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2023年9月2日土曜日

9月2日土曜日/醤油焼きそばを食べた

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝に起きあがり、ラジオをつける。「木梨の会」を聴きながら、ブログを更新しようとするが、あたまがまわらなくてだめ。録画していたテレビ番組をあれこれと。テレビ神奈川で観ている「太田上田」は、先週から2週にわたり、清水ミチコがゲスト。そういえば、先週の「ボクらの時代」を観そびれていた。名取裕子、森山良子、清水ミチコという顔合わせ。森山良子の小木との初対面の話や、清水ミチコが30代のころにすべった話など。今朝の「ワルイコあつまれ」は「慎吾ママの部屋」に吉田羊が登場、楊貴妃を演じる。新番組「伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評」も録画しておいた。ラジオブース風のスタジオで、伊集院と佐久間がテレビ東京の番組についてしゃべる番組。後半には千原ジュニアも加わる。佐久間が初めてプロデュースした番組の司会が伊集院だったという関係。その「ナミダメ」という番組の映像も流れたが、この番組は一度も観たことがない。2001年から2002年に放送され、オセロ、オダギリジョーも出演していた。

 タイムフリーで、昨日の友近の「シン・ラジオ」(ゲスト・YOU)を途中まで聴き、午後はオンタイムのラジオに切り替え、「田村淳のNewsCLUB」をつける。ニュース解説は堀潤。ゲストのコーナーには前明石市長の泉房穂が登場した。泉房穂がこういう番組に出て、自由にしゃべっているのを初めて聴いたが、こんな強烈なひとなんだ。

 ラジオを聴きながら少し眠る。昼になると、やはり、暑さに体力を奪われる。昼下がり、駅の近くまで出かけ、遅めの昼食。餃子の王将に入り、醤油焼きそばと餃子を食べた。709円。ライフのマクドナルドに入り、読書をしていく。図書館で借りた「SFマガジン」6月号の特集「藤子・F・不二雄のSF短編」を読みたかった。「ヒョンヒョロ」が再録されていて、これは少し前に読みなおしたばかりだったからここでは読まなかったが、初出は「SFマガジン」なんだな。そのあとの作品総解説は、ざっとつまみ読みすればいいかと思っていたが、読み始めたら、結局、すべて読んでしまった。総解説というからには、これが短編の全作品というわけか。読んだことのない作品もちらほらあった。そのほか、佐藤大と辻村深月の対談、NHKのドラマのプロデューサーである川崎直子インタビューも載っていた。

 夕方に帰宅し、ブログの更新をひとつ。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。6月に放送された「藤子・F・不二雄のSFワールド探検」という番組を、録画したままで観そびれていた。NHKのドラマに出演した塚地武雅、加藤清史郎が、藤子・F・不二雄ミュージアムを訪れる。南信長、ヤマザキマリも加わり、この4人でミュージアムをまわる。南信長というひとの顔は初めて見るかもしれないな。

 今日の「Nキャス」は、三谷幸喜の伊丹十三賞受賞の話題から始まった。番組では贈呈式に密着する。三谷が「ラヂオの時間」を撮ったときには、現場に伊丹十三がやってきたという。そのあとには、ジャニーズの性加害問題を扱う。「さんまのお笑い向上委員会」は、向上ゲストの囲碁将棋に加えて、トータルテンボス、クロスバー直撃渡邊センスが登場。「にちようチャップリン」は、内村が不在だった回に出演したメンバーが、内村がいる回に改めて出演するという回だった。いぬ、シンクロニシティ、おしみんまる、マルセイユが登場。

 ラジオを聴きながら、夜にもブログをふたつ更新する。深夜2時頃に眠る。

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2023年4月27日木曜日

4月27日木曜日/筒美京平の本など

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか。しかし、眠気がひどくなり、横になってラジオを聴く。ところが、横になっていると眠くなくなるので、なんだかわからない。腹も痛い。

 観そびれていた先週の「アンタウォッチマン!」は、レッツゴーよしまさの特集。そもそもは志村けんの大ファンだったというのだが、志村けんのCMをどうしても録画したくて、そのCMの保険会社に問い合わせ、放送する番組を教わって録画していたというのだからすごい。その際に、たまたま録画していたものまね番組がきっかけで、ものまねに開眼する。その番組に出演していたのが、のちに師匠となるなかじままりなのだ。まねだ聖子による証言では、高校生のころにはまねだ聖子のイベントに行き、ショーを撮影したDVDをプレゼントしていたというエピソードが明かされていた。高校の文化祭でものまねショーを披露する映像が番組では流されたが、レパートリーは、城みちる、あいざき進也、野口五郎、小柳ルミ子、森本英世、沢田研二、井上陽水といったもの。この時代にはもう「細かすぎて伝わらないモノマネ」が始まっているはずだから、レパートリーが古いだけでなく、そのスタイルもこの時代には前世代のものとなっている。これがいかに特異な高校生を表しているか。大学生のころにはもうキサラに出演を始め、ギャラはもらわずに営業をやっていたのだという。二足のわらじ生活を始めたのは 2012年なんだ。そして、志村けんの死をきっかけにして、志村のものまねを始める。番組では、YouTube に公開した初めてのドリフのものまねの音声も流された。今週の「アンタウォッチマン!」は未公開集だったが、こちらにもレッツゴーよしまさの回がかなり使われていて、早着替えの実演の披露や、小学生のときに「バカ殿様」の収録を観覧に行ったときのエピソードが語られていた。いや、こんな半端に放送するのならば、2週まるまるレッツゴーよしまさ特集にしてくれたほうがよかったのに。

