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2023年10月12日木曜日

10月12日木曜日/俺は並びたくない男

◇ 雑誌

 朝、ブログの更新を一気にふたつ。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では鈴木おさむの新連載が始まった。「断筆宣言」と題し、まず、来年3月で放送作家を辞めることを発表している。そして、「文藝春秋」1月号に書いたSMAPの小説について、それに対するスマイルカンパニーの対応が書かれている。事務所の圧力で辞めるわけではないと強調されてはいるのだけど、いや、これはやんわりとした告発じゃないのか。鈴木おさむってひとには今まであんまり関心がなかったけど、ちょっと認識が変わってきたな。そのほか、宮藤官九郎の連載では、「徹子の部屋」の島田珠代の回について書いていた。

◇ 横浜・二俣川

 午後から出発。横浜駅に出て、まず、昼食。改札内にある星のうどんに入り、豚角煮丼と冷やしうどんのセットを食べた。710円。東口に用があり、そのあと、平沼のブックオフに寄っていくが、あいかわらず買うもののない店だ。220円の文庫本を1冊だけ買う。百均に寄る必要があり、グーグルマップで検索すると、スカイビルの5階にセリアがあった。前にも調べたことがあったかもしれないが、利用したことはなかった。言ってみると、なんでこんな5階にあるんだろうと思うような場所。買いものして、ポルタのマクドナルドに寄ろうかと覗いてみるが、混雑している。横浜を離れ、星川に移動した。星川のマクドナルドで読書しようと考えたが、ところが、こちらもレジに列ができている。ならば、和田町はどうかと行ってみる。今は定期券を買ってあるから、移動が自由だ。しかし、和田町のマクドナルドもやはり列ができていた。行列に並ぶのがなによりも嫌いだ。この時間帯が悪かったか、無駄にあちこち移動してしまった。二俣川のマクドナルドにも行ってみるが、結果は同じ。もう帰ろうかとも思ったが、今月6日にオープンしたジョイナステラス3を覗いてみたくなった。先日、二俣川に行ったときにはもうオープンしていたのだが、そのときには気がつかずに寄りそこねてしまった。上階にフードコートがあり、21時までやっているというのは便利だ。ぐるっとまわってみたが、コンセントは見当たらす、無論、コンセントがあるほうがもっと便利だ。いずれ利用するだろう。

 しかし、やっぱり、帰る前に読書をしたいと思い、あまり金は使いたくないが、ドン・キホーテのサイゼリヤに行ってみようと思った。しかし、サイゼリヤも混んでいて、順番待ちのお客が入り口に座っている。こりゃだめだと思い、あきらめる。下階のダイソーに寄り、買っておきたいものを思い出し、ここでまた買いものをした。ここで寄るんだったら、スカイビルのセリアにわざわざ寄らなくてもよかった。少し時間が経ったところで、サイゼリヤはもう待たずに入れるのではと思い、行ってみると、待っている客がいなくなり、いいタイミングだと思って入ろうとすると、向かい側からやってきた客が3名、うそみたいなタイミングで自分よりも先に店に入った。そんな意地悪なタイミングがあるかい。順番待ちのリストにいったんは名前を書き、待とうとしたが、こんなの待ってられるかと思い、名前を線で消し、サイゼリヤを出ていく。初心に返り、やっぱりマクドナルドに入ることにした。この店も並んでるんだか注文済みなんだかウェブで注文してるんだか、わからない客がカウンター前にたむろしているから、混んでいるのか、それとも混んでいないのか、まるで判断を狂わせる。並んでいるのかと思っていたおじさんはじつは並んでいなくて、つまり、誰も並んでいなくて、すぐに注文できた。アイスコーヒーと三角チョコパイを食べる。スマホの充電をしながら、気の済むまで読書をした。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は伊東ゆかりがゲスト。徹子さんが洋服を褒めると、浜木綿子からもらったものだという思いがけない名前が出てきた。徹子さんも驚いてみせるのでここで初めて知ったのかと思えば、浜木綿子からメッセージが届いていて徹子さんが読みあげた。テレビ朝日に残る「ザ・リクエストショー」という番組の映像が流され、この番組では元夫の佐川満男と共演している。今日の「徹子の部屋」は MISIAがゲスト。5年ぶり、2回目の出演。5年前は観たのかどうか、覚えていないな。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、まず、前半は「ダブル八百長対決」の第4弾。大西ライオンとモト冬樹のゴルフ対決に笑う。後半は「マジで死ぬかと思ったエピソード誰でも1つは持ってる説」。VTRに登場した80代の女性が、終戦直後に中国の内戦に遭い、共産党と台湾側が撃ち合いをしていたというと、藤本美貴が「うええ」とリアクションしてみせる。窓から顔を出したら銃弾が通ったという話に「こわあ」だって。馬鹿か。こんな壮絶な話を型通りのワイプ芸で処理するなよ。

 昨夜の「あちこちオードリー」のゲストは、ロッチ、ぱーてぃーちゃんという、ワタナベの先輩後輩という組み合わせ。すがちゃんの愚痴が可笑しい。山里を目指しているのに狩野英孝になりつつあるすがちゃん。きょんちぃがじつは漫才にアツいというのも面白い。そして、信子は徳川家康の末裔。ロッチのふたりからは、お笑いの感覚のない with B のエピソードが出た。

 タイムフリーで、「爆笑問題カーボーイ」を2日遅れで聴く。NHKの岡田惠和のラジオ番組に太田が出演したそうで、そこから、太田がシナリオセンターに通っていた話になった。岡田惠和はじつは「爆笑問題のススメ」に出演したことがあり、その同じ日の収録が久世光彦の回だった。話はさらに、久世光彦の思い出にもなっていった。

