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2023年9月24日日曜日

9月24日日曜日/日記という演技

◇ ラジオ・テレビ・読書

 早朝に目覚め、ラジオを聴きながら、昨夜に書きかけたブログの仕上げを。J-WAVE のチャラン・ポ・ランタンももの番組をつけてみたら、中村鶴松という歌舞伎俳優がゲストで、伝統芸能の話をしていたのを少し聴いた。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」の続きを観ると、「VIVANT」の話題をまだやっているのだが、聖地巡礼だとかいって、神田明神や出雲大社にファンがつめかけてるようなことを言っていたけれども、いや、神社というものがそもそも聖地だろう。神よりもドラマのほうが上なのか。昨夜の「にちようチャップリン」は「子どもウケ選手権」という企画。スタジオの観覧客がすべて子どものなか、サンシャイン池崎、やす子、三四郎、トム・ブラウンが出演。三四郎が面白かった。

 午前中に、なぜかネットが急につながらなくなり、いつもはソフトバンクエアーのリセットボタンを押せば、すぐになおるのだが、何度押してみてもつながらないまま。LTEのランプが赤くなっているが、スマホで検索してみても、原因がはっきりとしない。しかし、こういうのはたいがい時間をおくとなおったりする。パソコンでラジオを聴きたかったが、ひとまず、スマホは生きているので、スマホのラジコでラジオを聴いた。ラジオを聴きながら少し眠る。腰が痛くて、動けない。今日は茅ヶ崎のほうまで遊びに行こうかと考えていたのだが、腰痛がひどく、あんまり歩きまわるのもいやになってしまった。誕生日からその翌日と、こんなにおとなしく過ごしている年はちょっと記憶にない。

 ネットは眠っているあいだにあっさりと復活した。なんなんだろうな。しかし、本当に使う必要があるときにこうなったら困る。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中からつける。14時台ゲストは臼井ミトン。TBSラジオでは金曜の午前中の番組を担当しているひとだが、その番組は聴いたこともなく、どういう人物かもここで初めて知ったが、単純なもので、人物を知るとすっかり好感をもってしまう。

 15時過ぎから外出。部屋は涼しかったが、外に出ると、日差しが強くて意外と暑い。まず、昼食。吉野家に入り、親子丼を食べた。547円。駅前のドトールに入り、しばらく読書をしていく。図書館で借りた「文學界」9月号の「エッセイが読みたい」という特集を読みたかった。柿内正午さんの「エッセイという演技」という文章に、タイトルからして興味を惹かれていた。柿内さんもまた、日記をネットに公開しているひとだということをこれを読んで初めて知ったが、それを本にもしていて、現在までに商業で1冊、自主制作で3冊発表しているという。柿内さんは「僕にとって、日記とは一種の演技だ」と書いている。「現代において随筆や日記の持つ問題とは、書き手が生活や人格を素朴に言語化しているという仮定のもと、読み手の覗き見への欲望に奉仕するという構図にあるような気がする。芸の巧拙よりも演者本人への野次馬的好奇心の満足が優位に置かれるような構造。とってもやな感じだ。」「私生活を欲望の対象として流通させるというのはどこまでも資本主義の論理に回収されていくだけである。これは人物や企業の過去の言動に不適切なものがあった場合、不買運動を起こすという近年のキャンセルカルチャー的なものとの関係も気になるところだ。作品と人格があまりにも近接し、いつのまにか僕たちは作品ではなく人格を購入しているかのような錯覚を素朴に受け容れてしまってはいないだろうか。」「資本主義社会は、言語の複雑さを最小化し、単一的なものの見方を促進するような構造をもっている。一方で言葉が豊かになるとは、世界の実相である混沌に近づいていくということだ。多義的で、誤読の可能性に広くひらかれているということだ。言葉の豊かさは、この社会が志向する単純で一元的な貨幣の貧しさとはっきり対立している。」 この特集すべては読まず、つまみ読みしていくが、別のページでは二十数名の書き手がエッセイについてのエッセイを書いていて、そのなかのひとり、松尾スズキもまた「わたしのエッセイは自分が主役の短編コメディであった。」と書いている。「若い頃、夢中になって読んでいた椎名誠さんの本しかり、つかこうへいさんの本しかり、笑いを主軸においたエッセイは、作家が喜劇の主役を演じるという手触りがあったのではなかろうか。特にわたしは、つかこうへいさんの文章にはずいぶん影響を受けた。」「思想のスラップスティックを、つかさんは、やっていたのだと思う。『傷つくことだけ上手になって』という屈折したタイトル自体、どこか寅さん的な趣がある。質的に届いてはいなかったと思うが、エッセイを「演じる」という点において、自分は知らぬまにつかさんをなぞっていたのだなあ、と今になって感じる。」


 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を、それから「TVタックル」も。若新は「TVタックル」によく出てるなあ。「週刊さんまとマツコ」は、先週に引き続き、モーニング娘第2期特集。「笑点」の演芸はマギー審司。録画残量を作るためにこれだけ観なければならず、こんなことばかりで時間を食いつぶされていく。

 ここしばらく、「爆笑問題の日曜サンデー」をまともに聴きそびれていて、Spotify のポッドキャストでゲストコーナーを順に聴いていった。◆ 先週のゲストは稲垣吾郎。爆笑問題と稲垣吾郎は意外と珍しい顔合わせだろうか、とてもいい会話をしていた。稲垣吾郎が謹慎し、撮りなおしになったときの「スマスマ」のゲストが爆笑問題だったんだ。談志師匠が出演したときも、爆笑問題が連れてきたというかたちだったんだっけ。ポッドキャストではカットされているが、太田が作詞した「We are SMAP」も、稲垣が聴きたがり、オンエアされていたのがすごくよかったな。爆笑問題と新しい地図で、それこそ、王道のバラエティ番組ができないものだろうか。◆ 続けて、先々週のゲストは大槻ケンヂ。大槻は「爆笑問題カーボーイ」を毎週聴いてるという。かつて、久本雅美と大槻ケンヂがやっていた番組で、ケラが爆笑問題を紹介したことがあって、そのときの爆笑問題は、なんでロックミュージシャンに呼ばれなきゃならないんだという態度だったと大槻は語る。太田の小説「笑って人類!」も読んでいて、「幻冬舎から出てるんだけども、読んだ感じは、70年代のハヤカワSF文庫」「酒を飲まずに、タバコを吸うひとの書く本だなあっていう印象があって」「読後感が爽快」などと感想を語った。大槻と太田、小説を書くもの同士の会話にもなったのも面白く、書きながら泣くことはないのか、長いものを書いているとデジャヴみたいになるとかいう話をしていた。大槻ケンヂの叔父が大槻義一という映画監督で、そのことも知らなかったが、叔父夫婦が同時に亡くなり、父が取り調べを受けたというぎょっとするような話もあった。ウィキペディアを見ると、2011年、ほんの十数年前の話なのか。◆ 3週前のゲストは神谷明。太田の母はじつは永井一郎と同じ劇団にいて、年賀状のやりとりもしていた関係だったという。それでなのか、太田はアニメをよく知っていて、声優の演技の質の変遷についても細かく語られる。そこからジブリの話にもなり、「平成狸合戦ぽんぽこ」では、正蔵師匠は別として、ほかの俳優たちは、セリフ先にありきで、あとからアニメをつけていたという話などが神谷明からはあった。「モンスターズ・インク」の田中の演技について、神谷明の評が聴けたのも面白かった。

2023年8月25日金曜日

8月25日金曜日/目の前の揉めごと

◇ 田町

 朝から都内に。田町にて、すぐ目の前で揉めごとが発生した。ジョギング姿の爺さんが若い女性を怒鳴りつけている。必死に謝る女性。様子をうかがっていると、どうやら、爺さんが若い女性に自転車で轢かれたようなのだが、近くに自転車もなく、状況がよくわからない。大通りだが、通行人もほかになく、その様子を見ているのは自分だけだ。女性は財布を出し、地面にひざまずいて謝り始めたから、これはさすがに傍観していてはまずいと思い、タイミングを見計らってあいだに入った。とりあえず、大声を出すのはやめましょうと爺さんをなだめようとしたが、しかし、これが折れてくれないんだ。女性もまじめなのか、逃げようとしないからかえって困った。なにしろ、どんな轢かれかたをしたのかを目撃していないから、爺さんの正当性がわからず、もしかすると、激怒して当然のようなすさまじい轢かれかたをしたのかもしれないと思ってしまったが、だけど、変にフェアにならずに怒鳴られている女性を守ればそれでよかったのか。興奮状態にあったふたりは少しは落ち着いてくれたようで、そういう意味では役に立っただろうか、結局、ふたりは並んで一緒にこの場を離れていき、警察にでも向かっていったようだが、仲裁役としては達成感がない。すっきりしないままだ。

 田町を適当に歩き、昼食はとりいちず酒場という店に入り、ランチメニューのでかから揚げ定食というのを食べた。759円。これがまた、QRコードで注文する邪魔くさい店で、こんな店のためにスマホのバッテリーを消費したくないのだが、しかも、から揚げ4個の定食を注文したのに、店員が運んできたのは3個の定食だった。4個ですよと、腕にタトゥーの入った女子店員に言うと、注文を確認し、あとから別の皿でひとつもってきた。


◇ 川崎

 夕方には川崎に移動する。チネチッタの先のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をする。ツイッターを覗いてみると、おかゆうたの訃報が目に入ってきた。「岡けん太・ゆう太」は小学生のころに「お笑いスター誕生!!」でよく観ていたコンビだ。その後、関東のテレビで観る機会はめったになかった。ダウンタウンらと仲がよかったということを知るのははるかのちのことで、その当時は、「お笑いスター誕生!!」ではあまり活躍しなかったダウンタウンよりも、岡けん太・ゆう太のほうがよっぽどよく印象に残っている。まあ、小学生が観ても面白いネタをやっていたということだろう。岡けん太・ゆう太には審査員のガッツ石松がいつも10点満点をつけていて、なぜかというと、うちの長男次男と同じ名前だからという理由だった。