 夕方から外出。まず、遅めの昼食。吉野家で食べようかというつもりでいたが、行ってみると臨時休業だった。いきなり調子を狂わされる。あまり金を使いたくなかったのに、しょうがないから餃子の王将に行き、ソース焼きそばと餃子を食べる。席に着くと、餃子のタレや酢など、調味料を店員が運んできた。迷惑行為防止か、よく見ると、どこの席も、席には調味料を置きっぱなしにしてないんだ。ダイソーで買いものをして、それから、マクドナルドに入り、しばらく読書をしていく。アイスコーヒーと、新商品の「喫茶店のプリンパイ」というのを食べた。


◇ 読書・ラジオ

 夜に帰宅し、部屋でも読書の続きを。図書館で借りた、近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」を読み終えた。2021年刊、文春新書。前半は、下井草秀のインタビューによる語りおろし筒美京平論。後半には対談が3本、筒美京平の実弟である渡辺忠孝、橋本淳、平山みきと、筒美京平について語り合っている。文中に登場する楽曲は、Spotify にあるものはそのたびに聴きながら読んでいった。楽しい読書だった。以下、興味をもった箇所の引用をいくつか。P30「単純に、東京人ならではの含羞。さらに言えば、本来の自分が好きな音楽と自分の作っている音楽が異なる、そのことに対する含羞もあったんじゃないかと。」 P37-38「京平さんはソウルミュージックが好きだったと指摘する人がいるけれど、俺、やっぱりそれはないと思うのよ。ヨーロッパのクラシック音楽の和声が持ってる、あの透明な響きこそが好きだったはずだから。」 P51-52「京平さんが歌っている姿って、まったく想像できないのよ。京平さんとよく会っていた当時、俺は、自分の住んでたところに楽器を置いてなかったから、作曲も編曲も全部頭の中で行って、それを採譜してたわけ。その話をしたら、京平さんが「えっ、そうなんだ?」と言ってニヤニヤしてる。その表情からふと、京平さんはピアノを弾きながら声を出して作曲してるんだってことが伝わってきたんだよ。」「考えてみれば、京平さんの楽曲の魅力は、実際に声を出して歌った時のフィジカルな快感に頼るところが大きい。」「それを試行するために、京平さんは自分で歌うという実験を繰り返しながら曲を作っていたんじゃないかという結論に至った。」 P54-55「新しいもの、若い人たちが興味を持つものに対する貪欲な好奇心が、京平さんは際立って強かった。80年代になると、京平さんと同世代の作曲家は、流行から脱落していく。例えば、平尾昌晃さんとか、中村泰士さんとか、うんと若い頃にはビートの強い楽曲を書いていた作曲家も、齢を重ねるに従って、抒情に満ちあふれた渋いバラードに走ってしまう。「日本の心」みたいなものを掲げたりしてさ。」「若い頃こそ洋楽的なアプローチを行っていたけど、齢を取ると新しいインプットが少なくなるから、元来心の中に潜んでいたしみじみとした日本的な要素が沁み出してくる。そもそも、皮膚感覚的に洋風の音がカッコいいと感じてこの世界に入ってきたわけで、アカデミックな意味で洋楽の構造に興味を抱いていたんじゃないわけ。そうすると、自分の内面においてカッコいいと思う対象が、いつの間にか和風のものに置き換えられていく。それが、この国におけるある程度大成したヒットメーカーの常道的な歩み方だったんだよね。」「だけど京平さんは、すでに血肉化したものよりも、構造的に新しいものに対する興味の方が勝っていた。この点に関しては、本当に稀有な存在だよ。」 P82「当時、京平さんに「最近の若い音楽家だと誰が気になりますか?」と聞く機会があったんだ。そしたら、「スピッツには、自分とすごく似たものを感じるんだ」という答えが返ってきた。意外でしょ。その意味は、今もよく分からないんだけど。」

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「うどうのらじお」を聴いた。この番組、今まで一度も聴いたことがなかったが、高田文夫先生がゲストというので初めて聴いてみた。高田先生と有働由美子に接点もなさそうなのだが、そういう場に高田先生が登場するのが珍しくて新鮮だ。「スナック由美子」というのはいつもやってるコーナーなのかな。序盤からいきなりノーパンしゃぶしゃぶの話。その当時、高田先生も接待で行ったことがあるんだ。

2023年3月11日土曜日

3月11日土曜日/通常編成のこの番組

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつける。「木梨の会」を途中からつけたら、所ジョージが出演していた。ブログを途中まで書き、それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観る。三四郎が出演し、バンギャの特集。残り数回で最終回だというのに、これは興味のない企画だった。ぜんぜん終わりに向かっている感じがしない。9時からはまたラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴き、ラジオは中断し、ブログの更新をふたつ。午後もラジオ。文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつける。ニュース解説は古谷経衡。「はだしのゲン」が教材から削除される件について長くしゃべっていたが、親米保守による運動だという側面があるのだな。

 そうだ、うっかりしていたと思い、ニッポン放送に替える。今日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」は気仙沼から生中継だった。習慣でつい文化放送をつけてしまったが、今日は13時からニッポン放送を聴くべきだった。3月11日が、今年はちょうどこの放送がある土曜にあたった。14時前から聴き始めたが、番組のツイッターを見ると、ロケバスから中継しているのだ。東島さんもいる。東北放送の藤沢智子アナウンサーも電話出演したが、このひとは震災の日に夜通し情報を伝え続けたというアナウンサーだ。そのあと、ロケバスの外に出ると、番組とは関係なく、マギー審司もこの場にきていた。マギー審司は気仙沼の出身である。放送はゆったりと進み、14時46分には、安波山にて、黙祷が捧げられる様子が伝えられる。放送には、遠くで鳴っているサイレンの音、呼吸の音だけが流れる時間があった。実際に津波がきたのはこの40分後だったと、サンドのふたりの当時の実感がぽつぽつと思い出されていく。今日は暖かいが、12年前の寒さについて。そして、この場には今、300人ほどのひとがいるという。この時間がちょうどこの放送時間に含まれているというのもなんという偶然だろうか。TBSラジオでは特番も放送されているのだが、特番ではなく、通常編成のまま、この放送を実現していることのよさも大いに感じられた。サンドウィッチマン以外に誰がこんな放送を実現できるだろう。マギー審司はエンディングにも出演した。聴き終わってから、タイムフリーで、オンタイムでは聴きそこねた前半をあたまから聴いたら、「サンドクリニック」のコーナーは通常どおりに行われていた。