 夜もまた、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊新潮」には落語界の記事がわりとよく載るのだが、三遊亭天歌が吉原朝馬門下に移っていたことを今号の記事で初めて知った。吉原馬雀という名になったようだが、しかし、ということは落語協会に残ったってことか。「FRIDAY」には、ジャニーズ派閥相関図の記事があり、これは勉強になる。「昭和50年男」は赤坂泰彦を表紙にしたFMラジオ特集。まさに昭和50年生まれなのだけど、FMラジオはぜんぜん触れてこなかった世界だ。

2023年9月23日土曜日

9月23日土曜日/誕生日はドジな幕開け

◇ 誕生日

 だらしなく誕生日を迎えてしまった。48歳。例年ならば、予定を空けておくつもりが、そうもいかない状況がある。早朝から少し眠りなおし、ラジオを聴きながらブログを更新する。タイムフリーで、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いていたら、バンバンバザールの元メンバーのひとの曲がかけられた。検索してみると、今、バンバンバザールってふたりだけなんだ。のんびりとブログを更新しようとしていたが、時間を勘違いしていたことに気がつき、大慌て。昼に出ればいいんだと思っていたが、昼前に着いていなければならなかった。時間が変更されたことを忘れていたのと、昨日の記憶とごっちゃにもなっていた。誕生日だというのに、しっちゃかめっちゃかで家を飛び出すドジな幕開けになった。

 横浜駅まで出て、西口、旧ダイヤモンド地下街の端っこまで歩き、地上に出る。交差点を渡ろうとすると、歩道橋が工事中でふさがれていた。いつも行く手を阻まれてばかりだ。歩道橋の工事がやけに流行っているのか、また迂回させられるのかと思ったが、エレベーターが使えた。まだまだ前に進める。用事が片づき、地下に戻る。トイレに寄りたく、天理ビルにひさしぶりに入ってみたら、カレーの市民アルバがあった。この店、いつからあるんだろう。スタミナひき肉カレーを食べる。720円。





 ベローチェに入り、ひと休み。朝からばたばたしていたのがようやく落ち着き、さて、今日の誕生日はどうするか。しばらく読書をして、それから、ビブレのブックオフに寄っていく。先日、棚がすかすかだったのを見て、買いものを見送ったのだが、今日もすかすかのままだ。もうつぶれかけの店のようではないか。おまけに、腰を痛めてしまい、低い棚を見るのにしゃがめない。110円の文庫本を1冊だけ、アプリの100円引きクーポンを使い、10円で買う。


 星川に移動し、保土ヶ谷図書館に寄る。雑誌と借りなおしを含み、4冊借りていく。マクドナルドに入り、読書の続き。アイスコーヒーと月見パイを食べる。

 図書館で借りている「もっと知りたい やきもの」を読み終えた。2020年刊、東京美術。先日の経験から急に古美術に興味をもち、なにか初歩的な本を読んでみたくなったのだが、いきなり読んでみても覚えられることはなかなか少ないものだが、まえがきに書かれていた「やきものの「どこ」を見るか」をまとめた図には、これだけでもはっとさせられるものがとてもあった。下から「土・釉薬(素材の表情、質感、美しさ)」「かたち・大きさ・作り・重み」「文様・色彩」「意味」の順に矢印が引かれている。これは時間的な順番ではなく、共通度の高い要素を土台にして、低い要素を上に積みあげていると解説されている。これはほかの芸術作品、演劇や文学においても当てはまりそうではないか。



 コーナンの2階のダイソーで買いものをして、ライフにも寄り、ちょっといい弁当を買ってから、夜遅くに帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に古田貴之が登場。このひと、人柄が素晴らしいな。四足歩行のロボットもスタジオに登場。ロボットには感情はないのに、ロボットに感情を動かされるのはなぜだろうか。「Nキャス」も冒頭だけオンタイムで観た。夜になるといよいよ肌寒くなり、布団をかぶり、ブログを更新しようとするが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら眠る。

 ツイッターを覗いてみると、漫才協会のアカウントが訃報を伝えていて、誰だろうと開いてみたら、カントリーズのえざおの名前に大きな声が出てしまった。

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2023年9月12日火曜日

9月12日火曜日/知らぬ間に傷む

◇ 生活

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの下書きをする。支出がいくつか重なるようなことがあると、疲弊がひどく、ブログの更新がぴたっと止まってしまう。どうしたらいいもんだろうか。メルカリで売れた本に傷みが見つかり、その連絡をするのも疲弊の原因になる。なんにせよ、管理状態が悪いのはだめなのだが、登録してからだいぶ月日が経つものは、地震などで知らぬ間に傷んでいたりして、どういうわけか、狙ったようにそんな本から売れていく。そのつど、ひとこと、おことわりの連絡を入れなければならず、問題ないですよと言ってもらえるととてもありがたいのだが、許容範囲だろうとたかをくくり、なんの連絡もせずに送ってしまうと、メルカリでもアマゾンでも低い評価をつけられる恐れがある。そうなると、挽回する労力のほうがよっぽど大変である。

 昼はラジオ。火曜日の「ビバリー昼ズ」をひさしぶりに聴いた。12時台のゲストはアンガールズ田中。午後になり、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観始める。ゲストは加山雄三。番組なかほどでチャイムが鳴り、追加のゲストでも出てくるのかと思えば、現れたのはギネスワールドレコードジャパンの代表者だった。「徹子の部屋」が、同一司会者によるトーク番組の最多放送としてギネス世界記録を更新したというので、認定証を授与しにやってきたのだ。この回が12100回目の放送。

