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2021年4月29日木曜日

4月29日木曜日/ブックの日とビニール傘

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。ヒコロヒーと齋藤京子の「キョコロヒー」が面白く、ダンス番組という体裁にしてあるところが発明で、ダンスとはまるで関係のないトークをしているかと思えば、思い出したようにダンスの企画になる。今回は、寺門ジモンの肉の話をBGMにして、プロのダンサーにコンテンポラリーダンスを踊らせていた。「あちこちオードリー」は、ケンドーコバヤシと蛙亭がゲスト。ケンドーコバヤシの、横山ノックにドロップキック未遂事件は知らなかった。テレビを観ながら、本の登録をする。午前中にもう少し眠りなおすが、どうもあたまが働かない。昼はラジオ。11時半からは「ビバリー昼ズ」をつける。今日は祝日で、「ナイツ ザ・ラジオショー」は休みだが、ナイツと清水ミチコの「ビバリー」は通常どおりにあるのだ。13時からは「ラジオショー」の代わりに、ニッポン放送では、天野ひろゆきの矢沢永吉特番が放送された。去年も、天野の音楽番組に矢沢が出演する特別番組があったが、今回は矢沢が出演するわけではないというので、これはオンタイムで聴かなくてもいいかと思い、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に替えた。しかし、そういえば、大竹まことはいつも祝日は不在なのだった。光浦靖子、ヒコロヒーと、やついいちろうが代打で出演していた。

 午後から外出。雨降り。家を出てすぐに、ビニール傘が突風でひっくり返った。雨のなか、まず、ヤマトの営業所まで。二俣川駅の手前でもまた突風に遭い、ビニール傘はいよいよ差せない状態になった。横浜に出て、有隣堂に寄り、雑誌の売り場を眺めていくと、「せりふの時代2021」なんてムックが出ていた。かつての「せりふの時代」は小学館だったが、これは演劇出版社から出ている。どこかでビニール傘を買いたいと思い、ドン・キホーテに寄り、400円強のものを買った。ひとまず、ムービルの日乃屋カレーに入り、カツカレーを食べる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数が千人超えだという。

◇ ブックの日

 今日はブックの日だが、この雨降りでは気が進まない。とりあえず、ビブレのブックオフから寄ることにして、続いて、跨線橋をわたり、平沼に。心配したが、跨線橋でも突風に遭い、さっそく傘がひっくり返る。2店目もいいペースで買いものし、雨が弱まれば伊勢佐木町まで歩くことも考えていたが、この傘では歩きたくない。横浜駅に戻り、京浜東北線で鶴見に移動する。鶴見のブックオフなら駅から近いからいいだろうと思ってのことだが、駅からブックオフまで歩くわずかな距離で、また突風に遭い、ビニール傘の骨はぐにゃぐにゃに曲がってしまった。買って何時間も経っていないのに、いつからこんなに貧弱なビニール傘を売るようになったのか。しかし、鶴見のブックオフでもいいものが買え、今日はどの店も無駄足にならないのが救いだ。鶴見でひと休みしたい気もしたが、傘代以上の利益は作りたいと思い、さらに川崎に移動する。川崎は地下から歩いて行けるので傘を差さずに済む。モアーズのブックオフで、今月は終わり。この時点で19時前。ドトールが21時まで開いていたら入ろうと思ったが、20時閉店だったので帰ることにする。アゼリアのベンチで、カバンの中身を整理して詰めなおすと、カバンがぱんぱんになった。4店しかまわれなかったが、冊数にするとかなり買えた。京浜東北線でのんびり帰る。電車内、読書はあまり進まず。どういうわけか、ここのところ、眠気がずっとひどい。


◇ 再びテレビ・ラジオ・読書

 夜に帰宅し、本の登録をしながら、録画してあるテレビ番組を片づけていく。観そびれていた2年前の「徹子の部屋」を引き続き観ているが、柳生博の回がとてもよかった。若い時代から知る黒柳徹子に「柳生くん」と呼んでほしいと頼むところから始まり、八ヶ岳の生活、息子の死、妻の認知症、亡くなった八千草薫についても語られた。聴きそびれていたラジオも聴く。月曜の「伊集院光とらじおと」は、半田健人がゲストだった。1984年生まれ、関西出身。震災までは古いものが残っていたが、東京に出てきたときに、東京のほうが古いものが残っていると思ったという。こういう話は言われてみないと気がつかない。ラジオを聴きながら、あいかわらずオンライン将棋も指しているが、気を抜いて指していると、馬鹿みたいにがたがたな負けかたをする。指せば指すほど、実生活でもそういうところがあると思わされる。ゴールデンウイークは特に、気を抜いているととんでもない失敗をしそうで怖い。

 深夜、池内紀「作家の生きかた」を読み終えた。池内紀が偏愛する作家たちが、人生のマイナス要素をいかにしてプラスに転じたか、というところに着目したエッセイで、内田百閒の「借金」から始まっている。内田百閒の作品には借金の特性がとりこまれているといい、その特性とは「借金が首尾一貫して人を非論理な状態に押しやることである。」「つまり、借金をすると、借金暮らしにとどまらず、つねに奇妙な非論理を日常として生きなくてはならない。」という、ここからもう面白かった。深夜1時過ぎに眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...