 夕方、少し外出。餃子の王将まで行って、ソース焼きそばと餃子を食べてくる。847円。この店舗はオープンしたばかりのときに一度入ったのだが、そのときの店員の態度が悪く、それ以来、まったく入っていなかった。何年も経っているから、もう店員も入れ替わっているだろう。それから、ライフのマクドナルドにも寄り、しばらく読書をしてから帰る。


 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、「慎吾ママの部屋」には水野美紀が登場し、キュリー夫人を演じる。後半の「子ども記者会見」には、災害ボランティアの角田寛和というひとが登場した。それから、「紙とさまぁ~ず」を2週まとめて、松平健がゲストの前後編。松平健自身が出題する松平健クイズが面白い。前編は深夜3時55分からの放送だったのだが、CMが一回も入らなかった。後編では、自身のトリセツを訊かれ、「質問事項は少ない方が良い。(無口)」との答えが可笑しい。だから、直接トークする番組よりも、この番組だからこそ引き出せる話というのもあるのだ。昨日放送された「日本アカデミー賞授賞式」も途中まで観る。「午前0時の森」のコンビ、若林と水卜アナがレポーターを務める。

 Spotify でも聴けるようになった「ナイツのちゃきちゃき大放送」の、聴きそびれていた先週の放送を聴いた。ゲストコーナーをポッドキャストにしてくれているのがありがたい。先週のゲストはケラリーノ・サンドロヴィッチ。ナイツのふたりの知識量を心配したが、これが弾みまくるトークで、というか、ケラがひとりでしゃべりまくっていて、それだけで面白かった。幼少期に家にきていた喜劇人たち、日本映画学校のウッチャンナンチャン、ナゴムレコード、「ケラさん逃げて」についてなど。

 木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」のコーナーは、ヒコロヒーがパートナーの日に天久聖一が登場した。「ヒコちゃんにキレられたい」といって、若い女性に対するいやな中年男の会話をしてみせるのがくだらない。これは笑った。ヒコロヒーのキレるタイミングもばつぐんだった。

 夜にもまた、ブログの更新をふたつ。ポッドキャストを聴きながら、深夜1時頃に眠る。

2023年1月30日月曜日

1月30日月曜日/天津麺を食べる

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「笑点」は、演芸コーナーにはぴろき、大喜利の助っ人には今週も志らく師匠が登場。オープニングで、昇太師匠と仲良くしゃべっているすがたが嬉しいのだが、しかし、来週から新レギュラーが決まってしまうと、昇太、志らくの顔合わせはまた機会がなくなってしまわないだろうか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、高田先生が終わりゆくものについていろいろとしゃべっていく。渋谷の東急百貨店、「週刊朝日」、「たまむすび」、最後は鈴木邦男にも触れた。12時台は岡田圭右がゲスト。「クイズ!脳ベルSHOW」の話が多くなるが、しゃべりっぱなし、会話の空白をまったく作らない。午後はまたテレビ。今週の「徹子の部屋」は 48年目突入ウィークだそうで、今日は春風亭小朝と浅丘ルリ子がゲスト。浅丘ルリ子と徹子さんが麻雀の話をすると、麻雀を知らない小朝、「僕、麻雀はパイパンって言葉しか知らないんですからね。」だって。小朝はひどいな。本当にひどい。

 夕方から外出。二俣川まで歩き、餃子の王将に入り、天津麺と餃子を食べた。902円。二俣川から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。ツイッターを開くと、鮎川誠の訃報が。コーナンに寄り、買いものをしてから、夜遅くに帰ってきた。


 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の「さんまのお笑い向上委員会」は、ヨネダ2000、ロングコートダディが初登場、「向上ゲスト」にはウエストランドが登場した。ウエストランドの「R-1」のネタに本気で怒っているという三浦マイルド、モグライダー芝が「芸人で初めて冗談が通じないひと」だって。錦鯉まさのりさんの「あるぅ~、それ、あるぅ~」がこの番組だけでブレイク。

 同じく土曜に放送された「新しいカギ」では、「KWGP」というコント仕立てのコーナーに、「東京十期會」として、はんにゃ、フルーツポンチ、かたつむり林とともに、中田敦彦が登場した。東京NSC10期生がそろったわけだが、チョコレートプラネットは1年後輩、ハナコ、霜降り明星とは初対面だったようだ。ドラマのパロディをやっているのだが、元ネタのドラマを観ていないので、細かいことはまるでわからない。そのほか、万引きのコントにはウエストランドが登場した。このコントもこの番組ではおなじみなのだが、スーパーのバックヤードのようなところで、盗ったものを出せと言われて、「M-1」のトロフィーを出す。過去にはオリンピック選手が金メダルを出したこともあった。アドリブ中心のコント。