◇ 鶴ヶ峰・横浜・星川

 午後から外出。鶴ヶ峰に出て、まず、ブックオフに寄る。いい本を見つけたのだが、棚から抜こうとしたときに、ぎゅうぎゅう詰めにしてあったせいで、背表紙のあたまを指で破いてしまった。こんなに詰める馬鹿があるか。220円の単行本からその本と、110円の文庫本を2冊買う。ワットマンも覗き、なにか面白いものはないかと探してみるが、たいしたものはない。鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、遅めの昼食。龍王を覗くと、行列がないので入ってしまう。カレー風味の肉野菜丼を食べた。700円。今度は星川に移動し、保土ヶ谷図書館に。古美術に関する本を3冊借りる。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと月見パイを食べた。計300円。



◇ 雑誌・テレビ

 新潮社の「波」に3ヶ月にわたり掲載されていた、高橋洋二「極私的「タモリ倶楽部」回顧録」をようやく読んだ。後篇が乗っていた8月号を最初に手にし、それからツイッターで検索してみたんだったか。前篇だけでなく、中篇も存在することを知り、図書館で読むしかないかと思っていたが、前篇が載っている6月号も入手していたことがあとからわかり、目次をろくに見ることもなく、そんなものが掲載されていることには気がついていなかった。いや、本屋で見つけたらとりあえずもらっておいて、開きもせずに置いたままにするということもよくあるのだ。そんなわけで、中篇が載る7月号だけ借りてこようと思い、一昨日の日曜にようやく借りてきた。前篇を読むと、高橋洋二が「タモリ倶楽部」の構成を担当していたのは、1990年から2011年。「テレビブロス」の連載コラムを始めたほうが先だったのか。1990年に番組の制作会社が変わり、そのタイミングで町山広美に誘われ、高橋洋二は番組に参加することになる。

 コーナンに寄り、上階のダイソーでも買いものしていく。コインランドリーによく行くようになったので、洗濯物を運ぶのに使う 500円のバッグをついに買う。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は、男子校、女子高の出身者が集まった。さんまの出身校は男子の人数よりも女子の人数が倍だったというのは初めて知る話かもしれない。それが芸風にも影響しているだろうか。男子校特有のノリとして、からだを張ったシモネタが面白いという話になり、その流れで、ジャニーズWESTの桐山照史が「僕にいたってはまだずっと男子校なんで。ジャニーズなんで。」と発言していた。今の時期にこれを放送するのは大丈夫なのか。

 深夜1時前からラジオをつけ、「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めたらそのまま眠ってしまった。深夜にコインランドリーに行くつもりだったのに、失敗した。

2023年8月4日金曜日

8月4日金曜日/長袖が見当たらない




◇ 赤坂見附

 午前中に眠り、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴き、午後から都内に。赤坂見附に出て、まず、昼食。ランチタイムよりも遅くなってしまうとなかなか店を決められず、赤坂まで歩くが、結局、赤坂見附まで戻り、富士そばにする。ミニ梅だれ豚丼セットを食べる。660円。マクドナルドに入り、少し読書をしていく。

 夜になってから、横浜に戻ってきた。長袖のシャツが必要になり、ビブレのGU、ユニクロに寄るが、オンラインストアで見た値段よりも高いので躊躇してしまう。ドン・キホーテも覗いてみるが、こちらの売り場には長袖はまるで見当たらない。この時期に長袖のシャツを買おうとしても難しいのか。あきらめて帰りかけたが、無印良品も覗いてみようと思い、地下街に降りてみたものの、しかし、ここでも買う決心がつかなかった。有隣堂に寄ってから帰る。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は陣内孝則がゲスト。内田裕也と樹木希林のエピソードを、内田裕也のものまね混じりで再現してみせる。徹子さんをこんなにウケさせるのはめったにないというくらいに笑わせていた。陣内孝則は樹木希林とは「菊次郎とさき」で共演していたんだな。先日の武田鉄矢が出演したときにも考えたのだが、陣内孝則もまた、漫才ブームにより、なりそこねた喜劇人と言えるかもしれない。亡くなったPANTAのエピソードも語られ、陣内は現在64歳、まわりに 60代で亡くなるかたが多く、渡辺徹と志垣太郎は子ども同士が同級生だったという。「目の前の自分ととにかくベストを尽くして、明日死んでもいいように、がんばんなきゃ、しっかり生きなきゃだめだなって、そういうふうに思うようになりました。でも、黒柳さん見てたら、まだまだ先、もっと先もあるかもな? とかって。」

 今日放送された「ミュージックステーション」の3時間半スペシャルも、ざっと早送りで観ていく。サザンオールスターズが5年ぶりの出演。オープニングでは、サザンひと組だけが後ろの階段から登場した。トークの場面では「自分史上一番かわいい写真」というテーマで、桑田佳祐からは、渋谷エッグマンのライブに登場したタモリと一緒に写った1981年の写真が出された。「サザンオールスターズ国民投票」という企画もあり、VTRにはせいやも登場した。番組前半にはまず「LOVE AFFAIR」を披露し、番組後半にはまたサザンの特集があった。「Mステ」の過去の出演場面のダイジェストが流れたが、初登場は「みんなのうた」だというから意外と遅かったんだなという気がする。最後には新曲2曲「歌えニッポンの空」と「盆ギリ恋歌」を披露した。