 TOHOシネマズ川崎にて、隔月恒例の「タイタンシネマライブ」を観る。19時半開演、出演順に、ガールズナイト、しびれグラムサム、春とヒコーキ、ダニエルズ、ネコニスズ、チャイム、脳みそ夫、シティホテル3号室、まんじゅう大帝国、街裏ぴんく、ウエストランド、キュウ、ナイチンゲールダンス、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という15組。ゲスト陣では街裏ぴんくを楽しみにしていた。おなじみのウソ漫談だが、語っているすがた全身を改めて観てみると、強弱とアクションで笑いにしているとわかる。今回は街裏ぴんくに尽きる。直後のウエストランドも、街裏ぴんくに引っぱられてボルテージが高くなったかのようだった。タイタン勢では、ネコニスズのヤマゲンが少し面白くなってきた。シティホテル3号室が「キングオブコント」の準決勝に残っているのが気になっていたが、ここでは YouTuber をネタにしたコントをやった。脳みそ夫とまんじゅう大帝国は退屈。爆笑問題もどうも面白くない。エンディングでは、まず、キュウの単独ライブの告知があり、それからゲスト陣、チャイム、街裏ぴんく、ナイチンゲールダンスが順に呼び込まれた。赤プルの元カレのやばい話で盛りあがる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。「ミュージックステーション」は2時間スペシャル。「10代~60代が衝撃を受けたデビュー曲ベスト15」というランキング企画があり、ランクインした曲のなかから「夜に駆ける」「香水」「うっせぇわ」を、ゴスペラーズと Little Glee Monstor がカバーするメドレーがあった。新旧の曲が混じるランキングだったが、1位はサザンの「勝手にシンドバッド」。ほかの出演者では、ちゃんみなの新曲「命日」が面白かった。

 昨夜の問い合わせの件だが、昼に大阪の郵便局から電話をいただいた。家族が受け取っているという可能性もあるというので、先方を調査してくれるようだ。ありがたい。ところが、夜に購入者から再びメールがあり、宅配ボックスに入っていたのを見落としていたとのこと。ろくに確認もせずに、いきなり返金してくれときたもんだ。なんとひと騒がせな。郵便局にも調べてもらっているというのに、眠る前にまたメールをしなければならなくなった。

2023年7月14日金曜日

7月14日金曜日/東のお笑いの大将

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。今朝は涼しい。もう少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。火曜深夜に放送された「M_IND」という音楽番組、インディペンデント・アーティストにスポットをあてるという番組だが、出演者は登場順に、Repezen Foxx、SARUKANI、たかやん、SKRYU、舐達麻、高瀬統也、cono、Tani Yuuki、GEZAN、Kinami といった顔ぶれ。司会はハライチ澤部とみちょぱ。GEZAN を観たくて録画しておいたのだが、舐達麻が出ていて、えっ、つい最近も逮捕されてなかったっけと思い、検索して確認してしまった。地上波の番組に出すってすごいなと驚いたが、有名人なわけではないからむしろ出せるのかもしれないな。舐達麻の曲の最中にトークを挟むという編集をしていて、放送を観たら怒らないだろうかとはらはらするが、そのトークでは、たけしに憧れていたという話をしていた。

 からだがだるく、横になり、音楽を聴きながら、ブログをもうひとつ更新しようとするが、集中力がもたない。Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いていくと、先月6月22日木曜日の「大竹紳士交遊録」のコーナーは、天久聖一はこの日がレギュラー最終回だった。残念だな。このコーナーはメンバーに少し変更があったのか、ポッドキャストでしか聴いていないから、放送では発表されてるのかがわからないのだが、月曜には古谷経衡が出るようになっている。

 昼もラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、一昨日の「ザ・東京漫才」の話をする。松村は今日のこの放送を、高田先生に怒られるから休もうとしていたんだそうで、本番前には泣き出したという。いやいや、そんなに怒られるような内容とは思わなかった。

 午後になり、駅前まで。日高屋に入り、冷麺を食べた。640円。ドトールに入り、しばらく読書していく。図書館で借りた「ミュージック・マガジン」の山下達郎特集を2冊、今年の5月号と、昨年の7月号をぱらぱらと読んでいく。今年の号は、RCA/AIR時代の作品が再発されるというタイミング。能地祐子による山下達郎インタビューのほか、DAOKO、Night Tempo のインタビュー、柴崎祐二、天辰保文の評論。昨年の号は新アルバム発売のタイミング。松永良平による山下達郎インタビューのほか、矢野利裕さんによる Kan Sano のインタビュー、23人のミュージシャンが選曲する「山下達郎・私の1曲」、それと、山下達郎全アルバムガイドが載っている。これは発売時にも少し立ち読みしたことを思い出した。


 夜に帰宅し、ブログの更新をひとつ。それからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は追悼特集。扇千景、笑福亭笑瓶、奈良岡朋子、大江健三郎、陳健一の過去の出演回の映像が流れる。笑福亭笑瓶は、1991年放送、34歳のときの映像だった。NHKの「ニュース7」では、宮崎駿の「君たちはどう生きるか」が今日から公開されたというニュースを扱っていた。スレッズを見ていて今日から公開だったのかと知ったが、情報を出さないという戦略だったんだということも今日まで知らなかった。

 ひさしぶりに ABEMA を開き、「石橋貴明 お礼参り THE WORLD」という番組を観る。太田光が出演した回を観ておきたかった。太田と貴明が対談する、その後ろにはとんねるずと爆笑問題それぞれの年表が掲げられている。「ラ・ママ新人コント大会」にとんねるずが出演した話から始まるが、貴明にはその記憶がない。ウンナン、ちびっこギャング、パワーズ、B21スペシャルら、「お笑い第三世代」を太田が貴明に説明するが、これも貴明は意識したことはないのだろう。コント赤信号との関係では、貴明はラサール石井の家によく泊まっていたようだ。「お笑いスター誕生!!」に出場し、太田プロと人力舎に誘われたというのも初めて知る話だったが、とんねるずは日企のあずかりとなる。とんねるずはほかの芸人とはからまなかったから、爆笑問題はとんねるずとはなかなか会えなかったといい、初めて会ったのは「ポップジャム」に野猿として出演したときだったとふり返る。貴明は「ボキャブラ天国」はぜんぜん観たことがなかったようだ。そして、ふたりに共通して接点のある人物として、森田芳光の話にもなった。爆笑問題が「11PM」でコントをやっていたのを森田芳光が観ていて、太田を「バカヤロー!4」の監督に抜擢する。いっぽう、「そろばんずく」のメイキングの監督を務めていたのが堤幸彦であり、それがきっかけで、堤幸彦も「バカヤロー!」で監督デビューするのだが、堤幸彦は「コラーッ!とんねるず」のディレクターでもあった。共通して接点があるといえば、三谷幸喜は憲武の友だちの友だちだったんだそうで、とんねるずの初めてのコントライブをやったときに、三谷幸喜が照明の手伝いにきていたという。「みなさんのおかげです」でもコントを書いたことがあったが、原稿が遅く、チーフADが「おめえ遅えよ」と怒ったら、それが怖くて辞めちゃったんだそうで、そのチーフADは現在の共同テレビの社長だという。太田がいつもの調子で三谷幸喜の悪口を言っていると、「仲良くしなさいよ」と貴明はたしなめる。太田と貴明は東武東上線沿線の文化で育ったという共通点もあり、そこには尾崎豊や山下達郎も登場する。テレビについて、太田が「シャボン玉ホリデー」みたいな番組をやりたいというと、貴明も、「シャボン玉ホリデー」の最後に歌で終わるというかたちを「みなさん」では踏襲し、「星降る夜にセレナーデ」を玉置浩二に作ってもらったという話をした。貴明は太田を、今の「東のお笑いの大将」と考え、「東のお笑いの大将でやってるわけで、やっぱり、そういうのは意識するの? 関東の笑いだとか、東京の笑いだとかっていう」と訊くのだが、いや、東京の笑いを誰よりも意識しているのは貴明ではないのか。貴明には「きっちり、漫才みたいなものにチャレンジしたことがないから」という引け目もあるのか。貴明が「「タイタンライブ」にひとりで出てみるかなあ」と言うと、「タイタンライブ」には、談志、たけしも出たことがあることを太田は説明する。貴明は「太田が作る「シャボン玉ホリデー」みたいなバラエティに俺も出させてください」とも言ってみせた。最後に太田から、とんねるずとしては今後はどうするのかという質問があると、スタッフからも「もっと観たいですけどねえ」「待ってるひといっぱいいるんですよ」との声が出た。太田は、爆笑問題ととんねるずの2組で特番はどうかと提案し、最終的には、佐久間を降ろして「オールナイトフジコ」をわれわれでやろうという話で終わった。54分の番組だが、とても濃い会話をしていた。

 Spotify のポッドキャストで、太田光がゲストの「植竹公和のアカシックラジオ」の最新回も聴いた。太田の読書遍歴をたどるインタビュー。知る話も多いのだが、村上春樹は最初は好きだったとか、芥川賞では又吉や綿矢りさなんかは読んでるとかいうことも言っていた。最後に豊崎由美にも触れる。

 スレッズもあいかわらず頻繁に見ているのだが、インスタから検索したほうが、誰がスレッズをやっているかが一目瞭然だ。しかし、ツイッターのやりかたに近づけることがいいのか。模索を続け、同時に、インスタについても今さら理解することが増えている。眠れなくなり、夜が明け始めたころにようやく眠る。





◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。今朝は涼しい。もう少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。火曜深夜に放送された「M_IND」という音楽番組、インディペンデント・アーティストにスポットをあてるという番組だが、出演者は登場順に、Repezen Foxx、SARUKANI、たかやん、SKRYU、舐達麻、高瀬統也、cono、Tani Yuuki、GEZAN、Kinami といった顔ぶれ。司会はハライチ澤部とみちょぱ。GEZAN を観たくて録画しておいたのだが、舐達麻が出ていて、えっ、つい最近も逮捕されてなかったっけと思い、検索して確認してしまった。地上波の番組に出すってすごいなと驚いたが、有名人なわけではないからむしろ出せるのかもしれないな。舐達麻の曲の最中にトークを挟むという編集をしていて、放送を観たら怒らないだろうかとはらはらするが、そのトークでは、たけしに憧れていたという話をしていた。

 からだがだるく、横になり、音楽を聴きながら、ブログをもうひとつ更新しようとするが、集中力がもたない。Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いていくと、先月6月22日木曜日の「大竹紳士交遊録」のコーナーは、天久聖一はこの日がレギュラー最終回だった。残念だな。このコーナーはメンバーに少し変更があったのか、ポッドキャストでしか聴いていないから、放送では発表されてるのかがわからないのだが、月曜には古谷経衡が出るようになっている。

 昼もラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、一昨日の「ザ・東京漫才」の話をする。松村は今日のこの放送を、高田先生に怒られるから休もうとしていたんだそうで、本番前には泣き出したという。いやいや、そんなに怒られるような内容とは思わなかった。

