えているところに興味をもつ。「そんな人がなぜずっとテレビでやってこれたんか、不思議なんです。それに対する後ろめたさみたいなものがあって」と語っている。

 北野武「不良」も読む。イタリアントマトでは読み終わらず、深夜に自部屋で続きを読み、読み終えた。この小説は「小説すばる」(2020年2月号)掲載時に一度読んでいるが、この結末にはまたぞわっとする。雑誌掲載時には自転車をふたり乗りする少年たちのイラストがあり、どうしても「キッズ・リターン」を思い浮かべるが、この単行本でもやっぱり、自転車をふたり乗りする少年たちの写真が表紙になっている。しかし、この小説にはボクシングは出てこない。ヤクザの物語なのだが、登場人物たちを徹底的に突き放している。青春の甘さはなく、語り口は乾いていて、死の扱いもあっさりとしている。北野映画のファンとしては、北野映画からは失われてしまった語り口にぞくぞくさせられる。併録作の「3-4x7月」は書き下ろしだが、これも北野映画を知るものにはたまらない。ここ数年、たけしがすさまじいペースで小説を書きまくっていることには驚かされるが、そのあいだにも事務所のごたごたがあり、映画製作に関してはあまり希望的なことは考えられなくなってきた。それを思うと、もしかすると、案外、長生きすれば、晩年は小説家として正当な評価を得るのではという気もしている。稀代のしゃべり手だった人物は、思うようにしゃべれなくなったとしても、小説で語りまくるのではないか。

  蛍光灯をとりかえたら、びっくりするほど、部屋が明るくなるものだ。古本の登録の作業をするのでも、本の汚れがよく見えるようになった。いつのころからか、自宅で読書をする習慣がなくなっているのだが、そもそもは部屋の薄暗さに問題があったのかもしれない。明るさにびっくりするくらい、この部屋はずっと薄暗かった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...