 そして、先週に引き続き、今週も「スイッチインタビュー」をすぐに観てしまう。小林信彦と細野晴臣の対談の後編。このふたりならば、当然、大瀧詠一の話にもなるのだが、ここにいない大瀧詠一のことを思い、小林信彦が声をつまらせる場面もあった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週月曜の「ビバリー昼ズ」は峰竜太がゲスト。矢来町に家を建てたときに、すぐ近所に住んでいた志ん朝師匠が、家が建つ様子をずっと写真に撮っていて、アルバムにしてくれたという話がすごい。先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、宮田陽・昇がゲストだった。師匠の宮田章司の内縁の妻が松旭斎小天華だったというのは知らなかったかもしれない。小天華先生のエピソードがたくさん語られる。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の「私の地図」にタブレット純が登場していた。相模原市出身というプロフィールにはなっているが、実際は、相模原市に編入される前の津久井郡津久井町の出身なのだ。古本屋で働いていたことも詳細に語られている。友人の父が経営する古本屋で、1号店が町田の相原、2号店が八王子の絹ヶ丘にあり、原付バイクで往復しながらかけもちで店番をしていたという。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では高橋幸宏に触れていた。「オイラは『戦場のメリークリスマス』で坂本龍一と共演するんだけど、その前からYMOはなんとなく気になっててさ。まァ顔を合わせりゃ「どうも」って挨拶する程度の関係だったけど、あの時代でテクノを流行らせたのは今から考えても画期的だったと思うぜ。」「音楽だけじゃなくて、あの3人はどこかほかのミュージシャンとは纏う雰囲気が違ったんだよな。」「ほかのロックミュージシャンにはない「品」や「教養」を感じさせるヤツラだったんだよな。」

2022年12月1日木曜日

12月1日木曜日/「M-1」はスポーツ

◇ ブログ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。10月1日の日記を今ごろ書いていて、ついに2ヶ月遅れだ。いや、日記はリアルタイムでどんどん書いているのだが、それらはこのブログの下書きに保存され、それを公開できるかたちに整えるという作業をいちいちしているから、少しずつ余計な時間がかかり、ついに2ヶ月遅れというざまである。その際にカットしている事柄も多数あるが、それらは下書きにずっと保存し続けてある。この blogger が便利なのは下書きに保存してあるものも検索できることで、つまり、あらゆる事柄を(検索に引っかかるような書きかたで)ここに書き留めておけば、自分の脳の外付けハードディスクのように使えるのではと思っている。現在、四十代後半だから、脳なんて、あれあれっという間に衰えてしまうに決まってるのだから、長期的に続けていけば、とても意味のあるものになるのではないだろうか。(グーグルがこのサービスをいつまで続けてくれるのかはもちろんわからないのだが、自分が生きているあいだにグーグルがだめになる心配はあるだろうか。)できれば、十代、二十代のころにつけていた日記も、このブログの下書きにすべて書き写しておければとも考えているが、そんな時間はどうしたら作れるのか。

◇ ラジオ・雑誌

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」で、ナイツが「M-1」の話をするのではと思ったが、ぜんぜんしなかった。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」でようやく「M-1」の話になる。今日は13時台にもゲストがあり、オープニングのあとにスーパーマラドーナが登場。14時台には、決勝進出を決めた真空ジェシカがゲスト。真空ジェシカはずっとふざけていて面白いな。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、三遊亭天歌のパワハラの件が「週刊新潮」でも記事になっていた。「FRIDAY」には、元モストデンジャラスコンビの村越周司のインタビュー記事があった。芸人を引退したというニュースは目にした記憶があったが、今は YouTube で「お笑いネタディスりチャンネル」なるものを始めているようだ。

◇ 二俣川

 夕方から外出。今日はだいぶ気温が低い感じがする。11月はやけに暖かかったが、さすがにもうこれで寒くなるか。かつやで食べたいと思っていたが、割引券の期限が昨日までだった。かつやはやめて、二俣川まで歩き、餃子の王将に入った。天津麺に、餃子3個をつける。764円。ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、下の階の無印良品に寄り、ここでマグカップを買った。ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。

◇ 雑誌

 3日前にブックオフで買った「文藝春秋」12月号にざっと目を通す。小朝による円楽追悼の文章(インタビュー?)が読みたかった。同期としての思い出、エピソードはもちろんだが、円生襲名に向かう円楽の動きが、ここまで語るかというくらいに詳しく語られている。「七代目圓生襲名については、落語愛好家たちの間でも多くの批判があることを知っておりますし、もし僕がただの同業者なら、芸に厳しいあなたがそれはおかしいだろうと突っ込みをいれたくなるところです。ただ、これが同期の弱味というか、やっぱり前座時代から一緒にやってきた楽ちゃんの晴れ姿を見てみたい。」 最後には、円楽がそれほどまでに襲名にこだわった理由が語られ、「本人は圓生という名前を埋もれさせないためにもう一度世に出すと繰り返し話しておりました。もちろんそれも本心には違いありませんが、実はもうひとつ大きな理由があったのです。」として、「やっぱりさぁ、最後は巨人軍で終わりたいんだよね。」という円楽の言葉で締められている。これ、どういう意味だかよくわからなかった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、東海林のり子がゲスト。現在、88歳。コロナ禍の生活から韓国ドラマにハマり、さらに、タイのドラマからBLにハマり、BL小説まで読み始めるようになったという。東海林のり子から「沼落ち」という言葉を教わり、ウケる徹子さん。米寿のパーティーでは、LUNA SEA にバックハグをお願いしたという話もしていた。88歳にして、このミーハーっぷり、この好奇心。

 ツイッターから、佐川一政の訃報を目にした。つい一昨日、佐川一政の本が売れたのだが、記事によると、11月24日に亡くなったとあるから、もしかすると、亡くなったことを知る近しいひとからの注文だったのかもしれない。90年代悪趣味ブームの文脈で、メディアにもよく登場していた。快楽亭ブラック師匠の会では、大喜利に出演する佐川さんを観たこともあった。