 タイムフリーで聴いた今日の「トーキョー・エフエムロヒー」は野田クリスタルがゲスト。野田のジムは完全に吉本が経営しているものなんだろうか。ヒコロヒーをイメージした野田の選曲があったのだが、野田が選んだのは倉橋ヨエコ。野田クリスタルが倉橋ヨエコが好きだったとは知らなかったな。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。「大竹紳士交遊録」はきたろうの担当。冒頭で、これからお通夜に行くと言っていた。ナカゴーの鎌田順也のことか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「FRIDAY」によると、尾崎世界観とあいみょんがどうやらつきあっているらしい。「ダ・ヴィンチ」には「芸人エッセイ」の特集があり、ざっと目を通してはみるが、どうも積極的には興味がもてない内容だ。一応、スクショは撮っておくが、読むかどうか。

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2023年7月29日土曜日

7月29日土曜日/ブックの日・横浜線

◇ テレビ

 朝に目覚め、まず、昨日に書きそびれた日記の下書きをする。ブログの更新は今日はできそうにないな。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら少し仕事をする。「常連さん」は立川談笑。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「太田上田」はファーストサマーウイカがゲスト。ウイカ「太田さんはすごいファッショニスタというか、お洋服がすごく似合うんですよ。」「でも、太田さんって普段、ピョン吉とデニムみたいな同じ…(笑)。でも、ほんとはお洋服がめちゃくちゃ似合うひとなんですよ。」 この番組のスタイリストも、上田に問われると太田のほうが似合うと答える。ウイカは太田にインスタを始めることを薦める。


◇ ブックの日

 午後から外出。毎月29日は「ブックの日」につき、ブックオフをまわらなければならない決まりになっている。今月も鶴ヶ峰から出発する。まず、すき家に入り、牛カルビ丼を食べる。650円。それから、ブックオフに。110円の文庫本をすいすいと3冊選び、店内を一周して戻ってくると、店員が補充をしている。その補充の山からもう4冊、計7冊買う。買わざるをえない本があるものだからしかたがない。鶴ヶ峰店だけはまず、20パーセント引きになり、そこからさらに、アプリの300円引きクーポンを利用。

 ブックオフを出て、今度はバスターミナルに向かった。バスで中山に移動しようと考えていたのだが、ところが、間が悪く、バスターミナルに着いたときには中山行きのバスが出てしまった直後だった。つぎのバスまで20分以上あり、せっかく、バスターミナルに直行したのに、いったん、駅のほうまでぶらぶらして、TSUTAYA で涼んでから戻ってきた。中山行きのバスには列ができていたが、なんとかいちばん後ろの席に座れた。ここから中山までは長く、車内ではラジオを聴いていく。途中のバス停で車椅子のひとが2名乗ってきたのだが、このときに、優先席が折りたためるようになっていることを初めて知った。優先席を折りたたむと、車椅子を停めるスペースができるのだ。運転士は手際よく優先席を折りたたみ、それから、車内前方にある箱からクルマ止めとベルトを取り出した。車椅子のタイヤにクルマ止めをはめ、2台の車椅子をバスの車体にベルトで固定していく。運転士がひとりで、運送屋と同じような作業をする。車椅子のお客さんはこうやって乗せるんだというのを初めて目にし、珍しく、とても勉強になった。しかし、空いてなければ乗せられないのではと思うが、その場合はどうするんだろうか。乗せてもらえないとすると悲しい。

 中山に到着し、2店目。この店舗も値段の設定が高くなっていて、単行本の安い値段の棚は330円以下になる。330円の単行本を1冊はすぐに見つけるが、あとの200円を見つけられずに店内を何周もした。110円の文庫本をなんとか2冊選び、レジにもっていくと、最初に選んだ330円の単行本は、気がついていなかったが、表紙のオモテ側にも300円の値札があり、これは300円で会計してもらえた。



 中山から横浜線に乗り、十日市場に移動する。3店目では、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を1冊買う。つぎは鴨居に移動し、ベローチェに入り、ここで休憩にする。スマホの充電をする必要もあった。疲れてしまい、音楽を聴きながら、ぐったりする。この暑さのなかを歩いていたから、からだが熱をもっている。

 昨日、横浜の有隣堂に寄ったときにもらってきた新潮社の「波」をここで読む。高橋洋二の「極私的「タモリ俱楽部」回顧録」を読みたかったからだが、この号は後編にあたり、前編を読みそこねてしまったと思っていたら、ツイッターで検索してみると、前編、中編とあったようだ。まったく、情報を知るのが遅かった。ツイッターを見ていれば前編が出た時点で知れたのに、しょうがない、これは図書館で確認するか。


 4店目は鴨居。110円の文庫本を5冊、110円の新書を1冊買う。横浜線に乗り、横浜駅に移動し、5店目はビブレのブックオフ。閉店まであと20分という時間で、ぱっぱと選び、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買った。ビブレの裏のとびらから外に出ると、ダイエー跡の建物はいつの間にかほぼ完成しているようだ。建物にイオンのロゴが見える。通りのほうにまわると、フェンスには完成図が貼られていて、イオンモールが今年の秋にオープン予定と書いてあった。