 午後になり、駅前まで。日高屋に入り、冷麺を食べた。640円。ドトールに入り、しばらく読書していく。図書館で借りた「ミュージック・マガジン」の山下達郎特集を2冊、今年の5月号と、昨年の7月号をぱらぱらと読んでいく。今年の号は、RCA/AIR時代の作品が再発されるというタイミング。能地祐子による山下達郎インタビューのほか、DAOKO、Night Tempo のインタビュー、柴崎祐二、天辰保文の評論。昨年の号は新アルバム発売のタイミング。松永良平による山下達郎インタビューのほか、矢野利裕さんによる Kan Sano のインタビュー、23人のミュージシャンが選曲する「山下達郎・私の1曲」、それと、山下達郎全アルバムガイドが載っている。これは発売時にも少し立ち読みしたことを思い出した。


 夜に帰宅し、ブログの更新をひとつ。それからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は追悼特集。扇千景、笑福亭笑瓶、奈良岡朋子、大江健三郎、陳健一の過去の出演回の映像が流れる。笑福亭笑瓶は、1991年放送、34歳のときの映像だった。NHKの「ニュース7」では、宮崎駿の「君たちはどう生きるか」が今日から公開されたというニュースを扱っていた。スレッズを見ていて今日から公開だったのかと知ったが、情報を出さないという戦略だったんだということも今日まで知らなかった。

 ひさしぶりに ABEMA を開き、「石橋貴明 お礼参り THE WORLD」という番組を観る。太田光が出演した回を観ておきたかった。太田と貴明が対談する、その後ろにはとんねるずと爆笑問題それぞれの年表が掲げられている。「ラ・ママ新人コント大会」にとんねるずが出演した話から始まるが、貴明にはその記憶がない。ウンナン、ちびっこギャング、パワーズ、B21スペシャルら、「お笑い第三世代」を太田が貴明に説明するが、これも貴明は意識したことはないのだろう。コント赤信号との関係では、貴明はラサール石井の家によく泊まっていたようだ。「お笑いスター誕生!!」に出場し、太田プロと人力舎に誘われたというのも初めて知る話だったが、とんねるずは日企のあずかりとなる。とんねるずはほかの芸人とはからまなかったから、爆笑問題はとんねるずとはなかなか会えなかったといい、初めて会ったのは「ポップジャム」に野猿として出演したときだったとふり返る。貴明は「ボキャブラ天国」はぜんぜん観たことがなかったようだ。そして、ふたりに共通して接点のある人物として、森田芳光の話にもなった。爆笑問題が「11PM」でコントをやっていたのを森田芳光が観ていて、太田を「バカヤロー!4」の監督に抜擢する。いっぽう、「そろばんずく」のメイキングの監督を務めていたのが堤幸彦であり、それがきっかけで、堤幸彦も「バカヤロー!」で監督デビューするのだが、堤幸彦は「コラーッ!とんねるず」のディレクターでもあった。共通して接点があるといえば、三谷幸喜は憲武の友だちの友だちだったんだそうで、とんねるずの初めてのコントライブをやったときに、三谷幸喜が照明の手伝いにきていたという。「みなさんのおかげです」でもコントを書いたことがあったが、原稿が遅く、チーフADが「おめえ遅えよ」と怒ったら、それが怖くて辞めちゃったんだそうで、そのチーフADは現在の共同テレビの社長だという。太田がいつもの調子で三谷幸喜の悪口を言っていると、「仲良くしなさいよ」と貴明はたしなめる。太田と貴明は東武東上線沿線の文化で育ったという共通点もあり、そこには尾崎豊や山下達郎も登場する。テレビについて、太田が「シャボン玉ホリデー」みたいな番組をやりたいというと、貴明も、「シャボン玉ホリデー」の最後に歌で終わるというかたちを「みなさん」では踏襲し、「星降る夜にセレナーデ」を玉置浩二に作ってもらったという話をした。貴明は太田を、今の「東のお笑いの大将」と考え、「東のお笑いの大将でやってるわけで、やっぱり、そういうのは意識するの? 関東の笑いだとか、東京の笑いだとかっていう」と訊くのだが、いや、東京の笑いを誰よりも意識しているのは貴明ではないのか。貴明には「きっちり、漫才みたいなものにチャレンジしたことがないから」という引け目もあるのか。貴明が「「タイタンライブ」にひとりで出てみるかなあ」と言うと、「タイタンライブ」には、談志、たけしも出たことがあることを太田は説明する。貴明は「太田が作る「シャボン玉ホリデー」みたいなバラエティに俺も出させてください」とも言ってみせた。最後に太田から、とんねるずとしては今後はどうするのかという質問があると、スタッフからも「もっと観たいですけどねえ」「待ってるひといっぱいいるんですよ」との声が出た。太田は、爆笑問題ととんねるずの2組で特番はどうかと提案し、最終的には、佐久間を降ろして「オールナイトフジコ」をわれわれでやろうという話で終わった。54分の番組だが、とても濃い会話をしていた。

 Spotify のポッドキャストで、太田光がゲストの「植竹公和のアカシックラジオ」の最新回も聴いた。太田の読書遍歴をたどるインタビュー。知る話も多いのだが、村上春樹は最初は好きだったとか、芥川賞では又吉や綿矢りさなんかは読んでるとかいうことも言っていた。最後に豊崎由美にも触れる。

 スレッズもあいかわらず頻繁に見ているのだが、インスタから検索したほうが、誰がスレッズをやっているかが一目瞭然だ。しかし、ツイッターのやりかたに近づけることがいいのか。模索を続け、同時に、インスタについても今さら理解することが増えている。眠れなくなり、夜が明け始めたころにようやく眠る。

2023年6月27日火曜日

6月27日火曜日/なんのために借りる

◇ 小川町・岩本町

 今日も朝から都内に。横浜から横須賀線に乗り、新日本橋駅から外に出ると、ぽつぽつと雨が降っている。天気予報をまるで気にしていなかった。小川町のほうまで歩き、それから、岩本町のほうに移動した。雨はさほど降らずに止む。昼食は小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。680円。ベローチェに入り、ひと休み。読書をして、趣味のインスタ投稿も。ツイッターを覗いてみると、猿之助が自殺幇助の容疑でついに逮捕されたとのニュース。

 帰りの横須賀線でも読書を続ける。獅子文六「ちんちん電車」を読み終えた。2017年刊の新装版、河出文庫。親本は1966年刊か。あとがきまで読んで初めて知ったが、「週刊朝日」の連載だったんだ。獅子文六、晩年のエッセイ。文庫解説は関川夏央。獅子文六の生涯もこの解説で初めて詳しく知った。作家としてブレイクしたのは四十代だったんだな。

 

 星川に途中下車し、保土ヶ谷図書館に寄っていく。19時閉館まで、1時間半あったが、借りる本をなかなか決められず、棚をまんべんなく見ることになった。うちにも読む本がたくさんあることを思うと、読み甲斐のある本はまた改めてと考えたくなる。なんのためにわざわざ本を借りるのかわからないが、もったが病で、また1冊だけ借りていく。マクドナルドに入り、もう少し読書をしていく。閉店間際のコーナンに寄り、ダンボール板だけ買って帰る。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「うたコン」はNHK大阪ホールからの中継。冒頭から、谷原章介とともに上沼恵美子が登場する。いや、上沼恵美子が観たいわけではなく、新しい学校のリーダーズが出演するから録画しておいたのだが、新しい学校のリーダーズは、上沼恵美子、天童よしみらの後ろの雛壇に座っている。上沼恵美子が大注目していると言い出すのには驚いたが、上沼「SNSで今日も観てきたの! 実物に会えるとは、ありがとう!」 上沼恵美子と天童よしみが歌う「あんたの花道」では、ほかの出演者たちとともに新しい学校のリーダーズも後ろで踊った。リーダーズは最初から最後まで雛壇に座りっぱなし。出番は最後、バンドの生演奏による「オトナブルー」が貴重だ。いやあ、観ていてはらはらさせられた。

 3週前の「うたコン」も、録画したまま、観そびれていた。この回は谷原章介とともに爆笑問題が司会を務める拡大版。黒柳徹子がVTR出演し、「黒柳徹子が語るテレビ音楽史」として、「夢であいましょう」「ステージ101」「紅白歌合戦」の映像が流された。爆笑問題の「ポップジャム」の映像もあり、それから、出演者たちが選ぶ「紅白歌合戦」の名場面集。田中が選んだ名場面は自身のスモール3、太田が選んだ名場面は氷川きよしの初登場の応援にたけしと志村が登場したシーンだった。番組はそのあと、菅原洋一の出演部分にはなぜか爆笑問題は登場せず、そこから爆笑問題の不在の時間が続いた。米米CLUBは「君がいるだけで」「浪漫飛行」「Shake Hip!」の3曲をメドレーで披露し、「音楽達人倶楽部」の映像も流れる。DA PUMP の新曲には、所ジョージ、木梨憲武からメッセージが届いた。爆笑問題は番組終盤にはまた登場し、なんだかよくわからない役割ではあった。

 もうひとつ、今日放送されたNHKの新番組「芸人応援バラエティー らふしるべ」も録画しておいた。ノブコブ吉村、石川萌香が司会を務め、小池栄子がゲスト。ネルソンズ、東京ホテイソン、マシンガンズが出演し、ネタを観たスタジオの観客が「らふしるべ」という名のアドバイスをするという番組。アドバイスを受けた感想も収録後の楽屋で改めて訊き、それぞれがまた、この番組に合わせた前向きなことを言う。ドッキリでもないのに、大まじめにこんな企画なんだ。いやな番組だなまったく。針のむしろにされるためにこの顔ぶれが選ばれたのかと、そこにも妙に納得した。画面から漂う雰囲気にも、昔のNHKみたいな野暮ったさがある番組だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」はトニセンの3人が表紙。トニセンの3人は「エッジな人々」にも登場していた。井ノ原「高校生時代に「バカサイ」とか、大川総裁の記事とか読んでましたよ。」 イノッチから大川興業の大川総裁の名が出るとはちょっと驚いた。

 日付が変わり、Spotify のニューリリースから、コーネリアスの新アルバムをさっそく聴こうとすると、途中で再生が止まってしまい、どうやらまだ聴けない曲がある。聴きながら眠ろうとしていたが、無音になり、1時間も眠れずに目覚めてしまった。朝までもう眠らず、ブログの更新をひとつ。

2023年6月18日日曜日

6月18日日曜日/パワーランキング

◇ テレビ・ラジオ

 朝、起きあがると、からだがまだひどく疲れている。昨日の「やついフェス」では朝から晩までほぼ立っていたのだから、そりゃあもちろん、かなりの疲労になるだろう。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観ると、広末の不倫にけっこう時間を割いていた。そこまで重大なニュースかな。そのあとの、歌舞伎町の異変の特集は興味深く観た。歌舞伎町タワーができたことで、子どもや外国人が増えているんだそうで、つまり、歌舞伎町の流儀がわからない人間が増えているというわけだ。とはいえ、外国人観光客からすると東京は安全に感じられるようで、SNSでは、道端で寝ている人間の写真を集めた「渋谷メルトダウン」というアカウントがあるそうだ。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴いていた。オープニングには、今朝は「サンデージャポン」にも出演していた田原俊彦がこちらにも生登場。14時台のゲストは佐野元春だったが、これはあとで改めて聴こう。