◇ 雑誌

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで「Number」の「M-1」特集を読んだ。これは時間を作ってじっくり読みたく、全ページを熟読していたら、3時間ぐらいかかった。スポーツ雑誌で、異例の「M-1」特集。表紙には「スポーツとしての4分間の競技漫才」という言葉を掲げ、執筆陣には、中村計、増田晶文、生島淳といったスポーツノンフィクションの書き手たちが並んでいる。特集内でも触れられていたが、「M-1グランプリ」というタイトルがそもそも「K-1グランプリ」のもじりであり、漫才を格闘技のように戦わせることへの疑問は開始当初から感じてはいたのだが、今ではもう、「競技漫才」という言葉も浸透していて、その前提はずいぶん変化している。寄席や劇場での漫才とは別のもの、という意識が、ここに登場するようなレベルの漫才師たちのあいだにはおそらくかなり共有されているはずだ。掲載されているものは、増田英彦、チュートリアル、スーパーマラドーナ武智、ミルクボーイのインタビューのほか、サンドウィッチマン、笑い飯、錦鯉らのノンフィクション。出演順と採点の関係を分析する記事を書いているのは、誰かと思えば、堀井憲一郎だった。スタッフへの取材もあり、このあたりは特に知らないことが多く、ひときわ興味深かった。初回から関わり、初期の総合演出を担当していた朝日放送の辻史彦は、「私もM-1はスポーツだと思ってます」と断じ、「その年の大会で一番おもしろかった芸人さんを決めているだけで、普遍的な一番を決めているわけではありません。同じメンバーが別の日に戦ったとしたら違う結果が出るかもしれない。そういう点もスポーツ的だと思います」と語る。具体的な演出法について語られている部分も面白く、たとえば、カメラはスポーツ中継に匹敵する台数を駆使しているんだそうだが、近年の総合演出、現在はチーフプロデューサーを務める栞山哲治の以下のような証言はまたスポーツ中継とはまるで違うところだ。「ただ、審査員の顔はインサートしています。あれはずっと議論があるところですが、芸人さんの身振りやボケ、ツッコミの瞬間を逃さないようにはしているんです」「これができるのは、演出陣だけでなく調整室のスイッチャーを始め、カメラや音声担当など技術スタッフが事前に10組のネタを2本ともチェックし、見どころ笑わせどころをしっかりと把握しているからです」 

2022年11月16日水曜日

11月16日水曜日/「ナカハチ・オン・タイム」

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 昨夜はよく眠り、遅めに起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、若林が体調不良でお休み。水卜アナひとりの放送になるのかと思いきや、助っ人にTAIGA が登場した。「マッドマックスTV」では、ひろゆきと武井壮のディベート対決があり、スポーツは才能か努力かというお題で、これは武井壮が終始圧倒していると思いながら観ていたが、判定はドローになった。そのあとは、呂布カルマと加藤鷹のディベート。AVで勉強するのはありかなしかというお題。続く、呂布カルマと格闘家の皇治のディベートは、おっぱいかお尻かというお題。これは阿呆らしくなり、早送りした。いや、そもそもが阿呆らしい番組なのだけれども。

 昨夜の「アンタウォッチマン」は、若手演技派コント芸人の特集。黒木瞳、竹中直人が芸人を推薦するのだが、てっきり、こういうのは宣伝があるのだろうと思っていると、そういうのがなかったので、なぜこのふたりなのかと不思議になった。黒木瞳はレインボーを推薦し、演技を絶賛する。知らなかったが、レインボーの池田は子役の経験があるのだな。竹中直人はスクールゾーンを推薦。このコンビは存在すらも知らなかったが、竹中直人とはドラマで共演してからの付き合いがあり、スクールゾーンのライブに竹中直人が出演したこともあるほどで、そのときの、竹中直人が無限大ホールに出演した6年前の映像も少し流れた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に「岸田総理のメガネが割れる時」という記事があり、岸田を間近で見る側近たちが外見の異変を語っているという。身だしなみにこだわりのある岸田総理なんだが、最近はスーツの肩にフケが目立ち始めているようで、ある岸田派中堅議員は「ついこの前までフケなんてひとかけらもなかったのに、かなり様子がおかしくなってきた。」と証言する。岸田はメガネオタクとしても知られるそうで、「今年の夏には、このメガネを何度も「修理」しに出かけて物議を醸した」という。メガネの歪みが神経に障るとかで、「必要以上に何度もメガネ店に通うので、この時はいつになく参っていると周囲でも噂されていた。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、SWAの告知のために、オープニングに喬太郎が登場した。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。ナイツが「浅草芸能大賞」の大賞を受賞したそうで、今日、発表になったようだ。検索してもネットにはまだ情報がないのだが、奨励賞は劇団ひとり、新人賞は桂宮治とのこと。



◇ 王子

 午後から都内に。東横線、武蔵小杉から目黒線に乗り換え、南北線直通、王子まで。まず、昼食。といっても、夕方になる時間だが、なかなか決められず、ぐるぐると歩きまわってしまう。最終的には、王子だから王将がいいだろうという結論になり、餃子の王将に入り、天津麺と餃子3個を食べた。それから、サンスクエアのマクドナルドに入ろうかと思っていたが、行ってみると混雑していたのでやめる。どこかで時間をつなげないかとグーグルマップで検索してみると、さくらトラムの駅の向こう側に、イートインのあるファミリーマートを見つけ、そこでひと休みする。コーヒー1杯では気が引けて、キャラメルクリームシューも買った。イートインコーナーにはファンシーな置きものがやたらと並べてあり、やけにかわいらしかった。