 跨線橋をわたり、6店目は平沼のブックオフ。ここも本を選ぶのに苦労し、110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊、なんとか見つけて買っていく。今日はこれで最後。それなりの収穫は得られたか。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンを買って食べてから帰る。帰りの電車内で、ようやく落ち着いて読書をした。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」で、水難事故を防ぐための「サンダルバイバイ」という呼びかけを初めて知った。「Nキャス」も途中まで観る。地球温暖化が終わり、地球沸騰化の時代だっていうんだから驚く。そのあとにはアバンギャルディの特集があり、つい先日には「FNS歌謡祭」にも出演していて、そこでアバンギャルディという集団なんだとようやく知ったのだが、その動画はインスタではよく目にしていた。おそらく、新しい学校のリーダーズの動画を観ていたから制服でダンスをするこの動画も出てきていたのだろうが、いや、制服が好きで新しい学校のリーダーズを観ているわけじゃないんだよと思い、片っぱしからミュートしていたんだけど、これはこれで話題になっているのだね。バブリーダンスの akane が仕掛け人だというのはなにかで知っていたけれども、なにで知ったのかは忘れてしまった。もう記憶がだめだ。

2023年6月29日木曜日

6月29日木曜日/午後・ブックの日

◇ テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」はオアシズがゲスト。以前、若林が話題に出した光浦のインスタの写真は、じつは金髪にしていたわけではなく、白髪が光っていただけだったことが光浦本人から明らかにされる。それにしても、オアシズとオードリーの会話のこの弾みよう。相性がすごくいいんだな。

 昨夜に放送された「おげんさんのサブスク堂」の2回目は、所ジョージがゲストの2週目。今週はついに植木等の話になり、所ジョージと共演している「オヨビでない奴!」(TBS)の映像が流れた。そして、映画「日本一のヤクザ男」で歌われている「しょんべんして寝ちゃえよ」という詞のすごさについて。所ジョージが黒澤明の「まあだだよ」に出演したときの話にもなり、今回はさながら昭和の芸能史だ。番組最後には、今週は松重豊の選曲で、シーナ&ロケットの「YOU MAY DREAM」の映像が流れた。これはNHKではなく、TVKの映像。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は29日、ブックの日はブックオフをまわらなければならないのだが、動き出すのがまた遅くなり、午後になってしまった。今月もまず、鶴ヶ峰から。先に昼食にするつもりでいたが、駅前の中華屋が今日は定休日だった。昼食は保留にし、先にブックオフに向かう。いよいよ暑くなり、駅から離れたブックオフは苦労になってきた。このタイミングで、所ジョージの本がたくさん見つかり、文庫と新書で4冊、トータルでは、110円の文庫本を4冊、新書を2冊、雑誌を1冊、かと思いきや、1冊だけ105円の値札が貼ってあることにレジで気がつき、店員に訊いてみたら、これは105円にしてくれた。鶴ヶ峰店だけはブックの日は2割引きになり、それからアプリのクーポンで300円引き、7冊買って、たったの312円。

 鶴ヶ峰駅に戻り、大和経由で町田のほうにまわろうかと考えていたが、急に気が変わり、東戸塚にまわりたくなった。ひとまず、横浜に出て、ここで昼食にする。ムービルの金太郎に入り、合盛ニラレバを食べた。800円。それから、ビブレのブックオフに。4冊まではすいすいと見つかるが、あと1冊が見つけられずに難航する。110円の文庫本を4冊、コミックを1冊選び、なんとか500円を超えた。横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。短い移動時間だが、眠気がひどく、電車内では本が読めなかった。暑さのせいか、じんわりと疲れている。東戸塚では、先にドトールに入り、ひと休み。Spotify で、音楽をぼんやりと30分ほど聴き、それから読書をした。

 ドトールを出て、オリンピックのブックオフに。先々月に買うのをあきらめた松尾スズキの演劇ぶっく社の戯曲は、まだ、まるまる売れ残っていた。これは今月も買わない。110円の文庫本を2冊、コミックを1冊、220円単行本を2冊買う。最後は東口のブックオフ。店内は冷房が弱く、とても蒸し暑かったが、店員たちはよくこんな状態で働けるもんだ。220円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。今月は4店しかまわらず、いまひとつ。仕事が片づいたところで、西口の東急ストアに寄り、パンを買って食べる。

◇ ラジオ

 東戸塚駅の西口からバスに乗り、二俣川まで。車内では、タイムフリーで、今週火曜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。豊崎由美が「笑って人類!」の書評を書いてくれたんだそうで、オープニングはまずその話を、「マボロシの鳥」からの豊崎との因縁をたっぷりとしゃべっていた。それから、「日曜サンデー」でもしゃべっていた「愛のこむらがえり」から、柄本明のセリフに使われていたチェーホフの「かもめ」について、これもたっぷりと語り、芸術はひとを狂わせるという話になっていった。この番組のオープニングでは、たびたび素晴らしい演説になるのだが、この番組はこのオープニングをなぜポッドキャストにしてくれないんだろうか。太田のこの記憶力、再現力にもいつも驚かされ、洗練された話芸でこそないが、迫力をもった、とても惹きつけられる語りだ。

 二俣川から歩いて帰り、歩きながら、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。パートナーはヒコロヒー。今期はドラマに2本出演していたヒコロヒーと、奇しくも、これも演技の話になった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ニュース7」と、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・吉岡里帆)を観て、深夜0時前に眠る。