 午後から外出。横浜駅改札内、星のうどんに入り、とり天丼と冷やしうどんのセットを食べた。660円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。混雑していて、空席をなんとか見つけ、カウンター席に座るが、テーブルと椅子の高さのバランスが悪く、すこぶる座り心地が悪かった。ここはよくきている店なのだけど、ソファーの席でないとだめだな。そのあと、ビブレのブックオフに寄ると、この前に寄ったときから一週間も経ってないが、文庫にまたごっそりといい本があり、110円の文庫本を14冊買っていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」は、永山絢斗の逮捕のニュースから始まった。広末の不倫の話題では、鳥羽シェフから番組にコメントが届く。今朝の「ワイドナショー」も観ると、坂上忍が8年ぶりの出演のほか、田村淳、河井ゆずる、最上もがという顔ぶれ。自衛官の発砲事件が扱われ、スタジオに登場した元陸上自衛隊の山下裕貴というひとの解説がとても詳しく、明晰でわかりやすかった。あれっと思ったけど、そういえば、「サンジャポ」はこのニュースを扱っていなかったか。やす子の食レポのコーナーもなかったが、たまたまなのか、配慮したのか。

 楽天マガジンで、「日経エンタテインメント」のタレントパワーランキングの特集を興味をもって読んだ。調査をしているアーキテクトという会社は、過去にはアンケートに答えたこともあるし、集計のバイトもしたことがあるから(まだFAXの時代だった。)調査の方法はよく知っているのだが、例えば、街頭で調査するように、回答者は無差別に選ばれているわけではない。自らアーキテクトに登録しているひとたちにメールが送られ、そのアンケートに回答したいひとだけが答えているわけで、(回答すると、微々たるポイントが付与されるはず。)つまり、このアンケートにかなり積極的に答えたいひとたちによる声、との注意は必要だろう。質問項目については、誌面で明らかにされている。各タレントについて、認知度、関心度の度合いを選んでいくというものだが、しかし、そもそも、アンケートのリストに名前がないタレントは調査の対象外ということになる。その調査結果を独自の算出方法によりランキング化しているのだが、ランキングよりも、あとのページに載っている分布図のほうが面白く、細かく見ていくとどうもランキングのからくりがある。爆笑問題なんかはランキング外になってしまうのだけど、分布図を見ると、けして悪い位置にはいないように思える。志らく師匠の名前が見つけられないのも不思議で、談春、昇太、たい平、伯山の名はあるのに、あれだけテレビに出ている志らく師匠がアンケートに名前が入っていないってことはあるだろうか。落語家のなかでも、カテゴリーがお笑いとタレントに分かれているのも変で、その間違ったカテゴライズをもとにしたアンケートであるというのもじつにいい加減だ。所ジョージなんかは芸人にカテゴライズされていた。

2023年6月4日日曜日

6月4日日曜日/地域判定は大阪に

◇ テレビ・ラジオ

 今日は外出せず、ブログの更新をしながら、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」では、まず、上岡龍太郎の訃報を扱う。爆笑問題との共演といえば、TBSの「はばたけ!ペンギン」を記憶していたのだが、その映像を流してくれたのが嬉しい。1998年放送、この番組で、爆笑問題は上岡龍太郎とトリオ漫才をやっている。スタジオでは、太田からは上岡龍太郎の番組で軍手を探すロケをやった思い出が語られた。そのあとにはウクライナ情勢が扱われたのだが、プーチン影武者説というとんでもない話も出てきた。中村逸郎も「もちろん本当です。」「今いるプーチンは全員影武者」と断言する。本物のプーチンは、2007年の秋から2008年にかけての時期に癌で亡くなったという説があるというのだが、デーブ・スペクターが「誤解あるといけないので」と断りながら「本当のプーチンいるんでしょ?」と訊くと、中村教授は「いないですよ」と即答。ウクライナ侵攻を始めた2014年には、プーチンはすでに別人。コバリチュークという銀行のオーナーが裏ですべてを操っているという説も出てきていると中村教授は語った。この番組では旧統一教会の問題もずっと扱っていて、今日の放送では、府中市に建設中の新たな教会について、鈴木エイトの独自取材により現地の様子を伝えていたのだが、炎上させていた連中はどうせ飽きちゃったから知ることはないんだろう。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、国山ハセン、武田鉄矢、神田愛花というメンバー。この番組でももちろん、上岡龍太郎の訃報を扱い、東野からは「いろもん」の思い出、武田鉄矢からは「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」に出演した思い出が語られた。武田鉄矢は紳助と仲がよかったから、その関係もあるのだ。引退時のゴルフコンペにも参加しているんだな。「TVタックル」では上岡龍太郎の訃報には触れられず、収録日は訃報よりも前だろうか。今日の「笑点」は演芸はミルクボーイ。大喜利の冒頭に、ガーシーが成田空港で逮捕とのニュース速報が流れる。

 「週刊さんまとマツコ」は、先週に引き続き、山田邦子特集の後編。鬼越トマホークが失礼な発言を連発すると、さんまのほうが気を遣ってフォローにまわっていた。山田邦子からは「ひょうきん族」時代のさんまの女癖がいじられたりなど。後半は「バナナ大使」でおなじみのイニシャルトークになり、山田邦子の元彼、芸人Oというのは大森うたえもんのことか。西川のりお、桂文枝らのエピソードも語られ、文枝にはバッグを買ってもらったという。

 昨夜の「お笑い向上委員会」は、まず、錦鯉まさのりさんの「あにょにょにょにょ」という謎の返答に涙を流して笑う。そして、野田クリスタル発案の「おもしろイス座り選手権」が始まるというなかなか異常な回だった。後半には、大宮セブンから、すゑひろがりず、タモンズが登場。昨日の「ワルイコあつまれ」には、「昭和歌謡合唱団」のコーナーに尾崎亜美が登場。「オリビアを聴きながら」の歌詞を解説する。一昨日金曜の「A-Studio+」は夏木マリがゲスト。夏木マリと海原やすよともこの関係は知らなかったな。

 ラジオもあれこれと。今日の「爆笑問題の日曜サンデー」でも、ニュースのコーナーでは上岡龍太郎の訃報を扱っていた。「サンジャポ」でも触れられていたが、爆笑問題とは立川流の会でよく会っていた関係でもあった。その思い出が語られていたが、「EXテレビ」で聴いた発言として太田が記憶していたのは、もしかすると、談志師匠と共演していた特番ではなかったかな。

 パソコンのラジコの地域判定が狂ってしまい、「日曜サンデー」はスマホで聴いたのだが、パソコンのほうは大阪の設定になっている。聴きたい番組がぜんぜん聴けないなと思っていたが、しかし、大阪の番組を聴けるじゃないかと気がつき、さんまの「ヤングタウン」を聴いた。昨夜土曜の放送、冒頭から上岡龍太郎の話をする。木曜に珍しく鶴瓶から電話があり、上岡の息子から鶴瓶に連絡があったそうで、紳助に連絡したいというのでさんまのところにかけてきたという。さんまが紳助に連絡し、その時点では4人(?)しか知らず、翌日にマスコミに出るようにしてあるから今日のところは黙っていてくれと言われたが、その夜、大雨の日に「FLASH」の記者に追いかけられ、上岡師匠のことを訊かれるのだろうと思ったら、松本と中田敦彦の一件についてどう思いますかという取材だったという話だった。その一件についても触れ、枝葉を散りばめつつ、上岡龍太郎については簡潔に語り、11分のオープニングが終わった。

2023年4月8日土曜日

4月8日土曜日/東洋館に入れなかった

◇ テレビ

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「A-Studio+」は黒木華がゲスト。黒木華を初めて知ったのは山田洋次監督の「小さいおうち」だったと思うが、それよりもずっと前に、舞台でデビューしているんだな。ウィキペディアにあたると、野田秀樹、勘三郎との三人芝居なのだ。すさまじい。林海象が京都造形芸術大学の恩師だというのも知らなかったが、在学中に林海象の映画に出演もしていて、そのときの佐野史郎と一緒の写真も出た。事務所を紹介したのも林海象だという。そのほか、番組では、阪本順治、小日向文世、バナナマン日村にも取材をしていた。

 木曜の「ダウンタウンDX」は2時間特番。10年ぶりの大阪収録だというので録画しておいたが、期待したほどでもなかったか。まず、前半のブロックだけ観るが、前半は上沼恵美子がこの番組に初登場というのが目玉。そのほか、フワちゃん、ウエストランド、錦鯉、関ジャニ丸山隆平、高嶋政宏、ゆうちゃみ・ゆいちゃみ姉妹、えなこ、大久保嘉人というメンバー。「金銭感覚一斉調査」というテーマだったのだが、錦鯉のまさのりさんが、番組が用意した「藤子不二雄ランド」301巻セットを45万円で購入する場面があり、これにはちょっといやな気にさせられた。いや、まさのりさんは「藤子不二雄ランド」に思い入れがあるのかもしれないが、思い入れとは無関係に番組があっさりと用意してしまうのが乱暴すぎるんだよな。


◇ 浅草

 曇り空。午後から都内に。浅草に出て、まず、昼食。地下鉄の出口のすぐ目の前、いわもとQに入り、小鶏天丼セットを食べた。660円。それから、浅草東洋館に向かう。今日は漫才協会の公演に友近(水谷千重子)が出演するというので、これは観ておきたいと思ったのだが、ところがなんと、着いてみると、満員札止め(!!!)。東洋館で満員札止めなんて、考えもしなかった。東洋館に到着したのは14時過ぎ。予定では、出番は16時半からだから、これでもかなり早めに着いたつもりでいたのだが、ああ、読みが甘かったか。満員札止めと言われても、さすがにすんなりと帰る気にもなれず、窓口のおじさんに、帰るお客さんがいたら入れるんですかと訊いてみたら、入れないという。絶対に入れないのか、念のため、確認してしまったが、入れないというなら引き下がるしかないのか。今日はわざわざ、このためだけに浅草まで出てきたというのに、悔しいなんてもんじゃない。いわもとQに寄らなければ、もしかすると、入れた可能性はあっただろうか。しかし、ツイッターで検索してみても、東洋館も漫才協会も札止めの情報を出しておらず、なんにせよ、東洋館に着いてみないとわからなかった。東洋館なんて、かつては舞台上にも客を入れていたくせに、入場を断るとはずいぶん偉くなったもんじゃないか。