◇ 演芸会

 東京ボーイズ仲八郎先生主催のライブ、「ナカハチ・オン・タイム」を観るため、北とぴあさくらホールに。毎度毎度、ゲストが異様に豪華なこのライブ、そのわりに告知が少なく、チケットを買いやすいのがありがたい。コンビニのイートインでは時間をつぶしきれず、会場時刻の18時半よりも前に着いてしまったが、入り口が大混雑になっている。左右の扉から並んで入場するかたちで、その案内をしているのはカルーア啓子だ。自分で半券をもぎり、手指の消毒と検温をして入場。着物姿のスタッフは芸協の前座さんだろうか。2階席、階段の上では、こてっちゃん馬場が案内していた。2階B列だが、いちばん前の席だった。プログラムとチラシが席に置いてある。プログラムをここで初めて知るわけだが、豪華ゲスト陣は後半に集中し、前半は東京ボーイズ一門のこてっちゃん馬場とカルーア啓子が出演するのだ。それよりも、あれっと思ったのは、今日のいちばんの目玉は細野晴臣のゲスト出演なのだが、プログラムには「細野晴臣を囲んで」と書いてある。細野晴臣がこの会に登場するのは今回で3度目だと思うが、過去2回、ライブを行っているのを客席で観ていたから、まさか、演奏がないとはぜんぜん思っていなかった。しかし、2階席からステージを見下ろすと、幕は降りているが、その手前、上手にはドラムセットがあり、これはなんだろうかと思ったが、開演すると、ギターと和笛の奏者も登場し、3名で出囃子を担当したのだった。そういえば、以前もそうだったっけ。

 19時開演、まず、東京ボーイズが登場するが、ふたりとも楽器をもたずに現れた。楽器をもたずに漫才をする東京ボーイズというのも珍しいんじゃないだろうか。火野正平を見習い(?)、ステージを歩きまわるというネタ、それと、曲に合わせてステップを踏むのだが、菅六郎さんがずれてしまうというネタ。そのあとは、一門からふたり、こてっちゃん馬場の漫談、カルーア啓子のバルーン漫談が続くが、それぞれ、それなりに面白い。そしてまた、東京ボーイズの登場。今度はおなじみのかたち、ウクレレと三味線をもち、テーマ曲から始まった。しかし、そういえば、定番のヒット曲を並べるくだり、それから麻薬で捕まったひとをあげるネタはなぜかやらなかったな。最後の「なぞかけ小唄」では、シークレットゲストのねづっちが登場した。歌手の名を客席からもらうのはいつもの東京ボーイズだが、ねづっちが意外と歌手に弱かった。休憩を挟み、後半はナイツの漫才から。今年をふり返るというかたちで、今年始めの時事ネタを中心にたっぷりと。ステージは黒幕を降ろしたまま、その前での漫才だったから、もしかして、バンドの用意がやっぱりあるのかなとも思ったが、つぎの細野晴臣のコーナーでも黒幕は開かないまま、黒幕の前に椅子が並べられ、座談の時間になった。ナカハチ先生、ナイツに挟まれ、細野晴臣が着席する。座談会は塙さんが中心になり、ほぼ、ナイツと細野さんのトークになっていたが、せっかくのこの会なのだから、細野さんと東京ボーイズとの関係をもっとしゃべってほしかった。細野さんがこの会に出演するのは以前は震災のときだったというので、そんなに前だったかとちょっと驚く。過去2回はバンドを入れて演奏していることには触れられず、ナイツも知らないんだろう。このあとにはまた東京ボーイズが登場のはずだったが、時間が押していたわけでもないのに、やる気がないのか、なぜかカットになる。トリは伯山。黒幕を降ろしていたのは、講談の高座を用意するためか。マクラをかなりしっかりと語り、そのあとには照明を落とし、「赤垣源蔵別れの徳利」を読んだ。エンディングにはまた全員登場するんだろうと思っていたら、最後は、ナカハチ先生ひとりがすでに私服に着替えたすがたで登場し、あいさつをした。やはり私服に着替えたねづっちが呼ばれ、三本締めをして終わる。

 21時半頃に終演し、まっすぐ王子駅に。帰りも南北線、日吉から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。帰宅は深夜になった。明日は朝から用があり、早起きするつもりでいたのだが、Gメールを確認すると、その用がなしになったというメールがあった。そんな連絡、前日の夜になってから送ってくるかね。もっと早く知らせろよばかやろう。しかし、早く寝る必要もなくなり、深夜、ブログの更新をひとつ。ポッドキャストを聴きながら、深夜3時半頃に眠る。

2022年10月27日木曜日

10月27日木曜日/テレビが多め・天津麺

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 昨夜はようやくしっかりと眠れた。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観ると、「突撃!隣の冷蔵庫」という企画で、芸人チームが訪問したお宅が、なんと、歌武蔵師匠のお宅だった。一般家庭をいきなり訪問し、冷蔵庫の中身を食べ尽くすというめちゃくちゃな企画だったのだが、量が多くて、このチームは6時間滞在することになった。落語家のお宅はいただきものも多そうだ。歌武蔵師匠は途中から映らなくなっていたが、用もあるだろうし、ほかに家のひとが誰かいたのだろうか。許可を得ているとはいえ、見たことも聞いたこともないこんな企画、なにが起こるかわからないものを受け入れるのは怖いよ。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、中田敦彦がゲスト。今や珍しいテレビ出演を先週の予告から楽しみにしていたのだが、中田敦彦というひとには、むしろ、今まであまり関心をもったことはなかった。経歴もまるで知らなかったが、東大に入って当たり前の進学校から落ちこぼれて慶応に入ったというひとなんだ。若林「自分のお笑いの教科書強いひとが、結局、芯とるじゃない。ていうか、教科書を押しつけるちからだと思うの、現場に。(略)お笑いのルールを自分のルールにしちゃうひと。それはね、やっぱりね、共感力高すぎるとできないなと思ってる。」「〈自分探し〉っていう言葉って軽んじられてるけど、自分がクルマだとすると、なんでみんなと違う速度で、みんなより燃費こんな悪いんだろうって、自分のボンネット開けてずーっと見てんのよ。(略)だから、他人のクルマが気になってしょうがないの。このひとどういう構造でって…。もうだから、「あちこちオードリー」でボンネット開けまくってんの、俺。」 中田「自己分析と内省が完了してるんだ。俺、最近し始めてます。(笑)」 若林が、カストロが10万人の観衆の前で10時間しゃべったという話をすると、中田は余裕でカストロは超えられますと応えるのだが、最後には「そんな自分が恥ずかしい」と、そういう視点ももっているのだ。