2023年6月18日日曜日

6月18日日曜日/パワーランキング

◇ テレビ・ラジオ

 朝、起きあがると、からだがまだひどく疲れている。昨日の「やついフェス」では朝から晩までほぼ立っていたのだから、そりゃあもちろん、かなりの疲労になるだろう。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観ると、広末の不倫にけっこう時間を割いていた。そこまで重大なニュースかな。そのあとの、歌舞伎町の異変の特集は興味深く観た。歌舞伎町タワーができたことで、子どもや外国人が増えているんだそうで、つまり、歌舞伎町の流儀がわからない人間が増えているというわけだ。とはいえ、外国人観光客からすると東京は安全に感じられるようで、SNSでは、道端で寝ている人間の写真を集めた「渋谷メルトダウン」というアカウントがあるそうだ。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴いていた。オープニングには、今朝は「サンデージャポン」にも出演していた田原俊彦がこちらにも生登場。14時台のゲストは佐野元春だったが、これはあとで改めて聴こう。

 午後から外出。横浜駅改札内、星のうどんに入り、とり天丼と冷やしうどんのセットを食べた。660円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。混雑していて、空席をなんとか見つけ、カウンター席に座るが、テーブルと椅子の高さのバランスが悪く、すこぶる座り心地が悪かった。ここはよくきている店なのだけど、ソファーの席でないとだめだな。そのあと、ビブレのブックオフに寄ると、この前に寄ったときから一週間も経ってないが、文庫にまたごっそりといい本があり、110円の文庫本を14冊買っていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」は、永山絢斗の逮捕のニュースから始まった。広末の不倫の話題では、鳥羽シェフから番組にコメントが届く。今朝の「ワイドナショー」も観ると、坂上忍が8年ぶりの出演のほか、田村淳、河井ゆずる、最上もがという顔ぶれ。自衛官の発砲事件が扱われ、スタジオに登場した元陸上自衛隊の山下裕貴というひとの解説がとても詳しく、明晰でわかりやすかった。あれっと思ったけど、そういえば、「サンジャポ」はこのニュースを扱っていなかったか。やす子の食レポのコーナーもなかったが、たまたまなのか、配慮したのか。

 楽天マガジンで、「日経エンタテインメント」のタレントパワーランキングの特集を興味をもって読んだ。調査をしているアーキテクトという会社は、過去にはアンケートに答えたこともあるし、集計のバイトもしたことがあるから(まだFAXの時代だった。)調査の方法はよく知っているのだが、例えば、街頭で調査するように、回答者は無差別に選ばれているわけではない。自らアーキテクトに登録しているひとたちにメールが送られ、そのアンケートに回答したいひとだけが答えているわけで、(回答すると、微々たるポイントが付与されるはず。)つまり、このアンケートにかなり積極的に答えたいひとたちによる声、との注意は必要だろう。質問項目については、誌面で明らかにされている。各タレントについて、認知度、関心度の度合いを選んでいくというものだが、しかし、そもそも、アンケートのリストに名前がないタレントは調査の対象外ということになる。その調査結果を独自の算出方法によりランキング化しているのだが、ランキングよりも、あとのページに載っている分布図のほうが面白く、細かく見ていくとどうもランキングのからくりがある。爆笑問題なんかはランキング外になってしまうのだけど、分布図を見ると、けして悪い位置にはいないように思える。志らく師匠の名前が見つけられないのも不思議で、談春、昇太、たい平、伯山の名はあるのに、あれだけテレビに出ている志らく師匠がアンケートに名前が入っていないってことはあるだろうか。落語家のなかでも、カテゴリーがお笑いとタレントに分かれているのも変で、その間違ったカテゴライズをもとにしたアンケートであるというのもじつにいい加減だ。所ジョージなんかは芸人にカテゴライズされていた。

2023年6月16日金曜日

6月16日金曜日/「怪物」ティーチイン

◇ ラジオ

 朝に目覚め、ダビングのセットをしようとテレビをつけたら、永山絢斗が大麻所持容疑で逮捕とのニュースが流れる。少し眠りなおし、それから、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は、12時台ゲストに柄本明が登場。磯山さやかが主演している「愛のこむらがえり」に出演している。高田先生との顔合わせが珍しいと思ったが、同い年のふたり、初期の東京乾電池とその時代の空気の話を興味をもって聴いた。自由劇場では串田和美のやっていることは高尚に感じられ、それよりも、佐藤B作の東京ボードビルショーに憧れてというので始めたのが東京乾電池なんだな。後半には勘三郎や志村けんの思い出も語られた。

 カバンを昨日買ったことを忘れていて、家を出る直前に気がつき、中身の入れ替えをする。今まで使っていたカバンと同じくらいのサイズのつもりで買ったが、新しいカバンのほうがでかかった。ブックオフをまわるときに便利になるか。

◇ 病院

 午後から外出。いよいよ夏らしい気候になってきた。横浜に出て、まず、昼食。ひさしぶりに岡野の八起に入り、日替わりメニューのAセット、豚肉と舞茸の炒め定食を食べた。830円。八起のすぐ近く、交差点の角のラーメン屋がなくなってしまっていた。向かいのラーメン屋も同じ家系なのに、なぜかいつも行列ができているのが不思議なのだが、角の店のほうは空いていて、空いているこちらの店しか入ったことがなかった。

 市民病院まで歩き、3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。今回は珍しく予約時刻に間に合い、たいして待たされず、すぐに診察が終わる。酸素の数値は「95」。これがやや低めなのだということもいつの間にかわかるようになった。薬局のほうは混んでいて、けっこう待たされた。シムビコートの価格がまた安くなったようで、とても助かる。



 また歩いて、横浜駅のほうまで戻る。Tシャツをもう1枚買っておきたく、ビブレのユニクロ、GUに寄るが、決められず、結局、地下街の無印良品で買った。有隣堂も覗いていく。地下のドトールに入りたかったが、満席で入れず、再び地上に出て、めったに利用しない南幸のドトールに入り、ひと休み。ダイソーで買うものがあったことを思い出し、ドトールを出たあとにまた地下街に戻った。それから、東急ストアにも寄り、エクレアを買って食べた。