 途方に暮れてしまい、浅草をぶらぶらしようにも、観光客でごった返しているところをうろつくような気力はない。田原町のほうに歩き、Readin' Writin' にひさしぶりに寄った。それから、稲荷町のブックオフに寄るが、たいしていいものはなく、220円の単行本を1冊だけ買っていく。稲荷町のベローチェに入り、ひと休み。まだ釈然とせず、東洋館のタイムテーブルをここで改めて確認してみると、14時過ぎには着いていたのだから、第一部がまだ終わる前だったはずだ。入れないというけど、途中で帰る客がゼロとは考えにくいんだよ。窓口のおじさんもやけににやにやしたひとだったが、本当に入れないのかしつこく食い下がればよかった。

 ベローチェの外に出ると雨が降っていた。上野まで歩こうかと思っていたけど、傘がないからやめる。天気を確認してから店を出るんだった。稲荷町駅に飛び込み、銀座線に乗ったら、すっかり暗い気分になった。渋谷には寄らず、東横線に乗り、横浜まで戻ってくる。横浜に着いたら小雨になっていて、ビブレのブックオフに寄った。無駄に浅草まで往復した一日をとりかえせないかと思い、棚をじっくりと眺めていたら、ここでなんと、見事に掘り出しものを見つけたから暗い気分が吹き飛んだ。わからないもんだ。今日の運はプラマイゼロに着地する。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、予告どおり、「子ども記者会見」のコーナーに爆笑問題が登場した。爆笑問題は来週にもまたぐが、今日のところは、どうも深みのある話にならなかった。ケミカルドラマ「愛の爆発」は、先日の特番で説明されていたとおり、草彅剛に替わり、稲垣吾郎が主演になった。ほか、満島真之介、本仮屋ユイカ、佐津川愛美、厚切りジェイソンが出演。

 今日は「報道特集」も、普段は観ていない番組だが、坂本龍一の特集があるというので録画しておいた。坂本龍一の特集は30分ほど、この番組が今まで取材してきた坂本龍一の映像をまとめたような特集だった。元ちとせに取材をしたり、金平茂樹がリモート出演したりなど。後半には「お笑い米軍基地」の特集があり、期せずして、これも興味をもって観た。主宰の小波津正光というひとは、「ぽってかすー」というコンビだったひとだ。U字工事、米粒写経らと「漫才バカ一代」というライブに出演していたコンビ。いや、解散しているのかもわからないのだが、相方の比嘉モエルも少し登場した。しかし、それにしても、こういう報道番組で扱われると、面白さがまったく伝わらないのは困ったものだ。まじめなことを語らせすぎていて、もうちょっと柔らかく紹介できないもんかな。知名度が増すのはいいのかもしれないが、こんな紹介では、面白いことのわからない客が集まるという悪循環が起こりかねないだろう。

2023年4月7日金曜日

4月7日金曜日/ずぶ濡れ・くたびれる

◇ 麹町・永田町・渋谷

 朝から都内に。雨の予報なので、傘をもって出る。家を出るなり、風が強くてたまらない。昼食は麹町、銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。748円。この店は何度か入っている。永田町駅のほうに歩いていくと、都道府県会館の地下、改造社書店というのが気になり、ちょっと覗いてみたくなった。こじんまりとした店内、右側の棚にはやっぱり政治関連が多く、上向きに立てて並べてある新書の背表紙の上に重ね、数冊ずつ平積み、あるいは、面陳してあるような工夫がいい。左側の棚には旅行ガイドが多かった。都道府県会館だからか。文芸書や趣味の本はほとんど置いてないようだった。なにも買わないのにじっくりと棚を眺めていたら、「なにかお探しですか?」と店のおじさんに声をかけられ、ちょっと気まずかった。ここは老夫婦でやっているお店のようだ。


 外に出ると、風が強くなり、うなるような音をたてる。麹町のベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。三浦瑠麗と談春師匠が「FRIDAY」に撮られたことをここで初めて知った。明治座の「立川流三人の会」のロビーで三浦瑠麗を見かけ、落語が好きなことも知らなかったから、なんでこんなところにいるんだろうと思ったくらいなのだが、あのあとに談春師匠と会っていたとは驚いたな。さっそく、楽天マガジンでその記事を確認する。「FRIDAY」には坂本龍一の追悼記事もあり、ついでに、今日配信されていた「週刊ポスト」も読むと、たけしの連載でもやっぱり坂本龍一を追悼していた。「戦場のメリークリスマス」撮影時の思い出を語っている。「これで、生き残ったのはオイラだけになっちゃったよ。」

 ベローチェを出ると、雨が降った形跡があり、あれっと思ったが、ここで初めて、傘をあるところに置き忘れてきたことに気がついた。馬鹿だな。つまらない損害ばかりする。麹町から渋谷経由で帰ることにし、渋谷に寄ることもしばらくなかったから寄りたかったのだが、地下からセンター街に出ると雨が降っている。雨に濡れながら、まんだらけにわざわざ寄ったが、なにも買うものがなく、いよいよ面白くない。ビニール傘を買いなおしてしまおうかと、ツルハドラッグに飛び込むが、800円もするので阿呆らしくて買えなかった。雨に濡れながらセンター街を抜け、渋谷駅に戻ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 雨は止まず、ずぶ濡れになりながら夜に帰宅する。録画していたテレビをいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・樋口恵子)を観て、それから、火曜の「さんま御殿」を観る。この日は3時間スペシャル、2ブロック目には爆笑問題が登場した。ウエストランドも共演、野間口徹が初登場のほか、芳根京子、松本若菜、後藤真希、みちょぱ、岩井勇気、陣内智則、エルフ、もう中学生といういいメンバーだった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」もようやく聴くと、オープニングではまず、「SAYONARAシティボーイズ」について語っていた。太田が文化放送の西川あやのの番組に出演したときに会ったシティボーイズの話。そのあとには「ビバリー昼ズ」に出演した大崎洋を話題にする。大崎の本について、「俺は一気に9回読んだけどね。」と太田。大崎と坪田信貴が「ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演した際、太田の小説に嫌味を言っていたようで、そういえば、これも聴きそこねていた。Spotify のポッドキャストで、先週の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を確認すると、大崎洋と坪田信貴が出演したそのトークもポッドキャストになっていて、聴くことができた。この日は、11時台のゲストには戸田恵子が登場し、これも聴く。

 今日の「トーキョー・エフエムロヒー」もタイムフリーで聴いたのだが、ヒコロヒーが「NHK短歌」に出ることは知っていたが、初回はもう放送されてしまっていたのか。観たかったのに録画しそこねてしまった。再放送も今日の昼に終わってしまったようで、ならば、NHKプラスで観てみようかと、ログインしようとしたら、それができなくて困った。一度、登録はしているはずなのに、パスワードを確認するための入力をしても、メールが送られてこない。しかたがないから、登録をしなおすが、これはすんなりとメールが届く。登録しなおしてわかったが、これは仮登録で、本登録せずに放っておくと、解除されてしまうようだ。以前はなんの番組を観るためにどうやって使ったのかも覚えていないのだが、ファイヤーフォックスでは観ることができないようで、そんな馬鹿なと思ったが、しかたがないから、スマホにアプリを入れてスマホで観ようと思うが、ここまでの作業でくたびれて、もう観る気力が失せてしまった。

 寝っ転がって、スマホからインスタを見てみたら、新しい学校のリーダーズが「THE FIRST TAKE」に登場したというので、これは YouTube でさっそく確認した。23時頃には眠る。

2023年3月1日水曜日

3月1日水曜日/眠いから帰る




◇ 日比谷

 朝から都内に。今日はだいぶ暖かい。眠気で朦朧としながら、東海道線に乗り、新橋まで。日比谷公園を抜け、霞ヶ関に出る。そのあと、丸の内のほうに移動し、昼食にするつもりで八重洲地下街に降りたが、決められず、地上に出て、京橋方面に歩いた。華美という店に入り、回鍋肉定食を食べた。ご飯、スープ、サラダ、杏仁豆腐がつき、700円。安い。適当に見つけて入った店だが、この店は当たり。午後、日比谷で映画を観てしまおうと思い、銀座まで歩き、ベローチェに入ろうとしたが、混雑していてやめる。スマホを充電する都合もあるが、映画の前に仮眠をとりたかったから、ソファー席に座れないと困るのだ。もう1店、少し離れたベローチェにも行ってみるが、こちらも混雑していた。

 映画を観るつもりでいたが、眠気がひどく、どこかで仮眠をとれないとなると、日比谷で映画を観るのは無理だ。夜の上映に替えることもできたが、明日も予定があるため、あんまり遅く帰るわけにもいかず、体力的にきついときには映画は観ないほうがいいと判断する。

 有楽町から京浜東北線に乗れば、眠って帰れるだろうと考えていたが、昼間は通過駅になっているんだな。新橋からならば乗れるだろうと、山手線で新橋に移動するが、新橋も通過駅だった。まさか新橋を通過するとは思わず、たしかめもしないで新橋で降りてしまい、無駄なことをした。じゃあ、品川から乗るしかないかと、山手線に再び乗るが、寝過ごしてしまい、気がついたときにはもう目黒にいる。疲れてしまって、もうだめだ。結局、大崎から相鉄線直通に乗ることにして、無事に眠りながら帰ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 昼のうちに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれ。昨夜の「爆問×伯山の刺さルール!」は今田耕司がゲスト。VTRではなく、スタジオに登場した。爆笑問題がテレビに初めて出演したフジテレビの「笑いの殿堂」で今田・東野とは共演しているのだが、今田は「スタジオの隅でふるえちゃってさあ」と当時の爆笑問題の印象を語る。ひさしぶりに再会したときの太田の態度の変化、そして、長者番付が発表されていた時代は太田の収入を意識していたなど、初めて知る話がいくつもあった。今田がゲストの回は次週に続く。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は、この週もサンドウィッチマンがお休みで、ナイツが代役を務めていた。柴田が厳選する「ツッコミネタ祭り」という特別企画。大自然、THIS IS パン、トンツカタン、きしたかのが出演した。昨夜の「午前0時の森」は、以前、水卜アナが絶賛していたオリコンのライターがスタジオに登場。後半には、TAIGA の出張人生相談もあった。「イワクラと吉住の番組」は、先週に引き続き、せいや、男性ブランコ浦井をゲストに迎えた「睡眠の悩みに寄り添う」というテーマの回。スタジオには布団が敷かれ、いい声の浦井が羊を数え、みんなで眠りながら番組が終わっていった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、夕方から夜にかけて少し眠る。Spotify のポッドキャストでは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。昨日火曜のゲストがダースレイダーだった。「劇場版 センキョナンデス」が面白そう。

 昼に映画を観そこねたので、深夜、配信で映画でも観ようかと思ったら、アマゾンプライムも Netflix も料金未払いで登録が切れていた。なんという間の悪さだ。朝までにブログの更新をひとつ。

2023年1月25日水曜日

1月25日水曜日/スパークス!