 「徹子の部屋」を3日分、まず、火曜は赤井英和夫妻がゲスト。そして、昨日水曜は夏木ゆたかがゲスト。夏木ゆたかの経歴も謎が多いのだが、番組では、川口豊名義のデビュー曲も流される。その後、ペギー葉山のコンサートの司会を務めていたというから、おそらく、それがタレントの仕事につながっていったのか。「華麗にAh!So」で、間寛平とコントをしている映像も観ることができた。今日の放送はフィギュアスケートのペアが出演していたが、これは観ないで消去する。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の巻末グラビアページに「おんな落語家百花繚乱」という特集があり、蝶花楼桃花、露の都、桂二葉、林家つる子が登場している。ここに大ベテランの露の都を入れているのは、東西のバランスをとったかたちだろうか。取材・文は生島淳。ほかのページでは、吉川浩満が担当する「私の読書日記」に目が留まり、いくつかの本を紹介しているなか、「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」と「ユーモアは最大の武器である」が気になった。前者は、ファスト教養に批判的でありながら、それだけではない(吉川が要約する)著者の主張に興味が湧く。「ビジネスパーソンにとって、つねに手っ取り早い成果を求められることも、しかし同時にそうしたあり方自体を問い直せるだけの知力がなければ長続きしないだろうことも、どちらも厳然たる事実である。それならば堂々と二兎を追うべきだ。すなわち、ビジネスで一定の成果を挙げることで精神の平穏を保ちながら、スローな思索によって自身の仕事や生活の意味を問い直し続けるのである。」 後者は、スタンフォード大学ビジネススクールの科目に設けられているユーモアの授業をまとめた本。著者によると、ユーモアには四つのタイプがあり、スタンダップ、スイートハート、マグネット、スナイパーに分類されるそうだ。あるいは、ユーモアのグレーゾーンについても。「まったく同一のジョークでも、発する者の地位や属性によって、その帰結は異なってくる。」

 部屋が寒く、今季初めてストーブをつけた。昼はラジオ。「ナイツ ザ・ラジオショー」の14時台は、テンダラーがゲスト。浅草木馬亭で単独ライブをやっているというのは知らなかったな。そういえば、今日は「ビバリー昼ズ」でも「ラジオショー」でも、珍しく「水曜日のダウンタウン」を話題にしなかった。

◇ 二俣川

 15時頃から外出。曇り空。二俣川まで歩き、餃子の王将に入り、天津麺と餃子を食べた。759円。ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、それから、ドトールに入り、しばらく読書をしていく。森田真生「数学する身体」を読み終えた。2018年刊、新潮文庫。親本は2015年刊。著者は1985年生まれ、肩書きは「独立研究者」となっているのだが、これが初めての著書であり、この本で小林秀雄賞を受賞している。面白かったから、この著者の本はほかにも読んでみよう。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜もテレビ。録画していた「アンタウォッチマン」は「1997年の松村邦洋」という特集。VTRには、爆笑問題、出川哲朗、原口あきまさが出演した。1997年というのはなにかといえば、松村が「電波少年」を降板した年で、この降板が転機になり、ものまねに原点回帰したという物語に仕立てられていた。先週土曜の「ゴッドタン」は「大喜利お題選手権」という新企画。バカリズムが考案した「架空の芸能人に毒を吐いてください」というお題で、音声さんが絶妙な活躍をする。プロの俳優が音声さんの役を演じているのかと思ったら、本当はADだったようだ。月曜の「キョコロヒー」は、齋藤京子の「話の腰を折るクセ」を改善する企画に東ブクロが登場し、ゴルフの魅力を語った。同じく、月曜の「しゃべくり007」は「THE女芸人会」がゲスト。清水ミチコがここに登場するとは思わなかった。そのほおか、大久保佳代子、椿鬼奴、黒沢かずこ、バービー、白鳥久美子、ニッチェ近藤というメンバー。それぞれの憧れのスターと対面する企画があり、内海光司は霜降り明星の番組にも出ていたが、パーソンズのボーカルのひとに続き、GAOの登場にもちょっと驚いた。

 Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、パートナーがなぜか眞鍋かをりだった。かつてのレギュラーだった眞鍋かをりがひさしぶりにこの番組に登場したかたち。聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2022年10月6日木曜日

10月6日木曜日/東戸塚・バス往復

◇ 音楽・テレビ・ラジオ・ポッドキャスト

 Spotify に、スチャダラパー「11」がいつの間にかあるのに気がつき、検索してみると、別に最近に配信開始されたわけでもなさそうなのだが、なぜ今まで気がつかなかったのだろうか。このCDは買いそこねていたのだが、坪井野球とかいう馬鹿に、CDのコピーをもらったんだった。だから、このアルバムは詞も確認できず、あんまり聴き込んでもいなかった。

 午前中、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ラランド&空気階段)を観て、それから、ブログの更新をひとつ。たったひとつの更新に、ひどく時間を食ってしまった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、タイムマシーン3号がゲスト。そのあとは文化放送に替えてみたが、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」は今日も大竹まことはお休みのようで、理由をどこかでしゃべってるんだとは思うが、それを聴いていない。大久保佳代子と、パートナーにトンツカタン森本が登場。男性の声がもうひとり、アナウンサーだとは思うが、これもレギュラーの砂山圭太郎ではない。