◇ 映画

 エクレアを食べてから、エレベーターに乗り、T・ジョイ横浜に。是枝裕和監督の「怪物」の上映後に監督のティーチインがあることを知り、通常料金で映画を観ることもまずないのだが、横浜の劇場で是枝監督の話が聴けるのならば、この機会を逃しては惜しい。19時ちょうどの回だったが、エクレアをのん気に食べていたら、10分前になってしまった。忙しなく入場する。ほぼ満席、予約時には両隣りも埋まっているはずだったが、上映が始まっても右側の席が空いている。さらにその奥も空いていたようで、映画が始まってから男女4人組がぞろぞろとやってきて、前を横切っていくのには舌打ちしてやりたくなった。おまけにこいつら、階段をあがるのにスマホで足元を照らしてやがるんだ。階段ぐらい、暗闇でも昇れるだろう。右隣りの席もあとからこられてはたまらないなと思っていたが、こちらは最後まで現れず、空席のままだった。

 是枝監督の作品に関しては、欠かさず観ているというわけではなかったが、おおむね、初期の作品からリアルタイムでその動向は追いかけてきている。しかし、坂元裕二作品についてはあまり知らず、いくつかのテレビドラマを、それも途中まで観たことがある程度だ。いや、テレビドラマを全話観るのは大変なんだよ。映画の序盤にあった、校長室のシーンのコメディぎりぎりの会話劇などは、坂元裕二らしい味わいではないだろうか。映画は直線的には進まず、視点が変わり、複雑になっていく。子どもの世界が描かれている映画だった。そうだった、おとなからの視点とはズレがあった小学生時代の感覚がよみがえってくる。単純にエンターテインメントには進まない映画だとも思った。是枝監督自身の脚本のほうが作品が素直ではないかという気がした。

 ティーチインは上映後に45分ほど行われた。最前列の席が空けてあったが、ここには関係者や取材陣がぞろぞろとやってきた。監督が現れ、監督自身が客席から質問をとるかたちで進行する。自分みたいにせっかくだからっていうんでふらっとやってきたような客は少なかったのか、ティーチインのあいだはつぎからつぎへと手があがり、しっかりと勉強してきているお客さんがとても多いようだった。カテゴライズされることの悩みを描いている作品がカンヌでクィアに関する賞を受賞したことへの懸念はあったかという質問があり、監督からはLGBTQに対する配慮の話があったが、しかし、観ている最中にはそんなことはあまり意識させられなかったとも思った。子どもの友情と考えては鈍いのだろうか。脚本に関する質問も是枝監督が答えることになるのだが、制作期間にコロナが挟まったが、脚本はまったく変更なしだったそうで、コロナ禍に見られたような誤解の連鎖はどこにでも起こり得ることだと、坂元裕二の脚本は予見していたのではというような話が是枝監督から語られた。最前列にいたプロデューサーが答える場面もあり、坂元裕二には連続ドラマの坂本調を2時間に凝縮したようなというお願いをしたという。終盤はじつは脚本をカットしている部分もあるという演出の話が面白かった。すると、映画の後半は是枝調というところか。そのほか、田中裕子の演技のすごさについて、最後は坂本龍一の音楽について語られた。ティーチインが終わり、監督のあいさつの時間が撮影タイムになった。このあとにはパンフ購入者にはサイン会があったが、お金がないのでパンフは買わなかった。





◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は熊谷真美がゲスト。静岡に移住した話は、この番組で以前に話してなかったかなと思ったが、離婚前に夫婦でもこの番組に出演し、そのときにはもう移住してたんだっけ。今回が14回目の出演だそうだが、徹子さん「それでそのあいだにあなた、離婚しただの、結婚しただの、なんとかだのっていうのが必ずあるってすごくない?」「いちばん最初のさ、ダンナさんってつかこうへいさんよね?」って、最後はつかこうへいとの離婚の原因にまで話題が及んだ。

 「ミュージックステーション」の2時間スペシャルも早送りしながらざっと観る。米米CLUBは視聴者生投票の企画があり、5曲のなかから投票上位3曲のメドレーを披露する。選ばれたのは「浪漫飛行」「FUNK FUJIYAMA」「TIME STOP」という3曲で、「アブラ・カダ・ブラ」と「愛はふしぎさ」が漏れた。いや、そもそものその5曲の選曲がやや不満だけども。米米CLUBは番組終盤にもう1曲、「いきなりサビソングTOP20」という企画も同時にあり、この2位に選ばれた「君がいるだけで」も披露したのだが、これ、ランキングの取材をしたあとに出演オファーしてるんだろうか。ざっと観て早く寝るつもりが、「いきなりサビソング」のランキングに興味が湧き、けっこうしっかりと観てしまった。BiSHの解散前最後の出演もあったのだが、アイナ・ジ・エンドと長屋晴子が共演した「ジャニス」というミュージカルをタモリが観に行ったとか言っていたのにはちょっと驚いた。タモリがミュージカル嫌いを公言していたことももはや記憶の彼方だ。