◇ テレビ

 寒くて眠ってられず、早朝に目覚めてしまう。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は三遊亭好楽がゲスト。円楽追悼の回だった。昨夜の「さんま御殿」は「ひとり暮らし満喫女子」というテーマ。吉住、福田麻貴、水森かおりらが出演。鈴木蘭々をひさしぶりに観たが、この番組は初出演だというのが少々意外だった。さとう珠緒もひさしぶりに観た気がするが、発言の場面は少なかった。昨夜の「午前0時の森」は、水卜アナを名越康文がカウンセリングする企画が面白かった。昨日の「ぽかぽか」は、爆笑問題がゲストなので録画しておいた。太田について語る田中、「すごい優しいいいひとなのよ。」「これ、だから、岩井とかラジオとか聴いてるとわかると思うけど、弱者の味方なの。」 岩井「誰も見放さないんですよね。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・細川徹&五月女ケイ子)を聴き、午後には放送直後の「徹子の部屋」を観た。先週水曜に放送された「徹子の部屋コンサート」の続きで、今日は、ゴダイゴ、太田裕美、中村雅俊のトークとライブのダイジェスト。ミッキー吉野は美空ひばりの近所に住んでいて、ポメラニアンの子どもが生まれたらもらったりしていたという話をしていた。両者が横浜市磯子区出身というのは、地元なのでよく知っているのだが、そんな間柄だったんだというのは知らなかった。

 今日は外出せず、ずっと家にいたのにブログの更新ができなかった。テレビを観て、その合間にラジオを聴きながらときどき眠る。

◇ 映画

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。エドガー・ライト監督の「スパークス・ブラザーズ」を観た。去年公開された映画で、劇場で観たいと思っていたのに観逃してしまっていた。スパークスというバンドを追いかけたドキュメンタリー映画。スパークスについてはなんにも知らない状態から観たのだが、しかし、ジョルジオ・モロダーと組むあたりからみるみる面白くなっていき、そのあとはもう、なんてかっこいいんだと思いながら、まるで時間も感じさせずに夢中になってしまった。141分の映画だが、気がついたときにはもう2時間が過ぎていた。2時間のあいだに、みるみるファンになる。いや、これは劇場で観たかったな。スパークスが音楽を担当した「アネット」は劇場で観たのだが、これにはそこまで惹かれず、それよりも、「スパークス・ブラザーズ」を先に観ておけばよかったのだが、そんなことは観る前にはわからない。映画の仕事としては、ジャック・タチと映画を作る予定があったというのにも驚いたし、ティム・バートンが「サイキック少女・舞」という日本のマンガを映画化する企画もあったというのも知らなかったが、その音楽を務めるはずだったが、それも頓挫してしまう。どちらもじつにわくわくさせられる企画じゃないか。笑いの感覚とその姿勢、スパークスのふたりには電気グルーヴのすがたをついつい重ねたくもなった。


2023年1月15日日曜日

1月15日日曜日/財産

◇ 訃報

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、いったん眠りなおす。ツイッターを覗いてみたら、高橋幸宏の訃報を目にした。70歳。深夜2時台には訃報が出ていたようだが、10時近くなるまで知らなかった。この時点ではまだ、大手メディアによるツイートはないようだ。ああ。けして熱心なファンだったわけではないのだが。YMOに関してはずっと聴きそびれてきたという思いがあって、サブスク時代になってからようやくアルバムをひととおり聴いたが、世代的に、自分が音楽を聴くようになった90年代というのは、高橋幸宏の経歴を見てみるとどうやら穴のような時期で、スカパラとコラボの曲を出したりはしていたが、音楽よりもむしろ、「AXEL」(テレビ朝日)の司会であったり、竹中直人の番組でコントをしていたりというすがたに親しんでいたような気がする。しかし、それでも、「WIRE」ではスケッチ・ショウの、「ワールド・ハピネス」ではヒューマン・オーディオ・スポンジのライブを観ているのだから、これは大きな財産だ。

◇ テレビ・ラジオ・映画

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、ウエストランドがスタジオに初登場のほか、成田悠輔、福田麻貴、ゆうちゃみといった顔ぶれ。井口の顔つきが少し凛々しくなってきたように感じられる。番組終盤にはウエストランドの特集があり、井口のお母さんが地元の岡山からレポートし、そのあとにも、スタジオと生中継でつないだ。VTRには、ウエストランドの恩人として、K-PRO代表の児島気奈も登場した。「ワイドナショー」には、なんと、今田耕司が再登場。そのほか、田村淳、ウエンツ瑛士、豊崎由里絵という顔ぶれ。ガーシーが脅迫容疑で家宅捜索されたとのニュースがあり、ガーシーと田村淳の関係をここで初めて詳しく知れた。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は喰始がゲストで、面白い話をたくさんしていた。爆笑問題のふたりが学生時代、渋谷のショーパブでバイトしたときに厨房にいたのが梅垣義明と吹越満で、この関係を知らなかったが、ショーパブのネタの稽古をするのに、WAHAHA本舗の祐天寺の稽古場を使わせてもらっていたという。太田が、WAHAHA のあのアンダーグラウンドからテレビスターが生まれるとは思わなかったでしょうというようなことを言うと、喰始は「そりゃあ、おふたりだって一緒でしょう。」と返す。その当時、佐藤正宏や村松利史、作家の加藤芳一らと、太田は「俺らテレビに向いてないんでしょうねえ」と話していたという。

 夜になってから、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。アマゾンプライムで映画を1本。キャプラの「スミス都へ行く」を観た。つまらないわけではなかったが、眠くなり、何度か巻き戻して観なおした。2時間を超える映画だが、これはまた改めて観なおす価値のある映画。まぬけなもので、観終わったら眠気がおさまった。今日はブログの更新をふたつ。深夜3時頃に眠る。

2023年1月4日水曜日

1月4日水曜日/「東西笑いの殿堂」

◇ ラジオ・テレビ

 呼吸が浅く、変な夢を見ていた。これが初夢だと思うのだが、夢特有のはっきしない人物が登場し、知り合いなのか、芸能人なのか、よくわからなかった。朝、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をあれこれと。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、塙さんが声をつぶしていて、正月の「新春!お笑い名人寄席」でその声をしていたが、この日の午前中が収録だったんだな。オープニングのあとのコーナーには、冷蔵庫マンと八幡カオルが登場した。年末の友近の「シン・ラジオ」は、ちゃらんぽらん冨好さんがスタジオに登場。忘年会ということで、えんえんとカラオケ大会をする。

 11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」は今年初めの放送だが、番組は来週からだと思っていた昇太師匠。事務所から今日は「ビバリー」はないとはっきりと言われていたのに、10時45分ぐらいに事務所から電話がかかってきて、池袋演芸場の出番だったのを、急遽、変わってもらったという。12時台は立川吉笑がゲスト。

 ラジオを聴きながら少し眠り、午後、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・竹下景子)を観た。この番組も今日が今年初めての放送。それからまた少し眠りなおし、ブログの更新をようやくひとつ。

 今日は外出せず、家にいる日は録画をばんばん片づける。昨日放送された「東西笑いの殿堂」を、なにしろ、4時間の番組だから、なかなか一気に観る時間も作れず、去年も録画したまま観そこねているのだが、今年は正月気分があるうちに観てしまいたいと思った。毎年1月3日に放送されるNHKの寄席番組。司会は爆笑問題。あとからすぐに中川家も登場し、それぞれが東西のキャプテンという役割。かつては「初笑い東西寄席」という番組で、東京と大阪、4箇所の劇場から中継を放送する番組だったが、数年前にタイトルが変わり、スタジオがメインになった。4箇所の中継はタイトル変更以降も続き、それぞれ、東京は落語協会と落語芸術協会が、大阪は吉本と松竹の寄席の雰囲気が味わえる。今年のレポーターは、大阪千日前はミルクボーイ、大阪心斎橋はチキチキジョニー、上野鈴本演芸場は柳家わさび、新宿末広亭はナイツが担当。ナイツは最初はスタジオにいたのだが、あとから移動した。演芸はスタジオから始まり、トップは西軍から、すゑひろがりずが登場した。しかし、インチキ狂言がおめでたい芸みたいな扱いになっているのはまずいんじゃないのか。東軍のトップはダイヤモンド。そのあとには「今年挑戦したいこと」を2組に訊くコーナーがあり、ダイヤモンドは「神奈川県を盛り上げる」と答え、明らかに黒岩知事に似ていることにつなげるつもりだったのだが、このタイミングで中継が始まるチャイムが鳴ってしまい、なんだかわからないところで切られてしまった。千日前からミルクボーイの中継になり、ここには宮川大助・花子が登場した。車椅子に乗る花子を大助が押して登場したのだが、しかし、明るくて元気そうだ。続いて、スタジオには矢野・兵動が登場し、絶品の漫才。そして、千日前NGKからの劇場中継になり、ミルクボーイ、和牛、のりお・よしお、阪神・巨人と続く。スタジオに戻り、なすなかにし、アメリカザリガニ、神田伯山「扇の的」。鈴本からの中継を少し挟み、スタジオにはカンカラが登場。そして、改めて鈴本から寄席中継。風藤松原、鏡味仙志郎・仙成、柳家喬太郎「擬宝珠」。スタジオに戻り、「新人大賞」の受賞者、スパイシーガーリック、立川吉笑「ぷるぷる」と続いた。ここで前半は終了。後半は、司会陣と伯山のトークからスタートする。さっそく悪態をつきまくる伯山だが、初対面の中川家との会話はまるでなかったのが惜しい。続いて、賞レースの王者2組、ウエストランド、ビスケットブラザーズ。それから、錦鯉、三拍子と続き、この流れで、桂文珍が登場、「携帯供養」という新作落語をやった。時代性をかなり取り入れた内容だったが、LGBTQのネタはだいぶ危なっかしいと思った。続いては、末広亭から寄席中継。おせつときょうた、ナイツ、桂小すみ、桂宮治「たらちね」。スタジオに戻り、スーパーマラドーナ、U字工事。心斎橋角座からの劇場中継になり、チキチキジョニー、シンデレラエキスプレス、横山ひろし・春けいこ、はるか・かなた。関東の人間にとっては、毎度、この松竹のブロックは貴重な時間だ。大好きなシンデレラエキスプレスの漫才が嬉しい。劇場もいいサイズに感じられる。そして、スタジオに戻ると、司会席にはスーパーマラドーナが立ち、キャプテン対決。まずは西軍の中川家、続いて、東軍の爆笑問題。これが最後かと思ったらまだあった。最後はレジェンド対決、東軍は堺すすむ、西軍はザ・ぼんちが登場。この2組の並べかたにも違和感はあるのだけど、堺すすむが歳をとってしまったのかどうも弱々しく、ウケないから、後半はわかりやすいネタに替えていったように感じられたが、それが逆効果で、ますますウケなくなっていったように思えた。番組側も、オファーする前に最近の舞台を確認するようなこともしないのだろう。対して、ぼんちはパワフルな漫才だった。番組最後には、番組冒頭からずっと引っぱっていた特別審査員のすがたが明らかになる。どうでもいいと思いながら観ていたが、今年の大河ドラマの出演者だというその正体はハナコの岡部だった。VTRでは松重豊からのメッセージもあり、4時間の寄席番組が大河ドラマの宣伝で終わった。