 ラジオを聴きながら梱包を片づけるが、珍しく注文が多く、時間がかかった。おかげでラジオを多めに聴いたが、ラジオも終わってしまい、Spotify のポッドキャストを漁ってみると、「兵動大樹のおしゃべりDiary」という番組が始まっていた。先週から始まっていて、2回分が配信されている。1回15分ほどで聴きやすい。


◇ 二俣川・東戸塚

 夕方から外出。午後にはすぐ出るつもりでいたのに、すっかり遅くなってしまった。雨降り。まず、駅前の郵便ポストに寄り、品物を投函し、それから、吉野家で食べていこうとしたら、間が悪いことに、臨時休業で閉まっていた。雨のなかを、二俣川まで歩く。Tシャツの上にジャンパーを着ただけのかっこうで出てきたが、ちょっと寒いくらいだ。ひさしぶりに餃子の王将に入り、天津麺と餃子を食べた。店を出たら、雨は止んでくれていた。

 二俣川からバスに乗り、東戸塚に向かう。いつも、東戸塚からバスで帰ってくることはあるのだが、二俣川から向かうのは初めてだ。夕方のバスは混雑しているもので、いったん空くが、途中からまた混雑する。東戸塚に到着したときには、18時頃だったが、すっかり暗くなっていた。まずはオリンピックのブックオフに寄り、なんでもない日にくることもしばらくなかったが、いい本がごろごろ見つかり、わざわざやってきた甲斐、大いにありだ。東戸塚までやってきて空振りというのもよくあるから、今日は運がいい。110円の文庫本を6冊、コミック文庫を2冊、新書を5冊、220円の単行本を2冊買う。続けて、休まずにもう1店のブックオフにも寄る。こちらも期待したが、しかし、こちらは2冊しか買うものなし。マクドナルドに入り、ひと休み。月見パイを食べたかったが、販売終了していてがっかり。閉店まで読書をして、またバスで帰る。帰りも混雑していて、席が空いておらず、1本待てばよかったとも思ったが、だんだん空いていき、すぐに座れた。


◇ ラジオ

 行き帰りのバスのなかで、聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」の続きを聴いた。中川家礼二がゲスト。礼二が語る兄弟の関係が面白い。同じアニメで一緒になって笑うようなことはなかったが、変なこと(変なおっさんや変なおばさんのことなど)で一緒になって笑い合っていたという。ここがナイツやサンドウィッチマンとは違うところで、ナイツやサンドは昔読んだマンガの話をよくするが、中川家はしない。趣味でつながっているコンビではないからだ。この週は、礼二に合わせて、ちゃらんぽらん冨好さんは1時間遅い登場になった。(礼二の登場は予定よりも早かったのだが。)友近、礼二、冨好の会話の間合いが絶妙。この日の放送は曲もほとんどかけず、ずっとトークだった。礼二の好物だという、栗の話題をえんえんとしゃべっていたのも可笑しかった。いつもの放送も楽しいんだけど、友近と礼二の番組がもう1本欲しいくらいだ。番組最後には、来週(つまり、明日7日)は水谷千重子の公演がもともと決まっていたため、友近はお休みだという告知があった。水曜担当のイワイガワ井川が代打を務め、友近は電話出演はするようだが、じゃあ、冨好さんはどうなるのか。

◇ 読書・ラジオ・テレビ

 夜遅くに帰宅し、まず、読書の続きを。デビッド・リンチ(この本の表記はデイヴィッド・リンチ)「大きな魚をつかまえよう リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン」を読み終えた。2012年刊、四月社。「魚」というのはアイデアのこと。瞑想に関する部分はよくわからないと思いながら読んでいたが、巻末には訳者(早坂虹恵)によるあとがきがあり、ビートルズと瞑想の関係が解説されている。これをよく知らないから解釈が難しかったのだ。リンチ財団というのも知らず、リンチとビートルズのつながりも知らなかった。しかし、映画の具体的な話になるとシンプルな仕事論のようにも読め、ここは面白かった。「創造するには明快さが必要だ。」「アート・ライフとは、いいことを思いつくための時間を持つ自由のことだ。」「恐怖心を植えつけて、仕事を進めようとする連中もいる。でも、こんなのは飛んだお笑い種だ――哀れであり、愚劣だよ。」「観客のことばかり考えていたら、映画は作れない。それでも完成前のある時点で、任意の観客に映画を見てもらうのは、いい経験になる。」「芸術家が葛藤やストレスを理解するのはいいことだ。そこからアイデアが得られる。でも請け負ってもいいが、過度のストレスがあれば創造などできない。過度の葛藤もまた創造力の妨げになるだけだ。葛藤を理解しても、実際に生きる必要はないんだ。」「自己のアートを追い求めるにしても、暮らしていけないことには話にならない。だから働かざるを得ないけれど、クタクタになってしまえば、アートなんて創造できない。」

 タイムフリーで、そういえば、「村上RADIO」を聴こうと思っていたことを忘れていたが、検索してみると、9月25日日曜日の放送だったが、なぜかインターFMでも 30日金曜日に放送されていて、こちらを聴くことができた。「山下洋輔トリオ再乱入ライブ」の模様を放送していて、これを聴きたかったのだ。村上春樹のほか、都築響一、菊地成孔も座談会に登壇し、豪華にして、なんとわくわくする顔合わせだろうか。聴き逃さなくてよかった。

 深夜、寒くて眠れなくなり、録画していたダウ90000 のドラマ「深夜1時の内風呂で」を観てしまう。先週水曜の深夜に放送されたものだが、ようやく観ることができた。ダウ90000の8人のほかは、勝村政信がただひとり出演し、お父さんを演じている。「白黒アンジャッシュ」を観たおかげで、メンバー個々が認識できるようになり、それ以降、ダウ90000 を観るのがより楽しくなっている。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...