2023年6月3日土曜日

6月3日土曜日/横浜開港祭

◇ 横浜・みなとみらい

 深夜のうちにコインランドリーに行くつもりでいたが、うっかり眠ってしまい、目が覚めたら早朝5時前だ。雨降りでもあり、めんどうになるが、ほかの客がやってこない時間を狙うには今がいちばんなのだ。土日を挟みたくもなかったから、百均のレインコートを着て、コインランドリーまで行ってくる。外に出てみると、もう明るくなりつつある。洗濯の待ち時間に、タイムフリーで、先週日曜の細野晴臣の「Daisy Holiday!」を聴いた。前週に引き続き、清水ミチコとナイツ塙がゲスト。この番組にはあまりにもそぐわない、内海桂子のツイートを詞にした曲がオンエアされたが、そのそぐわなさはミチコさんがきちんと突っ込んでいた。すぐに帰ってきて、「木梨の会」を聴きながら眠りなおす。

 午前中から外出。雨は止んだ。パーカーを着ていく。横浜に出て、まず、昼食。ムービルの日乃屋カレーに入り、カツカレーの七分盛りを食べた。790円。盛りつけかたがいつもと違い、あれっと思ったが、食べてみると、味もいつもと違うように感じる。以前はこんなにコーンが入ってたっけ。変だな。横浜駅のほうに戻ってくると、神輿がやってくるところに遭遇する。






 地下に降り、有隣堂を覗いていく。それから、ダイソーにも寄っていく。鶴屋町のほうに用があり、そのあとは東口に移動。ポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに。昨日は中止になった横浜開港祭だが、今日は問題なく開催だろう。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとフレンチクルーラーを買って食べておく。パシフィコ横浜ノースのドトールに入り、ひと休み。この店舗は初利用。コンセントもあり、スマホの充電もできるのが助かる。読書をするが、眠くなり、あまり進まなかった。


 ドトールを出て、臨港パークに進む。横浜開港祭では、毎年、無料のライブが開催されていて、去年は横浜銀蝿、過去にはクレイジーケンバンドや加山雄三もここで観ているのだが、今年は Ms.OOJA が出演する。今まではだいたい横浜にゆかりのアーティストが出演しているはずだが、今年は不思議な人選だ。中止になった昨日は串田アキラらが出演するアニソンのライブだった。ライブは 17時半開演。20分前ぐらいに臨港パークに入っていくと、早くも歌声が聴こえてきて、どうやらリハーサルをやっていたようだ。ライブが始まるまで、公園内をぶらぶらする。すっかり晴れてはいるが、今朝までは天候が悪く、芝生がまだ濡れている。例年に比べるとかなりひとが少ない感じがしたが、天候のせいか、それとも、Ms.OOJA の知名度のせいか、まあ、その両方かもしれないが、混雑しているよりは快適ではあった。ステージの近くに進み、開演を待つ。始まると、まず、カバー曲を4曲、「フライディ・チャイナタウン」「プラスティック・ラブ」「みずいろの雨」「異邦人」と、続けて歌った。しかし、カバー曲といっても、ただのカラオケみたいなものだ。ステージ前を離れ、途中からは丘の上のほうにあがり、いちばん後ろのフェンスにもたれて聴いていた。オリジナル曲も2曲あり、ライブは30分ほどで終わる。そのあとには、実行委員長のあいさつがあり、つぎは加藤礼愛のステージが始まった。といっても、このひとのことは知らないんだけど、14歳の中学生だと紹介されていた。丘の上には誰もいなかったのだが、あとからぞろぞろと、ガキ連中がタバコを吸いにくる。




 加藤礼愛のステージのあいだにトイレに行き、また公園内をぶらぶら。18時半からはもうひとつのお目当て、ウエストランドのステージが始まる。入れ替わりに、加藤礼愛とウエストランドのトークが少しあり、ウエストランドだけが残り、すぐに漫才をやるのかと思ったら、ネコニスズが紹介され、先に漫才をやった。ネコニスズは予告なしの登場。営業ネタというか、ちゃんとした漫才ではなかったが。そして、ウエストランドが再登場。あるなしクイズの漫才だが、まあ、予想はできたが、この野外ステージでの漫才はなかなかきびしいものがある。またウエストランドの漫才の内容が、こういう開放的な場にはそぐわないんだ。そういえば、何年か前の開港祭ではSMAのお笑いライブがあり、まだ無名の錦鯉をここで観ているんだった。あのときは来場者が多く、通路の整理のためにスタッフがずっと大声をはりあげていて、漫才を楽しむにはたいへんひどい状況だった。それに比べると、今日は観やすくはあった。最後には2組とも登場し、ネコニスズのヤマゲンがフリースタイルラップを披露した。






 開港祭のステージは 19時には終わり、臨港パークからクイーンズのほうに出て、ベンチに座り、ひと休みする。みなとみらいを歩き、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。録画残量の確保が追いつかなくて忙しい。「Nキャス」では、上岡龍太郎の訃報を扱い、東国原英夫がリモート取材に応えてコメントしていた。共演した番組の映像が流れ、「東国原氏は上岡さんを師と仰いできた」というナレーションに、おいおいと突っ込みたくなった。あなた、誰の弟子なんですか。スタジオでは三谷幸喜が、横山ノックの弔辞について熱っぽく語る。その直後に、この番組ではその映像をたっぷりと放送した。(正確には、弔辞ではなく、お別れ会でのスピーチか。)もちろん、当時、ニュースやワイドショーで観ている映像だが、フルバージョンは今まで観たことはなかったかもしれない。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」を聴くと、この日の担当は角川文庫編集部の関口靖彦。パートナーは帰国中の光浦靖子。関口靖彦が、島田さんの「電車のなかで本を読む」を紹介していた。ひとり出版社という紹介に、大竹まことが「ひとり出版社。いいねえ、なんか、ひとり出版社。」と反応する。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...