 4時間の番組をずっと集中して観ているわけにもいかず、テレビを観ながら、オンライン将棋を指したりもしていた。1級から、ついに初段に昇格した。新年からおめでたい。

◇ 映画・雑誌

 去年の「文藝春秋」100周年記念企画にあった小林信彦の映画ベスト100 を、今年こそは順に観ていこうと思い、アマゾンプライムにあるものを手帳にリストアップしていくことから始めた。洋画のほうは、年代が古いものが多いせいもあるが、かなりの数を無料配信で観ることができる。新年に観た山中貞雄監督の2本もこのベスト100 に入っているのだが、今夜はまず、そのなかからレオ・マッケリー監督の「人生は四十二から」を観た。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の中野翠の連載では、2022年の私的映画ベストテンが発表されていた。1位は「クライ・マッチョ」。これは観そびれてしまった。10本のなかでは「声もなく」と「わたしは最悪。」を映画館で観たが、「わたしは最悪。」はまさに、中野翠の「文春」のシネマチャートの評を読んで観たくなったんだった。そのほか、石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」もあり、こちらは「太田光の炎上騒動が突きつけたこと」と題している。これを読むまで知らなかったが、昨年末に「ニューズウィーク日本版」のサイトで、石戸諭は太田にインタビューしていたのだ

2022年12月9日金曜日

12月9日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ 大手町・川崎

 早朝に起きあがり、朝から都内に。昼食は大手町、地下通路にあるめとろ庵で、カツ丼セットをさっさと食べてしまう。710円。ファーストスクエアのドトールに入り、ひと休み。外に面した席にコンセントあり、スマホの充電をしつつ、今夜の「タイタンシネマライブ」の予約をしておく。前日にしようとしたら、劇場ではまだ扱っておらず、ぴあだけの販売になったのだろうか。今日は都内にいるから、日比谷の劇場で予約するのが都合がいいかと思ったが、日比谷はなんと売り切れ。神奈川県の劇場では売り切れることなんてないんだけどな。しかたなく、川崎で予約し、夕方になってから川崎に移動。モアーズのブックオフに寄るが、買いたいものがまったく見つからず、かえって時間を食った。店内をぐるぐるまわり、220円の文庫本をなんとか1冊選んで買っていく。

◇ ライブ

 ブックオフに寄っていたらちょうどいい時間になり、TOHOシネマズ川崎に。2ヶ月に一度の恒例、「タイタンシネマライブ」。チケットを引き換え、上階の劇場に。通路のすぐ後ろの列、D列のいちばん左端の席をとった。開演前には「田中裕二の野球部」の映像が流れる。19時半開演、登場順に、まんじゅう大帝国、しびれグラムサム、春とヒコーキ、ネコニスズ、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、トム・ブラウン、シティホテル3号室、ウエストランド、ヒコロヒー、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。宮下草薙も出演予定だったが、コロナのためにお休み。エンディングトークは、まず、トム・ブラウンが登場し、トム・ブラウンも残ったまま、ヒコロヒーもそこに加わる。そこへさらに、「M-1」決勝進出を決めたウエストランドとキュウが登場。この2組にゲストがマイクを渡してしまい、ゲスト陣はしゃべれなくなってしまった。初登場のヒコロヒーは、電話で悩みをうちあけ、いいところを言ってもらおうとする女のコント。トム・ブラウンは、成人を迎える女性タレントを合体させる。爆笑問題の漫才は、ふたりそろってサッカーを知らないのにサッカーのネタをするから、そこで笑いが起きてしまった。BOOMER&プリンプリンの「遠山の金さん」のコントは古いネタだと思うが、伊勢の町娘が外国人だったというオチはさすがにひどい。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「アメトーーク!」は「アントニオ猪木スゴイぞ芸人」。有田哲平、勝俣州和、ケンドーコバヤシ、古坂大魔王、増田英彦、ユリオカ超特Qというメンバー。先週に引き続き、蛍原が不在、土田晃之が代打MCを務め、MC側にはフワちゃんも座る。2週連続のプロレス企画で、今週も秘蔵映像がたくさん流れた。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」は、松陰寺の第1子誕生ドキュメント。シュウペイはそのことを「オールナイトニッポン」の生放送中に知らされる。「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」という番組も妙に面白く、続けて観ている。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に元りあるキッズの記事あり。昨年、「FRIDAY」がふたりの再会に密着して以降、関係がだいぶ修復しているとは知らなかった。深夜1時頃に眠る。

2022年11月22日火曜日

11月22日火曜日/撃退されてるのか





◇ 人形町

 今日も朝から都内に。イヤホンが壊れているため、電車内は読書をする。いつも朝は眠いからラジオを聴いてしまっていたが、読もうとすれば、けっこう読めるもんだ。人形町に出て、用は午前中に片づき、昼食にする。適当に歩きまわり、アケボノヤという店に入り、牛すじスパイシーカレーを食べた。850円。スパイシーというんだからわかりそうなもんだが、なかなかの辛さで、鼻水が出た。人形町のベローチェに入ろうかと思っていたが、混雑していてやめる。人形町から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、早い時間に横浜に戻ってくる。

 星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと三角チョコパイよくばりいちごを食べた。しばらく読書をして、それから、コーナンに寄り、上階のダイソーで新しいイヤホンを買った。ここ数年は、ダイソーの330円のイヤホンを使っているが、だいたい、1年も経たずに壊れる。そのほか、封筒とプチプチも買い、プチプチを抱えながら夕方には帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。まずは「徹子の部屋」を2日分、昨日のゲストはカルーセル麻紀、今日のゲストは岩合光昭。昨夜の「キョコロヒー」は、サッカーW杯応援スペシャルとして、霜降り明星せいやと、日向坂の影山優佳が登場した。VTRには本田圭佑も登場。サッカーに興味がないから、ありがたみはよくわからない。放送されたばかりの「さんま御殿」もすぐに観てしまうと、「夫婦のお金どっちが握ると幸せ?」というテーマで、吉本浩二が再登場していた。前回の出演時に「踊る!ヒット賞」は獲ったものの、てっきり、最初で最後だろうと思っていた。

 タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こはるさんの真打ち昇進はここですでに語られていたんだな。12時台は、志の輔師匠がゲスト。こういう一門だからばらばらだよと高田先生。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴くと、昨日は談志師匠の命日ということで、お別れの会の思い出を語っていた。昨日の「ビバリー」にも触れられ、直前に聴いておいてよかった。

 どうもからだが痛く、横になってラジオを聴いていたが、眠くもならず、かといって、起きあがるような元気もない。寝っ転がりながら、ブログの更新をひとつ。部屋にはネズミの気配があり、そこらへんを動きまわっている気がするのだが、あいかわらず、YouTube でネズミが嫌う音を流してるのに、ネズミはもう慣れてしまったんだろうか。この音を流していると、自分のほうがあたまが痛くなってしまい、どっちが撃退されてるのかわからない。

2022年10月14日金曜日

10月14日金曜日/洋光台・上大岡

◇ テレビ

 早朝から数時間だけ眠り、起きあがって、録画していたテレビ番組をいくつか。10月1日放送、ぺこぱの特番「2ショット ダレカとダレカのドキュメント」(テレビ朝日)をようやく観てみたら、これがとてもいい番組だった。伊集院光、佐久間宣行、福田麻貴も出演。前半と後半、2組のドキュメントを扱い、それぞれ、シュウペイ、松陰寺が取材をする。前半はまず、奄美大島のコミュニティFMをシュウペイが取材する。街の商店のように、防音もなんにもしていないところにラジオブースがある、その光景からもう面白く、ラジオをよく知る伊集院、佐久間も反応する。そこのパーソナリティである渡陽子さんと、あまみエフエムを立ち上げた麓さんのドラマ。後半は松陰寺が、ロッテに入団した白血病の子を取材する。このニュースも知らなかったのだが、TEAMMATES事業というのがあるんだな。小学5年生の宇都宮幹汰くんと高部瑛斗選手のドラマ。高部選手は弟を白血病で亡くし、白血病の子の支援活動をしている。番組最後は「ぺこぱポジティブNEWS」と同じく、松陰寺のひとり語りで終わった。そして、「ぺこぱポジティブNEWS」も2週分まとめて観ると、こちらは2週にわたり、「地下芸人飲み会」という企画。モグライダー芝、ウエストランド井口、虹の黄昏、ゆーびーむというメンバー。

◇ 洋光台

 午前中から外出。小雨。雨降りが続く。叔父宅に用があり、根岸線の洋光台まで。洋光台は何年ぶりだろうと思ったが、そういえば、「シン・ゴジラ」の公開後に一度きていることを思い出した。あの映画にはなぜか洋光台が登場する。叔父宅といっても、もともとは祖母の家だったから、子どものころからなじみの街なのだが、浜書房に寄っていこうとしたら、なんと、窓のなかががらんどうになっている。閉店してしまったのか。どうもまだ、撤退してから日が浅いような雰囲気だが、子どものころからあった本屋がなくなるとはショックだ。この浜書房では、マイクル・クライトン「ジュラシック・パーク」のハードカバーの単行本上下巻を買ったことをぱっと思い出した。子どものころも現在も、海外の小説はめったに読まないのだが、これは藤子・F・不二雄が帯を書いていて、映画化前にたまたま読んだのだった。洋光台には浜書房が2店あり、もう1店、団地の広場の側にあった浜書房もなくなり、こちらは学習塾になっていた。




◇ 上大岡

 叔父夫婦にひさしぶりに会い、夕方まで、およそ4時間ぐらいしゃべっていた。今夜は「タイタンシネマライブ」があるのだが、洋光台に用ができたため、上大岡の劇場でチケットを予約した。根岸線の洋光台から京浜急行の上大岡まで、電車で移動しようとすると難しいのだが、距離にするとたいしたことはなく、歩けないことはない。子どものころに歩いたこともあるが、そのころのほうがむしろ上大岡は遥か遠い街に感じられていたものだが、しかし、四十代後半になった今のほうが、不思議と歩くのが得意であり、この距離ならば何分で着くという計算が立つ。グーグルマップを活用できるようになったことも大きく、散歩に革命をもたらしている。洋光台の叔父宅を出発し、屛風ヶ浦方面にずんずん進み、打越の交差点を左に曲がる。打越に歩道橋ができていたが、これは最近のことではないのだろう。すでに日が暮れてしまい、風景がよくわからなかったが、明るい時間に歩いていればもっと別の感慨もあっただろうか。

 30分ぐらい歩き、上大岡に到着した。昼食を食べそこねているが、叔父宅でお菓子などをいただき、たいして腹は減っていなかった。それでも、一応、食べておこうかと、吉野家に入り、牛ハヤシを食べた。569円。そのあと、マクドナルドで時間をつなごうかと思っていたが、行列ができていたのでやめる。


◇ ライブ

 もうちょっと計算して出てくればよかったのだが、時間が中途半端になった。TOHOシネマズ上大岡が入っているミオカの地下のスーパーに寄り、とりあえず、飲みものだけ買っておく。ミオカには書店もなくなってしまったようだ。まだだいぶ早いが、18時45分には劇場に移動し、チケットを引き換え、時間までベンチで休んでいた。隔月恒例の「タイタンシネマライブ」。19時半開演、出演順に、春とヒコーキ、鎌、キュウ、シティホテル3号室、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、ダニエルズ、日本エレキテル連合、ウエストランド、金の国、納言、流れ星、BOOMER、爆笑問題という14組。今回は、ウエストランドの「お花届いたよ」を連呼する漫才にいちばん笑った。ここ数回のウエストランドが異様に面白く、「M-1」も行けるんじゃないだろうか。ほかは、エレキテルがあいかわらずひどいコントをやっているのが面白いのだが、まんじゅう大帝国、脳みそ夫はずっと低調。ダニエルズは「M-1」用なのか、漫才をやっている。鎌というひとは初めて観たが、タイタンの新人で、チンコが入れ替わるひとりコントをやった。エンディングは、まず、YouTube に出演しているメンバー、河田、エレキテル、井口、シティホテル3号室が登場。そのあとにはゲストがひと組ずつ、金の国、納言、流れ星と順にトークをした。


  少し読書していきたく、マクドナルドに寄っていく。つい数日前に買えた、爆笑問題特集の「クイック・ジャパン」を今日はカバンに入れてきた。去年、ちょうど、「クイック・ジャパン」のインタビューがもとで小山田圭吾が叩かれていた時期に出た号だ。てれびのスキマさんによる太田光インタビューは、まるで、つい最近の炎上を予見しているような内容で、面白い質問をぶつけている。

 ツイッターを覗いてみると、三遊亭天歌のパワハラ騒動に進展か。YouTube 動画も出し、徹底的に戦う姿勢を示しているようだが、どう転んでも幸せにならない戦いに踏み出しているように見える。円歌から心が離れたというより、とても執着しているのではないか。しかし、これが笑いに転化されるようなウルトラCはないものか。どんなネガティブなことであろうと笑いにするのが落語家の世界ではないのか、そのような世界であってほしいという幻想が自分にはまだある。

 帰宅は深夜になり、ひどい眠気で、テレビを観る気にもなれず、音楽を聴きながら眠ってしまおうとするが、その前にまたツイッターを覗いてみたら、らく坊さんが亡くなったという志らく師匠のツイートを目にし、声を出して驚いてしまった。今朝にツイートされていたのを、この時間まで知らなかった。

2022年10月7日金曜日

10月7日金曜日/ユーミンの特集

◇ 生活

 早朝から眠り、やや遅めも時間に起きあがる。まず、ブログの更新をしようとするが、どういうわけか画像がアップされず、いろいろと工夫してみてもどうにもならず、どうしたもんかと困っていると、急に普通にアップできるようになり、なぜなおったのかわからない。ずいぶん無駄な時間を過ごした。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、磯山さやかが「ラヴィット!」でレッツゴーよしまさと共演したそうで、普段の志村のものまねが似すぎていて泣いてしまったと興奮気味に語る。12時台は、ミッキー・カーチスがゲスト。ミッキーさん、タイに住んでいたが、今は北海道に移ったのか。ツイッターを見ていないから、近況がわからなかった。絵を描き始めるようになったそうで、その個展が代官山のギャラリーであるために東京にきている。高田先生のツッコミに、ときどき、むっとしてみせるのも、ぴりっとしていて面白かった。この番組に、高田先生よりも目上のひとが登場することもだいぶ少なくなっている。

 遅くなってしまったが、夕方に外出する。雨降り。ざんざん降りで、すぐに靴のなかまで濡れてしまった。かつやに寄り、ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼を食べた。100円引き券を使い、659円。1時間ぐらいですぐに帰ってくる。

 ブログをもうひとつ更新しようとするが、眠気がひどくなり、書きかけのまま、1時間ぐらい眠ってしまった。目覚めてから仕上げる。なにをしているわけでもないのに、どうもだるい。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」を2日分、昨日のゲストは笑福亭鶴瓶。今日の放送は、広瀬アリスが初登場。昨夜の「アメトーーク!」は恒例企画の「コンビ芸人ホームルーム」。キャイ~ン、ダイアン、マヂカルラブリー、さらば青春の光が出演。MC側には、タカアンドトシのトシが座った。

 タイムフリーで、今日から始まった新番組「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。ヒコロヒーの「CURIOCITY」がリニューアルした番組だが、こんなタイトルにするかなというようなタイトルだ。ゲストなしになり、曲数が増えた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では、林真理子と能町みね子が、それぞれの連載コラムで、国葬での菅義偉の弔辞について、両極端な感想を記している。「週刊新潮」は、中山秀征の連載が面白い。今週はついに、ABブラザーズについて語っている。コンビ活動のその後、「相方松野も自分のお笑いを求め、インクスティック芝浦で「ホンジャマカ」という一座を立ち上げました。」と書いてあり、それ以上の説明はないのだが、これは知らない話だったので驚いた。ホンジャマカはそもそも、松野大介が立ち上げた集団だったのか。「墓碑銘」の欄は円楽を扱い、広瀬和生、吉川潮がコメントを寄せている。「FRIDAY」には、中川パラダイスと鳥居みゆきがユニットを結成し、ライブを開催するという記事があったが、林灰二が演出するんだというところにちょっと驚いた。林灰二という名をひさしぶりに目にした。「週刊テレビのウラ側」というコラムでは、港浩一のフジテレビ社長就任により、とんねるず復権の可能性が噂されているとか。「週刊ポスト」のたけしの連載は猪木追悼。たけしプロレス軍団の思い出が語られている。

 「POPEYE」の最新号は、「僕にとっての、漫画のスタンダード。」というコミック特集。ダウ90000 の蓮見翔が、田島列島「水は海に向かって流れる」と九井諒子「ひきだしにテラリウム」を紹介している。ギャグマンガ特集には堀道広が登場し、ここで紹介されている「カッラフルなエッッブリデイ」という作品にも興味が湧いた。コンビニ本の「マイファーストビッグ」について書かれた記事も気になり、これはブックオフで見かけたら注意しておこう。しかし、今どきのコミック特集を読むと、自分のマンガ歴はつくづく90年代で止まっていると感じてしまうなあ。

 月曜に配信されていた、ユーミン特集の「BRUTUS」もようやく読んだ。「民放ラジオ99局と作る松任谷由実特集」と題し、ラジオパーソナリティが多数登場し、ユーミンについて語る。清水ミチコと寺坂直毅の対談、横山剣、藤原ヒロシ、松任谷正隆、鈴木敏夫らのインタビュー、爆笑問題とユーミンの対談など、もちろん、ユーミンのインタビューもたっぷり。藤原ヒロシのインタビューでは、「ユーミンの個性って、ずっとモラトリアムな感じが残っているところかな。だからこそ世の中の大きな流れが見えてくる部分もあるし、その中に入らない、というのもあると思います。」「僕はユーミンのことを、大メジャーのアーティストだと思ったことって一度もない。ずっとオルタナティブなところにいる人、オルタナヒーローなんですよ。」 と語られている、このモラトリアムというキーワードが、爆笑問題との対談ではユーミン本人からも語られる。ユーミン「あの、爆笑問題さんも、私も、どこか学生感覚でいるところがないですか?」「そういうモラトリアムの視点で世の中を見ていると、なんかわかることってあるじゃないですか。逆に大人の世界とか、駆け引きとか。そこに入っていっちゃうんじゃなくて、ずっと、それこそ無責任に傍観していると、見えてくることってあると思うんですよね。」「端と端、エッジーなことは見えやすいんだけど、中庸というのが実は一番変化していて、見えづらい。でも、中庸に居続けることが、ポップだと思うので。一回ぽっきりだったら、ものすごく過激なこととか、すごく保守的なことができるんだけど。音楽的にもそうだし、世の中もそうなのかもしれないです。中庸というのが実はすごく、難しいことなのかもしれません。」 横山剣さんが語っていることも、ユーミンのポピュラリティについて。「ユーミンさんの歌には、多摩丘陵の神秘のような魅力がありますね。単なるソフィスティケートされたシティポップでなく、中に龍が入っているような、神がかったスピリチュアルなパワーを感じます。地霊ごと盤に刻んでいる気がして、それはフィラデルフィア・ソウルのようで合点がいくんです。細野晴臣さんが中沢新一さんと対談した『観光』という本でも、ユーミンさんをアメノウズメノミコトになぞらえていましたが、本の中で2人がしているフィールドワークのように、ユーミンさんも国道16号という経路のツボに鍼を打つような、しかもそうした一連をさらっとスタイリッシュに表現するから、ここまでポピュラリティを得られるんじゃないかと。」 特集外では、巻末連載ページ、やついいちろうと宮沢章夫の平常心ブラザーズの連載はこの号が最終回だった。

 Spotify のポッドキャストで、いつの間にか、「問わず語りの神田伯山」が配信されるようになっていた。いつからだろうと思ったが、今日の放送で、ちょうどそのことを知らせていた。検索してみると、TBSラジオの番組がほかにもいろいろと配信されるようになっている。「問わず語り」は、放送後にすぐに配信されているのがありがたい。ポッドキャストでは「人間の証明のテーマ」はなし。今日の放送では、歌舞伎座公演の件で、談春師匠から電話がかかってきた話をしていた。まだ眠れず、ポッドキャストをいろいろと聴きながら、深夜3時半頃に眠る。


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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...